オドメーター
オドメーター(Odometer)、走行距離計(そうこうきょりけい、積算走行距離計とも言う)は、その車両が完成してから現在までの累計走行距離を表示する計器の一種。自動車や鉄道車両に装備される。
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[編集] 概説
走行した距離に応じて数値を増やしていく。走行した距離は常に保存され、積算される。オドメーターは車両完成後から現在までに走行した距離を表示するものであるから、数値を減らしたり0kmの初期状態に戻す(リセット)ことはオドメーターの機能上できてはならないことであり、通常は不可能である。
オドメーターには大きく分けて機械式と電子式(デジタル式)の2種類がある。走行距離は保存され積算されなければならないため、電子式は不揮発性の半導体メモリ(フラッシュメモリなど)を用いている。
[編集] 自動車
道路運送車両の保安基準第46条において走行距離計の取付が規定されており、自動車整備時に自動車検査証への距離記載が行なわれる。 1990年代前半までは機械式のばねをもとに回転する文字盤のアナログ式が主流で、距離を表していた。
新車購入の時点では工場内の移動や輸送時の移動もそのままカウントされるので走行距離が概ね0~100kmとなっており、リセットできない構造となっている。
オドメーターは、車両の程度・価値を示す判断基準の一種として考えられ、積算走行距離が多いほど車両は酷使されたと判断され、それに応じて車両の価値も低くなる傾向にある。こうしたことから、車両の価値を上げるために中古車のオドメーターを改竄(巻き戻し)して、走行距離を減らして実際よりも車両の程度を良く見せる悪質行為をする業者が多発した。こうした行為を防ぐ理由もあって、1990年代末からは改竄が難しい液晶表示のデジタル式が多用されるようになった。この時期は、メーカーに傾向があり、アナログ式は主にトヨタ・ダイハツ・ホンダ・スバルが好んで採用し、デジタル式は日産・スズキ・三菱が積極的に採用していた。デジタル式は現在では商用車や軽自動車までに採用されており、高級車や上級乗用車ではヘッドアップディスプレイなどを使用したディスプレイ表示のオドメーターが採用されている。
機械式のオドメーターは現在でも使用されている。