三島ゆたか

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みしま ゆたか
三島 ゆたか
本名 三島 裕（みしま ゆたか）
生年月日 (1968-03-21) 1968年3月21日（56歳）
出生地 日本の旗 日本・東京都立川市
身長 157 cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 映画、テレビドラマ、舞台
活動期間 1993年 -
所属劇団 おにぎりスキッパーズ2
事務所 ケイエムシネマ企画
公式サイト プロフィール
主な作品

日本映画
『なま夏』
『大日本人』
『机のなかみ』
『鉄男 THE BULLET MAN』
『ばしゃ馬さんとビッグマウス』
『進撃の巨人』
『ロマンスドール』
『空白』

日本国外映画
『沈黙 -サイレンス-』
『シャッター』
 
受賞

ゆうばり国際映画祭
オフシアターコンペティショングランプリ
2006年『なま夏』

TAMA映画祭
最優秀作品賞
2010年『さんかく』
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三島 ゆたか（みしま ゆたか、1968年3月21日 - ）は、東京都立川市出身の俳優[1]。劇作家、脚本家、演出家。東京の劇団おにぎりスキッパーズ2の主宰。株式会社ケイエムシネマ企画所属。

人物[編集]

1993年、森久保祥太郎らとラップバンド、「おにぎりスキッパーズ」を結成[2]。当時、ラップはまだ珍しく、対バンを組むバンドが現れなかったため、持ち歌5曲のワンマンライブ開催を余儀なくされた[3]。そのとき、曲の合間を埋めるための長いMCがコントとして発展。コントがいつしか物語形式になり、以降、ミュージシャンの脱退を経て劇団形態に移行した。

おにぎりスキッパーズは1999年一度解散するが、2年後の2001年に「おにぎりスキッパーズ2」として再結成。ユニット形態での8年間の活動ののち、2009年再劇団化された。三島ゆたかはおにぎりスキッパーズ2の主宰として、脚本と演出を担当している。

一方1993年、おにぎりスキッパーズ活動中に受けたCFオーデションに合格したことにより俳優活動を舞台活動と並行して行うようになる。1996年に行われた東映映画『嗚呼!!花の応援団』の公開オーデションで前田等役に抜擢（ばってき）されスクリーンデビューを果たした。

1997年、『とんねるずのみなさんのおかげでした』内にて放送されたSFドラマ「ギャラクシーフジヤマ」[4]で、ダンスの振り付けをしていたパパイヤ鈴木と意気投合しおやじダンサーズを結成するが、翌1998年開催されたサザンオールスターズ20周年ライブ終了時に方向性の違いにより脱退。ウルフルズのPV「あそぼう」がおやじダンサーズ最後の仕事となった（パパイヤ鈴木とは2001年、ウルフルズのPV「明日があるさ」で再共演をしている）。

2000年、おにぎりスキッパーズ解散後、ピン芸人である鮪男らとコントユニット＝ブーツ&パンティーズを結成。翌2001年、おにぎりスキッパーズ再結成を理由に脱退。

2006年、第17回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭・オフシアターコンペティションにて、初主演作『なま夏』（吉田恵輔監督）がグランプリを受賞。[5]吉田恵輔とは塚本晋也監督作『バレット・バレエ』の撮影現場で知り合い、それが縁で『なま夏』の主演を引き受けることとなった。三島は『なま夏』以降、吉田恵輔が監督するすべての作品にクレジットされている。

2016年、2009年にマーティンスコセッシに見いだされ、撮影開始まで6年待たされた「沈黙 -サイレンス-」が全米にて公開。五島の男（クロ）を演じ、存在感を示した。 以降、日本だけでなく様々な国の映画へと活躍の場を広げている[6]。

その特異な外見、キャラクターから映画やドラマではワンポイントとして使われることの多い俳優である。またその出演シーンの短さから、自身を「抜けの匠」[7]、出演作を「出没作」と称している。

出演[編集]

映画[編集]

※☆は吉田恵輔監督作品。

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

特撮[編集]

オリジナルビデオ[編集]

PV[編集]

CM[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 三島ゆたか、日本タレント名鑑、2019年8月29日閲覧
  2. ^ 森久保祥太郎（インタビュアー：タウンワークマガジン）「声優インタビュー:森久保祥太郎【先輩のオフレコ！】1」『タウンワークマガジン, リクルートホールディングス』、2017年10月2日。https://townwork.net/magazine/serial/c_offrecord/45607/。2019年2月21日閲覧。 
  3. ^ “初のライブはワンマンライブ？”. おにぎり伝説　おにぎりスキッパーズ公式ブログ. 2022年3月22日閲覧。
  4. ^ “★GALAXY☆FUJIYAMA THE NEXT GENERETION”. 超級バラエティ研究所. 2022年3月9日閲覧。
  5. ^ ヨウフマサコ (2006年2月26日). “ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006：オフシアターCプログラム『ムーの男』『赤イ靴わかば』『なま夏』上映”. CINEMATOPICS. 2019年2月21日閲覧。
  6. ^ Simone Tarditi (2017年2月10日). “Silence, intervista all’attore Yutaka Mishima”. Vero Cinema. 2021年5月25日閲覧。
  7. ^ “「抜けの匠（たくみ）」と呼ばれたい。”. 三島ノート 三島ゆたか公式ブログ. 2022年3月22日閲覧。
  8. ^ “深川栄洋・𠮷田恵輔両監督の初期作『全力ボンバイエ!』『なま夏』特別上映！トークイベントも開催！”. 下北沢トリウッド. 2022年10月5日閲覧。
  9. ^ スコセッシ監督の『沈黙』 新キャスト発表、TSUTAYAニュース、2019年2月21日閲覧。
  10. ^ “北村匠海主演「明け方の若者たち」に黒島結菜や井上祐貴ら参加、全キャスト発表”. 映画ナタリー (2021年4月23日). 2021年4月23日閲覧。
  11. ^ “手(2022年の映画)”. filmarks (2022年8月30日). 2022年8月30日閲覧。
  12. ^ 『初恋の悪魔』で反復される“カラオケ”と“手紙”鹿浜たちが考察する第3の殺人、Yahooニュース、2022年11月2日閲覧。
  13. ^ “シガテラ第２話ストーリー”. シガテラ公式サイト (2023年4月18日). 2022年4月18日閲覧。
  14. ^ ブラックポストマンキャスト登場人物紹介|主演:田中圭、Dracolle（ドラコレ）、2023年9月5日閲覧。
  15. ^ “第1話 夫が5人の女と不倫⁉サレ妻の復讐劇 “不倫×テクノロジー””. TVer (TVer). (2023年10月24日). https://tver.jp/episodes/epc1w4yweu 2023年10月24日閲覧。 
  16. ^ “dTVオリジナルドラマ「猿に会う」”. テアトルシネマ公式 (2021年4月30日). 2024年3月18日閲覧。
  17. ^ “火野”. 仮面ライダー図鑑. 2022年8月9日閲覧。
  18. ^ 第9話プロダクションノート、仮面ライダーWEB、2019年10月31日閲覧。
  19. ^ “久知唐雄”. 仮面ライダー図鑑. 2022年3月22日閲覧。
  20. ^ 浅野忠信の背後霊はだれ？？、fun doors、2020年3月17日閲覧。
  21. ^ “洗濯を頑張る桃ちゃんを応援する桃姫！そして･･･au応援割(U30)新CM｢応援を応援したい｣篇 1月7日(金)OA開始”. 共同通信PRワイヤー. 2022年1月6日閲覧。
  22. ^ “au三太郎CM(2022)の最後に出てくるおじさんは誰？三島ゆたかのプロフィールをチェック！”. オレあす. 2022年3月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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