頭文字Dの登場人物
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頭文字Dの登場人物では、しげの秀一の漫画作品「頭文字D」に登場する人物について説明する。
一部のキャラクターは、ゲーム及びドラマCDのみに登場。
なお、人物名のみはアニメなどに未登場。
シリーズは、原則としてアニメ・ゲーム初登場時。
注意:以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 基本メンバー
[編集] 藤原とうふ店
伊香保温泉の近くにある豆腐屋。秋名湖畔のホテルで朝食に出される豆腐を納品する為、毎朝4時頃に配達に出ている。
詳細は藤原拓海参照
- 藤原 文太(ふじわら ぶんた)
- 声:石塚運昇
- 搭乗車種・・・GC8 インプレッサ WRX type R STi version V
- ボディカラー・・・ソニックブルー・マイカ
- 主な外装パーツ・・・STI製WRカータイプフロントバンパー(限定車22B STi Versionの物とは別)
- ナンバー・・・群馬 52 が 13-600
- 43歳。身長172cm。62kg。藤原拓海の父で「藤原豆腐店」の店主。かつては「伝説の走り屋」と言われていた人物であり、元ラリー屋。拓海がまだ13歳の頃から、ハチロクでの豆腐配達をさせている(違法行為であるはずだが「今はもう免許を取らせたから時効」と言い張っており、友人の祐一を呆れさせた)。
- 愛車はAE86スプリンタートレノだったが、息子の拓海に譲った後は、政志のルートから中古で買ったインプレッサに乗り換えた。現在の拓海による豆腐の配達は、トレノとインプレッサを一日おきに使っている。また、拓海が高校を卒業して社会人になってからは、再び文太も一日おきに豆腐の配達を始めるようになった。
- 拓海の実父だけあって負けず嫌いな性格で、無口で無愛想だが内に秘めた情熱は今でも拓海に負けておらず、『秋名山の下りならシューマッハよりも速い』、『ポルシェが相手でも勝てる』と豪語している。拓海の神業的運転ですら「へたくそ」と言い切り(拓海が小柏カイといろは坂でバトルする前には、祐一に「ヘタとは思っていない」と言っていたため、自分と比べると、という意味であると思われる)、インプレッサの試乗では拓海をしっかりと打ち破っている。
- グループAで使用されていたTRDチューン4A-GEエンジン[1]を豆腐屋ながらも引っ張ってくるだけの人脈や、本人曰く「シャンパンを過去飲んだ事がある」等、プロレーシング(ラリー)の世界と何らかの関係が有った事をちらつかせるような一面も持つ。
- ガソリンスタンドの店長である立花祐一とは古くからの親友で、トレノの助手席に乗せた時は、隣でわめいている様子を楽しんでおり、「手放しドリフト[2]」をやって祐一を恐怖させた事もある。
- また、アニメ(ドラマCD含む)版では土屋圭市とも交友があり、後述の小柏健とも走り屋として競った相手でもあった。
- 拓海の母親については作中ではまったく明言されていないが、作者はインタビューで「死んだか、拓海と文太を捨てて出ていったかのどちらかだろう」と語っている。
[編集] 秋名スピードスターズ (AKINA SPEED STARS)
池谷浩一郎が立ち上げた秋名山の走り屋チーム。本格的なドラテク追求の場ではなく、自動車好きが集まった同好会的なチーム。「秋名最速」を自称しているが、実力は高いとは言えず、肝心のバトルに関しては結局、(正式メンバーかどうか疑わしい)「拓海」頼りという状態である。レッドサンズとの交流戦では、高橋涼介から「カスばかりだ」と評された。原作とアニメでチームステッカーのデザインが違い、アニメ版のチームステッカーは、デザイナー志望の桂木美香(かつらぎ みか):沢海陽子がデザインした物(その詳細はドラマCDで描かれている)。
- 池谷 浩一郎(いけたに こういちろう)
- 声:矢尾一樹
- 搭乗車種・・・ S13 シルビア K's(ケイズ)(CA18DET型エンジン搭載の初期型)
- ボディカラー・・・ライムグリーンツートン
- ナンバー・・・群馬58 へ 51-745
- 21歳で、「秋名スピードスターズ」のリーダー(なお、第2部ではスピードスターズとしての活動は少なくなっている)。祐一が店長を勤めるガソリンスタンドに勤務しており、健二とは友人同士。藤原拓海と武内樹のアルバイト先の先輩。後輩の面倒見も良い好人物であるが、自分に自信が持てない性格で、女性に対してもかなりの奥手。佐藤真子とはそれなりに良好な関係ではあったものの、寸前の所で関係は消滅した。レッドサンズとの交流戦に向けて秋名の下りを走っていた所、考え事をしていた最中に現れた対向車に気を取られ、ガードレールに衝突する事故を起こした事がある。一応スピードスターズでは第2の実力。
- 武内 樹(たけうち いつき)
- 声:岩田光央
- 血液型 O型(作中唯一血液型の設定がなされている人物)
- 搭乗車種・・・AE85 カローラレビン SR
- ボディカラー・・・ホワイト
- ナンバー・・・群馬56 へ 11-009
- 18歳。高校3年生で、藤原拓海の親友。拓海が樹だけに本音を語るシーンも多く、仲の良さが伺われる。また、「秋名スピードスターズ」のメンバーでもある。「イツキ」と書かれる事が多い。立花祐一が店長を勤めるガソリンスタンドでアルバイトをしていたが、高校卒業後はそのガソリンスタンドの正社員となった。AE86と間違ってAE85を購入して池谷や健二に笑われたが、拓海に慰められ、その拓海がAE85を運転するのを見て、ハチゴーでもテクニック次第で速く走れるという事を実感した為、長く乗り続ける事を決意する。原作とアニメ版とでは初恋の相手が違う(アニメ版は、全シリーズで数少ないオリジナルストーリーである1st13話。相手もアニメオリジナルキャラの沙織)。一時期恋人であった秋山和美とラブホテルに行こうと誘ったが、和美の元彼の登場により失敗。このとき池谷がこっそりその様子を見ており、和美のOKが出たときにはあまりのショックに失神していた。原作の22巻(アニメ版でいうところのFourth Stage第6話)で愛車にターボチャージャーを装着し、馬力は80psから約2倍の150psへとパワーアップする(しかしドッカンターボである)。連載開始当初は、クルマのテクニックはまるで初心者だった樹も、最近ではヒール・アンド・トウをマスターし、拓海を驚かせている。走り屋の好む車は全て好きだが、父親の乗っているオートマチックトランスミッションのFF車(ディーゼルエンジン車)を「ダサい」「クルマじゃねーよあんなの」と言ってかなり嫌っている。その事もあってか、FF車自体を「サイテー」と発言する場面もある。(しかしEG6の場合は「走り屋に人気の車」とほめた事もある)
- 健二(けんじ)
- 声:高木渉
- 搭乗車種・・・RPS13 180SX TYPE X(SR20DET型エンジン搭載の中期型)
- ボディカラー・・・ウォームホワイト
- ナンバー・・・群馬55 し 11-305
- 21歳。「秋名スピードスターズ」のナンバー2で、池谷とは幼馴染であり、友人である。作品開始から10年程経つが、未だに彼の苗字は明かされていない。普段何をしているのか良く分からないが、暇な時はよくガソリンスタンドへやって来て池谷達と話したり、プロジェクトD等の様々な情報を持って来たりする。一度だけだが溝落としを成功させた事がある(池谷と健二が主人公のドラマCD「ロンリードライバー伝説」で、その詳細が描かれている)。Special Stageではナンバーが変わっている。
[編集] 文太の元走り屋仲間
- 立花 祐一(たちばな ゆういち)
- 声:西村知道
- 愛車・・・SV40 カムリ
- 43歳。池谷達の働いているガソリンスタンドの店長。池谷や拓海達を温かく見守っている。運転の技術はそれほど高くないものの、かつては藤原拓海の父・文太と走り屋をやっており、両者の性格・関係は拓海とイツキのそれに似ている。
- 鈴木 政志(すずき まさし)
- 声:石井康嗣
- 自動車修理工場経営、文太の専属メカニックらしい。ハチロクのエンジンの載せ換えにも関わり、文太が買ったインプレッサも、政志の知り合いの中古車販売業者から入手したもの。
- 土屋(つちや)
- 声:土屋圭市、うえだゆうじ(若き日。ドラマCDのみ)
- アニメおよび文太が主人公のドラマCDだけのオリジナルキャラで、モデルはこの作品の監修を務める、ドリキンとして有名な土屋圭市。昔は文太の走り屋仲間で、今はプロのレーシングドライバーだが、昔は文太のドリフトに驚いた事もある。
[編集] 拓海の周囲の人々
- 茂木 なつき(もぎ なつき)
- 声:川澄綾子
- 18歳。藤原拓海の高校時代の彼女で、高校卒業と共に上京した。高校時代当初は、拓海と同じサッカー部に所属してマネージャーをしており先輩・御木と付き合っていたが、拓海が御木を殴るという事件の後部を辞め、拓海とは1年程口を聞いていなかった。親友である白石の父親と援助交際を行っており(原作とアニメとでは描写の程度は違うが)、数万円のお小遣いを貰っていた(原作では月3回会って30万円貰っていた)。拓海とは、この行為によるお互いの不信感や嫌疑から別れてしまったが、援助交際を止めた後、拓海がバイトをしているガソリンスタンド(アニメではハンバーガーショップ)で高校を卒業するまでアルバイトをし、その後気持ちをお互いに再確認し仲直り出来た。高校卒業後、東京の専門学校へ進学した。第二部で、拓海宛に手紙を送るなど近況は健やかなものだと見える。助手席で自分が乗っている車の微妙な変化を俊敏に感じ取る場面が多く、拓海も感心する程である。
- 上原 美佳(うえはら みか)
- 埼玉に住む女子高生。クルマ好きの友人、トモコがプロジェクトDの藤原拓海を騙る人物にナンパされ、その後トモコが気持ちを弄ばれた事を怒り、拓海を平手打ちしてしまう。ナンパしたのがプロジェクトDの拓海を騙る偽者であった事が判明した後は、拓海に謝罪。以来、拓海とは何度か会うようになり、メール等で良く連絡を取っている。また、夏休みの思い出作りとして拓海と海水浴に出かけ、水着姿を披露している。幼い頃から父親にゴルフの英才教育を受け、雑誌やテレビで「天才少女」と言われる程の腕を持っており、現在は高校のゴルフ部に所属。その境遇等の設定から見て、現実の女子プロゴルフで活躍している宮里藍や横峰さくらがモデルと思われる。
- なつきのパパ
- 声:古澤徹(First Stageのみ)→宇垣秀成(Second Stage以降)
- 愛車・・・W201 メルセデス・ベンツ 190E
- 茂木なつきと付き合っている援助交際相手。実はなつきの友人である、白石の父親。
- 白石(しらいし)
- 茂木なつきの友人。アニメ未登場。名前は不明である。眼鏡にお下げ髪という、どちらかと言うとガリ勉タイプの地味な印象をもった女の子。藤原拓海に密かに想いを寄せており、なつきは拓海にはふさわしくないといった嫉妬のような感情から、なつきの援助交際の情報を拓海に流した。拓海となつきが仲直りした後は2人の仲を認め、バレンタインデーに拓海にチョコレートを渡す事で拓海への想いを断ち切り、身を引いた。
- 塚本(つかもと)
- 声:陶山章央
- 搭乗車種・・・RPS13 180SX
- ボディカラー・・・スーパーレッド(Special Stageより)
- 藤原拓海のサッカー部時代の先輩で、赤城山へ良く走りに行っている会社員。アニメには登場していないが、プレイステーション2用ソフト「頭文字D Special Stage」に登場。走り屋を気取ってはいるものの取り立てて運転が上手いという訳では無く(拓海曰く「池谷先輩よかだいぶヘタ」)、ガードレールに激突させた事もある。高橋啓介と秋山渉との対決中に事故を起こしていたせいで、二人のバトルは終わってしまった。拓海となつきを乗せて赤城山をドライブした時には、なつきは重度の車酔い、拓海はあまりの運転の下手さに驚く事態(拓海曰く「オレにとっちゃー拷問だよ」)となった。しかし、その後も「俺のテクじゃあ女の子には激しすぎたかぁ。」などと、常人には理解出来ない程自信過剰である。結局、なつきの強い要望もありその帰り道は拓海が運転を代わることになるが、なつきが絡まれた走り屋カップルの車とバトルになり、拓海のテクニックを目の当たりにして失神してしまっている。そのため、拓海が憧れの「秋名のハチロク」である事には気付いておらず、後に拓海のバトルを観戦した際には「初めて本物をこの目で見た。」とはしゃぎまくっていた。
- 沙織(さおり)
- 声:福島おりね
- アニメオリジナルキャラクター。なつきの中学時代の友人。茂木なつきの紹介で、武内樹と付き合うが、デート中に庄司慎吾の襲撃を受けてしまう(幸いにも、沙織はかすり傷で済んだ)。
- 御木(みき)
- 声:高木渉(First Stage)→山崎たくみ(Third Stage)
- 搭乗車種・・・ST205 セリカ GT-FOUR
- ボディカラー・・・ブラック(原作)・シルバーメタリック(アニメ)
- ナンバー・・・群馬73 よ 27-431
- 藤原拓海のサッカー部時代の先輩。過去に拓海に殴られ、少なからぬ恨みを持っている。また茂木なつきの元彼氏で相当な女たらし。父親から借りたFRの車に乗っている最中、雪道でスリップ事故に巻き込まれて以来、雪道での4WDの優位性を信じて疑わなかった。雪の秋名山で茂木なつきを連れて山麓に向かう時に、なつきを救出すべく駆けつけた拓海のハチロクに追いつかれた挙句、最後はコーナーを曲がれずガードレールに激突してしまう。
- その実力はこの作品に登場したドライバーで最低クラスとされ、アニマックスで放映された『BATTLE STAGE』特別編における土屋圭市・織戸学・今村陽一による三者解説対談コーナーでも土屋には『雪でハチロクがGT-FOURに勝っちゃう?ありえない!![3]』、織戸には『アレはバトルと言うより、イジメです』と言われる始末であった。
- なお搭乗するセリカは、Third Stageではシルバーだが、原作ではブラックという事になっている。
[編集] 赤城レッドサンズ (RedSuns)/プロジェクトD (PROJECT.D)
元々、どこのチームにも属さずに単独で走っていた高橋涼介が、「関東最速プロジェクト」の為に、赤城の優秀なメンバーを集めて創ったチームである。その活躍の場はサーキットにも及び、プロのチームからも注目されている。原則的に地元・赤城山でのバトルは完全拒否し、敵地に乗り込んでのバトルを主体とする。その理由は、「どんな相手でも本気を出さずに勝てる」からだと言う。一軍と二軍に分かれており、一軍ではサイドブレーキを使ってのドリフトを禁止しているとされる。
「プロジェクトD」は、この「赤城レッドサンズ」を設立母体として、県外遠征・関東完全制圧を目的に一年間のみ限定で活動する、群馬県内選抜チームである。活動資金源は不明だが、基本的に高橋兄弟の親が出資していると思われる(ただし史浩の「松本は、仕事は趣味でDが本業と言っていた」というセリフから、メンバー自体は有志の集まりだと思われる)。
- 高橋 涼介(たかはし りょうすけ)
- 声:子安武人
- 搭乗車種・・・FC3S RX-7 ∞(アンフィニ)III
- ボディカラー・・・クリスタルホワイト
- 主な外装パーツ・・・藤田エンジニアリング製フロントバンパー(ミラーはメーカー不明)
- ナンバー・・・群馬 58 よ 13-137
- 23歳。昔は「赤城の白い彗星」と呼ばれていた、「赤城レッドサンズ」のナンバー1。「プロジェクトD」のリーダーで、高崎市にある高橋病院の長男。群馬大学医学部に通う医学生。レッドサンズ結成後は、弟の啓介と共に、「ロータリーの高橋兄弟」の名で定着している。将来は両親の後を継いで医師になる事を決めており、誘いがあるにも関らずプロレーサーにはならず、関東全域に、地元の走り屋が何年掛かっても更新できないコースレコードを作り、最速の名を残す「伝説の走り屋」になってから引退する事を決めていた。プロジェクトDの活動期限を1年間としたのも、その為である。世界でも希少な存在のロータリーエンジン車の孤高さを自らに投影している。「人間シャーシダイナモ」と呼ばれるほど、車のスペックをエンジンやマフラーから出る音等で正確に言い当てる事が出来、相手ドライバーの癖や欠点まで見破れる。公道最速理論を完成させるべく、藤原拓海に興味を持つ。涼介は秋名山での拓海とのバトルの際、自車をいままでのヒルクライム・ダウンヒル両立のセッティングから、トータルバランスに特化したダウンヒル向けのセッティングに変更。パワーを340psから260ps(バトル時には280ps)に落としたが、戦闘力自体は向上させた事から、涼介は秋名のハチロクを強敵と認識していたようである。プロジェクトDでは自ら走る事はほとんどせず、拓海と啓介の走りの育成・向上・助言に専念している。しかし拓海はプロジェクトDに入ってからも、涼介の実力にはまだまだ遠く及ばないと発言している。
一巻では言葉使いが周囲の人たちと同じように、少々荒っぽかったが(スピードスターズのメンバーをカス呼ばわりするなど)、二巻からは丁寧になって、現在に至る。
- 高橋 啓介(たかはし けいすけ)
- 声:関智一
- 搭乗車種・・・FD3S RX-7 Type R
- ボディカラー・・・コンペティションイエローマイカ
- 主な外装パーツ・・・マツダスピード製ツーリングキット「A-spec」 → RE雨宮製パーツ+SPEED STAR WHEEL製ホイール
- ナンバー・・・群馬 37 お 63-887
- 21歳。「赤城レッドサンズ」のナンバー2。「プロジェクトD」のメンバーで、涼介の弟。兄・涼介より頭の出来は良くないものの(あくまで頭脳明晰な兄と比較した時の話であって、平均より知能が劣るという訳ではなく、涼介が不在のシーンでは後輩相手に解説役を務める事もある)、理論よりも感性で勝負する天性のドライビングセンスは兄をしのぐとされる。藤原拓海の初の対戦相手であり、「プロジェクトD」ではヒルクライム担当。以前、秋名山で拓海に負けた時の影響で、拓海にライバル心を持つことになる(プロジェクトDでの啓介の大きな飛躍も、拓海に対するライバル心があってこそのものである)。物語序盤では拓海に圧倒されることも多かったが、絶対の信頼を置く兄・涼介の公道最速理論を最も近いところで学び、アクセルワークの技術を磨いていったことで著しい成長を遂げた。兄へのコンプレックスから一時期グレていた事があるらしく、元暴走族という経歴も持っている(1度だけ、結果的にプロジェクトDへの不当な妨害を防ぐ強みになった事もある)。嫌いなものはGT-Rとランサーエボリューション(ランサーエボリューションは速いから嫌いらしい)とパーなコギャルで、特技はABSドリフト(作中では説明もなく、意味は不明)らしいが、現在FDのABSがキャンセルされているのかどうかは不明。パーツは埼玉遠征まではマツダスピード製を使用。土坂峠で壊れたFDを修理する際、外装をRE雨宮仕様にチェンジし、大幅なチューニングがなされた。結果、現在のFDの外観は初期の原型をとどめていない程になっている。また埼玉遠征では岩瀬恭子に一目惚れされるが、土坂遠征後、赤城で「プロジェクトDが終わるまでは誰とも付き合う気は無い」と言う(ただし恭子本人が嫌いというわけではなく、むしろ気になっているが故に、無視しておく事ができず、それがプロジェクトDへの取り組みに悪影響を及ぼすと判断した為である)。サポートカーの運転を行っている事もある。
- 中村 賢太(なかむら けんた)
- 声:岡野浩介
- 搭乗車種・・・S14 シルビア Q's(キューズ)前期型(SR20DE型エンジン搭載のNA車)
- ボディカラー・・・オレンジ(アニメ)・スーパーレッド(ゲーム)
- ナンバー・・・群馬72 し 35-918
- 「赤城レッドサンズ」のメンバーで、啓介の愛弟子。レッドサンズ入団前はタイヤの消耗を抑える事が出来るという理由から、レインコンディションの峠を攻めていたという経緯があり、レインバトルを得意としている。高橋兄弟に憧れ、高橋兄弟(特に啓介)が藤原拓海とのバトルに負けたことを認める事ができずにいた賢太は、秋名山以外の峠で、かつ雨のバトルなら、自分でも勝てると画策した。しかし結果的に、妙義山での拓海とのバトルは全く相手にされず完敗した。以後、拓海を多少は認め、ライバル意識を抱いている様子(拓海を真似てブラインドアタックの練習をした事もあるが、事故を起こした)。拓海とのバトル時のクルマの馬力は170ps。「プロジェクトD」では、遠征先の下見や、サポートカーの運転を行う。啓介も赤城での賢太の走りを評価していることから、相当の実力はあると考えられるが、妙義でのバトル以外の見せ場はほぼなく、樹と似たようなキャラクターとして描かれている。
- 史浩(ふみひろ)
- 声:細井治
- 「赤城レッドサンズ」及び「プロジェクトD」の外報部長。バトルの交渉などを担当。愛車は、33巻や番外編のウェストゲートで登場したユーノスロードスター(アニメでは1st Stageに少し映ったMR2だったが、正確な型式は不明)。キャラクターのモデルは外報部長という肩書きと名前、外見からあの上祐史浩と思われる(とくに、初期のころはかなり似ていた)。また1st Stageでは、一度「ヒロシ(浩)」と呼ばれた事があった。涼介とは深い付き合いのある友人同士。料理の腕前もあり、神奈川遠征では宿泊したバンガローでメンバーに料理を振舞うシーンもある。
- 松本 修一(まつもと しゅういち)
- 声:西凛太朗
- 「プロジェクトD」において、拓海のハチロクを担当するメカニックで、ハチロクのセッティング等を手掛ける人物。涼介の指示でハチロクの軽量化も図っている。
- 宮口=メカニック(みやぐち)
- 声:高橋良吉
- 「プロジェクトD」において、啓介のFD3S RX-7を担当するメカニックであり、セッティング等も手掛ける人物。宮口という名前は、おそらくアニメのみの設定である。Fourth Stageでは、メカニックという表記になっている場合もある。
- 緒美(つぐみ)
- 高橋兄弟の従兄妹の女子高生。高橋家で涼介に勉強を教えてもらっており、友人からは家庭教師ならぬ「押しかけ家庭生徒」と言われる。涼介の事を涼兄ィ、啓介の事を「啓兄ィ」と呼んでいる。作中のセリフから拓海達と同年齢だと思われる。なおアニメには未登場で、走り屋ではない。
[編集] 第一部
[編集] First Stage
[編集] 妙義ナイトキッズ (NightKids)
リーダーの中里と、メンバーの慎吾による派閥争いが激化しているが、いざとなった時の結束力は高い。同じ群馬エリアでは赤城レッドサンズや秋名のハチロクの方が走り屋の間では有名であるため、チームとしての評価はあまり高くない。慎吾と沙雪が幼馴染のため、碓氷峠の2人組・インパクトブルーとも親交がある。
- 中里 毅(なかざと たけし)
- 声:檜山修之
- 搭乗車種・・・BNR32 スカイラインGT-R Vspec II
- ボディカラー・・・ブラックパールメタリック
- ナンバー・・・群馬33 が 26-037
- 「ナイトキッズ」のリーダー。かつてはS13シルビア乗りであったが、妙義山に現れた相模ナンバーの白いR32GT-R乗り、島村栄吉(しまむら えいきち:森川智之)にパワー差で圧倒された末に惨敗した事をきっかけに、相手と同じ、ドリフトができないR32GT-R[4]に乗り換える(中里が主人公のドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」で、その詳細が描かれている)。以来、「遊びだけ」のドリフト走行に疑問を抱き、確実にタイムが出せるグリップ走行にこだわっている(先のドラマCDでは、その気になればドリフト走行もできるシーンがある)。以来、数多くの敵が敵でなくなった事に不満を抱き始め、ライバル探しを続けたある日、啓介と拓海の秋名山でのバトルを見て、ターゲットを拓海に定め、挑戦したが、感情任せのムラっ気の大きい走りが災いして、無理にマシンをぶん回した挙句、GT-Rの弱点[5]が露呈して自滅。これ以降も同じ負け方をする事が多い(ドラマCDでは、その後はある程度頭を使う走りをするようになり、島村の地元である箱根山でR32同士のバトルを繰り広げ、中里がテクニックの差で勝利する)。ロータリーエンジン車が嫌い。クルマの馬力は、拓海とのバトル時は380ps、啓介とのバトル時では395ps。
- 庄司 慎吾(しょうじ しんご)
- 声:藤原啓治
- 搭乗車種・・・EG6 シビック SiR II
- ボディカラー・・・ミラノレッド
- 主な外装パーツ・・・M-TEC(無限)製ホイール(フロントバンパーはメーカー不明)
- ナンバー・・・群馬56 よ 46-037(Battle Stageでは、群馬59 き 32-145)
- 中里毅と同じ「ナイトキッズ」の主要メンバーだが、勝つ為には卑劣な手段も選ばない。そのやり方を嫌う中里とは、お互いに仲が悪いように振舞っている(心の底から嫌い合っているまでには至っていない様子)。左足ブレーキを駆使した危険な突っ込みや、ラフなバトルを得意とし、下りなら中里毅を凌駕するFFマシンの使い手。池谷浩一郎のシルビアを後ろからぶつけて事故らせようとした。アニメ版13話では、デート帰りの武内樹のAE85レビンにバトルを仕掛け、池谷と同様の手口でクラッシュへと追い込んだ。その事に怒った藤原拓海をバトルへと誘い出し(原作では、秋名山で拓海や池谷達が話している時に現れ、前日の出来事に関して池谷を挑発。それを聞いていて怒った拓海と直後にバトルという展開)、慎吾が得意とする「ガムテープデスマッチ[6]」形式のバトルとなった。拓海の順応能力に脅威を感じた慎吾は、ハチロクをクラッシュにさせようと後ろから追突するが、運よく走行を継続できた拓海はこの行為に怒りを爆発させ、時にはガードレールにぶつかりながらも猛追、溝走りで追い抜いた。それに焦りを感じた慎吾は最後はダブルクラッシュを狙おうとして失敗、自爆する格好になってしまった。[7]
- このバトル以降、元来のダーティさは控えた感があり、ドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」では幼馴染の沙雪とともに、中里の因縁の相手である島村との対決のセッティングのために奔走した。かなりのホンダ党らしく、VTECエンジンの加速感とエンジン音を絶賛している。また原作では「俺だってホンダがFR車を作ってくれれば乗り換えるよ」と言っており、ゲーム「ARCADE STAGEシリーズ」などで、プレイヤーキャラがS2000で戦うときは、かなり意識した台詞を言う。また、沙雪からも「あんたS2000買うの?」と言われており、「金がないんだから仕方ない」と返している。拓海とバトルした際のクルマの馬力は185ps。
- 宮原(みやはら)
- 声:志村知幸
- 搭乗車種・・・SW20 MR2
- ボディカラー・・・スーパーレッドII
- ナンバー・・・群馬58 か 95-593
- 「ナイトキッズ」のメンバー。MR2に乗っているが、走り屋としての目標を失い、引退を考えている。慎吾と沙雪のセッティングにより、真子と知り合う。真子を好きになり告白するが、走り屋としての目標を追い続ける真子の決意を知り別れる。なお、武内樹のレビンを秋名山でバカにしたMR2に乗っていたナイトキッズのメンバー「章央」とは、別の人物である。
- 弘道(ひろみち)
- 声:安井邦彦
- 搭乗車種・・・S13 シルビア
- 「ナイトキッズ」のメンバーで、同じチームである中里毅が乗るR32に勝ったハチロクを見る為に秋名山へ来た。武内樹と藤原拓海に威圧的な態度を取る。武内樹のレビンのホイールやマフラーがノーマルである事をけなし(アニメでは更にレビンのタイヤを足で蹴っている)、レビンがハチロクではなくハチゴーだと分かるとバカにしながら大笑いした。別れ際、樹に対し「観光バス(アニメでは原チャリ)にあおられないように頑張ってくれや。」とまで言っており、一連の行為は拓海を怒らせる結果となる。原作では名前は登場しない。S13シルビアの年式や形式は不明だが、アニメでは音からターボであるK'sだと思われる。外見、性格が後に登場する岩城清次に酷似している。アニメ版ではリアウィンドウになぜかエンペラーに挑まれたTHUNDERSのステッカーを貼っている。
- 正一(しょういち)
- 声:陶山章央
- 弘道、章央と共にハチロクを見に秋名山へ来た「ナイトキッズ」のメンバー。作中では弘道のS13シルビアの助手席に乗っているため、本人が走り屋なのか、どの車種に乗っているのかは不明。原作で名前は登場しない。
- 章央(あきお)
- 声:鈴木淳
- 搭乗車種・・・SW20 MR2 (アニメでは180SX)
- 「ナイトキッズ」のメンバー。章央という名前は恐らくアニメのみの設定。原作ではMR2に乗っていたが、アニメでは180SXに変更されている。MR2の年式や形式は不明だが、後方を見る限りI型かII型と思われる。アニメ版ではリアウィンドウになぜかエンペラーに挑まれたTHUNDERSのステッカーを貼っている。
- 高田(たかだ)
- 搭乗車種・・・S13 シルビア
- 「ナイトキッズ」のメンバー。チームリーダーである中里毅が主人公のドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」の中で、グリップ走行を重んじる中里が、本来のプレイスタイルではないドリフト走行をメンバーの庄司慎吾に見せつける際、R32以前乗っていたS13を高田に借りて妙義山をドリフト走行で攻めた際に登場した(名前だけの登場なので声は入っていない)。
[編集] インパクトブルー
碓氷峠最速の2人組。地元では誰も勝てないと恐れられる。シルエイティの色が青である事から、インパクトブルーと呼ばれている(実際、市販されたシルエイティには青がないため、青の180SXに青のS13シルビアのフロントを付けたか、市販のシルエイティを板金屋などで塗装したものと考えられるが、掲載時期(1997年頃)から考えて前者)。なお、インパクトブルーというチーム名は外伝「インパクトブルーの彼方に」(単行本未収録)が初出で、本編では呼称されていない。車体色である青は恐らく本来シルビアにも180SXにも設定されていないが、頭文字Dアーケードステージ4での車体色名は「インパクトブルー」となっているため、オリジナル色である可能性がある。
- 本拠地・・・群馬県安中市・碓氷峠、国道18号
- 搭乗車種・・・シルエイティ
- ボディカラー・・・インパクトブルー(ゲーム)
- ナンバー・・・群馬57 え 78-547(Extra Stageでは、群馬77 に 37-586)
- 佐藤 真子(さとう まこ)
- 声:根谷美智子
- 愛車・・・L200S ミラ
- 20歳。「インパクトブルー」の一人。峠へ行った時に高橋涼介にあこがれ、幼馴染の沙雪をパートナーに迎えて峠デビュー。豪快なドライビングとは対照的に、普段は内気な女の子。最初は横川のおぎのやの駐車場で、自身が普段の足として使っているミラがエンジン故障していたのを、通りかかった池谷が直したことから、池谷との接点となる。その後、走り屋引退を考えて、最後の一戦に「秋名のハチロクと碓氷峠で戦いたい」と言ったことから、藤原拓海と戦うこととなる。結果は拓海に敗れ、技術の深さを思い知り、引退を撤回する。後の『インパクトブルーの彼方に』では拓海とのバトルでの経験を生かして、群馬エリア制覇の為に碓氷を視察に来た「エンペラー」の下っ端を打ち破っている。なお、拓海とバトルした際のクルマの馬力は230ps。池谷の誠実さ・優しさに惚れ、拓海とのバトルをセッティングした彼とホテルへ行く約束をしたが、池谷の劣等感からの思い込みとアクシデントによって叶うことは無かった。その後、池谷とは偶然再会し行き違いの経緯を知ることとなるが、自動車雑誌のライターとして働く決意をした事を池谷に告げて東京へと旅立つ。
- 沙雪(さゆき)
- 声:かかずゆみ
- 「インパクトブルー」の真子のナビ・メカニック担当で、事実上リーダーとも言える。先のコーナーから、対向車とすれ違うポイントを予測できる。ナイトキッズの庄司慎吾とは、小・中学校が同じで家も近所だった幼馴染。真子と比べて快活で外交的な性格で、慎吾いわく「跳ねっ返り」。胸も大きく、池谷達とプールへ遊びに行ったときは注目を集め、また年下でかわいらしい拓海を気に入って、一緒に滑り台で遊んでいた。ナイトキッズの中里に気に入られるが、本人は微妙な表情だった。
[編集] Second Stage
[編集] エンペラー(Emperor)
ランサーエボリューションのみの走り屋集団。リーダーである須藤京一の高橋涼介へのリベンジを機に、群馬侵攻を企てる。
- 須藤 京一(すどう きょういち)
- 声:田中正彦
- 搭乗車種・・・CE9A ランサーエボリューションIII GSR
- ボディカラー・・・ピレネーブラック
- ナンバー・・・群馬58 し 30-395(ARCADE STAGE 4では 栃木58 し 30-395)
- 「エンペラー」のチームリーダー。徹底した合理主義者であり、滅多な事では取り乱さず(映画版では原作・アニメでは考えられないような無謀な追い抜きを図って自滅する描写が見られた事に批判が集まった)、派手なアクションを嫌い、基本に忠実という、職人のようなタイプで、岩城清次からは「鉄人」と称され、人柄でもメンバーから慕われている。テクニックが互角ならば、確実に有利なマシンを用意して、その自体の戦闘力の差で勝つ、というのが彼の信条である。
- 高橋涼介曰く「勝つためにはえげつないぐらい合理的な作戦を選ぶ奴」で、「何が何でも負けたくない相手」の一人でもある。
- それ故に自らの愛車には、車の絶対条件として挙げているハイパワーターボ+4WDである、ランサーエボリューションIII(通称エボIII)を選択。得意としている左コーナーからのカウンターアタックも、京一のテクニックとエボIIIの戦闘力があってのものである。東堂塾出身であり(舘智幸とは東堂塾時代の同期)ジムカーナ仕込みのドラテクは、高橋涼介に匹敵するほどである。「モータースポーツ技術の公道に対する優位性」(サーキット>公道)を唱え、「峠には峠のテクニックがある」(サーキット≠公道)と異論を唱える涼介とは対立関係にあり、遠征の1年前にいろは坂で敗れた事に対するリベンジマッチを、群馬エリア制覇を目論む際に涼介に対して申し込み、エボIIIの性能を生かして一時は涼介を追い詰めるが、一方通行のいろは坂を拠点とする故の「右コーナー時の対向車への恐怖心[8]」を見破られヘアピンでのカウンターアタックによって敗北する。涼介にはバトルの後、自らの弱点を指摘されながらも実力自体は認められている(ただし、土屋圭市には『BATTLE STAGE』特別編解説コーナーで『パワーに頼りすぎ』と評されている)。
- 赤城での涼介とのバトルの前日、茂木なつきが援助交際をしていると知った拓海が、自暴自棄となって赤城山へ乗り込んできたため、バトルではなくセミナーとして拓海にマシンの戦闘力の差とその重要さを見せ付け、事実上拓海に黒星を付けた最初の相手である。その後、新エンジンに換装して復活した拓海のハチロクと、いろは坂で再度対戦する事となる。
- クルマの馬力は、拓海とのバトル時には310psだったが、涼介とのバトル時には350psへとパワーアップさせている。京一のエボIIIには、ターボ加給によるアクセルレスポンスのラグを解消する為に、WRCでも採用されている「ミスファイアリングシステム」が作動するようになっている(実車のエボIIIにも2次エア導入システムというミスファイアリング機構が装備されているが、ノーマルでは作動しない。更に言えばミスファイアリングシステムはスバルにおける同装置の呼称である)。
- 岩城 清次(いわき せいじ)
- 声:川原和久
- 搭乗車種・・・CN9A ランサーエボリューション IV RS
- ボディカラー・・・スコーティアホワイト
- 主な外装パーツ・・・monster製ステッカー・GSR用純正アルミホイール
- ナンバー・・・栃木78 へ 46-637
- 「エンペラー」のメンバーで、実力は京一に次いでナンバー2。気性が荒い性格で、あまり頭の良い方ではないが、マシンの潜在能力を引き出す腕は超一流。特にドリフトしにくい4WDをドリフトに持ち込む技術や、ランサーエボリューションIV(通称エボIV)の弱点とも言えるトラクションの弱さをカバーする技術は、WRCドライバーにも匹敵する。
- 拓海戦までは「1ヶ月で群馬を制圧する」と宣言し、ナイトキッズ中里を含む全ての走り屋を倒し、相手チームのステッカーを二つに切り分け、逆さまにしてリアウイングに貼り付け、撃墜マークのようにしていた。その行動で群馬全域を恐怖に陥れたが、拓海とのバトルではその気性の荒さが敗因を招き、同様にカイや啓介とも対戦し敗れている(啓介との対決は「Battle Stage」でしか描かれていないが、原作でも中村賢太の「完全勝利(ダブルレコードのおまけつき)」と言うセリフがあるため、同様の結果だと思われる)。ただし、作品中のカーバトルに関しては、口の悪さでは同等のナイトキッズの庄司慎吾(自分に有利なガムテープデスマッチを行ったり、ダブルクラッシュを狙った)や土坂のランエボ軍団(オイルを撒いて、走行を妨害した)と比べればはるかに正々堂々としたレースをしている。クルマの馬力は300ps。
- 彼の「ハチロクなんざアウト・オブ・眼中」という言葉は、作品中でも屈指の有名なセリフとなっている。
- 京一の指令を無視してバトルに負けた際は、京一にビンタされ「いろは坂の猿じゃねんだからちった頭使え」と言われている。
- 佐竹(さたけ)
- 声:梁田清之
- 搭乗車種・・・CN9A ランサーエボリューション IV RS(Extra Stage)
- ボディカラー・・・スコーティアホワイト
- ナンバー・・・栃木78 へ 21-317
- 「エンペラー」のメンバーで偵察係。エンペラーの中では実力派であり、碓氷峠に偵察に行った際に真子・沙雪にバトルを挑むが、拓海とのバトルを経て成長した真子に敗れる。
- 野上(のがみ)
- 声:遊佐浩二
- 搭乗車種・・・CE9A ランサーエボリューション III GSR(Extra Stage)
- ボディカラー・・・スコーティアホワイト
- ナンバー・・・群馬58 し 53-390
- 「エンペラー」のメンバー。佐竹と共に偵察を受け持つ。佐竹から「れん」と名前で呼ばれるが、漢字の表記は不明。
[編集] 秋山兄妹
拓海ハチロクの新エンジン換装とほぼ時を同じくして、埼玉から群馬にやって来た兄妹。延彦は彼らのいとこである。
- 秋山 渉(あきやま わたる)
- 声:松本保典
- 搭乗車種・・・AE86 カローラレビン GT-APEX
- ボディカラー・・・ハイテックツートン
- 主な外装パーツ・・・TRD製リアスポイラー
- ナンバー・・・熊谷56 よ 73-212
- 埼玉県秩父地方を根城とする走り屋。地元で敵がいなくなった為、妹・和美と共に群馬入り。愛車のAE86レビンで勝つ事に拘りを持っている。その理由は、古い車というハンデを逆手にとって、相手を追い詰める事が快感だからという。過去にエンジンを壊して修理する際に、限られた資金でできるだけ戦闘力を上げる為、ボルトオンターボ(後付けターボ)を選択した。260psを超えるパワーと引き換えに、ターボ作動時に多少挙動が不安定になってしまったが(いわゆる「ドッカンターボ」)、そこは彼の熱くなりやすい性格と相まってか、彼自身は気に入っていた(高橋啓介にバトルを挑んで互角の勝負を演じた事もあるが、この時は途中でコース上を事故車両が塞ぐアクシデントの為に、勝負が付く前に中断となる格好に)。そのクセのあるマシンを乗りこなす為、コーナー出口でマシンの挙動が乱れても、アクセルを戻さずカウンターだけで押さえ込もうと、車体を揺らすような変則的な走りをする。
- 赤城でレッドサンズの高橋啓介に挑んだ際に凄腕のハチロク使いの噂を聞き、和美と友達になった樹を通じ、拓海に接近する。エンジンを壊した後に、結果的に労せず手に入れた高性能なレース用エンジンを(文太の策略によってではあるが)遅いと言われ、更に彼のマシンへの知識不足も相まって怒りを覚え、激しく勝利への執念を燃やすようになる。
- 拓海とのバトルの決着の描写は、原作とアニメで異なる。原作では渉のスタミナ切れから集中力が落ちた所で拓海がその隙を突き横に並んで、緩いS字コーナーでカウンター気味に抜き去ったのに対し、アニメ版では土砂崩れの箇所がバトルを繰り返すうちに土砂が削られていたのを拓海が見逃さず、ラリーカーばりに跳ね飛びながら追抜いた。プロジェクトD編では、ターボチャージャーからスーパーチャージャーに変更、埼玉北西エリア連合のメンバーとして再登場する。
- 同じハチロク乗りという事もあってか、初登場の頃はキャラクターデザインが拓海に非常に良く似ていた。その為、拓海と接触する頃にはキャラクターデザインが少々変更されている。
- 秋山 和美(あきやま かずみ)
- 声:柚木涼香
- 秋山渉の妹。渋川市にある親戚の旅館での手伝いの為、兄・渉と共に群馬にやって来た。その中で武内樹と出会う。兄の渉同様、なかなか気の強い性格。樹と出会った事により、後に運転免許を取得する(オートマ限定免許ではないため、渉のレビンを運転する事もある)。樹とはいい雰囲気だったが和美の元彼が寄りを戻そうと和美に接触したことにより、破局した。
[編集] Third Stage
[編集] 小柏親子
- 本拠地・・・栃木県日光市・日光いろは坂
- 搭乗車種・・・SW20 MR2 G-Limited
- ボディカラー・・・ストロングブルーメタリック
- 主な外装パーツ・・・TRD製ホイール・ステッカー
- ナンバー・・・栃木58 か 37-597
- 小柏 カイ(こがしわ かい)
- 声:神奈延年
- ストリートに突如として現れた、いろは坂のダウンヒルスペシャリスト。幼少の頃から、父親である健にカートの英才教育を受け、レースで何度も勝って来た。高校通学の為に利用していたバイクでいろは坂のコースレコードを塗り替え、18歳の免許取得と同時に、満を持して公道デビューを果たす。カートマシン同様にミッドシップであるMR2 III型に、カート仕込みの左足ブレーキを駆使した走りと実力は文句無く、エンペラーの岩城清次を特別な走りをする事なく破った実績がある。
- その後、須藤京一を破った藤原拓海と戦い、「インベタのさらにイン」という、ヘアピンの高低差が激しいいろは坂ならではの空中に描くラインを駆使して拓海を苦しめたが、拓海もバトル中に同様のテクニックを素早く身に付け、カイの動揺を激しく誘った(アニメでは涼介が、カイが中盤でこの奥の手を出した事に対して「早すぎる仕掛けは拓海に反撃のチャンスを与える可能性がある」とバトル中に語り、その通りの結果になった)。最後はカイがゴール直前に落ち葉に足をすくわれスピン。並走していた拓海が抜き去った。もし直前の落ち葉がなかったら、勝敗は入れ替わっていたかもしれないと思わせるほどの大接戦だった(「拓海の卓越した実力が運を呼び寄せた」とは京一の弁)。プロジェクトD編では、神奈川エリアでMR2と同じミッドシップ車のMR-Sに乗り、「R・Tカタギリ」のメンバーとして再登場する。
- 小柏 健(こがしわ けん)
- 声:有本欽隆
- カイの父親。文太が若かりし頃に最大のライバルだった走り屋。現在は中学校で教師をしている。何度もやり合い、最後の大一番で敗北。遂に文太に勝つ事ができず、息子同士のバトルでリベンジする為、息子のカイに勝利の為の秘策として、後方追走から「インベタのさらにイン」で攻める手段を教えた。カイが乗っているMR2も、健から借りたクルマである。その後、カイと拓海の再戦の最中、文太を呼び出して、それぞれの息子について論を交わした。
[編集] 第二部
[編集] Special Stage/Fourth Stage
※アニメFourth Stageでは、川井対啓介・酒井対啓介のバトルはカットされている(ゲームと、後に発売したBATTLE STAGE 2に収録)。
[編集] セブンスターリーフ(SSR)
リーフはLeafだが、このチームの略称はSSR(単なるスペル間違いか意図的なものかは不明)。
- 末次 トオル(すえつぐ とおる)
- 声:中村大樹
- 搭乗車種・・・NA6CE ユーノス・ロードスター S Special
- ボディカラー・・・クラシックレッド
- 主な外装パーツ・・・MAZDA製パーツ
- ナンバー・・・栃木55 を 86-596
- 「セブンスターリーフ」のダウンヒラー。ありとあらゆるコーナーを慣性ドリフトで振り回す、その走りは「カミカゼ・ダウンヒラー」と呼ばれる。愛車のロードスターは、1600ccのB6-ZE型エンジンを1800ccまでボアアップ(排気量アップ)、4連スロットル化し、馬力を190psまで上げている。「一番大事なのは車の運転を楽しむこと」という信念を持っている。バトルでは、ハチロクに溝またぎで追い抜かれ、「ハチロクにできるのならこの車だってできる」と溝またぎを使用しようとするが、失敗して横転、派手なクラッシュをしてリタイアする。拓海との勝負での敗北をきっかけに走り屋として引退を決意。(しかしなぜかSpecial Stageでは八方ヶ原での2回目の対戦のときに「プロジェクトDが地元に来た」と語っているのに、走り屋を止めずにバトルを挑んでくる。(もみじラインでも同様))作中では犯罪行為の一端ともいえる走り屋が徹底的に肯定された描かれ方をしている中、きちんと自身の行為のけじめをつけるという描かれ方は印象深い。
- 川井 淳郎(かわい あつろう)
- 声:佐々木誠二
- 搭乗車種・・・ER34 スカイライン 25GT TURBO
- ボディカラー・・・ダークブルーパール
- ナンバー・・・栃木34 ほ 22-936
- 「セブンスターリーフ」のもう一人のエース。400psある愛車のスカイラインを、荒れ狂わせる事なく、サーキットでの走りを峠でもそのまま再現させるグリップ走行が持ち味。全てのコーナーを堅く走るせいで総合的な速さが無いのが短所で、バトル後啓介にダメ出しされたが、いまいち理解できていなかった。トオルと奈保の仲を心配する等、面倒見のいい性格でもある。
- 慎一(しんいち)
- 声:結城比呂
- 「セブンスターリーフ」のメンバー。トオルの鋭い突っ込みに感激し、チームに入る。上記の二人を慕っており、特にトオルへの尊敬は賢太の啓介への尊敬に通じるものがある。トオルがエンジンを手放すと話した時には心底残念そうだった。愛車についてはハッキリとは描かれていないが、トオルと二人で話している時に隣に停めてあった黒の180SXが彼の愛車と思われる。
- 奈保(なお)
- 声:長沢美樹
- 末次トオルの彼女で、交際歴6年目(婚約者ではないかと思われる発言もある)。車ばかりにお金を使うトオルに困り果て、タイヤを買う為の金を貸してくれと頼まれた時、「貸す代わりに、バトルに負けたら走り屋をやめて」という条件を提示した。しかし、トオルが引退を決意したことを知ると、「どうしてやめるの?」と悲しそうな表情をしたことから、ある程度はトオルの本気の趣味を認めていた印象である。
[編集] 東堂塾
チューニングショップの社長、東堂が車好きの若い顧客を集めて開校した、ドライビングテクニックの特訓教室。ドリフト流行の時代に逆行し、速さだけを追及するガチンコの走り屋集団で、プロレーサーも輩出。そこでは、生徒達がセミプロ級のテクニックを競い合い、峠の走り屋とは一線を画すハイレベルなバトルが日夜展開されている。エンペラーの須藤京一も東堂塾出身で、舘智幸と同期である。
- 東堂(とうどう)
- 声:土師孝也
- 「東堂塾」の塾長だが、ショップ「東堂商会」の社長でもある為、塾生からは「社長」と呼ばれる。元ラリーストで、経験に裏打ちされた聡明さを持つ。舘智幸が己の壁にぶつかっている事を見抜き、プロジェクトDを相手とした公道レースを薦める。他にも、拓海たちプロジェクトDが「パープルシャドウ」に挑む話を聞き、大輝と酒井に「自分たちならどう走るかを考えながら、壁に挑むのを見ておけ」と観戦を勧めている。庄司慎吾と同様にホンダ党で、塾生にもホンダ車を使用する者が多い。容姿のモデルは矢沢永吉と言われている。
- 二宮 大輝(にのみや だいき)
- 声:森川智之
- 搭乗車種・・・EK9 シビック TYPE-R(後期型・98spec)
- ボディカラー・・・サンライトイエロー
- 主な外装パーツ・・・SPOON製ミラー・ルーフスポイラー(ホイールはメーカー不明)
- ナンバー・・・栃木50 と 56-838
- 「東堂塾」現役生徒の中でもかなりの実力を誇り、歴代の塾生でもトップスリーに入るほどである。ドライビングに最も必要な要素の一つである「ブレーキングのリリースポイントの見極め」に優れ、ずば抜けたセンスを見せる。また、フルブレーキングでタイヤを一瞬ロックさせ、すばやくブレーキを緩め、再びロックさせるという独自の技術により、誰よりも確実で速いブレーキングを実現させている。天才肌でツボにはまると速いが、塾生からは、その分もろい一面も持っている、という声もある。
- 「プロジェクトD」戦では藤原拓海と戦ったが、涼介の助言[9]を受けた拓海に対し、FF車の弱点となるフロントタイヤを酷使する走りをし、また涼介考案の心理術により走りにスキができやすくもなったことで、敗北。勝負が始まる前から自分達の実力の過信、相手を侮り過ぎていたことが原因でもある。メカに関してはあまり詳しくなく、酒井に説明されるまで、GT-RのアテーサE-TSのメカニズムなどは知らなかった。
- 酒井(さかい)
- 声:高瀬右光
- 搭乗車種・・・DC2 インテグラ TYPE-R(前期型・96spec)
- 「東堂塾」塾生。キャリアでは二宮大輝よりも優り、現役生徒の中では大輝より酒井をエースに推す声も多い。集中力が高まると、まるで笑っているような顔になる事から、「スマイリー酒井」というあだ名が付いた。駆け引きに優れ、左足ブレーキにより突然ブレーキランプを点灯させて後続のリズムを狂わせたり、ブラインドコーナーへオーバースピードで突っ込み相手の事故を誘うような事も行う。
- 「プロジェクトD」戦では啓介と戦い、前述のフェイント技を駆使するなどで啓介を苦しめたが、最後は低速コーナーでの並走からの加速勝負で敗れてしまう。酒井は、FFが活躍できるのは中排気量級まででそれ以上ではFRや4WDでなければ勝てない、という一般論を嫌っており、自らの愛車 インテグラTYPE-Rを無差別級でも勝負できる迫力あるFF車にする為、VTECエンジンと組み合わせるのは邪道と言われる(VTECに)ターボチューン[10]を敢行している。
- 舘 智幸(たち ともゆき)
- 声:中田和宏
- 搭乗車種・・・EK9 シビック TYPE-R SPOON仕様(東堂商会デモカー)
- ボディカラー・・・サンライトイエロー
- 主な外装パーツ・・・SPOON製パーツ(ルーフスポイラーのみホンダ純正)
- ナンバー・・・栃木57 き 10-547
- 「東堂塾」OBのプロレーシングドライバー。同期の須藤京一からも「別格」と恐れられている。その実力は、2年ぶりに走る塩那のコースレコードを、二宮大輝のEK9シビックを借りて、たった1回のタイムアタックで塗り替えるほど。またその際に、大輝のEK9にアライメントの狂いがある事や、トー角調整を薦めるなど、クルマのポテンシャルを見抜く能力も優れている。プロの世界の厳しい壁にぶつかり苦悩の日々を過ごしていた中、東堂に「素人相手の公道レースにこそ、探している答えがある」と促され、フルチューンされた最強の東堂塾デモカーを駆り、八方ヶ原で「プロジェクトD」へのリベンジの依頼を承諾する。
- そして拓海と戦い、「消えるライン[11]」を駆使して拓海を差し切るほか、拓海の走るラインをブロックしたり、軽くぶつけてバランスを崩させるなどの実戦テクニックを駆使して圧倒したが、最後は道路に飛び出してきた動物か何か(本人が言うには、おそらくイタチ)を反射的に避けてしまい、ブロックしていたラインを空けてしまったところで、神業「ブラインドアタック」を駆使する拓海に並ばれ、鼻の差で敗れた。その後「レースにはよくある事」と素直に負けを認めた上、「立ち戻るべき原点が必要だった」と語り、東堂に感謝しながら帰っていった。
[編集] 東京から来た2人
東京から来たと名乗る、車オタクらしき年齢不詳の2人組。登場したのは一回きりでありながら、アーケードステージでは常連の「やられ」キャラである。
- デブ
- 声:石井康嗣
- 東京から来た2人組のドライバー。よくサーキットへ行くらしく、その事情に詳しいのをこれ見よがしに語りたがる。単なる車オタクのようだが、サーキットでの走行会に通いつめているだけあって口だけではなく、池谷浩一郎と同等程度の実力は持っている。走行中独り言を言いながら(時には隣のメガネと喋りながら)走るが、星野好造のそれとは違い、特に意味は無い。本人はブレーキングが得意だと思っており、コーナーへのブレーキを遅らせて突っ込む「超絶ウルトラスーパーレイトブレーキング」を必殺技としている。秋名山で拓海や池谷達に馴れ馴れしく話しかけるも、メガネと共に樹のハチゴーターボを散々けなしたり地方の走り屋をバカにしたりしたことから、池谷に追い払われるもその事で機嫌を損ね、バトルを仕掛けるため池谷達が撤収するまで近くでじっと待つといった陰湿な行動を取る。強引にバトルに持ち込み池谷を負かすが、樹のハチゴーターボを運転する拓海の敵ではなく、あっさりと追い抜かれる。
- メガネ
- 声:肥後誠
- 2人組のうちの1人。沙雪のようにアドバイスをするわけでもなく、ただ助手席に座って喋るだけの男。
[編集] 秋山延彦のチーム(名称不明)
定峰峠を拠点とした、岩瀬恭子や秋山延彦、斉藤が所属している本来のチーム。チーム名は記載されていないため不明。
- 岩瀬 恭子(いわせ きょうこ)
- 声:豊口めぐみ
- 搭乗車種・・・FD3S RX-7 Type R
- 埼玉でその名を轟かせる女性ドライバーで、高橋啓介に一目惚れした(また、本人には直接言わないが、自分の中で彼の事を「ダーリン」と呼んでいる)。モチベーションで走る感覚派ながら、その実力は高く、仲間内からも一目置かれる存在。愛車は啓介と同じくFDであるが、啓介のFDがシーケンシャルツインターボなのに対し、彼女のFDはビッグシングルターボ。パワーが啓介のFD以上であった事、シングルタービンである事、そしてパワーの出方がバトルとなった峠に合っていた事が啓介を苦しめたが、涼介から助言を受けた啓介に両者のターボの特性の違いを利用されて敗北する。後に土坂峠でまかれたオイルに乗ってしまい、FDをクラッシュさせられた啓介に愛車を貸す。その後、啓介とのデートをするものの、ふられてしまう。なお、アニメ版ではこの後に啓介の全力疾走をナビシートで見てみたいと願い出て、赤城山のダウンヒルを同乗走行をした。啓介が遠征中に車内で休憩をとっていた際、彼がいることに気づかずボンネットにキスをし、見られてしまった。
- 秋山 延彦(あきやま のぶひこ)
- 声:堀川仁
- 搭乗車種・・・SXE10 アルテッツァ RS-200 TRD仕様
- ボディカラー・・・シルバーメタリック
- 主な外装パーツ・・・TRD製パーツ
- ナンバー・・・熊谷33 だ 17-919
- 秋山渉のいとこで、北西連合のリーダー。走りの実力が高いわけではないが、頭がよく、洞察力に長けている。藤原拓海とのバトルでも次のバトルへ繋ぐ為、ハチロクをじっくり観察できる後追いを選んだ結果、「Dのハチロクに勝つには軽さしかない」という結論を導き出し、軽自動車のカプチーノを用意する。なお、秋山という苗字はゲームが初出で、原作では呼称されていない。
- 斉藤(さいとう)
- 声:鈴木達央
- 秋山延彦と岩瀬恭子が所属するチームのセコンド。原作では斉藤という名前は登場しない。
- 横田(よこた)
- 声:風間勇刀
- 秋山延彦と岩瀬恭子が所属するチームのサード。あまり目立った人物ではない。
[編集] 埼玉北西エリア連合チーム
「プロジェクトD」の埼玉進撃に対抗する為に秋山延彦の発足したチームで、秋山渉も在籍。間瀬峠でプロジェクトDを迎え撃つ。バトルが終わった後は埼玉エリアに現れたプロジェクトDの偽者の情報を集めるなど、プロジェクトDに協力している。
- 坂本(さかもと)
- 声:吉野裕行
- 搭乗車種・・・EA11R カプチーノ
- ボディカラー・・・コルドバレッド
- 主な外装パーツ・・・エリートSPL製フロントバンパー
- ナンバー・・・熊谷71 え 35-218
- 秋山渉の友人であるラリーストで、マシン・天候に関らず、車を四輪ドリフトさせるそのキレっぷりは、秋名のハチロクに似たものがある。秋山延彦の依頼を受けてチームに参加した。延彦が用意したカプチーノに乗る。ハチロクよりも更に軽量コンパクトなカプチーノと坂本が繰り出すドリフトは、拓海が初めてコーナーリングで勝てなかった相手であり、拓海を「思考停止」にまで追い詰めた(雨が降っていなかったら完敗だったとも言われる)。ドライビング時のメンタルコントロールに一家言を持つ。
- 秋山 渉(あきやま わたる)
- 声:松本保典
- 搭乗車種・・・AE86 カローラレビン GT-APEX
- ボディカラー・・・ハイテックツートン
- 主な外装パーツ・・・TRD製リアスポイラー・カーボンボンネット
- ナンバー・・・熊谷56 よ 73-212
- 埼玉北西エリア連合の一員として、間瀬峠で啓介と対決したが、この時には前のエンジンをブローさせたため、AE92・GT-Zに搭載のスーパーチャージャーを換装。馬力こそは以前のターボに及ばないものの、総合的な戦闘力は拓海戦の時よりもアップし、啓介のFDとも互角に戦った。渉自身の走りも以前と比べ、ターボチューンの頃の車体を揺らす走りがなくなり、確実に洗練度が増していたが、油断から道路を横切る排水溝の蓋でスリップし敗北を喫する。結果的に、2戦とも集中力が切れた事によるつまらないミスで負けている(アニメ版での拓海とのバトルは、先述のように拓海のずばぬけた実力の前に敗れたので、このバトルのみ該当する)。
- 限られた資金から走り屋をやっていたためか金持ちを目の敵にしているが、高橋兄弟、特に啓介とは車の性能ではなく技術で勝負をした為に走り屋として認めているようで、後述の偽プロジェクトDの捜索や発見した偽者に対して「ドリフトを見せてほしい」とカマをかけるなどで協力した。
[編集] Fourth Stage
[編集] 土坂のランエボチーム
メンバー数は5人程度の少規模チーム。チーム名は記載されていないため不明。
- 会川=ランエボVの男(あいかわ)
- 声:天田益男
- 搭乗車種・・・CP9A ランサーエボリューション V GSR
- ボディカラー・・・スコーティアホワイト
- 主な外装パーツ・・・RAYS製ホイール、カーボン調ミラー、(フォグランプカバー)
- ナンバー・・・熊谷30 あ 12-159
- ランサーエボリューションV(通称エボV)に乗る男で、プロジェクトD、特に高橋啓介に対して挑発的な態度をとる。金目当てでバトルに参加した。一応は走り屋ではあるが、それほどテクニックがあるわけではない(ただし、モータースポーツのルールなどは、並の人間よりは詳しい面も持っている)。バトルに使用したエボVは、カーボン調と思われるミラー、Fourth Stageでは、更にフロントのフォグランプ部分にカバーを付け、RS風に仕上げている(ドアミラーが黒であり、前景のみではRSかと思えるが、原作でフォグカバーの有無が確認できない他、ドアノブが車体と同色(RSはミラーとドアノブが黒)である事やトランク部分の形状から、ミラーを換えたGSRであると思われる)。エボVは、Second Stageで何度か端役として登場している。原作では会川という名前[12]は書かれておらず、アニメFourth Stage及びゲームARCADE STAGE Ver.3では「ランエボVの男」と表記されている。またBATTLE STAGE 2の販促ポスターでは「ガングロ」[13]という名前、本編では「KURO WARU」という名前になっている。
- 一条=ランエボVIの男(いちじょう)
- 声:真殿光昭
- 搭乗車種・・・CP9A ランサーエボリューション VI GSR T.M.EDITION
- ボディカラー・・・スコーティアホワイト
- 主な外装パーツ・・・リアウイングレス
- ナンバー・・・熊谷36 よ 86-502
- ランサーエボリューションVI T.M.EDITION(通称エボVI)に乗る男。高橋啓介のFDを狙ってオイルを撒くよう手下に指示したり(この時FDを狙うように提案したのは会川)、藤原拓海に脅しを掛けたりと、実力でバトルに勝とうとはしなかった。運転の技術は下手では無いが、クルマの性能に頼っている部分がある。バトルに使用したエボVIは、リアウイングを取り外している。原作では一条という名前は書かれておらず、アニメFourth Stage及びゲームARCADE STAGE Ver.3では「ランエボVIの男」と表記されている[12]。BATTLE STAGE 2の販促ポスターでは「色白」[13]という名前、本編では「SHIRO WARU」という名前になっている。
- 仲間(A)
- 声:梯篤司
- ナンバー・・・熊谷3? ? 41-248
- 搭乗車種・・・CP9A ランサーエボリューション VI(車体後方のみの登場である為、詳細不明)
- ボディカラー・・・ダンデライオンイエロー
- ランエボの男たちの手下。一条に命令され、道路にオイルをまいた。元暴走族のリーダーとは同じ中学の出身。
- 元暴走族リーダー
- 声:志村知幸
- 搭乗車種・・・FY33 シーマ(アニメ版は、UCF10~UCF20(前期)セルシオ)
- ナンバー・・・群馬36 も 46-491
- 北関東では有名な暴走族の元リーダー。土坂のランエボチームの一人が同じ中学の出身であったため、バトルに敗れた相手のプロジェクトDを力ずくで潰すために呼び出された。しかし実は、彼は群馬の人間で、高橋啓介の元・舎弟でもあった為、メンツを潰された怒りを会川や一条達にぶつけた(「後でヤキ入れてやるからな」と言う台詞から、彼らに制裁を加えたと思われる)。
[編集] パープルシャドウ
ゴッドアーム・ゴッドフットの異名を持つ、城島俊也と星野好造を筆頭に発足したチームで、東堂塾からも恐れられている存在。茨城県内に系列のチームをいくつも持っている。チームの略称はP・S。原作とアニメとでは、バトルの順番が逆になっている(演出上、主人公である拓海のバトルを後に回す為と見られる)。
チーム名はパープルシャドウだが、プロジェクトDとのバトルを行ったのは、パープルラインと隣接するフルーツラインである。