ニセコアンヌプリ

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ニセコアンヌプリ
Mt-nisekoannupuri-summer.jpg
Mt NISEKO 1.JPG
五色温泉方面から望む、夏のニセコアンヌプリ
道道58号線から望む、秋のニセコアンヌプリ
標高 1,308.2 m
所在地 北海道ニセコ町倶知安町
位置 北緯42度52分30秒
東経140度39分32秒
山系 ニセコ連峰
種類 成層火山
初登頂 正木照信1898年
ニセコアンヌプリの位置
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ニセコアンヌプリとは、北海道後志総合振興局かつニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある標高1,308.2mの山。ニセコ連峰の主峰である。西側にはイワオヌプリニトヌプリチセヌプリなどの山々、北側にはワイスホルンがある。尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあり、世界的なスキー場のある山としても有名である。日本三百名山である。山頂には一等三角点(点名「似古安岳」)が設置されている。

山名の由来[編集]

ニセコアンヌプリはアイヌ語でnisey-ko-an-nupuri(絶壁・に向かって・ある・山)を意味し、明治時代の北海道庁の発行した地図に既にその名があるが、この山の南西斜面を下るニセコアンベツ川の水源によることから和人がアイヌ語風に作り上げた「幽霊アイヌ語地名」と言われており、「絶壁に向かってある山」状ではない。本来のニセコアンヌプリを指すアイヌ語地名は、チセネシリcise-ne-sir(家<等脚台形>・のようである・山)と松浦武四郎の残した資料などから推定され、双耳峰であるニセコアンヌプリの山容はまさにその形状となっている。

周辺[編集]

周辺にはニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフニセコ東山スキー場ニセコアンヌプリ国際スキー場ニセコモイワスキー場がある。また周辺はニセコ温泉郷を形成しており、五色温泉昆布温泉などの温泉も数多く存在する。

ニセコ観測所跡[編集]

山頂にあるコンクリート上に「ニセコ観測所跡」なる石碑が建ってる。 これは第二次世界大戦中の1943年1945年の冬季に北海道大学の中谷宇吉郎教授[1]らの研究チームにより、軍事研究である零戦を使った着氷実験が行われた場所である。実験中には山頂でのプロペラ音やエンジン音が山麓まで届き、実験所の明かりも遠望できたという。[2]

参考画像[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「雪は天から送られた手紙」
  2. ^ 『ニセコエクスプレス Vol.22』ニセコ山系観光連絡協議会、2008年

関連項目[編集]


外部リンク[編集]