エヴァ・グリーン

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エヴァ・グリーン
Eva Green
Eva Green
本名 Eva Gaëlle Green
生年月日 1980年7月5日(34歳)
出生地 フランスの旗 フランス パリ
職業 女優
ジャンル 映画
活動期間 2003年 - 現在
家族 母:マルレーヌ・ジョベール
主な作品
007 カジノ・ロワイヤル

エヴァ・ガエル・グリーンEva Gaëlle Green, 1980年7月5日 - )は、フランス女優。身長168cm。

greenは「緑の」や「緑色」を意味する英語のgreenとは関係がなく、スウェーデン語で「(木の)」を意味する「gren」に由来する。その発音も正しくは「グリーン」ではなく、グレーン/gʁeːn/だという。

生い立ち[編集]

パリにて、二卵性双生児の姉として生まれる[1]。父親のワルター・グレインはスウェーデン人歯科医、母親はフランス領アルジェリア出身(ピエ・ノワール)の女優のマルレーヌ・ジョベールMarlène Jobert)。スウェーデン人ピエ・ノワールユダヤ人[2][3][4]、の血を引く。歌手のエルザ・ランギーニは従姉妹で、女優のマリカ・グリーンMarika Green)は伯母である。父方の曽祖父はフランスの作曲家ポール・ル・フレムである。幼少期はイギリスアイルランドで過ごす[5]。14歳の時にイザベル・アジャーニ主演の映画『アデルの恋の物語』を見て、女優を志すようになる。

パリ17区で育ち、フェヌロン・サント=マリ校に通ったのち、パリにあるアメリカン・スクールに進んだ。幼い頃はエジプト学者になりたかったというが、同時に演劇にも興味を抱いていた。成績は良かったが、16歳で通常の学校教育を終えた。「もうこれ以上リセに耐えられなかった」からだという。

キャリア[編集]

パリのエヴァ・サン=ポール演劇学校(Les cours d'art dramatique Eva Saint-Paul)で3年間、ロンドンウェバー・ダグラス・アクティング・スクール(ロンドン・ワークショップ)で10週間、演劇を学んだ後に2001年に初舞台を踏むと、その演技力と美貌でベルナルド・ベルトルッチに見出され[6]、2003年に『ドリーマーズ』で映画デビュー。この作品ではそのエロスが話題になったが、作曲も手がけている。アルマーニの推薦で2005年公開の『キングダム・オブ・ヘブン』でハリウッドに進出した。

2006年にはダニエル・クレイグジェームズ・ボンドを演じる『007』新シリーズで、ボンドガールに選ばれる(フランス人女優として5人目)。この年の英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞した。

俳優以外の活動では、ランコムアルマーニハイネケンクリスチャン・ディオールモデルをしている[7]

2012年には映画『パーフェクト・センス』が日本でも公開。

私生活[編集]

キングダム・オブ・ヘブン』で共演したマートン・チョーカシュと交際している[5]。2人は2009年に別れた.[8]

フランス語イギリス英語を流暢に話し[5]、現在はアメリカ英語アクセント[9]や日本語[10]も学んでいる。

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
2003 ドリーマーズ
The Dreamers
イザベル
2004 ルパン
Arsène Lupin
クラリス・ドゥ・ドルー=スービース
2005 キングダム・オブ・ヘブン
Kingdom of Heaven
シビラ
2006 007 カジノ・ロワイヤル
Casino Royale
ヴェスパー・リンド
2007 ライラの冒険 黄金の羅針盤
The Golden Compass
セラフィナ・ペカーラ
2009 サブリミナル
Franklyn
エミリア/サリー
汚れなき情事
Cracks
ミス・G
2011 CAMELOT 〜禁断の王城〜
Camelot
モーガン・ペンドラゴン テレビシリーズ
2012 パーフェクト・センス
Perfect Sense
スーザン
ダーク・シャドウ
Dark Shadows
アンジェリーク・ブシャール
2014 300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜
300: Rise of an Empire
アルテミシア英語版
Sin City: A Dame to Kill For エヴァ・ロード

参考文献[編集]

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  1. ^ Charlotte Williamson. "Green Goddess", Harpers & Queen, June 2005, pp. 111.
  2. ^ Elizabeth Day, "Eva Green interview: Playing evil", The Guardian, 4 June 2011
  3. ^ Telle mère, quelle fille, Novembre 2010, Par Sophie Carquain, Madame, Le Figaro
  4. ^ Berg, Roger; Chalom Chemouny, Franklin Didi (1971). Guide juif de France. Éditions Migdal. pp. 402. 
  5. ^ a b c Stuart Jeffries (2007年1月26日). “He's the Bond girl, not me”. The Guardian. http://film.guardian.co.uk/interview/interviewpages/0,,1998414,00.html 2007年8月27日閲覧。 
  6. ^ 2006年12月号「日経エンタテインメント!」内『HIT DIGEST 今月の話題人 映画』より
  7. ^ Sharon Verghis (2006年12月3日). “Not easy being Green”. The Age. http://www.theage.com.au/news/film/not-easy-being-green/2006/11/30/1164777722472.html 2007年8月27日閲覧。 
  8. ^ Silvia Nucini (2009年1月). “La signora delle mosche” (Italian). Vanity Fair (Italy) 
  9. ^ Daniel Schweiger (2005年5月). “All Hail The Queen: Eva Green Rules Supreme Over The Kingdom of Heaven”. Venice. pp. 60-63 
  10. ^ “007 piangera sulla mia spalla” (イタリア語). Io Donna. (2006年12月). pp. 90 

外部リンク[編集]