男が泣かない夜はない
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男が泣かない夜はない | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 |
木村智美 水谷龍二 土屋斗紀雄 |
演出 |
小野原和宏 若松節朗 |
出演者 |
三田村邦彦 伊藤かずえ 谷隼人 岡本麗 かとうかずこ せんだみつお 高松英郎 他 |
エンディング | 中里あき子「ウィル・ユー・リメンバー?~接吻はアスピリンの香り」 |
製作 | |
プロデューサー | 牛窪正弘、松下千秋 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1987年(昭和62年)5月18日 - 7月27日 |
放送時間 | 毎週月曜日21:00 - 21:54 |
放送枠 | フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 11 |
『男が泣かない夜はない』(おとこがなかないよるはない)は、1987年(昭和62年)5月18日から7月27日まで、フジテレビ系列の「月9」枠で放送されたテレビドラマである。全11話。平均視聴率は17.9%。
『アナウンサーぷっつん物語』に続く、フジサンケイグループの関連企業を舞台にした「業界ドラマシリーズ」の第2作である。
概要
[編集]「ビデオマガジン」を製作するビデオ編集部を舞台に、映像ディレクターの活躍と三角関係などの恋愛模様を描く。
劇中では本放送時の映画、ファッション、イベントなどのカルチャー情報も放送する演出が施され、情報番組のような要素も持ち合わせていた[1]。また劇中でのビデオマガジンの編集に使われた映像素材は、本作の制作スタッフが実際に取材したものが使用されている。
放送期間2か月・放送回数6 - 8回が多い「業界ドラマシリーズ」の放送作品群の中で本作は唯一の放送期間3か月(1クール)の作品である。
あらすじ
[編集]映像ディレクターの星野はレーサーの薫と同棲中。ある日、星野の勤めるビデオ編集室のバイト・まさみが星野のマンションの隣室に引っ越してきたことから、さまざまな騒動が起きる。
放送データ
[編集]- 放送日:1987年5月18日 - 7月27日
- 放送時間:月曜21:00 - 21:54(JST)
- 放送回数:全11話
- 主題歌:「ウィル・ユー・リメンバー?~接吻はアスピリンの香り」 中里あき子(日本コロムビア)
スタッフ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
キャスト
[編集]- 星野俊彦:三田村邦彦
- フリーのCMディレクターで、芸術家肌と言った性格。かつてテレビ局に勤務していたが解雇、更にCMスポンサーを怒らせたのが元で失業状態だった。映像ディレクターとしてビデオマガジンへ転じる。
- 筒井まさみ:伊藤かずえ
- ビデオマガジンの新入社員。典型的な新人類で、不思議な魅力を持つ。俊彦と同じマンションに入居することになる。
- 板倉忠雄:谷隼人
- 集談社重役、ビデオマガジンの総括責任者。安田社長に対しては何でも言い成りになる存在。
- 瀬口律子:岡本麗
- ニューヨークから帰国してすぐ、ビデオマガジンの新編集長の座に就く。社長の愛人ではという噂も持たれる。
- 早川薫:かとうかずこ
- 売り出し中のカーレーサー。俊彦と同棲中だが、まさみの出現でその仲に不安を持つ。
- 近藤純一:野々村真
- ビデオマガジン社員。見栄っ張りで調子が良く、女好き。まさみに大きな関心を持つ。
- 寺岡五郎:小宮孝泰
- 神田昌樹:せんだみつお
- ビデオマガジン副編集長。編集長の座を得ることができると思っていたが、新編集長が律子と知り愕然となる。
- 林三紀:内海和子
- ビデオマガジンの学生アルバイト。編集長が律子となって、俄然張り切っている。
- 榎本千春:堀江しのぶ
- 「週刊ギャルズ」からビデオマガジンに転籍。男性に対しては厳しい態度。
- 清沢恵:天久美智子
- 「月刊婦人情報」からビデオマガジンに転籍。惚れ易い性格で男を見る目が無い。
- 原弘:森田晶
- 安田宗男:高松英郎
- 集談社社長。ライバル会社の「未来書房」に対抗するため、ビデオマガジンを立ち上げた。
- (出典:[2])
放送日程
[編集]各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 備考 |
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第1話 | 1987年5月18日 | サブタイトル無し | 木村智美 | 小野原和宏 | |
第2話 | 1987年5月25日 | 〃 | |||
第3話 | 1987年6月1日 | 今夜必見! マタニティーにカーレース!! | 水谷龍二 | 若松節朗 | |
第4話 | 1987年6月8日 | キスしちゃった! デヘヘ!! | 木村智美 | 小野原和宏 | |
第5話 | 1987年6月15日 | 今宵! パーティとグルメ出前しまーす!! | 水谷龍二 | ||
第6話 | 1987年6月22日 | 世田谷区長ワインで乱入!!必見レベッカ | 土屋斗紀雄 | レベッカがゲスト出演 | |
第7話 | 1987年6月29日 | キャー! ドロボーどさくさにプロポーズ | 水谷龍二 | 若松節朗 | |
第8話 | 1987年7月6日 | 略奪! 大好きな男はムリヤリ奪い取れ!! | |||
第9話 | 1987年7月13日 | 東京湾洋上パーティでまさかの出来事! | 土屋斗紀雄 | 小野原和宏 | |
第10話 | 1987年7月20日 | 今夜も情報満載、男と女の上手な別れ方 | |||
第11話 | 1987年7月27日 | いよいよ最終回! 栄光のゴールは誰だ | |||
平均視聴率 17.9% |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)より。
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1987年5月22日号 p.63~「完全テレビシナリオ 男が泣かない夜はない」
フジテレビ系 月曜9時枠の連続ドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
アナウンサーぷっつん物語
(1987.4.6 - 1987.5.11) |
男が泣かない夜はない
(1987.5.18 - 1987.7.27) |
ラジオびんびん物語
(1987.8.3 - 1987.9.21) |