ティッセンクルップ

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エッセンに建設された本社ビル

ティッセンクルップ (ThyssenKrupp AG) は、ドイツエッセンに本社のある鉄鋼工業製品メーカー。ロンドンフランクフルト証券取引所に上場している(ティッカーシンボルはLSE:THK、FWB:TKA)。

株式はドイツ株価指数 (DAX) に採用されている。

概要[編集]

製鉄を中心とし機械なども手がけるデュッセルドルフティッセン社と、同じく製鉄から始まり重機や兵器を製造していたエッセンクルップ社という、ドイツを代表する二つの重工業コングロマリットが1999年に合併、ティッセンクルップが設立された。同社の筆頭株主はクルップ社会長のアルフリート・クルップ・フォン・ボーレン・ウント・ハルバッハの死後、その株式を移管されたアルフリート・クルップ・フォン・ボーレン・ウント・ハルバッハ財団であり、株式の25.1%を保有している。本社は、当初はデュッセルドルフに置かれていたが、2010年にエッセンに移転された。 多国籍企業であり、日本には東京都羽咋市豊田市広島市北九州市に拠点を持っている。このうち、羽咋市と北九州市は関連会社である日本ロバロの生産拠点である。

2000年代に入ると、事業規模の拡大を模索。アメリカアラバマ州に工場を新設、ブラジルでも合弁企業を立ち上げ高炉を新設する計画を立ち上げた。しかし、これら工場が完成したのは、世界金融危機 (2007年-)後の2010年であり、会社の経営に大きなダメージを与えることとなった。このため工場は完成直後から処分の模索が進められ、アラバマ工場は2013年に新日鐵住金ミタルスチールの連合体に約1,580億円で売却されている[1]

主な事業内容[編集]

  • 鉄鋼
自動車用鋼板の生産でJFEスチールと提携している。
ドイツ・スウェーデンギリシャで6つの造船所を持ち、欧州で最大の生産規模。
欧州で最大シェア。エレベーター、エスカレーター、動く歩道階段昇降機を扱う。

出典[編集]

  1. ^ “昨日の敵は今日の友・第2幕-新日鐵とミタルが米工場買収”. 週刊ダイヤモンドオンライン (ダイヤモンド社). (2013年12月19日). http://diamond.jp/articles/-/45887 2014年3月16日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]