バイエル (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
バイエル・アクツィーエンゲゼルシャフト
Bayer Aktiengesellschaft
Bayer Logo.svg
種類 AG
市場情報
FWB Bayer
東証1部 4863 1988年10月26日 - 2008年12月5日
本社所在地 ドイツの旗 ドイツ
ノルトライン=ヴェストファーレン州レバークーゼン 51373
設立 1951年12月19日(創業1863年
業種 化学
事業内容 医療用医薬品およびその他のヘルスケア製品、農業関連製品ならびに高分子材料を含む広範な製品の提供
代表者 Marijn Dekkers(CEO)
資本金 19,212 Million Euro
(2011年12月31日時点)[1]
売上高 連結:36,528 Million Euro
(2011年12月期)[2]
営業利益 連結:3,363 Million Euro
(2011年12月期)[3]
純利益 連結:2,470 Million Euro
(2011年12月期)[4]
総資産 連結:52,765 Million Euro
(2011年12月末時点)[5]
従業員数 111,800人
(2011年12月末時点)[6]
決算期 12月末日
主要株主 ザ・キャピタル・リサーチ・アンド・マネジメント・カンパニー 9.97%
ブラックロック・インク 4.97%
(2009年12月31日現在)
外部リンク http://www.bayer.de/(ドイツ語)
http://www.bayer.co.jp/(日本語)
テンプレートを表示

バイエル: Bayer AG)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州レバークーゼンに本部を置く1863年創業の化学工業及び製薬会社である[7]。社名の由来は創業者の姓である。解熱鎮痛薬アスピリンを製品化する[8]

歴史[編集]

バイエルはフリードリヒ・バイエル及び共同経営者ヨハン・フリードリヒ・ヴェスコットが、1863年にドイツで創業する。

バイエルの最初の主要な製品はアスピリン(Aspirin)であった。これは民間療法で解熱鎮痛薬として用いられていたヤナギ樹皮から抽出した有効成分サリチル酸を副作用の少ない形にしたものである。1899年に、バイエルの商標アスピリンはバイエルのブランドとして世界的に登録されたが、混合物のすべてのブランドを記述するために至る所で広く使われ、バイエルの商標保護が失敗して、「アスピリン」という言葉はアメリカ合衆国内の商標身分を失うこととなった。これは現在薬のすべてのブランドとして幅広く使用されている。しかしカナダなどいくつかの他の国では今までどおり商標として登録されている。

1942年に、「Y」を両方で共有する言葉とし、横文字「BAYER」が縦文字「BAYER」と交差する言葉から成る、自社の会社ロゴをバイエル・クロス (Bayer cross) として導入する。

バイエルはBASFヘキストなどの化学企業と共に第一次世界大戦後、フランクフルト・アム・マインを本拠地として1925年に出現したドイツの化学産業の複合企業IG・ファルベンの一員となった。連合国第二次世界大戦後にナチス・ドイツによるいくつかの戦争犯罪に関係したIG・ファルベンを解体したが、バイエルは単体でビジネスを再開している。

ブンデスリーガバイエル・レバークーゼンのメーンスポンサーを務めている。

日本における事業[編集]

バイエルが100%出資するバイエル ホールディング株式会社[9]、インテンディス社[10]及び日本メドラッド[11]が存在する。このうちバイエル ホールディング株式会社は、日本における以下のバイエルグループ各社の持株会社であり、東京・丸の内オアゾに本社が置かれている。

  • バイエル薬品株式会社
  • バイエル クロップサイエンス株式会社[12]
  • バイエル マテリアルサイエンス株式会社[13]
  • ディーアイシー バイエル ポリマー株式会社[14]
  • 住化バイエルウレタン株式会社

バイエル薬品[編集]

バイエル薬品は[15]大阪市北区ブリーゼタワーに本社がある。滋賀県甲賀市に工場がある。もともと同社が吉富製薬と長く関係を持っていたこともあり[16]、また他には同社と同じくドイツの製薬企業であるSchering AG2006年Bayer AG経営統合し、Bayer Schering Pharmaとなる)も関西に日本オフィスとして日本シエーリング2007年7月1日に旧バイエル薬品と経営統合し、バイエル薬品となる)を置いていた。

京都府相楽郡木津町(現木津川市)の関西文化学術研究都市に建設した研究所を、2005年平成17年)にロート製薬に売却する。

脚注[編集]

  1. ^ Bayer>Investor Relations>Publications>Annual Report>154Page>Bayer Group Consolidated Statements of Financial Position>Equity attributable to Bayer AG stockholders
  2. ^ Bayer>Investor Relations>Publications>Annual Report>152Page>Bayer Group Consolidated Income Statements>Sales
  3. ^ Bayer>Investor Relations>Publications>Annual Report>152Page>Bayer Group Consolidated Income Statements>Income before income taxes
  4. ^ Bayer>Investor Relations>Publications>Annual Report>152Page>Bayer Group Consolidated Income Statements>Income after taxes of which attributable to Bayer AG stockholders (net income)
  5. ^ Bayer>Investor Relations>Publications>Annual Report>154Page>Bayer Group Consolidated Statements of Financial Position>Total assets
  6. ^ Bayer>Investor Relations>Publications>Annual Report>122Page>9.2 Employees>Total
  7. ^ Bayer AG(ドイツ語)
  8. ^ バイエルアスピリンの製造は当社が行っていてかつての本品の販売元は明治製菓だったが、2008年9月に佐藤製薬に変わった
  9. ^ バイエル ホールディング株式会社(日本語)
  10. ^ インテンディス株式会社(日本語)
  11. ^ 日本メドラッド株式会社(日本語)
  12. ^ バイエル クロップサイエンス株式会社(日本語)
  13. ^ バイエル マテリアルサイエンス株式会社(英語)
  14. ^ ディーアイシー バイエル ポリマー株式会社(日本語)
  15. ^ バイエル薬品株式会社(日本語)
  16. ^ 1960年代には、日本でもアスピリンのテレビCMが放映されているが、その当時は吉富製薬が製造し、親会社武田薬品工業が販売していた