スポーツセダン

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スポーツセダンの例 スバル・インプレッサWRX STI

スポーツセダンとは、セダン乗用車の一種で、特にスポーツ性や運転する楽しさを優先させた車のことである。スポーツサルーンとも呼ばれる。

概要[編集]

本来実用性や快適性が求められることの多い4ドアセダン(1970年代以前は主に2ドアセダン)に、あえてスポーツ性を加味した趣味性の強いモデルが一般にスポーツセダンと呼ばれる。セダンの持つ性質[1]から家族を持つ走り好きからの支持(スポーツセダンはクーペに対し周辺の理解が得やすい)があるといわれる。インプレッサ WRX STiランサーエボリューションのように、絶対的な速さやモータースポーツへの参加を強く意識したモデルもあれば、アルテッツァスカイラインレガシィB4のように速さよりも運転する楽しみを重要視したモデル、またはクラウンアスリートや、かつてのカローラGTカリーナGTギャランVR-4マークII三姉妹のGTツインターボ/ツアラー系などに代表される、普通の実用セダンとほぼ同じ平凡な外観でありながら、その気になればスポーツカーに一泡吹かせるほど速いという意外性を楽しめる「羊の皮を被った狼」的モデルもある。高出力エンジンや専用サスペンション、その他エクステリア・インテリアなどに専用装備を持つものも少なくない。また、近年においては、より実用性を重視したミニバンの流行により、4ドアセダンとしての存在価値を見いだすためにより軽量で、低重心でなおかつ空力特性に優れることからスポーツセダンとしての味付けを強調したモデルが増加しており、保守的な顧客のためのモデルとの間で二極分化が進行している。 総じて言うと、現状日本で販売されるスポーツカー扱いされうる日本メーカーの車種はクーペの壊滅的とも言える減少によりセダンのボディを持つ車種はむしろ多数派と言える。

主な車種[編集]

ランサーエボリューション
いすゞジェミニ(2代目)JT190 ハンドリング・バイ・ロータス仕様車
ホンダ・シビック タイプR(3代目)

販売終了した車種も含み、また、ここに挙げたものは一例に過ぎない。

日本メーカー(過去の車種および、コンプリートカー並びに軽自動車を含む)[編集]

  • ダイハツ工業
    • オプティ エアロダウンビークス、ビークスS
      ※ピラードハードトップ構造を用いているものの、既存の軽自動車としてはまったく類を見ない軽自動車唯一にして本格的な3ボックススタイル(実際は2.5ボックス)のスポーツセダンだった。

日本国外メーカー[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ クーペに対して実用性が高く、なおかつ走行性能もミニバンに対し高くなるどころかやり方によっては一級品のスポーツカーともなりうる。