武田信玄 (NHK大河ドラマ)

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武田信玄』(たけだしんげん)は、NHK1988年1月10日から12月18日に放送した第26作目の大河ドラマ。全50回。主演は中井貴一

武田信玄
ジャンル ドラマ
放送時間 日曜20:00-20:45(45分)
放送期間 1988年1月10日-12月18日(全50回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本放送協会
製作総指揮 村上慧
演出 重光亨彦 他
原作 新田次郎
脚本 田向正健
出演者 中井貴一
柴田恭兵
紺野美沙子
大地真央
南野陽子
堤真一
石橋凌
池上季実子
村上弘明
宍戸錠
児玉清
美木良介
中村勘九郎
篠田三郎
橋爪功
宇津井健
佐藤慶
平幹二朗
菅原文太
小川真由美
西田敏行
杉良太郎 他
オープニング 山本直純
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目次

[編集] あらすじ

戦国時代、四方を山に囲まれた甲斐国で、知謀策謀の限りを尽くし強固な家臣団と国造りで領土を広げ、“戦国最強の騎馬軍団”を率い織田信長徳川家康も恐れた男、武田信玄。父を追放し我が子を死なせると言う家族·肉親の悲劇的関係に悩みながら独自の手法で信濃を平定、越後上杉謙信川中島で死闘を繰り広げる。「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり」と言う信条で戦国時代を力強く生きた信玄の生涯を、大合戦シーンと豪華俳優陣で描く戦国絵巻。

[編集] 作品内容と特徴

原作は新田次郎の同名歴史小説の『武田信玄』と同じく新田作品の『武田三代』を融合させ、脚本家田向正健がドラマ化した。新田次郎小説の大河ドラマ化はこれが初めて。前年の『独眼竜政宗』に続いて戦国時代を扱った作品であり、前年の「独眼竜政宗」の高視聴率の流れを受け、序盤の視聴率は極めて高かった。本作も父子の確執など骨太のストーリーが高く評価され、平均視聴率も『独眼竜政宗』に次いで第2位である(2010年秋現在)。なお、初回視聴率は42.5%、最高視聴率は49.2%、平均視聴率は39.2%である。

本作の為、舞台の山梨県では小淵沢町(現北杜市)にオープンセットが建設されるほどの力の入れようだった。騎馬シーンについては小淵沢町にある乗馬クラブ、山梨県馬術連盟が全面協力し迫力ある合戦シーンを作り上げている。また、劇中に何度か登場する武田騎馬隊の隊列は馬70頭を集め撮影された。ただし馬を過度に酷使する撮影手法には馬の専門筋から否定的な見方もあったようで、『太平記』で乗馬指導にあたることになった日馬伸は足利市からオファーをもらった当初、自分は馬の立場から物を考える人間であり、「武田信玄」のように馬の酷使をするような大河ドラマの仕事には乗り気でなかったと述べている。[1]

信玄の母・大井夫人若尾文子)が、自分の息子が後世で誤解されていることが多いため、我が子の名誉のために真実を物語る、という体裁を全話一貫してとっている。そのため、本編のナレーションも大井夫人役の若尾が兼ねている。最終回および一部の回をのぞいて、各放送回とも大井夫人の「今宵はここまでに致しとうござりまする」というセリフによって締めくくられ、この年の流行語大賞に選ばれた。その他、「我が子晴信といたしましては」というフレーズが特に多用された。

第3回までのタイトル文字と第4回以降のそれとに違いがあるが、これは最初にタイトル文字を担当した海老原哲弥の受賞経歴の詐称問題により、他の書家のタイトル文字に変更になったからである。

甲斐の戦国大名である武田信玄(晴信)が主人公。類似テーマとして、1969年上杉謙信を主人公に第4回川中島合戦までを描いた海音寺潮五郎原作の『天と地と』、2007年に武田家の軍師山本勘助を主人公にした井上靖原作の『風林火山』がある。

後の『利家とまつ』を引き合いに出してよく形容される「ホームドラマ大河」といった要素は、本作品では控えめになっており、ひたすら重厚深長に戦国時代の人間の生き様が描かれる。南野陽子紺野美沙子といった当時人気の若手女優やアイドルに加え、男まさりの女武者「里美」の大地真央小川真由美演じる「八重」が際立った存在感を出しており、他にも豪華な俳優陣を脇で固めていた。

この作品には中井をはじめ2世俳優が数多く登場した。主演の中井貴一は本作が大河ドラマ初出演である。彼が演じる信玄は終始髷を結っており史実とは違い、出家をしていない(ナレーションで信玄を名乗るようになった旨を語ったのみ)。さらに、丸坊主に立派なもみ上げ姿に描かれた有名な長谷川等伯(信春)筆の壮年期の肖像画(高野山成慶院蔵)[2]や、江戸時代に確立した赤法衣と諏訪法生の兜に象徴される法師武者など現在でも一般的な堂々としたイメージは踏襲されず、同時代の青年武将像に通じるやや線の細い華奢な印象を与えている。ちなみに信玄のこうした描写姿勢の影響によるものか、本作品の上杉謙信も剃髪をしていない。

一方、登場人物を見ると内藤昌豊秋山信友等登場しない有力家臣も多く、また穴山信君小山田信茂と言った武田家滅亡時に離反した親族衆や勝頼期に活躍する跡部勝資長坂光堅など従来滅亡の一因を作ったとも評されがちな奸臣とされていた人物は、一切登場しない。また、信玄と関わりの深い僧である「心頭滅却すらば火もまた凉し」で有名な快川紹喜や原作には登場していた駒井高白斎も出てこない。上杉家、織田家についても主要な人物(羽柴秀吉明智光秀丹羽長秀柿崎景家等)は、登場しない。

KOEI信長の野望シリーズに与えた影響は大きいといわれ、ゲーム内の武将の顔グラフィックスは本作品登場の俳優に酷似している事が多い(高坂昌信武田信廉真田幸隆など)。信長の野望戦国群雄伝ゲーム終了時の表示「今宵はここまでに致しとうござりまする」も大河ドラマ終了時そのままのセリフである。[3]

川中島の戦い』がドラマ中盤最大の見せ場だが、オープニングナレーションでは『合わせて5回行われた川中島の戦い』と言っているにもかかわらず、劇中では4度目の戦いで終わっている。5回目の合戦をあっさり飛ばしてしまったが、第5次川中島の戦いでは本格的戦闘が行われなかったとされる。

[編集] スタッフ

本作のオープニング曲は、法螺貝と馬蹄音をイメージさせる力強いフルオーケストラであり、歴代大河ドラマテーマ曲の中でも根強い人気を誇る。放送後でも、TV番組で武田信玄に絡む内容を紹介するときなどにBGMとして使われることがある。また、楽曲同様に武田軍の代名詞とも言うべき風林火山をイメージしたオープニング映像[4]アルプスの麓で撮影され、赤備えの武田騎馬隊が時間差でクロスするシーンがあるが、こちらもCG全盛の時代の現在ではなかなか難しい大掛かりなもの。

棒道を疾走する騎馬のシーンは信玄棒道であると伝わる自然道を使い撮影された。山梨側から見た富士山の山頂に雲がたなびくように見えるラストの映像も見応えがある。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] 登場人物

[編集] 武田家

武田晴信→武田信玄
演:真木蔵人中井貴一
甲斐の国主。目的のためなら手段を選ばないマキャベリスト的な人物だが情に厚く、家臣・領民への気配りを常に怠らない。原作よりも発病の時期が遅く、川中島の戦いが終わったあたりから病に苦しむ。
当初は松平健を予定。また役所広司も候補に挙がっていた。中井はもともと脇役としてオファーを受けていたため、主役に抜擢されたことに驚いたことや前年の『独眼竜政宗』の大成功から来るプレッシャーなどが大きかったこと、自分の顔が従来の信玄の肖像画とは大きく違うことなどに戸惑いを感じたことを当時の思い出として語っている。また、本作で信玄を演じてからは武田信玄について聞かれると自分のことのように思えるという。[5]
武田信虎
演:平幹二朗
晴信・信繁信廉の父。晴信を小心と罵り、また狂気的な性格が家臣団の不安を誘って政情を不安定化させたため、晴信の謀反によって追放される。しかし内心では息子・晴信の才能を認めていた(追放される際、晴信にいたわりとも取れるような笑みを見せるシーンがそれを物語っている)。妻の大井夫人と対照的に、晴信が上洛して天下を取ることを望んでおり、なかなか京を目指そうとしない晴信にいら立っていた。晩年に病床に臥す信玄と再会、天下を取れと叱咤激励する。
大井夫人(語り)
演:若尾文子
晴信・信繁・信廉・於豊の母。今わの際に子供達へ遺言を残し、晴信には「西へ行ってはなりませぬ」と言い残した。死後も子供達を温かく見守り、引き続き現代の視聴者に語りかける形で劇中のナレーションを務めた。
三条の方
演:紺野美沙子
信玄の正室。義信於梅竜宝の母。公家の出を鼻にかけ、信玄との仲は険悪だが、後に信玄に惹かれていく(歴史上の三条夫人は、信玄との間に5人の子供をなしており、夫婦仲は決して悪くはなかったとの説が有力である)。原作では不美人に描写され[6]、また悪女[7]として描かれているが、ドラマではツンとした美人風のメイクを施された紺野が演じ、劇中でも次男・竜宝の弁で「母上は美しいお方」とも語られ、ドラマでは原作の悪女的要素の多くをドラマオリジナルの人物・八重に転嫁した。
八重
演:小川真由美
三条の方侍女。原作に登場しないドラマオリジナルの人物。原作の三条の悪い部分を強烈にしたようなキャラクターとして描かれている(しかしながら、当初は三条も八重ほどではないが若干、嫉妬深い悪女として描かれていた)。三条、義信のために尽くすが、結果的に武田家を危機に陥れる。お歯黒・剃った眉毛など京公家風のメイクと、陰謀・怨念めいた役どころ、そして小川の怪演が見事にハマり、強烈な印象を視聴者に与えた[8]。おここを殺したり、「おここの怨霊をたたきだす」と称しおここにそっくりな湖衣姫を打擲するなどしていた。最期は三条の方の後を追って自害する。大河ドラマ史上に名を残す名悪役の1人であり、現在でもカルト的な人気を持つ。
おここ
演:南野陽子
晴信の初恋の人。川中島生まれ(原作では三条の方の侍女という設定)。南野2役。三条の方の輿入れ後、八重の差し金で殺される。
湖衣姫
演:南野陽子(二役)
信玄の側室。ドラマではおここと瓜二つというオリジナルの設定が加えられた。諏訪頼重の娘。勝頼の母。薄幸な人生を送る。
原作同様、頼重からの人質として甲斐に来ていたが、ドラマでは一旦姿をくらまし、その後晴信とその一行によって半ば強引に甲斐へ連れ戻され、そのまま側室となる。
劇中では自分の役割を「甲斐と諏訪の橋渡し」と考えていた。
里美
演:大地真央
信玄の側室で良き理解者。原作では禰津元直の娘だが、このドラマでは倉科三郎左衛門の孫。男勝り。信清の母とされている(これに関しては信憑性に疑問がもたれている)が、このドラマでは信玄の子を授からない。
恵理
演:池上季実子
信玄の側室。仁科盛信・信貞・松姫菊姫の母。ややマイナス思考で涙もろい性格。
武田信繁
演:若松武
信虎の二男。兄を敬い彼をよく補佐する一方で、国の為なら父や子との対立も厭わない信玄の厳格な性格に対する懸念も持っている。信虎や義信の思いを代弁して信玄に直言するなど、家中の人間関係の調整役。川中島の戦いで、味方の劣勢を食い止める貢献を果たすが戦死。彼の死後、義信事件を皮切りに武田家中の結束に、徐々に乱れが生じていく。
武田信廉
演:長尾豪二郎→篠塚勝
信虎の三男。三兄弟の中では最もおっとりした性格で、絵が得意。当初は頼りない面も見られたが、信繁死後は信玄と義信の衝突を体を張って食い止め、信玄にも強い口調で叱責するなど重臣としての存在感を強めていった。西上戦から引き上げる際には信玄の影武者を務めた。
太郎→太郎義信→武田義信
演:中村七之助→石関賢太郎→六浦誠堤真一
信玄の長男。直情的だが信義を大事にする性格で、性格の不一致に加えて今川義元亡き後の対今川家への政策をめぐり、父信玄と対立する。謀反の計画が発覚し、父に誅される。原作では病死説をとっていたが、ドラマでは自害説をとっている。
二郎→慈念→竜宝
演:猪岡拓郎→高橋守→渡浩行
信玄の二男。幼少時に病気で盲目となり、僧侶として人生を歩む。少年期に予知能力で竜王の土手(堤防)の決壊を予知したり、幼き勝頼の心の声を聞き勝頼の危機を察知してそれを晴信に知らせる。西上を前にした信玄(晴信)から自分の余命などを問われたがそれには答えず、祖母の大井夫人同様に「西へ行ってはなりませぬ」と願った。
四郎→諏訪勝頼→武田勝頼
演:安藤壮洋→福原学→真木蔵人(二役)
信玄の四男。1話での好評を受け、真木の再登場。
五郎
演:西川亘
雪姫
演:徳丸純子
勝頼の正室。織田信長の養女。信勝出産後、産後の肥立ちが悪く亡くなる。
武田信勝
演:黒田勇樹
信玄の嫡孫。勝頼の子。
松姫
演:上田愛美香川沙美
信玄の娘。織田信忠の婚約者。
らん
演:宮崎萬純
信虎の愛妾。信虎の怒りを買って殺されかかったこともあったが、それでも彼を慕っており、その後を追って駿河に赴く。しかし、その後年老いた信虎を馬鹿にするようになり、信虎に斬殺される。

[編集] 武田家臣、及びその家族など

山本勘助
演:西田敏行
義元に甲駿2国の二重間諜を命ぜられ悩む。が、晴信の器量に触れ、妻子が三国同盟を機に甲斐へやってきたことと、信玄の密命で義元を謀殺したことを潮に、今川と決別する。本作では特に湖衣姫を意識しているわけではないが、板垣を始め重臣たちが湖衣姫を側室にすることに猛反対しているのに対し、ただ一人賛成を強く表明し、また晴信との婚礼の前に彼女と遠乗りをした際は、強く生き抜くよう諭した。川中島の戦いでの戦略の失敗の責を取り、単身諜報活動を行うが、闇夜の中槍傷が悪化し死亡するという『北越軍記』の記述に近い最期を遂げる。この作品では目も足も不自由という設定になっておらず、位置づけも軍師というより間諜に近かった[9]
板垣信方
演:菅原文太
老臣。晴信の傅役。晴信が師と慕う。上田原の戦いで、命をもって晴信の暴走を諫めるべく、無数の槍を身に受け白髪になりながらも獅子奮迅の闘いを見せ、戦死を遂げた。
甘利虎泰
演:本郷功次郎
板垣とともに晴信を補佐。上田原の戦いで、板垣同様命を賭して村上勢と戦い、討ち死にした。
飯富虎昌
演:児玉清
義信の傅役。八重と親密になるが、弟の三郎兵衛の計らいにより別れる。義信事件では、その謀反の責任を一身に負おうとし、三郎兵衛に事情を暗に告げ、信玄を襲撃しとらわれの身となる。事情を察した信玄は正直に話せば罪に問わないと言ったが、飯富はあくまで自らの責任であると述べ、原虎胤の介錯により切腹する。
原虎胤
演:宍戸錠[10]
通称鬼美濃。全身に向こう傷の豪傑。川中島にも出陣し、飯富虎昌の死を悼み、最後は志賀城の残党に襲われ命を落とすなど史実とは大きく異なった描き方をされている。
馬場信春
演:美木良介[11]
信玄に信頼される。責任感の強い性格で、初登場時の真田幸隆を疑ってしまった際や、自ら献策した「キツツキの戦術」により武田軍が一時的に窮地に陥ってしまった際は、切腹を申し出ていた。ほぼ全編に登場したが、信濃攻略の後から第四次川中島の合戦までの間は、まったく登場していない。
真田幸隆
演:橋爪功
弁舌優れた謀将で、いかなる状況でも物怖じしない豪胆な性格。湖衣姫との婚儀の際、晴信の前に碁盤を持って登場し、戯れに「勝った方が相手の領地を手にする」という賭けを取りつけた。原虎胤にはその知謀を度々「小賢しい」と評されていたが、虎胤が死んだ際はその死を悼んでいた。ドラマ終盤の信玄の重要な相談相手で、上洛戦の際は留守居役を託される。
飯富三郎兵衛→山県昌景
演:篠田三郎
合戦上手。外交・内政にも優れた万能型。信玄の側に仕える。八重に対し「そこの妖怪!」と喝破している。
源助→春日昌信→高坂弾正
演:村上弘明
海津城主。農民から原虎胤の推挙で武田家に仕える。その才覚を生かして出世する。家中きっての美男。
原昌俊
演:小林克也
陣馬奉行。上田原の戦いでは必死に晴信の暴走を止めようとするもかなわず、板垣・甘利の討死の責任を感じる。晴信が信玄に改名する少し前に病没した。
原昌胤
演:岡村菁太郎
昌俊の子。父のあとを継ぎ、陣馬奉行となる。
阿部勝宝
演:佐藤慶
勝頼の傅役。
倉科三郎左衛門
演:浜村純
倉科党の党目。里美の祖父の設定。
岐秀和尚
演:内藤武敏
晴信の学問の師。
石和甚三郎
演:丹波義隆
晴信の近習。四郎を呪い殺す調伏を行っていた竜渓を斬る。その功を晴信に称せられたが、京から八重が呼び寄せた修験僧を斬った責を取り自害する。
塩津与兵衛
演:宍戸開
晴信の近習。宍戸は親子で出演。
立木仙元
演:矢崎滋
信玄付医師。
御宿監物
演:石丸謙二郎
立木死後の信玄付医師。
平三
演:渡辺正行
源助の幼なじみ。拳大の石を相手に当てて倒すのが得意[12]である。源助と共に原虎胤の推挙で武田家に仕える。源助の出世を羨むことが多かった。平三以下、彼の家族は原作に登場しないドラマオリジナルの人物だが、彼らは戦に巻き込まれる当時の農民の代表的存在として描かれた。
演ずる渡辺は、当時レギュラー出演していた「笑っていいとも」の中で平三が物語途中で死ぬ旨の話をした事があったが、最終回まで存命した。
平五
演:松原一馬
平三の弟。平三と共に戦に従軍。二俣城で討死。
とら
演:佐々木すみ江
平三・平五の母。息子たちを「すぼけ!」などと叱り飛ばすシーンが多いが、陰では子思い。最終話で平五が戦死した事を知ると号泣する。足が悪いフリをしていた。
山本勘市
演:小日向範威→石川博之ひかる一平
勘助の子。父の仇を追う。平三・平五とともに終盤で西上戦に従軍するが、武田軍が甲斐に引き返した後は僧となることを決意。原作では川中島の戦いの時点で既に僧となっている。史実として勘助には勘蔵という子がいたとされるが、このドラマでは登場しない。
きぬ
演:田島令子
駿河で暮らす勘助の妻。今川・北条と三国同盟を結んだ際、勘助と妻子の身柄を甲斐の方で引き取ることを晴信が義元に約束させたことで勘助と暮らせるようになった。
今井兵部
演:森田順平
奉行衆であったが信虎のやり方に反発し、一時武田家を離れる。倉科党の元にきた晴信に再会する。晴信の代になると金山衆頭になる。甲州金の生産体制を確立し、甲斐国の経済発展に貢献するが、産出量が減ってきたとの報告が遅れ、会議の席で叱責される。
鎌田十郎左衛門
演:坂部文昭
奉行衆であったが信虎のやり方に反発し、一時武田家を離れる。倉科党の元にきた晴信に再会する。
前島伊豆守
演:三上真一郎
第1回のみ。花倉の乱の際に玄広恵探の残党を匿い、信虎に異を唱えて誅殺された。
初鹿野伝左衛門
演:市原清彦
まさ
演:大多貴子
飯富虎昌の妻。八重の暗躍に薄々気づき、夫が謀反の罪で切腹した後に八重が首謀者であることを昌景に訴えた。その後虎昌の位牌の前で自害。
さよ
演:伊藤麻奈
飯富虎昌の娘。
鎌田長門守
演:ジョニー大倉[13]
浅黄
演:室井奈穂子
三条の方の侍女。脇役ながら若狭とともにほぼ全編に登場。
若狭
演:飯島京子
三条の方の侍女。
たき
演:結城美栄子
湖衣姫の乳母。湖衣姫の死後は勝頼の身の回りの世話などをしていた。諏訪家の残党が勝頼たちのいる屋敷を襲撃した際、勝頼を守って死亡する。
よし
演:大西加代子
大井夫人の侍女。
とき
演:みずきれい
大井夫人の侍女。
あい
演:落合ひとみ
重蔵
演:伊藤哲哉
古川小平太
演:藤原稔三
三枝半兵衛
演:山中一徳
高間雄斎
演:有川博
曾根原主膳
演:浜田晃
大野次郎左衛門
演:久遠利三
戸田真八郎
演:田嶋基吉井上三千男
谷川四郎
演:真鍋敏
前田五郎兵衛
演:番哲也
百川数右衛門
演:及川ヒロオ
金山衆。諸国を巡っていた今井兵部に見いだされ晴信の家臣となる。
丹波弥十郎
演:斉藤洋介
金山衆。諸国を巡っていた今井兵部に見いだされ晴信の家臣となる。
大蔵宗右衛門
演:今井耕二
金山衆。諸国を巡っていた今井兵部に見いだされ晴信の家臣となる。
山際
演:福田健次
普請奉行
矢島六郎太
演:長戸勝彦
真田の配下。
加納五郎兵衛
演:小形雄二
平三と平五が武田軍から逃亡した時、捕らえて処刑しようとする。春日昌信の計らいで平三と平五は助けられる。
作三
演:小宮孝泰
ふみ
演:黛まどか
ちえ
演:川村一代
あかね
演:瀬岡裕子
志村右近の娘。信虎の側に仕え、弱体化した駿河の様子を伝える使者として信玄の元に赴く。原作ではその後信玄の側室となり、主要人物となるが、ドラマではそれきり出番がない。
数右衛門
演:大川ひろし
武田信虎の配下。
修三
演:湯沢紀保
武田信虎の配下。
正三郎
演:加藤純平
武田義信の配下。
左衛門
演:鎌形充朗
武田義信の配下。
水野又兵衛
演:羽場裕一
高坂弾正の家臣。
真十郎
演:前田晃一
信玄の側近く仕える。荘子を好む。

[編集] 上杉家

長尾景虎→上杉政虎→上杉輝虎→上杉謙信
演:柴田恭兵
越後の大名。義を重んじ、毘沙門天の生まれかわりを自任。利に賢い信玄を憎む。
宿敵・信玄と一騎討ちのシーンがあり、信玄役の中井と謙信役の柴田はこのシーン以外で顔合わせすることはなかったという[5]。その一騎打ちでの甲冑姿は、新番組予告では頭に袈裟を被っていたが、本編では兜を被っていた。原作では一騎打ちを行わず、白頭巾で顔を隠し、中央突破して退却する。最終回では今まで正義の為と信じて戦ってきたが何一つ変わらないことに対し、どうすればいいかを謙信が毘沙門天に祈祷しながら問うと、目の前の毘沙門天の像が謙信の口を借り、「己 を 信 じ よ」と喋りだす、という本人の自作自演ともとれる異色の演出がなされた。
直江実綱
演:宇津井健
長尾家重臣。謙信を支える。合戦時は直江兼続が使用していたとされる「愛」という字を前立にあしらった兜をかぶっていた。
菊丸→大村景時そに
演:水谷敦
謙信の近習。謙信が比叡山に向けて出奔した際は直江実綱と共に後を追い、野武士に命を奪われそうになっていた謙信を救った。その後自らの左肩付近を脇差で刺し、その血を持って謙信への生涯忠誠を誓った。
上杉景虎
演:蔵下輝美
謙信の養子。北条氏康の七男。
上杉憲政
演:滝田裕介
関東管領。ドラマでは狡猾な性格として描かれる。長尾景虎へ関東への出陣を督促する。
大熊朝秀
演:勝野洋
長尾家臣。後に反旗を翻し武田家臣に。
北条高広
演:西岡徳馬
長尾家臣。
宇佐美定行
演:沼崎悠
長尾家臣。
本庄実仍
演:門田俊一
長尾家臣。
斉藤朝親
演:三島新太郎
長尾家臣。

[編集] 今川家

今川義元
演:中村勘九郎
駿河の大名。信玄の義兄。武田を甲斐の山猿と嘲り、寡勢の織田勢をねずみの糞と侮っていたが、信玄・信長の陰謀によって桶狭間に倒れる。
寿桂尼
演:岸田今日子
義元生母。その死を信玄の策略と疑い、甲斐への塩止めを発案。史実と異なり、信玄の駿河攻めの際にも生きており、於津禰と駿府城で信玄と対面し「今川家臣に甲州金をつかませたのか」と詰り、義元の死因について問いただすが、軽くあしらわれる。
今川氏真
演:神田雄次
義元の嫡子。
太原崇孚
演:財津一郎
義元の軍師。
於豊
演:石塚理恵
信玄の姉。義元の正室。氏真・於津禰の母。
於津禰
演:古村比呂
義元の娘。武田義信の正室。政略結婚ながらも義信を愛するが、義信は謀反の罪で信玄に幽閉され、やがて自害してしまう。その後駿河に送り返される際、信玄を激しく非難した。
岡部美濃守
演:岩下浩
今川家臣。義元の側近。
庵原忠胤
演:長谷川明男
今川家臣。今川氏真に忠義を尽くす。
瀬名信輝
演:阿部六郎
今川家臣。後に武田へ寝返る。
朝比奈政貞
演:谷津勲
今川家臣。後に武田へ寝返る。
葛山元氏
演:石坂重二
今川家臣。後に武田へ寝返る。
三浦与一
演:川崎公明
今川家臣。後に武田へ寝返る。
高間五郎兵衛
演:伊藤紘
今川家臣。義元の命令で晴信の引き取りに向かうが、晴信の策略により裏切り者扱いされ、原虎胤に斬殺される。
すみ
演:奥山真佐子

[編集] 北条家

北条氏康
演:杉良太郎
相模の大名。海を尊ぶ。信玄の人物を知り、これを認める。信玄にとって謙信に次ぐ好敵手だった。
北条氏政
演:青山裕一(現:花柳錦之輔)
氏康の嫡男。その狭量を父に嘆かれる。
うめ→於梅
演:安藤明子畑仲美和岡本舞
晴信の娘、北条氏政の正室。義信事件の後、離縁され甲斐に戻る。その後、病になり本人の願いにより赤子のように父信玄に抱かれながら亡くなる。
松田康郷
演:北村総一朗
北条家臣。外交を担い、甲府、駿府、春日山に度々出向く。
松田憲秀
演:井上孝雄
北条家臣。氏康側近。
阿弥
演:岡田美里
氏康の娘、今川氏真の正室。
鈴木兵庫之助
演:伊藤浩之
亀井兵部
演:小林大介
越後国境に送り込まれた北条の乱破。海津城で高坂弾正に斬られる。

[編集] 織田家

織田信長
演:石橋凌
尾張の大名。上洛を果たすも、武田の実力を知り、その西上を恐れる。
最終回「神々のたそがれ」では、手取川において上杉軍に敗れて落ちのびる際(史実では信長はこの合戦に加わっていない)、背後に巨大な信玄と謙信の幻を見る。
濃姫
演:麻生祐未
信長の正室。
織田信行
演:伊原剛志
信長の弟。信長に反旗を翻し、後に許されるが、再度反抗の意を表したため、病と偽り病床に臥せっていた信長の見舞いに訪れた際に、信長の家臣たちに誅殺され、信長の腕の中で息を引き取った。
平手政秀
演:御木本伸介
信長の家臣。
平手汎秀
演:中嶋しゅう
信長の家臣。政秀の息子。三方ヶ原の戦いに出陣する。
柴田勝家
演:岡田圭
信長の家臣。
佐久間信盛
演:平野稔内田直哉
信長の家臣。三方ヶ原の戦いに出陣する。
前田利家
演:滝口剛
信長の家臣。
梁田政綱
演:河原崎建三
信長の間者。今川上洛阻止に功。山本勘助と交流がある。
市川大介
演:大門正明
信長の家臣。信長に弓を教える。
織田掃部忠寛→織田忠寛→織田掃部
演:狭間鉄
信長の家臣。勝頼と雪姫の縁談のため、使者として信玄の元に赴く。

[編集] 徳川家

徳川家康
演:中村橋之助
三河の大名。終盤に登場。武田と苦闘する若き日の家康を、橋之助が演じた。原作では三方ヶ原の戦いに至るまでの徳川・武田両軍の駆け引きや、三方ヶ原で信玄を下す自分の姿をイメージし、それを盟友の信長が桶狭間の戦いで義元を下した姿と重ねる場面などが丹念に描写されているが、ドラマではただ単に浜松城を素通りしていく武田軍を見て、激怒して出陣しただけである。三方ヶ原で敗北した後、自分への戒めとして敗北した自身の姿を絵師に描かせるエピソードが本作で映像化されているが、脱糞のエピソードは描かれなかった。
酒井忠次
演:中丸新将
家康の家臣。
松平忠正
演:柏木隆太
家康の家臣。桜井松平家当主。
石川数正
演:村上幹夫
家康の家臣。
大久保忠佐
演:岡本勇三
家康の家臣。
本多忠勝
演:古瀬公則
家康の家臣。
菅沼定盈
演:下塚諒
家康の家臣。
天野景連
演:北村晃一
犬居城主で徳川家についていたが、信玄の遠江侵攻で武田に味方し、城を明け渡す。

[編集] 諏訪家

諏訪頼重
演:坂東八十助
信濃の豪族。信虎の娘婿で信玄の義弟。湖衣姫の父。名族であることを誇り、甲斐を狙う。
原作では史実どおり東光寺で切腹しているが、ドラマでは東光寺を抜け出そうとしたところを晴信に見つかり、一騎打ちの末討ち取られている。
禰々
演:山下容莉枝
信玄の異母妹。諏訪頼重の正室。夫を奪った晴信を恨む。その後、夫の後を追って自害した。
寅王
演:岩下謙人
諏訪頼重と禰々の子。
千野伊豆入道
演:鈴木瑞穂
頼重重臣。晴信と共に諏訪を攻めた高遠頼継の陣に突っ込む。
千野南明庵
演:藤木悠
頼重家臣。 千野伊豆入道のいとこ。
諏訪満隆
演:大宮悌二
頼重家臣。
高遠頼継
演:三ツ木清隆
高遠城主。信玄に滅ぼされる。

[編集] 村上家

村上義清
演:上條恒彦
信濃の豪族。見事に蓄えた髭が特徴。信玄前半の強敵。「晴信め!」が口癖。上田原などで武田軍を破るも、やがて武田軍に押され、越後の長尾景虎を頼る。
西条義忠
演:斉川一夫
村上家家臣。
森村清秀
演:山中康司
村上家家臣。
信田隆生
演:彩浩二
村上家家臣。
五所重成
演:堀越富雄
村上家家臣。
大須賀久兵衛
演:山本紀彦
村上家家臣。
出浦重兵衛
演:大塚国雄
村上家家臣。
小島兵庫助
演:田中洋介
村上家家臣。

[編集] 将軍家・その他の武将

足利義昭
演:市川團蔵
足利幕府第15代将軍。信玄の西上を待ちわびる。
細川藤孝
演:西田健
将軍家家臣。のち織田家臣。
畠山昭高
演:高橋豊
河内守護。
小笠原長時
演:新井康弘
信濃守護。信玄を前に逃亡。
二木豊後守
演:小野泰次郎
長野業盛
演:保阪尚輝
簑輪城主。信玄に意地を見せるも、自刃。
上泉秀綱
演:伊藤正博
兵法家。
和田業繁
演:布施木昌之
後閑信純
演:窪園純一
平賀源心
演:中島次雄
海ノ口城主。初陣の晴信に討ち取られる。
室賀重政
演:吉沢健
室賀の里の小豪族。
若槻主馬
演:青木卓

[編集] その他

正親町三条公兄
演:松橋登
公家。内大臣。病身の三条夫人を見舞うべく都から下向。
近野昌八郎
演:宗近晴見
朝廷の使い。
本間角造
演:重松収
勘定奉行
演:千葉茂
蔵前衆
演:酒井郷博
金刺
演:須永慶
真兵衛
演:加藤純平
竜渓
演:大島宇三郎
八重が京から呼び寄せた修験僧。四郎を呪い殺す調伏を行う。
京屋
演:原康義
らんのお気に入りの商人。らんと共に信虎に斬殺される。
平原の妻
演:中田とみ
平原左馬助の妻
善右衛門
演:飯沼慧
雲嶺
演:大佳央
中国僧。駿河攻めの前に竜宝とともに信玄に対面し、孫子の旗を中国音で読む。孫子をどう思うかとの信玄の問には「あまり好みではない、なぜなら人の心をあまりに弄ぶから」と答えた。
しの
演:相築彰子
直江実綱と大村景時により海津城の高坂弾正の元に送られた美女。高坂の想い女になるが、高坂の命を狙う。
本間角造
演:重松収
重臣
演:戸沢佑介
勘定奉行
演:金内吉男
旗奉行
演:加藤正之
その他
演:麻木久仁子
住職
演:福原秀雄
古老
演:前沢迪雄
村の女
演:竜のりこ
真十郎
演:前田晃一

[編集] 放送

[編集] 放送日程

放送回 放送日 演出
第1回 1月10日 父と子 重光亨彦
第2回 1月17日 決意の時 布施実
第3回 1月24日 別れ 大森青児
第4回 1月31日 運命の出会い 重光亨彦
第5回 2月7日 湖水伝説 布施実
第6回 2月14日 諏訪攻め 大森青児
第7回 2月21日 風林火山 重光亨彦
第8回 2月28日 湖衣姫 布施実
第9回 3月6日 女のいくさ 大森青児
第10回 3月13日 国造り 秋山茂樹
第11回 3月20日 越後の虎 重光亨彦
第12回 3月27日 海の北条 布施実
第13回 4月3日 川中島への道 大森青児
第14回 4月10日 尾張の異端児 重光亨彦
第15回 4月17日 母と子 布施実
第16回 4月24日 信濃征服 大森青児
第17回 5月1日 虎との出会い 重光亨彦
第18回 5月8日 さらば湖衣姫 一井久司
第19回 5月15日 三国同盟 布施実
第20回 5月22日 二百日の対陣 大森青児
第21回 5月29日 景虎失跡 重光亨彦
第22回 6月5日 奸風発迷 秋山茂樹
第23回 6月12日 信虎変身 布施実
第24回 6月19日 義元討死 重光亨彦
第25回 6月26日 悲劇の発端 一井久司
第26回 7月3日 氏康と景虎 大森青児
第27回 7月10日 川中島血戦(一) 重光亨彦
第28回 7月17日 川中島血戦(二)
第29回 7月24日 勝利と敗北 布施実
第30回 7月31日 義信事件(一) 大森青児
第31回 8月7日 義信事件(二) 布施実
第32回 8月14日 わが子幽閉 重光亨彦
第33回 8月21日 鬼美濃の死 秋山茂樹
第34回 8月28日 上州攻め 大森青児
第35回 9月4日 盟約崩壊 重光亨彦
第36回 9月11日 信長上洛 布施実
第37回 9月18日 駿河攻め 吉川幸司
第38回 9月25日 小田原攻め 大森青児
第39回 10月2日 京の夢 重光亨彦
第40回 10月9日 暗闇の鬼 一井久司
第41回 10月16日 月夜の鏡 大森青児
第42回 10月23日 二重の死 重光亨彦
第43回 10月30日 八千年の春 田村文孝
第44回 11月6日 氏康の挽歌 大森青児
第45回 11月13日 京への道 一井久司
第46回 11月20日 最後の出陣 大森青児
第47回 11月27日 三方ヶ原の戦い 重光亨彦
第48回 12月4日 信玄倒れる 田島照
第49回 12月11日 幻の都 重光亨彦
最終回 12月18日 神々のたそがれ
平均視聴率 39.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

[編集] 総集編

  1. 「父と子」 1988年12月24日、19:20-20:54
  2. 「母と子」 1988年12月25日、19:20-20:39
  3. 「川中島血戦」 1988年12月26日、19:30-20:45
  4. 「二重の死」 1988年12月27日、19:30-20:45
  5. 「神々のたそがれ」 1988年12月28日、19:30-20:39

[編集] 再放送

2000年4月から8月までの平日午後3時台、「大河ドラマアンコール」と題してNHK総合テレビにて全話が再放送された。スカイパーフェクTV!では時代劇専門チャンネルにて2004年6月から8月にかけて全話が放送され、2004年から2005年の年末年始にかけても同チャンネルで一挙放送が行われた(ただし時代劇専門チャンネルでの放送においては肖像権などの問題でアバンタイトルは全てカットされた)。2008年2月2日からはファミリー劇場でも再放送中。

2010年には、ヒストリーチャンネルで、全話数再放映された。

2004年には全話収録の完全版DVDソフトがNHKエンタープライズにより発売されている[1]

日本国内のみならず、90年代初頭に中華電視公司により台湾でも放映された。しかし当初は「武田信玄」のタイトルを使うことはせず、「一代情聖大將軍」という、味気ない名前であった。その後日本企業が代理を務めたため、ようやく元の名前を使用するようになった。

[編集] 出典・脚注

  1. ^ NHK大河ドラマ・ストーリー「太平記」(日本放送協会出版、1991年) p208-209、日馬のインタビューより。このインタビューで「ドラマの成功より馬が故障なく無事に役を終えることに全霊をかけたい」と述べた日馬であったが、太平記の後にも『炎立つ』や『秀吉』などでも乗馬指導として大河ドラマに参加している。
  2. ^ ただし、近年像主が信玄ではなく能登畠山義総であるとする学説が提唱されている。
  3. ^ 月刊誌『サイゾー』2008年2月号のインタビューでの「大河ドラマの役者にゲームのビジュアルが影響されることはあるか」という問いに対し、同社の社員は「ユーザーのイメージが変わらない限りはほとんどない」と答えている。信玄に関しては前述の通り一般的なイメージと異なるため、本作の俳優に似せてはいない。
  4. ^ なお、後の大河ドラマ『風林火山』のオープニング映像でも、「風林火山」をイメージした映像が使用されている
  5. ^ a b 時代劇専門チャンネルでの放送開始記念インタビュー及び、「川中島血戦」放送直前インタビューでの中井のコメントより
  6. ^ 同じく新田次郎の原作を下敷きにしたさいとうたかを横山光輝の漫画版ではそうしたキャラクター設定に基づいて描かれ、不美人に描写されている。
  7. ^ ただし、自分の頑固さを反省する部分もあり、里美や於津禰と良好な関係を築こうとするなど努力もしている。
  8. ^ 飯富虎昌のもとへ般若の面をつけて忍んで通った際、平三や平五から妖怪と誤認され、飯富三郎兵衛(後の山県昌景)がそれを阻もうとした際、妖怪呼ばわりされた。また、勝頼暗殺未遂が露呈して幽閉された際、脱出して闇夜に長い廊下の上で山県昌景と遭遇した際も妖怪呼ばわりされていた。
  9. ^ これに関し、原作者である新田は『武田信玄』風の巻のあとがきで「『甲陽軍鑑』の影響力が大きいために山本勘助の名前を無視しては武田信玄が書きにくく、信玄があれほどの大事を成すに至る裏には必ず情報機関があり、そこには優秀な者が多くいたわけであるから、そうした名もない者たちの代表として登場させた」という旨を語っている。
  10. ^ 2007年の『風林火山』では今作にも出演している息子・宍戸開が原虎胤を演じている
  11. ^ 当初、予定はジョニー大倉であったが、怪我のため降板した。
  12. ^ 原作に諏訪家の武将で石礫の名手・白狐島太郎左衛門という登場人物がいるため、石投げの名手という設定はそこからとったと考えられる。また、武田軍に石礫の攻撃隊がいたことは史実である。
  13. ^ 元々はジョニー大倉は馬場信春の役だったが、事故のため降板し、撮影済みの映像をこの役に割り当てた。
NHK 大河ドラマ
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