頭文字Dの登場人物

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頭文字Dの登場人物では、しげの秀一の漫画作品『頭文字D』に登場する人物について説明する。

一部のキャラクターは、ゲームおよびドラマCDのみに登場。なお、人物名のみはアニメなどに未登場。シリーズは、原則としてアニメ・ゲーム初登場時。Arcade Stageシリーズに出た登場人物の搭乗車種はゲーム内のものに準拠する。『新劇場版』と特記されている場合は2014年アニメーション映画版のこと(頭文字D#アニメーションを参照)を指し示す。

基本メンバー[編集]

藤原とうふ店[編集]

伊香保温泉の近くにある豆腐屋。秋名湖畔のホテルで朝食に出される豆腐を納品するため、毎朝4時頃に配達に出ている。
藤原 拓海(ふじわら たくみ)
- 三木眞一郎 / 宮野真守(新劇場版)
搭乗車種…AE86 スプリンタートレノ GT-APEX 3door(前期型)
AE86スプリンタートレノ イニシャルD仕様
ボディカラー…ハイテックツートン(ホワイト/ブラック)(作中ではパンダトレノと呼ばれている)
主な外装パーツ…CIBIE製フォグランプ・RSワタナベ製ホイール・FUJITSUBO製マフラー・純正ドアバイザー(プロジェクトD加入後にカーボン製ボンネット(正確には舘智幸戦から)
主な内装パーツ…イタルボランテ製ステアリング⇒須藤京一2回戦目以降はTRDグループAレースエンジン搭載のため、12000回転スケールのsmith製タコメーター油圧計水温計⇒プロジェクトDに加入しある程度経った後ではデジタルメーターロールケージステアリング(メーカー不詳)[1] 
ナンバー…群馬 55 お 13-954 / 秋名 50 せ 2-674(新劇場版)

詳細は藤原拓海参照

藤原 文太(ふじわら ぶんた)
声 - 石塚運昇 / 平田広明(新劇場版)
搭乗車種…GC8 インプレッサ WRX STi Version V[2]ハチロクを拓海に譲渡した以降)
藤原文太搭乗・インプレッサ
ボディカラー…ソニックブルー・マイカ(Arcade Stage Ver.3までと、PS2版のSpecial StagePSP版のSTREET STAGEではクールグレー・メタリック)
主な外装パーツ…STI製WRカータイプフロントバンパー(限定車22B STi Versionの物とは別)・STI製マフラー
主な内装パーツ…三連メーター(油圧計油温計水温計)、ブーストメーター
ナンバー…群馬 52 が 13-600
43歳、身長172cm、62kg(第一部)。まぶたを閉じているように見えるほど細い目が特徴。藤原拓海の父で「藤原とうふ店」の店主。かつては「伝説の走り屋」と言われていた人物であり、元ラリー屋。拓海がまだ13歳の頃からハチロクでの豆腐配達をさせている。友人の祐一に無免許運転を指摘されると「今はもう免許を取らせたから時効」と言い返し、祐一を呆れさせた。
当初の愛車はAE86スプリンタートレノで、拓海が出かけるたびに貸し出していたが、エンジンブローからの復活をきっかけに「修理代に拓海がバイトで貯めた預金も使ったから、半分拓海のもの」として自由に使えるように許可する。その後「実用的でラクな車」を求め、政志の薦めで中古のGC8型インプレッサを検討。当初は大型リアウィングを敬遠していたものの、そのあまりの速さに魅せられ、乗り換えた。直後にハチロクは拓海名義に変更させてほぼ完全に譲渡し、現在の拓海による豆腐の配達は、ハチロクとインプレッサを交互に使っている。また、拓海が高校を卒業して社会人になってからは再び文太も一日おきに豆腐の配達を始めるようになった。
四六時中煙草をくわえている愛煙家。Fourth Stageでは、携帯灰皿を持っている。
無口で無表情だが、内に秘めた情熱は今でも拓海に負けていない。拓海の実父だけあって負けず嫌いな性格で「秋名山の下りならシューマッハよりも速い」「ポルシェが相手でも勝てる」と豪語、拓海の神業的運転ですら「へたくそ」と言い切っており、事実インプレッサの試乗でも拓海をしっかりと打ち破っている。ただし、拓海が小柏カイといろは坂でバトルする前には、祐一に「ヘタとは思っていない」とも言っており、後に「ハタチかそこらのガキに親を超えたと言われてもふざけんなと思う」と小柏健に話していることから、これらの発言もまた負けず嫌いな性格の一端であると読むことが出来る。
グループAで使用されていたTRDチューン4A-GEエンジン[3]を豆腐屋ながらも引っ張ってくるだけの人脈など、元ラリー屋とあるように、レースの世界と何らかの関係が有ったことをちらつかせるような一面も持つ。
ガソリンスタンドの店長である立花祐一とは古くからの親友で、ハチロクの助手席に乗せた時は、隣でわめいている様子を楽しんでおり「手放しドリフト[4]」をして祐一を恐怖させたこともある。それゆえ祐一は「クレイジー文太」と文太のことを呼ぶこともある。
また、アニメ(ドラマCD含む)版では土屋圭市とも交友があり、後述の小柏健とも走り屋として競った相手でもあった。
35巻では、「ハチロクよりエアコンの効きが良いから」という理由で拓海が勝手にインプレッサに乗ってデートに行ったため困惑するも、身代わりに置いて行かれたハチロクに乗り「ツボにはまると気持ちいい車だな」と語り、高橋涼介のチューニングセンスの良さを体感している。しかしその一方で最後までハチロクで行くことに対し限界を感じており、拓海に教えられる文太の技術はこれが最後になるだろうと淋しい背中で語っていた。
アニメ版の2nd stageでは、拓海が配達を手伝い始めた中学の頃から、拓海が将来的にマイカーを買えるように拓海名義で積立貯金をしていることを明らかにした。時々飲みに出る時に拝借することもあったその積立金は、新たなエンジンの資金に充てられた。
拓海の母親については作中では明言されていないが、作者はインタビューで「死んだか、拓海と文太を捨てて出ていったかのどちらかだろう」と語っている。
原作とアニメ版ではキャラの雰囲気が若干異なっている。

秋名スピードスターズ (AKINA SPEED STARS)[編集]

スピードスターズの拠点である秋名山(下りスタート地点の伊香保榛名道路料金所跡地)
池谷浩一郎が立ち上げた秋名山の走り屋チーム。本格的なドラテク追求の場ではなく、自動車好きが集まった同好会的なチーム。「秋名最速」を自称しているが、実力は高いとは言えず、肝心のバトルに関しては、正式なメンバーではない拓海頼りという状態である。レッドサンズが初めて秋名へ来た際も、高橋涼介の眼中にはなかった。
プロジェクトD発足以降は、チームとしての活動はほとんど描かれていない。
原作・アニメ・新劇場版でチームステッカーのデザインが違い[5]、アニメ版のチームステッカーは、オリジナルキャラクター桂木美香がデザインした物。
池谷 浩一郎(いけたに こういちろう)
池谷搭乗と同型の
S13シルビア
声 - 矢尾一樹 / 土田大(新劇場版)
搭乗車種…S13 シルビア K's 1800cc
ボディカラー…ライムグリーンツートン
主な外装パーツ・・・SPEED STAR WHEEL製ホイール
ナンバー…群馬 58 へ 51-745
21歳、身長175cm、60kg(第一部)。「秋名スピードスターズ」のリーダーで、一応のナンバー1。立花祐一が店長を務めるガソリンスタンドに勤務しており、健二とは友人同士。藤原拓海と武内樹のアルバイト先の先輩。後輩の面倒見も良く、バスに置いて行かれた見ず知らずのおじいさん(後述)を北軽井沢に送るなど好人物であるが、自分に自信が持てない性格で、女性に対してもかなりの奥手。佐藤真子とはそれなりに良好な関係ではあったものの、その性格が原因で寸前のところで関係は消滅した。レッドサンズとの交流戦に向けて秋名の下りを走っていたところ、考え事をしていた最中に現れた対向車(三菱・パジェロ)に気を取られ、ガードレールに衝突する事故を起こしている。その後、シルビアが直るまでの暇を利用して自身のドラテクを見直し、以前はコーナー出口でアクセルを思いっきり踏んでテールを振るパワースライドをドリフトだと思いこんでいた程度だったが、サイドブレーキをきっかけとしたドリフト程度は出来るようになった。さらに第2部ではサーキット経験者のS15シルビア相手に、ブレーキングで対等以上のテクニックになっている。その上、後に作られたOVAでは、最終的にスピンしてしまったものの、サイドブレーキを使わずカウンタードリフトを決めるなど着実にドラテクを伸ばしていた。
S14型シルビアは嫌いであり、そのためかケンタがスタンドに来るたびに機嫌を悪くしていた[6]。なおモデルになった車は、埼玉県にあるチューニングショップ・テクノプロスピリッツのS13型シルビアがモデルになっている。
武内 樹(たけうち いつき)
声 - 岩田光央 / 白石稔(新劇場版)
血液型 O型(作中唯一血液型の設定がなされている人物)
搭乗車種…AE85 カローラレビン SR
ボディカラー…ホワイト
ナンバー…群馬 56 へ 11-009
18歳、身長163cm、55kg、高校3年生(第一部)。好物はチーズケーキ(原作では台湾製のバナナとなっている)。作中では「イツキ」とカタカナ表記されることが多い。藤原拓海のクラスメイトかつ親友で、感極まると拓海に抱き付くことも多い。お調子者であり、それらの言動に拓海も呆れたり振り回されつつも、拓海が樹だけに本音を語るシーンも多く、仲の良さが伺われる。樹も拓海がいかなる相手と勝負に挑もうと、「拓海なら絶対に勝てる」と拓海を心から信用している。立花祐一が店長を務めるガソリンスタンドでアルバイトをしており、高校卒業後はそのガソリンスタンドの正社員となった。自らのクルマの購入を機に「秋名スピードスターズ」に加入。その際AE86と間違ってAE85を購入したこと[7]を池谷や健二に笑われたが、拓海に慰められ、その拓海がAE85を運転して他所の走り屋を抜き去ったことから、ハチゴーでもテクニック次第で速く走れることを実感したため、長く乗り続けることを決意する。大のハチロク好きであり、ハチロクを侮辱される発言を聞くと、相手が誰であれ激怒する。調子に乗るとハンドルを離したり、余所見をするなどかなり危ない運転になることもしばしば。その度に拓海は頭を痛めている。一時期恋人であった秋山和美とラブホテルに行こうと誘い、一度はOKが出たものの、和美の元彼の登場により失敗。このとき池谷と健二がこっそりその様子を見ており、池谷には「自爆した…」健二には「かっこ悪ぅ…」と言われるが、同情もされる。後日、渉からは「樹には悪い事をした、和美のようなヘチャむくれの事はあきらめてもっとイイ女を捜せ」と再び新しい恋を探すように念を押される。第二部からは愛車にターボチャージャーを装着し、馬力は80psから約2倍の150psへとパワーアップする。ただし、インタークーラーを前置きにすることにより配管が伸び、結果急激にターボが利きはじめるドッカンターボである。連載開始当初は、クルマのテクニックはまるで初心者だった樹も、秋山和美にパワースライドを教えてもらって以降は運転技術が向上した。最近ではヒール・アンド・トウをマスターし、拓海を驚かせている。走り屋の好む車は全て好きだが、父親の乗っているオートマFFディーゼルエンジン車を「ダサい」「クルマじゃねーよあんなの」と言ってかなり嫌っている。そのこともあってか、FF車自体を「サイテー」と発言する場面もある。しかしEG6の場合は「走り屋に人気の車」と冷静に見ている。原作とアニメ版とでは初恋の相手が違い、アニメ版はオリジナルストーリーである1st13話、相手もアニメオリジナルキャラクターの沙織。
健二(けんじ)
声 - 高木渉
搭乗車種…RPS13 180SX TYPE II(中期型)
180SX 中期型
ボディカラー…ウォームホワイト
ナンバー…群馬 55 し 11-305 / 秋名 79 て 3-573(新劇場版)
21歳(第一部)。苗字は作中では明かされていない(拓海やイツキも「健二先輩」と呼んでいる)。「秋名スピードスターズ」のメンバーで、池谷とは幼馴染であり、親友である。実家のクリーニング屋を手伝っているが、暇な時はよくガソリンスタンドへやって来て池谷達と話したり、プロジェクトDのさまざまな情報を持って来たりする。ドラマCD「ロンリードライバー伝説」では、一度だけだが溝落としを成功させたことがある。池谷、樹と共にロンリードライバーを自称するが、原作のクリスマス前の場面では「今年はフリーなもんで」というセリフや、「池谷もついに童貞卒業か」と経験済みであることを匂わせるセリフがあることから、以前に彼女がいたことがうかがえる。
池谷の「ばあちゃんがまた行方不明か?」という台詞から、祖母は存命の模様。
桂木 美香(かつらぎ みか)
声 - 沢海陽子(ドラマCD)
愛車…NA6CE ユーノス・ロードスター
池谷や健二が免許とりたての頃に秋名山を走っていた走り屋。デザイナー志望であり、健二や池谷の高校時代の先輩である。東京へ旅立つ前に健二とバトルし、最後に「溝落とし」を使った健二に敗北する。アニメ版の「秋名スピードスターズ」のステッカーは、彼女がデザインしたもの。

文太の元走り屋仲間[編集]

立花 祐一(たちばな ゆういち)
声 - 西村知道
搭乗車種…トヨタ・SV40 (トヨタ・カムリ)
ナンバー…詳細不明(群馬の5ナンバーか7ナンバーであることは確実)
43歳(第一部)。作者によると妻子持ちで愛人は居ない。池谷達の働いているガソリンスタンドのオーナー[8]。池谷や拓海達を温かく見守っている。運転の技術はそれほど高くないものの、かつては藤原拓海の父・文太と走り屋をやっており、両者の性格・関係は拓海とイツキのそれに似ている。
原作では文太同様の喫煙者。アニメではシリーズを追う毎に吸うシーンが減っていき、Fourth Stageでは一切喫煙をしていない、原作の後半で上原美佳がゴルファーであることを、ガソリンスタンドのメンバーで唯一ゴルフをやっている彼が最初に気付く。
アニメFifth Stageでは登場しなかったが、Final Stage最終話終盤でようやく登場した。
鈴木 政志(すずき まさし)
声 - 石井康嗣
搭乗車種…キャラバンライトバン
自動車修理工場経営、文太の専属メカニックらしい。ハチロクのエンジンの載せ換えにも関わり、文太が買ったインプレッサも、政志の知り合いの中古車販売業者から入手したもの。祐一とも知り合いである。
一度ギャラリーとして拓海のドライブを祐一と見ているが、拓海の運転技術に相当驚いていた(また、エンジンが保たないことも予見していた)。
文太が拓海を迎えにいったときに使ったエルフキャリアカーも彼の会社のもの(ナンバー:群馬11 に 41-054)。
土屋(つちや)
声 - 土屋圭市うえだゆうじ(若き日)
アニメおよび文太が主人公のドラマCD登場(アニメで一度だけ出ている)。モデルはこの作品の監修を務める、土屋圭市。昔は文太の走り屋仲間で、今はプロのレーサーだが、昔は文太のドリフトに驚いたこともある。
アニメでは声のみの出演であるが、First Stage第2話で池谷達が見ているビデオ(ホットバージョンの付録である実写ビデオ)では、実際のドリフトのシーンが登場している。Final Stage最終話EDにて顔は出ないが、レーシングスーツ姿でD1グランプリを観戦している拓海に声をかけているシーンで登場している。
小柏 健
詳細は小柏親子を参照。

拓海の周囲の人々 / その他の人物[編集]

茂木 なつき(もぎ なつき)
声 - 川澄綾子(アニメ全て) / 内田真礼(新劇場版) / 遊井亮子(講談社マガジンCDブックのみ)
18歳、高校3年生(第一部)。やや天然の入った、明るく無邪気な性格の美少女。元々は拓海と同じサッカー部にマネージャーとして所属しておりその頃からの知り合いだったが、高2の頃に拓海が部の先輩・御木(後述)への暴力事件で退部した後は約1年ほど疎遠になっていた。その後本編の開始した高3の夏頃に拓海に再び接触、拓海が事件を起こした理由を知ったらしく仲直りを提案、さらにデートを重ねて仲を深めてゆく。その一方で、「パパ」なる中年男性(後述)と援助交際を行っているという裏の顔も持ち、ホテルで肉体関係を結んでは「お小遣い」と称した金銭(月3回のホテル通いにつき30万円)を受け取っていた[9]。しかし拓海を意識するようになっていくと同時に自らの行為に後ろめたさを感じ「パパ」との関係を絶つことを決意するが、その直前で拓海に知られてしまい、今度は拓海の方から突き放されることになる。しばしそのことで落ち込むも、諦めきれずに再びの接近を試み、自分も拓海がバイトをしているガソリンスタンド(アニメではハンバーガーショップ)で高校を卒業するまでバイトとして勤めた。そんな折、再び目の前に現れ復縁を迫ってきた御木に拉致されそうになるも拓海に間一髪のところで救われ、その日にようやく気持ちを通じ合わせる。高校卒業後、拓海との関係と自分の進路との狭間で悩むも、自らの夢を語った拓海に後押しされて、予定通り上京し専門学校進学した。第二部で拓海宛に送られた手紙によると、近況は健やかなものだと見える。拓海の峠の走りには2度同乗しているが、拓海の運転への信頼もあるためか特に怖がることもなく、逆に「ジェットコースターみたい」とはしゃいでいた。約束を破る人間と、煙草を吸う人間が嫌い。クリスマスイブに拓海の家に押しかけてクリスマスパーティを開いた際には持ち込んだシャンパンを飲んで酔っぱらい、下着を晒すなどのハプニングを起こして終始、藤原親子を翻弄していた。
Fourth Stageにも登場するが、原作同様ほんの2話か3話しか声入りとシルエットを含めての登場しかない。
上原 美佳(うえはら みか)
声 - 早見沙織(Fifth Stageから) [10]
埼玉に住む女子高生で、17歳(第二部)。クルマ好きの友人・トモコがプロジェクトDの藤原拓海を騙る人物(後述)にナンパされ、気持ちを弄ばれたことを怒り、拓海が勤務するガソリンスタンドまで行き、拓海を平手打ちしてしまう。その後、トモコを弄んだ真犯人が拓海の偽者であったことが判明した後は、素直に謝罪した。この際に拓海に気があるような発言を本人にしており、トモコから「本物の拓海を見たい」と言われたことも拒否している。以来、拓海とは何度か会うようになり、メールなどで良く連絡を取っている。また、夏休みの思い出作りとして拓海と海水浴に出かけ、ビキニの水着姿を披露している。幼い頃から父親にゴルフの英才教育を受け、雑誌やテレビで「天才少女」と言われるほどの腕を持っており、現在は高校のゴルフ部に所属。
35巻において、女性キャラクターで唯一コミックスの表紙を飾っている。
なつきのパパ
声 - 古澤徹(First Stageのみ)→宇垣秀成(Second Stage以降)
登場車種…メルセデス・ベンツ W201(原作)、メルセデス・ベンツ W210 E320 右ハンドル仕様(アニメ)
なつきの援助交際相手の中年男性。年齢と職業は不詳だが、登場時は常にスーツ姿であり、なつきに支払っていた金額からそれなりの経済力のある人物の模様。当の本人は知らないが、援助交際の情報を拓海にリークした人物からは「中年男[11]では「ベンツの紳士」」、拓海からは「ベンツのカレシ」と呼ばれている。
なつきとの関係に没頭していたようで、別れ話を切り出された際は「お小遣い」の額を増やしてでも引きとめようとしたが、なつきの決意が硬いことを知ると最後に一度だけデートすることを条件に、身を引いた。しかし、この一度が拓海に目撃されたことで、なつきと拓海の関係は一度壊れてしまうことになる。
喫煙者を嫌っているなつきの前でも、平気で煙草を吸っている。ただし、なつきがこの男の喫煙を咎めたり、不快感を表すような描写はない。
実はなつきの友人、白石の父親。ただしこのことを知っているのは拓海と白石のみである。アニメには白石自身の登場はないため、この設定はない。
白石(しらいし)
なつきの友人。下の名前は不明。眼鏡に黒いお下げ髪の女の子。拓海に密かに想いを寄せており、拓海と仲を深めているなつきへの嫉妬[12]から、援助交際の情報を匿名の電話で拓海に流した。その後学校内のとある出来事により、拓海に電話の声の主であることがバレてしまう。二人が仲直りした後はその仲を認め、バレンタインデーに拓海にチョコレートを渡すことで想いを断ち切り、身を引いた。アニメには白石は登場しておらず、拓海になつきの援助交際の情報を流した人物および動機は不明のままである。
塚本(つかもと)
声 - 陶山章央
搭乗車種…RPS13 180SX TYPE X(中期型)
ボディカラー…スーパーレッド(ゲーム)
拓海のサッカー部時代の先輩で、赤城山で走り屋をしている社会人。久しぶりに会った拓海に最初は思い出してもらえず、一緒にいたなつきのフォローもあり「珍しい顔」ということでようやく思い出してもらっている。赤城のチーム(レッドサンズではない)に所属し走り屋を気取ってはいるもののあまり運転の上手い方ではなく、ガードレールに激突させたこともある(この事故で道を半分塞いだことで、図らずもちょうど展開されていた啓介と渉のバトルを中断させることになった)。自分では腕がいいと思い込んでいるが、同乗した拓海には「池谷先輩よかだいぶヘタ」「オレにとっちゃ拷問」と心の中で酷評され、なつきにも重度の車酔いをさせてしまい、その後のトラブルの遠因となってしまう。結局、帰りは拓海が運転を代わることになるが、とある走り屋カップルの車(S13)となつきの要望でバトルになり、その際に拓海のテクニックを間近で目の当たりにして失神してしまっている。そのため、拓海が憧れの「秋名のハチロク」であることには気付いておらず、後に拓海のバトルを観戦した際には「初めて本物をこの目で見た」とはしゃいでいる。アニメには登場していない[13]が、PlayStation 2用ソフト「頭文字D Special Stage」には登場する。
沙織(さおり)
声 - 福島おりね
アニメオリジナルキャラクター。なつきの中学時代の友人。茂木なつきの紹介で、武内樹とドライブデートしたが、樹が庄司慎吾の襲撃を受けて事故を起こし、そのことがトラウマとなって樹との交際を断った。
御木(みき)
御木搭乗車と同型の
セリカGT-FOUR
声 - 高木渉(First Stage)→山崎たくみ(Third Stage)
搭乗車種…ST205 セリカ GT-FOUR (アニメでは輸出仕様の2ドアクーペ[14]
ボディカラー…ブラック(原作・ゲーム)・グリーンイッシュグレーマイカメタリック(アニメ)
ナンバー…群馬73 よ 27-431
拓海のサッカー部時代の先輩。いわゆるイケメンだが相当な女たらしで、かつてはなつきとも関係を持っていた。しかしそのことを部室で自慢げに語らっていたところ、拓海の不興を買って全力で殴り倒されたため、そのことを少なからず恨んでいる。回想のみの一度きりの登場だったが、第1部終盤の冬に再登場。ガングロで茶髪、顎ヒゲをうっすら生やしたガラの悪い大学生に変貌していた。なつきと再会し、過去の付き合いを持ち出して強引に復縁を迫る。雪の降る秋名山からなつきを拉致同然に連れ去り山麓に向かうが、なつきを救出すべく駆けつけた拓海のハチロクに追いつかれ、雪道でのカーチェイスを繰り広げる。最後はコーナーを曲がれずガードレールに衝突し、拓海となつきがその場から離れた後の詳細は不明。拓海が車から降りてきた時は、気まずさのあまり下を向いていた(映画版Third Stageでは泣いていた)。かつて父親から借りたFRの車に乗っている最中、雪道でスリップ事故に巻き込まれて以来、雪道での4WDの優位性を信じて疑わなかった。
その実力は登場したドライバーで最低クラスとされ、アニマックスで放映された『BATTLE STAGE』特別編における土屋圭市・織戸学今村陽一による三者解説対談コーナーでも土屋には「雪でハチロクがGT-FOURに勝っちゃう?ありえない!!」、織戸には「アレはバトルと言うより、イジメです」と言われている。
池谷の母親
声 - 寺瀬今日子
名前は不明。息子である浩一郎とともに法事へと出かけた。「サービスエリアで一旦用を足したい」と浩一郎に言ったことで、池谷と真子が再会する最大のきっかけを作った本人でもある。家庭内ではとても立場が強いらしく、浩一郎は「母ちゃん」と呼んで一切頭が上がらないようである。
老人
声 - 宮澤正
頭文字D Extra Stage 2に登場。観光旅行で長野県を訪れていたが、峠の釜飯を食べている間に観光バスにおいていかれた不運なおじいさん。知らない土地で右も左も分からず心細くなり、ずっと前から駐車場にいた池谷に軽井沢のホテルまで連れて行ってほしいと懇願する。軽井沢なら1時間もあれば帰って来れると考えた池谷は彼を乗せてホテルへ向かうが、実は北軽井沢のホテルであることがわかり、それが池谷と真子との再会に多大なる影響を及ぼした。

赤城レッドサンズ (RedSuns) / プロジェクトD (PROJECT.D)[編集]

元々、どこのチームにも属さずに単独で走っていた高橋涼介が、「関東最速プロジェクト」のために、赤城の優秀なメンバーを集めて創ったチームである。その活躍の場はサーキットにもおよび、プロのチームからも注目されている。原則的に地元・赤城山でのバトルは完全拒否し、敵地に乗り込んでのバトルを主体とする。その理由は、「どんな相手でも本気を出さずに勝てる」からだと言う。一軍と二軍に分かれており、一軍ではサイドブレーキを使ってのドリフトを禁止している。
「プロジェクトD」は、この「赤城レッドサンズ」を設立母体として、県外遠征・関東完全制圧を目的に一年間のみ限定で活動する、群馬県内選抜チームである。高橋兄弟がマツダ車に搭乗している関係か、サポートカーはマツダ・ボンゴブローニィを使用。なおプロジェクトDでは舘智幸とのバトルを除き、後追いが先行を追い抜くか、先行が後追いを引き離せば勝ちという「先行後追いバトル」を採っており、スタート時のポジション選択権は対戦相手に与えている。[15]
こちらもスピードスターズ同様原作とアニメでチームステッカーのデザインが違い[16] 、新劇場版でもチームステッカーのデザインが根本的に一新されている[17]
高橋 涼介(たかはし りょうすけ)
高橋涼介搭乗と同型の
FC3S RX-7
声 - 子安武人 / 小野大輔(新劇場版)
搭乗車種…FC3S RX-7 ∞(アンフィニ)III
ボディカラー…クリスタルホワイト
主な外装パーツ…WORK製ホイール → RSワタナベ製ホイール、藤田エンジニアリング製フロントバンパー(ミラーはメーカー不明)
→Free Style製GTウィング、ガレージ籠谷製カーボンボンネット、RE雨宮製フロントスポイラー・リアバンパー
ナンバー…群馬 58 よ 13-137 / 赤城 53 か 4-725(新劇場版)
23歳、身長183cm、64kg(第一部)。昔は「赤城の白い彗星」と呼ばれていた、「赤城レッドサンズ」のナンバー1。「プロジェクトD」のリーダーで、高崎市にある高橋病院院長の長男。群馬大学医学部に通う医学生。群馬県立高崎高等学校から推薦入学[要出典]レッドサンズ結成後は、弟の啓介と共に、「ロータリーの高橋兄弟」の名で定着している。将来は両親の後を継いで医師になることを決めており、プロのレーシングチームから誘いがあるもレーサーにはならず、関東全域に、地元の走り屋が何年掛かっても更新できないコースレコードを作り、最速の名を残す「伝説の走り屋」になってからの引退を決めていた。プロジェクトDの活動期限を1年間としたのも、そのためである。世界でも希少な存在のロータリーエンジン車の孤高さを自らに投影している。「人間シャーシダイナモ」と呼ばれるほど、車のスペックをエンジンやマフラーから出る音などで正確に言い当てることができ、相手ドライバーの癖や欠点まで見破れる。公道最速理論を完成させるべく、藤原拓海に興味を持つ。涼介は秋名山での拓海とのバトルの際、自車をいままでのヒルクライムダウンヒル両立のセッティングから、トータルバランスに特化したダウンヒル向けのセッティングに変更。パワーを340psからバトル時には280psにまで落としたが、戦闘力自体は向上させたことから、涼介は秋名のハチロクを強敵と認識していたようである。プロジェクトDでは自ら走ることはほとんどせず、拓海と啓介の走りの育成・向上・助言に専念しているものの、拓海はプロジェクトDに入ってからも、涼介の実力にはまだまだ遠く及ばないと発言している。過去の因縁から原作の35巻で「近いうちにやり合うことになるかもしれないのでFCを出してくれ」と松本に依頼。その後、さらなる改造を施したFCで箱根TOYO TIRESターンパイクに乗り込み、涼介の先輩である死神GT-Rこと北条凛とのバトルを「公道最後のバトル」と位置付けて挑み、これを制した。北条の行為やアクシデントもあり、明確な勝敗がついたとは言い難いバトルであったが、本人はこのバトルを「先輩の前で良い走りができただけでいい」とし、その勝敗にはこだわっていない。Third stageでは、プロジェクトDの発足直前に拓海からの申し出を受けて赤城山を共に走る場面がある。
連載初期は、言葉使いが周囲の人物と同じように少々荒い一面があり、アニメFirst Stageでは、原作に存在しない喫煙シーンが追加されている。
高橋 啓介(たかはし けいすけ)
高橋啓介搭乗と同型・同色の
FD3S RX-7
声 - 関智一 / 中村悠一(新劇場版)
搭乗車種…FD3S RX-7 Type R
ボディカラー…コンペティションイエローマイカ[18]
主な外装パーツ…マツダスピード製ツーリングキット「A-spec」 → RE雨宮製パーツ+SPEED STAR WHEEL製ホイール(サイドワインダー戦からカーボンボンネット)
ナンバー…群馬 37 お 63-887 / 赤城 33 は 8-301(新劇場版)
21歳、身長182cm、63kg(第一部)。「赤城レッドサンズ」のナンバー2。「プロジェクトD」のメンバーで、涼介の弟。ツンツンに逆立てた髪型が特徴。第二部では拓海と並ぶもう一人の主人公として描かれている。兄・涼介より頭の出来は良くないものの(あくまで頭脳明晰な兄と比較した時の話であって、平均より知能が劣るという訳ではなく、涼介が不在のシーンでは後輩相手に解説役を務めることもある)、理論よりも感性で勝負する天性のドライビングセンスは兄をしのぐとされる。藤原拓海の初の対戦相手であり、「プロジェクトD」ではヒルクライム(上り)担当。
以前、秋名山で拓海に負けた時の影響で、拓海にライバル心を持っている。プロジェクトDでの啓介の大きな飛躍も、「プロジェクトDのエースは自分」だという、拓海に対するライバル心があってこそのものである。物語序盤では拓海に圧倒されることも多かったが、絶対の信頼を置く兄・涼介の公道最速理論を最も近いところで学び、アクセルワークの技術を磨いていったことで著しい成長を遂げた。一時期グレていたことがあるらしく、元暴走族という経歴も持っている[19]。後述の土坂でのバトルで1度だけプロジェクトDへの不当な妨害を防ぐ強みになったこともあり、余程上の地位に居たことも判明する。また、それ以前にも番外編「ウエストゲート」で、「あいつを怒らせたらこの辺の走り屋とヤンキー全部を敵に回すぞ」と言う発言がある。暴走族であった頃は二輪車を乗り回し四輪車は軽視していたが、ある日涼介のFCに乗せられ赤城の全開ダウンヒルを助手席で見せられたことがきっかけで暴走族をやめ、兄同様に四輪車のスポーツドライビングにハマるようになったという。
嫌いなものはパーなコギャルと、GT-Rとランエボとデカいウィング。特技はABSドリフト(意味不明)らしいが、現在FDのABSがキャンセルされているのかどうかは不明。FDのパーツは少しずつ変化が有り、埼玉遠征まではマツダスピード製のものを中心に使用。土坂峠で壊れたFDを修理する際には、外装を啓介の趣味によりRE雨宮仕様にチェンジし、大幅なチューニングがなされた。その後はボンネットがカーボンとなるなど、外観は初期の原型をとどめていない程になっている。テールランプも現在は後期型の物が装備されている[20]
埼玉遠征では岩瀬恭子に一目惚れされるが、土坂遠征後、赤城で「プロジェクトDが終わるまでは誰とも付き合う気は無い」と言い放ち、恋愛よりもプロジェクトに集中する事を優先させている。
文太同様、喫煙シーンの多いキャラクター。アニメでは、Third Stage以降は喫煙を一切していない。
中村 賢太(なかむら けんた)
中村賢太搭乗と同型の
S14シルビア前期型
声 - 岡野浩介
搭乗車種…S14 シルビア Q's Aero(前期型)
ボディカラー…オレンジ(アニメ)・スーパークリアレッド(ゲーム)
主な外装パーツ・・・カービング製ホイール
ナンバー…群馬 72 し 35-918
「赤城レッドサンズ」のメンバーで、啓介の愛弟子。作中では「ケンタ」とカタカナ表記されることが多い。レッドサンズ入団前はタイヤの消耗を抑えることが出来るという理由から、レインコンディションの峠を攻めていたという経緯があり、レインバトルを得意としている。高橋兄弟に憧れ、高橋兄弟(特に啓介)が藤原拓海とのバトルに負けたことを認めることができずにいた賢太は、秋名山以外の峠で、かつ雨のバトルならば自分でも勝てると画策した。しかし妙義山でのバトルは、毎日の豆腐配達によって雨天走行の経験も豊富な拓海に全く相手にされず完敗した。以後は拓海を多少は認めライバル意識を抱いている様子で、拓海を真似てブラインドアタックの練習をして、事故を起こしたこともある。拓海とのバトル時のクルマの馬力は170ps(マフラーとコンピュータを交換した程度のビンボーチューン)。「プロジェクトD」では、遠征先の下見や、サポートカーの運転を行う。啓介は赤城での賢太の走りを「赤城以外でもその走りができればプロDのドライバーになれた」と評価していることから相当の実力はあるが、妙義でのバトル以外の見せ場はほぼなく、樹と似たような立ち位置として描かれている。拓海が「イツキと被る」と思っているシーンもあり、ゲームでもチーム名は赤城レッドサンズのままである。箱根遠征で初めて富士山を見た際「赤城山とどっちが高いっすかね?」と発言し、啓介に「ここまでバカとは思わなかった」と呆れられている。
原作では喫煙者だが喫煙のシーンは少なく、またアニメでは喫煙シーンが全てカットされている。
史浩(ふみひろ)
声 - 細井治
「赤城レッドサンズ」および「プロジェクトD」の外報部長で、バトルの交渉などを担当[21]。涼介とは深い付き合いのある友人同士。苗字は作中では明かされていない。料理の腕前に自信があるのか、神奈川遠征では宿泊したバンガローでメンバーに料理を振舞うシーンもある。賢太同様原作では喫煙者の設定になっているが喫煙のシーンは少なくまたアニメ全シリーズでは(一部を除き)喫煙シーンは一切ない。First Stage.ACT.11では、一度「ヒロシ」と呼ばれたことがあり、Second Stage.ACT.6のクレジットでも「浩」と記載されていた。愛車は、33巻や番外編のウェストゲートで登場したユーノスロードスター。アニメFirst StageではMR2に搭乗しているシーンもある。
松本 修一(まつもと しゅういち)
声 - 西凜太朗
「プロジェクトD」において、拓海のハチロクを担当するメカニックで、ハチロクのセッティングなどを手掛ける人物。涼介の指示でハチロクの軽量化も図っている。涼介からはかなりウデを信頼されており、KC35巻の143~144Pでは涼介と松本以外の「プロジェクトD」のメンバーでさえも知らないFCに関する事実を知っている。「プロジェクトD」をかなり愛しており、史浩曰く「仕事」が副業で「プロジェクトD」が本業だと豪語しているらしい。
宮口(みやぐち)=メカニック
声 - 高橋良吉
「プロジェクトD」において、啓介のFD3S RX-7を担当するメカニックであり、セッティングなども手掛ける人物。宮口という名前は、アニメのみの設定。Fourth Stageでは、メカニックという表記になっている場合もある。
緒美(つぐみ)
高橋兄弟の従兄妹の女子高生。走り屋ではない。高橋家で涼介に勉強を教えてもらっており、友人からは家庭教師ならぬ「押しかけ家庭生徒」と言われる。涼介を「涼兄ィ」、啓介を「啓兄ィ」と呼んでいる。アニメには登場しない。

第一部[編集]

First Stage[編集]

妙義ナイトキッズ (NightKids)[編集]

中里毅の搭乗マシンと同じ
R32 GT-R
柄の悪い連中が多い走り屋集団。リーダーの中里と、メンバーの慎吾による派閥争いが激化しているが、いざとなった時の結束力は高い。同じ群馬エリアでは赤城レッドサンズや秋名のハチロクの方が走り屋の間では有名であるため、チームとしての評価はあまり高くない。慎吾と沙雪が幼馴染のため、碓氷峠の2人組・インパクトブルーとも親交がある。
中里 毅(なかざと たけし)
声 - 檜山修之 / 諏訪部順一(新劇場版)
搭乗車種…BNR32 スカイラインGT-R V-specII
ボディカラー…ブラックパールメタリック
主な外装パーツ…WORK製ホイール
ナンバー…群馬33 が 26-037
「ナイトキッズ」のリーダー。かつてはS13シルビア乗りであったが、ドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」にて、妙義山に現れた相模ナンバーの白いR32GT-R乗り、島村栄吉(しまむら えいきち:森川智之にパワー差で圧倒された末に惨敗したことをきっかけに、相手と同じR32 GT-Rに乗り換える。以来「遊びだけ」のドリフト走行に疑問を抱き、確実にタイムが出せるグリップ走行にこだわっている。ただし先のドラマCDでは、その気になれば今でもドリフト走行もできるシーンもあり、本人はドリフトを「卒業」したと話していることから、以前はドリフトをしていたことが分かる。R32に乗り換えて以降は、数多くの相手が敵でなくなったことに不満を抱き、啓介に勝利した拓海をターゲットとして挑戦したが、感情任せのムラっ気の大きい走りが災いして、無理にマシンをぶん回した挙句、GT-Rの弱点であるスーパーフロントヘビーから来るアンダーステアとフロントタイヤの熱ダレが露呈して自滅。これ以降も同じ負け方をすることが多い。アニメでは拓海と秋名山でバトルに負けた後「負けたのにさわやかな気分だ…」と感じていて「もう一度腕を磨いて挑戦するか…」とリターンマッチを仕掛けようとしている。涼介曰く「中里の長所は思い切りの良さと勢いでアクセルを踏み込んでいく巧みなドライビングにある。ツボにはまると速いが、プレッシャーに弱くキレやすい」とのことで、後に高橋涼介直伝のテクニックを身に付けた、高橋啓介のFDにも敗北している。エンペラーの岩城とのバトルでも、焦りからアクセルを強く踏み込み過ぎてアンダーステアを誘発、右フロントが壁にヒットして車をクラッシュさせてしまい敗北する。その後のドラマCDでは、その後は落ち着きのある走りをするようになり、島村の地元である箱根山でR32同士のバトルを繰り広げ、中里がテクニックの差で勝利する。なおロータリーエンジン車が嫌いな様子。クルマの馬力は、拓海とのバトル時は380ps、啓介とのバトル時は395ps。
神奈川最終戦で慎吾と共にギャラリーとして再登場する。
庄司 慎吾(しょうじ しんご)
庄司慎吾搭乗と同型の
シビックEG6
声 - 藤原啓治
搭乗車種…EG6 シビック SiR-II
ボディカラー…ミラノレッド
主な外装パーツ…M-TEC(無限)製ホイール(フロントバンパーはメーカー不明)
ナンバー…群馬56 よ 46-037(Battle Stageでは、群馬59 き 32-145)
中里毅と同じ「ナイトキッズ」の主要メンバー。ラフなバトルを好み、勝つ為には危険な手段もいとわない。そのやり方を嫌う中里に反発し、対立しあっている。左足ブレーキを駆使した鋭い突っ込みを得意とし、下りなら中里毅を凌駕するFFマシンの使い手。
群馬エリアのダウンヒル最速を名乗って憚らない自信家であり、下りスペシャリストとしてのプライドと、ナイトキッズ最速の座を狙って、中里を倒した「秋名のハチロク」こと拓海を危険なバトルで排除しようと企む。拓海をバトルへと誘い出す為、池谷のシルビアを後ろからぶつけて事故を起こさせようとした。その後拓海たちの前に現れ、池谷のプライドを傷つけるような言葉で挑発(アニメ版では、デート帰りのイツキのレビンにバトルを仕掛け、池谷と同様の手口でクラッシュへと追い込み拓海の怒りを買った)。怒りに燃えてバトルを受けた拓海に自身が得意とする「ガムテープデスマッチ[22]」を仕掛ける。序盤は不慣れな片手固定の操作に戸惑うも、程なく順応しペースを上げてゆく[23]拓海に脅威を感じ、ハチロクをクラッシュさせようと追突するも、偶然の360度ターンで見事難を逃れられて驚愕する羽目に。そして悪質行為にブチ切れた拓海の、怒りに任せたラフな走りで猛追され溝落としで追い抜かれる。勝てぬならせめてと、最後はダブルクラッシュを狙おうとしたが速い突っ込みによってかわされ、自爆する形で単独でクラッシュ。右手を固定していたため、手首をキックバックにより負傷した。傷ついた愛車を見て涙を滲ませたり、本来恨まれていても仕方のない筈の池谷から向けられた善意に素直に感謝するなど、バトル後は憑き物が落ちたかのような様子だった。
これ以降、元来のダーティさは控えた感があり、中里とも仲が悪いように振る舞っているものの、徐々に関係は軟化している。ドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」では幼馴染の沙雪とともに、中里の因縁の相手である島村との対決のセッティングのために奔走した。
沙雪の話によると、小学生のころ風邪を引いたまま登校した時に鼻水を垂らしていたので、ハナタレ慎吾という不名誉なあだ名でいじめられ、それが原因でグレてしまったらしい。
かなりのホンダ党らしく、VTECエンジンの加速感とエンジン音を絶賛している。また原作では、秋名で行われた拓海と涼介のバトルを見届けた後「俺だってホンダがFR車を作ってくれれば乗り換えるよ」と言っており、ゲーム「ARCADE STAGEシリーズ」などで、プレイヤーキャラがS2000で戦うときは、かなり意識した台詞を言う。沙雪から「あんたS2000買うの?」と言われた際には「金がないんだから仕方ない」と返している。拓海とバトルした際のクルマの馬力は185ps。
神奈川最終戦で中里と共にギャラリーとして再登場する。
宮原(みやはら)
声 - 志村知幸
搭乗車種…SW20 MR2
ボディカラー…スーパーレッドII
ナンバー…群馬58 か 95-593
「ナイトキッズ」のメンバー。MR2に乗っているが、走り屋としての目標を失い、引退を考えている。慎吾と沙雪のセッティングにより、真子と知り合う。真子を好きになり告白するが、走り屋としての目標を追い続ける真子の決意を知り別れる。
秋名山で樹のレビンをバカにしたMR2のドライバー「章央」とは、別の人物である。
弘道(ひろみち)
声 - 安井邦彦
搭乗車種…S13 シルビア
「ナイトキッズ」のメンバーで、同じチームである中里に勝ったハチロクを見るために秋名山へ来た。偶然遭遇したイツキと拓海に威圧的な態度を取り、レビンのホイールやマフラーがノーマルであることをけなした挙句(アニメではさらにレビンのタイヤを足で蹴っている)、ハチゴーだと分かると仲間たちとともに大笑いした。別れ際には「観光バス(アニメでは原チャリ)にあおられないように頑張ってくれや」とまで言っており、この一連の行為に怒った拓海が運転するレビンに溝落としで抜き去られ、振り切られた。名前はアニメのみの設定。外見や性格は、後に登場する岩城清次と近い。
アニメ版では後述の正一、章央を含めて、Second Stageでエンペラーに挑まれた「THUNDERS」のメンバーとして扱われている。
正一(しょういち)
声 - 陶山章央
弘道、章央と共にハチロクを見に秋名山へ来た「ナイトキッズ」のメンバー。名前はアニメのみの設定。作中では弘道のS13の助手席に乗っているため、本人が走り屋なのか、どんな車に乗っているかは不明。
章央(あきお)
声 - 鈴木淳
搭乗車種…SW20 MR2(アニメでは180SX)
「ナイトキッズ」のメンバー。名前はアニメのみの設定。弘道のS13共々2台まとめてあっさりと拓海に抜き去られ、後ろから見たレビンの足回りのひどさと速い走りのギャップに激しく困惑していた。
高田(たかだ)
搭乗車種…S13 シルビア
「ナイトキッズ」のメンバー。ドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」に名前のみ登場。
グリップ走行を重んじる中里が、本来のプレイスタイルではないドリフト走行をメンバーの庄司慎吾に見せつける際、以前乗っていた車と同じS13を高田に借りて妙義山をドリフト走行で攻めた。
吉竹弘二(よしたけ こうじ)
声 - 遊佐浩二
搭乗車種…不明                            
ドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」に登場。かつて中里と一緒に走っていた走り屋。今でもナイトキッズのメンバーなのか、既に脱退したのかは不明である。
実家は『よしたけ寿司』と言う寿司屋を営んでいて、本人も配達などを手伝っている。
父親曰く『車が恋人の馬鹿息子』。そのためか、真子と沙雪が来店した際に『ガールフレンドがお待ちだぜ』と父親にからかわれた。

インパクトブルー[編集]

碓氷峠ダウンヒルスタート地点
碓氷峠最速の2人組。地元では誰も勝てないと恐れられる。シルエイティの色が青であることから、インパクトブルーと呼ばれている。なお、インパクトブルーというチーム名は外伝「インパクトブルーの彼方に・・・」(単行本48巻収録)が初出[24]で、本編では呼称されていない。
神奈川最終戦で二人とも再登場する。
インパクトブルー搭乗と同型の
シルエイティ
佐藤 真子(さとう まこ)
声 - 根谷美智子
愛車…シルエイティ
  • ボディカラー…インパクトブルー(ゲーム)
  • ナンバー…群馬57 え 78-547(Extra Stageでは、群馬77 に 37-586)
20歳(第一部)。「インパクトブルー」の一人。へ行った時に高橋涼介にあこがれ、幼馴染の沙雪をパートナーに迎えて峠デビュー。豪快なドライビングとは対照的に、普段は清楚な女の子。本人曰く「ハンドルを握ると性格が変わるクチ」。最初は安中市横川のおぎのやの駐車場で、車検の代車ミラ(L210)[25]がエンジン故障していたのを、通りかかった池谷が直したことから、池谷との接点となる。その後、走り屋引退を考えて、最後の一戦に「秋名のハチロクと碓氷峠で戦いたい」と言ったことから拓海と戦うこととなる。結果は拓海に敗れ、技術の深さを思い知り、引退を撤回する。後の『インパクトブルーの彼方に・・・』では拓海とのバトルでの経験を生かして、群馬エリア制覇のために碓氷を視察に来た「エンペラー」の下っ端を打ち破っている。なお、拓海とバトルした際のクルマの馬力は230ps。池谷に出会ったことから、拓海とのバトルをセッティングした彼とホテルへ行く約束をしたが、池谷の劣等感からの思い込みとアクシデントによって叶うことはなかった。その後、ナイトキッズの宮原とひょんなことから知り合い、だんだん宮原に惹かれていくが、走り屋に対する考えの違いから最終的には別れる。その後、池谷とは偶然再会し行き違いの経緯を知ることとなるが、自動車雑誌の企画に応募しレーサー兼ライターとして働く決意をしたことを池谷に告げて東京へと旅立つ。事実、原作ではレースに出ていることを明かしている。
神奈川最終戦を沙雪と共にギャラリーとして観戦し、モチベーションを失っている信司と出会う。その際、北条豪のNSXと啓介のFDの走りに思わず感動して涙を流したことで、信司のモチベーションを再燃させた。
Extra Stage2ではエンディングの後に「(真子と池谷は)その後2度と出会う事はなかった…」と書かれている。
沙雪(さゆき)
声 - かかずゆみ
「インパクトブルー」の真子のナビ・メカニック担当。苗字は作中では明かされていない。先のコーナーから、対向車とすれ違うポイントを予測できる。ナイトキッズの庄司慎吾とは、小・中学校が同じで家も近所だった幼馴染。真子と比べて快活で外交的な性格で、慎吾いわく「跳ねっ返り」。胸も大きく、池谷達とプールへ遊びに行ったときは注目を集めた。アニメ版では、揺れる胸を見た樹と健二が、放送当時の流行語であった「だっちゅーの」をもじった「今行くっちゅーの!」という台詞を叫んでいる。年下でかわいらしい拓海を気に入って、一緒に滑り台で遊んでいた。ナイトキッズの中里に「可愛い」と気に入られるが、本人は微妙な表情だった。本人曰く体重は47kgと言っているが実際は49kg。沙雪自身はシルエイティの運転およびバトルができるかどうかは不明で、真子の引退後も1人で走り屋の活動をしているのかは定かではない。なおアニメ版の次回予告では「(引退しても)あたしは走るよ、1人でもね。男に走る!」と発言して真子を呆れさせている。OVA『インパクトブルーの彼方に・・・』第2話「センチメンタルホワイト」では、慎吾とともに真子に彼氏を作ろうと画策するが、結局失敗に終わってしまった。
神奈川最終戦を真子と共にギャラリーとして観戦し、どこか拓海に似た雰囲気の信司をかわいいと気に入る。

Second Stage[編集]

エンペラー (Emperor)[編集]

エンペラーのホームコースである
日光いろは坂
ランサーエボリューションのワンメイクチーム。リーダーである須藤京一の高橋涼介へのリベンジを機に、群馬侵攻を企てる。
彼らには特有のルールがあり、敵地でのバトルで勝利するために京一が考案した作戦パターン=シミュレーションが1から3まで存在する。3については特に注意が必要な相手と戦うための作戦とされ、藤原拓海と高橋涼介のバトルでも使用された。アニメでは涼介に対して、専用の作戦・シミュレーションXを用意している。
スタート時にカウントをとらず、馬力が低いほうの車が好みのタイミングで発進し、もう一方の車はそれに合わせて発進するスタート方法を好んで用いる。チーム内ではこれを「ハンディキャップ方式」と呼んでいる。
神奈川最終戦では、須藤京一、岩城清次がギャラリーとして再登場する。
須藤 京一(すどう きょういち)
須藤京一搭乗と同型の
ランエボIII
声 - 田中正彦
搭乗車種…CE9A ランサーエボリューションIII GSR
ボディカラー…ピレネーブラックパール
ナンバー…群馬58 し 30-395(ARCADE STAGE4以降、Final Stageでは 栃木58 し 30-395)
ランエボ軍団「エンペラー」のチームリーダー。金髪に白いバンダナを被っている。徹底した合理主義者であり、滅多なことでは取り乱さない。派手なアクションを嫌い、基本に忠実という、職人のようなタイプである。岩城清次からは「鉄人」と称され、人柄でもメンバーから慕われている。テクニックが互角ならば、確実に有利なマシンを用意してそれ自体の戦闘力の差で勝つ、というのが彼の信条。
高橋涼介曰く「勝つためにはえげつないぐらい合理的な作戦を選ぶ奴」で、「何が何でも負けたくない相手の一人」と語っている。
ハイパワーターボ+4WDを車の絶対条件として挙げており、その条件に合致するエボIIIを愛車として選択。得意としている左コーナーからのカウンターアタックも、京一のテクニックとエボIIIの戦闘力があってのものである。東堂塾出身であり、舘智幸とは東堂塾時代の同期。ジムカーナ仕込みのドラテクは高橋涼介に匹敵するほどであり、涼介からもテクニック自体は自分と同等と認められている。「モータースポーツ技術の公道に対する優位性(サーキット>公道)」を唱え、「峠には峠のテクニックがある(サーキット≠公道)」と異論を唱える涼介とは、対立関係にある。[26]涼介には群馬遠征の1年前にいろは坂で敗れており、その事に対するリベンジマッチを、群馬エリア制覇を目論む際に申し込む。なお、涼介に敗れるまでは負け知らずであったがゆえに、当初はかなり根に持っていた様子であった。エボIIIの性能を生かして一時は涼介を追い詰めるが、対向車の来ないサーキットや、サーキットと同じ環境にある一方通行のいろは坂を拠点とするがゆえの「右コーナー時の対向車への恐怖心」を見破られ、ヘアピンカーブでのカウンターアタックによって敗北する。涼介は京一の敗因の1つとして「俺と対戦する前に拓海との勝負で手の内を見せすぎた」ことを挙げている。ただし、土屋圭市には『BATTLE STAGE』特別編解説コーナーで『パワーに頼りすぎ』と評されている。
赤城での涼介とのバトルの前日、茂木なつきが援助交際をしていると知った拓海が自暴自棄となって赤城山へ乗り込んで来た際は、バトルではなくセミナーとしてマシンの戦闘力の差とその重要さを見せつけ、拓海に父親の文太以外で初めて事実上の黒星を付けた。その後、新エンジンに換装して復活した拓海のハチロクといろは坂で再戦。互角のバトルを見せたが、ゴール直前に並びかけたところをハチロクのトリプルカウンターにかわされ、惜敗した。ただし京一が拓海を追い抜けば勝ちというルールであったため、拓海は「(実質)引き分けかな」と語っている。その後、拓海のハチロクを「いいクルマだぜ」と褒め称え、拓海自身に対しても「いつの日か4WD車のステアリングを握る日が来るだろう。そうなるべきドライバーだ」と評している。(その後、上述の通り限定的にではあるが拓海はインプレッサのステアリングを握ることとなる。)
京一のエボⅢには、ターボ過給によるアクセルレスポンスのラグを解消するために、WRCでも採用されている「ミスファイアリングシステム」が作動するようになっており[27]、走行の際はアフターファイヤーと共にシステム特有の「パンパン」という破裂音を響かせながら疾走する。クルマの馬力は、拓海とのバトル時には310psだったが、涼介とのバトル時には350psへとパワーアップさせている。
プロジェクトDの東堂塾からの再戦時の際には電話で涼介に対して「現役のプロレーサーが出て来る」と、バトルには涼介が出る様忠告したが、それを無視して拓海とハチロクを出したことを不思議に思っていた。Fourth Stageでの登場はSecond StageとThird Stageのときとは違い人相が変わっている。
岩城 清次(いわき せいじ)
岩城清次搭乗と同型・同色の
ランエボIV(画像はGSR)
声 - 川原和久
搭乗車種…CN9A ランサーエボリューションIV RS
ボディカラー…スコーティアホワイト
主な外装パーツ…monster製ステッカー・GSR用純正アルミホイール(OZレーシング製)
ナンバー…栃木78 へ 46-637
「エンペラー」のナンバー2。ポニーテールの髪が特徴。気性が荒い性格で、あまり頭の良い方ではないが、マシンの潜在能力を引き出す腕は超一流。特にドリフトしにくい4WDをドリフトに持ち込む技術や、エボIVの弱点とも言えるトラクションの弱さをカバーする技術は、WRCドライバーにも匹敵し、涼介をもってしても「雨の日にバトルしたら俺たちでも歯が立たない相手」と称されるほどの腕前である。拓海でさえ、「立ち上がり重視の溝走り」という奥の手を使わざるを得なくなるほど清次にはかなりの苦戦を強いられ、敗北はしたものの「勝った気がしない。秋名じゃなければ、負けてた」と拓海に言わしめたことがそれを物語る。
拓海戦までは「1か月で群馬を制圧する」と宣言。ナイトキッズの中里を含む全ての走り屋を倒し、相手チームのステッカーを二つに切り分け逆さまにし、撃墜マークのようにリアウイングに貼り付けていた。エボIVのウイングを高橋啓介は「下品なウイング」と称し、嫌悪感を露にしていた。その行動で群馬県内全域を恐怖に陥れたが、拓海とのバトルではその気性の荒さがタイヤへ負担を掛け、敗北する。その後は啓介や小柏カイとも対戦するが、どちらも敗れている。なお原作では啓介との対決の詳細は描かれていないが、アニメ「Battle Stage」である程度描かれている。
拓海と樹とは偶然にもバトルの前に一度顔を合わせており、その際は「ハチロクなんざアウト・オブ・眼中、頼まれてもバトルなんかしねぇよ」とまで言い切った。拓海とのバトル当日は京一に「シミュレーション3で行け」と指示されているが、それを無視しバトルに敗北。京一からは「いろは坂の猿じゃねんだからちったぁ頭使え」と叱責されビンタを受ける。なお、拓海とバトルした際のクルマの馬力は300ps。
拓海に敗れた後、赤城山に乗り込んできた拓海が京一とバトルに及んだ際には、不利な条件が山積みにもかかわらず乗り込んできた拓海の姿に「いつかとんでもなくビッグになる奴かもしれない」と後の拓海の飛躍を予感する旨の独白をしている。
東堂塾での再戦時、バトルにはハチロクではなくFDが出ると思っていた。Fourth Stageでの登場は京一同様Second StageとThird Stageのときとは違い人相が変わっている。
基本的には「清次」と表記されているが、18巻では「清二」と表記されている。
佐竹(さたけ)
声 - 梁田清之
搭乗車種…CN9A ランサーエボリューションIV
ボディカラー…スコーティアホワイト
ナンバー…栃木78 へ 21-317
「エンペラー」のメンバーで偵察係。エンペラーの中では実力派であり、碓氷峠に偵察に行った際に真子・沙雪にバトルを挑むが、拓海とのバトルを経て成長した真子に敗れる。
野上(のがみ)
声 - 遊佐浩二
搭乗車種…CE9A ランサーエボリューションIII
ボディカラー…スコーティアホワイト
ナンバー…群馬58 し 53-390
「エンペラー」のメンバー。佐竹と共に偵察を受け持つ。佐竹から「レン」と名前で呼ばれるが、それがあだ名なのかは不明。

秋山兄妹[編集]

正丸峠
拓海ハチロクの新エンジン換装とほぼ時を同じくして、埼玉から群馬にやって来た兄妹。延彦は彼らのいとこである。
秋山 渉(あきやま わたる)
秋山 渉搭乗と同型の
AE86レビン
声 - 松本保典
搭乗車種…AE86 カローラレビン GT-APEX(前期型)
ボディカラー…ハイテックツートン
主な外装パーツ…TRD製リアスポイラー
ナンバー…熊谷56 よ 73-212
埼玉県秩父地方に拠点を置く走り屋。地元で敵がいなくなったため、妹・和美と共に群馬入り。愛車のAE86レビンで勝つ事に拘りを持っている。その理由は、「古い車というハンデキャップを逆手にとって相手を追い詰める事が快感だから」という。実力も、高橋啓介と互角の勝負を演じるほど。過去にエンジンを壊して修理する際に、限られた資金でできるだけ戦闘力を上げるため、後付けターボを選択した。一番ブーストを上げると280psを絞り出す。パワーと引き換えに、ターボ作動時に多少挙動が不安定になってしまういわゆる「ドッカンターボ」だが、そこは彼の熱くなりやすい性格と相まってか、彼自身は気に入っていた。そのクセのあるマシンを乗りこなすため、コーナー出口でマシンの挙動が乱れてもアクセルを戻さずカウンターだけで押さえ込もうと、車体を揺らすような変則的な走りをする。
上記の経緯もあってか、ハチロクの新エンジンが1万回転以上回ることを見抜くなど、車のメカニック部分にも精通している。
赤城でレッドサンズの高橋啓介に挑んだ際に凄腕のハチロク使いの噂を聞き、和美と友達になった樹を通じて拓海に接近した。ところが、結果的に労せず手に入れたレーシングエンジンを、メカの知識不足もあいまって"遅い"と評する拓海に怒りを覚え、激しく勝利への執念を燃やすようになる。前述の熱くなりやすい性格に加え、走り屋としてのアイデンティティやプライドも合わさり、この出来事のように車のことになると周りが見えなくなることもあるようであり、妹の和美も「兄は車のことになるとムキになる」と語るほど。
拓海とのバトルの決着の描写は、原作とアニメで異なる。原作では渉のスタミナ切れから集中力が落ちた所で拓海がその隙を突き横に並んで、緩いS字コーナーでカウンター気味に抜き去ったのに対し、アニメ版では土砂崩れの箇所がバトルを繰り返すうちに土砂が削られていたのを拓海が見逃さず、ラリーカーばりに跳ね飛びながら追抜いた。プロジェクトD編では、ターボチャージャーからスーパーチャージャーに変更、埼玉北西エリア連合のメンバーとして再登場する。バトル後は拓海に色々助言をするなど良好な関係を築いているようである。
同じハチロク乗りということもあってか、初登場の頃はキャラクターデザインが拓海に非常に良く似ていた。そのため、拓海と接触する頃にはキャラクターデザインが少々変更されている。
なお原作では喫煙者の設定になっているが、アニメ全出演での喫煙は一切ない。
秋山 和美(あきやま かずみ)
声 - 柚木涼香
秋山渉の妹。渋川市にある親戚の旅館での手伝いのため、兄・渉と共に群馬にやって来た。その中で武内樹と出会う。歳は拓海や樹より1つ上で、兄の渉同様、なかなか気の強い性格。樹と出会ったことにより、後に運転免許を取得する。オートマ限定免許ではないため、渉のレビンを運転することもある様子。アニメFourth Stageでは樹とはいい雰囲気だったが和美の元彼がよりを戻そうと和美に接触したことにより破局し、二度と出会うことはなかった。
和美の元彼(かずみのもとかれ)
声 - 渋谷茂
アニメFourth Stage第14話にだけ登場する男性、本名不詳。和美曰く「ホテルに行った回数はたぶん10回より多い」とのこと。本人は、年上であることから彼女と付き合うことに自信がなく悩んでいた。和美と話をしようと携帯電話に何度も電話するが、なかなか連絡が取れないことにしびれを切らし、秋山家の前で待っていたところ渉に会い、渉のハチロクに乗って樹と和美がデートの途中で立ち寄ったコンビニへ現れる。再会した和美に本心を打ち明けて謝罪し、改めて復縁を申し出ると、和美自身が最終的にこの男を選んだことにより、樹との関係は破局に終わる。

Third Stage[編集]

小柏親子[編集]

  • 本拠地…栃木県日光市・日光いろは坂
  • 搭乗車種…SW20 MR2 G-Limited
    ボディカラー…ストロングブルーメタリック
    主な外装パーツ…TRD製ホイール・ステッカー
    ナンバー…栃木58 か 37-597
小柏カイ搭乗と同型の
SW20 MR2
小柏 カイ(こがしわ カイ)
声 - 神奈延年
ストリートに突如として現れた、いろは坂のダウンヒルスペシャリスト。幼少の頃から、父親である健にカートの英才教育を受け、レースで何度も勝って来た。高校通学のために利用していたバイクでいろは坂のコースレコードを塗り替え、18歳の自動車免許取得と同時に満を持して公道デビューを果たす。カートマシン同様にミッドシップであるMR2 III型に、カート仕込みの左足ブレーキを駆使した走りと実力は文句なく、エンペラーの岩城清次を特別な走りをすることなく破った実績がある。
その後、須藤京一を破った藤原拓海と戦い「インベタのさらにイン」という、ヘアピンの高低差が激しいいろは坂とミッドシップで立ち上がりの加速と旋回性の高いMR2ならではの空中に描くラインを駆使して拓海を苦しめたが、拓海もバトル中に同様のテクニックを素早く身に付け、カイの動揺を激しく誘った。最後はカイがゴール直前に落ち葉に足をすくわれスピン。並走していた拓海が抜き去った。もし直前の落ち葉がなかったら勝敗は入れ替わっていたかもしれないと思わせるほどの接戦だった。「拓海の卓越した実力が運を呼び寄せた」とは京一の弁。原作では京一、アニメでは涼介が、カイが中盤でこの奥の手を出したことに対して「早すぎる仕掛けは拓海に反撃のチャンスを与える可能性がある」とバトル中に語り、その通りの結果になったと言える。第二部では「R・Tカタギリ」のメンバーとして、MR-Sに乗り再登場する。
小柏 健(こがしわ けん)
声 - 有本欽隆
カイの父親。文太が若かりしころに最大のライバルだった走り屋。両者の関係は拓海と啓介のそれに似ている。現在は中学校で教師をしている。何度もやり合い、最後の大一番で敗北。遂に文太に勝つことができず、息子同士のバトルでリベンジするため、息子のカイに勝利のための秘策として、後方追走から「インベタのさらにイン」で攻める手段を教えた。カイが乗っているMR2も、健から借りたクルマである。その後、カイと拓海の再戦の最中に文太を呼び出して、それぞれの息子について論を交わした。祐一曰く「どっちも親バカ」。

第二部[編集]

Fourth Stage / Extra Stage 2 / Special Stage[編集]

※アニメFourth Stageでは、川井対啓介・酒井対啓介のバトルはカットされている。後に発売したBATTLE STAGE 2に収録。

セブンスターリーフ (SSR)[編集]

SSRが拠点とする
日塩もみじライン(2011年10月)
リーフはLeafだが、このチームの略称はSSR[28]
末次 トオル(すえつぐ トオル)
末次トオル搭乗と同型の
ユーノス・ロードスター
声 - 中村大樹
搭乗車種…NA6CE ユーノス・ロードスター S-Special
ボディカラー…クラシックレッド
主な外装パーツ…MAZDA製パーツ
ナンバー…栃木55 を 86-596
「セブンスターリーフ」のダウンヒラー。「一番大事なのは車の運転を楽しむこと」という信念を持っており、ありとあらゆるコーナーを慣性ドリフトで振り回す、その走りは「カミカゼ・ダウンヒラー」と呼ばれる。涼介曰く「藤原とよく似たタイプのドライバー」。愛車のロードスターは、1600ccのB6-ZE型エンジンを1800ccまで排気量アップ、4連スロットル化し、馬力を190psまで上げている。ただし、本人の経済力がそこまで高くないため、車のチューニングなどの費用はもっぱら恋人の奈保に借金を申し込むことで捻出しており、そのことで奈保を悩ませている。バトルでは、ハチロクに溝またぎで追い抜かれ「ハチロクにできるのならこの車だってできる」と溝またぎを試みるが失敗して横転、派手なクラッシュをしてリタイアする。拓海との勝負での敗北をきっかけに走り屋として引退を決意[29]
川井 淳郎(かわい あつろう)[30]
川井淳郎搭乗と同型の
ER34スカイラインクーペ
声 - 佐々木誠二
搭乗車種…ER34 スカイライン クーペ 25GT-TURBO
ボディカラー…ダークブルーパール
ナンバー…栃木34 ほ 22-936
「セブンスターリーフ」のもう一人のエース。400psある愛車のスカイラインを荒れ狂わせることなく、サーキットでの走りを峠でもそのまま再現させるグリップ走行が持ち味。全てのコーナーを堅く走るせいで総合的な速さが無いのが短所で、バトル後啓介にダメ出しされたがいまいち理解できていなかった。トオルと奈保の仲を心配するなど、面倒見のいい性格でもある。
啓介は、GT-RでなくFRのGTターボである彼の愛車について「いいシュミだ」と呟いている。
慎一(しんいち)
声 - 優希比呂
「セブンスターリーフ」のメンバー。トオルの鋭い突っ込みに感激し、チームに入る。上記の二人を慕っており、特にトオルへの尊敬は賢太の啓介への尊敬に通じるものがある。トオルがエンジンを手放すと話した時には心底残念そうだった。
奈保(なお)
声 - 長沢美樹
末次トオルの彼女で、交際歴6年目。車をチューニングする費用を捻出するため自分に借金を申し込むばかりのトオルに困り果て、タイヤを買うための金を貸してくれと頼まれた時、「貸す代わりに、バトルに負けたら走り屋をやめて」という条件を提示した。しかし、トオルが引退を決意したことを知ると、「どうしてやめるの?」と悲しそうな表情をしたことから、ある程度はトオルの本気の趣味を認めていた印象である。前述の条件も、走りに没頭しすぎて、車のチューニングのために自分に借金を申し込むばかりのトオルに少々意地悪をしたかっただけとのこと(トオル本人はプロDとのバトル後には、勝敗に関係なくロードスターのエンジンは手放すつもりであった)。最終的にはトオルの本音を聞いて喜んでいた。

アルテッツァの二人組[編集]

番外編『ウェストゲート』や、OVA作品である『頭文字D Extra Stage 2 〜旅立ちのグリーン〜』に登場した二人組の男。
登場は2回と少ないが、ギャグ的ながら唯一落下事故を起こしてしまっているなど、典型的な『憎めない悪役』ともいえる。
なお、『ウェストゲート』と『Extra Stage 2』ではドライバーが逆になっている。
  • 搭乗車種… SXE10 アルテッツァ RS200
    ボディカラー…ブラックパール
    ナンバー…群馬34 あ 32-801
茶髪
声 - 池田知聡
『ウェストゲート』でのアルテッツァのドライバー。アゴを生やしている。金髪に対して「NAでも下りなら自信がある」と自慢する実力を持つようだが、相手が高橋啓介だと知って驚愕、必死に啓介のFDから逃げるものの、最後は取り乱して金髪と揃って赤城道路のガードレールから落ち、落下事故を起こしてしまうという惨めな結果に終わった。
金髪
声 - 勝杏里
『Extra Stage 2』でのアルテッツァのドライバー。碓氷峠の頂上で、インパクトブルーの二人をナンパするために呼び止めたものの無視される。そのことに怒り、「女のくせに」とバカにした口調で言ったのが切っ掛けで彼女らとバトルとなる。序盤は何事もなく先行していたが、C-121より手前で勝負を決められ、あっさりと敗北した。

東堂塾[編集]

東堂塾のホームコースである
塩那道路
チューニングショップの社長、東堂が車好きの若い顧客を集めて開校した、ドライビングテクニックの特訓教室。ドリフト流行の時代に逆行し、速さだけを追求するガチンコの走り屋集団で、プロレーサーも輩出。そこでは、生徒達がセミプロ級のテクニックを競い合い、峠の走り屋とは一線を画すハイレベルなバトルが日夜展開されている。エンペラーの須藤京一は東堂塾出身であり、須藤も彼らとの対決を避けるようにしていた。涼介曰く「須藤京一のようなえげつない猛者がゴロゴロいる」とのこと。
神奈川最終戦では、二宮大輝、酒井、舘智幸が再登場する。
東堂(とうどう)
声 - 土師孝也
「東堂塾」の塾長だが、ショップ「東堂商会」の社長でもあるため、塾生からは「社長」と呼ばれる。元ラリーストで、経験に裏打ちされた聡明さを持つ。舘智幸が己の壁にぶつかっていることを見抜き、プロジェクトDを相手とした公道レースを勧める。他にも、拓海たちプロジェクトDが「パープルシャドウ」に挑む話を聞き、大輝と酒井に「自分たちならどう走るかを考えながら、壁に挑むのを見ておけ」と観戦を勧めている。庄司慎吾と同様にホンダ党で、塾生にもホンダ車を使用する者が多い。
ちなみに、Fourth.Stageでの喫煙者は文太以外は彼だけになる。
二宮 大輝(にのみや だいき)
声 - 森川智之
二宮大輝搭乗と同型の
EK9シビックTYPE R後期型
搭乗車種…EK9 シビック TYPE R(後期型・98spec)
ボディカラー…サンライトイエロー
主な外装パーツ…SPOON製ミラー・ルーフスポイラー(ホイールはメーカー不明)
ナンバー…栃木50 と 56-838
「東堂塾」現役生徒の中でもかなりの実力を誇り、歴代の塾生でもトップスリーに入るほどである。ドライビングに最も必要な要素の一つである「ブレーキングのリリースポイントの見極め」に優れ、ずば抜けたセンスを見せる。また、フルブレーキングでタイヤを一瞬ロックさせ、すばやくブレーキを緩め、再びロックさせるという独自の技術により、誰よりも確実で速いブレーキングを実現させている。天才肌でツボにはまると速いが、塾生からは「もろい一面も持っている」という声もある。
「プロジェクトD」戦では藤原拓海と戦うが、拓海は涼介から「1本目が終わるまでバックミラーは見るな(=先行のとき、集中力を切らさないため)」、「エンジンは9000回転以上回すな(=レブ縛り。戦闘力をあえて制限して相手に手の内を隠し、2本目でブチ抜こうという作戦)」という指示を受けており、この術中にハマった大輝はFF車の弱点となるフロントタイヤを酷使。また勝負が始まる前から自分達の実力の過信し、相手を侮り過ぎていたために敗北。ただし涼介の的確な指示がなければ拓海も勝てたかどうかわからなかったほど、その実力は本物である。メカには関してはあまり詳しくない様子で、酒井に説明されるまでGT-RのアテーサE-TSのメカニズムなどは知らなかった。
スマイリー酒井(スマイリー さかい)
スマイリー酒井搭乗と同型の
DC2インテグラTYPE R
声 - 高瀬右光
搭乗車種…DC2 インテグラタイプR(前期型・96spec)
ボディカラー…チャンピオンシップホワイト
主な外装パーツ…SPOON製カーボンボンネット(ホイールはメーカー不明)
ナンバー…栃木55 し 32-094
「東堂塾」塾生。キャリアでは二宮大輝よりも優り、現役生徒の中では大輝より酒井をエースに推す声も多い。集中力が高まると顔が引きつり笑っているような顔になることから、スマイリー酒井というあだ名が付いた。駆け引きに優れ、コーナーの立ち上がりで左足ブレーキにより突然ブレーキランプを点灯させて後続のリズムを狂わせたり、ブラインドコーナーへオーバースピードで突っ込み相手の事故を誘うようなことも行う。
「FFが活躍できるのは中排気量級までで、それ以上ではFRや4WDでなければ勝てない」という一般論を嫌っており、自らの愛車"インテR"を無差別級でも勝負できる迫力あるFF車にするため、VTECエンジンと組み合わせるのは邪道と言われるターボチューン[31]を敢行している。
「プロジェクトD」戦では啓介と戦い、前述のフェイント技を駆使するなどで啓介を苦しめたが、それを乗り越えてサイドバイサイドで食いついてきたFDとの並走の結果、車1台で走るなら何でもないコーナーがラインの制約によって低速コーナーに変化してしまい、そこからの加速勝負で敗れてしまう。
舘 智幸(たち ともゆき)
声 - 中田和宏(中多和宏)遠藤大智(Final Stage)
搭乗車種…EK9 シビック TYPE R SPOON仕様(東堂商会デモカー)
ボディカラー…サンライトイエロー
主な外装パーツ…SPOON製ミラー・ホイール・カーボンボンネット(ルーフスポイラーのみホンダ純正)
ナンバー…栃木57 き 10-547
「東堂塾」OBのプロレーシングドライバー。同期の須藤京一からも「別格」と恐れられ、その実力は2年ぶりに走る塩那のコースレコードを、二宮大輝のEK9シビックを借りて、たった1回のタイムアタックで塗り替えるほど。またその際に、大輝のEK9にアライメントの狂いがあることや、トー角調整を勧めるなど、クルマのポテンシャルを見抜く能力も優れている。プロの世界の厳しい壁や実情にぶつかり苦悩の日々を過ごしていた中、東堂に「素人相手の公道レースにこそ、探している答えがある」と促され、東堂塾デモカーを駆りて八方ヶ原で「プロジェクトD」へのリベンジの依頼を承諾する。
拓海との戦いでは、前走車の視覚から見えなくなる「消えるライン(ミラーの死角をつき、最短距離をカットしながら相手のラインへ進入していく技術)」を駆使して拓海を差し切るほか、拓海の走るラインをブロックしたり、軽くぶつけてバランスを崩させるなどの実戦テクニックを駆使して圧倒したが、最後は道路に飛び出してきたイタチらしき動物を反射的に避けてしまい、ブロックしていたラインを空けてしまったところで、「ブラインドアタック」を駆使する拓海に並ばれ、鼻の差で敗れた。当初は「恩義のある社長の頼みであるから、この勝負を受けた」と語るなど、あまりプロジェクトDとの勝負に乗り気ではなかったが、勝負の後には「レースにはよくある事」と素直に負けを認め「立ち戻るべき原点が必要だった」と語り、東堂に感謝しながら帰っていった。
原作では喫煙者の設定にされていたがアニメでの設定ではなくなっている。

東京から来た2人[編集]

東京から来たと名乗る、車オタクらしき氏名・年齢とも不詳の2人組。登場したのは一回きりでありながら、ゲーム版では常連の「やられ」キャラである。「東京の二人」や「OTAKU」と記載されることもある。
  • 搭乗車種…S15 シルビア Spec-R
    ボディカラー…スパークリングシルバーメタリック
    ナンバー…多摩55 で 34-628
デブ
声 - 石井康嗣
東京から来た2人組のドライバー。一人称は「ボク」。よくサーキットへ行くらしく、その事情に詳しいのをこれ見よがしに語りたがる。単なる車オタクのようだが、サーキットでの走行会に通いつめているだけあって口だけではなく、池谷浩一郎と同等程度の実力は持っている。走行中には隣のメガネと喋る、或いは独り言を言いながら走るが、星野好造のそれとは違い、特に意味はない。本人はブレーキングが得意だと思っており、コーナーへのブレーキを遅らせて突っ込む「超絶ウルトラスーパーレイトブレーキング」を必殺技としている。秋名山で拓海や池谷達と仲良くする目的で馴れ馴れしく話しかけるも、メガネと共に樹のハチゴーターボを散々けなしたり地方の走り屋をバカにしたりといった不適切な話し方をしたことから、池谷に追い払われるもそのことで機嫌を損ね、バトルを仕掛けるため池谷達が撤収するまで近くでじっと待つといった陰湿な行動を取る。強引にバトルに持ち込み池谷を負かすが、樹のハチゴーターボを運転する拓海の敵ではなく、あっさりと追い抜かれた上、土手に乗り上げると言う惨めな結果に終わる。
ゲームでも度々登場しているが、原作での登場回数やセリフの量が少ないため、プレイヤーの車やプレイヤー自身を小馬鹿にすると言った、オリジナルのセリフで構成されている。プレイヤーの乗っている車種や外装によって「メガネ」とともに非常に多くの台詞パターンが用意されている。
メガネ
声 - 肥後誠
2人組のうちの1人。沙雪のようにアドバイスをするわけでもなく、ただ助手席に座って喋るだけの男。

秋山延彦のチーム(名称不明)[編集]

定峰峠
定峰峠を拠点とした、岩瀬恭子や秋山延彦、斉藤が所属している本来のチーム。チーム名は記載されていないため不明。
後にカプチーノのドライバー坂本などを加えた、埼玉北西エリア連合チームを組む。
岩瀬 恭子(いわせ きょうこ)
声 - 豊口めぐみ
搭乗車種…FD3S RX-7 Type R
ボディカラー…ブリリアントブラック
主な外装パーツ…RE雨宮製ホイール、BORDER製フロントスポイラー・サイドスカート、後期型FD用純正リアウイング、KNIGHT SPORTS製ミラー
(ボンネットはメーカー不明)
ナンバー…熊谷39 い 54-369
埼玉でその名を轟かせる女性ドライバーで、高橋啓介に一目惚れし、本人には直接言わないが、自分の中で彼のことを「ダーリン」と呼んでいる(本人に対しては「啓介さん」だが、28巻でフラれる際に一度だけ本人の前で口にしている)。モチベーションで走る感覚派ながら、その実力は高く、仲間内からも一目置かれる存在であり、啓介をして「一流のロータリー使いだ。」と言わしめたほど。愛車は啓介と同じくFDであるが、啓介のFDがシーケンシャルツインターボなのに対し、彼女のFDはシングルターボ。パワーが啓介のFD以上であったこと、シングルタービンであること、そしてパワーの出方がバトルとなった峠に合っていたことが啓介を苦しめたが、涼介から助言を受けた啓介に、ターボラグという両者のターボの特性の違いを利用され、啓介に軽いプッシングをかけられた後に、アウト側からオーバーテイクされ敗北する。後に土坂峠のランエボ軍団とのバトルで、プラクティス時にまかれたオイルに乗ってしまい、FDをクラッシュさせられた啓介に愛車を貸す。その後、啓介とのデートをするもののふられてしまうが、ゲームなどでもわかるとおり、未だ啓介に対してがぜん寄せている想いは強い。なお、アニメ版ではこの後に啓介の全力疾走をナビシートで見てみたいと願い出て、赤城山のダウンヒルで同乗走行をした(FDはオイルでの事故により修理中のため、涼介のFCを借りてきた)。啓介が遠征中にFD車内で休憩をとっていた際、彼がいることに気づかずFDのボンネットにキスをしているところを本人に見られてしまい、ミニスカートからパンティが見えるほどのオーバーリアクションで驚き、全力疾走で走り去っている。
秋山 延彦(あきやま のぶひこ)
秋山延彦搭乗と同型の
アルテッツァ
声 - 堀川仁
搭乗車種…SXE10 アルテッツァ RS200 TRD仕様
ボディカラー…シルバーメタリック
主な外装パーツ…TRD製パーツ
ナンバー…熊谷33 だ 17-919
秋山渉のいとこで、北西連合のリーダー。走りの実力が高いわけではないが、頭がよく洞察力に長けており、その点は涼介にも似ている。拓海とのバトルでも、プラクティスを見た結果から勝てないことを察し、次のバトルへ繋ぐためにハチロクをじっくり観察できる後追いを選んだ。その結果「ハチロクに勝つには軽さしかない」という結論を導き出し、軽自動車カプチーノを用意する。なお、秋山という苗字はゲームが初出で、当初原作では呼称されていなかったが、神奈川最終戦で渉・坂本と共に再登場した際に姓名も表記されていた[32]
斉藤(さいとう)
声 - 鈴木達央
秋山延彦と岩瀬恭子が所属するチームのセコンド。原作では斉藤という名前は登場しない。
横田(よこた)
声 - 風間勇刀
秋山延彦と岩瀬恭子が所属するチームのサード。あまり目立った人物ではない。

埼玉北西エリア連合チーム[編集]

「プロジェクトD」の埼玉進撃に対抗するために秋山延彦の発足したチームで、秋山渉も在籍。間瀬峠でプロジェクトDを迎え撃つ。バトルが終わった後は埼玉エリアに現れたプロジェクトDの偽者の情報を集めるなど、プロジェクトDに協力している。後に神奈川最終戦で延彦含め三人で再登場する。
坂本(さかもと)
坂本搭乗と同型の
カプチーノ
声 - 吉野裕行
搭乗車種…EA11R カプチーノ
ボディカラー…コルドバレッド
主な外装パーツ…エリートSPL製フロントバンパー、リアスポイラー(メーカー不明)
ナンバー…熊谷71 え 35-218
秋山渉の友人であるラリースト。26歳(第二部)。マシン・天候に関らず、車を四輪ドリフトさせるそのキレっぷりは、拓海に似たものがある。秋山延彦の依頼を受けてチームに参加し、延彦が用意したカプチーノに乗る。ハチロクよりもさらに軽量コンパクトなカプチーノと坂本が繰り出すドリフトは、拓海が初めてコーナリングで勝てなかった相手であり、拓海を「思考停止」にまで追い詰める。これはバトル後に涼介も「雨が降っていなかったら取られていた」と発言するほど。しかしマシンが軽自動車ゆえに平坦な直線で追いつかれ、中央を走りラインをブロックするものの、最後はこの平坦な直線で拓海にブラインドアタックを仕掛けられた拍子に思わずイン側に寄ったところの隙を突かれアウト側からオーバーテイクされ敗れる。ドライビング時のメンタルコントロールに一家言を持つ。神奈川最終戦で再登場するが、チーム・スパイラルの坂本順一と区別するためか「カプチーノの坂本」と表記されている。原作25巻では坂本自身も、過去にハチロクに乗ったことがあると語っている。
秋山 渉(あきやま わたる)
声 - 松本保典
搭乗車種…AE86 カローラレビン GT-APEX(前期型)
ボディカラー…ハイテックツートン
主な外装パーツ…TRD製リアスポイラー・カーボンボンネット・グリルレス化
ナンバー…熊谷56 よ 73-212
埼玉北西エリア連合の一員として、地元間瀬峠で高橋啓介と対決した。この時には前のエンジンをブローさせたため、AE92・GT-Zに搭載のスーパーチャージャーのエンジンに換装。馬力こそ以前のターボに及ばないものの、総合的な戦闘力は拓海戦の時よりもアップしており、啓介のFDとも互角のバトルを繰り広げる。渉自身の走りも以前と比べ、ターボチューンの頃の車体を揺らす走りがなくなり、確実に洗練度が増していたが、油断から道路を横切る排水溝の蓋でスリップし敗北を喫する。結果的に、原作では2戦とも長期戦の末、集中力が切れたことによるミスで負けている[33]
限られた資金から走り屋をやっていたためか金持ちを目の敵にし、それもまた自身の走りへのモチベーションとしているが、高橋兄弟、特に啓介とは車の性能ではなく技術で勝負をしたために走り屋として認めているようである。また以前抱いていた拓海への敵意は消え失せて打ち解け、後述の偽プロジェクトDの捜索や、発見した偽者に対して「自分は秋山渉というケチな者だけど、藤原拓海さんのドリフトを見せてほしい」とカマをかけるなどして協力した。

Fourth Stage[編集]

土坂のランエボチーム(名称不明)[編集]

メンバー数は5人程度の少規模チーム。チーム名は記載されていないため不明(後述の理由で集まったチームなので名称などは特にないと思われる)。
「プロジェクトDを倒せば、クルマを仕上げたショップから多額の金を貰える」という動機のもと、卑劣な手段を使ってプロジェクトDを追い詰める。
会川(ランエボVの男)[34]
会川搭乗と同型の
ランエボV
声 - 天田益男
搭乗車種…CP9A ランサーエボリューションV GSR[35]
ボディカラー…スコーティアホワイト
主な外装パーツ…RAYS製ホイール、カーボン調ミラー、(フォグランプカバー)
ナンバー…熊谷30 あ 12-159
ランサーエボリューションV(通称エボV)に乗る男。金目当てでバトルに参加した。粗暴な性格でプロジェクトD、特に高橋啓介に対して挑発的な態度をとり、啓介のFDを狙って路面にオイルを流すように提案した。一応は走り屋ではあるが、それほどテクニックがあるわけではなく、啓介曰く「車両感覚が話にならない程度」。ただし、モータースポーツのルールなどは、並の人間よりは詳しい面も持っている。愛車を損壊し、岩瀬恭子のRX-7 FD3Sを借りた啓介とのバトルでは、序盤から先行していたものの、終盤に道路工事のバリケードによって狭くなっている部分で啓介に並ばれ、戦慄のあまり減速してしまい敗北した。バトルに使用したエボVは、RS同様のマニュアルエアコンと、カーボン調と思われるミラー、Fourth Stageでは、さらにフロントのフォグランプ部分にカバーを付け、かなりRSに近い仕様。そのためゲーム、ARCADE STAGE Ver.3及びPSP版ではRSとなっている。ただしこれらのゲームの場合は若干トランク部分の造形が異なる。原作では名前は書かれておらず、アニメFourth Stage及びゲームARCADE STAGE Ver.3(及びPSP版)では「ランエボVの男」、BATTLE STAGE 2の販促ポスターでは「ガングロ」、BATTLE STAGE 2本編では「KURO WARU」と表記されている。
一条(ランエボVIの男)[36]
一条搭乗と同型のランエボVI TME
(画像はスペシャルカラーリングパッケージ)
声 - 真殿光昭
搭乗車種…CP9A ランサーエボリューションVI トミ・マキネン・エディション GSR[37]
ボディカラー…スコーティアホワイト
主な外装パーツ…リアウイングレス
ナンバー…熊谷36 よ 86-502
ランサーエボリューションVI T.M.EDITION(通称エボVI TME)に乗る男。路上にオイルを撒くよう手下に指示したり、藤原拓海に脅しを掛けたりと、実力でバトルに勝とうとはしなかった。しかし会川に比べると、クルマの性能に頼っている部分はあるものの、確かな運転技術を持っている。拓海とのバトルでは、後続車を意識してインに寄せすぎたせいで、自らが指示して撒かせたオイルの拭き残しに乗ってアンダーステアを出して失速、そこで拓海に抜かれて敗北すると言う自業自得な結果に終わった。バトルに使用したエボVI TMEは、リアウイングを取り外している。原作では名前は書かれておらず、アニメFourth Stage及びゲームARCADE STAGE Ver.3(及びPSP版)では「ランエボVIの男」、BATTLE STAGE 2の販促ポスターでは「色白」、BATTLE STAGE 2本編では「SHIRO WARU」と表記されている。
仲間(A)
声 - 梯篤司
ナンバー…熊谷3? ? 41-248
搭乗車種…CP9A ランサーエボリューションVI(車体後方のみの登場であるため、詳細不明)
ボディカラー…イエロー
ランエボの男たちの手下。色白男に命令され、道路にオイルをまいた。元暴走族リーダーとは同じ中学の出身だったが、彼が群馬の人間であることを知らなかったが故、キツいお灸を据えられることになる。
仲間(B)
声 - 宮下栄治
ランエボの男たちの手下。とくに目立った役割はない。
元暴走族リーダー
声 - 志村知幸
搭乗車種…FY33 シーマ(アニメ版は、UCF10〜UCF20(前期)セルシオ
主な外装パーツ・・・カービング製ホイール
ナンバー…群馬36 も 46-491
北関東では有名な暴走族の元リーダー。高圧的なエボVの男もたじろぐほどイカつい容姿をしている。土坂のランエボチームの一人が同じ中学の出身であったため、バトルに敗れた相手のプロジェクトDを力ずくで潰すために仲間を引き連れて呼び出されたが、実は群馬の人間であり、高橋啓介の元・舎弟。呼び出された理由を知り、メンツを潰された怒りをランエボのドライバー達にぶつけた。

パープルシャドウ[編集]

ゴッドアーム・ゴッドフットの異名を持つ、城島俊也と星野好造を筆頭に発足したチームで、東堂塾からも恐れられている存在。茨城県内に系列のチームをいくつも持っている。チームの略称はP・S。なお、原作でも明らかになっているが「城島と星野は若い頃レースをやっていたキャリアがある」と史浩が話していた。原作とアニメとでは、バトルの順番が逆になっている。
チーム名はパープルシャドウだが、プロジェクトDとのバトルを行ったのは、パープルラインと隣接するフルーツラインである。
城島 俊也(じょうしま としや)
城島俊也搭乗と同型の
S2000
声 - 江原正士
搭乗車種…AP1 S2000
ボディカラー…ロングビーチブルー・パール
主な外装パーツ…MPF製フロントバンパー・マフラー、J'S RACING製ボンネット、CUSCO製リアウイング、無限製ホイール
ナンバー…土浦35 お 71-109
峠の神様・「ゴッドアーム」と呼ばれており、医師である。特徴的なのは、左手をシフトノブに置きっぱなしで、右手をステアリングホイールから離さないで運転をするワンハンドステアで、その完成をもう20年以上追い続けている。彼の本気の走りは、ドリフトでもグリップでもないその中間のコーナリング。いわく完全に完成された理想的なコーナリングであるらしい。ただし星野好造によると「"あれ"は理想的なドリフト」。
完璧主義者であり、バトルの展開や次に起こることを予想し、全て計算尽くで走っている。そのため、前を走りながらでも、あたかも後ろのクルマをコントロールする術を身につけているとしか思えない走りをする。Fourth Stageでは、あくまでスマートに勝つことをモットーとしていることが強調されており、「それが大人の勝ち方だ」と言い切っている。
城島の「走行ライン」はラインに無頓着な走りをしているようだが、それはワンハンドステアの練習過程で、理論的な裏付けが生まれたことによる[38]
拓海との戦いでは、コーナーで毎回違うライン取りをしながらもほとんどタイムを揃えるなどして拓海を困惑させ、自身が後追いの7本目でついに追い抜きに成功するが、終盤で変形溝落としとブラインドアタックの合わせ技を使った拓海に抜き返される。その際自身のワンハンドステアを崩されたことによって後追いでの勝負を避け、先行で逃げ切る勝ち方に切り替える。最後に全力走行(本人曰くレコードラインアタック)を見せ、これまでどんな相手にも後追いで付いて行けなかったことのない拓海が変形溝落としを使用してもなお付いて行くことができないほどの速さを見せ付けたが、最後の最後で持久戦による疲れと数日続いた猛暑による体調悪化で吐気を催し、クルマを停止させて道路脇で嘔吐、リタイアしてしまう。ただしバトル自体は、全力を出した城島がハチロクを引き離していた状態で、しかもハチロクは変形溝落としの失敗でサスペンション異常を起こしていたため、拓海は「勝ってはいない」と実質敗北であったと認めている。バトル後、拓海は城島のS2000に同乗してそのテクニックを直で目にして学び、今後の精進を促すアドバイスを受けた。
愛車のS2000の外観はMPFの2代目デモカーと酷似しており、28巻の173ページや196ページなど、車体側面にはMPFのステッカーも見受けられる。ボディカラーも、Fourth Stageの設定を引き継いでいるARCADE STAGE4にて、MPFデモカーと同じく「ロングビーチブルー・パール[39]」と表記されている。
星野 好造(ほしの こうぞう)
声 - 大友龍三郎
搭乗車種…BNR34 スカイラインGT-R V-specII Nür(アニメ)
ボディカラー…ミレニアムジェイドメタリック(アニメ)
主な外装パーツ…ニスモ製フロントバンパー、YOKOHAMA製ホイール
ナンバー…土浦39 き 38-274
星野好造搭乗マシンと同型の
R34GT-R Nür
神業的なアクセルワークから、峠の神様・「ゴッドフット」と呼ばれている、太り気味な建設会社社長。本人曰く金持ちで、昔は結構女にモテたらしい。
特徴的なのはバトル中に常に喋りつつけていることであり、時々奇声を発することすらある。それは本来、彼が誰よりも熱くなるタイプの走り屋であるが故に集中し過ぎてしまうのを防ぐため、喋り続けることによって常に冷静さと客観性を失わないよう思い付いた方法であり、城島俊也曰く「気持ちのクーリングシステム」。逆に星野が喋らなくなるということは相手の実力が高い証拠でもある。啓介とのバトルでも2本目の途中から、思想こそあれど黙り込んでしまっている。
大のGT-R愛好家で「オレは死ぬまでGT-Rだ!」とまで発言しており、今までにR32⇒R33⇒R32⇒R34と4台乗り継いできている。一度R32に戻した理由は、R33が気に入らなかったためで「あれは日産の失敗作だ」と言い切っている。
GT-Rは本来ドリフトが難しいマシン[40]だが、アクセルワークの達人である彼は、いとも簡単にドリフトに持ち込むことができ、啓介とのバトルでもタイヤが熱ダレを起こしてアンダーステアが出やすくなる状況を逆手に取り、入口からリアを流すことで、フロント側のプッシュアンダーを制御できると同時に、大柄なリアを振り回して後続車を牽制する目的でもドリフトを行った。そのテクニックは東堂商会の社長も説明がつかないほど。
公平なバトルをするためか、啓介とのバトルでは、トラクションの良いGT-R有利のヒルクライムと、軽量のFDが有利のダウンヒルをセットで1本とするよう提案。自身が先行の1本目では、トラクションの高さを生かして啓介のFDを引き離すが、ダウンヒル区間で追いつかれてしまい、2本目に突入する。ダウンヒル区間に入るまでに前に出なければ勝ち目がないと判断した星野は、頂上の折り返し地点のターンで追い抜くという離れ業を成功させる。その後はダウンヒルでのドリフトバトルを繰り広げるも、タイヤが熱ダレを起こしていたこともあり、右コーナーで啓介にアウトから抜き返される。ゴール地点ではスタート時とほぼ同じ差であったが、星野のR34はタイヤを消耗しきっていたため3本目に持ち込めないと判断し戦線離脱した。
以前乗っていたR32は、改造費を1000万以上つぎ込み、そのままレースに出てもおかしくないほどの戦闘力[41]で、そのR32でたたき出したコースレコードは、啓介のFDでも破ることができなかった。
現在の愛車であるR34は、バンパーとホイール、フルバケットであることを除くと、クルマ自体のチューンはほとんどされていない。なお、搭乗するR34のグレードとボディカラーはアニメと原作などとで設定が異なり、アニメ化前のプラモデルなどではベイサイドブルーの「V spec II2000年発売)」とされていたのに対し、アニメではミレニアムジェイドメタリック(限定色)の「V spec II Nür(最終特別限定車・2002年2月26日発売)」を採用している[42]フジミ模型はベイサイドブルーのV spec IIをプラモデルとして商品化しているが、ARCADE STAGE4ではアニメの設定を引継ぎ、ミレニアムジェイドメタリックのNür仕様として登場している。
石井(いしい)=パープルシャドウメンバー
声 - 三宅健太
「パープルシャドウ」のメンバー。筑波サーキットで開催される草レースでは表彰台の常連であるほどのテクニックを持っているが、城島と星野にはまだまだ敵わないと言っている。原作では石井という名前は書かれておらず、Fourth Stageのエンドロールでは「パープルシャドウ」あるいは「パープルシャドウメンバー」と表記されている(石井という名前は、Fourth Stageオフィシャルサイトなど、一部のみに表記されていた)。
ギャラリー3人組
声 - yurimotsut-kimuram.o.v.e
搭乗車種…FD3S RX-7
ボディカラー…ヴィンテージレッド
主な外装パーツ…RE雨宮製ボンネット(啓介仕様)以外、恭子仕様と同じ
ナンバー…品川33 む 05-111
Fourth Stage ACT.20で、スペシャルゲスト(アニメのみのオリジナルキャラクター)として登場。台詞は一言か二言程度。
m.o.v.eから制作者側に出した「アニメに出てみたい」という要望から、コラボレーション企画という形で実現した。
雷鳴-out of kontrol-PVでは頭文字Dの世界へ入り込み、その際にm.o.v.e3人もアニメ化。motsuが上記のFDを運転し、t-kimuraはFDの助手席、yuriは拓海のハチロクの助手席に搭乗していた。

Fifth Stage / ゲーム ARCADE STAGE 5[編集]

ゲーム『頭文字D ARCADE STAGE 5』にて先行登場し、アニメ『Fifth Stage』でも登場する。なお現時点で記載されている担当声優はゲーム版に準ずる。
[43] アニメ版5期『Fifth Stage』が11月9日より放映開始、11月4日に先行放送が行われた。[44]公式サイトにてチーム246の2台とMR-Sの画像が公開されている。[45]

ニセプロジェクトD[編集]

拓海と啓介になりすまし埼玉(東秩父村、定峰峠入り口)に現れた2人組。ハチロクトレノとFD3Sに「PROJECT D」と書かれたステッカーを貼り、同様に「PROJECT D」とプリントされたお揃いのTシャツ(拓海いわく「ヤンマガのグッズなみの痛さ」らしい)を着ている。「プロジェクトD」の人気を利用し、女の子をナンパしたりていたが、2人の見た目はイツキに「デブでぶさいく」と言われるなど、本物の拓海と啓介とは髪型以外は大きく違う。ドラテクも本物には到底およばず、ドリフトすらしたことがない。ニセ拓海が上原美佳の友人・トモコをナンパしたことがきっかけとなってプロジェクトDの包囲網に引っかかり、きついお灸を据えられることとなる。
ニセ拓海
声 - 勝杏里
搭乗車種…AE86 スプリンタートレノ GTV 3door 後期型
ボディカラー…ハイテックツートン
ナンバー…熊谷500 に 29-679
拓海の偽者。車は当然パンダトレノだが、拓海のハチロクが前期型GT-APEXなのに対し、こちらは後期型GTV。ホイールと「PROJECT D」ステッカーを除くとノーマルに近いが、フロントバンパーの下部が若干異なる。本物の拓海が涼介「さん」啓介「さん」と呼ぶのに対し、偽者は呼び捨てにしている。また、本物の拓海は未成年者なのでタバコは吸えないが、ニセ者は吸っている。素性がばれた後にトモコに再度アタックしたものの、やはりフラれた模様。ちなみに38巻の183頁にて、それらしい人物がギャラリーとして登場している。
ニセ啓介
声 - 三浦博和
搭乗車種…FD3S RX-7 Type RS
ボディカラー…コンペティションイエローマイカ
ナンバー…熊谷300 せ 81-431
主な外装パーツ…ボンネット以外、恭子仕様と同じ
啓介の偽者。黄色いFDに乗っている[46]が、外観はむしろ岩瀬恭子のFDとよく似ている(ボンネットなどはノーマル)。拓海からは「背が低すぎる」、啓介からは「あまりにもブサイク」「世の中の何人かの人間に高橋啓介の顔が"これ"だと認識されたと思うとハラワタが煮えくり返る」と言われており、アゴ髭を生やしているなど、髪形以外は似ても似つかぬ別人。原作では黒髪だが、アニメでは啓介と同じ金髪となっている。

チーム246(ツーフォーシックス)[編集]

ヤビツ峠ダウンヒルスタート地点の
神奈川中央交通バス停留所
プロジェクトDの進行を阻止する為に考案した『4段階(4段がまえ)の防衛ライン』の、「第一の防衛ライン」。チーム名は、ヤビツ峠への入り口となる国道246号に由来。
大宮 智史(おおみや さとし)
大宮智史搭乗車と同型の
NB8Cロードスター
声 - 東地宏樹
搭乗車種…NB8C ロードスター RS (1998年式,前期型)
ボディカラー…エボリューションオレンジマイカ
主な外装パーツ…GARAGE VARY製パーツ、B.I.M creativestudio製ホイール
ナンバー…相模501 く 37-125
「チーム246」のリーダーであり、元プロレーサー。コースを熟知したライン取りと拓海をもしのぐブレーキング技術から、「クレイジーダウンヒル」と称されている。チーム内投票でダウンヒル担当を選出した際、投票総数31票のうち31票という、満場一致で決定した。FRであれば車種にはこだわらない主義だが、レース引退後の経済的な事情により、車体価格や燃費が安いNAのロードスターを愛車に選んでいる。
ヒルクライムでやられたことをダウンヒルでそのままやりかえそうと、先行を選ぶ。バトルは終盤まで先行していたものの、互いの車が並走した際にリアウイングを標識にぶつけて破損、その後バランスを崩してスピンアウトする。
バトルには敗北したが、(男として生まれたからには)勝負しない人生は死んでいるのと同じと発言し、後悔はしていない様子だった。
小早川(こばやかわ)
声 - 浜田賢二
搭乗車種…CT9A ランサーエボリューションVII GSR
小早川搭乗車と同型・同色の
ランエボVII
ボディカラー…ダンデライオンイエロー
主な外装パーツ…C-WEST製フロントバンパー・カーボントランク(ボディ同色)、クリエイティブスポーツ 製ボンネット・サイドステップ・リアバンパー
VOLTEX製リアウイング、GANADOR製カーボン調ミラー、RacingHart製ホイール
ナンバー…相模330 け 25-645
愛車のランエボの性能に絶対の自信を持つ4WD乗り。チーム内投票でヒルクライム担当を選出した際、投票総数31票のうち26票で決定した。4WDに有利なコースで離されることはないと考え、啓介の腕を見極めようと後追いを選ぶ。しかし短期決着を目論んでいた啓介が予想外のポイントでスパートをかけてきた結果、7秒差をつけられ完敗する。

レーシングチームカタギリ ストリート バージョン[編集]

長尾隧道
プロジェクトDの進行を阻止するために構成された防衛ラインの「第二防衛ライン」。プロジェクトDを箱根で迎え撃つ。ストリートバージョンとは峠で皆川やカイが走る際に呼称されるもので、サーキットではレーシングチームカタギリのみである。作中ではレーシングチームを「R・T」、ストリートバージョンを「S・V」と表記されることがある。
皆川 英雄(みながわ ひでお)
皆川英雄搭乗車と同型の
JZA80スープラ
声 - 小西克幸
搭乗車種…JZA80 スープラ RZ
ボディカラー…スーパーホワイトII
主な外装パーツ…BOMEX製フロントアンダースポイラー・サイドステップ、YOKOHAMA製ホイール
ナンバー…湘南35 き 81-973
ヒルクライム担当。タイヤマネージメントに長けた正統派のプロドライバー。口数の少ない寡黙な性格だが、冷徹で好戦的な一面を持つ。
タイヤの負担が大きい重量級のスープラを駆りながらも、プロとしての矜持からタイヤマネージメントの真っ向勝負を啓介に挑む。しかし、啓介の技量の高さの前に目論見は外れ、終盤に後方からプレッシャーを掛けてFDのタイヤを消耗させようとするが、先に自車のリアタイヤが完全に消耗したため、自らアクセルを抜いてギブアップする。
原作とゲームではデザインが多少違い、原作での髪の色は完全な黒髪だったのに対し、ゲームでは多少茶色が混じった黒髪になっている。
小柏 カイ
小柏カイ搭乗車と同型の
ZZW30 MR-S
声 - 神奈延年
搭乗車種…ZZW30 MR-S S EDITION
ボディカラー…シルバーメタリック
主な外装パーツ…C-ONE MotorSport製パーツ
ナンバー…湘南500 と 56-824
ダウンヒル担当。R・Tカタギリのメンバーとして拓海と再戦する。プロレーサーとしての経験を積んだ結果、闘争心と自己顕示欲の高い一面が強調されている。プロDがこれまで採ってきた「スタート時のポジション選択権を対戦相手に与える」というスタイルをあえて断り、コイントスでの決定を行う。序盤は拓海に引き離されるも中盤に急激な追い上げを見せる。しかし終盤のレイトブレーキング勝負において曲がりきれないと判断、とっさに体勢を立て直すために故意に車をスピンさせ敗北する。プロになって以降公道レースを下に見ていたが、スピンを「逃げ」と表現し、レーサーとして自分に足りないものを理解し敗北を認める。

Fifth Stage / ゲーム ARCADE STAGE 6 AA / ARCADE STAGE 7 AA X / Final Stage[編集]

チーム・スパイラル「池田竜次」「奥山広也」、サイドワインダー「北条豪」「久保英次」、死神「北条凛」
以上5名がアニメに先駆け、ゲームに先行登場している。
「乾信司」はARCADE STAGE 6 AAには登場せず、ARCADE STAGE 7 AA Xにて登場。[47]

チーム・スパイラル[編集]

スパイラルが拠点とする
神奈川県道732号湯本元箱根線
(右は箱根新道)
プロジェクトDの進行を阻止するために構成された防衛ラインの「第三防衛ライン」。チームメンバーは各々にナンバーが割り振られている。池田によれば「峠の自警団」としての一面を持ち合わせているとのこと。
池田 竜次(いけだ りゅうじ)
池田竜次搭乗車と同型の
Z33フェアレディZ
声 - 中井和哉
搭乗車種…Z33 フェアレディZ Version S
ボディカラー…バーニングレッド
主な外装パーツ…ings製パーツ、AUTO PRODUCE BOSS製マフラー、mine's製ミラー[48][49]
ナンバー…湘南 301 み 69-556
チーム・スパイラルのヒルクライム担当。通称、スパイラルの「ゼロ」。実家がであり、豊富な資金があるらしい。
ゼロ理論・無の境地という、仏教に基づいた独自の理論で走る。それ故か北条凛には「理屈っぽすぎる」「坊主なだけに線香臭い」とも言われている。この理論の要諦は、自らの感情を限りなく無に近づけて走ることで車からのインフォメーションを正確に読み取り、それにドライバーが応えていくことで最良の走りを実現できるというものである。涼介は「アプローチとしては間違っていないが」と前置きした上で「人間である以上、感情を無にすることなど不可能」としてこの理論を否定している[50]
啓介とのバトルでは、バトルの前には車の中で瞑想して精神状態を整えていたが、濃霧という悪条件のバトルの中で「恐怖心からアクセルを抜こうとする自分と、それを良しとしないもう一人の自分」に気付き、自分が「ゼロの心」で走れていないことを自覚する。それでもなお自分の理論を信じて走り続けたが「事前に決めた追い抜きのポイントにケンタを立たせておき、そこへ2台が近づいてきた時点で対向車がいなければ、FDの車内に置いてある啓介の携帯を鳴らし、追い抜きが可能である事を知らせる」という、ケンタとの共同作戦を実施した啓介にオーバーテイクされ、戦意を失い敗北。負けはしたが素晴らしい勝負だったと認め、自分とゼロ理論のより一層の成長を誓う。
北条凛とは面識があり、その走りを見た際には「なぜあれほどセンスのあるドライバーがあんなにもいかれてるんだ」「それほどのスキルを持ちながら、何故大切な車を凶器に変える」と疑問を持っていた。後に、涼介と北条凛の決闘が始まった際は「峠の自警団」のリーダーとしての責務から二人の後ろを追走。当事者達には話していないが、万が一のことが起きた場合のバックアップ役を自ら買って出ており、ブレーキが効かなくなっても走り続ける凛を救おうとする涼介に協力し、FCの隣にZを並べてフルブレーキング。2台の制動力を利用してGT-Rを止めることに成功した。
なお明言はされていないが、44巻でギャラリーとして登場したパープルシャドウ・城島の「啓介君のこれまでの対戦相手は過給エンジンばかりでNAと戦った事は無かったはず」というセリフから、後付けでターボ化されている可能性がある[49]
奥山 広也(おくやま ひろや)
奥山広也搭乗車と同型の
S15シルビア
声 - 阪口周平
搭乗車種…S15 シルビア Spec-R
ボディカラー…ブリリアントブルーパール
主な外装パーツ…GP SPORTS/Gallery製 G-SONIC EVOLUTION
ナンバー…湘南 503 ほ 16-801
チーム・スパイラルのダウンヒル担当。通称、スパイラルの「01ゼロワン」。
挑発的な性格で、プロジェクトDとの戦いに対して「俺はハナからドラテクを競うつもりはない」と豪語する。愛車のS15の性能に自信を持っているため、後追いを選ぶが「コース全体の3分の1以上に達する前に決着をつけろ」と涼介に指示され、『藤原ゾーン』を駆使して逃げ続ける拓海により、自身の理解を超えた走りを見せ付けられて敗北する。
坂本 順一(さかもと じゅんいち)
声 - 岡野浩介
チーム・スパイラルのメンバー。通称、スパイラルの「02ゼロツー」。埼玉北西エリア連合チームの坂本とは別人。
池田竜次の後輩であり、坂本も池田を尊敬している。死神と涼介のバトルの際は、スタートする前の池田にバトルの状況を伝え、彼を安全にスタートさせる役目を担った。

サイドワインダー[編集]

神奈川三大勢力の一つで、「4段階の防衛ライン」を考案・指揮している。プロDの実力を見極めるため、走行タイムを第一のラインから計測している。

北条 豪(ほうじょう ごう)
北条 豪搭乗車と同型の
NA1 NSX
声 - 木内秀信
搭乗車種…NA1 NSX
ボディカラー…フォーミュラレッド
主な外装パーツ…アドバンス製パーツ[51]
ナンバー…横浜 39 ま 40-298
チーフドライバーでヒルクライム担当。「死神GT-R」こと兄の凛と共に「富士の北条兄弟」と呼ばれ、富士スピードウェイの走行会では名の知れた存在である。クールで理論派の凛に対し、己の感性と集中力の高さで勝負する天才肌のドライバー。
かつて凛とは、現在の高橋兄弟と比較されるほど良好な兄弟関係にあったが、婚約者・香織の死により自暴自棄となった兄の姿に幻滅し、事実上の絶縁状態となっていた。このため、高橋兄弟の仲の良さを「気持ち悪い」と評するなど、現在は兄弟の絆に否定的な考えを持っている。
バトル直前に応援に駆け付けた凛から「楽しめ」のアドバイスを受け、尊敬する兄が戻ってきた嬉しさと過去の確執の狭間で揺れつつバトルに臨む。自身が先行の1本目はあえて感情を封印し、自身の持つレコードタイムを2秒近く縮める会心の走りを見せるが、最後まで啓介を振り切ることができずモチベーションを喪失する。後追いの2本目では、気持ち良さそうに速く走る啓介のFDを見て、初めて凛の言葉の真意に気付く。そこからは純粋に走りを楽しみつつ車の限界領域を超えた「ケンカ」とも言うべきバトルを繰り広げ、終盤のコーナーでオーバースピードによるスピンを起こし敗北。しかし本人は内容の濃いバトルを楽しめたことに満足な表情を浮かべる。
乾 信司(いぬい しんじ)
乾 信司搭乗車と同型の
AE86トレノ後期型2door
声 - 阿部敦
搭乗車種…AE86 スプリンタートレノ GT-APEX 2door 後期型
ボディカラー…ハイテックツートン
ナンバー…相模 57 い 12-186[47]
豪がダウンヒル担当ドライバーとして呼び寄せた15歳の少年。片親であること、無免許で毎日同じコースを走り続けていることなど、多くの面で拓海に似た経歴を持つ。学業成績は芳しくないが、知能指数空間認識能力はずば抜けて高い。搭乗するトレノは死別したラリーストの父の遺品。
小学4年生ごろに、疲労を押して自分を学校に送迎する母の姿を見かね、帰りの下り道限定でハンドルを握るようになる。毎日のように母の運転とコースを見てきたため、初乗りで自分の手足のようにトレノを操る運転技術をすでに身に着けていた。その走りは「どれだけブレーキをかけずに走れるか」という「ゲーム」と、「助手席で眠る母を起こさないよう走る」という、彼の優しさから来る目標から培われたもので、母曰く「横Gの移動を感じさせない」「二つのRが混じったコーナーを一つのRにまとめて走ってしまう」「本当に助手席で眠ってしまう」と。ただし、あくまでそのコースに特化した走りであるため、ほかのコースでは平凡なドライバーだろうとも評されている。また、当人は技術以前に速さを競うモータースポーツの面白さが理解できないため、モチベーションの低さが唯一の欠点である。走行中のクルマを見るだけでドライバーの実力や感情の変化を察知できる特殊な能力を持ち、スパイラル戦では拓海のハチロクから「白い翼」を見たと発言する。
母にせっつかれバトル会場に赴くものの、今だ迷いを断ち切れずギャラリーとして豪と啓介のバトルを観戦する。そこに偶然隣りで観戦していた真子と沙雪との会話を経て心を動かされ、激走を繰り広げる豪と啓介の姿を見て「走りを通してヒーローになってみたい」という願望を抱き、ついに出走を決意する。
余裕を持った独特のリズムで先行して拓海を苦しめるが、以前に見た「白い翼」をもう一度この目で見たいという思いから、突然ハザードを点灯して進路を譲り、拓海を前に出すという常軌を逸した行動に出る。そして、拓海はもちろん、久保や豪、涼介達をも困惑させ、結局は(拓海が集中力を切らしているため)「白い翼」を見ることがないのを悟り拓海のハチロクに接触して抜き返しを図り、見事成功させた。[52][53]
その後、再び先行のままバトルを続けるも、ゴール直前にブラインドアタックを駆使してきた拓海に抜き返された直後に目の前で拓海のハチロクがエンジンブローを起こしスピン。接触を回避しようと自らのハチロクもスピンさせて、体勢を立て直そうとするも窮地に直面したことのない信司は判断が遅れてしまう。
その間に拓海のハチロクはバック走行のままゴールラインを駆け抜け、敗北という結果となった。
久保 英次(くぼ えいじ)
声 - 加瀬康之
対プロD戦のためにサイドワインダーに雇われたチーフメカニック兼作戦参謀関西弁[54]を操る恰幅の良い中年男性。データ収集・分析のプロであり、ドライバーやクルマの能力・癖などを正確に把握することができる。彼が加入したことでサイドワインダー全体のレベルが劇的に引き上げられたが、対プロジェクトD戦においては、ヒルクライム担当の豪がNSXの限界を超えた走りを繰り広げたために目論見が崩れ、ダウンヒルでも信司が拓海に進路を譲るなどの異常な行動に出たため、先が読めずに混乱しており、本来の成果を出し切れていない。このようにデータや理論を過剰に重視し、それ以外の要素を徹底排除した戦略を取る。北条凛はそのような久保のスタンスを辛辣に批判している。
若い頃はラリーストとしてステアリングを握り、地方の大会でいくつかの入賞歴を持っている。現役引退後はメカニックとしてメーカー主催のレースチームに所属していたが、後に独立して自分のチューニングショップを立ち上げた。現在はショップで製作したデモカーをサーキットに持ち込んでタイムアタックを行い、得られたデータを元にアフターパーツの製作・販売を行っている。
信司の母親(本名不詳)
声 - 広瀬有香
夫との死別後、女手一つで息子の信司を育てた。夫の影響から車に関する知識と技術はそれなりにある。箱根の温泉街で働いていて、交通量の多い朝は自ら運転している。

死神GT-R[編集]

北条凛が拠点とする
TOYO TIRESターンパイク
箱根小田原本線
北条 凛(ほうじょう りん)
声 - 中村悠一
本拠地…神奈川県足柄下郡箱根町神奈川県小田原市‎TOYO TIRES ターンパイク箱根小田原本線・大観山〜早川料金所
搭乗車種…BNR32 スカイラインGT-R[55]
ボディカラー…ガングレーメタリック
主な外装パーツ…NISMO製フロントバンパー・GTウイング・ロールバー・ボンネットピン
ナンバー…群馬 33 ぬ 37-564
サイドワインダーの北条豪の兄で、涼介が通う医大の先輩。緻密な理論に裏打ちされたドライビングセンスの持ち主であり、涼介や豪にとって走り屋としての師にあたる。豪とともに大病院の院長の息子であることや、理論派の兄と感覚派の弟という性格・ドライビングスタイルなど、多くの面で高橋兄弟と相似している。
かつて涼介と三角関係にあった婚約者・香織が自殺したことで自暴自棄となり、職を辞めて実家を飛び出し、箱根で愛車のR32を通り魔的に相手のクルマにぶつけクラッシュさせる「死神」と化した。プロDとのバトルを控えていたスパイラルの池田も練習走行中に遭遇し、愛車のZ33に強いプッシングをかけられクラッシュしそうになる。死後の世界と言われている涅槃に恋焦がれていたり、「涼介と命のやり取りをしたい」と発言するなど、死への恐怖心がまったくない。
香織の命日の晩に、涼介との生死を賭した超高速コーナーバトルを繰り広げ、推定出力650psを誇るR32の戦闘力と巧みなドライビングで涼介のFCを追い詰める。それでも涼介を撃墜することはできず、やがてタイヤとブレーキが消耗、ヴェイパーロック現象も発生し制動力を失い、逆に窮地に陥る。コース最後の緊急待避所も通過し、そのままゴールの早川料金所に突っ込む直前、涼介のFCと、後方からバトルを見守っていた池田が、R32の前に自分たちのクルマを付けて2台がかりでブレーキングし、命を救われる。バトル後は涼介との会話を経て改心し、過去の清算のために走り屋としての引退を決意。R32を処分して元の職場に復職する。その後はプロDとのバトルに臨む豪の応援に駆けつけ、勝利への固執から余裕を欠いている豪の肩の荷を降ろすために「楽しめ」とのアドバイスを送る。
涼介とのバトル後に「峠の楽しさを教えてくれたのは先輩です」と涼介に言われたり、池田等の走り屋からも注目されていることなどから、香織の死ぬ前は涼介と並び関東でもトップクラスの走り屋でもあったことがうかがえる。
香織(かおり)
声 - 遠藤綾(Fifth Stageから)
凛の元・婚約者で故人。彼女の父が経営する会社は、北条家の病院との取引で経営が成り立っており、凛との結婚は一種の政略結婚であった。そんな折に涼介と出会い惹かれた結果、結婚を拒否して父と大喧嘩となる。凛は理由を話してくれればそれを受け入れるつもりでいたが、彼女は最後まで理由を話さないまま命を絶った。自らの想いがかなうことのない状況と周囲との軋轢が彼女を追い詰め、結果的に自殺に至った。これが原因で涼介と凛は決裂することになる。なお彼女は命を絶つ直前に涼介に電話しており、その最中に手首から血らしきものが流れている。[56]彼女の死に対して北条豪は「バカな女さ。自殺なんかするから残された者たちの人生が狂う」と痛烈に批判している。

(注:年齢と学年は連載当初。第2部(プロジェクトD編・4th Stage以降)は連載当初より1年後という設定)

脚注[編集]

  1. ^ メーター、ステアリングは茨城〜神奈川遠征間に交換 ロールケージはRTカタギリSV戦より装着されている。
  2. ^ オフィシャルファンブック「頭文字D Fourth Stage ALL ABOUT THE BATTLE」より。ゲーム「頭文字D ARCADE STAGEシリーズ」での表記はIMPREZA WRX type R STi Version V。
  3. ^ AE101型で採用された、5バルブヘッドの新型エンジンをベースに、VVTを取り外し11000回転で240馬力を発生させる超高性能エンジン。拓海のハチロクに換装させるにあたって公道用にデチューンされている。
  4. ^ リアがスライドしている状態で手放しをしたあと、胸のポケットから煙草を取り出す⇒ライターで火をつける⇒とりあえず一服⇒灰皿で灰を落とす、ガードレールスレスレで曲がった後にハンドルを持つという動作。ハンドルを切るとニュートラル付近にまで戻ろうとする力が働く。その切れ角を利用し、ゼロカウンター付近のドリフトが成立する。右足のアクセル操作でステアリングを行うため、理論上は可能ではあるものの、極めて危険なテクニックである。
  5. ^ ステッカーのレイアウトは原作、アニメ共に同じだが文字の色が原作では黄色なのに対しアニメでは黒である。また、AKINAの「A」の形が原作では三角形で△KIN△だが、アニメでは普通の「A」である。また、新劇場版ではデザインが根本的に一新されている。
  6. ^ 池谷の愛車であるS13型シルビア、および姉妹車の180SXはマイナーチェンジで1.8Lエンジンから2Lエンジンに変更されている。単行本4巻のあとがきでは「かんべんしてよニッサンさん。1800のクルマを途中で2000にしないでよ」という池谷に対し「いまだに言うかそれ?」と中里からツッコミを受けている。
  7. ^ 恐らく、4代目レビンとだけ注文してしまったためと思われる。
  8. ^ 連載開始当初は「店長」と呼ばれていたが、エクソンモービル系の再編に伴い、ESSOおよびゼネラルの直営店はすべてセルフ店(ESSO Expressまたはゼネラル・Express)となり、直営フルサービス店はMobileに統一されたことから、いわゆる元売ブランドを掲げて販売するフランチャイズ店の設定が確定した。これにより、「社長」に呼称が変わっている。スタンドの名称も、初期は「GS」だったが祐一の呼称が店長になった時点で「ESSO」をもじった「ESSA」に変化した。
  9. ^ ただし、当時は本人に援助交際をしているという意識はなく、純粋に好きな人との交際であると考えていた模様。
  10. ^ 6年ぶりアニメ復活「頭文字D Fifth Stage」 DVD決定 2013年1月から順次発売、アニメ!アニメ!、2012年10月18日
  11. ^ 原作のみ。アニメ
  12. ^ 劇中では特に言及はないが、友人と援助交際をしている父親への複雑な感情も絡んでいると思われる。
  13. ^ ギャラリーに容姿が似た人物が登場する。
  14. ^ 日本で言うところのカレンに200系セリカの顔面を装着したもの。
  15. ^ このようなバトル形式になるのは、道路に二台同時にスタートできるほど幅がないからである。サーキットとは違って追い抜くポイントが少ないので、先行車が圧倒的に有利であり小柏健は息子に「後追いで勝つということはボクシングをKOで勝つようなものだ」と語っている。スタートの選択権を相手に譲るのも自信があるからである。周回ごとに順序を入れ替えながら決着が付くまで続ける方式だが、実力者同士のバトルになれば一本目で決着がつくことは稀なので、早さのみならずタイヤ管理能力や体力、複数回をこなすことを前提とした戦術構築などドライバーとしての総合能力が問われるバトルである。
  16. ^ 原作では大文字と小文字が混ざった「RedSuns」だがアニメでは大文字のみの「REDSUNS」である。
  17. ^ デザインこそ違うがアニメ同様大文字のみの「REDSUNS」になっている。
  18. ^ 44巻54ページでは「カナリーイエロー」と表現されている。
  19. ^ 劇中ではグレた理由について特に言及はないが、優秀な兄に対するコンプレックスなどが絡んでいると思われる。
  20. ^ 38巻9ページ、43巻182ページなど。特に44巻では大半のページが後期型テールランプとして描かれている。アニメFifth Stageでは、カーボンボンネットを装着したタイミングでテールランプも交換されている模様。またPS3用ソフト「頭文字D EXTREAM STAGE」のOPの中では、A'PEXi製のフルコンピューター「パワーFC」を装着しているシーンも見られる。
  21. ^ 涼介が休憩中の時は彼が指揮代行を勤めていたりする
  22. ^ 右手とステアリングホイールをガムテープで固定して走る。制限された蛇角の範囲内でのコーナリングを余儀なくされるため、FRの場合、アクセルワーク主体でコーナリングするしかない。そのため、ほとんどの峠のコーナーは、蛇角不足で曲がれなくなる。それに対し、FFは左足ブレーキやサイドブレーキでアンダーステアを消せるという有利な点を持っている。
  23. ^ このバトルは皮肉にも、「ステアリングの舵角はなるべく小さくしたほうがより速く走れる」と拓海に気づかせる結果となった。なおその技術の発展、あるいは究極型が、後述の城島俊也のワンハンドステアであると言える。
  24. ^ インパクトブルーという名称そのものに関しては、1999年にトミーが発売した「コミックトミカ Vol.4 頭文字D BATTLE SPECIAL」の佐藤真子の説明文に『「碓氷峠最速のインパクトブルー」という異名を持つ。』とあり、これが初出と思われる。
  25. ^ コミックス第5巻の描写から、3ドア(3代目、グレードはPit 4WD)であることがわかる。ただし本グレードには軽ボンネットバン仕様(L210V)と軽セダン仕様(L210S)が混在しており、正確な形式名は不明。
  26. ^ 車の操縦技術は峠でも突き詰めるとモータースポーツと同じものになってしまう。しかし、モータースポーツはレースをするのに最適化された場所で戦うのに対し、公道はレースをしてはいけない場所で無理やりレースをしているという違いがある。そのため、無関係な第三者(対向車)や障害物が置かれているなど公道にはサーキットにない要素があり、従って対応も違ってくる。1例を挙げれば涼介が拓海と戦う時に愛車の出力を下げで挑んだが、モータースポーツは考えられないことである。
  27. ^ エボⅢには2次エア導入システムというミスファイアリング機構が装備されているが、ノーマルでは作動しない。なおミスファイアリングシステムとは、三菱ではなくスバルにおける同装置の呼称である。
  28. ^ Leaf=葉のLではなくRだが、単なるスペル間違いか意図的なものかは不明。なおFOURTH STAGE SOUND FILES、トラック3の曲名は「SEVENSTAR LEAF」と表記されている。
  29. ^ ゲームSpecial Stageでは、八方ヶ原での2回目の対戦のときに「プロジェクトDが地元に来た」と語っているにも関わらず、走り屋をやめていない。
  30. ^ Special Stageのみ「あつお」と呼ばれていた。
  31. ^ 一部愛好者からは、NAエンジンならではのアクセルレスポンスやフィーリングがスポイルされるためVTECエンジンとターボの組み合わせを「邪道」とする傾向があるが、ターボチューンによりパワーを求める愛好者も存在し、また決してVTECエンジンがターボに不向きと言うわけでもない。
  32. ^ 原作のガイドブック「プロジェクトD伝説」では苗字は表記されておらず、アニメFourth Stageのガイドブック「ALL ABOUT THE BATTLE」では表記されている。
  33. ^ アニメ版での拓海とのバトルは、先述のように拓海のずばぬけた実力の前に敗れたので、このバトルのみ該当する。
  34. ^ Fourth Stage公式ページ・及びDVD9巻の内容紹介より
  35. ^ 講談社発行「ANIMATION 頭文字D ALL ABOUT THE BATTLE」19ページより
  36. ^ Fourth Stage公式ページ・及びDVD9巻の内容紹介より
  37. ^ 講談社発行「ANIMATION 頭文字D ALL ABOUT THE BATTLE」19ページでは、トミマキネンエディションの表記は無い。
  38. ^ 通常「走行ライン」は、コースをいかに早く走るかを目的としたものであり、コースの形状(道幅、高低差、コーナーの急さなど)により一つに決定され、バトルが行える程度の車の性能においては大きく変わることはない。そのためバトルはいかに自分がラインを走るか、いかに相手にラインを走らせないかの駆け引きが重要なポイントになる。一方、城島にとっての「走行ライン」とは車を気持ち良く制動する目的から発生したものであり、その過程において「タイヤの性能を使い切りさえすればどんなラインでも大してタイムに差が出ない」という結論を出している。つまりは最速ラインこそ一つだが、そのアプローチは無数にあり、その無数のラインを使いこなしているためラインに無頓着な走りに見える。そのため、バトルにおけるラインの奪い合いが城島には無意味なこととなり、理論上は城島自身が敗因を作らなければ城島が負けることはほぼ有り得ない。また、その走行スタイルは、タイヤに加わる荷重をどれだけバランス良く前後左右のタイヤに配分し、タイヤの性能をいかに効率良く使い切るを重視しており、その結果、リアタイヤの限界を超えスライドするドリフトでも限界内に収めるグリップでもなく、限界ギリギリを引き出すためグリップとドリフトの中間のような走りとなる。
  39. ^ 本来はNSXの設定色であり、純正の設定色はモンテカルロブルー・パールである。
  40. ^ HKSから発売されているアテーサE-TSコントローラーを装着し、前後のトルク配分をリア寄りでフロントに30%ほどトルクを掛ければドリフトはできなくもなく、実際GT-Rでドリフトしている者もいる。ちなみにハーネスを抜くことでアテーサE-TS自体を切ることも可能ではあるが、車検を通らない上にメリットも相殺されるため、これを行うものはほとんどいない。
  41. ^ 城島曰く『公道にレギュレーションがあるなら明らかにルール違反』。
  42. ^ 作者が作中に登場させるために取材したR34は、Nür仕様のミレニアムジェイドメタリックカラーである。
  43. ^ 246 カタギリ 北条豪と久保に関しては、アニメ版でもゲーム版と同じ声優が起用されている。
  44. ^ 出典先はアニマックスによる「頭文字D Fifth Stage」公式サイトより
  45. ^ アニメオープニングにて、ニセプロD以外のすべてのキャラの搭乗車両が登場
  46. ^ ちなみに、啓介のFDは1型(1991年12月発売)のType Rだが、こちらは4型(1996年1月発売)のType RS
  47. ^ a b 出典先は「頭文字D ARCADE STAGE 7 AA Xオープニングムービー」より
  48. ^ 原作・アニメ・ARCADE STAGEとでそれぞれ仕様が異なり、ドアミラーが原作とアニメはmine's製、ゲームは純正ミラーになっている。アニメ版ではユーロテールを装着しており、原作とはホイールの形状やGTウイングのステーの高さが異なる。またいわゆる「ハチマキ」も貼られていない。その他、原作ではフロントフェンダーにダクトが付いているが、ゲームでは再現されていない。
  49. ^ a b auto produce BOSSのブログによると、デモカーであるターボ仕様のZ33が原型になっているとのこと。
  50. ^ 池田と涼介の理論の違いは汎用性にあり、池田の理論はあらゆるドライバーに適用でき、ミスや事故を減少させることによる実力のボトムアップに適しており、涼介の理論は高い技量を持つ特定のドライバーにのみ適用でき、実力の限界を引き上げることに適している。作中の世界のように限界を競う場合にこそ池田の理論は一歩劣るが、能動的安全性、限界の認知能力など一般ドライバーから競技ドライバーまで全てのドライバーが常に守るべき規範としての性質を持つ。それ故にゼロ理論ではリスキーなものとして闘争心を否定するが、涼介や凛は必須であるとしている。
  51. ^ 原作とARCADE STAGE 6 AAとで、フロントフォグランプの有無やルーフの色といった細部が違なる。
  52. ^ 信司の母によると、信司本人は車をぶつけることに躊躇はなく、決して重大なトラブルを起こさない程度に街路樹やガードレールに車を接触させているが、敵から警戒されるのを恐れたため、久保が板金塗装を行ったとのこと
  53. ^ 単行本46巻参照
  54. ^ 頭文字D Radio Stage #6によると、久保役の加瀬が関東出身で、北条豪役の木内が関西出身であることから、加瀬がイントネーションに関して木内に尋ねることもある模様。
  55. ^ 現在は削除されているが、Bee☆Rのブログにて、元となったGT-Rが掲載されていたことがある。
  56. ^ アニメでは血などの描写はないが、香織が電話をしている場所が浴室に見えなくもない