夏川結衣

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なつかわ ゆい
夏川 結衣
本名 宮川 美紀
生年月日 (1968-06-01) 1968年6月1日(55歳)
出生地 熊本県八代市旧・坂本村[要出典]
国籍 日本の旗 日本
身長 163 cm[1]
血液型 A型[1]
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画など
活動期間 1987年 -
活動内容 1987年 - 1991年モデル
1992年 - :女優
事務所 テアトル・ド・ポッシュ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
映画
死国
DISTANCE
壬生義士伝
歩いても 歩いても
孤高のメス
家族はつらいよ』シリーズ
テレビドラマ
青い鳥
結婚前夜
あなたの隣に誰かいる
87%
結婚できない男
トップセールス
任侠ヘルパー
中学聖日記
 
受賞
日本アカデミー賞
その他の賞
毎日映画コンクール
女優助演賞
2010年孤高のメス
ヨコハマ映画祭
助演女優賞
2010年孤高のメス
最優秀新人賞
1994年夜がまた来る
高崎映画祭
最優秀助演女優賞

2001年DISTANCE
2008年歩いても 歩いても
受賞歴参照
テンプレートを表示

夏川 結衣(なつかわ ゆい、1968年6月1日[2] - )は、日本の女優、元モデル。本名、宮川 美紀[2][3]

熊本県八代市出身[2][4]八代白百合学園高等学校卒業[2][4]テアトル・ド・ポッシュ所属[注 1]1991年ユニチカスイムウェアキャンペーンモデル[5]

来歴

高校卒業後、福岡でモデル活動をしていたが、スカウトされ22歳で東京に進出する[6]。雑誌『non-no』のモデルやユニチカスイムウェアキャンペーンモデル[5]などを経て[注 2]1992年にドラマ『愛という名のもとに』で女優としてデビュー、『空がこんなに青いわけがない』(1993年公開)で映画デビューし、『夜がまた来る』(1994年公開)で映画初主演を務める[3]。『人間ドキュメント 夏目雅子物語』で夏目雅子役に抜擢されるなど第二の夏目雅子と言われるほどの美貌で人気を博した[7][6]

人物・エピソード

女優という職業について、雑誌のインタビューで「20代から30代前半は悩んでばかりだった。気持ちに余裕ができて楽になり始めたのは35歳のころ」と語っている[8]

主な親しい著名人は、阿部寛堤真一橋爪功山本未來鈴木砂羽永作博美、映画監督の是枝裕和など。2010年のドラマ『新参者』のゲスト出演は「寿司をおごるから出てくれ」と主演の阿部寛から直接オファーされた[9]

夏川は自身のことを「不器用で小心者で欲張り」と評し(是枝裕和曰く「不器用で染まらない人」とも)[10]、人前に出ることをあまり好まないが、近年は所属事務所の移籍などを機にトーク番組などにも出演するようになった。その際、共演者に私生活の様子を公開され、一人で回転寿司や牛丼屋などへ行けることや、姉御肌で明るい性格であることを明らかにされた[10]橋爪功TBSアナウンサーの安住紳一郎からは「熱い人」と評されている。特に橋爪は映画『東京家族』の撮影の際、夏川から監督の映画にかける想いを熱弁され叱られた、と語っている[11]

横綱級の酒豪であると言われている。上京前にしゃぶしゃぶ店でアルバイト中、客に勧められるまま酒を飲んでしまい、解雇されてしまったという逸話がある[12]

趣味は読書数独[要出典]。愛読書はさいとう・たかをの『鬼平犯科帳[13]

お風呂が大好きである[14]

左利き[注 3][要出典]

出演

映画

劇場アニメ

テレビドラマ

ニュース番組

CM

広告

舞台

  • アイドル、かくの如し(2011年12月 - 2012年1月、本多劇場ほか) - 古賀祥子 役[注 5]

ラジオ

配信ドラマ

インターネット配信

  • 日産Webシネマ TRUNK(2003年) - 主演:ミサ 役

受賞歴

脚注

脚注

  1. ^ エリートフォリオコムスシフト→テアトル・ド・ポッシュ
  2. ^ モデル活動時のプロフィールには1970年生まれとなっている物が有るが、正確には1968年生まれ
  3. ^ 筆記と箸は右手で扱う。
  4. ^ 第4回は金曜エンタテイメント枠で放送
  5. ^ 舞台初出演[27]

出典

  1. ^ a b 夏川 結衣”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年3月21日閲覧。
  2. ^ a b c d 夏川結衣・プロフィール”. KINENOTE. 2015年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月12日閲覧。
  3. ^ a b 夏川結衣”. 俳優・監督. 映画.com. 2017年3月21日閲覧。
  4. ^ a b 芸能関係”. 熊本出身有名人. 東京熊本県人会. 2013年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月21日閲覧。
  5. ^ a b 1991 夏川結衣”. スイムウェアキャンペーンモデル. ユニチカ. 2017年3月21日閲覧。
  6. ^ a b 夏川結衣”. KINENOTE. 2018年6月1日閲覧。
  7. ^ フライデー (雑誌FRYDAY』1994年11月4日号46頁、講談社
  8. ^ STORY光文社)2008年8月号でのインタビュー『手は女を語る』(25-27ページ)より。
  9. ^ ザテレビジョン』2010年16号より。
  10. ^ a b 2008年6月29日 日刊スポーツ 芸能面『日曜日のヒロイン』より。
  11. ^ 2013年1月18日放送『ぴったんこカン・カン』”. TVでた蔵 (2013年1月18日). 2014年9月2日閲覧。
  12. ^ 女性自身光文社)2010年6月29日号の記事(52-54ページ)より
  13. ^ 日本経済新聞『日経Plus1』より。
  14. ^ OCN "Talking Japan"』より
  15. ^ 山田洋次監督20年ぶりの喜劇「家族はつらいよ」製作決定!「東京家族」キャストが再結集”. 映画.com (2014年9月25日). 2015年3月6日閲覧。
  16. ^ 綾野剛×榮倉奈々×瑛太×三浦友和×永瀬正敏ら超豪華キャスト!佐藤浩市主演『64』に集結”. シネマトゥデイ (2015年3月26日). 2015年3月26日閲覧。
  17. ^ “戸田恵梨香×大原櫻子「あの日のオルガン」初共演の感想到着、追加キャストも”. 映画ナタリー. (2018年4月16日). https://natalie.mu/eiga/news/278146 2018年4月16日閲覧。 
  18. ^ “大沢たかお主演「沈黙の艦隊」に玉木宏、上戸彩、中村倫也、江口洋介、水川あさみら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年5月17日). https://natalie.mu/eiga/news/524819 2023年5月17日閲覧。 
  19. ^ 海がきこえる/ゲド戦記”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月18日閲覧。
  20. ^ ドラマ ネットバイオレンス~名も知らぬ人々からの暴力~ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  21. ^ “井ノ原快彦主演の夜ドラが10月スタート、つまらない住宅地に逃亡犯が近づく”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年8月22日). https://natalie.mu/eiga/news/490415 2022年8月22日閲覧。 
  22. ^ 内館牧子が“老後”を描いた小説のドラマ化第3弾、伊東四朗主演「老害の人」”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月14日). 2024年3月14日閲覧。
  23. ^ “有村架純『中学聖日記』追加キャスト発表 町田啓太がエリート婚約者、吉田羊が毒舌肉食女子”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年8月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2117201/full/ 2018年8月27日閲覧。 
  24. ^ 向井理、TBS新ドラマ『着飾る恋』に出演決定 主演・川口春奈の“片思い相手””. ORICON NEWS (2021年3月16日). 2021年3月16日閲覧。
  25. ^ 米倉涼子、松本清張原作の歴史サスペンスに主演”. ORICON STYLE (2016年2月19日). 2016年2月19日閲覧。
  26. ^ WOWOW『沈まぬ太陽』 キャスト追加発表&5・8スタート”. ORICON STYLE (2016年2月13日). 2016年3月25日閲覧。
  27. ^ “宮藤官九郎、夏川結衣が夫婦役!舞台「アイドル、かくの如し」上演スタート”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2011年12月8日). https://thetv.jp/news/detail/26551/ 2017年3月21日閲覧。 
  28. ^ NHK FMシアター 2003年 放送済みの作品 /『永遠のホームページ 最愛なる者へ』(初回放送:2003年6月21日)”. NHK 日本放送協会. 2022年9月24日閲覧。
  29. ^ 大沢たかお主演「沈黙の艦隊」ドラマ版、Prime Videoで世界独占配信”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年12月14日). 2023年12月14日閲覧。

関連項目

外部リンク