十二湖

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青池(2007年8月20日)

十二湖(じゅうにこ)は、青森県西津軽郡深浦町にある複数のの総称である。白神山地の一角で、津軽国定公園内にある。

目次

[編集] 概要

十二湖を構成するこれらの湖は、1704年の能代大地震による崩山(くずれやま)の崩壊で塞き止められた川から形成されたのではないかと推定されている。十二湖という名称は広大なブナの森に点在する33の湖沼が、「大崩から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来するとも言われているが、詳しくは分かっていない。ただし、偶然にも面積が10,000平方メートルを超える湖沼数は12となっている。近隣にはブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいはダムのようであり、しかも自然の浄化装置を持つとでも表現できるほどの水質の良い水が各所で湧き出している。湖の総数は約30あり(以下の表を参照)、それぞれ透明度は高い。

なお、十二湖より北に十三湖があるが、こちらの名前の由来は、アイヌ語がもととなった「十三湊」であり、これらの名称に直接の関連はない。

湖沼の名 ふりがな 面積(m2) 深度(m) 平均深度(m)
1 青池 あおいけ 975 9.0 5.0
2 鶏頭場の池 けとばのいけ 41,150 21.9 10.0
3 がま池 がまいけ 200 - -
4 沸壷の池 わきつぼのいけ 575 3.1 1.9
5 落口の池 おちくちのいけ 27,200 20.3 9.8
6 中の池 なかのいけ 13,050 14.4 7.7
7 越口の池 こしぐちのいけ 47,450 23.3 14.2
8 王池 おういけ 53,500 24.0 10.8
- (東湖盆) ひがしこぼん (39,200) 24.0 12.1
- (西湖盆) にしこぼん (14,300) 13.0 7.5
9 二ツ目の池 ふたつめのいけ 5,950 8.0 5.2
10 八景の池 はっけいのいけ 11,500 12.8 4.0
11 仲道の池 なかみちのいけ 1,950 1.8 1.2
12 八光の池 はっこうのいけ 575 - -
13 日暮の池 ひぐらしのいけ 11,050 15.9 6.9
14 小夜の池 さよのいけ 752 - -
15 影坂の池 かげさかのいけ 2,500 3.8 2.1
16 長池 ながいけ 9,800 7.6 2.5
17 四五郎の池 しごろうのいけ 3,500 - -
18 子宝の池 こだからのいけ 300 - -
19 埋釜の池 いかりがまのいけ 1,400 5 2.4
20 道芝の池 みちしばのいけ 1,300 - -
21 石穀の池 いしこくのいけ 300 - -
22 萱原の池 かやはらのいけ 1,000 - -
23 金山の池 かなやまのいけ 33,100 15.5 6.9
24 糸畑の池 いとばたけのいけ 29,850 17.0 7.8
25 三蔵の池 さんぞうのいけ 325 4.7 3.5
26 牛蒡の池 ごぼうのいけ 8,550 10.5 4.3
27 千鳥の池 ちどりのいけ 2,000 7.6 3.1
28 面子坂の池 めんこざかのいけ 30,500 15.5 7.7
29 濁池 にごりいけ 20,900 5.6 3.6
30 大池 だいいけ 91,350 27.3 12.9
- (東湖盆) ひがしこぼん (27,200) 9.1 5.3
- (西湖盆) にしこぼん (64,150) 27.3 14.9
31 破池 やぶれいけ 6,000 6.7 3.7
- - 313,702 - -
日本キャニオン

[編集] 日本キャニオン

地震によるがけ崩れと褶曲による歪みで、白い石灰岩の露出した絶壁状の山肌が、グランドキャニオンを連想させることから、日本キャニオンという名称が付いたものである。(ただし、グランドキャニオンは航空機からの眺望に対して、こちらはバスの車窓からといったスケールの違いがある。)十二湖の鶏頭場の池と青池の間の道を白神岳(標高1,232m)へ至る道があり、途中崩山頂上を経由する。

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