NHK総合テレビジョン
NHK総合テレビジョン | |
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開局日 | 1953年2月1日 - (#各局の放送開始日も参照) |
映像方式 | 480i(SD、アナログ放送) 1080i(HD、デジタル放送) |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
放送エリア | 日本全域 |
NHK東京デジタル総合 | |
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基本情報 | |
略称(愛称) | NHKテレビ、NHK総合、NHK G、GTV |
運営(番組供給)事業者 | 日本放送協会(NHK) |
ジャンル | 地デジ難視対策衛星放送 |
放送内容 | 地上デジタル放送のサイマル放送(マルチ編成の場合は主番組のみ) |
衛星基幹放送(BSデジタル放送) | |
放送事業者 | 社団法人デジタル放送推進協会 |
チャンネル番号 | Ch.291 |
物理チャンネル | BS-17ch |
放送開始 | 2010年3月11日 |
放送終了 | 2015年3月31日終了予定 |
公式サイト | |
特記事項: 地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。 |
NHK総合テレビジョン(エヌエイチケイ そうごう テレビジョン)は、日本放送協会(NHK)の地上波テレビジョン放送局の一つである。略称はNHK総合あるいは総合、また英語で総合という意味を表す"General"からGTVあるいはNHK Gとも表記される。前者は群馬テレビ(群馬県)との混同を防ぐために多くはNHKを冠し、後者は地上デジタルテレビ放送で東京(NHK放送センター)から送出される番組の放送時に、画面右上に表示されるロゴマークなどで使用されている。
新聞や雑誌の番組表ではNHKテレビと表記される場合が多い[1]。
概要
東京にて1953年2月1日開局(以降の開局は#沿革参照)。「総合テレビジョン」という通称名は、同じく地上波で放送されているNHK教育テレビジョン(Eテレ)と対比して、総合編成を実施しているということから付けられたものである。
コールサインはラジオ第1放送に加えてテレビジョンを示す符号がつけられたもの(東京:JOAK-DTV、大阪:JOBK-DTV、など)となっている。
日本全国でほぼ統一された番組編成をもつEテレに対して、総合テレビでは各地域ごとに異なる番組編成がなされている。そのため、アナログ放送での広域放送は関東広域圏(1都6県)のみで、その他の40道府県はすべて法令上の県域放送がとられていた。その後、デジタル放送においては関東地方のうち茨城県では2004年に、栃木県と群馬県が2012年に県域放送に移行し広域放送は南関東4都県のみとなった。
沿革
各局毎の放送開始日は後述の各局の放送開始日を参照。
- 1953年2月1日 - 東京テレビジョン(コールサイン:JOAK-TV)、日比谷のNHK東京放送会館で本放送開始。
- 1954年3月1日 - 大阪テレビジョン(コールサイン:JOBK-TV)が大阪放送会館で、名古屋テレビジョン(コールサイン:JOCK-TV)がNHK名古屋放送局で本放送開始。
- 1956年3月21日 - NHK仙台放送局、NHK広島放送局、NHK福岡放送局でテレビジョン放送開始。以降4年をかけて全国のネットワークをほぼ完成させる。
- 1957年12月28日 - 東京テレビジョンでカラー実験放送開始。
- この年の秋から早朝放送も開始された。
- 1959年1月10日 - 東京教育テレビジョン(コールサイン:JOAB-TV)本放送開始。
- 1960年9月10日 - 東京と大阪でカラー本放送開始。
- 1964年 - 渋谷区神南のNHK放送センター運用開始。東京が当地に移転。
- 1969年から、大阪を除く関西、名古屋を除く中京、高松、佐賀、下関(後に山口に統合)地方等でも、UHF放送による県域放送開始。
- 1970年4月 - UHFテレビジョン試験放送が東京と大阪で開局(ともにUHF14ch)。
- 1974年1月16日 - オイルショックに伴い、テレビ放送の昼間、深夜の放送を一部休止。
- 1975年4月7日 - UHFテレビ試験放送終了。
- 1978年10月1日 - 音声多重実用化試験放送開始(東京、大阪)。
- 1982年12月17日 - 音声多重本放送開始。
- 1984年4月 - 平日の放送終了が24時となり、オイルショックから続いていた深夜の放送休止を全面解除。
- 1985年11月 - 文字多重放送開始。
- 1989年1月7日 - 昭和天皇崩御。NHKは教育放送を除いて連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」と大河ドラマ「春日局」を含めた全ての番組を休止し、昭和天皇の追悼特別番組を1月9日未明まで編成した。
- 1995年1月17日 - 阪神・淡路大震災。NHKは教育放送を含むすべての放送チャンネルを使い、6時から報道特別番組を開始。連続テレビ小説「春よ、来い」などの通常番組を全て休止。2月以降からほぼ通常編成に戻ったが、2月末まで(近畿地方は3月末まで)震災報道を中心とした編成となった。
- 1995年4月 - 放送時間を早朝5時~深夜1時までに拡大。[3]それ以前は6:00(後に5:57→5:50 - この時は天気予報が1日の最初の番組)開始だった。
- 1996年4月 - 週末(金・土曜深夜)に限り24時間放送開始。また平日の放送終了も深夜2時までに延長。
- 1997年4月 - 24時間放送開始(日曜深夜除く。基点は5時)。
- 2000年4月 - 生放送番組の文字放送による同時字幕放送を開始(順次拡大)。
- 2000年4月 - 日曜終夜放送実施。
- 2003年12月1日 - 11時に地上デジタルテレビジョン放送の本放送を東京、名古屋及び大阪の一部で開始。
- 2004年3月 教育テレビと共に放送回線・配信回線で使用されるNTT中継回線が、マイクロ波を用いたアナログ回線から光ファイバーを用いたデジタル回線に完全移行(ハイビジョンによるニュース素材の配信回線は2003年8月に運用開始)。
- 2004年4月 - 放送開始(基点)時刻を4時30分に繰り上げ。
- 2005年10月 - 放送開始(基点)時間を更に10分繰り上げ4時20分に[5]。
- 2008年4月 - 放送開始(基点)時間を更に5分繰り上げ4時15分に[6]。また、若者向け番組のゾーン「EYES」(日曜除く)を設け、各番組の冒頭に「EVERY MIDNIGHT ON GTV」と表記されるようになった。これまで、GTVの表記を用いる事はほとんどなかった。
- 2008年7月24日 - アナログ放送について、2011年7月24日までにアナログの放送終了予定である事とデジタル放送への円滑な移行を促進するため画面右上にウォーターマークで「アナログ」の字幕を出す。
- 2010年3月11日 - BSデジタル放送のch291で東京総合テレビジョンの衛星によるセーフティネット(地上波デジタル難視聴対策の衛星放送)サイマル放送を期間限定で開局する。
- 2010年3月29日 - 2011年7月のアナログ放送完全終了と地デジ完全移行を前提として、一部の新番組から段階を追ってNTSCの番組画面をレターボックス16:9サイズで放送
- 2010年7月5日 - 地デジ完全移行を念頭にしたNHK、日本民間放送連盟の申し合わせにより、午前4時15分の基点(前日付け=7月4日付の深夜休止の地区は開始)時間から、NTSCで全番組レターボックス16:9での放送に移行[7]
- 2010年10月25日 - アナログ放送では総務省地デジコールセンターの受付電話番号の常時表示を開始。また、ロールスーパーによる終了告知の表示はこれまで開始冒頭のみ行なっていたが、同日から放送時間が10分以上のすべての番組についても10分毎に表示が行われている。東京以外の地域放送(全国放送番組の時差放送も含む)では画面の黒帯上に「ご覧のアナログ放送は2011年7月に終了します」のテロップが追加表示されているところがある(札幌局など)。
- 2011年3月11日 - 東日本大震災。NHKは教育放送を含む国内すべての放送チャンネルを使い地震発生の14時46分から報道特別番組を開始。連続テレビ小説「てっぱん」、大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」などの通常番組を全て休止(その後「てっぱん」はBShiのみで3月14日より「先行」再開)し、異例の長時間特別編成となった。また、暫時的ではあるが衛星によるセーフティーネット(BS291)とは別に、NHK衛星第1テレビジョン(BS101=ID1)も総合テレビの番組を同時配信した。
- 2011年6月1日 - NHK教育テレビジョンが対外的な名称をすべて「NHK Eテレ」と統一することより、通称・各種メディアでは「NHKテレビ」、「NHK総合テレビ」、「NHK総合」等は引き続き使用する。ただし、放送免許や公式文書などではこれまで通り正式名称である「総合テレビジョン」を使用する。また番宣等では、便宜上総合テレビの使用(長方形枠に「総合」と表記)が継続されており、EPGの局名表記「NHK総合・(放送局名[8])」も従来どおりである。
- 2011年7月24日 - 一部地域を除いて地上アナログ放送が終了し、地上デジタル放送へ完全に移行。東日本大震災で被害の大きかった岩手・宮城・福島の各県については、地上アナログ放送を2012年3月31日まで継続されていた。
- 2012年3月31日 - 岩手・宮城・福島の各県についても地上アナログ放送を終了。これを以て、日本国内全域で地上デジタル放送への移行を完了した。
- 2012年4月1日 - 栃木・群馬両県が関東広域圏から離脱し、県域放送に移行。宇都宮・前橋両中継局が親局に昇格する。
番組
編成方針
地上波放送の特性を生かして、地域対象番組も放送している。主に、平日11時台、17~18時台、20:45~21:00、金曜日の19:30~20:43など。デジタル放送のデータ放送では地域のニュースや生活情報を見ることができる。
震度5弱以上の地震が発生したときや猛烈な勢力を持った台風が日本列島に接近したときは、予定していた番組を変更・休止してニュースを放送する。台風や梅雨により長雨が生じる場合は終夜放送を行う。
また、季節特番もある。民放では春季・秋季の番組改編時と年末年始を中心としてゴールデンタイムの特番を組むが、NHKでは改編期ではなく、帰省で視聴者層が多くなるお盆(8月中旬)と年末年始および祝日に特別編成を集中的に組んでいる。
現在のゴールデンタイム・プライムタイム・ネオプライムタイム編成
デジタル総合テレビ(デジタル放送)
正式名称は「デジタル総合テレビ」であるが、「総合テレビ」と呼ばれることが多い。アイコン表示はNHKG。
マルチ編成は毎週日曜日の4:10-4:13に動作試験の形で定期的に行なわれる(番組は毎週変わるが、2チャンネルとも同じ番組である)が、基本的にはプロ野球やオリンピック中継とNHKニュース7が重なる場合などに限られている。(NHKプロ野球の場合、ローカル放送=宮城県・愛知県・九州沖縄など一部でも実施されているが、その場合、メインチャンネルは21時以降定時放送に戻るため途中で中継を飛び降りるが、サブチャンネルで継続して中継する事例がある)また、2006年4月から2007年3月までの間、静岡局では平日17:30~18:00の間、「ゆうどきネットワーク」(011)と「ゆうどきネットワーク東海・北陸」(012)のマルチ編成をレギュラー編成で行っていた。
全編4:3で収録した一部の番組および一部の番組案内スポット(両サイドにグレーのサイドパネルがついているもの)では4:3テレビ使用時の場合、自動的に4:3に映像が拡大される画角情報を付けている。これはデジタル教育テレビでも同様である。但し、勢力の強い低気圧や台風関連の情報などL字画面を表示する場合はその間だけ4:3の映像拡大はされない(レターボックスのまま)。
双方向番組に参加する際、事前に「かんたん登録」で名前(1人分のみ)・住所・電話番号を受信機に登録する必要がある。これはデジタル衛星ハイビジョン、デジタル教育テレビのデータ放送でも設定可能だがデジタル衛星ハイビジョン・デジタル総合テレビ・デジタル教育テレビのいずれかのチャンネルで1度登録すれば、NHK衛星波・地上波の双方向番組のすべてに参加できる(いずれかのチャンネルで1度登録すれば修正がない限り別のチャンネルで新たに登録する必要はない)。なお、「かんたん登録」はデータ放送の大幅なリニューアルに伴い総合テレビ・教育テレビでは2011年3月27日、デジタル衛星ハイビジョン同年3月31日で終了し、同年4月1日以降は登録した情報が自動的に消去される。
デジタル放送開始に伴い、県域テレビ放送が皆無だった茨城県で県域放送を実施。水戸放送局では当該項に記載しているように、茨城県向けのニュース・情報番組や、高校野球、サッカー・Jリーグ(主として水戸ホーリーホック戦)などのスポーツ中継を独自に配信している。
2008年10月14日に経営委員会で議決された2009年度から向こう3年間の経営計画において、新たに栃木県と群馬県についても、テレビジョン放送の完全デジタル化後に東京タワーのエリアから切り離し、県域放送を開始すべく検討に入ることが明記された。しかし、南関東4都県については、新たに親局の送信施設設置が必要となることや、現在でも「首都圏」としての一体的需要があることなどから、デジタル化完了後に改めて実施の是非を検討するとの表現にとどまった。
移行期間における独自編成
2003年12月1日から順次開始されている地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)を活かし、全国放送のほぼすべての番組がハイビジョン方式で制作・放送されている。標準画質マルチ放送は最大3チャンネル取れるが、NHK総合では現在011と012(一部の地域は031と032)のみで行われており、013(一部の地域は033)は使用されていない。なお、2005年12月までデジタル放送では以下のように独自の差し替え番組があった。
- 日曜11:00~11:45 「地球!ふしぎ大自然」(先行)2005年9月で先行放送終了(アナログの総合テレビでは「日曜スタジオパーク」と「食彩浪漫」)
- 日曜13:05~13:50 「大河ドラマ」(先行)2005年12月に先行放送終了(なお、2004年1月から2005年3月までは、13:00~13:45の放送だった。アナログの総合テレビでは「笑いがいちばん」と「ふだん着の温泉」と「みんなのうた」)
- 土曜14:00~14:45 「NHK歌謡コンサート」(再放送)2005年9月で再放送終了(アナログの総合テレビでは「土曜スタジオパーク」)
近畿圏では2010年4月より夕方時間帯で地上デジタル放送告知番組の差し替えを行っていた。
- 月曜~金曜16:50~16:55「にっぽん木造駅舎の旅」(アナログの総合テレビでは「目指せ!地デジ芸人 ウーイェイ」(全20回、同じ内容を繰り返し放送)
各局の放送開始日
放送局 | アナログ放送 | デジタル放送 |
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東京 | 1953年2月1日 | 2003年12月1日 |
名古屋 | 1954年3月1日 | 2003年12月1日 |
大阪 | 1954年3月1日 | 2003年12月1日 |
仙台 | 1956年3月21日 | 2005年12月1日 |
広島 | 1956年3月21日 | 2006年10月1日 |
福岡 | 1956年3月21日 | 2006年4月1日 |
札幌 | 1956年12月22日 | 2006年6月1日 |
函館 | 1957年3月22日 | 2007年10月1日 |
松山 | 1957年5月29日 | 2006年10月1日 |
北九州 | 1957年5月29日 | 2006年10月1日 |
静岡 | 1957年6月1日 | 2005年6月1日 |
金沢 | 1957年12月23日 | 2006年7月1日 |
岡山 | 1957年12月23日 | 2006年12月1日 |
熊本 | 1958年2月22日 | 2006年12月1日 |
鹿児島 | 1958年2月22日 | 2006年12月1日 |
富山 | 1958年10月15日 | 2004年10月1日 |
長野 | 1958年11月15日 | 2006年4月1日 |
室蘭 | 1958年11月27日 | 2007年10月1日 |
高知 | 1958年11月28日 | 2006年10月1日 |
新潟 | 1958年12月1日 | 2006年4月1日 |
長崎 | 1958年12月22日 | 2006年12月1日 |
旭川 | 1958年12月28日 | 2007年10月1日 |
盛岡 | 1958年12月28日 | 2005年12月1日 |
福島 | 1959年3月1日 | 2005年12月1日 |
鳥取 | 1959年3月3日 | 2006年10月1日 |
徳島 | 1959年3月15日 | 2006年10月1日 |
青森 | 1959年3月22日 | 2005年12月1日 |
山口 | 1959年6月15日 | 2006年10月1日 |
福井 | 1959年8月3日 | 2006年5月1日 |
大分 | 1959年8月24日 | 2006年12月1日 |
甲府 | 1959年9月18日 | 2006年4月1日 |
松江 | 1959年10月28日 | 2006年10月1日 |
山形 | 1959年12月19日 | 2005年12月1日 |
帯広 | 1959年12月24日 | 2007年10月1日 |
秋田 | 1959年12月25日 | 2005年12月1日 |
釧路 | 1959年12月28日 | 2007年10月1日 |
宮崎 | 1960年7月1日 | 2006年12月1日 |
北見 | 1961年4月5日 | 2007年10月1日 |
沖縄 | 1967年12月22日 | 2006年4月1日 |
佐賀 | 1969年3月15日 | 2006年12月1日 |
高松 | 1969年3月22日 | 2006年12月1日 |
大津 | 1971年4月1日 | 2005年4月1日 |
神戸 | 1971年5月24日 | 2004年12月1日 |
和歌山 | 1971年5月31日 | 2005年6月1日 |
京都 | 1972年3月13日 | 2005年4月1日 |
奈良 | 1972年7月3日 | 2005年4月1日 |
岐阜 | 1973年2月17日 | 2004年11月1日 |
津 | 1973年4月2日 | 2005年4月1日 |
水戸 | 実施なし | 2004年10月1日 |
宇都宮 | 2012年4月1日 | |
前橋 | 2012年4月1日 | |
さいたま | 実施なし | |
千葉 | ||
横浜 |
放送形態
4:15基点の24時間放送(原則として毎月第1・3日曜深夜=月曜未明の深夜は各局任意で放送休止、ないしは減力放送を行う地域あり)。
※なお、2004年より放送されている大相撲本場所(奇数月)の実況ダイジェスト「大相撲・幕内の全取組」の放送日に放送休止、あるいは減力放送がなされる場合は2005年9月までは4:00、同11月からは3:50までに休止・または減力を切り上げたことがあった(但しオープニング映像は起点時間に流す。局によっては起点時間まで放送休止となる場合もあった)が、2010年3月場所で未明の再放送が廃止されており、相撲期間中の休止切り上げは事実上なくなった。
4:20起点時代、2007年末と2008年始では深夜番組特別編成の為、起点時間が繰り下げとなった日が存在した。
教育テレビ、ラジオ第1、第2放送とともに中継回線はNTTの回線が使われており、これらの放送波はデジタル方式で伝送していることから信号のエンコード・デコード処理のために、小笠原諸島を除く関東地方以外の地域に関しては東京のNHK放送センターから放送波を送出する場合、関東地方での放送とPCMデジタル方式の中継回線で送られているNHK-FMラジオ放送は約0.5秒(札幌局以外の北海道地方の各放送局では東京からの送出で約1秒〈BSアナログ放送よりもごくわずかながら遅くずれている〉。札幌からの送出で約0.5秒)のタイムラグが発生する(アナログ放送の場合)。地上デジタル放送における緊急地震速報の表示の、アナログ放送との遅延軽減のための文字スーパー・チャイム音にも、地域におけるタイミングの異なりがある[出典 1]。
時報スーパー
時報スーパー(「時刻表示」「時刻出し」)は、一部の番組を除き番組開始から10秒間時刻表示しているのが特徴。全国放送のとき時刻を常時表示する場合、アナログ放送は東京からの送出となるが、デジタル放送は地域によりタイムラグの差があるため一部放送局の東京送出分を除き各放送局別で表示している。ただし、全国放送番組で10秒間時刻表示の場合はどの地方放送局のデジタル放送を受信していても東京からの送出となっている(同じセグメント風フォントだが、東京送出は縁が細く、地方局送出は縁が太いという違いがある)。
函館、旭川、帯広、釧路、北見、室蘭の各局では北海道内各局別ローカル放送時は各局別の表示だが、東京送出分の常時表示および10秒間時刻表示を含む道内全域のローカル放送はすべて札幌局より表示している。そのため、函館、旭川、帯広、釧路、北見、室蘭の各局では平日に東京送出、札幌局送出、札幌以外の道内各局別送出で縁の太さが異なる3種類のアナログ・デジタル放送フォントを見ることができる。
一時期の総合テレビの朝のニュースで地方発信の項目があった場合や、ひるのプレゼント→ひるどき日本列島→生中継 ふるさと一番!、バラエティー生活笑百科、大阪制作の連続テレビ小説などの地方局製作の場合も、その地方局から時刻出しを全国送出したことがあるが、現在は各局ローカルの放送でない限り地方局からの放送でも時刻出しはすべて東京から行っている。ワンセグ放送ではタイムラグが3~4秒(札幌局以外の北海道地方は約5秒)も発生することを考慮し、終日表示していない。
- 表示時間
- 火曜日から土曜日は4:13から、日曜日と月曜日は映像散歩開始時(※)から基点(開始)時間を挟んで10:00まで。日曜については「日曜討論」終了後まで。祝日では常時表示時間が不定で、早終了の場合がある。
- ※大規模な災害や事件が発生し、深夜が特別放送体制となる場合は、特別放送の開始時から行われる。
- 12:20(土・日・祝日は12:15)~13:00まで(日曜日は「NHKのど自慢」終了まで)
- 平日14:05~14:55(「お元気ですか日本列島」が放送される毎月11日のみ実施。)
- 地域情報番組放送中、ところによっては11時台・17時台・18時台に表示する地域がある。
- 平日・土曜日は2004年3月までは9:30までの表示だった。日曜日も1990年代前半までは9:00までの表示であった。
例外
- 北海道地方で放送される「まるごとニュース北海道」(18:10~18:59)ではデジタル放送では表示されるが、アナログ放送では冒頭10秒表示のみで以降は表示されていなかった(2010年9月まで)。
- 松山放送局では2006年10月から昼間時を除く5~15分のローカルニュース時に時刻表示をしている。
- 平日は15:07・20:45・23:55
- 土日祝は18:45・20:55(祝は20:45)
- 四国ブロック放送である平日の15:07・23:55、土日の20:55、祝日の20:45でも表示されている。
- 1月1日の0:00、つまり年明けの瞬間(「ゆく年くる年」内、BSハイビジョンも同様)にも、10秒間の時刻表示がある。
- 以前は「NHK紅白歌合戦」放送中に毎正時に表示されていたが、現在は表示されなくなった。
- スポーツ中継の都合により、上記時間帯でも時刻出しをしない場合がある。またニュース速報など各種速報テロップが表示される場合、一時的に時刻出しをしない場合もある(現在は速報テロップ表示時も時刻出しあり)。
- 2008年以降のゴールデンウィーク期間の祝祭日は、「朝ドラ」の総集編を放送している関係で2008年5月5日・6日の「ちりとてちん」では10:15まで、2009年4月29日は「だんだん」では10:03まで、それぞれ表示を行った。
- 2007年1月13日に発生した北海道沖太平洋沖の地震津波報道では緊急警報放送が発動してから5分後の13:40.00~18:09.57まで時刻表示を全波で実施(教育テレビ、BSハイビジョンは14:05で終了 BS2は15:15で終了)
- 2007年7月15日の『のど自慢』は総合・BS2とともに表示なし。
- 2009年8月31日月曜日は、理由は不明だが、なぜか10:19.50ころまで表示[9]を行った。
- 2011年2月11日金曜日(祝日)は、「金曜バラエティー」放送中の12:15~12:38まで時報スーパーの表示が一切なかった。
- 2011年3月18日は1週間前に発生した東日本大震災の発生時刻の14:46(午後2時46分)にあわせて黙祷をささげるため14:44~14:48の間表示を行った(BS1も同様。NHKワールド・プレミアムでも東京送出のデジタル総合テレビの時報スーパーがそのまま表示された)。
- 2011年4月11日は東日本大震災の発生から1ヶ月にあたる関連ニュースで放送される時間帯の14:00~15:00に表示を行った(サイマル放送されたNHKワールド・プレミアムでは時報スーパーは表示なし)。その1ヵ月後の5月11日も「お元気ですか日本列島」の放送時間帯である14:05~14:55にも時報スーパーが表示された。その後も「お元気ですか日本列島」が放送される11日に表示されている。
天気ループ
- 5:00(北海道地方などは6:00)~8:00(関東地方・近畿地方など一部は連続テレビ小説中の消去を挟んで9:55まで。北海道地方はローカルニュース放送時の消去を挟んで平日が7:45まで、土曜日は7:30まで。日曜は~7:45、地域により~7:40)は各地の天気予報を地区単位で時刻表示の下側に表示する。(12月29日~1月3日は天気テロップの表示時間は通常より若干異なる)
- 天気予報(気象情報)と一部のニュース項目(文字と肝心な部分が見えない場合)、ニュース速報・地震情報・気象警報・交通情報などの各種速報テロップおよび番組案内スポットが放送される時だけ、天気テロップは一旦消える。
- 災害・地震・津波等の緊急報道で気象情報が放送できない場合でも、気象情報の本来放送される時間帯で各地域の天気テロップを1分程度表示する。なお、天気テロップの表示は全国放送・ローカル放送を問わずおこなっている。2006年3月21日のNHKスペシャル(放送記念日特集・テレビは誰のものか)放送時には、夜の時間帯では珍しく21:55から天気テロップを5分間表示した(通常は21:58に各地の気象情報を放送する)。
チャンネルロゴ表示
デジタル放送では画面右上に常時「NHK G」と表示される。ただし東京送出のみで、首都圏以外のローカル枠では表示されない。なお、首都圏がローカル放送を行っている場合でもローカル放送を行わない地域に配慮した東京からの裏送り放送を行う場合は通常通り「NHK G」のウォーターマークが表示される。また、災害報道を行う場合は全国で非表示。デジタル放送の受信機表示アイコンも「NHK G」と表示。
2008年7月24日からはアナログ放送でも、2011年7月24日までに放送を終了するアナログ放送であることを認識できるようにするため、「アナログ」と表示されている。2010年10月25日からは総務省地デジコールセンターの受付電話番号も「アナログ」と同時に表示されている。
- 当初、2010年の10月までは日中の番組を中心に一部の時間でロールテロップ(地デジコールセンターの電話番号のところで表示が止まる)を採用していたが、その後は関東地方・近畿地方(ローカル放送限定)のみロールテロップから終日のフェイドイン・アウトの表示方式に切り替えた。また地デジコールセンターの電話番号は黄色で表示されている。
- 最初に「(コールセンターの電話番号。略)地デジコールセンター」
- 次に「(電話番号)(平日9時~21時)」→「(電話番号)(土・日・祝9時~18時)」に切り替えている。
- 関東地方・ローカル時の近畿地方以外の地域では東京からの全国放送番組(裏送り送出も含む)で終了告知のロールスーパー(放送時間が10分以上の番組は開始時を基点として10分毎にも)が流れた後、「地デジの相談は 総務省地デジコールセンター(コールセンターの電話番号。略)へ」と地デジコールセンターの電話番号が常時表示される(すべて白文字)。
- 常時表示時間は、2011年1月23日まではコールセンターの受付時間内でのみ(特集番組で午前9時をまたぐ場合は番組の途中からの表示は行わず、次の番組が始まってから表示を行う)だったが、同24日以降はアナログ放送の終了から半年を切ったため受付時間外も含めた終日表示とし、「地デジの相談は 総務省地デジコールセンター(コールセンターの電話番号。略)(平日9時~21時 土日祝9時~18時)」と受付時間も追加表示された(教育テレビも同様)。
- 2011年3月11日発生の東北地方太平洋沖地震の報道特別番組放送時では「アナログ」のウォーターマークとコールセンターの電話番号の表示を自粛した(教育テレビも同様。BS放送はコールセンターの電話番号の表示のみ自粛)。その後、「アナログ」のウォーターマークのみ表示を再開した。
コールサイン・チャンネル番号
各放送局に関する情報は日本放送協会放送局の一覧を参照。
- コールサインは、ラジオ第1放送と同一の「JO◇◇」の後ろに、「-TV」(アナログ放送)、または「-DTV」(デジタル放送)が付加される。
- 地上デジタルテレビジョン放送のリモコンキーIDはラジオ第1放送にちなんだ1(地図の赤く塗られている箇所の都道府県)が原則であるが、1に民放が割り当てられている以下の地域に限り3(同じく青く塗られている箇所の都道府県)となる。
- 当初NHKは「2」の教育テレビだけでなく総合テレビについても全国統一の「1」を希望していたが、既にアナログ放送で「1」を使用していた北海道放送や東海テレビ放送などからの反発が強く断念した。
- 「3」が割り当てられている地域の道県庁所在地(島根県を除く)周辺では下記にある通りアナログ放送も3chであり事実上アナログ放送のチャンネル番号を引き継いだ。「1」が割り当てられる地域でも、広島県、長崎県、大分県はアナログ総合テレビの親局が3chであり、佐賀県でもアナログ総合テレビのチャンネルポジションを3chに設定されることが多かった。これら4県の「3」はいずれも民放に割り当てられている。
- 福島県会津盆地・只見町、山梨県、岡山県新見市、広島県福山市・尾道市、高知県安芸市並びに四万十市等ではアナログVHF中継局も1chだった。
アナログ放送のチャンネル
- 親局のみ示す。
- ●はデジタル放送でもチャンネルが引き継がれた。
- 1ch ●東京タワー・●甲府坊ヶ峰
- 2ch 長野美ヶ原・大阪生駒山・沖縄豊見城
- 3ch ●札幌手稲・●網走・●青森鷹森山・●仙台大年寺山・●富山・●名古屋テレビ塔・●鳥取・広島比治山・●徳島眉山・●福岡タワー・長崎稲佐山・大分別府・●鹿児島城山
- 4ch 函館山・帯広十勝ヶ丘・盛岡紫波新山・金沢・高知
- 5ch 岡山金甲山
- 6ch 松江枕木山・松山城山・北九州八幡
- 8ch 山形西蔵王山・新潟弥彦・宮崎
- 9ch 旭川・釧路・室蘭・秋田大森山・福島笹森山・静岡日本平・福井・山口防府・熊本金峰山
- 28ch 神戸摩耶山・大津宇佐山
- 31ch 津
- 32ch 京都比叡山・和歌山
- 37ch 高松前田山
- 38ch 佐賀
- 39ch 岐阜
- 51ch 奈良
アナログ総合の親局で全国的に3chが多かった理由は、テレビ放送が開局した当初1ch・2ch・12chが米軍のレーダーに使用されていたためである、後にその周波数は返還されたものの、NHKについては第一次チャンネルプランでそれらの地域に3chが割り当てられたからである。沿革にもある通りテレビ放送開始当初東京が3ch、大阪が4chで送信されていたのはこのことが原因である。その後放送東京はエリアの拡大のため、当時1chで東京タワ-から送信されていたNHK教育テレビとチャンネルを入れ替える形で1chとなった。一方大阪も、その後大阪第4局(毎日放送)の開局予定日であった1958年12月1日から2chに変更された。しかしアナログ総合が3ch地域の大半の地域では民放用に1chが割り当てられた為、そのことが半世紀後の地デジ移行に関してはアナログ放送親局が1chの民放がそのままデジタルでも1chを継承したため、このことが総合テレビが全国統一の1chにならず地域により異なる番号が割り当てられる遠因にもなった。
なお、アナログ教育テレビジョンは全国的に12chを割り当てられている地域が多かった。
オープニング・クロージング
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- 現行 - 2003年12月1日~現在(関東地方の場合。地方局は各放送局のデジタル化の進ちょく・内容により異なる) ハイビジョン制作。
- オープニング - ランドサットから撮影した日本列島~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き、無しのときもある)~各放送局のID
- クロージング - 深夜放送休止(ないしは減力放送実施)のお知らせ~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~ランドサットから撮影した日本列島~各放送局のID(減力放送の場合IDが省略される場合もある) 日本放送協会の放送形態・国歌の扱いも参照。
- 通常は基点時間にインターミッション(当該項参照)の環境映像(日章旗の映像を含む)が放送され、国歌の斉唱・演奏はメンテナンスによる休止・減力放送前後に行われるのみである。
- 「深夜放送休止のお知らせ」は各放送局で個別に制作されている。まず、「深夜放送休止のお知らせ」と書かれた静止画を表示し、続いて「深夜放送を休止させていただきます ~放送設備の点検・整備のため~ (地震などの緊急時は放送) 放送再開 午前(開始時刻)」と書かれた静止画を表示する(放送局により表現は若干異なる。)。これにアナウンスが入る。BGMは使っている放送局と使わない放送局にわかれている。
- 地域によってはジャンクション映像に載せて告知テロップのみの表示で済ませる場合もある(関東地方、北海道地方など)。
- 大阪放送局では、近畿圏全域に一括して30秒間、一枚画で掲載する。その場合、画面上部に「放送休止のおことわり」とテロップを出し、その下に放送休止の対象地域・休止時間を掲載している(アナログ・デジタル別々に放送しているが、2007年12月9日深夜=10日未明から2008年11月までの間はアナログ・デジタルを一括して掲載していた)。2008年12月より対象地域は「近畿地方の一部」と表現されている。なお減力放送となる場合については、「減力放送のお知らせ」という1枚画テロップを出した後、対象地域の減力放送の告知を流す。特に大阪府や奈良県は山間部等を除きほぼ全域で周辺府県の府県域放送を視聴可能だからである。デジタル統合後の2011年7月30日深夜以後の休止の場合も「深夜放送休止のお知らせ」の1枚画を出してから休止告知を行うようになった。
- 放送局管内の一部地域の放送休止または一部地方放送局ローカルの放送休止ではクロージング映像は流れないこともある。
- 各地の放送局のホームページにてテレビ、ラジオの放送休止・減力を行うスケジュールを掲載している局もある。大阪放送局の場合近畿圏全体の予定を掲載しているが、2009年12月より点検を行う中継局の掲載も始めた。
- 点検・整備が終了すると、放送開始時刻前に放送を再開する放送局もある。(オープニングは4:15直前に入るジャンクションの時間を利用して流す。)
- 2010年3月29日よりアナログはレターボックス16:9サイズで放送
- 1世代前 - 2001年~2003年11月
- オープニング - 地球の映像~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き)~各放送局のID
- クロージング - 君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
- 2001年からは、放送休止または減力放送後から始まる時は上記の映像が流れて、それ以外は日の丸とファンファーレ(24時間放送時のジャンクション参照)となった。それと同時に開始前の音楽とカラーバー・テストパターン等も廃止した。
- クロージングは1997年からは日曜日のみ(メンテナンスタイムによる深夜放送休止の時も)、2000年以後はメンテナンスタイムに伴う放送休止(一部地域は減力放送実施の場合も)の前に行われる程度となった。
- 2世代前 1970年代後半頃~2001年
- オープニング - 青空を背景とした日章旗の後、青空を背景としたパラボラアンテナ(NHK菖蒲久喜ラジオ放送所のBSアナログ放送アップリンク副局)の映像。BGMはオリジナル音楽 CD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」にも収録されているが、最近まで流れたものではなく、アレンジ前〈作曲当初〉のものとなっている。また祝日の場合は開始時に君が代が演奏される(この時は1分間通して日章旗と歌詞テロップが写され、NHKロゴはなし)。ちなみにNHK衛星第1テレビジョンの1984年の試験放送開始初期のオープニングでも同じ映像フォーマットが使われていた。
- なお、開始時の各放送局IDは放送開始7分前に表示され、その後テストパターンを経て上記の開始映像を放送し正式な放送開始となっていた。
- エンディング - ブルーバックに石井ゴシック体のテロップ(下記参照)~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
- 2000年6月までは放送休止は全国一斉で行われていた(地域ごとの減力はあり)ので、休止当該日は終了時に「放送休止のお知らせ」の字幕→君が代の演奏・日章旗の映像→各局IDとなっていた。
- 局ロゴ表示は1995年3月までは旧ロゴの「NHK」(使用開始当初から1980年代前半までは白文字.1980年代後半から1995年までは黒縁付)が画面中央からズームインとなり、使用開始当初から1980年代半ばまではロゴが出た瞬間「総合テレビジョン」が出て来るものだったが、1980年代後半からは左からめくる形で出てきた。だがよく見るとNHKロゴが少しずつ左に寄ってきている状態だった。1995年4月より「NHK」ロゴが三つのたまごへ改められ、1文字ずつ順に出てきて、「総合テレビジョン」がフェードインで表示する形態となった。
- 使用当初はモノラルだったが、1980年代中ごろからはステレオで流れている。
- オープニング - 青空を背景とした日章旗の後、青空を背景としたパラボラアンテナ(NHK菖蒲久喜ラジオ放送所のBSアナログ放送アップリンク副局)の映像。BGMはオリジナル音楽 CD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」にも収録されているが、最近まで流れたものではなく、アレンジ前〈作曲当初〉のものとなっている。また祝日の場合は開始時に君が代が演奏される(この時は1分間通して日章旗と歌詞テロップが写され、NHKロゴはなし)。ちなみにNHK衛星第1テレビジョンの1984年の試験放送開始初期のオープニングでも同じ映像フォーマットが使われていた。
- 3世代前 開局5年後(1958年頃)~カラー放送開始以後
- いくつもの花が咲き、NHKと文字が出てくる。
- 4世代前 開局~開局5年後(1958年頃)
- 鳩→アンテナ→画面いっぱいに、NHK→周波数・出力テロップ。
- 24時間放送のジャンクション
- 1日の基点(24時間放送開始当初は5:00→2004年4月から4:30→2005年10月から4:20→2008年4月から4:15)にはこれらの代わりとしてのジャンクションとして環境映像(24時間放送開始当初は富士山の四季を撮影されたもの、2004年8月以降は四季の自然をハイビジョンで撮影されたもの)を1分半以上写した後、日章旗(2004年以後はデジタル放送用に改めて撮影し直した物)を写している。
- ここに出てくる日章旗は、出雲大社国旗掲揚塔で使われているもので、畳74畳分もの大きさを誇り、日本一である。
- なお、かつて放送休止時間の長かった時代(1980年代前半頃の場合、23:15頃終了)は、視聴者から寄せられたと思われる夜の写真(夜祭などが多い 撮影者が表示されていた)を背景、ギター系弦楽器の協奏曲(曲名不明 オリジナルか?)をBGMに「夜もふけました お休み前に 戸締り火の元を もう一度お確かめ下さい」というテロップが流れた。その後はフィルム撮影で、ブラックバックになった後に日章旗の映像をフェードインし、地球儀が日本付近に差し掛かり「NHK」の字幕が出た後、ブラックバックで地球儀の映像フェードアウト(ただし、NHKの文字はブラックバックでそのまま表示)した。
- 1989年度までは放送終了が日付をまたいで0:00を過ぎた場合には君が代・日章旗の放送がなく、NHKの女性アナウンサーがブルーバックに石井ゴシック体のテロップと共に「NHK総合テレビジョンはこれで放送を終わらせて頂きます。どちら様もお休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。」というアナウンスがあった(担当・遠藤ふき子アナ)が、現在のロゴに変わってから「これでNHK総合テレビジョンの放送を終わります。お休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。」と言うアナウンスとブルーバックに丸字角型ゴシック体(ナール)のテロップに変わった。1990年度から1999年まで(1997年からは深夜放送休止または日曜日のみ)は、連日上記のアナウンスの後君が代・日章旗が放送された。
- 1995年の深夜放送拡大後、年数回の集中メンテナンス(当時の放送休止は全国一斉だった)があったときは放送終了(中断前)のところで「放送休止のお知らせ」→「深夜放送を休止させていただきます(放送設備の点検・整備のため)」という字幕とナレーションが表示されていた。また24時間放送が開始されたころはこれに「放送再開 午前5時(→午前4時30分→午前4時20分)」という文言があった。
- 当初はバックは夜のNHKの局舎。その後自然の映像になった時期があったが、後年はブルーバックのみだった。
- 1995年の深夜放送拡大後、年数回の集中メンテナンス(当時の放送休止は全国一斉だった)があったときは放送終了(中断前)のところで「放送休止のお知らせ」→「深夜放送を休止させていただきます(放送設備の点検・整備のため)」という字幕とナレーションが表示されていた。また24時間放送が開始されたころはこれに「放送再開 午前5時(→午前4時30分→午前4時20分)」という文言があった。
- またオイルショックの影響による放送時間短縮の時代(1974年の一時期)には以下のようなアナウンスがあった。
- (日中の休止前)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンの放送は4時半までお休みさせていただきます。ラジオ・FMは放送しています。ご了承下さい」
- (日中の放送再開時)「お待たせいたしました。NHK総合テレビジョンの放送を再び始めます。この後4時半からは(再開直後の番組名)を放送します」
- (放送終了時)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンは放送時間を短縮し、今日の放送はこれをもって終わらせていただきます。なおラジオ・FMは放送しています。明日の放送は午前6時からです。どちら様も火の元をお確かめになってお休み下さい」
- コールサインと局名を表示するパターン画像は、原則として全国統一フォーマットになっている。NHKのロゴが現在のものになった前後の時期には、地域の個性を活かした特徴的なパターンが数多く見られた(札幌局以外の道内各放送局ではアナログ放送のみ放送終了まで用いられていた)が、放送のデジタル化に伴って再び全国統一のフォーマットに戻った(地上デジタル放送に対応したマスターに切り替えし次第統一しているため、2007年9月までは放送局により現行タイプと旧タイプが混在していた。)。画像は、青の背景に銀河を模したと見られる模様が描かれており、その前面には上からコールサイン(例:JOAK-DTV)、NHKのロゴ、局名(例:東京デジタルテレビジョン)が表示される(札幌局以外の道内各放送局ではデジタル放送のみ見ることができる。)。表示では「総合」の文字は入らないが、アナウンスではアナログ・デジタルともに「総合」を含めている。以前は地方放送局によってはコールサインの呼び出しアナウンスで「総合」を含めなかったところもある。(例:東京、旭川など)
- コールサインと局名を表示するパターン画像の表示と同時に行われるアナウンスは、「(呼出符号)」→「NHK+(設置場所の地名)+総合(デジタル)テレビジョン(です)。」(例:「JOAK-(D)TV、NHK東京総合(デジタル)テレビジョンです。」)で、アナウンサーはラジオ第1放送やFM放送と同じアナウンサーが担当する[10]。
- 2008年7月24日以降はオープニング・ジャンクション映像の前にアナログ放送ではアナログ放送終了に関する告知を放送していた(静止画のみでBGMあり。教育テレビも同様。火曜日~木曜日限定だが、緊急報道などその日の状況により告知が行われない場合もあった)。一方、デジタル放送ではNHK受信料の訪問集金廃止に関する告知を放送していた(2008年8月現在)。
- 放送開始前や関東地方・北海道地方での放送休止案内の字幕スーパー挿入時には、30秒間の犬(9種類)や猫(3種類)の映像が放送される(主に「調整犬」、「調整猫」)。
その他
- 2008年9月29日以後、総合テレビの放送を休止する地域がある場合、緊急地震速報に対応するために教育テレビを臨時に終夜放送していたが、2009年4月以後は終夜フィラーは放送せず、教育テレビでは「臨時ニュースがある場合、総合テレビ休止地域では教育テレビで放送」という字幕を出している。但し、総合・教育双方ともメンテナンスを行う場合は教育テレビでも放送休止とする。
- ハイビジョン製作番組が増加した2003年ごろから、NTSCでは画像サイズ(レターボックス=サイズは16:9、14:9、13:9←→4:3コンバートとの切り替え)の調整などのため、番組終了後の数秒程度フェイドアウト状態となる番組があったが、2010年7月5日以後、大河ドラマと過去に4:3SDで制作した番組を除いてレターボックス16:9に完全移行したことからこのフェイドアウト状態は解消されている[11]。
各局のID
- 関東地方などほとんどの局・・・卵形の青色バックにコールサイン表示(アナログ・デジタルとも全国共通のフォーマット。アナログでは16:9レターボックスで表示)。
- 旭川放送局・・・緑の自然(緑葉)の写真をバックにコールサイン表示。4:3表示でアナログのみ使用していた。元々は札幌放送局のフォーマットにコールサインとCH表記をしていたのが、札幌放送局が地上デジタル放送を開始したことに伴い変更された。旭川局のアナログ放送のID画面切り替えの際、一瞬画像が乱れることがあった。このIDは2011年7月24日のアナログテレビ放送終了とともに使用を終了した。なお、デジタル放送のIDは2007年10月1日の開始当初から上記と同じく全国共通のフォーマットである。
- 仙台放送局・・・仙台城をバックに馬とコールサイン表示。
- 山形放送局・・・文翔館をバックにコールサイン表示。コールサインは左下に表記。
- 富山放送局・・・黄緑色をバックにコールサイン表示。
- 神戸放送局・・・局舎の夜景をバックにコールサインを表示。
- 大分放送局・・・大分県のフォーマットにNHKと表示。コールサインは左上に表記。
- 鹿児島放送局・・・局舎と桜島をバックにコールサイン表示。
脚注
注釈
- ^ ただし、産経新聞〈九州・山口特別版を除く〉、京都新聞、しんぶん赤旗、聖教新聞、ザ・テレビジョンなど一部は"NHK総合"、日本経済新聞、北海道新聞、神戸新聞などでは単に"NHK"と表記される。
- ^ 夜の指定席放送のため。当初は毎週土曜・日曜だったが、後に金曜・土曜になる。
- ^ なお、早朝5時開始は以前にも夏休み期間限定で行われていたことがある。深夜の日またぎも同様に夏・冬・春休みに期間限定で実施されていたが、定時編成としては1993年4月から行われており、この時は0時から放送日の上での最終版NHKニュースを5分だけ流して放送終了となっていた。1995年の放送時間枠拡大で本格的に日またぎ編成を開始した
- ^ 但し原則として第1・3日曜としているが、第2・4・5日曜も局によって休止にする場合もある。
- ^ 新聞発表上は従来どおり4:30が1日の基点とされており、「視点・論点」の再放送が1日の最終番組扱いとされている。日曜日・月曜日は別番組だが、日曜日の「新日本紀行ふたたび」再放送(地域により初回放送)は日曜日1日の初めの番組と扱われている
- ^ 新聞発表上は従来どおり4:30が1日の基点とされており、「視点・論点」の再放送が1日の最終番組扱いとされている。しかし公式HPの番組表は「シリーズ世界遺産100」が最終番組扱いとなっており、「視点・論点」は削除されている。日曜日・月曜日は別番組だが、日曜日の「新日本紀行ふたたび」再放送は日曜日1日の初めの番組と扱われている
- ^ 大河ドラマや、一部の宣伝番組では2010年12月まで14:9サイズのセミレターボックスでの放送を継続していた
- ^ 首都圏放送センターの場合は「東京」、沖縄放送局の場合は「那覇」と表記
- ^ 10時の「NHKニュース」から次番組の切り替え時の消去も無かった。
- ^ なお2003年の呼出名称と、識別信号のアナウンスが変更される以前は、「(設置場所の地名)+総合テレビジョン」→「(呼出符号)」であった(例:「東京総合テレビジョンです。JOAK-TV。」)。放送局によっては、「NHK(設置場所の地名)+総合テレビジョン」→「(呼出符号)」(例:「NHK旭川総合テレビジョンです。JOCG-TV。」)の場合もあった
- ^ 大河ドラマは2011年にレターボックス16:9に完全移行
出典
- ^ 緊急地震速報 地上デジタル放送での迅速化について - NHK