至仏山

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至仏山
早春の至仏山
標高 2,228.1m
位置 北緯36度54分12.5秒
東経139度10分23.7秒
所在地 群馬県みなかみ町利根郡片品村
山系 越後山脈
種類 山塊
  
尾瀬ヶ原と至仏山
至仏山頂と燧ヶ岳(右奥)

至仏山(しぶつさん)は、群馬県の北東部、みなかみ町片品村との境界に位置する標高2,228.1mの。二等三角点「至仏山」が設置されている。日本百名山の1つに数えられており、尾瀬国立公園(旧日光国立公園尾瀬地区)に属する。

目次

[編集] 概要

至仏山は、オゼソウホソバヒナウスユキソウタカネバラ等の高山植物が有名で、尾瀬一帯を眼下に見下ろすことができる。山体が蛇紋岩で出来ているため、特殊な蛇紋岩植物と呼ばれる植物群が生育することで植物ファンに名高い。同様に蛇紋岩植物が多い花の山として、北海道アポイ岳岩手県早池峰山などがある。

平ヶ岳と同様、利根川只見川の源流付近に位置する分水嶺であり、元々アプローチの困難な山であったが、坤六峠や鳩待峠への車道開通により、容易に登れる山の一つになった。但し、山自身日本海側と太平洋側との風の通り道となっているため、しばしば天候が悪化し、安易な登山に因る遭難が後を絶たない。また、尾瀬ヶ原から直接登る道は、急坂の上に滑りやすく、道も荒れていることから、事故が多数発生している。

位置的には、分水嶺ではあるが、尾瀬の西側の殆どは、群馬県にスッポリと入る様に県境が北側を走っているため、至仏山自身もスッポリと群馬県に収まっている。

[編集] 入山規制

蛇紋岩は崩壊しやすく、風化が早いため、大量の観光客が訪れる登山道沿いの浸食が激しくなり、一時期入山が禁止されていた。入山が解禁された現在でも、5月から6月にかけては植生の保護を目的とした入山規制が行われており、登山が可能になるのは7月1日前後の山開き以降となる。尾瀬ヶ原から直接登る登山道(東面登山道)は、現在でも浸食が激しい。下りの方が植生荒廃・土壌流出の影響が大きく、また滑りやすい蛇紋岩のために下りは危険ということで、2008年より東面登山道の森林限界~山頂間は登り専用となった(山ノ鼻~森林限界までは往復可能)。

[編集] 交通

  • 鉄道・バス
JR上越新幹線上毛高原駅または上越線沼田駅より、関越交通バスにて。
関越自動車道沼田ICより、国道120号国道401号県道尾瀬ヶ原土出線を経由、鳩侍峠より登山(約2時間30分)。

登山シーズン期間の日曜およびピーク時にはマイカー規制が行われるため、戸倉よりバスタクシーに乗りかえる必要がある。

[編集] 山頂からの眺望

山頂からは、北東に燧ヶ岳会津駒ヶ岳、北に平ヶ岳越後駒ヶ岳中ノ岳八海山、南西に谷川岳浅間山、南に武尊山赤城山、南東に日光白根山男体山が、条件が良ければ武尊山越しに富士山が見渡せる。

[編集] 近隣の山

[編集] 外部リンク