トヨタ・カローラルミオン

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カローラ ルミオンCOROLLA RUMION )は、トヨタ自動車が製造・販売している小型トールワゴン型の乗用車カローラシリーズで、通称は「ルミオン」。

概要[編集]

北米の「サイオン」ブランドにおいて販売されている2代目サイオン・xBをベースに、フロントマスクやバンパー、灯火類、ステアリング位置などを、日本の道路事情や日本人の好みに合わせて変更したモデルである。なお、ルミオンの外観はほぼそのままにオーストラリアでも2010年より「ルークス」(RUKUS )という車名で販売されているが、エンジンはxBと同じ2.4Lとなっている。

カローラシリーズは世代を重ねるとともに購入層が高齢化しており、ルミオンはその現状を打破する目的で登場した。また2007年6月に製造終了(同年7月まで販売)したカローラスパシオの後継車としての役割も兼ねている。目標月間販売台数は2007年10月当時3,500台と発表されている。

全長はアクシオフィールダーよりも短いが、他のカローラシリーズとは異なり、日本国外向けカローラセダン(E150型)とオーリスブレイド(E150H型)のシャーシをベースとしており、車幅が1700mmを超えているため国内で販売される「カローラ」シリーズでは唯一の3ナンバーとなり、プラットフォームは新MCプラットフォームとなる。エンジンは「サイオン・xB」の2.4Lではなく、日本の交通事情に合わせて他のカローラシリーズと同じく1.5L・1.8Lの二本立てとなる。生産はトヨタ自動車東日本岩手工場が担当している。

国内向けのカローラシリーズとしては唯一、新MCプラットフォームが用いられている理由で、PCDが114.3mmの5穴を用いたホイールが全車に採用されている[1]

歴史[編集]

E150N型(2007年 - )[編集]

トヨタ・カローラルミオン
NZE15#N/ZRE15#N型
フロント(前期型)
20071009corollarumion-front.jpg
リア(前期型)
20071009corollarumion-rear.jpg
車内(前期型)
2007 Toyota Corolla-Rumion 03.jpg
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン 1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC
2ZR-FE型 1.8L 直4 DOHC(前期型)
2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC VALVE MATIC(後期型)
変速機 CVT (Super CVT-i)
駆動方式 FF/4WD(1.8Lのみ)
サスペンション 前:ストラット式
後:トーションビーム式
  (FF)
  ダブルウィッシュボーン式
  (4WD)
全長 4,210mm
全幅 1,760mm
全高 1,630-1,640mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,270-1,400kg
別名 サイオン・xB(北米)
プラットフォーム トヨタ・新MCプラットフォーム
-自動車のスペック表-
  • 2007年10月9日 - 販売開始。トヨタでは2007年6月から新型車・次期車種の投入やフルモデルチェンジを例年より多く行っており、同社が同年度中に新発売、フルモデルチェンジした車種はこれで9車種目となる[2]
    • 12月21日 - 特別仕様車のChocolate・AEROTOURER Chocolateを発表。2008年1月-4月までの期間限定発売である。なお、チョコレートという名前ゆえ外板色は特別外板色のマルーンマイカの1色のみで価格・グレードは通常のルミオンと同じである。また、特別装備はこの外板色のみで他はベースグレードと同一。
  • 2008年4月22日 - 特別仕様車のAEROTOURER SORAを発表。2008年5月-8月までの期間限定販売である。内容は上記と同じく、特別外板色のライトブルーマイカメタリック1色のみである。
    • 9月8日 - 特別仕様車の1.5G Smart Package・1.8S Smart Packageを発表。特別外板色のホワイトパールクリスタルシャンインをオプション設定するほか、スマートエントリー&スタートシステム、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、運転席アームレスト(1.8Sはベースモデルに標準装備)を特別装備した。ルミオンとしては初の本格的な特別仕様車である。
  • 2009年12月22日 - マイナーチェンジ。全車、燃費性能の向上を図り、環境性能を高めた。1.8L車は全てエンジン動弁機構「バルブマチック」付エンジンの2ZR-FAE型に差し替えとなった。1.5L車もアイドリング時の負荷を低減したことにより、1.5L車と1.8L・2WD車は「平成22年度燃費基準+25%」を、1.8L・4WD車も「平成22年度燃費基準+15%」をそれぞれ達成。外観はフロントのバンパーグリル、リヤのガーニッシュとコンビネーションランプを変更するとともに、新意匠のアルミホイール(オプション設定)とホイールキャップを採用した。外板色には、新たにクールソーダメタリック、ブラキッシュレッドマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション設定)を設定し、全7色となった。室内においては、シートを全車変更し、新たにアームレスト付コンソールボックスを装備(一部グレード)し、利便性を高めた。その他、マイナーチェンジにより天井の青色LEDを採用したドームランプ付きイルミネーションは省かれた。グレード体系が一部変更され、1.5L車の「AEROTOURER」は「G」から「X」に変更し、1.8Lの4WD車には「X」を追加した。
  • 2011年5月20日 - トヨタカローラ店チャネル創立50周年を記念した特別仕様車「1.5G"On B"」・「1.8S"On B"」を発表(6月6日販売開始)。"On B"とは、「On Black」を略したもので、その名の通り、「1.5G」と「1.8S」をベースに、インパネセンタークラスター&ドアスイッチパネルにピアノブラック塗装を、ホワイトステッチ入りシート表皮・ドアトリム・アームレスト付コンソールボックスにシンセティックレザーを採用し、黒を基調としたクールな内装とした。一方、外装ではメッキアウトサイドドアハンドル、フロントスポイラー、サイドマッドガード&リヤバンパースポイラーを装備し、シルバーをアクセントとしたスポーティなスタイルとした。ボディカラーは夜の街に映える特別設定色ダークバイオレットマイカメタリックを含む4色を設定した。
  • 2012年5月8日 - 特別仕様車「1.5G"On B Limited"」・「1.8S"On B Limited"」を発売。2011年6月に発売した"On B"のバージョンアップ仕様で、新たにリアルーフスポイラー、ホワイトステッチ入り本革巻き3本スポークステアリングホイール&シフトノブ、ブラックパネル4連メーターを装備し、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)とリアコンビネーションランプにメッキを採用。さらに、スマートエントリー&スタートシステム/盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)も特別装備された。ボディカラーは特別設定色のディープアメジストマイカメタリックを含む4色を設定した。
  • 2013年1月7日 - 一部改良。エンジンの燃焼効率効率やフリクション低減、エンジンとの伝達効率を高めた「Super CVT-i」の採用により、燃費を向上。これにより、1.5L車と1.8L・2WD車が平成27年度燃費基準を達成。併せて、VSC&TRCを全車に標準装備し、1.8L・2WD車には走りの楽しさを演出するCVT SPORTモードを設定。さらに、「1.5S」・「1.8S("AERO TOURER"を含む)」には室内灯の消し忘れを防止するランプオートカットシステムを装備した。ボディカラーには新色の「スーパーレッドV」を追加した。

取扱販売店[編集]

車名の由来[編集]

  • ROOMYとUNIQUE、状態を表す-ionからの造語

脚注[編集]

  1. ^ なお、オーリス(オーストラリアではカローラを名乗る)及びその派生モデルであるブレイドも5H-114.3mmである
  2. ^ 具体的には、ルミオン発売前にプレミオ/アリオンノア/ヴォクシーist(イスト)ランドクルーザーをフルモデルチェンジし、クルーガーの後継車のヴァンガード、新車種のマークXジオを投入している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]