「麒麟がくる」の版間の差分

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2020年12月15日 (火) 17:40時点における版

麒麟がくる
ジャンル テレビドラマ
脚本 池端俊策
前川洋一
岩本真耶
河本瑞貴
演出 大原拓
一色隆司
佐々木善春
深川貴志
出演者 長谷川博己
(以下五十音順)
安藤政信
石川さゆり
伊藤英明
伊吹吾郎
今井翼
上杉祥三
榎木孝明
岡村隆史
尾野真千子
尾美としのり
風間俊介
片岡愛之助
片岡鶴太郎
門脇麦
金子ノブアキ
川口春奈
木村文乃
国広富之
小籔千豊
堺正章
佐々木蔵之介
陣内孝則
染谷将太
高橋克典
滝藤賢一
谷原章介
檀れい
徳重聡
西村まさ彦
坂東玉三郎
ベンガル
本郷奏多
眞島秀和
真野響子
間宮祥太朗
南果歩
向井理
村田雄浩
本木雅弘
山路和弘
ユースケ・サンタマリア
吉田鋼太郎
ナレーター 市川海老蔵
時代設定 戦国時代1540年代) - 安土桃山時代
製作
プロデューサー 落合将(制作統括
藤並英樹(制作統括)
中野亮平
佐々木享
制作 日本放送協会
放送
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ2音声
副音声による解説放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2020年1月19日[1] - 2021年2月7日(予定)[2]
放送時間日曜 20:00 - 20:45
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数44(予定)
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』

特記事項:
初回は30分拡大(20:00 - 21:15)。
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麒麟がくる』(きりんがくる)は2020年令和2年)1月19日[1]から放送されているNHK大河ドラマ第59作[3]

企画・制作

2018年(平成30年)4月19日の制作発表で池端俊策脚本明智光秀の生涯を描き、主人公の明智光秀役には長谷川博己が起用されることが公表された[3]。長谷川の主演は池端のリクエストによるもので、2016年(平成28年)の同放送局のドラマ『夏目漱石の妻』に続く組み合わせである[4]。また、長谷川は2018年度後期放送の連続テレビ小説まんぷく』出演に続けてのオファー受諾であった[4]。タイトルは仁政を行うの元に現れるとされる伝説の動物「麒麟」が由来となっており、モチーフとしての麒麟が何者で、如何にして何れの英雄の前に現れるのかを問うていく物語となるという[3]

4Kでフル撮影し、最新の研究成果も踏まえ従来と異なる新たな解釈で戦国時代の物語を紡ぎ[4]、光秀の謎に満ちた生い立ちにもスポットを当て、英傑たちの父親の時代をも描き斎藤道三足利義昭織田信長徳川家康らの蠢動から活躍を見せてゆく群像劇として制作するとしている[3]2019年(令和元年)6月3日にクランクイン[5]

収録を巡る問題、放送期間と放送回数の変更

当初、帰蝶役には沢尻エリカがキャスティングされていたが[6]、配役の変更措置がとられて11月21日に川口春奈が帰蝶を演じることが発表された[7]。収録済みのシーンは全て川口に交替して急きょ撮り直しとなり、NHKは初回の放送日を当初予定の2020年(令和2年)1月5日から1月19日に変更した[1]。例年は前年12月中には行われている報道陣向けの初回完成試写会は、放送開始3日前の1月16日に行われた[8]。試写会では、東京オリンピックパラリンピック[注釈 1]開催期間中の計5週分は放送を休止するため、放送回数が例年より少ない全44回になると発表された[10]

その後、新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴う感染拡大防止対策として、4月1日に発表された収録の一時休止[11]が長期化した[12]ことから、5月15日には第21回(6月7日)を以て放送を一時休止することが発表された[13][14]。放送再開までの間は特集番組「麒麟がくるまでお待ちください」などを編成する[15]

6月9日、収録再開が同30日の予定であることを発表。あわせて、主演の長谷川による「全44回、何とか放送していきたい」とのコメントが公開された[16]。7月22日には、8月30日から放送を再開することが発表された[17][18]

10月21日、放送回数を当初の予定通り全44回とし、2021年2月7日に最終回を放送することが発表された[2][19]。大河ドラマの越年放送としては『炎立つ』(1993年7月4日-1994年3月13日)の前例があるが、同作での越年は当初の放送予定通りであり、何らかのアクシデントによる予定変更の例としては初のケースとなる[19]

登場人物

明智光秀とその関係者

明智一門

明智十兵衛光秀 (あけち じゅうべえ みつひで)
演:長谷川博己(少年期:五十嵐陽向
主人公。作中では通称十兵衛」で呼ばれる場合が多い。
土岐源氏の流れをくむ明智家当主の父・光綱(演:尾関伸次を幼いときに病で亡くしているが、叔父・光安の後見のもと、母・牧から土岐源氏の誇りを教えられて育つ。
学問では四書五経を2年で読み終え、武芸では鹿島の太刀を習得。
一方で女性に関することには鈍感で、帰蝶や駒の自身に向ける恋心、光安や牧による嫁取りの願いに全く気付かない一面も持つが、幼いころの約束のままに煕子と結婚する。
賊や戦の絶えない世に憤懣を抱える。戦闘した野盗の頭領(演:本宮泰風が持っていた鉄砲に強い興味を持ち、主君・斎藤利政に嘆願して堺にて鉄砲を手に入れると同時に、後に繋がる知己を得る。その後も自身の野望や聡明さと正直さを見込んだ利政の命により、京や尾張に出向いては自身の世界や見識を広げる。その間に京にて乱世を治めるには将軍による秩序が肝要と考え、人となりを知った義輝に期待する。また、帰蝶の再婚話があがった際の見分にて信長にただならぬ器量を感じ、以後、人としての在りように時に恐れや迷いを抱きつつも惹かれていく。
美濃で親交を深めた高政から国の運営への協力を要請され了承。しかし、人としては好きになれないものの彼より道三を国主にふさわしいと認め、長良川の戦いでは光安と共に道三に味方する。そのため敗戦後に高政より攻められ、明智一党は帰蝶の手配で越前に落ち延びる。
越前では、朝倉義景からの金銭援助を辞退し、提供された住居で近郷の子供達に学問を教えることで生計を立てている。
越前で暮らすうちに若いころから思い入れのある義輝の横死を知って嘆くが、義景からの見立てを求められた覚慶に対し、武家の棟梁としての資質を見出せなかったものの、施政者として民への慈悲が篤いという美点に感じ入り、信長の家臣要請を断ってまで義昭の将軍擁立を影から支え、新幕府下では奉公衆となる。
煕子(ひろこ)
演:木村文乃(少女期:古川凛[20]
光秀の正室。美濃妻木(つまぎ)の土豪妻木氏の娘。
幼い頃に光秀から求婚されていたが、成長してからの再会でお互いそのことを憶えていたことが判り、後日改めて求婚され光秀の妻となる。
光秀らとともに越前へ落ち延び、子をもうけ、苦しい生活の中で夫を陰から支える。
牧(まき)
演:石川さゆり
光秀の母。
光秀を心優しく見守っているが、時には亡き夫・光綱の代わりに光秀を厳しく諭すこともある。
越前での生活を、煕子とともに支える。織田信長による美濃平定の後、明智荘に戻る。
夫譲りでが強く、いつも光安を負かしている。
明智光安(あけち みつやす)
演:西村まさ彦
光秀の叔父。美濃明智荘の領主、明智城主。
光秀の父である兄・光綱の死を受けて領主となっており、光秀が継ぐまでとの想いで家を護っている。温和な気質で、牧とも親しく力を合わせている。
斎藤利政には従順であり、利政に従わない高政や国衆、真っ向から異見を述べる光秀に頭を悩ませる。
道三と高政の争いでは道三方に参陣。道三の討ち死に後は、光秀へ家督を譲るとともに、これより先の明智家を復興させるために逃亡するよう促し、自らは明智城に残って高政軍と戦い戦死する。
明智左馬助(あけち さまのすけ)
演:間宮祥太朗
光安の嫡男。光秀の従弟
越前に落ち延びて以降は、尾張への連絡役を任されるなど光秀を補佐している。
岸(きし)
(お岸 → 岸)
演:平尾菜々花(幼少期:喜多紗弓 / 宝辺花帆美 / 白鳥玉季
光秀の長女。
たま
演:竹野谷咲(幼少期:志水心音
光秀の次女。
十五郎(じゅうごろう)
光秀の嫡男。

明智家家臣

藤田伝吾(ふじた でんご)
演:徳重聡
明智家家臣。実直な性格での名手。
光秀と近しく行動を共にすることがよくあり、鉄砲の訓練にもつきあっている。
長良川の戦いでは光秀と共に参陣するが、敗戦の後に光秀が落ち延びる際には、田畑を持つ半農半兵の身のため美濃に残ることになり、いつの日かの再会を誓って光秀を送り出す。
信長が美濃を平定すると、高政軍に焼かれた光秀の屋敷を建て直し、牧を迎え入れる。
与八(よはち)
演:鈴木信二
明智家家臣。
明智荘の戦闘で野盗の頭領に鉄砲で撃たれて傷を負う。
佐助(さすけ)
演:植木祥平
明智家家臣。
常(つね)
演:生越千晴
明智家の下女。
木助(きすけ)
演:水野智則
明智家の家人。

織田信長とその関係者

織田一門

織田信長(おだ のぶなが)
演:染谷将太
尾張の大名。織田弾正忠家に織田信秀の嫡男として生まれ跡を継いで当主となる。尾張那古野城主、清須城主、小牧山城主、美濃稲葉山城主、岐阜城主。通称は三郎、三介、弾正忠武家官位として上総介
巷では「うつけ」と噂されているように武家の嫡男としては奇矯な振る舞いが多いが、信長自身にとっては合理的な理由があり、光秀や妻になった帰蝶など見る人によってはそこに器の大きさや才覚を感じさせている。「聖徳寺の会見」では利政に器を見込まれ性質も気に入られ、国の利害を超えたところでお互いに好印象を抱く。
父母の愛情に飢えており、褒められることを期待しての行為に対して逆に叱責されたり呆れられたりすることを嘆いていた。桶狭間の戦いで今川軍から勝利を収めた際には光秀から称えられ喜びの表情を見せ、帰蝶に関しては何をしても褒めてくれるので母のように感じていることを告げているほか、上洛後に御所再建を援助し正親町帝に褒められた際には大喜びしているように、「褒められること」「喜ばれること」が自身の活動の強い動機になっており、戦もその延長にある。
10年来争っていた斎藤龍興を破って美濃を手中にし、稲葉山城を拡げて岐阜城を置く。そして光秀を通じて義昭を新将軍として擁し、鎧をまとわぬ自軍を率いて上洛、幕府と京の町の再建をけん引するが、幕府改革を断行しようとしたために、義昭率いる幕府内部、特に摂津と対立するようになり、朝倉義景や浅井家と戦うことになる。
帰蝶(きちょう)
演:川口春奈
信長の正室。斎藤利政の娘、光秀の父方の従妹。
男勝りな性格をしているが、光秀とは幼い頃から仲が良い。
初めは美濃守護・土岐頼純の正室となるが、夫が急死したため斎藤家に戻る。
斎藤家と敵対していた織田家からの申し入れによって、光秀のことが気になりながらも、当の光秀の奨めもあり信長の正室となる。信長とは夫婦仲が良く、周囲に誤解されがちな信長の支えとなる。織田家中にあっても自ら策謀を巡らし、兵站を手配し、信長の嫡男であるが帰蝶の実子ではない奇妙丸の養育を任されている。
奇妙丸(きみょうまる)
演:柴崎楓雅(幼少期:加藤矢紘
信長の庶長子。生母は吉乃
桶狭間へ出陣する直前、信長から帰蝶に初めて引き会わされる。以降は帰蝶が養母になり、その元で養育されている。
織田信秀(おだ のぶひで)
演:高橋克典
信長の父。織田弾正忠家当主。古渡城主、のち末盛城主。通称は弾正忠、のち備後守[21]
尾張守護・斯波家の守護代である織田家の庶流で陪臣にすぎなかったが、熱田をはじめとする海に面した水運力と、主要街道という地の利に恵まれた流通力をもって、国を経済的に富ませ勢力を拡大させる。
美濃の斎藤利政や駿河の今川義元だけでなく、同族である清須城の尾張守護代・織田彦五郎とも激しく対立していたが、稲葉山城攻略の際に井ノ口の戦いで大敗して、弟や多くの家臣を失う。その後も戦を繰り返したが、三河で今川軍に小豆坂の戦いで深手を負ったこと、美濃大柿城の援軍のため出陣した隙に彦五郎から古渡城を急襲されたうえ大柿城も失ったことから、斎藤家と同盟を結ぶことを決め、信長と帰蝶の結婚を申し入れる。
亡き父・信定の「器量の良し悪しよりも天が与えた順序」の教えで、嫡男・信長に家督を譲ることを決めている[22]。那古野城を信長、末盛城を信勝に譲ることを遺言して没する。
土田御前(どたごぜん)
演:檀れい
信長と信勝の生母。信秀の継室。
信長の自身に向ける行動の真意がくみ取れず、幼少の頃から小鳥を逃がしたり茶器を割ったりと、自分の大切なものを奪うとして信長を疎んじ、信勝を偏愛している。信勝が信長に死に追いやられた際は、信長に「弟ばかりでなく母をも殺した」と悲憤をぶつける。
織田信勝(おだ のぶかつ)
演:木村了
信長の同母弟。
兄・信長と違い聡明で跡継ぎに相応しいと評価されており、信秀からは居城や重臣を譲り受ける。
信長が病床に付いたと騙されて見舞いに訪れ、お互いに相手の美点を羨んでいたことを明かし合うが、信長毒殺を企てていたのを見透かされており、自らが持ち込んだ毒を飲まされて自死に追い込まれる。
織田信広(おだ のぶひろ)
演:佐野泰臣
信長の異母兄。信秀の庶長子。三河安城城主。
安城城の戦いで今川軍に捕らえられ、松平竹千代との人質交換で織田家に戻るが、奮闘や苦労の跡もなく無傷であったことで信秀を落胆させる。
織田信興(おだ のぶおき)
演:増本尚
信長の弟。尾張小木江城主。
織田信康(おだ のぶやす)
演:清家利一
信長の叔父。信秀の弟。通称は与次郎。
信秀とともに美濃に出征するが、井ノ口の戦いで戦死する。
織田信光(おだ のぶみつ)
演:木下ほうか
信長の叔父。信秀と信康の弟。尾張守山城主。
兄・信秀よりも器量に優れ、跡継ぎと目されたこともある[22]
斯波義統暗殺後の織田彦五郎から信長に反して自分に与するように誘いを受ける。帰蝶と談合の上で誘いに乗ると見せかけ、招かれた清須城内で彦五郎を暗殺する。

織田家家臣とその関係者

平手政秀(ひらて まさひで)
演:上杉祥三
織田家家老。信長の守役。
信長の奇行に振り回される一方で、信長と帰蝶の婚約を取り持ったり、織田家の名代として竹千代と信広の人質交換に立ち会ったりする。
信秀亡き後、攻撃を仕掛けてきた守護代の清須城主・織田彦五郎や岩倉城主・織田信安の説得を試みるが失敗し、責任を感じて信秀の霊前で切腹する。
木下藤吉郎(とうきちろう)
(藤吉郎 → 木下藤吉郎)
演:佐々木蔵之介
信長の家臣。元は尾張出身の農民。行商をしながら独学で徒然草の読みを学んでいる。今川家に将来性を見出し、遠江の街道で望月東庵と駒に出会い、その後駿府で荒くれ者に襲われたところを駒に助けられる。駒には字の読み方を教えてくれるようにせがみ、侍となっての立身出世を望んでいることを明かす。その後は織田家の隆盛を見て取り尾張へ向かう。
後に信長の家臣となり、信長の美濃平定後に美濃入りした光秀に引き合わされた時には百人組之頭となって接待役を任されるほどになっており、光秀に義輝暗殺謀議の噂を伝える。
信長の上洛に関して事前に京に潜入して情勢を探っている。
柴田勝家(しばた かついえ)
演:安藤政信
信長の家臣。当初は信勝の家臣。通称は権六郎(ごんろくろう)。
主である信勝が、信長を倒すために敵国と結ぼうとしていることが尾張を危うくすると懸念し、切腹覚悟で信長にその事を訴える。信勝没後は信長の家臣となる。
佐久間信盛(さくま のぶもり)
(佐久間右衛門尉信盛 → 佐久間信盛)
演:金子ノブアキ
信長の家臣。通称は右衛門尉(うえもんのじょう)。
毛利十郎(もうり じゅうろう)
演:佐藤誠
信秀の家臣。
佐久間盛重(さくま もりしげ)
演:室山和廣
信秀の家臣。
信秀亡き後は信勝の家老となる。
前田利家(まえだ としいえ)
演:入江甚儀
信長の家臣。
聖徳寺の会見では信長に同行し、新しい時代を切り開くための人材として利政に引き合わされる。長良川の戦いで道三が敗死すると、伝令として帰蝶にその旨を伝えた。
佐々成政(さっさ なりまさ)
演:菅裕輔
信長の家臣。
聖徳寺の会見では信長に同行し、利家と共に新しい時代を切り開くための人材として利政に引き合わされる。
簗田政綱(やなだ まさつな)
演:内田健司
信長の家臣。
中条家忠(ちゅうじょう いえただ)
演:野添義弘
信長の重臣。
毛利長秀(もうり ながひで)
演:竹井亮介
信長の重臣。
毛利新介(もうり しんすけ)
演:今井翼
信長の家臣。桶狭間の戦いで義元に飛びかかり、これを討ち取る。
服部小平太(はっとり こへいた)
演:池田努
信長の家臣。
佐々隼人正(さっさ はやとのしょう)
演:内浦純一
信長の家臣。
村井貞勝(むらい さだかつ)
演:廣田高志
信長の家臣。
なか
演 - 銀粉蝶
藤吉郎の母。

畿内の人々

室町幕府

足利家
足利義輝(あしかが よしてる)
演:向井理
足利宗家20代当主、室町幕府第13代将軍
将軍家を蔑ろにしている幕臣の管領・細川晴元やその家臣・三好長慶の内紛に巻き込まれ、何度も京から近江坂本朽木に落ち延びている。
京の本能寺前で細川藤孝と斬り結んでいた光秀の太刀筋を見て、藤孝と同じ流派の「鹿島の太刀」であることを見抜き、両者を仲裁する。
体が弱かった父・義晴から子供のころ、よき征夷大将軍となり麒麟がくる世をつくるための心得を言い聞かされている。織田家と今川家の和睦仲介嘆願のため朽木で謁見した光秀に対し、武家の棟梁である将軍を尊敬する光秀の言葉に励まされたこと、力不足で麒麟がくる世を成し得ない無念を涙をこらえて話し、奉公衆に両家への和睦を命令する。
その後、長慶と和解し京へ戻るが、長慶の傀儡に過ぎない現状に鬱積を募らせていく。観に陪席させる名目で京に呼んだ光秀から、桶狭間の戦いに勝利し勢いに乗る織田信長を上洛させることで将軍の力を取り戻すことを説かれ、光秀を使者として尾張に遣わす。
直後に長慶が病死したことを機に、自らの力で将軍の権威を取り戻そうとするが、かえって藤孝や松永久秀らに見限られ孤立。信長への上洛依頼が不首尾に終わった光秀が戻ると、「もっと早く出会いたかった」と思いを述べ、労をねぎらう。翌年(永禄8年)、松永久通や三好三人衆に襲撃され(永禄の変)、奮戦するも討死。
足利義昭(あしかが よしあき)
(覚慶 → 足利義昭)
演:滝藤賢一
足利義輝の弟。
登場時は、嫡子以外の男子は仏門に入るという将軍家の習いに従って出家しており、法名を覚慶(かくけい)と号している。興福寺一乗院門跡だが、しばしば身分を隠して市井に赴き、町の貧しいものに施しをしており、室町将軍となってからも僧侶期に知り合った駒と共に庶民のための医療施設の開設に意欲を見せる。
永禄の変で義輝が暗殺されると、自身も三好勢に興福寺へ幽閉されるも、藤孝らに救出され近江国へ脱出。還俗して義昭と名乗る。さらに、越前に迎え入れられ、義景のもとで元服し、信長に担がれ入京し、15代将軍に就任する。
足利義栄(あしかが よしひで)
演:一ノ瀬颯
義輝と義昭の従弟。義輝没後に左馬頭(さまのかみ)に叙任され、三好一党に担がれ義輝亡き後の将軍職を義昭と争い14代将軍となるが、京に入る前に病没する。
幕臣
三淵藤英(みつぶち ふじひで)
演:谷原章介
幕府奉公衆。通称は弾正左衛門尉[21]
堺の武器商・宗次郎の店で、鉄砲を求めに来た光秀と知り合う。
永禄の変の後、覚慶(足利義昭)を次期将軍に擁立するため、近江を経て越前の朝倉義景のもとに身を寄せる。しかし、上洛に対する家中の意見がまとまらない朝倉家に見切りをつけ、義昭らとともに信長のもとへ向かう。その際、越前を安全に出国するため、山崎吉家や朝倉景鏡に「知恵を出し合う」ことを持ち掛けるが、これが義景の嫡男・阿君丸の毒殺につながる。
細川藤孝(ほそかわ ふじたか)
演:眞島秀和
幕府奉公衆。藤英の異母弟。官職は第18回の時点では兵部大輔[23]
上京して本能寺の様子をうかがう光秀を不審に思い、捕縛するために斬りかかる。その後、藤英を介して光秀と知己になり、三好長慶襲撃事件の際には共闘する。
光秀が美濃から逃れた際に朝倉義景に保護を願う書状を届けるなど、光秀のことを気にかけている。
足利義輝に伺候していたが、見限って大和国に身を寄せ、覚慶を次期将軍に擁立しようと行動する。永禄の変以降は、義昭や藤英ととも近江・越前を経て信長のもとへ向かう。
細川晴元(ほそかわ はるもと)
演:国広富之
細川管領家当主。室町幕府管領、摂津守護。官職は右京大夫[21]
将軍就任に尽力したことや年若いことなどから義輝を侮っており、将軍の御前で鼻をかむなどの横柄な態度から、藤英や藤孝ら奉公衆など将軍周辺には不満をもたれている。
力をつけてきた家臣・長慶に危機感を覚え、連歌会を利用して長慶と久秀の暗殺を試みるも失敗。のちに長慶により京を追われる。
三上(みかみ)
演:本田大輔
幕府奉公衆。
貞永久四郎
演:二橋進一
藤英の家臣。
一色藤長(いっしき ふじなが)
演:上杉柊平
幕府奉公衆。
細川藤賢(ほそかわ ふじかた)
演:島英臣
足利義昭の家臣。
摂津晴門(せっつ はるかど)
演:片岡鶴太郎
幕府政所頭人。義輝時代から幕府官僚に就いており、義昭の元でも入幕している。
旧弊官僚のまま私利私欲に走っており、改革を目指す信長を煙たがり、潰すために色々と画策する。

朝廷

近衛前久(このえ さきひさ)
演:本郷奏多
近衛家17代当主。関白
近衛家に拾われて育てられた伊呂波太夫とは姉弟のような間柄で、太夫には頭が上がらない。太夫からは「さき様」と呼ばれている。
三好の圧力に屈する形で義輝の後継に義栄を推挙したことで、義昭の就任後の朝廷内で立場を失くすはめになる。
正親町天皇(おおぎまちてんのう)
演:坂東玉三郎(方仁親王:須藤琉偉
第106代天皇。諱は方仁(みちひと)。
二条晴良(にじょう はれよし)
演:小籔千豊
二条家14代当主。関白。朝廷では前久と対立している。
前久が義栄を将軍に推挙したために、対抗馬であった覚慶に近づき元服の場にも参席し、義昭将軍就任後は前久を朝廷から追い落として関白に返り咲く。
三条西実澄(さんじょうにし さねずみ)
演 - 石橋蓮司
大納言

三好家

三好長慶(みよし ながよし)
演:山路和弘
細川家重臣。摂津守護代。堺でも強い影響力を持つ。
主君・細川晴元をしのぐ軍事力を持ち、を巡って晴元と権力闘争をしている一方で、連歌蹴鞠など公家の素養も持ち合わせている。
師・宗養らが参加した万里小路家の連歌会に内密で参加するが、晴元が放った刺客に襲われる。この時は久秀の奮闘や光秀と藤孝の助太刀もあり、久秀とともに難を逃れ京を脱出する。
のちに力を盛り返して京へ攻め込んだため内戦となり、将軍・義輝ともども晴元を京から追放。義輝と和睦後は畿内を支配し幕政の実権を握るが、病にかかり河内飯盛山城で没する。
三好義継(みよし よしつぐ)
演:黒部弘康
三好長慶の嗣子。
三好長逸(みよし ながやす) / 岩成友通(いわなり ともみち) / 三好宗渭(みよし そうい)
演:宮原奨伍(長逸) / 高野弘樹(友通) / 岡けんじ(宗渭)
三好家の重臣。三好三人衆

京の市井

駒(こま)
演:門脇麦(幼児期:田中乃愛
望月東庵の助手。戦災孤児。オリジナルキャラクター。
幼いころの戦による大火で両親を失い、自らも「手の大きな侍」(演:白畑真逸)に救出される。その後は旅芸人一座に預けられて諸国を巡り、京にて東庵に引き取られる。
侍から「いつか平和になると顕れるという麒麟がくる世になる」と慰められており、その話を光秀にしている。その後も縁があって、たびたび共に過ごすうちに光秀を想うようになる。また、助けてくれた侍が明智家家紋の桔梗紋を染めた布を持っていたことを、再会した伊呂波大夫の昔話から知り、明智家と自分の因縁に感じ入っている。その後、その侍が光秀の父・光綱であることが判明する。
東庵の美濃行きにも同行した際には帰蝶の怪我を治療し、また光秀が京の争乱で負った重傷を手当てしたことなどから、帰蝶や牧とも親しくなる。牧からは礼として桔梗紋の入った扇を贈られている。
駿府を離れる際に、芳仁から彼が編み出した丸薬の製法を託され、貧しい人々を救いたいとの思いから、京で自ら丸薬を作り始める。当初は貧しい人々のために無償で配布していたが、「良く効く丸薬」として評判になり、伊呂波太夫からの申し入れで寺社から受注するようになるうちに薬を「芳仁丸」と名付ける。さらに光秀の政治的交渉を助けるために宗久にも薬を卸すようになる。
作中では療治の行き来や旅、知人を介した巡り合わせにより、太源雪斎、松平元康、木下藤吉郎、還俗前からの足利義昭、近衛前久、今井宗久らとも知己を得る。
望月東庵(もちづき とうあん)
演:堺正章
医師。オリジナルキャラクター。上中流層からも招かれる名医。被災した貧しい庶民からは治療しても代金を取らない方針でいる。
過去の出来事から、乱世にも人にも頓着のない有様の支配層を嘆いて上中流層からの招聘を断るようになり、庶民の中に身を置いて双六闘鶏などの博打に明け暮れる日々を送る。
当初は光秀の美濃での治療の願い出も断ったが、知り合いの子供を光秀が身を挺して火災から救出したことなどから美濃行きを承諾し、小見の方の治療をする。
上中流層との交流があることを見込まれ、利政や信秀からも諜報活動の手助けを要請される。当初は守秘義務を理由に断ろうとしたが、利政に駒を人質とされたため、信秀が今川との戦傷の後遺症から余命が短いことを伝える。その後も、主に医療行為の費用目当てに信秀や駿河の雪斎などの招聘に応えるため、諸国を旅することもある。
将棋に関しては「将棋の東庵」と呼ばれたほどと豪語しており、実際元康と将棋を指した際は、ほとんどの対局で勝利している。
伊呂波太夫(いろはだゆう)
演:尾野真千子(幼少期:田中悠愛
旅芸人一座の女座長。オリジナルキャラクター。子どものころの駒が一時期身を寄せていた一座におり、再会した際には座長として諸国を巡りながらの興行を行っている。
捨て子だったところを摂家である近衛家に拾われて育った。その後近衛家を離れてはいるが伝手と人脈が豊富な様子が見受けられ、依頼があると傭兵や武器を用意して斡旋したり、遠方からの要請に対して人を仲介するなどの仕事も引き受けている。
近衛家を離れる際に荒れ破れた御所で方仁親王に出会って、その優しさに感じ入っており、京、特に美しい御所の復活が宿願ともなっている。
牛蔵
演:綾田俊樹
質屋
過去に望月東庵から腰痛の治療を受け完治した恩を忘れ、診療所の備品を安値で買い取っている[24]
竹造(たけぞう) / ミキ / ウメ
演:やべきょうすけ(竹造) / 安藤聖(ミキ) / 苑美(ウメ)
京の酒屋一家。ミキは竹造の妻。ウメは2人の娘で、東庵に歯の治療を受けるだけでなく、双六遊びなどをして可愛がられている。
ウメが内乱による火災に巻き込まれたところを光秀に救出される。
伊平次(いへいじ)
演:玉置玲央
本能寺鉄砲鍛冶師。明智荘の出身。
刀鍛冶としての腕は優れているが酒癖が悪く、美濃関では鍛冶屋を転々としたが、近江で鉄砲鍛冶の職人となり、のちに本能寺で将軍・義輝の密命により鉄砲を製造する。
幼いころに藤田家の井戸で冷やしていたを盗もうとして転落し、光秀に助けられたことがある。その恩返しのため、光秀に鉄砲の仕組みや長慶の暗殺計画を教える。
タケ
演:町田マリー
京の遊女遊廓で伊平次とともに長慶の暗殺計画を盗み聞きする。
トメ吉[25]
(茶の振売
演:濱津隆之
京の町で茶を売り歩いており、東庵や駒とも懇意である。娘(演:野澤しおりがいる。
平吉(へいきち)
演:込江大牙
京に住む少年。貧民街で母親(演:異儀田夏葉)や幼い弟妹と暮らしている。
寺社を通じて貧しい人々に渡していた丸薬を、母の病気という偽りの理由で手に入れ転売したことを駒にとがめられるが、その利益で窮乏する家族の糧としていたことから、駒にそれまでの丸薬の流通の仕方に迷いを与えることになる。

堺の人々

宗次郎(そうじろう)
演:大塚明夫
武具商「辻屋」の主。鉄砲を商う。
今井宗久(いまい そうきゅう)
演:陣内孝則
堺の商人。

大和の人々

松永久秀(まつなが ひさひで)
演:吉田鋼太郎
三好家重臣。下剋上を実行した斎藤利政を尊敬している。
三好長慶とともに細川晴元による襲撃を受けるが、光秀に助けられ誼を通じることになる。その後、長慶の勢力拡大によって出世を遂げ、大和国の大名として多聞山城を本拠とする。その後、義輝を将軍としての器ではなくなったと見切って、京からの追放を構想するが、世間では「義輝暗殺計画の黒幕」とみなされる。永禄の変が起きると、覚慶を次期将軍に擁立するため、大和から脱出させる手助けをするなどの行動をとる。義昭の新幕府では、息子が義輝暗殺に関わっていたことなどから三淵などから反対されるが、信長の傘下に入ることを許される。
戦で命を落とすのは平気と豪語する一方で、「しゃっくりが3日続くと死ぬ」という迷信には恐怖を感じて、背中にをすえてしゃっくりを止めようとする[26]
鉄砲を「美しい」と評価し[27]、戦の抑止力と考えている。美濃から堺に鉄砲を求めにやってきた光秀には、鉄砲を一挺融通している。また、京での再会時には本能寺の鉄砲鍛冶・伊平次を仲介する。
堺の町衆などからは「目利き」として審美眼を買われ、焼き物などの鑑定を申し込まれている。
筒井順慶(つつい じゅんけい)
演:駿河太郎
大和の豪族。

美濃の人々

斎藤家

斎藤道三(さいとう どうさん)
(斎藤利政 → 斎藤道三)
演:本木雅弘
斎藤家当主。美濃守護代稲葉山城主。俗名は利政(としまさ)、通称は山城守(やましろのかみ)。
優れた軍事力と狡猾な策謀により「美濃の蝮」と呼ばれている。山城国油売りであった父と2代にわたって美濃の実質的な支配者となっているものの、反発する国衆も多く、国全体を掌握しきれてはいない。
吝嗇家で武家としては損得勘定を表に出すことに躊躇いがなく、謀略も厭わないため外には狡猾さばかりが目に付くが、統治者として国を富ませ安らかにすることを考え行動している。光秀には好かれてはいないが、君主としては立派だと思われている。利政も時に意見を違えたり従わないことがあっても、阿ることなく自身の考えを明かす光秀の正直さを買っている。これは国主たる者は正直でなければならぬとしており、自らの腹黒さや吝嗇も隠さない生き方をしているためである。
自らの命を救うために死んでいった家臣たちの名を忘れがちとなったことなどから老いを感じ、高政にうながされるままに家督を譲るが、「我が実父は頼芸」と吹聴して自らの出自を飾るばかりか、異母弟たちを謀殺した高政に憤激、国主の資格はないと悟る。不利を知りながらも戦うことを決意し、長良川の戦いにて高政に一騎打ちを挑み、「父親殺し」を成させて没した。戦いの前には「誰にも手出しできない大きな国」を父と共に目指していたことを光秀に明かし、大きな国を造る可能性が信長にあるとして光秀に「目を離すな」と言い遺している。
斎藤義龍(さいとう よしたつ)
(斎藤高政 → 斎藤義龍)
演:伊藤英明
利政の庶長子。帰蝶の異母兄。庶長子であるが嫡男とされている。初名は高政(たかまさ)。
光秀とは大仙寺の学友で、幼い頃から共に学問や武芸を共にしていたが、四書五経を読み終えるのに光秀の3倍の月日がかかっている[28]
利政からは事あるごとに後継者としての資質を危ぶむかのような扱いを受けている。また、出生の時期や直接の労りなどから実父は土岐頼芸と思いたがっており、利政に強い不満を持って反発し、美濃の国衆たちの支持を道三よりも集めている。
母・深芳野の死をきっかけに、利政から家督を譲り受けて美濃守護代になる。しかし、正室の子である弟・孫四郎と喜平次の存在に危機感を覚えて、病気と偽り見舞いに来た2人を殺害する。その後も「道三は父ではない」と偽りを表明し続ける。父との対決である長良川の戦いでは道三を捕縛する方針であったが、戦いには勝利するものの道三の挑発に抗えず、「父親殺し」をしてしまう。また、味方になることを強く望んでいた光秀が、敵側にまわっただけでなく、自分より道三の方が国主としての有り方が優れていると認めていることを知ったため明智城を攻め落とす。
その後上洛した折、「義龍」に改名。同じく上洛してきた信長の暗殺を謀るも、光秀の頼みを受けた久秀により事前に制止される。再会した光秀に国衆の顔色を窺ってばかりいることへの愚痴をこぼし、自分のもとで働くように誘い掛けるが、改めて拒否される。その2年後に病没。
小見の方(おみのかた)
演:片岡京子
利政の正室。光秀の叔母、帰蝶の生母。
利政とは夫婦仲が良いが病床にあり、光秀が京から連れてきた望月東庵の治療を受ける。
帰蝶が織田家に再嫁した2年後に死去[29]
深芳野(みよしの)
演:南果歩
利政の側室。高政の生母。
元は土岐頼芸の愛妾であり、利政には下げ渡された形となる。それから間もなく高政が出生したことから、実父が頼芸ではないかとの疑惑があるが、高政には父は利政であると言っている。
高政が家督を継ぐことを生き甲斐としていたが、高政が利政に敵意をぶつけて家督継承が白紙となったことから酒浸りとなり、長良川に入水して自ら命を絶つ。
斎藤孫四郎(さいとう まごしろう)
演:長谷川純
利政の次男。母は小見の方。帰蝶の同母弟。
側室の子である長兄・高政の家督継承に反対しており、織田家に再嫁した姉・帰蝶と通じて明智家を味方に引き入れようとする。
高政の見舞いに訪れたところ、だまし討ちに遭い殺害される。
斎藤喜平次(さいとう きへいじ)
演:犬飼直紀
利政の三男。母は小見の方。
次兄・孫四郎とともに高政の見舞いに訪れ殺害される。

美濃の武士たち

稲葉良通(いなば よしみち)
演:村田雄浩
斎藤家家臣。元・土岐家家臣。美濃の国衆。信長の美濃平定後には信長の家臣となる。
利政のやり方に強い不満を持っており、他の国衆とともに土岐頼芸や高政を擁立しようとする。
義龍の子である龍興と信長の抗争では龍興を見限って信長に下る。
長井秀元(ながい ひでもと)
演:春田純一
斎藤家家臣。
日根野備中守(ひねの びっちゅうのかみ)
演:山本浩貴
斎藤家家臣。
高政の見舞いに訪れた孫四郎と喜平次を暗殺する。

土岐家

土岐頼純(とき よりずみ)
演:矢野聖人
美濃守護。帰蝶の最初の夫。
斎藤利政に傀儡化されていることに強い不満を抱いている。戦勝祝いで稲葉山城を訪れた時に、利政と対立していた織田信秀と内通し戦いを煽っていたことを利政に糾弾され、利政が点てた茶の湯により毒殺される。
土岐頼芸(とき よりのり)
演:尾美としのり
頼純の叔父。美濃守護鷺山城主。通称は美濃守。
登場時には守護を退いており、鷹狩をしたりの絵を描くなどして無聊を慰める日々を送る。頼純の急逝を受けて、斎藤利政の要請もあったことから再び守護となる。
過去には兄・頼武と後継者を争っての一族の内紛によって土岐家の衰退を招き、斎藤家の台頭を許してしまった。利政の美濃における専横に対しては苦々しく思っているが、自身に統治力が不足していることなどから表立っては逆らえず、水面下で利政の失脚を画策する。
鷹匠を使って利政の暗殺を謀るも失敗して、その後は逆に、飼っていた鷹を城内の誰にも気づかれずに皆殺しにされたことから利政に恐れをなす。稲葉良通や安藤守就とともに馳せ参じた高政の前では平静を装ったものの、利政の思惑通りに城を抜け出し近江六角家のもとへ逃亡する。

美濃の市井

日運(にちうん)
演:有福正志
常在寺の住職。
弥平(やへい)
演:ウダタカキ
美濃の農民。

尾張の人々

尾張守護・守護代

織田彦五郎(おだ ひこごろう)
演:梅垣義明
尾張守護代、清須城主。
織田弾正忠家の本家筋でありながら関係は悪く、信秀が美濃大柿城の救援のため古渡城を留守にした際には攻撃を仕掛けている。信長が信秀のあとを継いでも関係は改善されず、斎藤家の家督を継いだ高政とも誼を結ぼうとする。
家臣の坂井大膳に主君である斯波義統を暗殺させるが、義銀が信長に担がれたことで討伐の名目を与えることになる。信長陣営の切り崩しを謀って信光に誘いをかけるが逆に信光に暗殺され、清須城を信長に奪取される。
斯波義統(しば よしむね)
演:有馬自由
尾張守護。
守護とは名ばかりで織田彦五郎の傀儡となっていたが、清須城で彦五郎の家臣・坂井大膳に暗殺される。
斯波義銀(しば よしかね)
演:松田周
斯波義統の子。
父・義統が暗殺されると那古野城にいる信長のもとに身を寄せ、仇討の助勢を請う。彦五郎が暗殺された後は信長とともに清須城に凱旋する。

尾張の市井

千秋季光(せんしゅう すえみつ)
演:金井良信
熱田神宮大宮司。通称は紀伊守(きいのかみ)。
信秀とともに美濃に出征するが、井ノ口の戦いで戦死する。
太助(たすけ) / 平太(へいた) / 末吉(すえきち)
演:久保田武人(太助) / きづき(平太) / 松川大祐(末吉)
信長が親しくしている尾張の村人たち。
太助は痩せているが大食い。平太は背は低いが竹槍の名手。末吉は長身での名人。

駿河・遠江・三河・甲斐の人々

今川家

今川義元(いまがわ よしもと)
演:片岡愛之助
今川家当主。駿河遠江守護。官職は治部大輔[21]、のちに三河守[30]
三河の地を巡って織田信秀と対立している。尾張に侵攻するも、桶狭間の戦いで信長に敗れ討ち死にする。
太原雪斎(たいげん せっさい)
演:伊吹吾郎
今川家重臣の僧侶。義元の軍師。
総大将として三河に軍事遠征しており、小豆坂の戦いでは信秀に深手を負わせる。
「うつけ」と評判の信長に対し、利政が認めた相手であることからその噂に疑念を抱き、警戒心を強める。そのため治療に訪れた東庵に「信長を討つため自分をあと2年生かしてほしい」と依頼するが、叶わぬまま死去する。
朝比奈親徳(あさひな ちかのり)
演:山口馬木也
今川家家臣。
鵜殿長照(うどの ながてる)
演:佐藤誓
今川家家臣。

武田家

武田信玄(たけだ しんげん)
演 - 石橋凌
甲斐守護である戦国大名。

徳川家とその関係者

徳川家康(とくがわ いえやす)
(松平竹千代 → 松平元信 → 松平元康 → 徳川家康)
演:風間俊介(竹千代:岩田琉聖 / 元信:池田優斗
松平広忠の嫡男。幼名は竹千代(たけちよ)、初名は元信(もとのぶ)、次いで元康(もとやす)と名乗り、今川氏から独立後に徳川の姓を名乗り徳川家康に改名する。
尾張古渡城で織田家の人質となっていたところ、農民として潜入していた光秀と出会う。生き別れた母に会うため刈屋城に連れて行くよう光秀に頼むが、我慢して時を待つよう諭される。織田家では信長に懐いており、信勝の将棋を「つまらない」と評する。
父・広忠を暗殺したのは信長の命であることを承知の上で、信広との人質交換で今川家へと身柄を移すが、今川が三河にとって敵であるとの認識を心に秘める。
今川による最後の尾張侵攻では先鋒として三河勢を率いる。母から離反を促す書状を受け取るも、家臣を犬死にから守るため、しばらくは今川勢に従い続ける決断を下す。しかし義元が三河守になったことを知り、また今川勢が三河勢を酷使しようとすることに反発。家臣に休養を取らせることを名目に転戦命令を拒み、このことが結果的に義元敗死の一因となる。
松平広忠(まつだいら ひろただ)
演:浅利陽介
竹千代の父。松平家当主。三河岡崎城主。
嫡男の竹千代を人質として織田家に出していたが、今川家を仰ぐことを決める。今川による織田攻めを前に信長の手の者に暗殺され、その首級は信長から信秀に献上されることとなる。
於大の方(おだいのかた)
演:松本若菜
竹千代の母。
水野家が織田方についたため、広忠に離縁されて刈屋城に戻されている。今川による尾張侵攻の際、信長に相談のうえで、元康に離反を促す書状を書き送る。
水野信元(みずの のぶもと)
演:横田栄司
竹千代の伯父。於大の方の兄。三河刈屋城主、のち尾張緒川城主。
源応尼(げんおうに)
演:真野響子
元康の母方の祖母。於大の方の実母。駿府・智源院の尼僧。
駿府で元康の保護者代わりとして、彼に付き添っている。
菊丸(きくまる)
演:岡村隆史
三河出身の農民。オリジナルキャラクター。
野盗に捕えられ売られそうになっていたところ、美濃明智荘にて光秀に解放される。周辺国の事情に詳しく、市や海道に物売りに出かけることもあって、その後もたびたび光秀と出会い、主に光秀の旅回りのときには色々と手伝うようになる。光秀を通じて知り合った駒に対しては「知ると離れがたくなる御方」と光秀を評している。
正体は竹千代の母・於大と水野家に仕える乱波。正体が明らかになった際には竹千代を見守ることを命じられており、尾張近辺に潜入していたのもそのためで、光秀の前で人質となっている竹千代の境遇に深く同情し共感を示す態度をとってもいる。竹千代が今川家に渡されると同じく自身も駿河に移り、惹かれている駒の影響もあって薬種問屋に春次(はるじ)の名で勤め始める。
今川の尾張攻めの際には、於大からの書状を陣中の元康に届けている。

駿河・遠江・三河の市井

芳仁(ほうじん)
演:ベンガル
駿府の郊外に住む老人。ありふれた薬草から効き目のよい丸薬を作っている。
駒から療治を受けており、彼女が駿府を離れる際には丸薬の製法を託して亡くなる。
五十次
演:鈴木一功
駿府の商人。

越前の人々

朝倉義景(あさくら よしかげ)
演:ユースケ・サンタマリア
朝倉家当主。越前守護。
越前に落ち延びてきた光秀たち明智家一門を受け入れる。資金援助を断った光秀に対して必ずしも良い感情を抱いてはいないが、資質と利用価値は認めており、義輝の上京要請や義昭の将軍としての資質を見定める際の使者として指名している。
基本的には、争いごとなど面倒には巻き込まれたくないと考えている。また、貴族趣味な暮らしぶりを好み、伊呂波太夫からは「のほほんと、和歌でも詠んでいるのがお似合い」と評されている。
義輝の後継争いへの介入には当初消極的であったが、光秀の意見を容れて義昭一行を越前に迎え入れ、元服にあたっては烏帽子親を務め、最終的に義昭を擁して上洛する意志を固める。しかし、朝倉景鏡をはじめとして家中の意見をまとめることができずにいる間に、義昭一行は信長を頼みにする選択をしてしまい、面目を潰されたと妨害にでるも、溺愛していた阿君丸が毒殺され、抜け殻のような状態に陥る。
山崎吉家(やまざき よしいえ)
演:榎木孝明
朝倉家家老。
義昭を擁して上洛する義景の意思には表面上は従っているが、本心は反対であり、藤英からの「知恵を出し合う」提言に与する。
朝倉景鏡(あさくら かげあきら)
演:手塚とおる
義景のいとこ。朝倉家一門衆。
義昭を擁しての上洛には強く反対しており、藤英からの「知恵を出し合う」提言に与する。
阿君丸(くまきみまる)
演:森優理斗
朝倉義景の嫡男。義景から溺愛されている。
義景が義昭を擁して上洛する意志を固めた後に、幼くして毒殺されてしまう。
小宰相(こざいしょう)
演:原田佳奈
義景の妻。阿君丸の母。
宇野市兵
演:剣持直明
朝倉家家臣。

近江の人々

浅井長政(あざい ながまさ)
演:金井浩人
近江小谷城主。市の夫で、織田信長の義弟。
(いち)
演:井本彩花
信長の妹。長政の妻。
覚恕(かくじょ)
演:春風亭小朝
天台座主比叡山延暦寺の住持)。正親町天皇の弟。
鶴平
演:三上市朗
国友村の鍛冶師。
将軍家から鉄砲について口外しないよう言い渡されている。美濃の刀工孫六の紹介状を持っていた光秀から、鉄砲についての情報提供を懇願されたが断る。

登場予定の人物

斎藤利三(さいとう としみつ)
演 - 須賀貴匡[31]
誠仁親王(さねひとしんのう)
演 - 加藤清史郎[31]
織田信忠(おだ のぶただ)
演 - 井上瑞稀[31]
細川忠興(ほそかわ ただおき)
演 - 望月歩[31]

スタッフ

麒麟がくる紀行

受賞

放送

放送時間

  • NHK BS4K:毎週日曜 9時 - 9時45分、20時 - 20時45分(2020年4月5日放送分から総合テレビとのサイマル放送を実施)
  • NHK BSプレミアム:毎週日曜 18時 - 18時45分
  • 総合テレビ:毎週日曜 20時 - 20時45分
  • (再放送)総合テレビ:毎週土曜 13時5分 - 13時50分 / BS4K:毎週日曜 8時 - 8時45分

ダイジェスト

『5分でわかる麒麟がくる』として放送翌日(毎週月曜日)0時05分 - 0時10分(放送当日の深夜)に総合テレビで5分間のダイジェスト版(字幕あり、解説なし)を放送する。

放送日程

  • 初回は30分拡大[34]
放送回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 紀行 地上波視聴率 BS視聴率
01回 01月19日 光秀、西へ 池端俊策 大原拓 明智城跡(岐阜県可児市 19.1%[35] 3.3%[36]
02回 1月26日 道三の罠 稲葉山城岐阜城(岐阜県岐阜市 17.9% 3.9%[36]
03回 2月02日 美濃の国 土岐氏一日市場館跡(岐阜県瑞浪市
枝広館長良公園(岐阜県岐阜市)
16.1% 3.6%[36]
04回 2月09日 尾張潜入指令 藤並英樹 津島神社愛知県津島市
古渡城東別院(愛知県名古屋市
13.5% 4.0%[36]
05回 02月16日 伊平次を探せ 国友町滋賀県長浜市 13.2% 4.5%[36]
06回 02月23日 三好長慶襲撃計画 大原拓 花の御所跡石敷きの遺構(京都府京都市
越水城跡(兵庫県西宮市
13.8%[37] 4.7%[37]
07回 03月01日 帰蝶の願い 一色隆司 熱田神宮(愛知県名古屋市) 15.0%[38] 4.7%[38]
08回 03月08日 同盟のゆくえ 大原拓 那古野城跡(愛知県名古屋市) 13.7%[39] 4.5%[39]
09回 03月15日 信長の失敗 岩本真耶 佐々木善春 妻木城跡(岐阜県土岐市 15.0%[40] 5.0%[40]
第10回 03月22日 ひとりぼっちの若君 池端俊策 一色隆司 岡崎城(愛知県岡崎市
加藤図書屋敷跡(愛知県名古屋市)
16.5% 4.7%
第11回 03月29日 将軍の涙 大原拓 興聖寺(滋賀県高島市 14.3%[41] 5.5%[41]
第12回 04月05日 十兵衛の嫁 佐々木善春 万松寺(愛知県名古屋市) 14.6%
第13回 04月12日 帰蝶のはかりごと 深山貴志 鷺山城(岐阜県岐阜市)
法雲寺(岐阜県揖斐川町
15.7%
第14回 04月19日 聖徳寺の会見 大原拓 聖徳寺跡(愛知県一宮市
村木砦跡(愛知県東浦町
15.4%
第15回 04月26日 道三、わが父に非ず 一色隆司 臨済寺静岡県静岡市 14.9%
第16回 05月03日 大きな国 大桑城(古城山登山口)(岐阜県山県市 16.2%
第17回 05月10日 長良川の対決 岩本真耶
池端俊策
大原拓 常在寺(岐阜県岐阜市) 14.9%
第18回 05月17日 越前へ 岩本真耶 佐々木善春 一乗谷朝倉氏遺跡朝倉館跡福井県福井市
称念寺(福井県坂井市
15.1%
第19回 05月24日 信長を暗殺せよ 前川洋一 深川貴志 清洲城(愛知県清須市 15.7%
第20回 05月31日 家康への文 池端俊策 一色隆司 大高城跡(愛知県名古屋市) 15.3%
第21回 06月07日 決戦! 桶狭間 善照寺砦跡(愛知県名古屋市)
沓掛城址(愛知県豊明市
16.3%
第22回 08月30日 京よりの使者 前川洋一 大原拓 興福寺多聞山城跡(奈良県奈良市 14.6%
第23回 09月13日 義輝、夏の終わりに 池端俊策 佐々木善春 小牧山城(愛知県小牧市 13.4%
第24回 09月20日 将軍の器 河本瑞貴
池端俊策
公方屋敷跡(滋賀県甲賀市
矢島御所跡(滋賀県守山市
13.1%
第25回 09月27日 羽運ぶ蟻 前川洋一 深川貴志 織田信長公居館跡(岐阜県岐阜市) 12.9%
第26回 10月04日 三淵の奸計 池端俊策 御所・安養寺跡(福井県福井市) 13.0%
第27回 10月11日 宗久の約束 一色隆司 開口神社大阪府堺市 13.0%
第28回 10月18日 新しき幕府 大原拓 旧二条城復元石垣京都御苑内)(京都府京都市) 12.5%
第29回 10月25日 摂津晴門の計略 近衛邸跡(京都御苑内)(京都府京都市)
興禅寺(兵庫県丹波市
13.2%
第30回 11月01日 朝倉義景を討て 佐々木善春 妙覚寺(京都府京都市) 11.9%
第31回 11月08日 逃げよ信長 河本瑞貴 一色隆司 国吉城跡(福井県美浜町
金ヶ崎城跡(福井県敦賀市
13.8%
第32回 11月15日 反撃の二百挺 池端俊策 深川貴志 姉川古戦場跡(滋賀県長浜市) 13.3%
第33回 11月22日 比叡山に棲む魔物 一色隆司 比叡山延暦寺(滋賀県大津市 13.1%
第34回 11月29日 焼討ちの代償 佐々木善春 興福寺(奈良県奈良市)
菅田比賣神社(奈良県大和郡山市
13.6%
第35回 12月06日 義昭、まよいの中で 大原拓 常泉寺(愛知県名古屋市)
頭陀寺城跡・松下屋敷跡(静岡県浜松市
12.7%
第36回 12月13日 訣別 一色隆司 坂本城跡(滋賀県大津市) 12.3%
第37回 12月20日 信長公と蘭奢待
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

放送休止・時間変更

  • 6月14日から8月23日までは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う収録見合わせのため、放送を休止。放送休止期間は以下の日程を除き、総合テレビとBSプレミアムでは特集番組『麒麟がくるまでお待ちください』と総集編『これまでの名場面すべて見せます』を放送。BS4Kの日曜午前9時枠では8月2日まで第1回からの再放送を実施(午後8時枠は別番組)[15][18]
    • 7月5日は総合テレビで東京都知事選開票速報を放送(BSプレミアムでの放送時間帯および総合テレビでの再放送枠はそれぞれ別番組)。
    • 7月19日と8月2日は総合テレビで『ダーウィンが来た!』の拡大版を放送(BSプレミアムでの放送時間帯および総合テレビでの再放送枠はそれぞれ別番組)。
  • 9月6日は、総合テレビで台風10号関連ニュースを放送したため、放送を休止(BSプレミアムでの放送時間帯およびBS4Kの午後8時枠は別番組に差し替え[注釈 3][42][43]。BS4Kの本放送枠は予定通り放送された。
  • 11月1日の総合テレビでの放送は、近畿地方のみ19:58 - 20:15に大阪都構想住民投票の開票速報[注釈 4]を放送したため、15分遅れの時差ネット(20:15 - 20:59.30)で放送[44][45](その他の地域およびBSプレミアム・BS4Kでは通常枠で放送)。

放送休止期間の特集番組

麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル[46]
過去に放送した戦国時代を舞台とする大河ドラマの人気作品を取り上げ、名場面や出演者が語るエピソード、大河ファンのゲストとのトークなどを放送。
司会は高橋英樹(『国盗り物語』主演:織田信長 役)、川島明麒麟)。ナレーションは桑子真帆
放送日内容
6月14日独眼竜政宗[47]
ゲスト:伊達みきおサンドウィッチマン)、松村邦洋
インタビューゲスト:渡辺謙(主演:伊達政宗 役)
6月21日国盗り物語[48]
ゲスト:近藤正臣(明智光秀 役)、松村邦洋
インタビューゲスト:三田佳子(深芳野 役)
6月28日利家とまつ 加賀百万石物語[49]
ゲスト:唐沢寿明(主演:前田利家 役)、松村邦洋
インタビューゲスト:反町隆史(織田信長 役)
7月12日秀吉[50]
ゲスト:竹中直人(主演:豊臣秀吉 役)、松村邦洋
インタビューゲスト:村上弘明(明智光秀 役)
「麒麟がくる」までお待ちください〜キャスト・スタッフが明かす大河ドラマの舞台裏[51]
7月26日に19:30からの拡大版として放送(BSプレミアムでの放送時間帯および総合テレビでの再放送枠はそれぞれ別番組)。
あなたが主役 50ボイス』が扱ってきた『龍馬伝』以降の大河ドラマ制作現場の舞台裏や出演者・スタッフのインタビューなどを再編成して放送。
門脇麦(駒 役)をゲストに迎え、司会は春風亭昇太小池栄子(ともに『あなたが主役 50ボイス』司会)が担当。
これまでの名場面すべて見せます
8月30日からの放送再開に先駆けて、総集編を放送。BS4Kでも放送。
予告編のナレーションをお笑いコンビ「麒麟」(川島明、田村裕)が担当した。
放送回 放送日 番組表上のサブタイトル サブタイトル 本編回
第一集 8月09日 「麒麟がくる」まであと3週! 旅立ち 01回 - 第08回
第二集 8月16日 「麒麟がくる」まであと2週! 動乱 09回 - 第15回
第三集 8月23日 「麒麟がくる」まであと1週! 誇り高く 第16回 - 第21回

関連商品

サウンドトラック

  • 大河ドラマ 麒麟がくる オリジナル・サウンドトラックVol.1(2020年1月29日発売、SMJ、JAN : 4547366436501)

書籍

公式ガイドブック
  • NHK大河ドラマ・ガイド 麒麟がくる(NHK出版
    • 前編(2020年1月11日発売、ISBN 978-4-14-923383-3
    • 後編(2020年5月21日発売、ISBN 978-4-14-923384-0
    • 完結編(2020年11月10日発売予定、ISBN 978-4-14-923385-7
    • 歴史ハンドブック(2019年11月30日発売、ISBN 978-4-14-911018-9
  • NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全ガイドブック(東京ニュース通信社
  • 2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全読本(産経新聞出版

楽譜

  • NHK大河ドラマ「麒麟がくる」ピアノ・ソロアルバム(2020年2月20日発売、NHK出版、ISBN 978-4-14-055394-7

DVD/BD

  • NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全版 第壱集 BOX ( 第1回-第17回 発売日 : 2020年10月23日予定)
  • NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全版 第弐集 BOX ( 第18回-第27回 発売日 : 2021年1月22日予定)

ドラマの所縁のある地域の反応

2011年(平成23年)4月に光秀に加え細川幽斎細川忠興細川ガラシャのゆかりの地である、京都府亀岡市福知山市などの8市町、兵庫県2市や福井県1町で構成した光秀を主人公にした大河ドラマの誘致推進協議会を設立し、署名活動を行っていた。協議会の会長を務める、福知山市の大橋一夫市長は「ゆかりの地だけではなく、全国から光秀らを主役とする大河ドラマ実現を望む熱い思いが寄せられ、現在26万1745筆もの署名が集まっております。活動が8年目に入ったこのタイミングで大河ドラマが決定し、非常にうれしいニュースと喜ぶとともに、これまでの活動にご協力、ご尽力いただいた皆さまに改めて感謝を申し上げます」と喜びのコメントを発表した[52]。その後、誘致推進協議会は名称を「大河ドラマ『麒麟がくる』推進協議会」に変更し、亀岡・福知山両市長と京都府副知事がNHKを訪れて京都府内でのロケに向けての協力を行い、新しいロゴには光秀をはじめとする4人のイラストがあしらわれている[53][54]。なお、亀岡市の京都スタジアム内に「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」[55][56]、福知山市の福知山城公園内の福知山市佐藤太清記念美術館内に「福知山光秀ミュージアム」[57]が2020年(令和2年)1月11日から2021年2月までの約1年間の期間限定で開館している(福知山光秀ミュージアムは2月7日、京都大河ドラマ館は2021年2月14日までと開館期間が当初の予定より延長されている)。

光秀の出身地である岐阜県では、光秀にゆかりがある岐阜市大垣市など8市町と、県、観光協会などがドラマの推進協議会を2018年(平成30年)10月に設立[58][59]。放送開始に先立つ2020年1月11日、岐阜市、恵那市可児市に大河ドラマ館が約1年間の期間限定で開館している[60]。撮影中断による放送期間の延長により、開館期間は当初の2021年1月10日までから2月14日までに延長された[61]

光秀の居城である、坂本城がある滋賀県大津市では、2020年3月8日から2021年2月7日まで、坂本地区の4か所で「びわ湖大津 光秀大博覧会」が開催される[62][63]

脚注

注釈

  1. ^ 新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、2020年3月に開催延期が決定[9]
  2. ^ 「一座の男」役として本編にも出演。
  3. ^ なお、同月12日の総合テレビでの再放送枠においても別番組差し替えを想定していたが、実際該当時間帯では自民党総裁選挙立候補者討論会の生中継〈特設ニュース扱い〉が編成された。
  4. ^ 21:00 - 23:30にも放送された(21:50以降は特設ニュース扱いで全国放送)。

出典

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  3. ^ a b c d 長谷川博己さんが明智光秀役! 2020年大河ドラマ「麒麟がくる」”. NHKドラマトピックス. NHK (2018年4月19日). 2018年4月19日閲覧。
  4. ^ a b c 2020年大河ドラマは明智光秀「麒麟がくる」!主演は長谷川博己”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2018年4月19日). 2018年4月19日閲覧。
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  9. ^ “東京五輪・パラ 1年程度の延期を承認 IOC臨時理事会”. NHKニュース. (2020年4月1日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200324/k10012348331000.html 2020年4月1日閲覧。 
  10. ^ “NHK大河、五輪パラ期間中は休止 放送44回に”. 産経ニュース (産経デジタル). (2020年1月16日). https://www.sankei.com/entertainments/news/200116/ent2001160012-n1.html 2020年1月16日閲覧。 
  11. ^ “NHK 朝ドラ「エール」と大河「麒麟がくる」収録一時休止を発表 放送に影響ない見込み”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年4月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/04/01/kiji/20200401s00041000151000c.html 2020年4月1日閲覧。 
  12. ^ “コロナ禍で番組収録の自粛が長期化 大河、朝ドラ、連ドラも放送中断へ”. 毎日新聞. (2020年5月4日). https://mainichi.jp/articles/20200504/k00/00m/040/103000c 2020年5月22日閲覧。 
  13. ^ 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 [@nhk_kirin] (2020年5月15日). "【『麒麟がくる』からのお知らせ】 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため収録を見合わせておりますが、6月7日(日)〈第21回〉をもって、放送を一時休止いたします( ※「紀行」含む)。 放送の再開時期については、収録再開の状況を見極めながら検討し、決まり次第お知らせいたします。". X(旧Twitter)より2020年6月7日閲覧
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  15. ^ a b 大河ドラマ『麒麟がくる』放送休止に伴う番組編成について”. NHK (2020年6月12日). 2020年6月14日閲覧。
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  22. ^ a b 第10回。織田信秀と土田御前の会話より。
  23. ^ 細川藤孝の朝倉義景宛書状より。
  24. ^ 第1話。望月東庵と駒の会話より。
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  26. ^ 第5回。京の館にて再会した光秀と久秀の会話より。
  27. ^ 第6回。光秀と伊平次の会話より。
  28. ^ 第1回。稲葉山城に登城した光秀と利政、高政の会話より。
  29. ^ 第12回。帰蝶と駒の会話より。
  30. ^ 第20回。三淵藤英の台詞より。
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  39. ^ a b “長谷川博己主演「麒麟がくる」第8話は13・7% 信長が本格登場 BS“早麒麟”好調4・5%”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2020年3月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/03/09/kiji/20200308s00041000430000c.html 2020年3月16日閲覧。 
  40. ^ a b “「麒麟がくる」第9話 BS“早麒麟”好調また番組最高5・0%!本放送も再び15・0%に回復”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2020年3月16日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/03/16/kiji/20200316s00041000147000c.html 2020年3月16日閲覧。 
  41. ^ a b “長谷川博己主演「麒麟がくる」第11話 BS“早麒麟”好調 また番組最高5・5%!本放送は14・3%”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2020年3月30日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/03/30/kiji/20200330s00041000068000c.html 2020年3月30日閲覧。 
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  48. ^ 麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル「国盗り物語」
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  63. ^ 【公式】びわ湖大津・光秀大博覧会

関連項目

外部リンク

NHK総合 大河ドラマ
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麒麟がくる