トヨタ・カローラフィールダー

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カローラ フィールダーCOROLLA FIELDER)は、トヨタ自動車で生産されるステーションワゴン型の乗用車である。トヨタ・カローラの派生車種(カローラシリーズ)であり、「フィールダー」の通称で呼ばれている。

本項では、その前身にあたるカローラワゴンの日本国内向け仕様(「カローラ ツーリングワゴン」(COROLLA TOURING WAGON)、「カローラ ビジネスワゴン」→「カローラ アシスタワゴン」の各シリーズ)、およびハイブリッドモデルの「カローラ フィールダー ハイブリッド」(COROLLA FIELDER HYBRID)についても便宜上、詳述する。

概要[編集]

カローラのワゴンモデルは日本国外仕様において初代モデル(E10型)から存在しており、日本国内仕様は長らくバンモデルのみの展開であったが、4代目モデル(E70型)のモデルライフの半ば頃にカローラシリーズのバリエーションモデルとしてようやくワゴンが追加される。のち2000年8月のカローラツーリングワゴンシリーズのモデルチェンジに伴い現在の車名に改名され、今日に至っている。

日本国内において3代目のマイナーチェンジ(1997年5月)以降、カローラシリーズの主力級を担う車種となっており[1]、現行型においてもトヨタカローラ店の全国の販売力を生かし、個人需要のみならず、法人需要においても巧みに汲み取るマーケティングにより好調で、カローラシリーズ内で高い販売比率となっており[2]人気ナンバーワンやステーションワゴン部門の新車販売登録台数においても数年に渡り首位を獲得していた。2011年以降からは同社のプリウスのステーションワゴンモデルにあたるプリウスα(5人乗り仕様)にその座を明け渡したものの、後述の通り、後にフィールダー自身からもハイブリッドモデルが登場する。

2013年10月に同社のサクシードワゴン、およびプロボックスワゴンがそれぞれ販売終了となったことから、2013年12月現在では同社唯一の5ナンバーボディを用いたステーションワゴンとなった。

歴史(カローラワゴン時代)[編集]

日本国内初代(シリーズ通算4代目) E7#G型(1982年-1987年)[編集]

トヨタ・カローラワゴン(日本国内初代)
KE73G / CE70G型
米国仕様 前期型(フロント)
4th-Toyota-Corolla-wagon-2.jpg
米国仕様 前期型(リア)
4th-Toyota-Corolla-wagon-1.jpg
販売期間 1982年 - 1987年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン 直4 1.3L(ガソリン)
直4 1.8L(ディーゼル)
変速機 5速 / 4速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:リジッドリーフ
製造事業(委託)者 ダイハツ工業
-自動車のスペック表-

エンジンは当初、1,300ccの4K-U II型OHVガソリンエンジンのみの展開で、グレードは当初1300DXと1300GLの2種、トランスミッションは当初は4速MTのみ。最初のマイチェン時に5速MTを標準装備した1,800cc、1C型SOHCディーゼルエンジン搭載の「1800GL」を追加。リアサスペンションはE70型バンと共通のリーフリジッドを採用し、ステアリング形式はガソリン車がラック&ピニオン、ディーゼル車はリサーキュレーティング・ボールをそれぞれ採用。

  • 1982年5月 - 発売開始。
  • 1983年8月 - 最初のマイナーチェンジ。ルーフを45mm高いミドルルーフとし、エンジンフード・フェンダー・ランプ類・インストルメントパネルのデザイン変更。ミラーをフェンダーミラーからドアミラー化。バンに搭載済みの1800ccディーゼルエンジン車を追加設定。
  • 1985年8月 - 2度目のマイナーチェンジ。1,800ccディーゼルエンジン(1C型)がパワーアップされた「1C-II」へと変更され、フロントグリル等の外観を小変更。セミフラットシートを採用。


日本国内2代目(シリーズ通算6代目) E9#G型(1987年-1991年)[編集]

トヨタ・カローラワゴン(日本国内2代目)
EE91G / AE91G/ CE90G型
米国仕様 前期型(フロント)
88-92 Toyota Corolla Wagon.jpg
米国仕様 前期型(リア)
Toyota Corolla wagon.jpg
販売期間 1987年 - 1991年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン 直4 1.5L
直4 ディーゼル1.8L
変速機 4速 / 3速AT
5速 / 4速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:リジッドリーフ
(ツーリングワゴン系はパラレルリンクストラット)
製造事業(委託)者 ダイハツ工業
-自動車のスペック表-
  • 1987年8月 - バンと同時にモデルチェンジ。グレードは当初L、Lエクストラ、Gツーリングの3グレードでエンジンは1.5Lの3E-LU型SOHC12バルブシングルキャブレターおよび5A-F型DOHC16バルブシングルキャブレターの2種類のガソリンエンジンを新規搭載したほか、横置き用に再設計された1.8Lディーゼルエンジンの1C-L型も搭載。ワゴンとしてはこの代よりAT仕様も設定される。
  • 1989年5月 - マイナーチェンジ。1.5Gツーリングが5A-FE型ガソリンエンジンに変更。3E-LU型ガソリンエンジンが電子制御キャブレターに変更。これに伴い1.5Gツーリングの廉価版にあたる1.5Lツーリングが追加され5A-F型エンジンが廃止された。


日本国内3代目(シリーズ通算7代目) E10#G型(1991年-2002年)[編集]

トヨタ・カローラワゴン(日本国内3代目)
EE10#G / AE10#G / CE10#G型
中期型(フロント)
1995 Toyota Collora-Wagon 01.jpg
後期型 1.6 Lツーリングリミテッド4WD
(1997年4月~2000年8月)
Toyota Corolla Wagon 1.6 L-Touring Limited 4WD AE104G.JPG
後期型 LツーリングリミテッドS(リア)
Toyota-corolla wagon 7th 1997-rear.jpg
販売期間 1991年 - 2002年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン 直4 1.5/1.6L
直4 ディーゼル2.0/2.2L
変速機 4速 / 3速AT
6速 / 5速 / 4速MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:リジッドリーフ
(ツーリングワゴン系はパラレルリンクストラット)
全長 4,260mm
全幅 1,685mm
全高 1,425mm
ホイールベース 2,465mm
車両重量 1,090kg
データモデル 前期型1.5 Gツーリング FF 4速AT
製造事業(委託)者 ダイハツ工業
後継 カローラフィールダー
(ツーリングワゴン)
プロボックスワゴン
(ビジネス/アシスタワゴン)
-自動車のスペック表-
  • 1991年9月 - バンと同時にモデルチェンジ。
  • 1993年5月 - 最初のマイナーチェンジ。LツーリングおよびGツーリングの後部座席ドアをパワーウインドウ化、Gツーリングに電動格納ドアミラーを装備するなどの変更が行われた。
  • 1994年1月 - 一部改良。ビジネスワゴンシリーズのガソリンエンジン搭載車がこれまでの3E-LU型に代わり、DOHC16バルブの5E-FE型に換装。ガソリンエンジン搭載車はすべてEFI化された。
  • 1995年5月 - ツーリングワゴンシリーズのみ2度目のマイナーチェンジ。フロントラジエターグリルの花冠マークのエンブレムが廃止され、代わりに同社のCIロゴをあしらったフロントエンブレムへ変更される。これに伴い4A-FE型エンジン搭載の4WD車とディーゼル車がそれぞれ追加。このほか、セダンおよびレビンの各E110型へのフルモデルチェンジに伴うエンジン・ミッション・サスペンション等の主要コンポーネンツの変更などが挙げられる。
  • 1996年5月 - 一部改良。運転席エアバッグ・ABS(ツーリングワゴンシリーズのみ)を標準装備にした他、ツーリングワゴンシリーズに4A-GE型エンジン搭載のBZツーリングを追加。
  • 1997年5月 - ツーリングワゴンシリーズのみ3度目のマイナーチェンジ。助手席エアバッグを標準装備化、プリテンショナー・フォースリミッター付きシートベルトの採用など安全面の向上が行われた。後部座席ヘッドレストを分割式に変更、グリルガードが廃止される。BZツーリングは、3本スポークのステアリングになった他、MTを6速化。この時期のステーションワゴンブームに便乗して「カロゴン」の愛称がつき、グレードによって「ツーリングワゴン」と「ビジネスワゴン」に分かれる。
  • 1998年4月 - ガソリン車が平成10年アイドリング規制に適合。ディーゼルエンジンが3C-E型2200ccに変更されると同時に平成9年規制に適合。同時にビジネスワゴンにも助手席エアバッグ・ABS・プリテンショナー・フォースリミッター付きシートベルトが標準装備化される。
  • 2000年8月7日 - ビジネスワゴンのみ最後のマイナーチェンジ。これに伴いアシスタワゴンシリーズに改名。全車MT車は5MT化されたほか各部の安全性の強化が図られ、ガソリンエンジン全車が「平成12年排出ガス基準25%低減レベル(G-LEV(☆))」を達成した。
  • 2000年8月27日 - ツーリングワゴンシリーズ販売終了。後継車はカローラフィールダー。
  • 2002年7月1日 - アシスタワゴン(旧・ビジネスワゴン)シリーズ販売終了。後継車はプロボックスワゴン


歴史(カローラフィールダー以降)[編集]

初代(シリーズ通算9代目) E12#G型(2000年-2006年)[編集]

トヨタ・カローラフィールダー(初代)
NZE121G/124G /
ZZE122G/123G/124G / CE121G型
欧州仕様 中期型(フロント)
Toyota Corolla E12 Kombi front 20071102.jpg
欧州仕様 中期型(リア)
Toyota Corolla E12 Kombi rear 20071102.jpg
販売期間 2000年 - 2006年
デザイン トヨタ第2デザインセンター
河津スタジオ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン 直4 1.8/1.5L(ガソリン)
直4 2.2L(ディーゼル)
変速機 4速AT
6速 / 5速MT
駆動方式 4WD/FF
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:トーションビームコイル
全長 4,385mm
全幅 1,695mm
全高 1,520mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,100kg
データモデル 前期型 1.5X G Edition
FF 4速AT
先代 カローラツーリングワゴン
プラットフォーム トヨタ・MCプラットフォーム
-自動車のスペック表-
  • 2000年8月28日 - カローラツーリングワゴンの後継モデルとして開発。セダンより全長が20mm長く、全高が50mm高く設定された。このフルモデルチェンジに伴って、ステーションワゴンモデルに「カローラフィールダー」のサブネームが与えられる。
    • 搭載するエンジンは、1,500ccの1NZ-FEおよび1,800ccの1ZZ-FE、スポーツツインカムの2ZZ-GE、2,200ccディーゼルエンジン3C-Eが用意され、1,800ccモデルには6速MTスポーツワゴン仕様も用意される。登場当初はガソリンエンジン全車が「平成12年排出ガス基準25%低減レベル(G-LEV(☆))」を達成していた。また、1ZZ-FEエンジン車のMT仕様は、日本国内のカローラシリーズにおいてはフィールダーのみに設定されていた。
  • 2001年10月3日 - 一部改良。可倒式ルーフアンテナ、運転席ワイドビュードアミラー(一部グレードを除く)を新たに装備。また、一部グレードを除き、メッキ使用部位を拡大したり、ワイアレスドアロック対応キーを2本用意するなどの改良が加えられた。
  • 2001年11月1日 - 特別仕様車「1.5X Sリミテッド」を発売。上級グレードのSと同じグリル、ヘッドランプに加え、リアスポイラー、プライバシーガラスなどの特別装備しながらも価格を抑えた。
  • 2002年5月16日 - 特別仕様車「1.5X リミテッド」と「1.5X リミテッド・ナビスペシャル」を発売。フロントドアに撥水機能付UVカットガラスを装備。また、電動格納式リモコンカラードドアミラー、LEDスリットビームストップランプ付リヤスポイラー、メッシュグリル等も装備された。また、リミテッド・ナビスペシャルにはリミテッドの装備に加え、ワイドマルチAVステーションIIと6スピーカーを装備。
  • 2002年9月19日 - マイナーチェンジ。フロントバンパー・フロントグリル・ヘッドランプのデザインを変更。フロントグリルとヘッドランプはノーマルグレード(X、X・Gエディション)とスポーティーグレード(S、Z・エアロツアラー)で異なるデザインとしたことで個性をつけた。さらに、スポーティグレードには内装の一部を黒木目調の装飾を施した。メーターもシルエットメーターからブルーグラデーションメーターに変更するとともに認識性を高める為に数字を大きくした。また、Z・エアロツアラーのオプティトロンメーターの照明を赤から白に変更。環境性能が向上し、ガソリン車全車が「超-低排出ガス」認定を受けた。サスペンションはショックアブソーバーを改良し、操舵性・走行安定性・乗り心地を向上させた。なお、特別仕様車の「1.5X リミテッド」と「1.5X リミテッド・ナビスペシャル」もスポーティタイプのグリルに変更した新仕様で発売された。
  • 2003年4月22日 - 1.8Sをベースにカラードフロントスポイラー、カラードサイドマットガード、15インチタイヤ&アルミホイールを特別装備し、よりスポーティな外見にしつつ、価格を抑えた特別仕様車「1.8S リミテッド」を発売。
  • 2003年9月2日 - 特別仕様車「1.5X リミテッド・ナビスペシャル」を発売。基本的な特別装備は2002年9月に発売されたものと共通。
  • 2004年4月27日 - マイナーチェンジ。ラジエターグリルのデザインを除くフロントまわりをセダンと同一するとともに、ディスチャージヘッドランプにはオートレベリングシステムが追加されたほか、内装も変更が加えられ、上級グレードのメーターにマルチインフォメーションディスプレイが加えられた。また、ウィンドシールドガラスには赤外線もカットされるようになり、撥水機能付フロントガラスと電動格納式リモコンカラードドアミラーを全車標準装備化された。また、2ZZ-GE(1.8L)車と1ZZ-FE(1.5L)MT車を除いて環境性能を向上し「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV(☆☆☆))」を達成するとともに、1NZ-FE(1.5L)エンジン搭載の2WD車は同時に「平成22年度燃費基準+5%」も達成し、SRSカーテンシールドエアバッグをオプション設定にて追加された。さらに、2ZZ-GE(1.8L)エンジン搭載車はサスペンションを10mmローダウンし、サスペンションタワーにパフォーマンスダンパーを組み込んだことで、車体のたわみを適切にコントロールされ、操舵性・走行安定性が向上された。このマイナーチェンジに伴って、3C-E型2200ccディーゼルエンジン搭載モデルが廃止された。
  • 2004年9月2日 - 1.5Xをベースにディスチャージヘッドランプ、オートエアコン、UVカット機能付プライバシーガラスを装備し、よりスポーティな外観とした特別仕様車「1.5X HIDスポーツセレクション」を発売。
  • 2004年12月1日 - 一部改良。1.5L・2WD・4速AT車の排出ガスをクリーン化し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV(☆☆☆☆))」を達成。
  • 2005年5月24日 - 1.5Xをベースに、ディスチャージヘッドランプ、専用木目調インパネクラスター、ドアスイッチベースを装備した特別仕様車「1.5X HIDリミテッド」を発売。
  • 2005年12月27日 - カローラの生誕40周年を記念し、特別仕様車1.5X HID 40thアニバーサリーリミテッド、1.8S 40thアニバーサリーリミテッドを発売。
  • 2006年10月9日 - E120G型フィールダー販売終了。


2代目(シリーズ通算10代目) E14#G型(2006年-2012年)[編集]

トヨタ・カローラフィールダー(2代目)
NZE141G/144G / ZRE142G/144G型
後期型 1.5 X エアロツアラー
2008年10月 -
2008 Toyota Corolla-Fielder 01.jpg
2008 Toyota Corolla-Fielder 02.jpg
販売期間 2006年 - 2012年
デザイン 豊田自動織機
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン 直4 1.8/1.5L(ガソリン)
変速機 CVT
5速MT
駆動方式 4WD/FF
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:トーションビームコイル
全長 4,420mm
全幅 1,695mm
全高 1,470mm-1,520mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,170kg-1,310kg
データモデル 後期型 1.8S 4WD CVT
プラットフォーム トヨタ・MCプラットフォーム
-自動車のスペック表-
  • 2006年10月10日 - フルモデルチェンジ。4ドアセダンカローラアクシオと同時発売。国内目標月間販売台数は6,000台(アクシオと合わせて12,000台)と発表。ラゲージルームからワンタッチでフルフラットにできるダブルフォールディング機能を採用した世界初の「ワンタッチ格納リヤシート」を全車に標準装備。1.8Lエンジンは2ZR-FE型に仕様変更され、トランスミッションも4速ATに替わって、Super CVT-iとなった。これにより「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV(☆☆☆☆))」を全車で達成するとともに1.5Lの2WD・CVTモデルと4WDモデル全車は「平成22年度燃費基準+10%」を同時に達成した。
    • 先代のプラットフォームを改良し、5ナンバー規格を維持した日本国内専用モデルであるが、ニュージーランドのみに輸出されている[3]。また、国内専用のカローラシリーズはこの代よりフィールダーから先行開発されており、エクステリアデザイン、インテリアデザインもフィールダーから先にデザインされている[4]
  • 2007年8月22日 - 1.5Xをベースにプロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、LEDスリットビームストップランプ付リヤスポイラー、UVカット機能付プライバシーガラスを特別装備した特別仕様車1.5X HID SELECTIONを発売。
  • 2008年4月24日 - 1.5Xをベースにプロジェクター式ディスチャージヘッドランプや花粉除去モード付オートエアコン等を装備した特別仕様車1.5X Special Editionを発売。
  • 2008年10月28日 - マイナーチェンジ。フロントのグリル・バンパー・ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプのデザインを変更。XとSのAEROTOURER(エアロツアラー)には専用のフロントグリル・クリアテールランプと専用のフロントスポイラーが採用された。また、装備の一部厳選を行ったことで、希望小売価格が全グレードで数千円(「1.5 X」FF・5MT車)~数万円(「1.5 X G Edition」FF・CVT車)程度値下げされた。
  • 2009年10月5日 - 一部改良。1.5Lの2WD・CVTモデル全車において、エンジン・トランスミッション・オルタネーターの制御を改良し、燃費を向上(0.6km/L向上)。これにより、「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。このうち、「1.5 X G EDITION」には、サイドターンランプ付ドアミラーの標準装備が復活し、「1.5 X AEROTOURER」には、新たに花粉除去モード付オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネルやクリーンエアフィルター(花粉除去タイプ)などの快適装備を採用している。これに伴いプロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能付)や花粉除去モード付オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル、コンライト、LEDスリットビームストップランプ付リヤスポイラーやUVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア)、4スピーカー(前後ドア)などを特別装備した特別仕様車「1.5 X HID Limited」および「1.5 X」のCVT車をベースに「1.5 X AEROTOURER」の装備に加え、専用フロントグリル、メッキアウトサイドドアハンドル、ハイグロス調アルミホイールを採用し、特別色「レイヤードブラック<202>」等を採用した「デコクレ」第3弾となる特別仕様車カローラフィールダー X202を設定した。X202のXはベースとなったグレード、202とは、ボディーカラーのコードナンバー「202(レイヤードブラック)」に由来。X202は、黒を基調とした内外装を特徴とする。CVTの1.5Xをベースとし、AEROTOURERの装備に加え、専用フロントグリル、メッキアウトサイドドアハンドル、ハイグロス調アルミホイールを採用した。インテリアでは合成皮革のシート表皮・ドアトリム・コンソールボックスのほか、ピアノブラック塗装のセンタークラスターやパワーウィンドウスイッチベース、インサイドドアハンドルを装備、ホワイトの専用シートベルトに加え、シートにホワイトパイピング、フロアマットと本革巻き3本スポークステアリングホイール、シフトノブにホワイトステッチをあしらうことでアクセントのある内装デザインとしている。
  • 2010年3月2日 - 特別仕様車「1.5 X HID Limited」の2WD・5MTモデルをベースにオートエアコン、本革巻き3本スポークステアリング、エアロパーツ、195/55R16 87Vラジアルタイヤ・16インチアルミホイール、専用スポーツサスペンションなどが追加装備され、インタークーラーおよび専用ECU、IHI製ターボチャージャーなどが装着された1NZ-FE型エンジンを搭載したTRDオリジナルのコンプリートカー「カローラフィールダー "GT"(TRD Turbo)」を発表。同年4月26日より発売開始[5]
  • 2010年4月26日 - 一部改良。1.5L・2WD・CVT車においてエンジン・トランスミッション制御の最適化などを行うと共に、1.8L車は新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を搭載した2ZR-FAE型に置換したことで燃費を向上(1.5L・2WD・CVT車は1.4km/L、1.8L・2WDモデルは1.8km/L、1.8L・4WD車は1.2km/Lそれぞれ向上)。これにより1.5L・2WD・CVTモデルは「平成22年度燃費基準+25%」、1.8L・2WD車は「平成22年度燃費基準+15%」、1.8L・4WD車は「平成22年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成した。また、特別仕様車「1.5 X HID Limited」を含む1.5L・2WDモデル全てのタイヤサイズが変更され(195/65R15 91S → 185/65R15 88S)、1.8L車はステアリングオーディオスイッチを追加し操作性を向上。同日に「S」をベースに「S"AEROTOURER"」の装備と「X"202"」と同じ「レイヤードブラック」の専用ボディカラーや黒を基調とした外内装を施した特別仕様車「S"202"」を発売。先述の通り「カローラフィールダー "GT"(TRD Turbo)」の発売に伴い、1.8L・2WD車をベースに吸排気系や足回りをチューニングした架装車両の「Sports M」は廃止された。
  • 2011年5月20日 - トヨタカローラ店のチャネル創立50周年を記念した特別仕様車「1.5X"Light"」を発表(6月7日販売開始)。「1.5X」をベースに、メッシュタイプフロントグリル、カラードフロントスポイラー、LEDスリットビームストップランプ付リヤスポイラー、UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア、リヤクォーター、バックドア)、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付レインクリアリングミラー)、オートエアコン(花粉除去モード付)&プッシュ式ヒーターコントロールパネルを装備し、ブラックパネル&高輝度シルバー加飾のセンタークラスターとブルー×ブラック・ブルーパイピング入りの専用シート表皮を採用した"Light"の名称にふさわしい明るく軽快なイメージを持つ仕様である。ボディカラーは特別設定色のライトブルーマイカメタリックを含む5色を設定した。
  • 2011年10月12日 - 「1.5X」をベースに、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能、コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)付)を特別装備するとともに、スマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)、花粉除去モード付オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル、運転席・助手席バニティミラー付サンバイザー(運転席チケットホルダー付)を採用し、利便性・快適性能を向上。さらに、LEDスリットビームストップランプ付リアスポイラー、UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア)等を装備した特別仕様車「X"HID Extra Limited"」を発売。ボディカラーは専用色のホワイトパールクリスタルシャイン(オプションカラー)を含む5色を設定した。
  • 2012年3月 - TRDオリジナルコンプリートカー「カローラフィールダー "GT"(TRD Turbo)」の受注を終了。
  • 2012年5月10日 - 2代目フィールダー販売終了(ただし1.5L 2WDのCVT車のみ同年6月10日販売終了)。


3代目(シリーズ通算11代目) E16#G型(2012年-)[編集]

トヨタ・カローラフィールダー(3代目)
NZE161G/164G / ZRE162G / NKE165G型
1.5G エアロツアラー
Toyota Corolla Fielder (NZE161G) 1.5G AeroTourer.JPG
Toyota Corolla Fielder (NZE161G) 1.5G AeroTourer Rear.JPG
HYBRID
Toyota Corolla Fielder (NKE165G) HYBRID.JPG
販売期間 2012年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン 1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC
2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC
1NZ-FXE型 1.5L 直4 DOHC
モーター 1LM型 交流同期電動機(ハイブリッド車のみ)
変速機 ガソリン車:
CVT/5速MT
ハイブリッド車:
電気式無段変速機
駆動方式 4WD/FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット式コイル
後:トーションビーム式コイル
全長 4,360mm
全幅 1,695mm
全高 1,465mm-1,485mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,120kg-1,210kg
プラットフォーム トヨタ・Bプラットフォーム
-自動車のスペック表-
  • 2012年5月11日 - アクシオとともにフルモデルチェンジ(1.5L・2WD・CVT車は少し遅れて6月11日販売開始)。4ドアセダン2代目カローラアクシオと同時発売。国内目標月間販売台数は4,000台(アクシオは同3,000台)。日本国内向けは本代からコスト削減および小型・軽量化を前提とした理由でこれまでのMCプラットフォームからヴィッツ系プラットフォームのBプラットフォームに変更された。全長を先代に比べて60mm短縮しつつ、Aピラーを100㎜後退させ、リア膝前スペースを40mm拡大し、ゆったりとした室内空間と運転のしやすさを両立。併せて、荷室長も90mm拡大された。またボディのCd値は0.29を達成しており今回はショートワゴンにより近いスタイリングとなっている。1.5L車は従来通り1NZ-FE型を搭載するが、燃費改善や低フリクション化などの大幅な改良が行われ、同時にCVT車は素早いレスポンスとエンジンとの統合制御により燃費性能を高めた新型「Super CVT-i」を搭載。これらにより、1.5L・2WD・CVT車は平成27年度燃費基準を達成。併せて1.5L・2WD・CVT車にはアイドリングストップ機能「Toyota Stop & Start System」をメーカーオプションに設定。更なる燃費向上を実現したことで「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。1.8L車は2ZR-FAE型を改良。ポンピングロス低減とフリクション低減を図ったことで燃費を大幅に向上。CVTとの協調制御を強化したことで加速性能も高めた。さらに、小気味よい加速感と変速感、再加速時のレスポンス向上により走る楽しさを演出すると共に、車両のGセンサーから減速度や旋回度を判断し、コーナー入口でシフトダウンし、コーナリング中の不要なシフトアップを抑えるG AI-SHIFT制御付CVTスポーツモードを新たに採用した[6]。装備面では「1.5X」を除く全車に標準装備のオートエアコンに「ナノイー」を搭載、ドアミラースイッチ照明や室内ランプオートカットシステムも備えた。安全面も強化されており、VSC&TRC、6個のSRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター機構付(前席・後左右席)3点式シートベルト、WILコンセプトシートを標準装備する(「1.5X」に設定の"ビジネスパッケージ"ではSRSエアバッグが運転席・助手席の2個のみに減らされ、3点式シートベルトのプリテンショナー&フォースリミッター機構が前席のみとなる)。バックドアはトヨタ車初の樹脂製となったことで従来比で2.5kg(約10%)軽くなっている[7]。この代よりスペアタイヤは全車メーカーオプション扱いとなった。スペアタイヤが装備されない場合、パンク対策用タイヤ修理キット[8]がラゲッジルームの底部に搭載されている。生産拠点は今回よりセントラル自動車が担当する(ちなみにアクシオの場合、先代モデルから担当している。2012年7月に関東自動車工業と合併し、トヨタ自動車東日本に改称)。
  • 2012年11月28日 - 2012年度自動車アセスメント(前期)(JNCAP)において、「JNCAP新・安全性能総合評価ファイブスター賞」を獲得。2011年度から導入された新・安全性能総合評価に基づく同賞で、排気量1500cc以下の小型ステーションワゴンでの受賞は、当車種が初となる[9]
  • 2012年12月17日 - 「1.5G」および「1.8S」をベースに、「AEROTOURER」の装備に加え、アルミホイールにはダークメタリック塗装を、フロントグリルとプロジェクター式ディスチャージヘッドランプにダークスモークをそれぞれ採用するとともに、センタークラスタ-、シフトノブ、パワーウインドウスイッチベースにピアノブラック加飾を施し、シート表皮と本革巻き3本スポークステアリングホイールにホワイトステッチを、シートベルトをホワイトとしたことでスタイリッシュな内装とした特別仕様車「1.5G"AEROTOURER・W×B(ダブル バイ ビー)"」・「1.8S"AEROTOURER・W×B"」を発売。
  • 2013年8月6日 - ハイブリッド車(型式・NKE165G)を追加発売。ハイブリッド車の国内目標月間販売台数は1,500台を目標としている。ハイブリッドシステムは3代目プリウスアクア、更に同時発表されたカローラアクシオハイブリッド(以下「アクシオHV」)などと同様、「リダクション機構付THS-II」が採用され、JC08モードで33.0km/Lの低燃費を実現している(平成27年度燃費基準+20%達成)。メカニズムはアクシオHV共々アクア用と全く同じである。ただしメーターパネルはプリウスやアクアなどのデジタル式のスピードメーターに対し、当車ではタコメーター付のアナログ式のスピードメーターが用いられる(これはアクシオHVも同様で、THS直系のトヨタのハイブリッドカーとしてタコメーターが搭載されるのは初)。ハイブリッド化に伴い、ボディの後方部分のスポット溶接の箇所を最大52か所に増やしてボディ剛性を強化し乗り心地や静粛性を向上させた。外観においてもカローラシリーズ専用のNCVエンブレムにシナジーブルーが施され、メッキを施した専用フロントグリルを採用することで非ハイブリッド車との差別化を図り、ボディカラーも非ハイブリッド車と同一のラインナップに加え、ハイブリッド専用色として「ホワイトパールクリスタルシャイン(オプションカラー)」と新色の「ライトブルーメタリック」も用意される。グレード体系は「HYBRID」と「HYBRID G」の2グレードが基本となり、「HYBRID G」にはエアロ仕様の「AEROTOURER」が設定されるほか、2012年12月に発売した特別仕様車「AEROTOURER・W×B」にも、ハイブリッド車の「HYBRID G"AEROTOURER・W×B"」が設定された。なお、トヨタブランドにおけるステーションワゴン型ハイブリッドカーはプリウスαに次いで2車種目になるが、プリウスαは3ナンバーとなっているため、5ナンバーのステーションワゴン型ハイブリッドカーの導入はトヨタブランドで初となった。
  • 尚、カローラのワゴンモデルはカローラワゴン/カローラバンの時代を通じ、歴代初でトミカのラインナップに加わった(アクシオはE14#系でモデル化、カローラバン後継のプロボックスもモデル化された)。

取扱いディーラー[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ トヨタ カローラツーリングワゴン(2000年式) - carview.co.jp
  2. ^ トヨタ カローラフィールダー(2009年式) - carview.co.jp
  3. ^ 日本仕様の「1.5X」に相当する「GX」の1グレード展開のみ。
  4. ^ 日経Automotive Technology 2007年冬号『トヨタ自動車「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」-新開発のエンジンとCVT、バックモニタを標準装備 ワゴンから(先行)開発-』(2009年3月6日閲覧)
  5. ^ 「カローラフィールダー "GT"(TRD Turbo)」は先行発売された既存のコンプリートカーの「カローラアクシオ "GT"(TRD Turbo)」同様、型式認定を受けない改造車のため架装車扱いとなり書類上持ち込み登録の販売となる。ただし、全国で販売されているコンプリートカー「カローラアクシオ "GT"(TRD Turbo)」と異なり、一部の地域では販売されない。
  6. ^ ニュージーランド向けGX CVT車は日本仕様1.5L車にない7速マニュアルモードが装備される。
  7. ^ 【トヨタ 新型カローラ 発表】我慢の10%…軽量化への苦悩Response.2012年5月26日(2012年5月28日 閲覧)
  8. ^ シガーライターソケット使用のエアコンプレッサー、パンク修理剤、バルブのセット。パンク修理剤を使用した際は最高速度が80キロに制限される。
  9. ^ 【JNCAP12】トヨタ カローラアクシオ/フィールダー がファイブスター賞 - Response. 2012年11月28日閲覧。

車名の由来[編集]

  • FIELDER = フィールドに出て遊ぶ人(クルマ)という意味の造語。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]