スターオーシャン Till the End of Time

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
スターオーシャンシリーズ > スターオーシャン Till the End of Time
スターオーシャン Till the End of Time
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PlayStation 2
開発元 トライエース
発売元 通常版:エニックス
(現スクウェア・エニックス
DC版:スクウェア・エニックス
シリーズ スターオーシャンシリーズ
人数 1人
メディア 通常版:DVD-ROM 1枚
DC版:DVD-ROM 2枚組
発売日 通常版:2003年2月27日
DC版:2004年1月22日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
売上本数 通常版:47万本(国内)
DC版:16万本(国内)
海外版:62万本
(※2005年9月までの累計)
その他 DC版はディレクターズカット版
海外版はDC版に相当
テンプレートを表示

スターオーシャン Till the End of Time』(スターオーシャン ティルジエンドオブタイム、STAR OCEAN: Till the End of Time)は、トライエースが開発、エニックス(現スクウェア・エニックス)が2003年2月27日に発売したPlayStation 2ロールプレイングゲームである。2004年1月22日にはディレクターズカット版が発売された。

概要[編集]

スターオーシャンシリーズのメインタイトル第3作目。本作の当初の発売予定日は2002年11月28日だったが、10月8日に「ソフト品質の一層の向上」を理由として2003年3月期内に延期が発表、その後最終的な発売日が決定された。その日の同日発売に『サクラ大戦 〜熱き血潮に〜』、『真・三國無双3』の三つ巴の販売戦争が起き、「真・三國~」に抑えられ、初登場2位に。初回生産分はクリアパッケージ仕様で、パッケージ内側には壁紙がダウンロードできる「秘密サイト」のURLが記載されていた。予約特典はストラップ(スフレのペンダント、メデセトラの輝石、ライトストーン、魔光石の4種からランダムに1つ。ペンダント以外は作中のアイテムを模している)。キャラクター原画デザインは佐藤淳。

エニックスの据え置き型ゲーム機の最後のゲームタイトルであった。

本作の発売を記念して、購入者に抽選で「火星の土地」をプレゼントするキャンペーンが実施された。また、2003年7月19日Zepp Tokyo桜庭統のライブコンサートが行われた。

後にいくつかの要素を追加した『スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット』(詳細はこちら)が合併後のスクウェア・エニックスから発売された。2006年7月20日にはディレクターズカット版が「アルティメットヒッツ」として廉価版が発売。

また、前作『セカンドストーリー』と同様に、スクウェア・エニックス発刊の少年漫画雑誌『月刊少年ガンガン』に、コミカライズ漫画作品『STAR OCEAN Till the End of Time スターオーシャン3』が連載されていた。全7巻が発売。執筆者は神田晶

特定の型番のPS2(SCPH-10000)によってはバグが発生するとされており、原因はSCE提供のライブラリであったとして、SCEが不具合対応を行った。

The 6th CESA GAME AWARDS FUTURE 優秀賞を受賞。

名称[編集]

本作はシリーズ4作目でありながら「スターオーシャン3」の名称が公式・非公式を問わず使われる。その理由としては、3作目である『スターオーシャン ブルースフィア』より開発スタートが早かったこと、開発時の仮称が「スターオーシャン3」であったこと、『ブルースフィア』は外伝的作品であることなどが挙げられる。こうした理由から略称としては「SO3」が最も使われており、他には「SOTT」、「SOTET」などが用いられる。ディレクターズカット版については「SO3DC」、「SODC」などが使われる。

本項では、「スターオーシャン Till the End of Time」と「スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット」を区別する必要がある場合に、前者を「通常版」、後者を「DC版」と表記する。

ストーリー[編集]

星の海へ、再び。

神の十賢者による全宇宙の危機は、12人の英雄の活躍によって阻止された。それから約400年の時が過ぎた。
宇宙暦772年。銀河の1/3の探査を終え、その領域において圧倒的な支配力を誇る銀河連邦は栄華を極めながらも、さらなる探求を進めていた。
地球人の青年フェイト・ラインゴッドは両親と幼馴染のソフィアと共に保養惑星ハイダを訪れていた。そこでサーカス団・ロセッティ一座の団長の娘、スフレと出会う。交流を深めゆったりとした時間を過ごしていたが、突然の警報音と共に謎の戦艦が出現。ハイダへの攻撃を開始した。

主題歌[編集]

実際にゲームに用いられたオーケストラ伴奏の「飛び方を忘れた小さな鳥 -STAR OCEAN VERSION-」は、11枚目のシングル「BACK BLOCKS」に収録されている。

システム[編集]

戦闘システム[編集]

戦闘は3DCGで描画された平面マップ上でリアルタイムに行われる。

基本動作
攻撃の種類には小攻撃大攻撃があり、防御であるプロテクトを含めた三動作は、三すくみの関係にある。
小攻撃
動作に隙がないため相手の大攻撃を邪魔できるが、プロテクトには無効化されてしまう。
大攻撃
動作に隙があるため小攻撃などに邪魔されやすいが、プロテクトを破って攻撃できる。
プロテクト
小攻撃を無効化するが、大攻撃には破られる。
カウンターオーラ
小攻撃をプロテクトで防いだときに発生することがある。相手を気絶させる、相手に(本来与えるはずだった分の)ダメージを与え返す、自らのパラメータを回復させる、などの効果をもつ。
また、敵のレベルがこちらに比べて大分低い場合などに攻撃を受けると、防御姿勢をとってその攻撃を完全に受け流すこともある。
パラメータ
キャラクターのパラメータはHPMPgutsの3つである。
HP
体力の値。攻撃を受けると減るが、バトルスキルの使用時にも消費する。この値が0になると戦闘不能状態になる。
MP
精神の値。MPにダメージを与える攻撃を受けたり、紋章術の使用により減る。この値が0になっても戦闘不能になるのも今作の特徴である。
guts
キャラクターの行動力を表す値で、0から100のパーセンテージで表される。行動を取ることによって消費され、これが0になると一時的に行動が出来なくなってしまうが、停止状態を維持すると自動的に回復する。gutsが100%の状態ではプロテクトが発生する。プロテクトを大攻撃でブレイクされると50%減少し、小攻撃をプロテクトされると30%減少する。また、小攻撃をプロテクトすると1%減少する(つまり99%になる。DC版では小攻撃をプロテクトしてもGutsが減少しない)。
バトルスキル
いわゆる必殺技に相当する動作。大攻撃または小攻撃に割り当てて使用するため、基本的にバトルスキルにおいても三すくみの関係は成り立つ。各スキルにはそれぞれCP(キャパシティポイント)が設定されており、その総計が上限を上回らないように割り振らなければならない。
熟練度という値が設定されており、使用するごとに溜まって行き、特定の値に達するごとにそのスキルの効果が強化される。
通常版とDC版では性能、CPの異なるものもある。またDC版では、大攻撃に設定したスキルの消費HPおよびMPは固定値ではなく総HP、MPに比例して減るようになっている。
キャンセルボーナス
DC版でのみ発生する。技の途中で別の技を発動させる(キャンセルチェインと呼ぶ)と、ボーナスで技のダメージが大きくなる。最大で元の値の300%まで上昇する。なお、通常版でもキャンセルチェインを行うことはできるが、ボーナスは発生しない。

アイテムクリエーション(IC)[編集]

シリーズ特有の「アイテムクリエーション」は今作品でも健在。

形態
作成は専用のファクトリーで行う。そこで作成したアイテムを市場に流通させること(特許申請)が出来、それにより収入を得られる。また、各地にいるクリエーターを見つけ、契約することで彼らに作成を任せることもできる。契約する前のクリエーターに特許申請されたアイテムは、プレイヤーが申請した物よりも高価になってしまう。クリエーターたちはリアルタイムに作成を続けるため、プレイヤーは本編を進めるか開発に没頭するかの選択を暗黙の内に迫られる。
種類
料理、錬金、細工、調合、鍛冶、執筆、機械、合成の8種がある。
料理
HPやMPを回復するアイテムを作成する。
錬金
鉱石などを作成する。
細工
装飾品などを作成する。
調合
戦闘中に使える回復アイテムを作成する。
鍛冶
武器・防具を作成する。
執筆
スキルを覚えられる本を作成する。
機械
敵にダメージを与えるボムなどを作成する。また、マリアの武器であるフェイズガンも作ることができる。
合成
何らかの効果(ファクター)をもったアイテムを武器に合成し、その武器にファクターを付加する。「合成素材」が必要。
レシピ指定
アイテムのファクターを「素材」を消費することで変化させる。強化されたり、悪化したり、ファクターが消滅したりと、アイテムの種類や確率によって結果は様々である。

プライベートアクション(PA)[編集]

シリーズ恒例のPAも多数用意されている。

PAとは
町に入ると各キャラクターは単独行動をとる。町中にいる彼らに話しかけると通常は普通の会話のみだが、特定の時期に話しかけるとイベントが発生することがある。時には会話の途中に選択肢が表示され、選んだ台詞によって展開が変わる。
感情度
各キャラが他のキャラクターに対してそれぞれもつ値で、イベントの発生自体や、その時の選択肢によって変動する。イベントに直接関係しないキャラクターの値も変動する。要するに、その時の誰か(主に主人公)の行動に対する他のキャラクターの評価、の累計である。
仲間の変化
特定のイベントを見たかどうか、またはそのときの選択肢で、最終メンバーが決定される。
マルチエンディング
感情度により数種類に分岐するが、カップリングは「主人公と誰か」の組み合わせのみであり、他のキャラ同士の組み合わせはない。また、DC版では基本的に最終メンバーに含まれなかったキャラはエンディングに登場しない。

辞書[編集]

作中に登場した語句の説明を読むことができる。新しい語句が登場するたびに追加されていく。独特な用語の多い本作の世界観を理解するための一助になる。

バトルコレクション[編集]

今作のやり込み要素。戦闘中に特定の行動(戦闘回数○○回、△△を□分撃破 など)を行うとそれが記録される。達成時の1カットや日付が確認可能。計300個。収集率に応じて特典(高難易度の追加、ミュージックモードなど)が得られる。

対戦モード[編集]

DC版で追加。とあるアイテムをある人物に渡すと遊べるようになる。仲間キャラクター10人の中から2人か3人を選び、本編で一度でも戦ったことのある場所の中からフィールドを選ぶ。モードは「1P対2P」、「1P対CPU」、「1P対2P対CPU」、「1P対CPU対CPU」の4種類。バトルスキルは、各キャラクターで用意された3通りの中から選ぶ形式であるため、自分で設定することは出来ない。初めは6人(フェイト、ソフィア、クリフ、マリア、ネル、ロジャー)の1Pカラーと2Pカラーしか選べないが、ダンジョンでカードを入手することで、選べるキャラやカラー(フェイトとソフィアのみ6P、他のキャラは4Pまで)が増えていく。

登場人物[編集]

主人公達[編集]

フェイト・ラインゴッド (Fate Linegod)
- 保志総一朗
19歳 身長177cm 体重67kg 地球人
本作品の主人公。地球生まれのヒューマンで、バークタイン科学大学で紋章科学科に在籍している普通の学生。父は紋章遺伝学の宇宙的権威ロキシ・ラインゴッド。どちらかといえば学問よりスポーツを得意とし、ユニバーサル・バスケの地球大会では優秀選手となる(ポジションはポイントガード)。父と母リョウコ・ラインゴッド、そして幼なじみのソフィアの父は同じ研究の同胞であったため、ラインゴッド家とエスティード家は親身な交際を続けている。装備は長剣、戦闘スタイルは趣味のファイトシミュレーターで鍛えられた我流剣技(開発者曰く、普通の剣士にはしたくなかったらしい)。その他、DC版では攻撃用の紋章術も習得する。また、自分の武器に属性を付与し戦う。
破壊の力「ディストラクション」の力を持つ。
ソフィア・エスティード (Sophia Esteed)
声 - 榎本温子
17歳 身長160cm 体重49kg 地球人
本作品のヒロインでフェイトに好意を抱いている。地球生まれのヒューマンで、バークタイン高校の時空学科の在籍。父は時空学の権威クライブ・エスティード。この時代には珍しく、裁縫、掃除、料理などの家事全般を得意とし、お互い両親が共働きだったフェイトの身の回りの世話や家事をしてきた。そのため、フェイト側からの恋愛感情は薄く、妹のようにしか思われていないことはソフィア自身の悩みの種でもある。装備は杖、主に紋章術を使って戦う。遺伝子に紋章が刻まれており、身体に紋章を刻まなくとも紋章術を使用可能。
空間と空間を繋ぐ力「コネクション」を持つ。猫が好きで、猫柄のストッキングを穿いており、杖にも猫のキーホルダーをつけている。
マリア・トレイター (Maria Traitor)
声 - 根谷美智子
19歳 身長168cm 体重47kg 地球人
本作品のヒロインで現クォークのリーダー。聡明な頭脳に冷静な判断力を併せ持つ才女、そのためメンバーの信頼は厚い。クリフの後を継いでクォークの総司令官に就任した。アールディオンの攻撃に巻き込まれ父は戦死、母親から実の娘ではないことを明かされる。その後、脱出ポッドで遭難していたところをクリフに助けられクォークへ加入する。当初はクリフがリーダーを務めていたがクォークが銀河連邦の罠にかかった際にアルティネイションの能力に目覚め、危機を脱したことからマリアにリーダーの座が渡った。ラインゴッド夫妻、そして紋章遺伝の計畫を知り、フェイトへコンタクトを取ろうとクリフを派遣する。装備はフェイズガンという、物質を分子レベルで分解することができる銃。近接攻撃では足技を使う。DC版では補助的な紋章術も習得する。
物質の性質を改変する能力「アルティネイション」を持つ。
クリフ・フィッター (Cliff Fitter)
声 - 東地宏樹
36歳 身長196cm 体重96kg クラウストロ人
いつも飄々としているフェイトの兄貴分。身体能力がヒューマンの数倍と言われるクラウストロ人。豪快、大雑把、そして36歳と言う年齢のわりに落ち着きが無い。だが、その一方よく言えば現実的、悪く言えば冷酷な一面も持つ。銀河連邦によって無理やり従わされる中小惑星の現状を悲観し、惑星間の仲介人として惑星の独立を手助けする反銀河連邦の私設軍隊「クォーク」を設立しその総司令官となるも、現在はマリアにリーダーの座を受け渡している。装備はガントレットで、ボクサーのような戦闘を行う。サウスポー。歩幅の広い走りも印象的。
神田晶氏の漫画では、主にボケや色好きな面を強く見せることが多く、ネルとの絡みも多数。
ネル・ゼルファー (Nel Zelpher)
声 - 浅川悠
23歳 身長171cm 体重51kg エリクール人
エリクール2号星にあるシーハーツ王国の女王直属の隠密「クリムゾン・ブレイド」の1人にして封魔師団「闇」の団長。クールな物腰と清廉実直、情と信義を重んじるため、部下の信頼も厚い。意外に思い込みが激しく、任務に忠実であろうとしようとするあまり、視野狭窄に陥ることもしばしば。装備は短剣。戦闘スタイルはいわゆる軽戦士系である。DC版では回復術を習得するため、貴重な戦力となる。父は「水霧の将軍」と謳われた先代のクリムゾン・ブレイド、ネーベル・ゼルファーである。光牙師団「光」団長にして同じクリムゾン・ブレイドのクレア・ラーズバードとは幼い頃からの親友。なお、王都シランドの北東にある、門の閉じられた大きな屋敷は彼女の実家である。DC版では攻撃と回復の紋章術を習得する。
神田晶氏の漫画では、クリフに対する突込みが多い。
アルベル・ノックス (Albel Nox)
声 - 千葉一伸
24歳 身長185cm 体重64kg エリクール人
エリクール2号星にあるアーリグリフ王国の重騎士団「漆黒」を率いる通称「歪(いがみ)のアルベル」。口が悪く、傲慢にして無頼。力こそ正義と頼む信条の持ち主。左手の手甲は、幼い頃「焔の継承」の儀式に失敗した際に負った火傷を隠すためのもの(その際父親が彼を庇って死亡している)。シリーズ主人公が代々使用してきたエダール剣技の必殺技を使い、我流のフェイトに対して、正統派の剣士である。装備は刀・手甲。父は元・飛竜兵団「疾風」団長のグラオ・ノックス。「クソ虫」「阿呆」「偉い奴が強いんじゃねぇ、強い奴が偉いんだ」などの名言があり、人気投票ではサブキャラクターながら1位に輝いた。常に俺様調であるが自身の信じる「強さ」を模索して努力を欠かさない人物でもある。
スフレ・ロセッティ (Souffle Rossetti)
声 - 倉田雅世
14歳 身長132cm 体重36kg ベルベイズ人
宇宙を巡るサーカス団・ロセッティ一座に所属する踊り娘で、一座のマスコット的存在。身の軽いベルベイズ人。非常に快活な性格で、誰にでも「ちゃん」付けをする癖がある。装備は靴・ケープ。戦闘タイプはダンスと一風変わっており、その奇抜さからトリッキーな動きで敵をかく乱する。銀河連邦軍の提督ヴィスコムがサーカス一座の名踊り子だったエレイン・ロセッティに産ませた私生児。が、ヴィスコムの提督としての名声が流浪のサーカスの一踊り子と関係を結んだ事によって傷つくのを恐れ、本人にも父の正体は秘密にされている。母親と死別した後、エレインの兄であるロセッティ団長の養子となり、同じサーカス一座のパンナコッタとタルトレットに預けられる。
ロジャー・S・ハクスリー (Roger S. Huxley)
声 - まるたまり
12歳 身長85cm 体重30kg メノディクス
エリクール2号星にあるサンマイト共和国のサーフェリオに住む、狸を始祖とする種族・メノディクス族の少年。ライバルのルシオ一味と男勝負中、盗賊団月影に捕獲されてしまう。その際、フェイトらに助けられたことをきっかけに同行する。口が達者で、よくクリフをコケにしては喧嘩になる。一方でネルのことを「おねいさま」と呼び慕うなど、年上の女性には弱いようである。ガンダムシリーズの作品をパロディしたセリフや、攻撃を行う。装備はヘルメット・斧。使用できるスキルには一風変わったものが多い。因みに、一度も出会うことなくEDを迎える可能性もあるが、その場合EDで特殊なイベントが発生する。
ミラージュ・コースト (Mirage Coast)
声 - 篠原恵美
27歳 身長181cm 体重53kg クラウストロ人
反銀河連邦軍事組織クォークの創設メンバーであり、クリフのよきパートナーであるクラウストロ人女性。DC版で初めて戦闘で使用可能になったキャラクター(実は本編で仲間になるよりも先に対戦モードで使用することも可能)であり、凛とした美人で、クリフと共に実家の神宮流道場で体術を学ぶ。クリフとは恋人というよりは、もはや熟練の夫婦、といったような雰囲気さえ持ち合わせ、互いの短所長所をカバーしあっている、熱くなりやすいクリフをフォローするのも得意であり、クリフもそんな彼女に頭が上がらないで居る。クリフとの手合わせは、982勝11敗43分。この数値から見ても分かる通り、クリフ以上の強さを誇り、ゲーム中トップクラスの能力を持つ。仲間になるのはDC版だが、当初は通常版でも仲間になる予定(彼女とのパートナーEDがあるのはその名残)で、開発者曰く「クリフより強かった」らしい。DC版では恐らく調整されている(クリフより接近戦に特化しているが、クリフより目立って優れているわけでもない)。武器はクリフと同じくガントレットだが、通常攻撃・必殺技共に足技が目立つ。因みにマリアに格闘技を教えたのは彼女であり、マリアと共通する使いやすい足技を多数持つ。
アドレー・ラーズバード (Adlai Lasbird)
声 - 石塚運昇
58歳 身長188cm 体重100kg エリクール人
DC版にのみ登場するキャラクター。現「クリムゾン・ブレイド」のクレア・ラーズバードの父にして、先代のクリムゾン・ブレイド。猪突猛進で豪快な性格、何事も真正面から挑む武人。筋肉質の外見とは反して、紋章術を得意とし、『SO2』で話題となったスピキュールも習得する。また、アーリグリフ飛竜兵団「疾風」団長・ヴォックス公爵とは因縁の関係(しかし、ゲーム中両者が会話する場面はない)。武器は刀。ただし、純粋にマジックアイテムとして使っているようで、抜刀はしない。洋上を三日間泳いだり、素手で巨大鮫と戦ったり、やることが人間離れしている。そのわりに娘には弱い。

銀河連邦[編集]

ロキシ・ラインゴッド(Rokishi Linegod)
声 - 金尾哲夫
フェイト・ラインゴッドの父親。紋章遺伝学の宇宙的権威。
物語序盤でバンデーン軍に拉致されてしまう。
リョウコ・ラインゴッド(Ryoko Linegod)
声 - 深水由美
フェイト・ラインゴッドの母親。
彼女自身も若い頃は優秀な研究者であったが結婚を機に引退した。
クライブ・エスティード(Clive Esteed)
声 - ?
ソフィア・エスティードの父親。
時空間科学の研究者であり、ラインゴッド家とは家族ぐるみの付き合いをしている。
キョウコ・エスティード(Kyoko Esteed)
声 - ?
ソフィア・エスティードの母親。
ディック・トレイター(Dick Traitor)
声 - ?
マリアの父親。
銀河連邦軍の軍人であり、妻ジェシー、娘マリアと共に第17宇宙基地で生活、及び勤務している。
ジェシー・トレイター(Jessie Traitor)
声 - ?
マリアの母親。
かつてロキシ・ラインゴッド博士の研究所で働いていたことがある。
ヴィスコム提督(Viscom)
声 - 宗矢樹頼
戦闘専用艦アクアエリーで幾度となく勝利を収めた連邦の英雄。
現在はバンデーン方面司令官を務めている。
ヘルメス司令長官(Hermes)
声 - ?
銀河連邦軍宇宙艦隊司令長官。

ヴァンガード3号星[編集]

ノキア
声 - 瀧本富士子
ウィプル村に住む少年。ノートンに両親を殺されており、妹のミナと二人で暮らしている。
そのような境遇からか幼いながらも利発な少年である。
ミナ
声 - ?
ウィプル村に住む少女でノキアの妹。村の入り口で倒れたフェイトを発見し介抱してくれた。
ノートン
声 - 大川透
レゼルブ人の重犯罪者で、監獄惑星への護送途中にヴァンガード3号星に不時着(脱走しようとノートンが護送船のエンジンへ細工をした結果である)してしまった。
その後は護送船のクルーを殺害し、ウィプル村近隣の遺跡にアジトを作り村からの略奪や村民の殺害などの残虐行為を行っていた。
ノキアが話す「手から光を放ち人々を消し去ってしまう」というのは彼の持つフェイズガンのことである。
戦闘では上記のフェイズガンを使い、HPが減ってくると連射するようになる。
クリア後のスフィア211にも登場するが、フェイトは彼のことをすっかり忘れているようだ。
バスター&マカフィー&テペキー
ノートンの子分としてフェイトの前に立ちはだかる3人組。
ウィプル村の若者の中には彼らのように村での生活に嫌気が差してノートンの元に行くという例が少なくないという。
1対3で戦闘を行うことになるが、攻撃方法などはチンケシーフと同じなために苦戦することはほとんどない。
名前の由来はアンチウイルスソフトから。

エリクール2号星[編集]

聖王国シーハーツ[編集]

シーハート27世
声 - 鈴鹿千春
聖王国シーハーツの女王であると同時に、アペリス教の聖女(遺伝子に刻まれている紋章力が最も強く顕現している女性のこと。シーハーツ王家の人間がいかにアペリスの血が濃くとも、女王が聖女を兼任することは稀で、数百年におよぶシーハーツの歴史の中で兼任したのは彼女が3人目)。本名はロメリア・ジン・エミュリール。
若いころに親しい関係にあったらしく、アーリグリフ13世とは本名で呼び合う。
ラッセル執政官(Lasselle)
声 - 森田順平
女王の側近を務める男性。
クレア・ラーズバード(Claire Lasbird)
声 - 吉住梢
ネルの昔馴染みであり、シーハート27世直属近衛部隊である施術部隊の隊長、またネルと同じく「クリムゾン・ブレイド」である。
タイネーブ(Tainev)
声 - 瀧本富士子
ネルの部下であり、封魔師団『闇』の二級構成員。ネルの影武者をやることがある。武術は全て自分の独学でやってきており、一種の天才である。前半では囚われたりアルベルに一蹴されてしまうシーンもあるが、後半でエクスキューショナーと交戦して「キリがない」とぼやきつつ生き延びていることからも実力が伺える。
ファリン(Farin)
声 - 半場友恵
ネルの部下であり、封魔師団『闇』の二級構成員。料理の腕はプロ級とのこと。指揮能力に優れ、のんびりな口調や性格とは裏腹に有能な人材である。因みに正規の訓練を受けているため実はタイネーブよりも給料はやや高い。
エレナ・フライヤ(Elena Frea)
声 - ?
施術開発部部長。この時代の人間とは思えない様な奇抜な発想の持ち主だが、部屋がとても汚く、のんびり、うっかり、ちゃっかりの3拍子が見事に揃っている。以前はアーリグリフ13世と親密な仲であったが、戦争に対する自責の念と自分が持つ特殊な体質を考え、その想いを断ち切っている。
ディオン・ランダース(Dion Landers)
声 - 川中子雅人
施術開発部主任。エレナの助手として働く若者。新型施術兵器「サンダーアロー」の開発に携わる。
また、私生活のだらしないエレナの身の周りの世話もしている苦労人でもある。

アーリグリフ王国[編集]

アーリグリフ13世
声 - 藤原啓治
軍事国家アーリグリフの国王。本名はアルゼイ・バーンレイド。いかにもファンタジーRPGの王様といった風貌であり、一人称は「オレ」。
作物の育たない寒冷地において国民の生活水準の向上を第一に考えており、シーハーツとの戦争もそれゆえのもの。私室は王族とは思えないほど質素である。金に汚い貴族達を後盾に利用し王位に就いた後は、その貴族達を追放している。
シーハーツに留学していた時期があり、その頃にシーハート27世やエレナと交流があった。特にエレナとは親密な仲であり、未だ想いを断ち切れていない節がある。
ウォルター(Walter)
声 - 茶風林
カルサアを治める領主であり、アーリグリフの風雷の団長。アーリグリフ13世に最も古くから仕えている忠臣である。アルベルを幼少期から知る人物でアルベルも彼には頭が上がらない。ネルの父親の死に関わっている。
ヴォックス(Vox)
声 - 大木民夫
アーリグリフ13世の叔父であり、侯爵の爵位を得ている。アーリグリフの強襲空兵隊疾風の団長。戦好きであり、アーリグリフとシーハーツ間での戦争を王に進言したのは彼である。テンペストという巨大な龍を従えているので実力はかなり高い。
本編では最終的に死亡する彼だが何故かクリア後のアナザーダンジョンでレナスの力により復活。「本気ヴォックス」として真の実力で戦いを挑んでくる。余談だがこの戦闘では複数のバトルコレクションを入手することができる。
デメトリオ(Demetrio)
声 - 堀川りょう
アーリグリフの疾風の副団長。団長であるヴォックスに絶対の忠誠を持っており、彼の補佐はもちろんのこと、裏の任務として非戦闘員や捕虜の抹殺も行っている。
シュワイマー(Schwimmer)
アーリグリフの疾風の団員。ヴォックス同様対シーハーツにおける強硬派であり、物語中盤で両国が停戦、和平への道を歩もうとしたことを良く思わず、シーハート27世への襲撃を行う。
シェルビー(Shelby)
声 - 江川央生
アーリグリフの漆黒の副団長。団長であるアルベルのことが気に入らずいずれ漆黒の団長になろうと目論んでいる。
ヴォックス同様最終的に戦死するが、彼もまたクリア後のアナザーダンジョンでレナスの力により「復讐に燃えるシェルビー」として復活する。

その他[編集]

ウェルチ・ビンヤード(Welch Vineyard)
声 - 半場友恵
エリクール2号星のゲート大陸にあるペターニに本拠地を置く「職人ギルド」の、受け付け兼ナビゲータ兼連絡係その他を兼ねる女性。頭良し、器量良し、性格良しと3拍子揃った働き娘で、職人ギルドを束ねているギルドマスターですらも彼女に頭が上がらないとか。
どういうわけか、『スターオーシャン1 First Departure』と『スターオーシャン2 Second Evolution』にゲスト出演し、主人公達の仲間になる。
武器は差し棒。
ギルドマスター(Guild Master)
声 - 茶風林
職人ギルドを束ねている偉い人(一応)。亜人のように見えるが、れっきとしたヒューマン。本名不明。
ラドル(Ladel Kristen)
声 - 鈴木千尋(DC版)
ルミナと共に行動する商人。店を開くためにカルサアを目指すが、極度の方向音痴のため、目的の場所までたどり着かない。各所でイベントを計3回発生させ、正しい方向に導くとようやく開店する。
ルミナ(Lumina G Dougie)
声 - 吉住梢(DC版)
行商人。子供ながら、少々強引な売り方をする。
アミーナ・レッフェルド(Amina Refferudo)
声 - 榎本温子
交易都市ペターニ住む少女。容姿から声までソフィアに似ており、フェイトですら本人ではないかと思ったほど。
戦争で両親を亡くしており、自宅で栽培した花を売り生計を立てている。出会った当初からせき込むなどの身体が弱い描写があるが、後に肺に重い病気を患っていることが判明する。また、戦争で離ればなれになった幼馴染がいる。
彼女との出会いがフェイトに大きな決意をさせることとなる。
クロセル(Crocell)
声 - 大友龍三郎
ウルザ溶岩洞に住む侯爵(マーカス)級エアードラゴン。年齢は700年を数え、エアードラゴンの王とまで呼ばれている。
因みにクリア後のアナザーダンジョンでは「激昂のクロセル」として登場するが、彼がどうやってそこに現れたかは不明。

クォーク[編集]

リーベル(River)
声 - 鈴木千尋
通称「早撃ちのリーベル」。熱血漢。マリアに好意を持っており、フェイトを勝手にライバル視している。スティングの弟である。
スティング(Sting)
声 - 滝知史
通称「狙撃のスティング」。弟のリーベルと違って、落ち着きがある。マリエッタに好意を持っている。
ランカー(Ranka)
声 - 長克己
ディプロの保安要員、年長者で大柄、妻子持ちである。
欠点は酒癖が悪いこと。
マリエッタ(Marieta)
声 - 倉田雅世
ディプロのオペレーター。リーベルに好意を持っている。

バンデーン[編集]

ビウィグ(Biwig)
声 - 森田順平
バンデーン軍指揮官。ハイダ4号星を侵略した時ソフィアとロキシを捕え、後にカルサア修練場にてフェイトと人質交換しようとした。
彼もまた本編では死亡するも、クリア後のアナザーダンジョンでは例によって「狂乱のビウィグ」としてレナスに復活させられる。

スフィア社関係者[編集]

ブレアを除いてアブラハムの宗教における天使や堕天使、悪魔に由来しクリフォトの悪魔が大半を占める。

ルシファー・ランドベルド
声 - 藤原啓治
スフィア社のオーナーでありフェイトたちの住む世界の創造主。エクスキューショナー達を用いてフェイト達の世界の文明の破壊を目論む。金髪。第二形態は触手のような翼がついており、その翼で攻撃してくる。『SO2』のルシフェル同様、アブラハムの宗教における堕天使ルシファーが由来となっている。
ブレア・ランドベルド
声 - 鈴鹿千春
ルシファーの妹。彼の方針に疑問を抱き、フェイト達に協力する。また、ルシファーによって偽者が作られ、こちらは戦闘時は大変好戦的な言動である。ゲームクリア後の隠しダンジョンの1つであるスフィア社(ゲーム本編で入れない階層)では本人と戦うことになる。攻撃範囲の広い攻撃が多い。
アザゼル
声 - 戸部公爾
スフィア社の社員。スフィア社に入った一行を「もてなして」くれる。口癖は「尤も」。武器はガンブレード。通常攻撃、技ともにMPダメージが多い。
ベルゼブル
声 - 川中子雅人
スフィア社の社員。前オーナーの息子であり、資産家である。オカマっぽい口調。武器は電磁。通常攻撃は状態異常を引き起こす。また技はHP, MPを吸収するものを使用する。
ベリアル
声 - 宗矢樹頼
スフィア社の社員。バズーカ砲のようなものを持ち、追尾性の高いミサイルで攻撃する。
エターナルスフィアにおいてはゲーム内イベントなどを担当していた。

その他[編集]

パフィ
「ノーモア5年前! ノーモア7年前!」を合言葉になぜかフェイト達を付け狙うごん太髪の女の子。分かる人にはわかるだろうが、分からない人には全く分からないという、困った復讐の炎を燃えたぎらせて今回も因縁をふっかけてくる。
ガブリエ・セレスタ
声 - 藤原啓治
トライエース作品恒例の隠しボス。知的な男性を思わせる容姿で、『ヴァルキリープロファイル』に登場する大魔法「ブルーティッシュボルト」を使用する。
イセリア・クィーン
声 - 篠原恵美
トライエース作品恒例の隠しボス。ガブリエ・セレスタの分身。知的な女性を思わせる容姿で、『ヴァルキリープロファイル』に登場する大魔法「セレスティアルスター」を使用する。
レナス
声 - 冬馬由美
トライエース作品『ヴァルキリープロファイル』の主人公。本作では隠しボスとしてゲスト出演する。幼児体系にデフォルメされている。
同作のレナスとの関連の有無は不明。余談だが、ルシオやレザードといったVPキャラクターもメノディクスとして本編中に登場している。
クリア後のスフィア社のボスの多くは彼女により召喚される。
フレイ
声 - 川村万梨阿
トライエース作品『ヴァルキリープロファイル』の登場人物。レナス同様隠しボスであり、幼児体系にデフォルメされている。
他のRPG作品の隠しボスとは桁違いの能力・凶悪なまでの強さを有し、HPに至っては基本20000000 最大60000000で ド根性バーニィ使用で99999999にまで達する。

登場艦船[編集]

外交艦ディプロ
反銀河連邦組織クォークの旗艦として使われている大型宇宙船。全長600m以上で重力ワープエンジンを使用し、主砲に量子魚雷、防御機構として時空転移シールドを搭載する。星間国家軍から不正に入手した流用品を使い改造されているので、一般に流通している機動高速艦に比べると高い火力と防御力を誇っている。しかし、銀河連邦の正規の戦闘専用艦には及ばない。
居住性に富み、数ヶ月から数年単位での長期航行に向いていると考えられる。名義上、所有者はクリフ・フィッターとなっているが、彼の座を受け継いだマリア・トレイターが専ら乗用している。
イーグル
クォークが保有している小型高速艦。小型ではあるが内部にはシャワー室があるなど最低限の居住性は確保されている。防御機構として時空転移フィールドを装備しているが武装を持たないため戦闘は行えない(小説版では量子機雷を搭載している)。
ヴァンガード3号星へフェイトを救出に来た際にクリフとミラージュが乗船。彼を救助した直後にバンデーン軍の戦闘艦の攻撃を受け、撃墜はされなかったものの攻撃の影響でエンジンが緊急停止してしまい、エリクール2号星へ不時着してしまうことになる。
輸送艦ヘルア
第7深宇宙基地に配属されている銀河連邦の輸送艦で、正式名称は「GFSS - 12372 HELRE」。全長300m以上、重力ワープエンジンを搭載。防御機構として時空転移シールドを装備。物質及び人員の輸送を目的に設計された大型宇宙船であり、ある程度の居住性がある。また、緊急時に脱出するための小型ポッドが最大乗員数よりも多く搭載されている。このポッドは成人男性一人分のサイズしかないが、約1週間の生存に必要最低な生命維持装置が搭載されている。大気圏の投入にも耐えられ、最悪の場合、生命維持が可能な惑星を検索し、そこに到達するようにもなっている。
このようなポッド搭載は連邦法によって厳しく決まっている。これは星間戦争において輸送艦が最も攻撃対象になっていると考えられる。事実、バンデーンによって襲撃にあったヘルアは最終的に撃沈されてしまった。
輸送艦ラディッシュ
銀河連邦軍が保有していた輸送艦であり、小説版の記述によるとヘルアの同型艦。宇宙暦765年に起きたアールディオン帝国との交戦の際、第17宇宙基地からの避難民を乗船させ惑星アラクへと航行していたが、追撃してきたアールディオン軍の戦闘艦に追いつかれて攻撃を受け撃沈されてしまう。
この艦には当時12歳のマリアと母であるジェシーが乗船していたが、脱出ポッドの数が足りずジェシーは艦に残り死亡している。
戦闘専用艦アクアエリー
銀河連邦軍の戦闘専用艦で、正式名称は「GFSS - 1024 AQUAELIE」。オースチン社により製造された。艦長はヴィスコム提督であり、彼の愛用の旗艦でもある。製造から十数年の歳月が過ぎた船であり、すでに旧式だが幾度もの改装により、最新鋭の戦艦に負けない性能を持つ。ヴィスコム提督を初めとするクルーの腕前により連邦の中で最強と呼ばれる艦の一つ。
惑星ストリームにフェイトらを降り立たせるために囮を引き受けエクスキューショナー群と交戦。主砲であるクリエイション砲により一体エクスキューショナー(執行者)を撃破するが、残りのエクスキューショナーの攻撃により、宇宙から消滅する。
船体の素材はカーボニックネオタイド。搭載エンジンは重力ワープエンジンで、武装として主砲のクリエイション砲、副砲にフェイズキャノン、量子魚雷などを装備。防御機構として時空転移シールド2機を搭載する。
カルナス
本作では、アクアエリーに搭載されている小型艇として登場。
戦闘艦ダスヴァヌ
バンデーン帝国所属の宇宙戦闘艦で艦長はビウィグ。主砲であるエリミネートキャノンをはじめ、銀河連邦の戦闘艦とはまったく異なる技術で建造されている。ラインゴッド博士とフェイトの人質交換の取引の際に投入され、ディプロを追い詰めるものの駆けつけてきたアクアエリーのクリエイション砲によって撃沈される。

登場する惑星[編集]

ハイダ4号星
セクターκに存在する保養惑星で、物語の最初の舞台。銀河系では有名な観光地で一般市民から著名人、そして人種問わず様々な人々が訪れている。物語序盤でバンデーン軍の攻撃を受け、惑星全土が壊滅状態に陥ってしまう。
ヴァンガード3号星
輸送船から脱出したフェイトが最初に降り立った惑星。文明レベルは地球の16世紀程度とされ未開惑星として航宙図に登録されている。
大気組成や重力は地球と同等(ただし、重力は地球の4分の3程)であり、ヒューマンタイプの人種が生活している。この星の住人で特徴的なのは、先端の尖った細長い耳であるが、同様の特徴を持つネーデ人との関連性は不明である。
エリクール2号星
物語の主要な舞台であり、ネル、アルベル、ロジャー、アドレーの出身惑星。
文明レベルは地球の17世紀程度とされており、戦乱が絶えないため総人口が判明していない。南半球に二つの巨大大陸があり、北半球にはいくつかの群島があるのみとなっている。
ムーンベース(第5宇宙基地)
月の軌道上に存在する宇宙基地。フェイトの父親であるロキシ博士の研究所が存在する。
惑星ストリーム

用語解説[編集]

紋章遺伝子
「タイムゲート」が宣告した来たるべき人類の危機に対して、存亡をかけた戦いを挑むために、ロキシ・ラインゴッド博士らの子供に実験を行って付与された物。
破壊の力「ディストラクション」
フェイト・ラインゴッドが持つ能力。エターナルスフィア内の物理法則を根底から覆すことが可能。本編ではバンデーンの戦艦を光粒子に分解した。本来の用途はFD空間において自己の周りにエターナルスフィアの物理法則を適用する機能。これによって、攻撃でFD人に物理的外傷を与えることができる。
なお、天使の演出はロキシが「神に対抗できる存在」として考え出したため。トライエース恒例の「演出」の一つである。またフェイトは戦闘時の技「イセリアル・ブラスト」でも翼が出る。
改変の力「アルティネイション」
マリア・トレイターが持つ能力。エターナルスフィア内に存在する物質を任意に変換して、FD空間上に安定させる機能。逆に言えば、エターナルスフィア内にある物質の「存在値」を変換し、その存在を不安定にできる。これによってフェイト達はFD空間で「実在」できる。
作中、マリアはこの能力で「陶器に使われた『素材』を、レーザーガンで撃っても破壊されない『素材』に変換」して見せた。
繋ぐ力「コネクション」
ソフィア・エスティードが持つ能力。FD空間とエターナルスフィアを繋ぐ「タイムゲート」を利用できる機能。慌てて付与したためか、微妙に応用が効かない。分かりやすく言うと、『ドラえもん』の「どこでもドア」と「通りぬけフープ」を合わせたような物。
エクスキューショナー
ストーリー中盤で突如現れて神の断罪人を名乗り、銀河連邦、アールディオン帝国、バンデーンなどへの攻撃を始める謎の勢力。
エターナルスフィア
ルシファーを中心に、スフィア社によって開発された極めて高度なワールドシミュレーター
FD人が精神を内部のプログラム生命体精神転送(ただし、プログラム生命体の「作成」や「調整」は出来るが、「操作」は基本的には一切行えない)することで、仮想世界の生活を疑似体験できるゲームとして、スフィア社のヒット商品となっている。
FD人による外的要因及びに内部の存在の自己進化により、世界の発展が進めば進むほどFD空間との差は縮んでいる。特に内部のプログラム生命体の知性は、FD人と比べても何の遜色も無いほどに成長しており、FD人の手から離れ始めた一つの世界に近い存在になっている。
シミュレーテッドリアリティも参考のこと
星系を単位として、エリアごとにサーバで分けられて管理されている。基本的にFD人でさえもエターナルスフィアのメンタルモデルから外れる行動は取れないが、開発者用に設置されているID(Intervente Device)を用いることで「制限」を取り外し、本来は取れない行動を取ることが出来る。
なお、紋章術の紋章とは、エターナルスフィアを構成するプログラム言語であり、紋章術によって起きる現象はエターナルスフィアの構成プログラムを書き換えることにより起こる事象である。上述の紋章遺伝子も基本的にこれと同様だが、極めて高度であり、技術的には開発者であるFD人以上と思われる。
FD空間
高度に構築された仮想世界エターナルスフィアと対比し、基底現実はこのように呼ばれている。
FD人にとってはエターナルスフィアに接続するなど「娯楽」が生活の主体となっており、スフィア社社員等のように「労働」をすることは厳しく制限されている。
ID(Intervente Device)
エターナルスフィアを管理するために各星系に設置されているオーパーツ。フェイト達はこれを利用して、エターナルスフィア内で「制限」されていることを「可能」にした。

ディレクターズカット版[編集]

2004年1月22日に発売された。ディスクが2枚になり、容量が増えたため、様々な追加、変更点がある。

  • 通常版でボイス無しだった一部のイベントにボイスが追加された。
  • 仲間キャラクターとしてミラージュと完全な新キャラクターのアドレーが追加され、パーティが最大6人から8人に増えた。また、2人が仲間になるイベントが追加された。
  • 新しく2つのダンジョンと、そこに出現する敵や音楽が追加された。
  • 対戦モードが追加された。
  • キャンセルボーナスが追加された(前述)。
  • 大攻撃のバトルスキル使用時の消費HP(MP)は、通常版だと固定値だったが、最大HPに対する割合で消費するよう変更された。
  • 一部のバトルスキルと紋章術の効果や仕様が一部変更された。
  • フェイト、マリア、ネルがレベルアップで紋章術を習得するようになった。(その為かソフィアはほぼ全ての紋章術を小、大に関わらずセットできる等、バランス調整されている)
  • 一部のアイテムの説明や効果が変更され、通常版であまり上げられなかったINT等の能力が強化可能に。
  • 「破壊確率○%の武器が破壊されない」などのバグが修正された。
  • バトルコレクションの内容が一部変更された。また、達成率による特典が追加・変更された。
  • 他、宝箱の中身など細かい部分が変更されている。

主なスタッフ[編集]

関連商品[編集]

和書[編集]

音楽[編集]

  • スターオーシャン Till the End of Time オリジナルサウンドトラック Vol.1
  • スターオーシャン Till the End of Time オリジナルサウンドトラック Vol.2
  • スターオーシャン Till the End of Time アレンジアルバム
  • スターオーシャン Till the End of Time ボイスミックスアルバム
  • スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット オリジナルサウンドトラック

外部リンク[編集]