NHK前橋放送局
地デジ 県域放送化改造後の前橋放送会館
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| 所在地 | 〒371-8555 |
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前橋市元総社町189
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| 総合テレビ | |
| 放送対象地域 | 群馬県 |
| コールサイン | JOTP-DTV |
| デジタル親局 | 前橋 37ch (キーID1) |
| Eテレ | |
| 放送対象地域 | 放送センター管轄 |
| ラジオ第1 | |
| 放送対象地域 | 同上 |
| ラジオ第2 | |
| 放送対象地域 | 同上 |
| FM | |
| コールサイン | JOTP-FM |
| 親局 | 前橋 81.6MHz |
| 特記事項: 総合テレビは2012年4月1日に県域移行。 |
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NHK前橋放送局(エヌエイチケイまえばしほうそうきょく)は群馬県を放送対象地域としたNHKの放送局。総合テレビとFM放送で県域放送を行っている。NHK EテレとAM放送(ラジオ第1放送・ラジオ第2放送)については関東広域圏扱いとして、管轄の東京本局からカバー・中継されている。
目次 |
沿革 [編集]
- 1933年(昭和8年)6月23日 - 社団法人日本放送協会前橋放送局開局、放送開始(中波、呼出符号:JOBG)。
- 1938年(昭和13年)12月19日 - 前橋放送局、東京中央放送局の大電力化に伴い廃止(12月20日、総務局前橋出張所開設)。
- 1941年(昭和16年)12月9日 - 前橋臨時放送所、電波管制に伴う措置として放送開始(中波、呼出符号なし)。
- 1945年(昭和20年)10月26日 - 前橋臨時放送所を前橋中継放送所と改称。
- 1946年(昭和21年)9月1日 - 前橋中継放送所の呼出符号JOBGに決定。
- 1948年(昭和23年)
- 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。
- 1951年(昭和26年)7月1日 - 前橋支局を前橋放送局と改称(送信施設なし)。
- 1965年(昭和40年)10月5日 - 前橋放送局、地上アナログテレビ中継開始。
- 1970年(昭和45年)3月20日 - 前橋放送局、FM放送開始(呼出符号:JOAP-FM)。
- 1972年(昭和47年)5月15日 - 前橋放送局、FM放送の呼出符号を「JOTP-FM」に変更(沖縄の本土復帰に伴い、沖縄放送局に「JOAP」を譲ったことによる。なお、「JOTP-FM」を使用していた京都放送局のFM放送は「JOOK-FM」に変更された)。
- 2003年(平成15年)3月22日 - 多野郡神流町に万場FM中継局が開局し、記念特番をFMぐんまと合同で制作し同時放送した。
- 2005年(平成17年)12月1日 - 前橋放送局、地上デジタルテレビ中継開始。
- 2012年(平成24年)4月1日 - デジタル総合テレビで群馬県域放送開始。
テレビ県域放送実現に向けた動き [編集]
NHKは2009年度から3年間の経営計画において、テレビジョン放送が完全にデジタル化した2012年度に群馬県と栃木県(宇都宮放送局)において総合テレビの県域放送を開始すべくこれまで準備を進めてきた[1][2]。
中継局の出力は100Wとなっている(かつてのアナログも同出力だった)。アナログは群馬テレビの10分の1程度しかなかったものの、デジタルは群馬テレビ(出力112W)とあまり遜色ない。これは宇都宮局も同様であり、どちらも放送局のスタジオと県内ネットワークの整備さえできれば県域放送が可能な状態となっている。
前橋放送局はこれを受け、同じ経営計画で各放送局が定めることとされた局毎の“公約”に県域地デジ開始に向けた準備を進めることを盛り込んだ。先行した茨城県(水戸放送局)の例に倣い2009年度、FM県域番組の内容をテレビ県域放送に近づけるように改めた。ただ実施に向けては総務省における放送普及基本計画及びそれに基づく放送用周波数使用計画の見直し(NHKデジタル総合において群馬県を関東広域圏から切り離し)、前橋局内の大規模改修(テレビスタジオの整備、東京⇔前橋(回線増強)・局舎⇔二ツ岳送信所・局舎や送信所⇔各中継局の回線整備など)が必要となっている(これは、宇都宮局も同様)。前橋局の改修工事は2010年度に着手されており、「放送体験クラブ」以外の一般見学・利用を一時断った。
そして政府は2011年11月1日、移行期日を2012年4月1日と定め実施に向けた手続きを開始することを決定。手始めとして1か月間を目途に放送普及基本計画等の修正に関する意見募集を始めた[3]。2011年12月9日、電波監理審議会にて群馬・栃木両県域テレビ放送の答申が認められ2012年4月を目処に県域テレビ放送の開始を正式に発表した[4][5]。2012年4月1日、前橋、宇都宮の両局で県域放送がスタート。当面は平日に20分程度のニュース・気象情報を放送。
NHK群馬県域放送の問題点 [編集]
県域放送を実施するにあたって、県境付近での受信問題を解決する必要があるが、現状はそれを放置したまま見切り発車してしまった。既に茨城県で県域放送が実施されているが茨城県の場合は県庁所在地が東端にあり、当初のエリアも限定的(そのため、西部の古河市や南部の取手市、東南部の神栖市などは無視した形で開始された)であり他県に県域放送が届くことはなかった[6]。
しかし、群馬・栃木県周辺では茨城県とは事情がまったく異なっている。県境が放送の境ではないため榛名中継局を受信している埼玉県北部の世帯や、桐生市の桐生中継局を受信している栃木県の世帯などでは群馬県域NHKを視聴せざるを得ない状況が発生している。反対に太田市のように群馬県の榛名中継局が太田金山や唐沢山に阻まれ受信できない地域で、東京タワー・東京親局からしか受信できなかったり栃木県の足利局や埼玉県の児玉局を受信している場合、県域放送を見られない状況が発生している。また、鬼石中継局を受信している藤岡市も中継局の名称は群馬県の鬼石と命名されているが設置場所は埼玉県内であり、親局が児玉局となっており県域放送ではないため同様の状況が発生している。
この点はNHK側でも認識しており、2012年度または2013年度に榛名中継局を受信している埼玉県北部の世帯向けにNHK東京総合テレビ単独の本庄中継局を、東京タワー・東京親局を受信している太田市向けに太田中継局と太田金山中継局をそれぞれ設置して解決を図り、鬼石中継局(神川神泉中継局を受信している藤岡市向けのための中継局)も県域放送の域外中継局を設置するとのことである(2012年4月17日開催・5月11日公表のNHK理事会議事録「地上デジタルテレビジョン中継放送局の設置計画について」より)。なお、太田・太田金山・鬼石の各中継局はすでに群馬テレビ単独の中継局として開局している。この中で太田・太田金山については2012年11月16日に総務省から予備免許が交付され[7]、群馬テレビ単独の既存中継局に追加設置される形で2012年12月17日開局となった。
過去に鳥取県米子市至近の島根県松江市に設置された松江・米子 テレビ・FM放送所のように域外中継局として2つの県域波を発信することにより、解決することはアナログ時代より行われてきた。また瀬戸内海を跨る岡山・香川両県においても、岡山県側の送信所である金甲山(金甲山送信所)へアンテナを向けている世帯に香川県向けの中継局(北讃岐中継局)を設置している。
また複数の電波が受けられる環境の場合はそれぞれの物理チャンネルで放送を受信できるが、放送開始時点ではチャンネルIDが「NHK総合・東京」のみで「NHK総合・前橋」・「NHK総合・宇都宮」とIDが割り当てられていなかった。同一チャンネルで電波の強い方を自動選択しているため、必ず希望の中継局を受けていない場合がある(ワンセグではチャンネルIDが同一であってもすべての物理チャンネルで放送を受信できる)。IDをそれぞれ発行すれば解決するが、NHK水戸で県域放送が始まった際に東京タワーと水戸の電波が両方受けられる世帯で一部機種での受信不具合が発生[8]し解決のめどが立たないため別IDの発行を見送っていた[9][10]。
その後2012年10月27日の放送開始時より、前橋局の識別信号を「NHK総合・東京」から「NHK総合・前橋」へ変更となった[11]。変更の影響でNHK総合が映らなくなる可能性があることから、当局ではチャンネル設定(初期スキャンまたは再スキャン)をするよう呼び掛けている。
東京本局も送信所を2013年度を目処に東京スカイツリーに変更されることになっており送出点高が上昇するが、NHKはスカイツリー移転後も関東広域放送は現状以上のカバーエリアを確保するとしている。前橋局では地デジ化キャンペーンで「地元の中継局にアンテナを向けるよう」に周知徹底を図っている。
前橋局の周波数一覧 [編集]
| 系統 | コールサイン | 周波数/ チャンネル |
空中線電力 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 県域FM | JOTP-FM | 81.6MHz | 1kW | |
| デジタル総合TV | JOTP-DTV | 37ch | 100W | リモコンキーID:1 |
| デジタル Eテレ | 39ch | リモコンキーID:2 |
- 送信所はテレビが二ツ岳、FMが牛伏山。
FM中継局 [編集]
- 榛名 80.5MHz 50W
- 沼田 83.4MHz 10W
- 利根 83.8MHz 10W
- 草津 84.2MHz 10W
- 三波川 89.0MHz 3W
- 万場 85.9MHz 3W
- 長野原 83.1MHz 1W
報道室・通信部 [編集]
- 両毛広域報道室(宇都宮局と共同運用)
- 沼田通信部
情報カメラ [編集]
- 前橋市(NHK前橋放送局屋上)
主な前橋局制作番組 [編集]
県域番組では画面右上の"NHK G"のウオーターマークは表示されない。
総合テレビ [編集]
- ほっとぐんま640(月~金 18:40-18:59)※2012年4月開始
FM放送 [編集]
県域放送独自のエンディング [編集]
1980年代の一時期、FM放送がまだ24時間化されていなかった頃に独自のエンディング放送があった。通常放送の開始・終了、及び24時間放送の基点時間の場合は「JOTP-FM NHK前橋FM放送です」としかアナウンスされないが当時は以下のように民放が行うような放送局・中継局の送信周波数・出力のアナウンスが放送終了後BGMを添えてあった。
「お聞きの放送はNHK前橋FM放送です。JOTP-FM 周波数81.6MHz、出力1kWで多野郡吉井町(現・高崎市吉井町)の牛伏山放送所からお送りいたしました[12]。NHKの放送をお聞きいただいてありがとうございました。次の放送開始予定は午前6時です。またNHKの放送でお楽しみ下さい。どちら様もお休み前にもう一度戸締り・火の元をお確かめ下さい。おやすみなさい」
アナウンサー・キャスター [編集]
アナウンサー [編集]
キャスター [編集]
その他 [編集]
2012年4月の総合テレビの県域放送開始に伴って、「ご当地ななみちゃん」ならぬ「ご当地どーもくん・サンダーどーもくん」が誕生した。[13]
隣接地域のNHK放送局 [編集]
群馬県内の民間放送局 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 関東甲信越地方向け地域放送番組編集計画 NHKオンライン(年度ごとに最新のものに書き換えられる)
- ^ 「いつでも、どこでも、もっと身近にNHK」平成21~23年度NHK経営計画(説明資料) NHKオンライン
- ^ “基幹放送普及計画及び基幹放送用周波数使用計画の一部変更案に係る意見募集の実施” (プレスリリース), 総務省情報流通行政局, (2011年11月1日) 2011年11月2日閲覧。
- ^ 群馬県・栃木県での県域放送開始について NHK前橋放送局 2011年12月9日
- ^ 日本放送協会による栃木県・群馬県における県域テレビ放送の開始について ≪総合放送による地域情報の一層の充実≫ - 総務省関東総合通信局(2012年3月30日プレスリリース)
- ^ 福島県いわき市で茨城県北部の十王中継局を受信している場合があるがこの場合は在京民放視聴を狙った越境受信であり同地域ではNHK総合も福島県域放送自体は良好に受信できるため、県境問題は発生しない。
- ^ 総務省関東総合通信局|管内4局の地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)を予備免許 ≪筑西、神栖、太田、太田金山中継局≫ 総務省関東総合通信局 2012年11月16日閲覧。
- ^ 「NHK総合・東京」から「NHK総合・前橋」「NHK総合・宇都宮」にIDを変更すると多くの受信機器で初期スキャンが必要になる不具合があり混乱防止のため、あえてIDを変更していない(ARIBの定める送出運用規定の例外運用。『放送技術』2012年6月号)。
- ^ 東京本局の送信所が東京タワーから東京スカイツリーに移行される時期の輻輳を避け、時期を見てID変更を検討。現在識別ID切り替え(自動追従)に対応すべくソフトウエア修正(ファームウェアダウンロードで対応)が進められている(『放送技術』2012年6月号)。
- ^ 同様の例では北海道のSTVにも見られる(チャンネルIDは道内全域で「STV札幌テレビ」と表記)がこちらは1週間の合計でも10分程度、短時間のローカル番組と若干のローカルCM差し替えがある程度で不便を感じることはほとんどない。
- ^ NHK前橋放送局 |NHK前橋より重要なお知らせ NHK前橋放送局 2012年8月30日閲覧。
- ^ その後県内各地の中継所の周波数・出力をアナウンスしていた。
- ^ 2012年4月15日放送のNHK総合テレビ『とっておきサンデー』で紹介。
外部リンク [編集]
- NHK前橋放送局
- 「ラジオ少年の博物館」内
- 昭和8年当時のラジオ放送局分布と放送受信契約数(全国放送局分布図に前橋JOBGの表記あり)
- 広告で見る昭和10年のラジオ事情(ページ下部の放送番組表に、前橋BG970Kcの表記あり)
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