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2023年5月31日 (水) 09:38時点における版

ミステリと言う勿れ
ジャンル ミステリー
漫画
作者 田村由美
出版社 小学館
掲載誌 月刊フラワーズ
レーベル フラワーコミックスアルファ
発表号 2017年1月号 -
発表期間 2016年11月28日 -
巻数 既刊12巻(2023年1月現在)
ドラマ
原作 田村由美
脚本 相沢友子
演出 松山博昭、品田俊介、相沢秀幸、阿部博行
制作 フジテレビ
放送局 フジテレビ系
放送期間 2022年1月10日 - 3月28日
話数 12
映画
原作 田村由美
監督 松山博昭
脚本 相沢友子
音楽 Ken Arai
製作 フジテレビジョン
小学館
トップコート
東宝
FNS27社
封切日 2023年9月15日(予定)
上映時間
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ映画
ポータル 漫画テレビドラマ映画

ミステリと言う勿れ』(ミステリというなかれ、英文表記: Do not say mystery)は、田村由美による日本ミステリー漫画。2021年に第67回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した。

2022年1月期にフジテレビ系月9」枠にてテレビドラマ化された[1]

2023年9月に上記テレビドラマのキャスト、制作陣による映画版が公開予定[2]

概要

本作は分類としては「ミステリ」だが、田村は「ミステリじゃないです むり そんな難しいもの描けるもんか」と主張し、タイトルにも反映されている[3]

第1話は、著者が『月刊フラワーズ』(小学館)にて連載中だった『7SEEDS』と並行し、78ページにわたる比較的長尺の読み切りとして2017年1月号に掲載された[4]

第1話に相当する読み切りは主人公の久能整が自身に容疑がかけられた殺人事件の内容を、取り調べにかかる刑事たちの話から読み解き、取調室の中で推理する安楽椅子探偵の様相が採られた。田村は第1巻のあとがき漫画にて、本作を「舞台劇を意識した閉鎖空間で主人公がひたすら喋るだけの漫画である」と称し、これを漫画のフォーマットで制作する期待と不安が混在していたと語っている。その後、田村は『7SEEDS』の連載を終了し[5]、2018年1月号よりあらためて本作の連載を開始した[6]

主人公が事件についてだけでなく、まったく関係のないことでもひたすら長文で語り続けるスタイルは第2話以降にも受け継がれており、寝言ですら言葉数が多く、その多弁さを「うざい[7]」「お前気持ち悪いわ[8]」と他キャラクターに批判されるのがお約束のようになっている。一方で、彼の語りによって事件が解決に導かれたり、行き詰まっていた人の心が救われるのも恒例である。また、語る内容は明白な事実に基づいたものもあれば、「娘が父親を嫌うのは近親相姦を避けるための本能[9]」「三連の花見団子を作ったのは豊臣秀吉である[10]」といった諸説あり真偽不明なものも含まれており、作中でも「あなたね ソースはいつも必ず確認しなさい[10]」など、しばしば放言への説諭や非難が描かれる。

第2巻以降で広島が舞台になった際、田村の友人である声優の佐々木望が広島弁への翻訳を行った[11]

あらすじ

容疑者は一人だけ(1巻 episode1)

冬のある日、大学生の久能整はアパートを訪ねてきた大隣警察署の刑事たちに、大学の同回生で高校の同窓である寒河江が殺害された一件で、警察署に同行され任意で取り調べを受ける。寒河江は昨晩10時ごろ、久能に似た人物と口論していたのが目撃されたという。久能は犯行をきっぱり否定し、疑う藪警部補たちのもとへ毎日聴取に通うことになる。

反抗期の娘に悩む乙部巡査、先輩らの圧力を原因に伸び悩む風呂光巡査、妊娠中の妻の態度に苛立つ池本巡査、かつて起こった冤罪事件に囚われている青砥巡査部長は久能の独特の思想や語り口に次第に興味を惹かれていく。

聴取3日目以降、犯行に使用された果物ナイフや、久能のノートパソコンから寒河江から金を借りた借用書など、次々と物証が出て疑いが濃厚になる。久能は風呂光にアリバイ探しを頼んだが、ナイフが盗まれた形跡はなかった。久能は1年前アパートの鍵を落としたことなどを調べ直してくれるよう頼む。

5日目、藪の聴取を受けた久能は、高校3年生の時に寒河江が父親から買い与えられた高級車を自慢していたが、夏休みが明けると成績低下を理由に取り上げられたと話す。実はその夏に寒河江が轢き逃げ事故を起こし、その被害者が藪警部補の妻と息子だったのではないかと推理する。さらに風呂光の調査で、藪が久能の鍵を拾って届け出ていたことが判明。そのとき合鍵を作り、ナイフを盗み証拠を捏造したと言い当てる。

藪は久能に「妻子への復讐のため寒河江を殺した」ことを白状し泣き崩れるが、「轢き逃げは寒河江ではないかもしれない」という久能の推理どおり、轢き逃げしたのは寒河江を脅して車を借りた部活の先輩であることが判明する。

バスジャック事件(1巻 - 2巻 episode2)

ある秋の日、久能は印象派展に向かうが、乗り込んだバスがバスジャックされる。久能はマイペースな物言いでバスジャック犯の犬堂オトヤを怒らせる。

バスは犬堂邸に到着。犬堂オトヤと兄の犬堂ガロは乗客を一室に集め、「トロッコ問題」「自分が犯した最も重い罪」について一人ずつ語らせる。深夜、犬堂兄弟が部屋を出た隙に、久能は警察に通報。大隣署の面々が駆け付けると、犬堂兄弟はあっさり犯行を認める。久能は乗客の一人・熊田が事件の首謀者犬堂我路であることを見抜く。オトヤの兄は我路になりすました犬堂ハヤで我路のいとこだった。彼らは我路の姉で連続生き埋め殺人事件の被害者犬堂愛珠を殺した犯人を探すため、愛珠と最後にバスで乗り合わせた乗客を誘い込んだのだった。

久能はバス運転手の煙草森誠のある癖を指摘し、彼が愛珠を「片づけた」と推理する。煙草森は連続生き埋めを認め、事件は解決する。久能は、自分をうざいと言わなかった我路に好感を持ち、彼と再会を約束する。

冬のある日、久能のアパートに不起訴になった我路から宅配便が届くが、中に入っていたのは煙草森から切り落とされた腕だった。我路たちは煙草森が精神鑑定にかけられる前に護送車を襲い、一線を越えてしまい、逃亡生活に入る。

つかの間のトレイン(2巻 episode3)

バスジャック事件で行くことができなかった印象派展が、広島で開催されることを犬堂我路から聞いていた久能は広島行の新幹線に乗車。隣の座席に座った紘子が読んでいた手紙が目に入り、「きょうとにはくるな」と口走る。手紙に描かれたイラストの頭文字を並べ替えると、手紙の文章の内容に反した警告文が浮かび上がる。

紘子は実の両親を亡くし、母親の知り合いの女性に引き取られて育てられた。しかし、養母宛てに実の父親が紘子を返してくれと懇願する手紙の束を発見し、両親が亡くなったのは嘘だったと気付いた。紘子は養母に隠れて父親と文通を始めた。結婚が決まった紘子は父親とヴァージンロードを一緒に歩きたいと、育ての母親に内緒で父親に会うために京都に向かっているのだという。養母宛ての手紙にも父親に会わないよう警告するイラスト暗号が描かれていた。久能は父親の暴力に苦しむ母親が父親に悟られないようメッセージを送っていると推測する。

久能は後ろの座席に座る中年女性に声をかける。彼女は養母の美樹谷サキでこっそり紘子のあとをつけていた。サキは、暴力をふるう父親は既に亡くなり、返事を書いているのは精神を病んだ母親だと明かす。二人は京都駅で降りるが、久能はサキを呼び止め、ひとつだけ不明だった暗号からサキと母親が父親を殺し、母親は病んだのではと言う。だがサキは答えをはぐらかし、紘子に続いて新幹線を降りていく。

狩集家遺産相続問題(2巻 - 4巻 episode4 - 4-5)

広島で無事に印象派展を見た久能は市内で狩集汐路と知り合い、なぜか汐路の祖父・狩集幸長の遺産相続会議に出席させられ遺言を聞く。狩集家は昔から遺産を当主となる1人にのみ相続するのだが実子4人はすでに亡くなっており、孫の代にあたる狩集汐路、狩集理紀之助波々壁新音赤峰ゆらの4人から選ばれることになる。昔から相続の際に死人が出るといわれており、それらは事故や病気であると言われているが汐路は警察の捜査不備を疑っていた。久能は狩集家に泊まりこむことになり、遺言の「それぞれの蔵において あるべきものをあるべき所へ 過不足なくせよ」という言葉や不審な出来事、「鬼と二人の従者が一家を殺して狩集家を乗っ取った」という伝説に出会う。

久能は鬼と同じ癖毛の人物が殺されていると推理。蔵の床下から大量の人骨が見つかる。幸長の実子4人を自動車事故に見せかけて殺したのは狩集家の弁護士・車坂の孫の車坂朝晴だった。車坂家と税理士の真壁家は鬼の乗っ取りが露見することを恐れ、代々狩集家で鬼の特徴を持つ子孫を始末していた。汐路の父親たちは狩集家の真の子孫の女性に会っていた。彼女は4人の孫にそれぞれの親から注文されたパワーストーンブレスレットを渡す。見届けた久能は新幹線で帰京する。

雨は爼上に降る(4巻 episode5)

雨の日にポテトサラダを食べに出かけた久能は、雨に濡れながら「山賊の歌」を歌う男と出会う。彼は記憶喪失だった。久能とのとりとめのない会話の中で彼は「爆弾を仕掛けたかもしれない」と言い出す。久能は彼との会話から爆弾の場所を導き出し事故を未然に防ぐ。爆弾魔三船三千夫は逮捕されたが、久能は土手から転落する。

ばちあたり夜話(4巻 episode6)

爆弾事件の後、久能は池本巡査に半ば強制的に検査入院をさせられる。犬堂我路から送られてきた謎の指輪に頭を悩ませていると、無人のはずの隣のベッドに元刑事の牛田悟郎がいた。牛田は連続殺人犯羽喰玄斗に狙われている女性を保護しに向かったが、着替えに戻ったせいで、相棒の霜鳥信次は重傷、女性は亡くなった事件を語る。羽喰は失踪、片腕が動かなくなった霜鳥は刑事を辞めて警備会社に転職した。久能は霜鳥が真犯人というケースに言及。牛田は事件の証拠品を発見しており、それを墓まで持っていくか迷っていたという。翌朝、久能は牛田が昨日の朝に亡くなっていたと知る。そこへ霜鳥が見舞いにくるが、牛田から証拠品を送られた警察が霜鳥を逮捕する。

暖かいのか温かいのか(4巻 episode7)

検査がすべて終わり退院を翌日に控えた久能整は、掲示板に貼られた手書きの文章にある誤字に気が付く。誤字を正しい字に直しつなげると「温室 三時 招待」となる。犬堂我路によるものではないかと思った久能が午後3時に温室に行くと、温室の奥の部屋の鍵を発見。部屋の床に謎の数字が書かれていたが、温室の管理人梅津真波に追い出される。 病室に戻り牛田にもらった『自省録』を読んでいた久能は数字と『自省録』のページ、行数、文字数が暗号になっているのに気づく。暗号に従い再び温室を訪れた久能は鉢植に埋められたバッグを発見。梅津が病院で亡くなった老婆から譲られたものだった。久能は梅津に正直に相談することを勧める。数字の暗号を書いた女性が現れ、ライカと名乗る。

天使の連続放火事件(5巻 episode8 - 8-4)

久能はライカによって両親が亡くなり子供だけが助かった放火事件の現場に導かれる。放火現場に書かれたマークが病院にもあると聞いた久能は池本巡査に連絡。池本によればそのマークを書くと炎の天使が虐待する毒親を燃やしてくれる都市伝説だという。青砥は去年少年院から出所した井原香音人を疑う。久能は病院で下戸陸太に絡まれる。下戸は久能が事件について知っていると香音人に報告。久能を病院の倉庫の中でマークを書かれた親と共に焼殺しようとする。運よく逃れた久能を下戸は香音人に会わせる。香音人は虐待する母親を火事で亡くしたあと、同じく虐待されていた下戸の家を放火し、同じ手口で子供たちを助けていたが、助けた子供が苦しんでいると知り放火を辞めると言う。引き留める下戸に久能は香音人を殺したのかと問う。下戸は殺した香音人と一人二役を演じていた。警察が踏み込む直前、久能は教師になる決意を語る。

デートならぬ遠出(6巻 episode9)

親交を深めていた久能整ライカは深夜3時に初詣に行く。ライカの提案で営業していた焼き肉店に入ったが、久能とライカは店長の娘の様子がおかしいのに気づく。注文を取りに来た娘の不審な言動を暗号と見抜いた久能の通報で、店長に成りすましていた強盗浦部沢邦夫が逮捕される。

横浜連続殺人事件(6巻 episode2.5 - 2.5-3)

横浜で3件の女性連続殺人事件が発生。22年前消息を絶った殺人犯羽喰玄人が容疑者として浮上する。逃走中の犬堂我路は生前の愛珠の足取りを追って漂流郵便局や横浜の闇カジノへ行き着く。愛珠はカウンセラーの薦めでカジノで働いていたという。寄木細工ミュージアムの辻浩増からは愛珠の恋人月岡桂の話を聞く。犬堂たちは郵便局のハガキに書かれた「ジュート」を探しはじめる。

横浜では再び殺人が発生。現場に「羽喰十斗」の名と我路の指紋が発見される。女性刑事猫田十朱は聞き込みに行ったミュージアムの辻に呼び出され襲われるが犬堂たちが辻を連れ去る。辻は羽喰玄人の息子・十斗で、父親の遺体を発見してほしいと事件を繰り返していた。犬堂は辻が愛珠と同じカウンセラー・鳴子巽の治療を受け指輪をもらっていたと聞くと、辻を葉山に置き去りにして、細工師の月岡桂を訪ねる。愛珠のからくり箱を開けてもらうと鳴子の指輪が出てくる。我路は辻も愛珠も誰かに誘導されたと睨み、辻の指輪を入院中の久能に送る。

アイビーハウスの謎解きミステリー(7巻 episode10 - 10-3)

ある週末に蔦薫平の別荘で謎解きミステリー会が開催された。蔦の友人である天達春生は、自らが教鞭を執る東英大学の学生である久能整相良レンを給仕等のバイトとして参加させた。謎解き会に集まったのは蔦・天達と、その友人である橘高勝、蔦がサイトで知り合ったデラパンである。

お題が出され推理をする中に、天達のパートナーである美吉喜和がストーカーに殺された5年前の事件を彷彿とさせるものがあり、その流れで、事件について語られる。

翌日まで別荘で過ごす中で参加者の言動から、5年前の事件の謎が紐解かれていく。

星降る舌八丁(8巻 episode11)

久能整ライカを誘って病院から一番近い美術館を訪れる。観覧をしている最中、男たちが他の観覧客に質問をして回答がないと襲いかかっている姿を目撃した。逃げようとするが、整たちもまた男たちに捕まってしまう。男たちは整たちに上の句を告げ、下の句を知っているか、と問いかける。知っているふりをしながら会話をすると、男たちは自分たちの「親方」が下の句を知っている人物と待ち合わせ、何かしらの「仕事」をする予定だったと事情を話し始める。整たちは、男たちと共に「仕事」の内容、謎を解き始める。

謎は解け、整とライカは無事に帰還するが、後日、整は病院でライカによく似た女性を見かける。ライカはその女性(千夜子)と自分は同一人物であり、自分が「後からできた人格の一人だ」と答え、事情を説明する。

耳寄りな話(8巻 episode12)

久能整がフルーツサンドのお店に並んでいる間に耳に入ってくるおしゃべりの数々。タイムリミットが来て列から離脱する時、とりわけ気になったおしゃべりの主に自分の考えを伝えてから整は去る。

双子を見分ける(8巻 - 9巻 episode13 - 13-2)

久能整が通う大学に狩集汐路がやってきて、ある双子を見分けるミッションを整に与える。双子は、会社社長を勤めていた母親以外には見分けがつけられず、その母親もまた半年前に事故で死亡してしまい、今は叔父(双子から見ると父の弟)が世話人となっている。整は家庭教師という名目で双子のもとへと通うことになるが、やがて双子について重大な秘密があり「見分けがつかないようにしてる」のは故意であることに気がつき、結果として見分けができるようになった。

やがて、世話人の叔父が見分けられるようになったことを聞いてかけつけるが、叔父もまた双子を見分けたい事情を隠していた。叔父の陰謀により、整や双子たちは、危機を迎えることになるが、現れた我路に救われる。

enclosure(9巻 episode12.5)

犬堂愛珠の死去前の足どりを追う犬堂我路は、横浜の連続殺人で知った鳴子巽という人物を調べ始める。

鍵山事件を終わらせる(9巻 - 10巻 episode14 - 14-6)

久能は大きなバッグを抱えた不審な男と出会い青砥に連絡する。青砥は別居中の娘・友香と会ったが、別れた直後友香は誘拐される。誘拐犯は「してんちょう」を名乗り別の子供を誘拐するよう要求。青砥と合流した久能は8年前の冤罪事件「鍵山事件」が関連していると推理。久能と青砥はスイミングスクールコーチの蘇我実の家で眠る井口虎雄の息子竜樹を車に乗せ、奥多摩のキャンプ場に導かれる。鍵山事件の関係者5組がプレハブに閉じこめられリモート会議で事件の真犯人探しが始まる。久能は参加者の一人の井口虎雄が犯人と見抜く。鍵山事件の真相は盗撮犯小諸武史の好みでなかった少女を哀れんだ井口の犯行だった。少年時代の井口の友人を連れ去り、竜樹をアレルギーで死なせた蘇我は川に沈められていた。

失われた時を重ねて(11巻 episode15)

久能は相良から日当1万円のバイトに誘われる。当日廃校になった校舎に集合すると、理事の坂巻洋子が認知症の夫が30年前埋めたタイムカプセルを探してほしいと呼び掛ける。バイトの若者たちは残された日記や写真をヒントに推理する。久能は秘書の桐江に問いかける。桐江は実は認知症なのは洋子で自分は夫の行人だと打ち明ける。久能と相良はタイムカプセルは旧函館区公会堂にあると推理。函館に問い合わせると既にカプセルが発見されていたことが判明する。

果報の塩梅(11巻 episode16)

久能はライカにフルーツサンドを持って会いに行くが紙袋の中に赤い玉が入っていた。久能とライカは久能の足取りをたどり、玉が商店街の福引きの玉であること、それを子供が拾って紙袋に入れたことを突き止める。子供が遊んでいたというビルの屋上に行くと倒れている老人を発見。彼は屋上で倒れたとき赤い玉を下に投げたことで久能たちに発見され凍死を免れたのだった。

気がつけば潮目(11巻 episode14.5)

ガロは叔母さんからの情報で整が夢中だというライカに会いに行く。整が遭遇した事件で星座のアクセサリーを身に着けていた人物たちについてライカに教えてもらい、「整と情報のすり合わせをしたほうが良い」とも言われる。

その後、今日で最後のつもりで鳴子の家を張りに天井裏に入ったら燻煙式の殺虫剤でいぶされたため天井を蹴破って逃げた。自分にたどりつくよう鳴子に誘導されて、鳴子が見せたい情報だけを見ていたことに気づく。鳴子が見せた情報のひとつが、狩集汐路が患者だということである。

富山殺人事件(12-13巻 episode17)

登場人物

主要人物

久能整(くのう ととのう)
本作の主人公であり、探偵役。19歳の大学2年生[12]魚座。ボリューミーな天然パーマの髪[13]と仏頂面が特徴的な青年。土日にはよくカレーを作る。趣味は絵画鑑賞で特に印象派を好みグッズを集めている。パワーストーンや星座に詳しい。天然パーマは一応気にしている。マフラーを巻いていることが多く、タートルネックも着用する。大学では教育学部で、将来は教師志望。
「友達も恋人もいないが快適」に生きていて、基本的には1人で行動する。好き嫌いが激しく、興味を持った人間には例え犯罪者であろうと積極的に話しかけるが、興味のない人間からは干渉されても無視したり冷たい態度をとる。恋愛経験はないが、犬堂我路とライカのことは気になっていると作中で語っている。
僕は常々思うんですが」が口癖で、気になる事があると相手構わず思ったことを喋り出す。記憶力と観察力、事実から推測する力に優れ、相手のちょっとした言葉のあやから心理を見ぬくのが得意。意図的に相手を刺激して怒らせ、本音を引き出したりもする。社会では「当たり前」とされている常識にも常に疑う視点を持ち、本人としては思ったことをそのまま話しているだけに過ぎないが、それが事件の真相解明に繋がったり、悩みを解決に導いたり、傷つけられた人の心を救ったりすることもある。反面、思い込みやソースを確かめずに喋ることもあり、作中ではしばしば注意される。
達観しているように見えて、精神的には非常に子どもっぽいところがある。また人の癖を真似る傾向があり、犬堂我路からは「人をイラつかせるからやめた方が良い」と忠告されている。前述の思ったことをすぐに喋らずにはいられない性格と相まって、相手からは「うざい」「面倒くさい」は煙たがれることが度々ある。
首から胸にかけて火傷のような大きな傷跡があり、人前で肌を見せたがらない。幼少期に父親と祖母が母親に辛くあたっていたことから「家庭」というものにトラウマがあり、作中で「男親が嫌い」と指摘されるなど、父親的な男性、父権的な態度を取る者に対して強烈な否定的感情を持つほか、「子供を大切にしない親」には女性であっても嫌悪感を示す。

大隣署

青砥成昭(あおと なりあき)
巡査部長。冷静沈着で敏腕な刑事。かつて冤罪事件を起こし、本庁捜査一課から大隣署に左遷された過去がある。真実を愚直に追い求めるが、整から「真実は人の数だけある。警察が調べるべきは事実」と諭される。離婚歴があり別れた妻との間に娘が一人いる。
池本優人(いけもと ゆうと)
巡査。既婚者。寒河江の事件後に子供が生まれている。整の指摘で夫婦仲が改善したことがあり、夫婦間の問題がおこると整のところへ相談に来る。刑事としては優秀であり、警察と整との連絡係の役割を担う。
風呂光聖子(ふろみつ せいこ)
女性刑事。男社会の警察組織での自分の存在意義に悩んでいた。その上愛猫を亡くした喪失感も加わり、一時は退職を考えた時期がある。しかし、整から「おじさん達の不正を見張る位置」というアドバイスを受け、積極的に捜査に参加していく。
乙部克憲(おとべ かつのり)
巡査。既婚者。子煩悩であるが、最近、娘の反抗期に悩んでいる。整の取り調べ中に「娘の態度は生き物として自然な反応。あなたの育て方は間違っていない」と言われて、毒気を抜かれて取調室を後にしてしまう。

犬堂家

犬堂我路(いぬどう がろ)
初登場はepisode2「バスジャック事件」。
犬堂愛珠の弟。乙女座。長身で「色男」と言われるほど容姿端麗。当初はバスジャックに居合わせた乗客として大学院生の熊田翔(くまだ しょう)を名乗るも、学校に行っている形跡はない。その後バスジャック事件の主犯と名乗り出て、本名を明かす。バスジャック事件収束以降は愛珠の死ぬまでの行動やその原因を探しはじめる。
子供の頃、両親が病弱な姉の愛珠ばかり気にかけ我路をあまり構わなかったことや、気の強い姉に振り回されてきたことから、性格はいろいろと拗らせている。
バスジャック事件で知り合った整を気に入り、関連事件で警察に追われる身となっているため直接顔を合わせることは少ないが、整を様々な人物とめぐり合わせ、事件解決を依頼したりもする。整が窮地に陥った際には救援に駆け付けた。趣味は絵を描くことで、整から「下手の横好きレベル」と評されたことを後々までネタにしている。
犬堂甲矢(いぬどう はや)
我路のいとこで乙矢の兄。我路と共にバスジャック事件を起こした。若い頃は愛珠から好意を寄せられていたが、甲矢自身は「犬堂家のお姫様に手を出す勇気はなかった」という。バスジャック事件収束後も愛珠の死の謎を追って我路と行動を共にしている。本業は医師
犬堂乙矢(いぬどう おとや)
我路のいとこで甲矢の弟。バスジャック事件では車内にナイフを持ち込み、他の乗客を脅す役をしていた。欠点の切れやすいことを自覚している。
「どうして人を殺してはいけないのか」という問いに対する「劣等感の裏返し」という整の指摘に逆上して襲い掛かるが、兄の甲矢によって取り押さえられる。事件解決後、美男美女揃いの一族、我路と甲矢、及び愛珠に対して、コンプレックスを持っていたがゆえの逆上であったと語っている。
バスジャック事件後も甲矢と共に我路の調査行動に同行している。
犬堂愛珠(いぬどう あんじゅ)
犬堂我路の姉。犬堂甲矢・乙矢兄弟はいとこ。持病があり幼少より大事に育てられたため「一族のお姫様」と呼ばれるほど気が強く周囲を振り回してきたが、実は病で普通の生活ができないことで人知れず悩んでいた。ある殺人事件の被害者となる。山羊座シルバーリングを遺した。少女時代は甲矢のことが好きだった。
犬堂我路の叔母
いろいろ動いてくれる叔母で、愛珠の部屋を片付けたり、整の活躍を我路に報せるなどする。土手から落ちて検査入院したことも爆弾魔を捕まえたことも知る人物。

整の関係者

ライカ
初登場は「暖かいのか温かいのか」。整が検査入院した大隣総合病院の入院患者。獅子座。病院掲示板の誤字を使った暗号に気が付いた牛田悟郎にマルクス・アウレリウスの『自省録』を渡した。その後同じく暗号を解いた整と病院の温室で知り合い、以降は整と交流を深め、2人で様々な場所に出かけるようになる。毎日見回りの隙をついて無断で病室を抜け出すも、1時間以上はベッドを空けられない。
千夜子という名前の妹がいると話しており、妹を大切に想っている様子を見せる。その一方で、「春になる頃には私はこの世にいない」を意味深な発言を残す。実は千夜子の中にいるもう1人の人格で、父親から性的虐待を受けていたため生まれた。「ライカ」という名前は、かつて父親が愛用していたカメラに由来している。自分のことは人間ではなくカメラだと認識しているが、整と交流することで徐々に人間のような感情が芽生え始めている。
千夜子(ちやこ)
解離性同一性障害」、いわゆる多重人格障害を患う患者。ライカの主人格。かつてはライカ以外にも別人格が多数存在していたが、それらが統合される形で消滅し、ライカだけが最後まで残った。自分のことを歩けないと思っているが、毎日見回りの隙をついてライカ人格として無断で病室を抜け出している。春までには多重人格から脱することになっている。
天達春生(あまたつ はるお)
東英大学の心理学の准教授。未婚。パートナーの美吉貴和とともに整を幼少期から見守り、整が教師を目指すきっかけとなった恩師。整には常に証拠や情報源を確認するように言っており、占いや誕生石の意味などは科学的根拠がないものとして忌み嫌っている。
美吉喜和(みよし きわ)
故人。心療内科に勤める心理カウンセラーで天達春生のパートナーだった。絵を描くのが趣味。占星術は人の生きた証だと考えている。幼少期の整に愛情を注ぎ、整に大きな影響を与えた女性。作中現在の5年前にストーカーにより殺害されている。
相良レン(さがら れん)
東英大学の男子学生。天達のゼミで整と一緒だがアイビーハウス事件で知り合うまで話したことはなかった。コミュニケーション強者で、中学から彼女が途切れたことがなくモテる。一見チャラいが頭の回転が速く、整と張り合えるほどの推理力を持つ。地図が好き。人となりを知るためにアンケートを取りたがる。整にとって同年代で初めて交流を持つ相手。

複数エピソードの関係者

羽喰玄斗(はぐい げんと)
連続殺人犯。売春を生業とした女性を連続殺人し、平成の切り裂きジャックと呼ばれる。指紋も体液も凶器も残したままという犯行傾向がある。東京と神奈川で3年間で18人の女性を殺したとされる。18件目では刑事にも重傷を負わせたとされている。
その後22年間消息を絶っており、両親は首をくくり、親戚は散り散りとなった。生きていれば6巻の時点で50歳だったが、「ばちあたり夜話」時に遺骨が発見される。
鳴子巽(なるこ たつみ)
辻浩増を診ていたカウンセラー。テレビにも出演する著名人。四谷にクリニックがある。横浜にも回診に行っている。
辻の紹介で犬堂愛珠も診ていたことを知ったため我路の調査対象者となる。
久我山実知(くがやま みち)
初登場は「鍵山事件を終わらせる」
「週刊リアル」の女性記者で青砥の冤罪事件をすっぱ抜いた。モラルのない取材姿勢から青砥に嫌われている。

episode1 容疑者は一人だけ

寒河江健(さがえ けん)
整と同じ大学に通う大学生。実は高校のクラスメイトでもある。父親が会社社長のほか、親戚に議員もいる。西郷坂公園で刺殺された。
薮鑑造(やぶ かんぞう)
大隣署の警部補。妻と子供を轢き逃げで亡くしているが、当時張り込み中だったため、死に目に立ち会わなかった。蠍座トパーズのネクタイピンをしている。

episode2 バスジャック事件

淡路一平(あわじ いっぺい)
アルバイト先を転々としているフリーター。バスにはアルバイト先に向かうために乗っていた。
露木リラ(つゆき りら)
町工場の事務員。当初は自分をジャーナリストだと嘘をついていた。
奈良崎幸仁(ならざき ゆきひと)
大手保険会社の元重役。現在はボランティア活動をしており、バスに乗ったのもそこへ行くため。欠点は昔部下に鬼と恐れられた頑強さ。
小林大輔(こばやし だいすけ)
無職。バスに乗ったのは祖父の見舞いに行くため。
柏めぐみ(かしわ めぐみ)
主婦。バスに乗ったのはクリニックに行くため。
煙草森誠(たばこもり まこと)
バスの運転手。

episode3 つかの間のトレイン

美樹谷紘子(みきたに ひろこ)
整と同じ新幹線の隣席に座っている女性。
美樹谷サキ(みきたに さき)
紘子の養母。

episode4 狩集家遺産相続問題

狩集汐路(かりあつまり しおじ)
狩集幸長の孫。東京在住の女子高生。絵を描く関連で知り合った我路から紹介され、整に遺産相続問題の相談を持ちかける。幸長の子である父を8年前=汐路8歳の時に交通事故で亡くした。父は画廊をやっていた。
狩集幸長(かりあつまり ゆきなが)
広島県の旧家「狩集家」の当主。汐路の祖父。交通事故で4人の実子をなくして身体を壊した。2巻時点で先月死去。「孫世代のうちの1人に財産を相続させる」旨の遺言書を遺した。
狩集理紀之助(かりあつまり りきのすけ)
狩集幸長の孫で天パ。病院で組織検査の仕事をしている。幸長の子である父を8年前に交通事故で亡くした。真壁税理士の孫である絹代と昔からいい感じ。
波々壁新音(ははかべ ネオ)
狩集幸長の孫。不動産関係の仕事をしている。万音(マオ)という妹がいる。幸長の子である母を8年前に交通事故で亡くした。
赤峰ゆら(あかみね ゆら)
狩集幸長の孫。仕事を辞めて子育てと家事をしている。幸(さち)という天然パーマ髪の娘がいる。幸長の子である母を8年前に交通事故で亡くした。
マリ
狩集 幸長のいとこ。夫を亡くし弟も亡くした時、車坂弁護士に頼まれて、身体を壊した幸長と家の世話をしていた。
宝田完次(たからだ かんじ)
狩集家の一人で、マリの弟。今は亡き人物。3巻時点の9年ほど前に上演された演劇『鬼の集(つどい)』の脚本を書いた。酒が一滴も飲めない。
車坂(くるまざか)
狩集家の顧問弁護士。
真壁 (まかべ)
狩集家の顧問税理士。
車坂朝晴(くるまざか あさはる)
顧問弁護士の孫。弁護士を目指している。汐路の初恋の人。

episode5 雨は俎上に降る

三船三千夫(みふね みちお)
時限爆弾を仕掛ける犯人。交通事故に巻き込まれ、記憶を失ってしまった状態で整と遭遇する。三好達治の詩を暗唱し、3という数字にこだわりを見せる。牡羊座のリングを所持している。

episode6 ばちあたり夜話

牛田悟郎(うしだ ごろう)
元刑事。整が検査入院した夜に、隣のベッドから話しかけてきた。整に『自省録』を託す。
霜鳥信次(しもとり しんじ)
牛田悟郎の刑事時代の相棒。羽喰玄斗事件を追う中で重傷を負い、刑事を辞めて、妻の実家が経営する警備会社に入った。

episode7 暖かいのか温かいのか

梅津真波(うめづ まなみ)
整が検査入院した大隣総合病院の庭の角っちょにある温室の管理人。母を亡くしている。会話では「」を「にゃ」に変換して話す。
整とライカが浸かりながら事件後に会話などをよくする温室に併設している足湯の管理もしており、このエピソード以降も度々登場する。カフェや季節イベントなどにも力を入れている。
宗像冴子(むなかた さえこ)
かつて大隣総合病院に入院していた患者。生前、梅津真波と仲が良かった。

episode8 天使の連続放火事件

井原香音人(いはら かねと)
父の浮気で両親が離婚。母は香音人を溺愛しつつ虐待した。10歳の時に母を自宅の火事で亡くした後父に引き取られたが、K町の倉庫街の家に一人で住まわされている。14歳の時放火して17歳で捕まり、医療少年院2年を経て出所。5巻時点で、出所から1年経っている。シシという飼い猫を抱いている。
下戸陸太(おりと ろくた)
カエル、あるいは陸(ろく)と呼ばれる男性。香音人を「先輩」と呼んでいる。香音人から贈られた真珠のピアスを着けており、蟹座を示すと思われる印が付いている。兄の死後、母の虐待が激化し父は家に帰らないようになった。7年近く前11歳の時に押し込み強盗に入られ、両親は縛られ放火されて死去。犯人は捕まっていない。この自宅の火事以来、オレンジ・黄・赤などを見ると身体のどこかが痛むようになった。現在は真っ赤のみに反応。小柄だが力はある。
鷲見翼(すみ つばさ)
5年前放火殺人で生き残った子ども。現在高校生。都市伝説サイトの管理人。両親から虐待を受けていた。

episode9 デートならぬ遠出

浦部沢邦夫(うらべさわ くにお)
指名手配中の強盗殺人犯。焼肉店で店主になりすましていた。
沙也香(さやか)
焼肉店店員。整とライカに暗号でSOSを求める。

episode2.5 横浜連続殺人事件

辻浩増(つじ ひろまさ) / 羽喰十斗(はぐい じゅうと)
横浜の寄木細工ミュージアムの学芸員。身長153cmの男性。職場で「こうちゃん」「こうまちゃん」と呼ばれている。射手座ラピスラズリの指輪を着けている。ある事件で母を亡くしてから診てもらっていたカウンセリングの先生(鳴子巽)を、愛珠に紹介した。
月岡桂(つきおか かつら)
寄木細工の作家。箱根の高級な別荘地帯の入り口に工房がある。生前の犬堂愛珠に寄木細工を教え、互いに好意を抱いていた。
備前島操(びぜんじま みさお)
横浜港中央署の警部。他の署にも知れ渡る名物刑事。部下に口すっぱく「お客様体質に気をつけろ」と説いている。高知県桂浜出身。
猫田十朱(ねこた とあけ)
横浜港中央署の女刑事。地域課が長かったため、ホームレス全員の顔を覚えている。
川辺(かわべ)
横浜港中央署の刑事。自ら指示待ち世代と称するゆとり新人。方向オンチ。
辻十岐子(つじ ときこ)
羽喰玄斗の17人目の被害者とされるが、凶器が見つからなかったことから、羽喰の犯行ではないとする説もある。羽喰玄斗の内妻であり、辻浩増の母親。横浜の連続殺人事件で、被害者の傷口に彼女の血液が付着していた。
加藤(かとう)
横浜のホームレス。我路と親しい情報屋。
五十嵐留美(いがらし るみ)
闇カジノでバイトしていた。4人目の被害者となった。横浜の大学の学生。被害現場に「羽喰十斗」と署名が残されていた。

episode10 アイビーハウスの謎解きミステリー

橘高勝(きつたか まさる)
天達、蔦の高校の頃からの友人。役所勤め。未婚で、同居する親の認知症が進んでいるため退職を検討している。昔はパーフェクトマンと言われていた。
蔦薫平(つた くんぺい)
天達、橘高の友人。40歳、未婚。物書き、役者。親の遺産で悠々自適に暮らしている。ミステリー会の主催となる山荘の主人。
デラ、パン
蔦薫平と“アイビーを張り巡らせよう” の会のサイトで知り合い、ミステリー会に招待された。パンは未婚。デラは息子が3人いる。

episode14 鍵山事件を終わらせる

赤間友香(あかま ゆか)
青砥の娘。両親は離婚し父とは別れて暮らす。12歳。スイミングスクールに通っていた。
赤間敦子(あかま あつこ)
青砥と離婚した元妻。検事。
井口竜樹(いぐち たつき)
小学二年生。卵にアレルギーがある。赤間友香と同じスイミングスクールに通っているがクラスは違う。
井口虎雄(いぐち とらお)/支点ちょう
井口竜樹の父、シングルファーザー。婚姻時の名は田中静雄。近所で「子煩悩」と認識されている。バード急便でまじめに働いている。四角い顔つきの男。なにかと選択を迫る癖がある。鍵山事件の犯人。”天秤にかける”というフレーズが人生のテーマで、タイガーアイ天秤座のマークが入ったペンダントを身に着けている。
田中美代子(たなか みよこ)
鍵山事件の前年、娘を小諸に撮られ激怒し、鍵山事件で小諸が警察に疑われるきっかけをつくった。当時は井口虎雄と婚姻関係にあったが、小諸の復讐を恐れ離婚して娘と遠方に引越した。
小諸さくら(こもろ さくら)
10歳。小諸武史の娘
小諸武史(こもろ たけし)
鍵山事件の容疑者。事件現場近くの家の補修工事をしていた。娘に似た子どもをかわいいからと写真に撮ったことを田中美代子に咎められ、鍵山事件で警察に疑われることとなった。強要され自白したが、裁判で無罪となった。
久我山颯介(くがやま ふうすけ)
久我山実知の息子
塩川芳子(しおかわ よしこ)・塩川勇(しおかわ いさお)
小諸の隣に住んでいた夫妻。鍵山事件の公判で「事件当日に小諸が雪ちゃんと歩くのを見た」旨の証言をした。実際には見たのは妻のみで、記憶も定かではなかった。
塩川美琴(しおかわ みこと)
塩川夫妻の娘
近江 雪
鍵山事件の第一の被害者である少女
南出 岳(みなみで がく)
多摩川少年失踪事件の被害者。小1の男子。鍵山事件の2人目の被害のあとの時期に失踪。少女ではないことと他の鍵山事件とは位置が離れていることから、鍵山事件とは関係ないと目されてきた。Episode14の「今月」に神奈川西部の土砂崩れで発見された複数の白骨遺体のうち一番新しいご遺体が彼だった。
蘇我実(そが みのる)
井口竜樹が通っていたスイミングスクールのコーチ。通称イルカ先生。子供を海外に売る仕事をしていた。井口虎雄の友達も被害者。てんびん座で、天秤座のマークのペンダントを身に着けている。

「架空の実験」問題

第3巻にて主人公が語る「母親が乳児の世話をしながら家事をする大変さを、父親たちに擬似的に体験させる実験」[14]のエピソードは子育てにまつわる興味深い話としてインターネット上で広く取り上げられた[15]。あたかもその実験が実在するかのような描写であったが、実際には小説家の水木ナオの作品を元にした架空のものであり、田村がインターネット上で目にして事実だと誤認して使用していたと判明したため、編集者と共に謝罪表明し、以降の重版および電子書籍の更新では該当のエピソードが登場する箇所に水木ナオの著作を元にした旨を記すようになった[15]

評価・反響

2023年3月時点で累計部数は1800万部を突破している[16]。また、2021年7月には1か月の電子版の売り上げが小学館の歴代最高を記録した[17]

マンガ新聞の2名のレビュワーはそれぞれ「本格サバイバルに秀でた田村由美が、そこで培ったうんちくや構成力が本作で大いに生かされている」「SF漫画の名手である田村は、現代日本を描いても日本一」と肯定的に評価した[18]。MANGA ART HOTEL,TOKYOの共同代表である御子柴雅慶は「主人公が事件を解決するだけでなく、人の本質的な考え方すら是正するサスペンスが苦手な人でも読み進められる作品である」と評した[19]。雑誌『ダ・ヴィンチ』の2018年8月号では本作がプラチナ本として紹介され、編集長である関口靖彦は「読者の目に映る世界をひっくり返すミステリ作品である」と評した[20]

受賞

結果 出典
2018年 ダ・ヴィンチ2018年8月号「今月のプラチナ本」 受賞 [21]
2019年 このマンガがすごい! 2019 オンナ編 第2位 [22]
マンガ大賞2019 第2位 [23]
2022年 第67回小学館漫画賞一般向け部門 受賞 [24]

書誌情報

  • 田村由美 『ミステリと言う勿れ』 小学館〈フラワーコミックスアルファ〉、既刊12巻(2023年1月10日現在)
    1. 2018年1月10日発売[25]ISBN 978-4-09-870029-5
    2. 2018年5月10日発売[26]ISBN 978-4-09-870120-9
    3. 2018年10月10日発売[27]ISBN 978-4-09-870204-6
    4. 2019年2月8日発売[28]ISBN 978-4-09-870406-4
    5. 2019年9月10日発売[29]ISBN 978-4-09-870542-9
    6. 2020年2月10日発売[30]ISBN 978-4-09-870861-1
    7. 2020年9月10日発売[31]ISBN 978-4-09-871103-1
    8. 2021年3月10日発売[32]ISBN 978-4-09-871277-9
    9. 2021年7月9日発売[33]ISBN 978-4-09-871400-1
    10. 2021年12月10日発売[34]ISBN 978-4-09-871497-1
    11. 2022年6月10日発売[36]ISBN 978-4-09-871690-6
    12. 2023年1月10日発売[37]ISBN 978-4-09-871884-9

コラボレーション

結婚情報誌ゼクシィ』(リクルート刊)の2022年2月号(2021年12月23日発売)の付録冊子「ふたりで読むお金の心得本」にて、本作の書き下ろしエピソードが掲載されている[38]

テレビドラマ

ミステリと言う勿れ
Don't Call it Mystery[39]
ジャンル 連続ドラマ
原作 田村由美
脚本 相沢友子
演出 松山博昭
品田俊介
相沢秀幸
阿部博行
出演者 菅田将暉
伊藤沙莉
尾上松也
門脇麦
白石麻衣
鈴木浩介
柄本佑
岡山天音
早乙女太一
水川あさみ
北村匠海
遠藤憲一
佐々木蔵之介
船越英一郎
小日向文世
筒井道隆
永山瑛太
音楽 Ken Arai
エンディング King Gnuカメレオン
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデュース 草ヶ谷大輔
熊谷理恵(大映テレビ
製作 フジテレビ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
映像形式字幕放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
解説放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2022年1月10日 - 3月28日
放送時間月曜 21:00 - 21:54
放送枠月9
放送分54分
回数12
公式サイト

特記事項:
初回は30分拡大(21:00 - 22:24)[40]
最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
テンプレートを表示

2022年1月10日から3月28日までフジテレビ系月9」枠で放送された[40][41]。主演は菅田将暉[1][41][42]

制作

ドラマ化は各テレビ局の争奪戦になり、その中からフジテレビが権利を獲得した[43]。フジがコンペティションに勝てたのは先に菅田将暉をキャスティングできたことで原作者の了承を得たことが大きいと草ヶ谷大輔プロデューサーは語っている[44]

2021年6月にドラマ化を発表[41]。菅田が出演する日本テレビ系ドラマ『コントが始まる』、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』の撮影スケジュールと重ならないよう、放送開始より1年以上前の2020年秋より撮影され、発表時にはほとんど撮影を終了していた[45]

キャスティング

主人公の久能整は、感情をあまり表にださず、基本的に仕草や動作もないので役者の表現範囲が狭まってしまうため「その状況でも説得力を出せる」「すごい情報量を話しながら間を芝居で埋められる」[46]俳優として菅田将暉に白羽の矢が立った。

菅田は「主人公の整もまた、間違いをおかす人間である」ことを意識し、当初は整を原作のイメージのおっとりした口調で演じる予定であったが、紙に描いたものをそのまま生身の人間がゆっくり喋ると「主人公が教祖化してしまう」という懸念から、より人間的な感情を見せる人物として演じるプランに変更した[47]。さらに原作者の田村由美と面談した際に田村自身が整のような好奇心旺盛な人物であるという印象を元に、ドラマでは田村の喋り方を参考にし、原作をそのまま再現するよりも、原作にこめた作者の考えをより視聴者に伝えるための演技方法をとった。

主人公が語る内容については菅田自身が「本当に思っていないと喋れない」ため、関連する知識を調べるのに時間をかけ[47]、作中に登場する『自省録』などを読み込むなどで役作りをした[46]。 また、菅田自身でゲスト出演者のキャスティングを提案したり[47]、当初台本上になかった原作のセリフを現場で入れてくれるよう監督に頼むなど、原作との擦り合わせを行った[48]

また、田村はドラマの企画を示された際に「風呂光聖子の成長も描きたい。そのため演技の上手い伊藤沙莉をなんとしても起用したい」と草ヶ谷プロデューサーから提案されたことで「きちんとキャラと向き合ってくれている」と感じ了承した[49]。ドラマ終了後には「探偵役と刑事の両方を立てるのは実はやりづらいことだったりするので(実際どっちかが阿呆にされがちだし、協力するのも無理がある)、そのため(原作では)刑事たちの出番は限定されていました」と、ドラマの刑事たちの描写が原作と食い違っていた事も語っている[50][51]。 しかし田村自身がたびたびドラマの撮影現場に足を運び、スタッフやキャストとコミュニケーションを取り、生身の人間が演じているのを目の当たりにした結果、登場人物への愛着がより湧いてきたといい、警察側(青砥や風呂光ら)のエピソードを原作でも展開させるきっかけとなったと語っている[50][51]

原作との違い

風呂光聖子の扱い
原作では出番が少ない脇役キャラクターの風呂光聖子をヒロインと位置づけ[52]、大幅に出番が増えている。
  • 原作での池本のセリフや役割がほとんど風呂光に付け替えられているほか、事件解決の際の彼女のセリフは他キャラからの付け替えであり、風呂光個人の登場シーンはすべてドラマオリジナルである
  • 原作では「女性蔑視の残る警察組織で負けずに働く有能な刑事」であるが、ドラマ版では「気がきかず常におどおどしていて男性上司から叱咤されている」存在であり、自分が現場に連れて行ってもらえないのは女性だからだと被害妄想気味な、原作とは正反対のキャラクターになっている。
  • 原作では整とはほとんど会話する場面がないが、ドラマ版では整に恋愛感情を抱き、整のことになると急に積極的になり、整が入院した病院に毎日通ったり、整の師である天達の講演会に出席して自ら整との関係を自己紹介して男性ばかりのミステリー会に参加している。
  • 真夜中に整が入院している病院に忍び込んでライカと整が会っている場面を目撃するなど、ライカに嫉妬心を示す場面が多々ある。
  • バスジャック編の原作では整が乗客たちとの会話からバスジャック犯の真意を突き止めるが、ドラマでは乗客同士の会話が大幅にカットされ、風呂光が一人で聞き込みをして割り出すように変更。
  • episode3で風呂光が暗号解読を依頼する場面と、その際の暗号はドラマオリジナル。
  • アイビーハウス事件の相良レン、横浜連続殺人事件の川辺刑事の存在がカットされ、替わりに風呂光にその役割が付け替えられている。
その他の変更点
  • 原作では整と刑事たちは基本的に別行動で、偶然事件現場で鉢合わせするか事件に巻き込まれた整が警察に通報する形式だが、ドラマ版では「警察側が嫌がっている整を無理やり事件解決に協力させる」場面が見られる。
  • 池本は原作では警察と整との連絡係となって活躍するが、風呂光に本来のセリフをほとんど取られているためドラマでは出番が少ない。また、風呂光の整への好意をからかうようなおちゃらけたキャラクターになっている。
  • 原作では広島市だった印象派展の次の開催場所がドラマ版では「大阪」に変更されたが、「狩集家遺産相続問題」(通称「広島編)が2023年秋に映画公開予定[53][54]
  • 原作では犬堂我路は愛珠の弟だったが、ドラマ版では「愛珠の兄」に変更されている。
  • 大隣署の乙部巡査、バスジャック事件の小林大輔の存在がカットされている。
  • 放映当時の原作ではライカは消えておらず整と行動を共にしているが、ドラマ版ではfinal episodeにて整に二度と会わないと別れを告げ、10話ラストでは原作より時系列が進みライカが消滅している。
  • episode2.5の横浜連続殺人事件の舞台が都内に変更されている。
  • つかの間のトレインでの新幹線の出来事が原作では行きの新幹線だったが、ドラマ版では帰りの新幹線に変更されている。また、美樹谷紘子が読んでいた手紙に隠されたメッセージが原作では「京都には来るな」だったが、ドラマ版では「名古屋には来るな」に変更されている。

あらすじ(テレビドラマ)

詳細なあらすじはミステリと言う勿れ#あらすじを参照。

第1話
整は殺人事件の犯人として取り調べを受けるが、5日目に薮刑事が犯人と言い当てる。整は印象派展を見るため大隣美術館行きのバスに乗るが、バスジャック事件に巻き込まれる。
第2話
バスジャック犯の犬堂ガロ・オトヤ兄弟は従姉の愛珠を殺した犯人を探すため乗客を犬堂家に入れる。事件に気づいた大隣署の面々が機動隊と犬堂家に突入すると、整はこの中に殺人犯がいるという。
第3話
整は運転手の煙草森が犯人と推理し、愛珠の兄・犬堂我路と再会を約束する。我路たちは煙草森の腕を整に送り付け、愛珠の手ががりを求めて漂流郵便局に渡る。愛珠の葉書には「ジュート」の名があった。
第4話
整は記憶喪失の時限爆弾犯に出会い、彼との会話から爆弾が仕掛けられた場所を特定。整は犯人の落とした携帯を拾おうとして土手から転落する。
第5話
入院した整は隣のベッドの元刑事から昔の事件を聞かされ「自省録」を譲られる。翌日整は病院の張り紙の暗号を解き、温室に行く。深夜の温室に暗号を使うライカが現れる。
第6話
退院の日、再び温室に行った整はライカの暗号で隠されたバッグと梅津の問題を解決。整はライカに導かれ放火現場へ。虐待された子供を救う「炎の天使」の都市伝説を知り、通院する下戸と知り合う。下戸は整を呼び出し、放火を依頼した子供の両親と共に焼殺しようとする。
第7話
連続放火事件の容疑で井原香音人が浮上。下戸は揉み合いの末、整を井原のアジトに連れていく。整は放火をやめた井原を下戸が殺害して成り代わっていたと指摘し、下戸は逮捕される。
第8話
整と風呂光は天達教授に連れられ別荘アイビーハウスのミステリー会に参加する。別荘の主人・蔦はバルコニーから転落死した妻を題材にして久能と風呂光を翻弄。参加者の橘高は天達のパートナー・喜和が実際に別荘でストーカー殺人にあっているのに無神経だと怒る。
第9話
翌日、別荘は積雪で停電。整は参加者を観察し、橘高が持参したワインを皆に勧めるのを止める。橘高はストーカーに喜和の居所を教えたことを告白。参加者の刑事は橘高が別のストーカー殺人に関わっていることを指摘。整は橘高の参加者皆殺し計画を推理し犯行を阻止する。
第10話
整はライカを誘い、元旦午前3時に初詣に行き焼き肉店に入る。ライカは自分が千夜子の別人格でもうすぐ統合されて消えると打ち明ける。二人は接客する娘と父親の様子がおかしいのに気づく。整の機転で父親のふりをしていた強盗は逮捕される。整は隠していた胸の傷痕をライカに見せる。春、千夜子が退院するのを整は遠くから見守る。
第11話
連続殺人事件で羽喰玄斗が浮上。我路はジュートの正体を追う。4人目の被害者の現場には羽喰十斗の名と我路の指紋があった。風呂光と組む猫田は辻浩増に刺される。辻は羽喰玄斗の息子・十斗と名乗るが我路に取り押さえられる。
第12話
大阪から帰京する整は新幹線で美樹谷紘子・サキの暗号手紙を解く。辻は犬堂のクルーザーの中で自分の素性と愛珠の秘密を明かす。辻は警察に逮捕され、我路は愛珠の元恋人・月岡を訪ねる。愛珠の細工箱を開けさせると辻と同じ「先生」にもらった指輪が入っていた。我路は辻の指輪を入院中の久能に送る。後日、整と我路は再会。一緒に行こうと言われた整は「どこへ?」と返す。

キャスト(テレビドラマ)

登場人物の設定はほぼ原作通りである。詳細はミステリと言う勿れ#登場人物を参照。

主要人物(テレビドラマ)
  • 久能整 - 菅田将暉(幼少期:柊木陽太[55][56]
    • 菅田将暉は原作の整とは以下のような共通点がある[57]
    • 魚座、血液型A型。
    • 原作では苗字と名前とも最後の母音が「u」で終わる人間は根暗が多いと度々指摘されるが(Kunou Totonou)、菅田の本名と同じく両方とも「u」で終わっている。
    • 菅田は高校時代は整と同じく教師志望であった。また両者とも酒が飲めないため牛乳を飲んでいる。
大隣警察署
犬堂家
  • 犬堂我路 - 永山瑛太(第1話 - 第5話[注 1]・第11話・最終話)[61]:原作では大学院生と名乗るが、ドラマ版では大学の研究室で働いていると自称している。
  • 犬堂甲矢 - 久保田悠来(第1話 - 第3話・第11話・最終話)[61]
  • 犬堂乙矢 - 阿部亮平(第1話 - 第3話・第11話・最終話)[61]
  • 犬堂愛珠 - 白石麻衣(全て回想:第2話・第3話・第11話・最終話)[62]
整の関係者
episode1:容疑者は一人だけ
episode2:バスジャック事件
episode5:雨は俎上に降る
  • 三船三千夫 - 柄本佑(第4話)(幼少時代:竹林遼、小学生時代:瀬戸山晃輔)[69]
episode6:ばちあたり夜話
episode7:暖かいのか温かいのか
episode8:天使の連続放火事件
  • 下戸陸太 - 岡山天音(幼少時代:猪股怜生)(第6話・第7話・第10話)[70]
  • 井原香音人 - 早乙女太一(小学生時代:徳山凜響[73])(第6話・第7話)[70]
  • 里沙 - 福島青蘭(第6話・第7話)[74]:両親に虐待され “炎の天使” に依頼する少女。
  • 里沙の両親 - 村木エリ[75]一條恭輔(第6話・第7話):里沙を虐待する両親。
  • 鷲見翼 - 今井悠貴(第7話)[76]
episode10:アイビーハウスの謎解きミステリー
episode9:デートならぬ遠出
episode2.5:横浜連続殺人事件
episode3:つかの間のトレイン

スタッフ(テレビドラマ)

放送日程

話数 放送日 サブタイトル[87] 原作該当エピソード メインゲスト 演出 視聴率[88]
第1話 1月10日 変わり者の大学生が殺人容疑、真実は人の数だけある! episode 1・2 遠藤憲一 松山博昭 13.6%
第2話 1月17日 奇妙なバスジャック! その目的は… episode2 永山瑛太
ヒコロヒー
金田明夫
森下能幸
森永悠希
佐津川愛美
12.7%
第3話 1月24日 遂にバスジャック解決編! 犯人は誰だ!? 哀しき復讐 13.2%
第4話 1月31日 記憶喪失の爆弾魔、爆弾はどこへ?爆発を食い止めろ episode 5 柄本佑 品田俊介 13.3%
第5話 2月07日 奇妙な入院生活! 22年前の未解決事件が動き出す episode 6 小日向文世
相島一之
松山博昭 10.0%
第6話 2月14日 放火殺人に潜む闇、子供を救う炎の天使! 謎の女性の目的は!? episode 7・8 岡山天音
早乙女太一
今井悠貴
阿部博行
(共同演出:松山博昭)
10.2%
第7話 2月21日 炎の天使編完結! 炎の天使の正体とは…驚愕の真実が明らかに 松山博昭 12.3%
第8話 2月28日 ミステリーナイト開幕! 殺すのか?殺されるのか? episode 10 佐々木蔵之介
池内万作
田口浩正
渋谷謙人
相沢秀幸 10.6%
第9話 3月07日 ミステリーナイト真相編! 恩人を殺したのは誰だ 11.6%
第10話 3月14日 ファイナルエピソード! さようなら、ライカさん… episode 9 志田未来
堀部圭亮
松山博昭 12.0%
第11話 3月21日 物語はいよいよクライマックスへ! 蘇る殺人鬼…妹の死の謎 episode 2.5・3 北村匠海
船越英一郎
松本若菜
11.1%
最終話 3月28日 手紙に隠された秘密…暴かれる妹の死の真相、真実は一つじゃない 関めぐみ
高畑淳子
11.2%
平均視聴率 11.8%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 初回は21時 - 22時24分の30分拡大放送。
  • 最終話は21時 - 22時09分の15分拡大放送。

受賞歴

第111回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
  • 主演男優賞(菅田将暉)[89]
  • 監督賞(松山博昭、品田俊介、相沢秀幸)[90]
日本民間放送連盟賞2022年度
  • ドラマ部門・優秀賞[91]
MIPCOM BUYERS’ AWARD for Japanese Drama 2022
東京ドラマアウォード2022
  • 主演男優賞(菅田将暉)[94]
  • 長編ドラマ部門・優秀賞[95]
TVerアワード2022 特別賞[96]
フジテレビ系 月曜21時枠の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
ミステリと言う勿れ
(2022年1月10日 - 3月28日)
元彼の遺言状
(2022年4月11日 - 6月20日)

映画

ミステリと言う勿れ
監督 松山博昭
脚本 相沢友子
原作 田村由美
出演者 菅田将暉
松下洸平
町田啓太
原菜乃華
萩原利久
柴咲コウ
音楽 Ken Arai
製作会社 フジテレビジョン
小学館
トップコート
東宝
FNS27社
配給 東宝
公開 日本の旗 2023年9月15日(予定)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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原作コミックス2~4巻で展開される通称“広島編”が[53][54]原作。2023年9月15日に公開予定[2]

登場人物(映画)

久能整(くのう ととのう)
演 - 菅田将暉[2]
主人公。
狩集汐路(かりあつまり しおじ)
演 - 原菜乃華[97]
ヒロイン。狩集家の遺産相続候補者の1人。
車坂朝晴(くるまざか あさはる)
演 - 松下洸平[97]
狩集家お付きの弁護士の孫であり、汐路の初恋の相手。
狩集理紀之助(かりあつまり りきのすけ)
演 - 町田啓太[97]
臨床検査技師。汐路、ゆらのいとこで、狩集家の遺産相続候補者の1人。
波々壁新音(ははかべ ねお)
演 - 萩原利久[97]
汐路、ゆら、理紀之助のいとこで、同じく狩集家の遺産相続候補者の1人。
赤峰ゆら(あかみね ゆら)
演 - 柴咲コウ[97]
汐路のいとこで、狩集家の遺産相続候補者の1人。
犬堂我路(いぬどう がろ)
演 - 永山瑛太[98]
青砥成昭(あおと なりあき)
演 - 筒井道隆[98]
池本優人(いけもと ゆうと)
演 - 尾上松也[98]
風呂光聖子(ふろみつ せいこ)
演 - 伊藤沙莉[98]

スタッフ(映画)

脚注

注釈

  1. ^ 第4話・第5話は回想シーンのみの出演。

出典

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  8. ^ 第5巻 p.39
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  12. ^ 第1巻 p.9, 25
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外部リンク