トヨタ・コンフォート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トヨタ・コンフォート
YXS1#/SXS1#/LXS1#/TSS1#型
タクシー仕様(写真はスタンダード)
教習車仕様(写真はデラックス)
GT-Zスーパーチャージャー
メーカー {{{メーカー}}}
親会社 {{{親会社}}}
製造国 {{{製造国}}}
製造期間 1995年~
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員
ボディタイプ 4ドアセダン(タクシー・教習車向け)
ハイブリッド
エンジン 3Y-PEOHV 2.0L(1995~2008年)
1TR-FPEDOHC 2.0L(2008年~)
4S-FE型DOHC 1.8L(教習車仕様のみ。1995~2001年)
3S-FE型DOHC 2.0L(教習車仕様のみ。2001~2007年)
1TR-FE型DOHC 2.0L(教習車仕様のみ。2007年~)
2L-TESOHC 2.4L(1995~2000年)
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 フロア5速MT
フロア4速AT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ストラット
後:5リンク
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 4590mm
全幅 1695mm
全高 1515mm
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2680mm
車両重量
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
総重量 {{{総重量}}}
最大積載量 {{{最大積載量}}}
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
燃費 {{{燃費}}}
最小回転半径 4.9m
別名 {{{別名}}}
先代 T140系トヨタ・コロナセダン(タクシー仕様)[1]
X80系トヨタ・マークIIセダン(タクシー及び教習車仕様)
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車 {{{同車台}}}
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

コンフォート (COMFORT) は、1995年12月に登場したトヨタ自動車が生産するセダンである。タクシー教習車として用いることを前提に開発された。

製造はトヨタグループの関東自動車工業東冨士工場(静岡県裾野市)で行われる。

また、本項では当車種をベースにしたコンプリートモデルの『コンフォート GT-Zスーパーチャージャー』についても記述する。

目次

[編集] 概要

1993年に発売された日産・クルーに対抗すべく、小型タクシーおよび教習車用途の車両として1995年12月にデビュー。ベースはX80系マークIIセダン。型式は XS11/XS11Y(3Y-PE/4S-FE/2L-TE)、XS13Y/SS13Y(3S-FE/1TR-FE)。教習車には型式の後にYがつく。FR方式で後席の寸法と後部ラゲージルームの容積を大きくとり、無線機や料金メーターなどのタクシー業務用機器取り付けスペースを設けるなど、完全にタクシー向けに特化された設計である。

また、このシリーズは40万キロメートル以上の走行に耐えられるようにスポット溶接を減らしてあえて車体剛性を落としているのも特徴である。また、このような手法は同社のE110系カローラシリーズ、同E110系スプリンターシリーズから用いられている。日産・クルーと違い、Bピラーの位置は左右対称になっている。中型タクシー用の姉妹車クラウンコンフォートはホイールベースを10センチ延長してある。

タクシー向けに設計された車種ではあるが、ガソリンエンジン、LPGエンジンに関わらずタクシー・教習車とも個人でもディーラーにて購入は可能である。

グレードはタクシー仕様がスタンダード、デラックスパッケージ、SG。教習車仕様がデラックス。価格は153.3万円から186.6万円。

[編集] トランスミッション 

トランスミッションはタクシー仕様・教習車仕様ともに5速MTと4速ATも設定。ちなみにコンフォート、クラウンコンフォート、クラウンセダンシリーズ(XS1x系)の中でガソリンエンジンMTの設定があるのは教習車だけである。

[編集] 歴史

[編集] 初代 XS11系・XS13系・TSS11系(1995年~)

  • 1995年12月 - 発売開始。搭載エンジンは排気量2,000ccのLPGエンジン(3Y-PE)、教習車向けには1,800ccガソリンエンジンの4S-FE、2,400ccディーゼルターボ(2L-TE)。
  • 1999年 - 平成10年排出ガス規制適合。
  • 2001年8月 - ディーゼルエンジン2L-TE廃止、教習車のエンジンを2,000 ccガソリンエンジンの3S-FEに変更。オドメータートリップメーターが液晶化された。
  • 2002年10月 - 一部改良。ABSと運転席エアバッグ(教習車は運転席、助手席)が標準装備された。
  • 2004年6月 - 一部改良。平成17年排出ガス規制適合、サイドターンランプ、LEDハイマウントストップランプが装備された。
  • 2007年10月 - 一部改良。教習車仕様のガソリンエンジンが3S-FEから1TR-FEに変更され、U-LEV認定を取得。型式はTSS13Y。
  • 2008年8月21日 - マイナーチェンジ[2]によってLPG車用エンジンがガスミキサー方式の3Y-PE型からガス液体噴射方式の1TR-FPE型(1TR-FE型のLPG仕様)に変更され、エンジン出力及び環境性能(平成22年度燃費基準達成)が向上した。ガソリン車用エンジンは1TR-FE型をキャリーオーバーした。AT車は電子制御化された。全高は10mm高くなった。

今回のマイナーチェンジで、オートマチック車においてシフトレバーが“N”または“P”の位置で自動的にアイドリングストップをする“TOYOTA STOP AND START SYSTEM”が標準装備となった。

グレードはタクシー仕様がスタンダード、デラックスパッケージ、SG。教習車仕様がスタンダード。東京地区での価格はタクシー仕様が171.1万円から224.7万円。教習車仕様が167.0万円から184.0万円。

[編集] コンフォートGT-Zスーパーチャージャー

2003年、2000ccガソリンエンジン教習車の5速MT仕様をベースに、トヨタテクノクラフトの手によってスーパーチャージャー搭載、サスペンションのチューニング等を施したスポーツセダン仕様のコンプリートモデル「コンフォートGT-Zスーパーチャージャー」が6月24日から11月17日まで、東京都千葉県埼玉県神奈川県トヨペット店の期間販売地域限定にて受注生産。計59台販売された(生産台数は先行試作車含め60台)。価格は227.0万円から291.8万円。 なお、同車のプロジェクトはTRD部門ではなく特装車部門が行ったため、TRDコンフォートという表現は正しくない。

ベースエンジンは3S-FE型直列4気筒DOHCハイメカツインカムエンジン)で、これに小倉クラッチ製ルーツブロワー式スーパーチャージャーTX07を組み合わせ、使用燃料をプレミアムガソリンとすることにより、最大 0.3 kgf/cm2過給圧で実馬力 118 kW (160 ps)/6,100 rpm、221 N m (22.5 kg m)/3300 rpm という出力を得ている。これは、ノーマル比 26% のパワーアップ(ノーマルはカタログ上 96 kW (130 ps)/5,600 rpm、181 N m (18.5 km m)/4,400 rpm)で、3S-GEエンジンを縦置き搭載するアルテッツァRS (SXE10) の(カタログ上 154.4 kW (210ps)/7,600 rpm、215.7 N m (22.0 kg m)/6,400 rpm)よりも低速域からのトルクバンドを広くとり、トータルでの扱いやすさ、そしてエンジンよりもシャーシがはるかに勝っている標準車へのパワー感という「味付け」を狙ったものである。なお、車両重量は 1,300 kg (総重量1,575 kg)、パワーウエイトレシオは 8.13 (9.84) kg/ps である。最高速はリミッターカットでのサーキット走行で 204 km/h というデータが残っている。

その他、専用のブレーキパッド(フロント)&ブレーキシュー(リア)、フロントスポイラー、ブラックアウトされたウレタン風リアスポイラー、専用マフラーが奢られているほか、標準でRSワタナベ製のエイトスポークアルミホイールブリヂストン POTENZA G3 が装備されている。トランクの左上についているエンブレムまで、古きよき1980年代テイストのスポーツセダン像を醸し出している。車高は純正比マイナス 30 mm とし、日常での使い勝手も考慮したダウン量となっている。

オプションとして、大森計器製の電気式3連メーター(ブースト・油圧・油温)、強化クラッチ、LSD(TRDorZEXEL)、前席TRDセミバケットシート、TRDエアバッグ付ステアリング・シフトノブ等の装備があった。

[編集] D1仕様

2004年チューニングショップ OKUYAMA の手によって、トヨタテクノクラフトが調達した3台の中古1800教習車(SXS11Y)をうち2台を使用して製作(残り1台は部品取り)、エンジンを3S-GTEに換装、Do-Luck のエアロパーツガルウィングドア装着のドリフト仕様のコンフォートが登場し、各イベントで走行された。その後D1グランプリに出る機会を逃したままガレージに眠っていたところ、2006年D1グランプリ参戦中のAPPレーシングの2号車として OKUYAMA にて再度大改造ののち 2006D1 グランプリの国内ラウンドに参戦することになった。その際に規定に合わせてガルウィングを撤去。同年第3戦富士では追走ベスト16進出を果たした。

[編集] 取扱いディーラー

T140系コロナセダン(タクシー仕様)、X80系マークIIセダン(タクシー及び教習車仕様)の後継車種の名残で、トヨペット店で取り扱われている。ただし、大阪府内は2006年8月7日まで大阪トヨタ。教習車仕様に限り東京トヨタでも取扱う。

なお、2004年4月以前は教習車仕様に限り、ネッツ店ビスタ店チェイサークレスタ両車の教習車仕様取扱いの名残)でも取り扱っていたが、両店併合に伴い取り扱いを中止した。

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 但し、1998年までは併売されている。
  2. ^ http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Aug/nt08_051.html TOYOTA、クラウンセダン・クラウンコンフォート・コンフォート・コンフォート教習車を一部改良

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部サイト

他の言語