ディオール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

クリスチャン・ディオールChristian Dior)は、フランスファッションデザイナークリスチャン・ディオールが創立したファッションブランドを展開する企業である。企業としてはディオールDior)と呼ばれることが多い。フランスを本拠地とする複合企業LVMHに属する。

概要[編集]

服飾、バッグ、革製品、宝飾品・時計、コスメ・香水と、その展開分野は幅広い。メンズラインは「ディオール・オム」(Dior Homme)と称される。

ほぼすべての商品が自社およびその系列会社によって製造・販売されるが、サングラス・メガネフレームについてはイタリアのサフィロ社によるOEM供給品が展開されている。

店舗展開[編集]

アメリカ・ラスベガスの店舗

現在、ディオールのブティックは、パリミラノローマロンドンニューヨークビバリーヒルズ東京名古屋大阪神戸香港上海ボストンホノルルサンフランシスコの世界の都市中心部にある。

日本での商品展開[編集]

銀座店(東京銀座
ディオール表参道ビル(東京表参道

日本では、1964年5月にカネボウが製造販売の独占契約を結び生産を開始する。81年には、鐘紡、カネボウ化粧品、カネボウ・ディオール、カネボウ・ディオール・ムッシュを合併。しかし、89年にディオールを親会社としたLVMH社がライセンスを絞る方針を進め、97年2月7日にカネボウはディオールから契約を同年4月30日に解消すると告げられ、97年秋冬をもってライセンス生産は終了した。また、ランジェリー部門のカネボウ・シルク・エレガンスもディオールと98年初頭に契約を解消した。64年から約30年間に渡って日本で販売されたディオール製品は一部の輸入製品を除き、ほとんどがカネボウのライセンスによる日本製であり、紳士・婦人服だけでなく、ストッキングやソックス、ベビー服、本国にはないゴルフウェアまで多岐にわたっていた。ライセンス解消以降は、輸入した製品を販売するようになる。

現在は東京(表参道、銀座)、大阪(心斎橋)、神戸(旧居留地)にブティックを展開するほか、全国各地のデパートに店舗を展開している。コスメ・香水フロアにおいてもディオールのコーナーを目にすることができ、シャネルパルファム・ジバンシィなどと並ぶ海外コスメブランドの代表といえる。

ライセンス解消以降日本では、「ディオール・オム」を含む大多数の商品をクリスチャン・ディオール(LVJ)本社で扱うが、コスメ・香水と時計の展開は系列の別会社によって行われ、コスメ・香水をパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン(Parfum Christian Dior japon)、時計をLVMHウォッチ&ジュエリージャパン ディオールウォッチ ディビジョン(Dior Watches)が取り扱う。また、自社取り扱い商品の中でも、高級ジュエリー商品はディオール ファインジュエリー(Dior Fine Jewelry)としてラインが分けられている。また、もともとLVMH系でないサフィロ社製造のメガネフレーム・サングラス製品は、その他のサフィロ社製品と同様にサフィロジャパンが取り扱っている。

沿革[編集]

日本での動き[編集]

  • 1950年代 - 東京でショーを開催。日本でショーを行った欧州ハイブランドはディオールが初めてであった。
  • 2003年12月7日 - 表参道(東京都渋谷区)に表参道店をオープン。
  • 2012年4月22日 - 銀座店リニューアルオープン。

デザイナー[編集]

主なブランド名[編集]

  • Dior
  • Dior Homme
  • Parfums Christian Dior

外部リンク[編集]