コンフィデンスマンJP

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コンフィデンスマンJP
THE CONFIDENCEMAN JP
ジャンル テレビドラマ
放送時間 月曜 21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2018年4月9日 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
企画 成河広明
演出 田中亮
金井紘
三橋利行
脚本 古沢良太
プロデューサー 草ヶ谷大輔
古郡真也
出演者 長澤まさみ
東出昌大
小日向文世
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 番組連動データ放送
エンディング Official髭男dismノーダウト
外部リンク 公式サイト

特記事項:
初回は30分拡大(21:00 - 22:24)。
第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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コンフィデンスマンJP』は、2018年4月9日から、フジテレビ系「月9」枠にて放送されているテレビドラマである。主演は11年ぶり「月9」主演の長澤まさみで単独主演は初めてとなる[1]

また、当作品は古沢の脚本を元に日本版「JP」に加え韓国版「KR」、中国版「CN」の制作が決定している。

あらすじ[編集]

コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子、真面目で小心者のボクちゃん、百戦錬磨のベテラン・リチャードが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者達から、あらゆる手段を使って金を騙し取る物語。

キャスト[編集]

コンフィデンスマン[編集]

様々な手口を使い、悪徳な方法で大金を稼ぐ者から巨額を騙し取る詐欺師たち。しかし、ただの悪党や犯罪者ではなく、騙したターゲットに潰された店などに手に入れたお金を寄付するなど義賊的な一面も持つ。3人の中の掟として「万が一命の危機に陥る事態が起こっても助け合わない」というものがあるが、結局は事前に仕掛けていたトリックなどで助け合っている。

また、多くの「子猫ちゃんたち」と呼ばれる手下を抱えており、手に入れたお金の一部を報酬として受け取る代わりにターゲットの情報収集からエキストラ、直接近づいての入れ知恵など様々な形でサポートをする。

ダー子
演 - 長澤まさみ[1]
本作の主人公。天才的な頭脳と抜群の集中力でどれほど難解な専門知識も短期間でマスターし、様々な役柄の人物に簡単になりきることができる。一方でハニートラップの才能は無く、ボクちゃんからも色気について酷評されている。普段の振る舞いはエキセントリックそのものでありその振る舞いにボクちゃんは振り回されがち。
普段は高級ホテルのスイートルームに居を構えており、実質的に3人のアジトとなっている。高級食材に駄菓子を取り合わせて食べるという変わった味覚の持ち主。
ボクちゃん
演 - 東出昌大[1]
ターゲットの愛人や部下として取り入ることで近づく詐欺師。計画の全貌を教えてくれないなどいつもダー子やリチャードに振り回される上、お人よしで小心者ゆえにターゲットに深入りしてしまうなどのケースも多い。報酬が少なかったり命の危機を感じていつも2人と決別して真っ当に働こうとするが、知らず知らずのうちにダー子が仕掛けた罠で戻ってくるよう仕向けられたりと、なんやかんやで再び2人の元に戻って来てしまう。
リチャード
演 - 小日向文世[1]
超一流の変装技術を持つ詐欺師。ダー子同様様々な役柄で潜入し、ターゲットを追い詰める。普段は品の良さを生かしたジェントルマンな風貌であり、ダー子とも気が合っている。
チョビ髭
演 ‐ 瀧川英次
3人の詐欺師の部下。様々な役柄に扮し3人を助ける。
五十嵐
演 ‐ 小手伸也
神出鬼没な腕利きの詐欺師。ダー子たちと組んではいないが、状況によってダー子たちに協力することもある。
演じる小手はこのドラマの次回予告や番組告知、ジャンクションなどのナレーションも担当している[2]
バトラー
演 ‐ Michael Keida
ダー子たちのアジトである高級ホテルのスイートルームの執事。

ゲスト[編集]

★は主要ゲスト・ターゲット
第1話
赤星栄介★
演 - 江口洋介[3]
公益財団『あかぼし』の会長で、表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業に勤しむ名士だが、その裏では地上げや贈収賄などの経済ヤクザとして暗躍し、「日本のゴッドファーザー」とも呼ばれる男。
幼いころの悲惨な境遇からか、口先では「ファミリー」と呼ばれる仲間や信頼を重んじている一方、掟を破った際には容赦ない制裁を加えるなど実際は誰のことも信じず自らへの忠誠心のみを求めており、ダー子からは「飼い犬に首輪をはめて逃げられないようにしているみたい」「他人を信用する心そのものがない」と評された。
愛人宅への国税局のガサ入れや警察の捜査(いずれもリチャードの変装)を受け、隠し資産20億円を海外に移すことを実行。当初はリチャードが貨物船の船長として強奪しようとしたが、他人を信用しない性格から不向きだとわかりリチャードが撤退。代わりに「本物のキャビンアテンダント」となったダー子と「海外へ大金を密輸できるルートを持つ社長の息子」のボクちゃんと共に計画を実行する。
コンフィデンスマン達によって丸々作られた架空の空港「いわき空港[4]」からマニラ行きの便で1億円の入ったケース20個を輸送。チョビ髭によるニセ国税局の査察を回避したうえ、情報を漏らしたとして2人を現地に着き次第殺そうとするが、「バードストライクによる不時着を行うため、機体の重さを減らす」という名目でダー子とパーサーに扮したリチャードによりケースを機内から鳥取砂丘に放り出される。そのままスカイダイビングで脱出しようとする3人に対しダー子を襲って装備を奪い、部下に奪還を命じるも、誰も応じなかったため自らスカイダイビングする。
何とか鳥取砂丘に着陸しケースを見つけるも、放り出されたケースの中身は全てただの紙切れであり、機内にそのままあった20億円を全て奪われてしまった。3人がダイブして脱出しようとしていたのも赤星を騙すための計略であり、赤星自らが行くのも想定どおりだった。
矢代久美子★
演 - 未唯mie
ホストクラブの社長。自らが経営するホストクラブのNo.1である心人(ボクちゃん)と元・暴力団員でカジノの壺振りを務める政吉(リチャード)とともに、裏社会に筋を通さずに裏カジノ「THE BIG STORE」を始めたオーナーの「夜桜の麗(ダー子)」から大金を巻き上げるために丁半博打で対決。心人と政吉の通しにより稼いでいき、自らの1億円とカジノの1億円を賭けた麗との勝負にも勝利するが、麗の悪あがきの合間に石崎社長扮する警察の突入に怯え、1億を置いて逃げてしまう。
石崎社長★
演 - 山西惇
中古車販売チェーン「石崎モーターズ」の社長。学生時代は演劇を行っていた。
自分の妻と娘が矢代のホストクラブに貢いでしまったことへの復讐として、ホステスの麗(ダー子)・ショーバブ勤めの心人(ボクちゃん)・ヤクザ映画の大部屋俳優である政吉(リチャード)とともに矢代から1億円の奪還を計画。ニセのカジノを作り、自らの従業員もカジノスタッフなどとして起用。見せ金として現金1億円も用意するなど全面的に協力した。しかし、その1億円も石崎が脱税していたお金であり、最後は3人によってトランクの中身をぬいぐるみに変えられ、矢代から奪った1億とともに合計2億円分を奪われてしまった。
坂田鉄雄
演 - 住田隆
第2話
桜田しず子★
演 - 吉瀬美智子(幼少期:丸山澪)
桜田リゾート会社社長。経営難の旅館やリゾートを買収し再生させる「日本のリゾート王」。短大卒業後老舗旅館「桜田ホテル」跡取りと結婚し若女将に。潰れかけたホテルを再生させチェーン展開し一大リゾート会社に発展させた。「欲しい物はどんな手を使っても手に入れる」性格でもあり、買収するためには口コミサイトのねつ造や収賄・談合など黒い事も行い、それによって露頭に迷った者も多い。また、夫との仲は冷めきっている。
幼い頃は瀬戸内の民宿「道草荘」を営む夫婦の娘として手伝いをしていたが、差し押され追い出されてしまった事により「私のこの家を取り戻す」ということを決意してのし上がってきた苦労人であり、看板にあぐらをかいた旧態依然の旅館を批判し「このままでは外資系に乗っ取られてしまう」という本人なりの危機感を持って買収を行っている。
既にダー子や桜田の配下の「裏部隊」に扮した五十嵐によって内偵が進んでいた所に、働いていた旅館「すずや」がタダ同然で買収されたことに憤ったボクちゃんが戻ってきたことにより計画が進行する。
統合型リゾート建設に向けて国土交通省大臣に贈賄したものの、その大臣がスキャンダルで失脚。後任の水内大臣がクリーンな事や侮っていたことでパイプを作っていなかった事に焦りを感じていたところ、桜田リゾートに中途採用された松山(ダー子)が水内の私設秘書である鶴田(リチャード)とパイプがあることを知って利用。鶴田に賄賂とセクハラ告発の脅迫で迫った結果、水内の地元である真鶴町に作ることを知り、そこから真鶴沖の個人所有の無人島「八五郎島」に目をつける。
島で民宿を営む「小松武雄」に扮したボクちゃんに接触し、5億円で島ごと買収しようとするが、騙されることによる桜田の今後や過去を知ったボクちゃんによる説得が長引いたことや、ボクちゃんに業界用語の知識が無かったこと、さらに五十嵐によって成り代わっていた「小松武雄」を見つけたことにより詐欺を看破。ボクちゃんを五十嵐に処理(実際はあくまでも「する体」)し、小松に5億円を渡して買収する。しかし、実際に水内大臣による統合型リゾート建設地は沖縄に決まったこと、さらにはその成り代わっていた小松武雄すら偽物(五十嵐の舎弟)であることを知り詐欺に遭った事を知る。その後は責任を取り会社を部下に任せ社長を辞任。会社が再び拡大した一方、自身は仲が戻った夫とともに外国人向けゲストハウス「Michikusa」をオープンし再起を誓った。
演 - 本仮屋ユイカ
老舗旅館「すずや」の女将。いつもの通り詐欺師を辞めると宣言したボクちゃんが街中の看板やハローワークのポスターを見て訪れ、住み込み従業員として雇用。しかし、2ヵ月後に桜田リゾートによって建物を無償で、従業員の継続雇用も不透明な状態で強引に買収される。奪還のためには1億5000万円が必要とボクちゃんに告げたことで旅館と操の恋心を手に入れるべく再び詐欺師へと戻った。
しかし、実際はほとんどがダー子による誘導でもあり、ダー子曰く「エロ女将」という通り、実際は料理長と恋仲となっており、そのことを知ったボクちゃんは渡すはずだった1億5000万円を書置きを残して寄付。元々田舎暮らしや女将というプレッシャーが好きでなかったらしく、そのお金を使って結婚し都内に移り住んだ。
大野専務
演 - 近江谷太朗
桜田リゾート専務。桜田の側近として行動する。船が苦手の様で無人島へ向かうクルーザーでは船酔いしていた。
水内俊
演 - 前川泰之
国土交通省大臣。神奈川県真鶴町を地盤とする。前任の大臣がスキャンダルで政界引退に追い込まれたため就任。桜田がどれだけ暴こうとしても黒い噂1つも出ない真面目でクリーンな政治家。桜田をおびき出すためダー子たちによって勝手にネット上に黒い噂を流したり、リチャードが秘書としてなりすました。さすがに黒い噂を流すのはダー子たちにも良心の呵責があったらしく、桜田をおびき出し次第即書き込みを消している。
第3話
城ヶ崎善三★
演 - 石黒賢
美術商。テレビでも自身の冠番組を持つ有名美術評論家でもある。 大阪の貧しい家庭に生まれ、父は才能が無いにも関わらず気位が高い画家であったために苦労。その父に引導を渡すために独学で美術を勉強してのし上がった。それ故に「才能の無い画家」を蛇蝎の如く嫌う。
持ち込まれた美術品を真贋を偽り安く買い上げ、その絵を裏社会の顧客に脱税やマネーロンダリング用として高く売りさばいて私腹を肥やしている。女癖も悪く、ボクちゃんがカフェで知り合った須藤が城ヶ崎に騙され個展が開催できず、失意で自殺未遂を起こしたことに憤り計画を実行する。
絵画を高値で爆買いする中国人バイヤーの王(ダー子)、茨城の三流美術商の跡取りの沼田(ボクちゃん)がそれぞれ城ヶ崎に接触し、沼田が持ち込んだ伴の贋作ピカソを高値で売り込もうとするが贋作と看破し評判を挙げる。
しかし、今度は沼田が持ち込んだ無名の画家「山本巌」の絵を王が高額で購入したことによりさらに評判を挙げたことで「無名の天才画家の発掘」という功績に目がくらみ、出身地の茨城に向かい、山本の親戚(リチャード)の離れで山本の絵画を多数発見。同じタイミングで王が沼田を連れて訪れ、王が「3億円で買い上げる」という言葉に対し、「自分が売り出すからこそ価値が付く」と本心を暴露したうえで3億5000万円で購入した[5]
だがそれらの絵は全てボクちゃんとリチャードが茨城の風景やダー子をモデルにピカソ風に模写して書き上げた「ニセの天才画家」による「本物の作品」であり、それらを売り出すための絵画オークションでダー子に招待された本物の山本巌がいたことにより信用が完全に失墜する。
その後、かつては内心侮辱していた、街中で見かけた噴水の絵を描いた子供に涙を流しながら素直に褒めるなど、心境の変化が見られた。
須藤ユキ
演 - 馬場ふみか
画家志望の美大生。特別講師として訪れた城ヶ崎に「可能性を感じる」と口車に乗せられ交際。しかし、3ヵ月で捨てられ個展が開催できなくなり、失意の中リストカットをした。
城ヶ崎への詐欺計画完了後、無事個展を開くことができたが、ボクちゃんの事よりも絵画を高く買ってくれるパトロンの社長にべったりだっため、またもボクちゃんは失恋する事となった。
山本巌
演 - 内村遥
ダー子が取り寄せた卵「天賜卵」の生産者。ボクちゃん・リチャードも認めるほどとても美味しく、何度も取り寄せている。今回の計画では卵に写っていた顔写真を勝手に加工し「早世の天才画家 山本巌」の写真として利用。最後はダー子によって匿名で城ヶ崎のオークションに招待され、その場で自分が描いた絵ではないと暴露したことで城ヶ崎騙しの計画にオチを付けた。
伴友則
演 - でんでん
ダー子の旧知の贋作画家。表向きは絵画修復師だが、裏では「日本のメーヘレン」と呼ばれる贋作画家。ダー子に耳かきをしてもらうことが大好き。
ダー子達に頼まれ、城ヶ崎に売り込むためのピカソの贋作を作り上げるが、城ヶ崎に見破られ逮捕されてしまう。城ヶ崎を騙した後はダー子によって面会で報告され一緒に喜んだ。
第4話
俵屋勤★
演 - 佐野史郎
私生活では大の映画マニアである一方、常習的に食品偽装をしている食品加工会社の社長。
第5話
野々宮ナンシー★
演 - かたせ梨乃
無能の医者である息子を偽りのスーパードクターに仕立て上げて、病院を繁盛させている拝金主義の女理事長。
第6話
斑井満★
演 - 内村光良
悪徳コンサルタント。

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル[6] 演出 視聴率
第1話 4月09日 ゴッドファーザー編 華麗なる詐欺師 今夜の標的は強欲非道ゴッドファーザー!! 田中亮 9.4%[7]
第2話 4月16日 リゾート王編 冷酷非情の美しきリゾート女王の秘密を暴け!! 金井紘 7.7%[8]
第3話 4月23日 美術商編 金まみれセクハラ美術評論家と対決!! 三橋利行
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)

メディアミックス作品[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]

フジテレビ系列 月曜21時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
海月姫
(2018年1月15日 - 3月19日)
コンフィデンスマンJP
(2018年4月9日 - )
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