トヨタ・AZエンジン

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2AZ-FE

AZエンジンとは、トヨタ自動車直列4気筒ガソリンエンジン系列である。2000年にRAV4で登場。S型エンジンの後継機種として、ミディアムサイズの車種に幅広く搭載されている。 主力の2.4Lエンジンは、ほとんどが中国広州・広汽トヨタエンジン製造会社でつくられており、日本にも輸入されて生産車に搭載されている。 その他は愛知県の上郷工場および下山工場製である。

ホンダK型エンジンと競合関係にある。

バリエーション[編集]

1AZ-FE[編集]

  • タイプ 直列4気筒 DOHC 16バルブ VVT-i
  • 排気量 1.998L
  • ボア×ストローク 86.0×86.0
  • 圧縮比 10.0
  • 出力・トルク(欧州仕様)
    • (1)102kW(139ps)/5,600rpm 190N・m(19.4kg・m)/4,000rpm
  • 主な搭載車種
    • RAV4(欧州仕様)
  • その他
    • 従来の3S-GEに代わり、トムスが供給するF3用エンジンのベースエンジンとして開発が進められ、2007年より全日本F3選手権へ参戦を開始。初年度にマカオグランプリを制するなど、性能はレース関係者の間で高く評価されており、2008年からは(旧型エンジンにより争われるナショナルクラスを除き)トムスが全日本F3に供給するエンジンは全て1AZ-FEに切り替わった。ただF3のレギュレーション変更で2013年よりエンジンがガソリン直噴エンジンに限定されることになったため、全日本からは2012年を最後に撤退している。

1AZ-FSE[編集]

直接燃料噴射(D-4)仕様。デビュー当初はリーンバーン直噴であったが、後にストイキ直噴仕様に変更されている。

D-4エンジン特有のカーボン堆積によるエンジン不調やベルトテンショナー、オルタネータープーリー、インジェクターの不具合はサービスキャンペーンとなっている。ノア、ヴォクシーなど 16車種のサービスキャンペーン

F3のレギュレーション変更に伴い、前記の1AZ-FEに代わって2013年より全日本F3用のエンジンとして供給されている。なお同選手権ではエンジン名として「TAZ31」を名乗る[1]

2AZ-FE[編集]

アクセルワイヤーを使用するスロットルボデー搭載車は、ISCVの不良によりエンストやアイドリング不安定という不具合が多いため、保証期間を9年間に延長した。エスティマなど5車種 2AZ-FEエンジンの保証期間延長 シリンダーヘッドからのメカニカルノイズ音が大きめである。

中低速域から停止直前までブレーキを踏まずに減速するような運転をすると、吸気管および燃焼室内の負圧が高い状態で保持されるため、エンジンオイルが燃焼室まで吸い上げられてオイル消費量が増える事があるため、保証期間を9年間に延長した。エスティマなど9車種 2AZ-FEエンジンの保証期間延長

2AZ-FSE[編集]

  • タイプ 直列4気筒 DOHC 16バルブ VVT-i (D-4)
  • 排気量 2.362L
  • ボア×ストローク 88.5×96.0
  • 圧縮比 11.0
  • 出力・トルク(日本仕様)
    • (1)120kW(163ps)/5,800rpm 230N・m(23.5kg・m)/3,800rpm
  • 主な搭載車種

直接燃料噴射(D-4)仕様。

2AZ-FXE[編集]

ハイブリッドカー向けにアトキンソンサイクル化されている。

転記項目[編集]

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2000年5月登場

ガソリンエンジン

水冷直列4気筒DOHC

1AZ-FE - 2000cc[編集]

海外向け

  • RAV4(欧州仕様)

1AZ-FSE - 2000cc[編集]

2AZ-FE - 2400cc[編集]

2AZ-FSE - 2400cc[編集]

  • アベンシス(AZT251)

2AZ-FXE - 2400cc[編集]

アトキンソンサイクルエンジン

脚注[編集]

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関連項目[編集]