冬馬由美

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とうま ゆみ
冬馬 由美
プロフィール
本名 吉田 由美(よしだ ゆみ)
中川 由美(なかがわ ゆみ、旧姓)
性別 女性
出生地 日本の旗 日本千葉県
生年月日 (1966-12-20) 1966年12月20日(57歳)
血液型 A型
身長 158 cm
職業 声優ナレーター
事務所 ALLURE&Y
配偶者 吉田竜也
活動
活動期間 1986年 -
デビュー作 ギャル(『ドラゴンボール』)
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

冬馬 由美(とうま ゆみ、1966年12月20日 - )は、日本の女性声優ナレーターである。本名、吉田 由美(よしだ ゆみ)、旧姓、中川(なかがわ)。

千葉県出身。ALLURE&Y所属・代表。

身長158cm。血液型A型

人物

女性の声を演じる機会が多いが、キャリア初期には少年役も複数担当している。

ふしぎ遊戯』のタマ、『銀河お嬢様伝説ユナ』のミルキー、『ピチューとピカチュウ』のピチュー等、猫を中心に動物の鳴き声を出す機会も多い。『ああっ女神さまっ 歌唱指導座談会CD』では、猫の鳴き声の演じ分けを披露していた。本人も動物の役を演じるのは好きとも語る[1]

また、海外ドラマや外国映画の吹き替えも多く、韓国映画ではキム・ハヌルの吹き替えを担当、海外ドラマでは長寿番組となった『チャームド〜魔女3姉妹〜』で主役の1人パイパーの吹き替えを永きに渡り担当している。

経歴

舞台でも映像でも「演じる者」になりたいと思っていた冬馬は声優だったら全部できるかなと思い、高校2年生(1984年)の時、青二塾に日曜生として入塾[1]。その後、青二塾東京校1部6期生として訓練を積む。1986年青二プロダクションに所属する。『ドラゴンボール』第28話において、天下一武道会のガヤ(その他、大勢)役でデビュー[2]。また、同年放送開始の『聖闘士星矢』ではアキラ役などを担当、初めて名前のある役柄を担当した。

当初は『トランスフォーマー 超神マスターフォース』の剛秀太役など、少年役が多く、このまま少年役の声優でいくのかなと思い、「野沢雅子さんや田中真弓さんみたいに少年役を極められたらとも思っていたが、1990年OVAロードス島戦記』のディードリット役を転機に[3]、ヒロイン役中心の経歴へと移り変わっていった。

近年では原作者や作家としての活動も行っており、自身が出演している『ああっ女神さまっ』の小説も書き下ろすなど、活動の幅は広がっている。

2004年1月15日に小説執筆等、声優業以外の活動のため、ALLURE&Yを設立。2008年12月青二プロダクションを退社。2009年1月 - ALLURE&Yに所属。声優部門始動。2012年7月1日にナレーターのビジネスパートナーとして、ヤマダックスと連携。

エピソード

  • 「演技はただ感情に任せるのではなく、一歩退いて冷静にするべき」との考えを持つ。このため、演技は計算した上で行う。
  • 役を演じる時の工夫として、その役に近い服装に入って演じるとのこと[1]
  • 夫は東映プロデューサーの吉田竜也
  • 嫌いな食べ物は生姜
  • DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』において、少年時代のヒュンケルを演じ、それを視聴していた『ぼくの地球を守って』の作者の日渡早紀の指名で、小林輪役に抜擢された。

出演作品

太字は主役・メインキャラクター。

テレビアニメ

1986年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

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2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

  • とある魔術の禁書目録II(芳川桔梗)
  • ドラえもん(ミーア)

2012年

2014年

OVA

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2007年 

2008年

2010年

2010年

  • らんま1/2 悪夢!春眠香(二ノ宮ひな子)

2011年

Webアニメ

2006年

劇場アニメ

1990年

1991年

1992年

1993年

1995年

1996年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2005年

2010年

2012年

2015年

ゲーム

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2015年

時期未定

  • クロスワールド(ガラティア[14]

吹き替え

女優

映画

テレビドラマ

アニメ

ラジオ

ラジオドラマ

その他

ドラマCD

ディスコグラフィ

シングル

アルバム

書籍

その他

脚注

  1. ^ a b c 倉田幸雄編「今さら友だちのWA!!(冬馬由美→?)」『アニメV 1993年8月号』学習研究社、1993年8月1日、雑誌01591-08、46頁。
  2. ^ 電撃CD文庫:CDドラマ『卒業 〜Graduation〜(〜グラデュエーション〜)』の、付録冊子インタビューにおける本人の弁
  3. ^ 谷澤崇編「[第3特集] エクストラスペシャルインタビュー 冬馬由美(剛秀太/ゴーシューター役)」『トランスフォーマージェネレーション2014 VOL.2』ヒーローX2014年(平成26年)8月29日、ISBN 978-4-8130-2252-7、94-95頁。
  4. ^ CAST”. GIRLS und PANZER. 2014年7月8日閲覧。
  5. ^ スタッフ・キャスト”. テレビアニメ『もやしもん リターンズ』公式サイト|スタッフ・キャスト. 2012年5月29日閲覧。
  6. ^ 召ませロードス島戦記それっておいしいの?”. 2014年6月30日閲覧。
  7. ^ CHARACTERS レイファン”. Dead or Alive 5 Offical Site. 2012年7月22日閲覧。
  8. ^ 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』物語に絡むふたつの組織”. ファミ通.com. 2012年7月18日閲覧。
  9. ^ 『ヒーローズファンタジア』藤乃静留やレナード、常夏三姉妹、平賀源内、キルルなどライバルキャラクターが一挙公開!”. 電撃オンライン. 2011年12月29日閲覧。
  10. ^ CHARACTERS”. DEAD OR ALIVE 5 ULTIMATE. 2013年8月21日閲覧。
  11. ^ 魔導巧殻 闇の月女神は導国で詠う”. 2013年2月26日閲覧。
  12. ^ イベント「英雄再起」を開催!”. グランブルーファンタジー. Cygames. 2016年1月1日閲覧。
  13. ^ CHARACTERS”. DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND. 2014年10月23日閲覧。
  14. ^ X-world (クロスワールド)”. 2015年3月28日閲覧。
  15. ^ 劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス【話題のふきカエ】”. ふきカエル大作戦!!. 2015年2月13日閲覧。
  16. ^ a b c d 冬馬由美のオフィシャルウェブサイト Works CDドラマ
  17. ^ ロードス島戦記とFateが夢のコラボ! コンプティーク 12月号付録の特別画像が解禁!!”. PRTIMES. 2013年12月10日閲覧。

外部リンク