トヨタ・ナディア

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トヨタ・ナディア
SXN1#/ACN10型
前期型(1998年-2001年)
Toyota Nadia 001.JPG
前期型 type SU リア
Toyota Nadia 002.JPG
後期型(2001年-2003年)
2001-2003 Toyota Nadia.jpg
販売期間 1998年-2003年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
エンジン FF: 3S-FSE型 直4 2.0L 145PS
4WD: 3S-FE型 直4 2.0L 135PS
1AZ-FSE型 直4 2.0L
FF: 152PS / 4WD: 150PS
変速機 4速AT
駆動方式 FF/4WD
全長 4,435-4,450mm
全幅 1,695-1,735mm
全高 1,650-1,725mm
ホイールベース 2,735mm
車両重量 1,420-1,470kg
-自動車のスペック表-

ナディア(NADIA)は、トヨタ自動車が製造・販売していたミニバントールワゴンである。トヨタカローラ店で販売していた。

概要[編集]

イプサムをベースとして開発された2列シートのミニバン風トールワゴンである。 全長はイプサムより短いが、3列目シートがない分、後席シートの足元スペースは兄弟車(イプサム・ガイア)に比べ広々としている。 スタイルは丸みを帯びたワンモーションフォルムで、内装はインパネ上半分を兄弟車とは異なったデザインとし、虚像投影式のデジタルセンターメーターを採用した。 1999年にはSUVテイストのtype SUが追加された。

エンジンは全車2000ccエンジンで、当初はポート噴射の3S-FE型ハイメカツインカムエンジンと、標準車(5ナンバー車)の2WDに3S-FSE型ガソリン直噴(D-4)エンジンが搭載された。 D-4エンジン車にはフレックスロックアップの付いたSuperECTが搭載された。

タイヤサイズはイプサムの14インチではなく、インチアップされた195/60R15タイヤ(後に追加されたtype SUでは215/60R16)を装着していた。 また重量の嵩む多人数乗車を想定しなくて良い事からサスペンションも変更され、スポーティーな乗り味に振られている。

イプサム3兄弟中唯一の「足踏み式」パーキングブレーキであり、運輸省(当時)届出型式もイプサム・ガイアのM型に対してN型としている。

歴史[編集]

  • 1998年8月 - 発売。
  • 1998年10月 - モデリスタが手がけたカスタマイズカー「アメリカンビレットバージョン」が登場。専用のエアロパーツを装着することで全幅が1.715mmの3ナンバー枠となった。専用色としてブラックメタリックを用意(これはのちに通常モデルでも選択可能となった)。
  • 1999年 - type SU追加。一見するとバンパーとホイールのみが換えられているように見えるが、それだけにとどまらずオーバーフェンダーの装着(これによって車幅が1.7mを超え、3ナンバー登録となる)やサスペンションの変更、一回り大外径のタイヤを採用するなど変更箇所は多岐にわたり、通常モデルよりもよりSUV風の出で立ちとなった。ワイドボディ仕様のため、型式が変更される(SXN10H、SXN15H)。なお、ホイールは初代ハリアーのものが流用されている。
  • 2001年 - マイナーチェンジ。2WD車に新世代D-4エンジン1AZ-FSEエンジンを搭載。外装ではヘッドランプとテールランプの意匠を変更し一部グレードにはディスチャージヘッドランプ(トヨタ初Hi/Lo共通)を装備し、標準車はフロントグリル、フロントバンパーの意匠変更も行われた。内装は、ステアリングの意匠変更、メーターのアナログ化およびオプティトロン化、全車オートエアコン化とともにエアコンパネルの意匠変更、オーディオパネルのワイド2DIN化も行われた。またLグレードには運転席にパワーシートが採用され、Sグレードにはベンチシートが採用された。
  • 2002年 - 一部改良が行われ、全車D-4エンジンを採用。
  • 2003年10月 - 生産終了。

車名の由来[編集]

ロシア語の「希望」を意味するナディージタから。また、女性の名前としても知られている。

プラットフォームを共有する車種[編集]

外部リンク[編集]