平井理央

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ひらい りお
平井 理央
プロフィール
愛称 りおりお
出身地 日本の旗 日本 東京都西東京市
生年月日 (1982-11-15) 1982年11月15日(41歳)
身長 163cm
血液型 A型
最終学歴 慶應義塾大学法学部法律学科
所属事務所 deJaneiro
職歴 1998年 - 2000年アイドルおはスタおはガール」、ピチレモン専属モデル)、女優として活動→
活動期間 2005年 - 2012年フジテレビアナウンサーとして)
2013年 -(フリーアナウンサータレント・女優として)
ジャンル スポーツ・バラエティ
配偶者 蜜谷浩弥(2012 - 2022)
公式サイト 公式サイト
出演番組・活動
出演経歴すぽると!
井の中のカワズ君
サキヨミLIVE
情報エンタメLIVE ジャーナる!
森田一義アワー 笑っていいとも!』など

平井 理央(ひらい りお、1982年11月15日 - )は、日本のフリーアナウンサータレント。元フジテレビアナウンサー。所属事務所は、姉が代表を務めるマネジメント会社 deJaneiro(デジャネイロ)で、なおかつ理央は同社の取締役でもある。

来歴[編集]

東京都豊島区目白生まれ、西東京市育ち。1989年、商社に勤務する父親の転勤に伴いインドボンベイに1年間居住後、日本に帰国。

中学在学時にエクスィード・アルファ・インターナショナルからスカウトされ、モデルを務める。1998年テレビ東京おはスタ』で「おはガール」の一員を務めたのちにファッション雑誌ピチレモン』の専属モデルを務め、テレビ朝日のテレビドラマ『動物のお医者さん』に準レギュラーとして出演、またマクドナルドCMにも出演した。

東京学芸大学附属大泉小学校東京学芸大学附属大泉中学校東京学芸大学教育学部附属高等学校卒業。中学・高校時代はバレーボール部に所属。高校3年生の時、オリエンタルラジオ中田敦彦指定校推薦の校内枠を争うことになったが、「中田くんは一般入試でも受かるから、合格するか怪しい平井を推薦する」という教師の判断により、指定校推薦で慶應義塾大学法学部法律学科に進学[1]。大学卒業後、2005年4月にフジテレビに入社し、元アイドルとして耳目を集めた。

2006年4月3日から『すぽると!』でキャスターを務め、映画『大奥』に出演した。

2007年バレーボールワールドカップの情報番組『ワールドカップバレーへの道』に本田朋子松尾翠と出演し、「バレーボール3人娘」として広報活動した。

2008年5月17日から6月8日まで「2008年北京オリンピックバレーボール世界最終予選」をフジテレビとTBSが共同中継し、5月30日放送の『みのもんた朝ズバッ!』、『はなまるマーケット』、『2時っチャオ!』に小林麻耶とともに出演した。

2009年2月1日、第63回香川丸亀国際ハーフマラソンを2時間22分32秒で完走した[2]

2009年3月22日開催の「東京マラソン2009」に『すぽると!』枠で出場し、5時間1分35秒で完走した[3][注 1]

2009年4月5日から『サキヨミLIVE』でキャスター[4]を務め、後継番組『情報エンタメLIVE ジャーナる!』も出演した。

2012年ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選」の広報活動で、2012年5月20日にTBS『アッコにおまかせ!』と『行くぞロンドン!2012ロンドン五輪バレーボール世界最終予選』、5月19日にフジテレビ『めざましどようび』に、TBSテレビアナウンサーの枡田絵理奈とともに出演した。

フジテレビ編成制作局バラエティ制作センター勤務のディレクター蜜谷浩弥と結婚し、9月末に『すぽると!』を降板してフジテレビを退社する、と2012年7月18日に発表[5]し、7月19日の『すぽると!』番組冒頭で自身も報告した[6][7]

退社後の当初はフリーランスで活動したが、2013年1月1日に姉の平井真央が代表取締役を務めるマネジメントオフィス「deJaneiro」に所属した[8]。4月7日からJ-WAVE日曜朝の生ワイド番組『WONDER VISION』で自身初のラジオ番組レギュラーを務める[9]

2014年1月2日放送分から同年12月25日放送分まで、日本テレビバラエティ番組ぐるぐるナインティナイン』の「グルメチキンレース・ゴチになります!15」に新メンバーとしてレギュラー出演した。フリー転身後、フジテレビ以外で初のテレビ番組レギュラー出演で、アイドル時代以来の本格的なタレント活動となる[10]。2014年4月期のTBSテレビ日曜劇場ルーズヴェルト・ゲーム」で、アイドル活動以来11年ぶりに女優業を務めた[11]

2014年11月2日にニューヨークシティマラソンを6時間1分24秒で完走[3][12]し、初のエッセイ本『楽しく、走る。』(新潮社)を2015年5月30日に発売した[12][13]

2017年6月25日、第1子妊娠を公表[14]。10月19日に第1子女児の出産を報告した[15]

2022年12月23日、蜜谷と離婚したことを公表した[16]。女児の親権は平井自身が持つ。

パーソナルデータ[編集]

逸話[編集]

  • 蜜谷との結婚を機にフジテレビを退社した際、当時の豊田皓社長からは「平井君はフリーになっても、『すぽると!』をやってくれると信じていた」と結婚退職を惜しまれた。
  • 医師内田舞[17]オリエンタルラジオ中田敦彦[17][18]は高校の同級生である。中田によれば、当時「おはガール」として活躍していた平井は学園のアイドルだったという。しかし、平井は中田の存在をまったく知らなかった[19]
  • 父方の叔父が、古舘伊知郎と同級生で親友だった[20]
  • テレビドラマ『動物のお医者さん』に出演していた当時は女優を志していたが、緊張してセリフが上手く覚えられず、そんな様子を心配して声をかけたのが同ドラマの共演者の要潤だった。撮影中でも要からアドバイスされる中で将来についてきかれ、悩んで答えに窮していると、「理央ちゃんは、ここにいない方がいいんじゃない?」と言われて一瞬ショックを受けるも、「自分には芸がないというか、演技も歌も踊りも出来ない。ドラマで活躍するのは難しいと思っていた。現場での覚悟も足りなかった」とかねてから感じていたこともあり、「自分のことを分かってくれているようでうれしかったし、(この一言に)諭された感じ。ちゃんと就職活動しよう」と思い直して女優の道はあきらめたという。同時にこれについて「結構キュンとした」と告白しており、アナウンサーになった後も時々この当時のことを思い出すこともあったという[21]

同期入社[編集]

出演(フリーアナウンサー・第2次タレント時代)[編集]

テレビ[編集]

報道番組[編集]

スポーツニュース[編集]

バラエティ[編集]

ドラマ[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

その他[編集]

  • 風とロック LIVE福島CARAVAN日本(2013年) - 公式MC
  • 東京2020オリンピック 日本代表選手団壮行会(2021年) - 松岡修造と共に司会

連載[編集]

  • BRUTUS「平井理央のあの人に逢いたい」(2013年1月15日発売号 - 、マガジンハウス)
  • ROLa「平井理央のラン!シティ!ラン!」(2014年2月1日発売号 - 、新潮社)
  • ソトコト Let's search for SOCIAL DESIGN 「WONDER VISION」(木楽舎)

出演(フジテレビアナウンサー時代)[編集]

過去の担当番組[編集]

ラジオ[編集]

CM(フジテレビアナウンサー時代)[編集]

出演(第1次タレント時代)[編集]

テレビ・ラジオ[編集]

映画・舞台[編集]

  • I2 自分の中の“アタシ”… アタシの中の“自分”…(シアターVアカサカ、2002年9月10日 - 15日) - 主演・沙也加 役
  • スワンズソング(テアトル池袋、2002年11月9日 - 15日、ノーザンライツメディアコンプレックス) - 野宮理恵子 役

CM(第1次タレント時代)[編集]

CD[編集]

  • OHAガールAPPLE ダンダン de OHA!/coupling FUNKY MORNING(1998年9月4日)
  • グッドモーニングサンタクロース(1998年12月2日)

ゲーム関連[編集]

  • ゲーム DVD「Swans Song -」(2002年10月25日) - 中田志穂 役
  • ゲームDVDフォトブック「Teacups 恋愛ゲームDVD+PhotoBook 別冊JUNON」(2002年1月22日) - 村瀬琴乃 役
  • ゲーム「TERRORS 2」(ワンダースワン

書籍[編集]

雑誌[編集]

写真集[編集]

  • OHA‐ガール APPLE (THE OHA-TRIPPERS!!)(1998年10月、小学館)ISBN 978-4-09-102650-7
  • ファースト写真集『うぶごえ』(1999年6月、プランニングハウス)ISBN 978-4-93-907320-5
  • 好き(2000年5月、テイアイエス、撮影:平田友二)ISBN 978-4-88-618234-0
  • B.L.T.恋写DX2002(2002年、東京ニュース通信)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ フジテレビアナウンサーがフルマラソンにチャレンジするのは、1995年夏のゴールドコーストマラソンの木佐彩子武田祐子以来14年ぶり3人目である。
  2. ^ 明日をつくろう」の合唱企画に参加のためVTR出演。

出典[編集]

  1. ^ 校内に1つしかない大学推薦枠を親友と取り合うことになりそうです。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】”. 高校生なう. スタディサプリ進路. 2021年10月14日閲覧。
  2. ^ “フジ平井アナ、ハーフマラソン完走に笑顔”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2009年2月2日). オリジナルの2009年2月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090228033837/http://www.sanspo.com/geino/news/090202/gnj0902020502010-n1.htm 2017年6月25日閲覧。 
  3. ^ a b 渡辺学 (2014年11月5日). “NYマラソン平井理央アナは4万6828位”. 東京スポーツ. オリジナルの2015年11月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151105012035/http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-watanabe/26670/ 2016年5月14日閲覧。 
  4. ^ “平井アナは色気より体力で勝負!”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2009年3月24日). オリジナルの2009年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090326042552/http://www.sanspo.com/geino/news/090324/gnj0903240503014-n1.htm 2017年6月25日閲覧。 
  5. ^ “フジ平井理央アナが結婚「正直ホッ」 9月退社へ”. eltha (oricon ME). (2012年7月18日). https://beauty.oricon.co.jp/news/2014458/full/ 2017年6月25日閲覧。 
  6. ^ “フジ平井アナ、『すぽると!』で結婚&退社を生報告”. eltha. oricon ME. (2012年7月19日). オリジナルの2012年9月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120930003307/http://beauty.oricon.co.jp/news/2014497/full 2012年7月19日閲覧。 
  7. ^ “フジ平井理央アナ『すぽると!』涙の卒業”. ORICON NEWS. oricon ME. (2012年9月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2017173/full/ 2012年9月28日閲覧。 
  8. ^ “元フジ・平井理央アナ、フリー転身後TV初出演 実姉が代表の事務所所属”. ORICON NEWS. oricon ME. (2013年1月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2020777/full/ 2013年1月21日閲覧。 
  9. ^ a b “元フジ平井理央アナ、新たな日曜朝の顔に コメント到着”. モデルプレス. (2013年3月26日). https://mdpr.jp/news/detail/1232721 2022年7月31日閲覧。 
  10. ^ ぐるナイ:新ゴチメンバーに平井理央 フリー後初のテレビレギュラー”. MANTANWEB(まんたんウェブ). MANTAN (2014年1月2日). 2022年7月31日閲覧。
  11. ^ 原作・池井戸潤×主演・唐沢寿明 TBS日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』平井理央がクールな社長秘書役で本格女優始動!”. TBS. TBSテレビ (2014年4月17日). 2014年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月27日閲覧。
  12. ^ a b “平井理央の「ランニングを長く続ける秘訣」”. 日刊SPA!. 扶桑社. (2015年6月30日). https://nikkan-spa.jp/877662 2016年5月14日閲覧。 
  13. ^ 平井理央「楽しく、走る。」”. 新潮社. 2021年10月26日閲覧。
  14. ^ “平井理央アナが第1子妊娠 「未知のことだらけなんですが出産してよりパワーアップして」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年6月25日). https://www.sanspo.com/article/20170625-OF2VHPSJLZOUTOJARCHKWXSXHA/ 2017年6月25日閲覧。 
  15. ^ “元フジ・平井理央が第1子女児出産「親子ともども成長していけたら」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年10月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2099243/full/ 2017年10月19日閲覧。 
  16. ^ “平井理央が離婚発表「今後とも子育に、仕事に、努力と研鑽を重ねてまいります」”. サンスポ (産経デジタル). (2022年12月23日). https://www.sanspo.com/article/20221223-CZ37DBJH5BBCNLAZWLP6P6JP54/ 2022年12月23日閲覧。 
  17. ^ a b 内田舞 [@maimaiuchida] (2023年11月27日). "どこのテレビかと思う画像ですが、高校の同窓会でした❤️". Instagramより2023年9月22日閲覧
  18. ^ 内田舞 [@maimaiuchida] (2023年4月25日). "高校の同級生、 #中田敦彦くん と、めちゃくちゃ大切な話を大切に扱った対談です。". Instagramより2023年9月22日閲覧
  19. ^ 学園のアイドルだった平井理央、高校同級生のオリラジ中田が熱弁。”. ナリナリドットコム (2015年8月30日). 2022年7月31日閲覧。
  20. ^ 22年に離婚した平井理央アナ「プライベートでも大きな変化があって。まだ言えないけど、新たな挑戦も」”. スポーツ報知 (2024年4月2日). 2024年4月2日閲覧。
  21. ^ 元フジ・平井理央アナ、20年前「キュンとした」イケメン俳優を告白 優しい助言で女優“断念””. スポーツ報知 (2023年10月13日). 2023年10月13日閲覧。
  22. ^ 平井理央、報道番組にフリー転身後初挑戦「ワーキングマザーの目線を」”. SANSPO.COM(サンスポ). 産経デジタル (2020年3月16日). 2022年2月28日閲覧。
  23. ^ 『天皇杯ハイライト』スカパー!初MCの平井理央さんを迎え、天皇杯ならではの戦いを紹介!”. お知らせ. スカパー! (2015年9月4日). 2015年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月29日閲覧。
  24. ^ 第19回 - わたしの一番最悪なともだち”. NHK. 日本放送協会. 2023年9月22日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]