ロボテック

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ロボテック』(英語:Robotech)は、1985年アメリカ合衆国フランスで放送されたSFロボットアニメ
竜の子プロダクション製作の『超時空要塞マクロス』・『超時空騎団サザンクロス[* 1] ・『機甲創世記モスピーダ[* 2]の3作品をハーモニーゴールド USA 社(Harmony Gold USA)がライセンス取得、同一世界の異なる時代と世代を描いた、連続する一つの大河シリーズとして翻案、再編集された作品である。[* 3]

目次

概要[編集]

アメリカにおける日本産アニメは、1960年代から、『鉄腕アトム』、『マッハGoGoGo』、『ジャングル大帝』など、多数の作品が輸出され、これらの作品は米国事情・同国内の州法や連邦法等に基づいた事情と著作権の売却の販売形態に由来する米国側配給企業の裁量により、暴力・死・性的描写等の日本的なアニメ描写は削除された。就学児童の視聴者向けにテレビ局の放送基準や慣例を満たすよう、「不適切な部分」を削除修正された、アメリカナイズされた作品には、科学忍者隊ガッチャマン(米国版)"Star Blazers"(宇宙戦艦ヤマト・テレビシリーズ I / II / III)がある。

ロボテックは、本来何のつながりもない複数の作品の再構成という形ではあったが、日本的な描写が残されて放送されたことが、前述の諸作品と異なり、現在まで続く日本アニメと、その流儀(スタイル)にならった米国の商業アニメの製作潮流と、購買層となるアニメファンダムの定着の源流となったと、米国評論界では理解されている。

ハーモニーゴールド USA 社と竜の子プロダクション社(以下「タツノコプロ」と省略)間で締結された契約は通常の使用許諾契約ではなく、アジア地域・日本以外での著作権そのものをハーモニーゴールドUSAへ譲渡する契約[* 4] であるため、原作となる日本側の制作関係者は作品にテロップされる事は無い。

当時の米国のテレビ局では、平日の帯番組として放映するに当たり最低65話が必要とされ、1作品のみでは話数が足り無い為、『超時空要塞マクロス』(全36話) + 『超時空騎団サザンクロス』(全23話) + 『機甲創世記モスピーダ』(全25話)の合計84話と「マクロス・サーガ」編の第25話と「マスターズ」(サザンクロス編)第10話の実質的な総集編である、第37話「ダーナの物語」(Dana's Story)が追加され、全85話で放送された。

米国とカナダで『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』がビデオ販売され、ロボテックは米国製ではなく、日本起源の原作があることを知り、原典である『超時空要塞マクロス』を支持する『ロボテック』否定派も存在する。

成立経緯[編集]

"Robotech" のブランドは、レベル社(Revell)が発売していたロボットプラモデルシリーズ、"Robotech Defenders"(超時空要塞マクロス・超時空世紀オーガス太陽の牙ダグラムのキットのランナー部を日本から輸入し、箱と説明書を英語の独自のものに入れ替え、商品名称を変更して発売)に由来する。マクロス絡みのテレビアニメ企画を知ったレベル社が、ブランドタイアップとしてハーモニーゴールド USA 社に働きかけ、番組名に "Robotech" を冠することになったが、レベル社の製品名と共に "Robotech Defenders" の漫画の物語や設定も、本シリーズとは内容的に全く接点及び共通点を持たない、模型主導型の別の作品であることに注意する必要がある。

タイトルについて[編集]

ロボテックの語源は、OTMによるロボット工学の英語表現、(ROBOTECH nology)の語尾が抜け落ちた省略形である。

プロ作家による正典、外典(伝)、ファンによる同人誌に至るまで、シリーズに冠するブランド名として、英語圏スペイン語圏の国々(南米)ではアニメに興味の無い人々でも一応はタイトルと物語の概要を知らない人はいない程の、日本国に於ける機動戦士ガンダムシリーズに匹敵する知名度と商業的成功を収めた。

ストーリー[編集]

強大な軍事力を持つ異星人、

  1. Zentraedi(日本版ではゼントラーディ人
  2. その創造主であるRobotech Masters(日本版ではゾル人
  3. 上記2種族の宿敵であるインビッInvid)(日本版ではインビッ

が、それぞれの時代において、神秘的な超エネルギープロトカルチャーを求めて襲来する。これに対し、

最初の世代の大河ドラマである『マクロス・サーガ』(超時空要塞マクロス)、
同じく第二世代目の『マスターズ』(超時空騎団サザンクロス)、
同第三世代(新世代)目の『ニュー・ジェネレーション』(機甲創世記モスピーダ)

の3作品間の各3世代間に於ける、上記超資源を求めて襲来した異星人と人類側(後にガス惑星「ファントマ」の衛星ティロル別星系人類(Tirolian含む)の戦いとファーストコンタクトを描く。

全話リスト[編集]

マクロス・サーガ
The Macross Saga
ロボテック・マスターズ
The Robotech Masters
ニュー・ジェネレーション
The New Generation
  1. Boobytrap
  2. Countdown
  3. Spacefold
  4. The Long Wait
  5. Transformation
  6. Blitzkrieg
  7. Bye-Bye Mars
  8. Sweet Sixteen
  9. Miss Macross
  10. Blind Game
  11. First Contact
  12. The Big Escape
  13. Blue Wind
  14. Gloval's Report
  15. Homecoming
  16. Battle Cry
  17. Phantasm
  18. Farewell, Big Brother
  19. Bursting Point
  20. Paradise Lost
  21. A New Dawn
  22. Battle Hymn
  23. Reckless
  24. Show Down
  25. Wedding Bells
  26. The Messenger
  27. Force Of Arms
  28. Reconstruction Blues
  29. Robotech Masters
  30. Viva Miriya
  31. Khyron's Revenge
  32. Broken Heart
  33. A Rainy Night
  34. Private Time
  35. Season's Greetings
  36. To The Stars
  1. Dana's Story
  2. False Start
  3. Southern Cross
  4. Volunteers
  5. Half Moon
  6. Danger Zone
  7. Prelude To Battle
  8. The Trap
  9. Metal Fire
  10. Stardust
  11. Outsiders
  12. Deja Vu
  13. A New Recruit
  14. Triumvirate
  15. Clone Chamber
  16. Love Song
  17. The Hunters
  18. Mind Game
  19. Dana In Wonderland
  20. Crisis Point
  21. Day Dreamer
  22. Final Nightmare
  23. The Invid Connection
  24. Catastrophe
  1. The Invid Invasion
  2. The Lost City
  3. Lonely Soldier Boy
  4. Survival
  5. Curtain Call
  6. Hard Times
  7. Paper Hero
  8. Eulogy
  9. The Genesis Pit
  10. Enter Marlene
  11. The Secret Route
  12. The Fortress
  13. Sandstorms
  14. Annie's Wedding
  15. Separate Ways
  16. Metamorphosis
  17. The Midnight Sun
  18. Ghost Town
  19. Frostbite
  20. Birthday Blues
  21. Hired Gun
  22. The Big Apple
  23. Reflex Point
  24. Dark Finale
  25. Symphony Of Light

エグゼクティブ、制作スタッフ[編集]

  • Ahmed Agrama - エグゼクティブ・プロデューサー
  • Jehan Agrama - アソシエイト・プロデューサー
  • Debbie Alba - ダイアログ・ディレクター
  • Robert V. Barron - スーパーヴァイジング・ディレクター、作家、ダイアログ・ディレクター
  • Ardwight Chamberlain - 作家
  • Greg Finley - 作家、ダイアログ・ディレクター
  • Kent Hayes - プロダクション・マネージャー
  • Jason Klassi - 作家
  • スティーブ・クレイマー - スクリプト・エディター、作家、ダイアログ・ディレクター
  • カール・メイセック - プロデューサー、ストーリー・エディター
  • マイク・レイノルズ - 作家、ダイアログ・ディレクター
  • Gregory Snegoff - スクリプト・エディター、作家、ダイアログ・ディレクター
  • Tao Will - 作家

製作班[編集]

  • Jorge Allia - トランスファー(翻訳者)
  • Leonardo Araujo - レコーディング・エンジニア
  • George Bours - レコーディング・エンジニア
  • Guillermo Coelho - ビデオ・テープ・エンジニア
  • John Reiner - レコーディング・エンジニア
  • Bryan J. Rusenko - チーフ・エンジニア
  • Eduardo Torres - レコーディング・エンジニア
  • Gerardo Valdez - トランスファー(翻訳者)
  • Joel Valentine - 最終再レコーディング

音楽スタッフ[編集]

  • Michael Bradley - 作曲、ソングライター、ランサーの歌声
  • Alberto Ruben Estevez - 作曲
  • ウルピオ・ミニッツィ - 作曲、主題曲
  • John Mortarotti - 音楽エディター
  • Arlon Ober - 作曲、編曲、ソング・ライター
  • レベッカ・フォースダット - ミンメイの歌声
  • Thomas A. White - エグゼクティブ音楽プロデューサー

配役[編集]

()はマクロス、〔〕はサザンクロス、〈〉はモスピーダの登場人物

製作[編集]

ハーモニーゴールド USA 社のプロデューサー、カール・メイセック (Carl Macek)が原作となる3作品の脚本を改変する作業を指揮した。製作期間は9ヵ月だったが、原典三部作の主要な脚本家であり、スコット・バーナードほかの声優も務めたグレゴリー・スニーゴフ (Gregory Snegoff) は、倍の期間である18ヵ月があれば理想的であったと語っている。

放映の条件[編集]

「最低65話放映」の条件は、平日帯のゴールデンタイム 以外で、各々の地方局間で連携放送される番組(シンジケーション番組)に限って適用され、この条件は、異なるアニメ番組の物語を組み合わせることを強制するものではなかった。

類似する例として、『百獣王ゴライオン』と『機甲艦隊ダイラガーXV』を編集した『ボルトロン(Voltron) という作品も存在するが、続編のクロスオーバー・スペシャルまでは、日本で放送の通りに放送された。

宇宙戦艦ヤマト』や『トランスフォーマー』は、65話に達するまで、週1回の番組として放映されていた。

制作当時の環境を考えれば、アメリカ合衆国地上波において、テレビシリーズとしてアニメーション番組を放送するために作品を改変することは 必要やむを得ないこと であったと、擁護派は反論している。

テレビ放送[編集]

テレビ放送開始[編集]

『ロボテック』は1985年に全米ネットではなく、ローカル各局で放映された。これは1980年代のアニメ・シリーズ全般にみられる傾向である。それまでローカル局では土曜日の朝に、『ルーニー・テューンズ』のような子供向けカートゥーンや、ネットワーク局で放送されたショーを再放送していた。しかし、米国のアニメーション・シリーズ「He-Man and the Masters of the Universe[1]によって新しい営業スタイルが提案されると、この状況は一変した。これは放送局が未放送の新作アニメを直接購入し、アニメは玩具メーカーのスポンサーの収益で制作するというものである。

しかしながらロボテック・シリーズの視聴率は良好だったものの、そのファン層は比較的高年齢層であったので、必ずしも玩具や模型販売の対象者とはならなかった。こうした状況下、マテル社のミニカー・ブランドのマッチボックス社[2]の玩具販売の失敗は『ロボテック II:センチネル』[3]テレビシリーズとしての制作中止(後にウォルトリップ兄弟による漫画版で続きが描かれた)の最大の原因であった。

再放送[編集]

1990年代にはケーブルテレビサイファイ・チャンネル: Sci-Fi)とカートゥーン ネットワークで放送。カートゥーン ネットワークでは、ランサー・ベルモント(イエロー・ベルモント)の女装という性的倒錯描写を理由とする自社放送倫理規制により、モスピーダ編を除く、1話から60話までしか放送しないという決定がなされ、ロボテック・マスターズ編(サザンクロス)の終了を待って放送を打ち切った。最近のカートゥーン ネットワークは「ジャイアント・ロボット」スペシャルの一部として『ロボテック』の選り抜きの話を再放送。また、カリフォルニア州サンノゼの公開テレビ局は『コードネーム・ロボテック』[4]を放送。『ロボテック』は、2010年10月現在、アニメ・ネットワークで毎日放送されている。

アメリカ合衆国外での放送[編集]

ロボテック・シリーズ三部作は、アメリカ合衆国以外の国々に於いても放送されたこれらは放映権を購入した各国の放送局が放映し、カナダ英語フランス語)、ヨーロッパ欧州連合諸国、 オーストラリア連邦南米諸国(スペイン語ポルトガル語)、中華人民共和国北京語)、 ロシア連邦ロシア語)で、1985年から1991年に掛けて順次放映された。 英語以外の各国語版は、原則、歌曲はロボテック英語版をそのまま使用しているが、声優は現地の声優を雇用して吹き替えるために台詞(対話/ダイアローグ)が多少異なる。

また、日本語から英語、更に各国語への重訳の際に解釈の相違や誤訳 により、内容が多少相違する例もみられる。 例えば、イタリア語版は『ATLAS UFO Robot』(UFOロボ グレンダイザー)以来の輸入アニメの処理の伝統に従い、歌曲の一部をイタリア語による現地雇用の歌手による歌に差し替えた。

また、中華人民共和国版も洋楽を聴く習慣や伝統の無い同国の国民性を考慮して、同様に歌曲が全て北京語による現地歌手による歌に差し替えられているが、海賊版ではなく著作権管理に厳しい米国との正式ライセンス契約下である為に、ハーモニーゴールド USA 社より提供された、オリジナルの楽譜を使用し、歌詞もロボテック版原曲に較べて、北京語特有のピン音発音に伴う改変を除いては、比較的忠実に翻訳されている。 オーストラリア連邦ではセブン・ネットワーク(チャンネル7)ネットワーク・テン(チャンネル10)『ロボテック』が放送された。この2つはそれぞれ異なる州の放送局である。チャンネル7は全85話を放送したが、チャンネル10は52話で打ち切った。

反響[編集]

アメリカ合衆国で発売された「アニメインサイダー」、「ニュータイプUSA」、現在も刊行されている「アニメリカ」[5]、同じくカナダで発売されている「プロトカルチャー・アディクツ」[* 5]などのアニメ雑誌の作品人気投票のベスト10を何度も入賞した。 好反響を受け、ハーモニーゴールド USA 社はシリーズの拡大を図っている。

映像作品(アニメ)としての続編は『ロボテック II: センチネル』の失敗により長く途絶えたが、漫画や小説で続編やスピンオフ作品が継続的に発表され、根強いファンを獲得した。 放送から15年以上を経て、2001年には公式ウェブサイトrobotech.com」(#外部リンク参照)が開設され、DVDやテレビゲーム、関連グッズなど積極的な商品展開がなされている。

アニメエキスポ2004では、『ロボテック シャドウ・クロニクル』の発表があり、その一年後、ロボテック20周年を迎えたアニメエキスポ2005で初めて予告編が上映され、北米大陸においては2007年2月6日にOVA作品としてDVDが発売された。

カナダアルゼンチンチリ、中国でも同様の影響を与え、2004年の夏には中国教育テレビ「中国教育電視台」のチャンネル「漫画频道」における「全時代ベスト・ロボットアニメ賞」[6]を受賞した。

アメリカ合衆国以外の国々でも、『ロボテック』は「アニメ」人気をじわじわと上げ続けた。これによってSF界への貢献を認められ、北アメリカSF大会[7]、コンカスカディア・コンベンション[8]と、シアトルの SF殿堂博物館[* 6]から賞を与えられた。

その一方、無関係な3作品を1つにまとめる物語構成の改変、登場人物の名称や一部の主要人物の性格設定の変更、米国の放送事情と法律により行われた編集は、元の作品を踏みにじる行為とみなし、『ロボテック』を批判する[* 7]英語圏のファン層も確かに存在し、改変担当者のメイセックに脅迫状が送られる事件も起こった[9]

なお、英語圏で「メカ[10]という語が認知されるきっかけとなったのは、『ロボテック』である。それ以来西洋、特に英語圏で「メカ」といえば人間が搭乗するロボットかパワードスーツを指すようになった。

国際商標権問題[編集]

ハーモニーゴールド USA(審決文面上の表記は「ハーモニー ゴールド ユー エス エー インコーポレーテッド」)は、本作「テレビアニメーションシリーズ」(従ってアニメーション映画の『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は含まれない。)に関して、アメリカ合衆国において著作権翻案権)、及び商標権の登録を行ったことを奇貨きかとして、同社は日本国特許庁に対して『マクロス』の英文字表記である「Macross」及び作品中架空の軍隊「地球統合軍」作戦領域管轄の一つである宇宙軍の英文字表記「U.N. Spacy」に関する2001年2月5日と同年5月21日の2回の登録異議の申立てを行った。

ロボテックシリーズ[編集]

ロボテック・シリーズのタイトルには固定化した定訳の日本語はないが、本項目では便宜上用いている。 2002年にハーモニーゴールド USA 社 により再起動・書き換えが行われた、現行の「新・ロボテック公式年表」を記す。

物語の年代 題名 概要 日本の原作 発表年
1999年 -
2014年 (1)
ロボテック: マクロス・サーガ
Robotech: The Macross Saga
地球に墜落した謎の宇宙戦艦「SDF-1 マクロス」[11]に積まれた超エネルギー「プロトカルチャー[12]の「マトリクス」を奪還するため来襲した巨人族Zentraedi と、地球の United Earth Forces(UEF)の戦い。SDF-1 マクロスの乗員は敵の Breetai 艦隊と共闘し、歌手リン・ミンメイの歌に導かれて Dorza の大艦隊と決戦を行う。(第一次ロボテック戦争[13] 超時空要塞マクロス 1985年
2022年 - ロボテック II: センチネル
Robotech II: The Sentinels
Zentraedi の創造主であるゾル人のロボテック・マスターズ[14]の母星 ティロル[15]へ向け、遠征艦隊軍 (UEEF)がSDF-3[16] パイオニア[17]で出発。その途上、様々な異星人種(センチネル)と遭遇する。 なし (米国独自製作の新作) 1986年
2027年 ロボテック:ザ・ムービー:語られざる物語
Robotech the Movie: The Untold Story
詳細は ロボテック・ザ・ムービー:語られざる物語 のほか、メガゾーン23#ロボテック版 の記載参照。 メガゾーン23PART I のみ) 1986年
2029年 -
2030年 (2)
ロボテック: ロボテック・マスターズ
Robotech: The Robotech Masters
謎の超エネルギー「プロトカルチャー」を求めて、ロボテック・マスターズが地球に来襲。『ダーナ・スターリング[18]を始めとするサザンクロス軍 [19]が防衛戦を展開する。(第二次ロボテック戦争[20] 超時空騎団サザンクロス 1985年
2031年 - 2044年 (3) ロボテック:ニュー・ジェネレーション(新世代)
Robotech: The New Generation
ロボテック・マスターズの宿敵であるインビッド[21]が襲来し、地球を制圧占拠。
月や火星、そして木星の衛星基地に追いやられた人類は、遠征艦隊軍[22]による地球奪還作戦を試み、敵拠点レフレックス・ポイント[23]を目指す。(第三次ロボテック戦争[24]
機甲創世記モスピーダ 1985年
2044年 (4) - ロボテック: シャドウ・クロニクル
Robotech: The Shadow Chronicles
インビッド打倒のために人類と秘密友好条約(同盟)を結び、無償で「影次元・先進技術」[25]を提供していたハイドニット[26]が、女王リージスに率いられてインビッドが地球を退去する戦争の終結を契機として突如として裏切り、技術供与された機械に潜むトロイの木馬[27]の暴走による人類側兵器の損害や艦船の自爆損失を利用して攻撃を仕掛けて来る。(ハイドニット事変) なし (米国独自製作の新作) 2005年

†印を付されたものは二次的な連続性を持つ作品である。

拡張世界、二次的連続性[編集]

これらの作品の出来事はロボテックと連続性を持つが、テレビ・シリーズ全3部と、「主要な連続性作品」と定義される『ロボテック: シャドウ・クロニクル』を加えた全4部の「カノン (文芸)」(Canon[* 8]と矛盾する場合は、その出来事や事項は無視される。[* 9]メタフィクションExpanded Universe(拡張世界/二次的連続性)の記載も参照のこと。

2002年、当時DCコミック子会社であった[* 10]ワイルドストーム(WildStorm)社の出版開始に伴い、ハーモニーゴールド USA 社は、ロボテック世界の後付け設定を公式に決定した。

同社はこれを「シリーズの再起動」と定義し、日本国のガンダムシリーズなどにもみられる、21世紀のファンダムを含めた情況に合わせた設定の更新(アップデート)によって「公式設定そのものの書き換え」が行われた。

これによって例えば 2002年の書換え以前は「Robotech Expeditional Force」(REF)という制式名称であった遠征艦隊軍が新たにその名称を「United-Earth Expeditionary Force」(UEEF)とされるなどの大幅な変更が加えられ、これにより以下の作品が「二次的な連続性を持つ作品」へと左遷された。

二次的連続性作品の一覧[編集]

  • センチネル関連で作品化したもの全て(映像・漫画・小説)。
  • ロボテック:ザ・ムービー(厳密にはTVシリーズの続編ではない)。
  • コミコ社、エターニティ社、アカデミー社、南極出版社(Comico, Eternity, Academy, Antarctic Press)社の全ての漫画。
  • パラディウム・ブックス(Palladium Books)社のロールプレイングゲームテーブルトークRPG関連出版物の全て。
  • ジャック・マッキーニ(Jack McKinney)の小説。"End of the Circle" (円環の終わり)が有名。

これらの作品はロボテック本編との繋がりを残しているが、アニメシリーズ全85話の公式の出来事に従属する形となる。 特に「ジャック・マッキーニ」両名による小説は、センチネル編の展開が進むにつれて、本筋から大きく外れ、神秘主義に傾いていった。

完成作[編集]

Robotech UN Public Service Announcement(2005)[編集]

2005年に製作された。

スコット・バーナード(Scott Bernard )およびアリエル(Ariel)の対話と、かつてインビッドからの地球解放を目指す「地球奪還降下作戦」や、衛星ティロルTirol)の解放作戦に使われた、強襲降下用装甲艇「ホリゾン(ト)-V」が、今度は、遠征艦隊軍国際連合暗喩する)の難民に対する国際救援物資の輸送(地球なのか、衛星" Tirol " なのかは不明。)に使われる場面を特色とする国連の60周年記念の60秒単位で揃い踏みされた公共サービス公報は、『シャドウ・クロニクル』のアニメーション製作作業の合間を縫って製作された。オリジナルの声優を使用せず、対話は公報フィルムの限界上、キャラクター性が多少不足していたが、それにもかかわらず長年に亘り未完成企画の連続であったロボテックの米国独自新作アニメーション製作に於いて、最初の完全に完了されたフィルム・フィート数として記録された。[* 11]

Robotech: The Shadow Chronicles(2007)[編集]

2002年、「トミー・ユン」(Tommy Yune)が新作の展開を発表した。この作品は2004年に『ロボテック: シャドー・フォース』(Robotech: Shadow Force) と名付けられた。 タイトルはすぐに変更され、『ロボテック: シャドウ(シャダウ)・クロニクル』(Robotech: The Shadow Chronicles) となった。

ハーモニーゴールド USA 社の代表は、アメリカ、カナダ各地の、アニメコンベンションSFコンベンション会場に展示パネルを設け、プロダクション・アートやパイロット版のCGアニメを展示した。

2005年のアニメエキスポコミック・コンの会場に於いて制作中の作品の予告編が上映され、これはウェブサイトでも観ることができる。

ロボテック20周年となる2005年の完成を目指したが、実際は遅れ、北米で2007年2月6日(オーストラリアは2007年3月7日)にDVDが発売された。

物語構成は、最初の30分が The New Generation〈機甲創世記モスピーダ〉の最終回のリメイク版とでもいうべき展開で、前述のように、その一話手前の24話で名前だけ登場した リック・ハンター(Rick Hunter)〈一条 輝〉提督が行方不明になるエピソードも加えられている。

その後の1時間は新展開となり、新たな敵でインビッド女王が「影の子供たち」或いは「シャドウの子ら」 (The children of shadow)と呼ぶ ハイドニット種族(Haydonites)の企みと、彼等との遠征艦隊軍(EF)の戦いが描かれる。

旧シリーズからは

  • スコット・バーナード(Scott Bernard)〈スティック・バーナード〉
  • アリエル(Ariel)〈アイシャ〉
  • インビッド女王リージス(Regis)〈レフレス〉
  • ギュンター・ラインハルト大将(General Gunther Reinhardt)〈無名の第三次地球奪還軍艦隊指揮官〉

が登場。

新登場人物として、かつてRoy Fokker〈ロイ・フォッカー〉や Rick Hunter〈一条 輝〉が務めたスカル飛行大隊のスカル・リーダー(Commander, Air Group:CAG)として

  • マイア・スターリング(Maia Sterling)[* 12]
  • マーカス・ラッシュ(Marcus Rush) [* 13]

が登場する。

登場人物は、従来通りの手描き作画によるアニメーションである一方、メカニックは、その殆どがCGを使用したものになっている。

ハイドニット(Haydonites)の戦闘ロボに人が襲われるシーンなども、人物は作画、メカはCGという表現を通しているが、唯一ベリテック(VERITECH)「サイクロン」(Cyclone、日本版でのアーマーバイク/ライドアーマー)に関しては、バイク形態からライドアーマーに至るまでCGを使わず、作画で描かれている。

ハーモニーゴールド USA 社との提携という形で、タツノコプロも製作に参加している。エンディング・クレジットによると企画はタツノコプロとなっており、その製作総指揮[* 14]として成嶋弘毅九里一平の氏名が明記されている。

製作相談役として、九里一平と共に 寺田憲史の氏名がある[* 15]

その他にタツノコプロ関連で名前が知られている人物では、企画相談役として岩田弘(『マクロス』『モスピーダ』の制作担当)の名前が確認できる。天野喜孝荒牧伸志柿沼秀樹 の名前もオリジナルデザイン担当として明記されている。アニメーション作業部の制作大韓民国DR MOVIEが担当。

日本語版[編集]

注意:ロボテック・シリーズに関する商標権利上の問題から日本の著作権利者や商標権利者側で認めた、公式の日本語版があるわけではない。

このため、権利関係の問題からDVD等の映像ソフトと同じく、日本国の領土内のドメインからはダウンロード購入が出来ない措置が施されている。

[* 16]

Robotech: Shadow Rising[編集]

2007年2月27日の「ニューヨーク・コミック・コンベンション」(Comic-Con 2007)の席上で「ロボテック:シャドウ・クロニクル」の監督「トミー・ユン」(Tommy Yune)は『ロボテック: シャドー(シャダウ)・クロニクル』(Robotech: The Shadow Chronicles)の続編となる劇場公開作品の製作を発表した。

公開は2年後の2009年を予定し、前作と同様DVD発売に加え、次世代光ディスク(Blu-ray Disc , HD DVD)版の発売も念頭にあるとスタッフにより説明された後で、監督はこのように付け加えた。

「ロボテック:シャドウ・クロニクル」は小売で成功しており、我々は現在続編を製作中です。」

同日の後の時間に、続編が長編映画(Feature-movie)であり、続編のタイトルは「ロボテック:シャドウ・ライジング」(Robotech: Shadow Rising)であることが明らかにされ、フィルムは最速で発表から2年内に公開されることが期待されると述べた。

詳細なプロットは作品の営業上の事情から伏せられているが、製作発表時のハーモニーゴールド USA社の言によると「重要な登場人物の死、新規キャラクター間における(恋愛)感情の進展、敵ハイドニット側の新展開」が予定されている。

その後、2008年中頃のハーモニーゴールド USA社による追加発表により、フィルム・デジタルデータ作成の進展がみられず、ワーナーブラザース資本の実写映画の開発期間までの「当分の間」アニメーション版の製作は無期限に延期されたと断言した。 後になって、当初の発表の「2年間」の見積りが誤解であることが、ファンによって明らかにされた。2年の期日は、トミー・ユン ( Tommy Yune )によって可能性としてあり得ると述べられたに過ぎず、それが実際の公開日であることを決して意図していなかった。しかしながらファンは、この2年の期間の後が実際の公開予定日であるとその意味を誤解した。

このことは、ロボテック・ファン層の中で大きな混乱を引き起こした。さらに同社の別の従業員が「アニメーションは中断した」と発言したために、ファンはいっそう混乱した。この発言が真実に照らし合わされていないにもかかわらず、多くのファンが次回作のアニメーション映画の公開が延期されたという意味に受け取った。 ハーモニーゴールド USA 社は後になって、ロボテック専門番組 『宇宙ステーション「リバティ」トーク・ショウ・コールイン・ライブ・ ポッドキャスト』(Space Station Liberty, a TalkShow Call In Live Pod Cast)[* 17] に幹部自ら登場し訂正発言をしてこの誤解を正した。 ハーモニー・ゴールド USA 社の幹部は「見積もられた公開日」に関する誤りについて説明し、製作過程の他の部分がそれ(完成分の絵コンテ)に追いついたが「中断」という用語が「アニメーション製作が保留される」という意味の「映画業界用語」である旨を説明した。

この場合、脚本声優の為の台本、 ストーリー・ボード(日本語でいう絵コンテ)、製作過程の他の部分は、アニメーション製作自体が保留されていても継続する。

しかしながら、アニメーション実制作作業が生産の残余部分を追い越したとき、アニメーターには、ハーモニーゴールド USA 社の脚本家から物語の次の1カット分の絵コンテを手に入れるまで、何もするべき仕事がなく手空きになる事を意味した。 この時点に於いて、確定した公開日時は与えられなかったが「ロボテック:シャドウ・ライジング」(Robotech:Shadow Rising)は、当初見積もられた公開日時よりは製作進行していることが報告された。

『アニメ・エキスポ 2009』(AnimeExpo 2009)の会場で、ケビン・マッキーバー(Kevin McKeever)と、トミー・ユン ( Tommy Yune )は「ロボテック:シャドウ・ライジング」(Robotech:Shadow Rising)が、 ワーナー・ブラザーズ社の実写映画の製作発表以来、無期限に延期されているのを確認した。 関連企業である映画製作会社ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ(Warner Bros. Pictures)は現在、活発に膨大な予算を注ぎ込んで「ロボテックの実写長編映画」(Robotech Live-action Feature Film)第一作目となる『マクロス・サーガ』(Macross Saga)を製作中で、この為に脚本家、台本家、CG製作や、俳優・女優の演技撮影部分とCG等の合成に伴うSFX準備や、撮影後の作業であるVFX作業をも視野に入れたアニメーション製作スタッフの引き抜きにより、アニメーション版の続編の製作作業は事実上停滞している。

2011年7月2日(アメリカ太平洋標準時 (UTC-8) 太平洋夏時間)、ロサンゼルス・コンベンションセンターで開催されたAnime Expo(アニメエキスポ、略称「AX」。)のパネル・ディスカッションに於いて、ケヴィン・マッキーヴァ、トミー・ユンを始めとするハーモニーゴールド USA社の幹部は、実写映画の進展状況には言及せず、ランサー・ベルモント〈イエローベルモント〉、インビット人間体の「シ・ラ」〈ソルジー〉らを主役に据えた映像作品の制作が進行中であることを明らかにし、2012年から2013年に掛けて全世界(日本を除く)に公開する予定であることを明らかにした。

なお、アニメーション映像新作の題名「シャドウ・ライジング」は制作途上の企画段階での仮称であり、作品が完成し公開される際に変更もあり得る。

Robotech: Love Live Alive[編集]

2011年10月17日のロサンゼルス郊外のハーモニーゴールド USA所有のプレビュー・ハウスにおけるカール・メイセックに関するドキュメンタリー映画公開[28]の席上で、ケヴィン・マッキーヴァ、及びトミー・ユンらの同社制作幹部は、2007年に「シャドウ・ライジング」として告知したアニメ新作について機甲創世記モスピーダのイエロー・ベルモントのライブ構成のOVA「LOVE, LIVE, ALIVE」から借用したタイトルにて、西暦2012年から2013年に掛けてのいづれかの日にDVD 及び Blu-ray で発売する前提で制作を続行中であることを告知し、その席上で制作中のフィルムの一部を公開した。 発売は2012年のいずれか、発売元は同社の新規販売提携先(ディストリヴューター)である 「A+E ネットワーク・ホーム・エンターティメント 」(A+E Networks)を予定していたが、ライオンズゲート・ホーム・エンターティエンメント (Lionsgate Home Entertainment)社に変更され、2013年7月26日に米国本土での発売予定となった。[29]


[30]

 

未完成作[編集]

Robotech: The Movie[編集]

映画『ロボテック: ザ・ムービー』(Robotech: The Movie)、別名『ロボテック: 語られざる物語』(Robotech: The Untold Story) は、オリジナルTVシリーズの後、最初に作られたロボテック"映像" 企画である。 日本のOVA『メガゾーン23』(1作目)を基礎に『超時空騎団サザンクロス』から抜き出した幾つかの場面を継ぎ合わせたもので、TVシリーズとの連続性は後付け的な番外編としての位置付けになる。 (詳細はメガゾーン23#ロボテック版の記載を参照。)

『メガゾーン』の敵であるデザルグはロボテック・マスターズ率いるTirolian(ゾル人)に組み込まれ、サザンクロス軍及び『メガゾーン23 特別区防衛軍』(この作品では同一の軍事組織の極東展開軍の名称とされる)の戦闘映像がそれぞれ併行して描かれる。例えば宇宙での戦闘は、最初メガゾーンのフィルムから始まり、後半サザンクロス宇宙軍のものに移行する。好敵手B.D.アンドリュース大佐(これも偽名で、後のT.R. Edwards准将と同一人物とされ、小説版では日本人風に変装し、偽名で「安藤 誠一郎」を名乗る)が序盤の戦闘後、ゾル人の指揮官達によって洗脳を受ける場面(サザンクロスの映像流用)が加わり、また内部に街を持つ巨大宇宙船メガゾーンは存在せず、単に地球上の舞台設定に変更されている。

この為に、明確には語られないがナレーションで舞台設定を東京と暗示され、GarlandとHaganが戦闘中に宇宙に飛び出してしまう場面は、宇宙戦闘訓練用シミュレーター室ということにされている。

なお、オリジナルの『メガゾーン23』では主人公の敗北で物語が完結しているが、本作のために、自治軍戦闘機とそれに内蔵された宇宙用ハーガンを奪い、飛行場での最終決戦を行うハッピーエンドの結末部分が日本人アニメータにより製作されている。(アカデミー社による漫画版では結末部分がさらに異なった展開となっており、Garlandが戦闘機ごと変形した強化型になってB.D.を倒したり、その後宇宙に上がりTirolian軍に最後の打撃を与えたりする)。

この作品はテキサス州での試写に失敗し、姿を消した。監督のカール・メイセック(Carl Macek)がプロジェクトから手を引いた後、ハーモニーゴールド USA社は『メガゾーン23』のライセンスを手放した。その為に、ヨーロッパで出回っている少数のビデオを除き、新たな同映像収録商品は発売されそうにないが、少なくともスペイン語版の "Robotech: La Pelicula" がアルゼンチン共和国放映されたのは確認されている。

ADVフィルム社の『ロボテック』のDVD特典には、この映画のパイロット版などが収録されている。


アカデミー(Academy)社は、1995年に映画を漫画化して発売したが、あまり映画と似ていない。この映画の幾つかの要素は小説版ロボテック The Masters Gambit の物語構成に使われた。

Robotech II: The Sentinels[編集]

ロボテック・マスターズとニュー・ジェネレーションに登場した地球奪還軍(遠征艦隊の派遣「小艦隊」)の生き残りに、「リック・ハンター」(Rick Hunter)と婚約改姓後の「リサ・ハンター」(Lisa Hunter)を加えた人々の冒険の続きを描く。このため 『マクロス』のキャラクターが『サザンクロス』風の制服で『モスピーダ』のメカに乗る という「クロスオーバー」な映像を観ることができる。ただし、作画は典型的な'80年代の輸出用アニメの作画水準であり、原典日本版の各々のテレビシリーズの登場人物の特徴とは、あまり似ていない。

この『ロボテック II: センチネル』(Robotech II: The Sentinels) シリーズは製作が中断している。全65話のテレビシリーズとして構想されたが、制作されたのは最初の3話のみで、これをまとめた長編のパイロット版が残された。

内容は、超時空要塞艦 SDF-3 パイオニア(Pioneer)と乗組員の紹介、新しい外交任務の概要説明である。また劇中最も重要な出来事としてシリーズ冒頭の「リック・ハンター」(Rick Hunter)提督と「リサ・ハイエス」(Lisa Hayes)提督兼艦隊司令の結婚式が「元・ゼントラーディ工場衛星」で大々的に開催され、リン・ミンメイも主賓(しゅひん)として招かれる。

3作品を組み合わせたシリーズの続編・スピンオフ作品なので、3つのロボテック・サーガの主要な登場人物達が総出演する。マクロス・サーガからはハンター(Hunter)夫妻(一条輝と早瀬未沙)とスターリング(Sterling)夫妻(マックスとミリア)が、ロボテック・マスターズからは『ダーナ・スターリング』(Dana Sterling)(『サザンクロス』のジャンヌ・フランセーズだが、同時に『マクロス』のコミリア・マリアの成長した姿でもある)と「ボウイ・グラント」」〔Bowie Grant〕〔ボウイ・エマーソン〕、ニュー・ジェネレーション(新世代)からは「ジョナサン・ウルフ」〈 Jonathan Wolfe / Wolff 〉が登場する。

独自の新登場人物として、「ジャック・ベイカー」(Jack Baker)と「カレン・ペン」(Karen Penn)はライバル同士の男女の若年士官候補生で、その関係はかつてのリック(Rick)とリサ(Lisa)の関係を思い起こさせる。

「ヴィンス・グラント」(Vince Grant)はクローディア(Claudia)の弟であり、同時に「ボウイ・グラント」〔Bowie Grant〕の父。「リージェント」〈 Regent ( 摂政を意味する) 〉はインビッドInvid 〉の指揮官で、その姿は日本版テレビシリーズでのインビッドと異なり、バトル・ウォーマーを着用せず生身に衣服を纏ったナメクジ類似の進化途中形態である。「エミール・ラング」工学博士Ph.D.)(Dr. Emil Lang)(無名の技師長)はマクロス・サーガでは単なる脇役だったが、主要な鍵を握る登場人物として登場する。

登場人物だけでなく、メカや異星生物・ヒューマノイドクロスオーバーで出演し、例えば冒頭からVF-1 Valkyrieの後継機として、『モスピーダ』のレギオスVFA-6 Alpha Fighter〉、トレッドが〈VFB-9 Beta Fighter〉として登場、スターリング夫妻がテストパイロットとして試験飛行・航宙を行う場面もあり、日本版風に例えるならば「マックス・ミリア専用レギオス & トレッド」という、大変珍しい物が観られる。

また、ゾル〔Tirolian〕 のバイオロイド前期 I 型「ノス・ドュール」〔Blue Bioroid〕と、インビッドバトル・ウォーマー「グラブ」〈ショック・トルーパー / Shock Trooper(突撃騎兵)〉の交戦など、クロスオーバー作品のゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」のように、日本では違う作品とされているメカ同士が戦う場面もある。インビッド側には原典日本版のシリーズにはない、新たにデザインされた生体メカ「イノガニック」 〈Inorganic〉も登場する。

このプロジェクトが失敗した理由は幾つかあるが、中でも玩具のライセンス問題と、円高の影響が大きい。「Robotech Art 3」でのカール・メイセック監督の説明によると、円高と制作パートナーである玩具会社、マテル社のミニカー・ブランド『マッチボックス(Matchbox)』 社の撤退(同社は後に倒産)により、このシリーズは打ち切られた。このシリーズを完成させようとする努力はどこかへ行ってしまったが、パイロット版はロボテックテーブルトークRPG出版社パラディウム(Palladium)社からVHSビデオテープの媒体で発売された(現在、ADVフィルム/ADV Films社が販売する『ロボテック』のDVDの一部として入手できる)。その後はジャック・マッキニー (Jack McKinney) の小説と、ジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟 (Jason Waltrip, John Waltrip) による漫画版で続きが描かれた。

Robotech: The Odyssey[編集]

プロデューサーのカール・メイセック(Carl Macek)は、他にも『ロボテック: オデッセイ』( Robotech: The Odyssey ) というシリーズを企画していた。 『SDF-3 パイオニア(Pioneer)』の乗組員達がタイムパラドックスによって太古の異星人とされていたプロトカルチャーの始祖となり、オリジナルのテレビシリーズの「ASS-1 マクロス」落下に至る展開を予測させる場面を結末とする円環・輪廻的な物語を、平日放送で1年間かけて完結させようと試みた全260話の大作である。しかしセンチネルズ・シリーズの映像作品としての企画失敗の後、オデッセイ・シリーズの製作が始まることはなかった。

しかし、その構想は共同ペンネーム「ジャック・マッキーニ」(Jack McKinney)両名による小説版の著書の一冊 " The End of the Circle " (『円環の終わり』、或いは『輪廻の結末』と翻訳可能)に活かされた。

Robotech 3000[編集]

カール・メイセック(Carl Macek)は、新たな続編として『ロボテック3000 』(Robotech 3000) を作ろうとした。パイロット版デジタル・データ上映時のライセンス元である ハーモニーゴールド USA 社の幹部スタッフの反応と、後の FanimeCon 2000 [* 18]でのファンの反応が悪かったので、製作は中止された。ロボテック公式サイトで予告編が見られるのみである。

なお、CG製作は、『バビロン5』のCGI(シージーアイ) 特殊効果で名を馳せた、ジェイソン・ネッター(Jason Netter)[* 19]が設立したネッター・デジタル・エンターテイメント(Netter Digital Entertainment / NDE)。

Robotech Academy[編集]

2014年7月5日(米国西部標準時)、ハーモニーゴールド USA社は、Kickstarter方式により、「超時空騎団サザンクロス」を下敷きとした(再編集ではない)完全新規作画の映像作品 「ロボテック:アカデミー」[31]パイロットフィルム の制作資金を募り、将来的にはミニシリーズを制作することを目指したプロジェクトを発表した。 [* 20] これらの企画は元来、カール・メイセックが生前に構想していた企画を発展させたものである。 その概要は同社 Kickstarter ウェブサイトで以下のように紹介された。


ANNOUNCING ROBOTECH ACADEMY!

We are proud to announce the nextchapter in the Robotech saga!

Based on Carl Macek's last project working with Harmony Gold, Robotech Academy follows the adventures of several cadets at the military academy.

Under attack from strange forces called the Children of Zor, the cadets are sent on an odyssey around the universe,exploring the secrets of the Robotech Master: Zor!


ロボテック:アカデミー の発表

我々は、ロボテック・サーガの新しい章について告知します!

カール・メイセックの我がハーモニーゴールド社で最後の企画立案(プロジェクト)に基づき、「ロボテック:アカデミー」は、火星の衛星「フォボス」を掘削して建設された「宇宙軍士官学校」(アカデミー)に於ける、数人の士官候補生の冒険に続きます。

「ゾアの子ら」と呼ばれる未知の軍隊からの攻撃下、士官候補生たちは太陽系外縁から深宇宙に掛けての冒険の旅へと送られます。

彼らは『ロボテックマスターズ』( 超時空騎団サザンクロス に登場の「ゾル人」= 超時空要塞マクロスに登場のプロトカルチャー人の末裔)の秘密、そして秘密の核心となる鍵を握る人物『ゾア』の謎について調査します!


ハーモニーゴールド USA社は、Kickstarter の成立要件となる資金調達計画の達成目標額を 500,000 米国ドル とし、この資金を以って新しい24分間のパイロット版の単独エピソードを制作し、Kickstarter の出資者の購入希望者のほか、ロボテック・シリーズのファン向けの販売利益に加え、世間の関心を集めることにより、次の目標であるミニシリーズ制作の為の資金獲得の礎とすることを意図した。

しかしながら、このクラウドファンディングcrowd funding)は、2014年8月9日の募集締切日 [* 21] を待たず、同社の自主的な判断により同年8月2日に「出資募集の中止」(キャンセル)された。

ハーモニーゴールド USA社 はその理由として、中断までに出資が目標額の 39% にあたる、194,574 米国ドル しか集まらなかったことを理由に挙げており、 同社は、プロジェクトを実現する資金調達を実現する為の他の選択肢を探ることを発表した。 [* 22]

ビデオ・DVD[編集]

  • ファミリー・ホーム・エンタテインメント( Family Home Entertainment / FHE )社は最初、各巻に1話収録したビデオを販売したが、初期の数話を販売しただけでこの手法をやめた。その次に、マクロス・サーガ全36話を編集し、導入部や展開の遅いシーンを削除し、『マスターズ』(サザンクロス)や『ニュー・ジェネレーション』(モスピーダ)に関する部分は無視して、6本のビデオにまとめたものを販売した。その後の3度目のビデオ化で、全シリーズの未編集版を各巻に2話収録した全42巻を販売し、ついに成功した。
  • パラディウム・ブックス(Palladium Books)社はロボテックのロールプレイングゲームを出版したが、その他にシリーズの一部と『ロボテック II: センチネル』のビデオの通信販売も行った。
  • 『ロボテック』終了後にカール F. メイセック(Carl F. Macek)が設立したストリームライン・ピクチャーズ(Streamline Pictures)社は、未完の Perfect Collection シリーズのビデオを発売した。このシリーズは、『ロボテック』に対応する話を日本版の『マクロス』、『サザンクロス』、『モスピーダ』から2話ずつ抜き出した。ノーカットだが、不正確な字幕付き[3]で収録し、英語圏の視聴者が多数の改変部分を見ることを可能にした。
  • アニメ販売の最大手だったADVフィルム(ADV Films)社(現セクション23フィルム下[* 23])は、2001年から全シリーズのDVDの販売を始めた。1枚に6話収録。シリーズの最初のボックスセット The Robotech Legacy Collection には、『ロボテック II: センチネル』から『マクロス』と『モスピーダ』の未編集吹替版までの特別映像を収録した特典ディスクが付く。この他に、3つのロボテック・サーガの全話を収録したコンプリート・コレクション・ボックスセットがあるが、これには特典ディスクが付かない。2003年、ADVフィルム社はロボテック・リマスター版 (Robotech: Remastered) の販売を始めた。リマスター版は、最近発売された『マクロス』、『サザンクロス』、『モスピーダ』から作ったデジタル・リマスター版を使い、オリジナルの『ロボテック』で削除されたシーンをいくつか復活し、5.1ch ドルビーデジタルステレオ・サラウンドにして音響効果をやり直し、さらに、オープニングエンディングアイキャッチを新しくしたもの。また、新しいシーンは台詞の録音が不要な場面のみに制限したといわれる。2005年、ADVフィルム社は大きなボックスにリマスター版の全話と特典ディスクを収めた Protoculture MegaSet の再発売を発表した。
  • マンガ・エンタテインメント(Manga Entertainment)社は、2005年末にイギリスでロボテックの2枚組DVDの販売を始めた。この2枚組のシリーズはアメリカで販売されたロボテック・リマスター版とほぼ同じだが、パッケージが異なる。
  • アニメイゴ(AnimEigo)社は、2002年にオリジナル日本版の『超時空要塞マクロス』シリーズのDVDを発売した。『ロボテック』になる前の未編集の状態で、字幕付きである。
  • 超時空要塞マクロス』の後継となる『マクロスシリーズ』のDVDも様々な会社から発売されている。『サザンクロス』と『モスピーダ』のDVDも、 ADVフィルム(ADV Films) 社から2003年にオリジナルの状態で発売された。アニメエキスポ2005で ADVフィルム社は、『マクロス』の未編集吹替え版の製作を検討していることを発表し、同社が「セクション23 フィルム」に買収される直前の2008年に、1984年の劇場版マクロスで日本国内で最後にミンメイ役を務めて以来24年振りに原典版の声優を担当した飯島真理本人による Linn Minmei の英語吹き替えと彼女自身によるオリジナルの歌曲を売りにした Super Dimension Fortress MACROSS として発売された。
  • A+E ネットワーク・ホーム・エンターティメント (A+E Networks Home Entertainment)は、2011年10月18日(火曜、米国西海岸標準時)に基本となる旧作三部作を「ロボテック:コンプリート・オリジナル・シリーズ」を限定版の17枚のディスク・セットで希望小売価格 (Suggested Retail Price / SRP) 99.95ドル の破格値で販売すると発表した。[32]また、それぞれの作品の個別ファン向けに、各3世代のシリーズを個別売りした「世代間戦争」セットとして、最初の世代のロボテック戦争(マクロス・サーガ)、第二世代のロボテック戦争(ロボテック・マスターズ)、そして、第3世代のロボテック戦争(新世代)編の各々の作品の個別販売も行う。

4枚組の特典パックの内容は以下のように構成される。[33]

  1.  ロボテック・メイキング(Blu-Ray、又はDVD新規)
  2.  ロボテック・音楽ビデオ(Blu-Ray、又はDVD新規)
  3.  ロボテック概要(Blu-Ray、又はDVD新規)
  4.  別の版のロボテック・エピソード(Blu-Ray、又はDVD新規)
  5.  ロボテック・ザ・ムービー・サプリメント(若干の新しい内容を含む)
  6.  中華人民共和国でのロボテック放映時のプロモーション・リール(Blu-Ray、又はDVD新規)
  7.  「マクロス・サーガ」オリジナル・パイロット - 70分の拡張版(Blu-Ray、又はDVD新規)
  8.  削除場面集
  9.  オーディオ・コメンタリ&プロモーション・ビデオ付きのロボテック II:センチネルズ  
  10.  「マクロス・サーガ」オリジナル・パイロット - 第1部、第2部、第3部
  11.  「新世代」オリジナル・パイロット - 全1部
  12.  オープニング & エンディング (ノンクレジット)
  13.  銀河の星々 - ハーモニーゴールド USA 社・プロモーション・リール
  14.  玩具コマーシャル & ビデオゲーム ・プレゼンテーション・リール
  15.  全ての星間戦争に関する海外向けクリップ集
  16.  登場人物辞典(伝記)、キャラクターデザイン決定稿 (Model sheets)、漫画本表紙、その他商業商品の画廊(ギャラリー)

サウンドトラック・レコード及び CD[編集]

ロボテックの最初のサウンドトラックは、放映開始後3年目に当たる1988年に " Robotech: BGM Collection, Vol.1 " (Vol.2 は実現しなかった)が発売され、当時は未だ主流であったアナログレコード (LP)盤による製品が発売された。これはA面に13曲、B面に9曲を収録したが、未収録の楽曲の比率の方が多く、また音質も良好とはいえないものであった。

続いて翌89年にはシングルCD規格(日本での12cmCDシングル(マキシシングル)に当たる)による初のCD として23曲を収録した " Robotech: Perfect Collection " が発売されたが、これでも未だ収録曲数は不満足なものであった。

続いてロボテック10周年(1995年)を記念して翌96年には「ロボテック II:センチネルズ」の作曲分を収録した " Robotech: Perfect Soundtrack Album (10th Anniversary Edition) " が発売された。 これは初の2枚組となり、Disc 1 に42曲、Disc 2 に 24曲を収録した大がかりなものとなった。

この他に派生作品である各種ゲーム中の使用曲19曲を収録した " Robotech: Battlecry Soundtrack " (2002年)、同じく 13曲を収録した " Robotech: Invasion Soundtrack " (2005年) が発売されている。

続いてロボテック・シリーズ20周年となる 2005年から翌年に掛けて 「トミー・ユン」等の新規参入スタッフがジャケット・イラストを手がけた " Robotech: The Original Soundtrack (20th Anniversary Edition)" が発売され、Disc 1 に46曲、Disc 2 に27曲を収録した、記念碑的アルバムが発売された。このアルバムには、これまでのシリーズ基本作を扱うどのアルバムにも収録を漏らしていた多くの曲が初めて収録され、シリーズに初めて触れるファンにとっては、以前の不完全なアルバムを購入する必要を全く不要とした。

一方で中南米諸国やフランスでは " Robotech: The Movie Soundtrack " やミカエル・ブラッドレー [34]  のシングルアルバム " Robotech The Movie: Underground " が発売されたがこれらは ハーモニーゴールド USA 社の作品権利放棄に伴い、少なくとも北米大陸の諸国では入手が事実上困難になっている。

2007年には、初の米国独自作画の新作OVA及びアニメ映画として公開されたシャドウ・クロニクルの楽曲を28曲収録した " Robotech: The Shadow Chronicles Soundtrack " が発売された。

この他、初の試みとして超時空騎団サザンクロス第9話に登場した男性歌手ジョルジュ・サリヴァン [35] の声楽や声楽曲目の器楽曲(インストゥルメンタル)版ほかを収録した16曲入りのEPアルバム(日本での12cmCDシングル(マキシシングル)に当たる) " ROBOTECH: It's You - Limited Edition EP "が2012年初頭に発売されている。 [36]

これら全てのアルバムも後述する変形玩具などの商品と同じく、商標権上の問題で日本国に於ける入手は事実上不可能となっている。

実写映画化[編集]

ロボテック:マクロス・サーガ
Robotech:Macross Saga
監督 トビー・マグワイア
アキヴァ・ゴールズマン
脚本 ローレンス・カスダン
アルフレッド・ガフ(Alfred Gough)
マイルズ・ミラー(Miles Millar)
チャールズ・ローヴェン
トム・ロブ・スミス
製作総指揮 トビー・マグワイア
出演者 トビー・マグワイア
音楽 スコット・グラスゴー
(Scott Glasgow)
配給 ワーナー・ブラザース
公開 0000年00月00日アメリカ合衆国の旗
0000年00月00日日本の旗
上映時間 000分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $00,000,000 (概算)
興行収入 $000,00,000
前作 なし
次作 Robotech:Masters (予定)
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映画化概要[編集]

2007年9月7日、アメリカの映画業界紙 ハリウッド・リポーターは、ワーナー・ブラザース社がハーモニーゴールド USA社から『ロボテック』の公開期日未定の実写映画化権を取得したと報じた。 主演・プロデュースは『スパイダーマン』のトビー・マグワイアTobey Maguire)と、その製作会社マグワイア・エンターテイメント社と契約した。[* 24]

トビー・マグワイアTobey Maguire)は、自身の制作会社「マグワイア・エンターテイメント」のウェブサイトバナー (banner)を通して、とある映画を製作していて、スタジオが 関係商品や映画に掛かる資金を賄えるような「大ヒット映画(tentpole)」SF作品シリーズのフランチャイズ計画を導く役割を進めていると告げた。

「『ロボテック』を大スクリーンで観られることになって、とてもワクワクしている。洗練され、小粋で、楽しい映画になるための素晴らしい基礎になりそうな豊かな神話がある」
(We are very excited to bring Robotech to the big screen. There is a rich mythology that will be a great foundation for a sophisticated, smart and entertaining film.)

トビー・マグワイア(Tobey Maguire)

インタビューにおいて、[37] ハーモニーゴールド USA社の代表ケヴィン・マッキーヴァ(Kevin McKeever)は、ワーナー・ブラザーズ(Warner Brothers)社側がプロジェクトについて我が社に申し出(アプローチ)をしてきて、ハーモニーゴールド USAはプロジェクトの創造的な方向に「意見」を持ち、 そしてこのことがアニメ媒体の続編 シャドウ・ライジング(Shadow Rising)制作計画に影響を及ぼさないことを望むと語った。

ハーモニーゴールド USA 社側の代表である「ケヴィン・マッキーヴァ」(Kevin McKeever)は予算、配役(キャスティング)、期待される公開日時または筋書きのいかなる詳細も確認する事が出来ず、これらが決定されたことがプロジェクトの全工程の中で余りに性急過ぎたと説明した。

こうして、2008年6月に、以下のスタッフが参加することが報じられた。


アニメエキスポ(Anime Expo) 2008 の会場のロボテック展示パネルに於いて、ローレンス・カスダンが実写映画の為に映画台本を執筆中であるというトビー・マグワイアとローレンス・カスダン(Lawrence Kasdan)の関わり合いが確認された。

また、トミー・ユネ(Tommy Yune)は、実写映画が元(オリジナル)のロボテック世界から新規にアップデートされたメカMechaと登場人物の設定(とデザイン)で リメイクすることが計画され、この制作作業には、2009年のオリジナルの漫画の設定から出発して、今後将来に亘って数年掛かる見通しであることを明らかにした。[* 26]

2008年、アルフレッド・ガフ(Alfred Gough)[* 27]マイルズ・ミラー(Miles Millar)[* 28](彼らは共に ヤング・スーパーマン(Smallville)や、スパイダーマン2(Spider-Man 2), ハービー / 機械じかけのキューピッド(Herbie:Fully Loaded)ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor) に於いて映画の脚本家として働いた。)らが実写映画の脚本作業の制作に参加した。[* 29]

一方で、明らかにされない理由によって、チャールズ・ローヴェンCharles Roven)は、現在、もうロボテック・シリーズのアニメのワーナー側より提案された実写映画化には取り組んでいない。

チャールズ・ローヴェンCharles Roven)は、プロジェクトに残っているプロデューサーである「アキヴァ・ゴールズマン」(Akiva Goldsman)と「トビー・マグワイア」(Tobey Maguire)に「素晴らしい幸運」を願っていると告げた。[* 30]

また最近、Mania.comウェブサイトは、最近英国のテレビシリーズの脚本家小説家 トム・ロブ・スミス(Tom Rob Smith) が、ロボテックのワーナー側から提案された実写映画に関して執筆の職責を引き継いだと報じた。

トム・ロブ・スミスTom Rob Smith)は、世界的に大変な賞賛を浴びた 犯罪サスペンス小説 Child 44 を執筆する以前に英国のソープオペラ(Soap opera)であるFamily AffairsBad Girls を書いた著名な作家である。

トム・ロブ・スミス(Tom Rob Smith)は報じられるところによれば、今度の実写映画の制作に先立つ時期に主要な位置を占めるべき第四番目の脚本家か、或いは脚本家チームに所属することになると、業界筋ではみられている。[* 31] 2011年2月、呪怨 パンデミック の助監督を務めた「ドリュー・クレヴェロ」(Drew Crevello)の参加が報じられた。


2012年1月22日、ハリウッド・リポーター (The Hollywood Reporter, THR) は実写映画化企画の進行状況に関して、マイルス・ミラー(Miles Millar)とアルフレッド・ガフ(Alfred Gough)が脚本の草稿(ドラフト)を執筆したようだと報じた。[* 32]

漫画[編集]

1984年にDCコミック社から限定シリーズの漫画『ロボテック: ディフェンダーズ』(Robotech: Defenders) が出版された。この漫画の元になったのは、日本のメーカーと提携した "Revell" 社のプラモデルシリーズで、日本製ロボットアニメ『マクロス』、『オーガス』、『ダグラム』に登場するメカをひとつにまとめたものだった。ハーモニーゴールド USA 社のテレビ・シリーズやコミコ社の漫画版とは無関係で、実際、アニメ・シリーズの開始より1年ほど先行している。

他に5つの会社がロボテック関連の漫画を出版している。

なお、コミコ社とワイルドストーム社の漫画は全てカラー(前者は単階調手描き彩色、後者はデジタル彩色)だが、エターニティ社、アカデミー社、南極出版社の漫画は単色線画、単彩画が基本で、フラグシップ・シリーズや一部の作品にのみ全カラー漫画を採用した。

またタイトな締切日や、制作過程の分業が基本のアメリカンコミック上に於ける作風統一の困難さもあって、日本の漫画のようにスクリーントーンを多用した凝った画風は少なかったが、年代が下がるにつれて徐々に日本の漫画制作上の効果やキャラクターデザイン上の特色を採用していくようになった。

コミコ社[編集]

コミコ[38]社は、1984年から1989年まで『ロボテック』のテレビ・シリーズのほぼ全話を漫画化した。

順番に発売するのではなく、3つのシリーズを同時に発売した。

全85話のうちダーナの物語[39]だけはすぐに漫画化されず、後に増補版のグラフィックノベルとして発表された。この理由は、マクロス・サーガの結末がばれるのを防ぐためである。 グラフィックノベル『起源:ロボテック』[40]は、テレビ・シリーズの漫画化ではなく、テレビ・シリーズの要素の背景となる物語を描いたもの。このグラフィックノベルの出来事はロボテック・シリーズ小説の第1巻冒頭にも描かれた。

題名 邦訳例 解説 巻数 備考
Macross Saga マクロス・サーガ テレビシリーズの漫画化 全36巻 第1話のみ特別編集版、及び立体版(Robotech 3-D)あり。
Masters Special
(Lengthened adaptation of Dana's Story)
マスターズ特別篇
『ダーナの物語』
テレビシリーズより長編化された翻案による漫画翻案化 全1巻 第37話相当。
Masters マスターズ テレビシリーズの漫画化 全23巻 超時空騎団サザンクロス。
New Generation 新世代 テレビシリーズの漫画化 全25巻 機甲創世記モスピーダ。
最終話のみ2巻構成の為に巻数は話数と一致しない。
Graphic Novel
Robotech: "Genesis"
グラフィックノベル
『起源:ロボテック』
エターニティ社の『ロボテック創世記:ゾアの伝説』[41]の結末となる起源話。 全1巻

エターニティ社[編集]

エターニティ[42]社は、1988年から1994年までロボテックの漫画を販売した。まず共同筆名「ジャック・マッキーニ」[43]による『センチネル』小説シリーズの漫画化を手始めに、更に三部作全85話とセンチネルを越えて、ロボテック正典世界観を拡張する為の物語を描き始めた。シリーズの進行中に、作家達はセンチネルの小説の展開と構成を逸脱し始め、新たな物語要素や登場人物を追加していった。 エターニティ社のセンチネル関連の描画作業は、全てジェイソン[44]とジョン[45]のウォルトリップ兄弟[46]が担当した。

マーベル・コミック社がマリヴ・コミック[47]社を買収したとき、同社の子会社であったエターニティ社は自社の事業を閉じた。ロボテックの漫画のライセンスは、独立系の出版社、アカデミー・コミック[48]社の手に渡った。

題名 邦訳例 解説 巻数 備考
Robotech II: The Sentinels ロボテック II:センチネルズ ジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟[49]によるオリジナル長編漫画シリーズ。
続きはアカデミー社が引き継いだ。
第三冊第8巻まで
Robotech II: The Sentinels
Wedding Special
ロボテック II:センチネルズ
結婚式特別篇
リック・ハンター[50]リサ・ハイエス[51]の結婚式特別編。 全2巻
Robotech II: The Sentinels
Swimsuit Spectacular
ロボテック II:豪華水着ショー ジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟による水着ピンナップ集。
日本での一般水着ピンナップ集の扱いと異なり、男性の水着姿も 1/3 程を占めるのが特徴。
全1巻
Robotech II: The Sentinels
The Illustrated Handbook
ロボテック II:図説ハンドブック ジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟によるセンチネルの設定資料集。
登場人物は同兄弟の描画だが、本作品に登場する新規メカニックは、3人1組のタツノコプロ所属のメカデザイン集団「アンモナイト」(小川浩、大倉宏俊、小野隆嗣)による。
全3巻
Robotech II: The Sentinels
The Untold Story
ロボテック II:センチネルズ
語られざる物語
18歳以上対象の内容のために本編から独立して出版された。
ドラッグストア等では子供が手に取れない措置がされる。
全1巻
Robotech Genesis:The Legend Of Zor ロボテック創世記:ゾアの伝説 全カラー漫画。 ヴァリヴェール恒星系[52]の第四惑星(ガス惑星)「ファントマ」の第三衛星ティロル出身のゾル人科学者 ゾア・デリルダ[53]の伝承話。
ゾアの許婚者パトリキの「アーラ・ノン」[54]の他、ブリタイ・クリダニク[55]も登場する。
全6巻 第1巻の数量限定特別編集版
収集家限定版がある。
全カラー漫画
Return to Macross マクロスへの帰着 SDF-1 マクロス落下以前から進宙式までの過去話。 ブリタイ・クリダニク[56]も登場する。
続きはアカデミー社が引き継いだ。
第12巻まで アカデミー社にて継続。
Malcontent Uprisings 不満分子の蜂起 ゼントラーディ人の武装蜂起と鎮圧。 全18巻 マックス夫妻、ジョナサン・ウルフが登場。
Cyber pirates 電脳海賊 空軍試作機 VFX‐6 ジニーア[57]テストパイロットであるエイミー・デボラ・ポラード[58]の事故死の裏に潜む陸軍妨害計画を知った彼女の恋人だった男が、陸軍の陰謀関係者に復讐を誓う。

独自の登場人物が大半だが、協力者として幼年士官学校時代の ダーナ・スターリング[59]=(コミリア・ファリーナ・ジーナス)=〔ジャンヌ・フランセーズ〕が、さらに陰謀の黒幕としてアナトール・エリ・レオナルド[* 33][60]が登場。
全4巻 第0巻から第3巻まで
Invid War インビッド戦争 占領された地球を解放しようとする月基地及びレジスタンス運動の動きを描く。
独自の登場人物が大半だが、ジョナサン・ウルフとノヴァ・サトリ[61]〔ラーナ・イザビア〕が登場。
映像本編の展開に従い、後半でジョナサンは戦闘飛行中に負傷し、スコット・バーナード[62]看取られて戦死するが、その場に置き去りにされた映像本編と異なり、漫画版14巻では後に埋葬される場面が追加されている。
全18巻
Invid War: Aftermath インビッド戦争:余波 インビッド退去後の月面都市ベルモント市の人々と、地球での様々な動きを描く。
スコット・バーナード[63]ルック・バートレイ[64]〈フーケ・エローズ[65]〉が登場するが、大半は独自の新登場人物により物語が展開し、映像との繋がりは薄い。
続きはアカデミー社が引き継いだ。
第6巻まで アカデミー社にて継続。
Fire Walker 戦火を往く者達 インビッド戦争からのスピンオフ作品。ベッカ・ケード[66]を中心に、その彼氏である ランサー・ベルモント[67]の物語。 全1巻

アカデミー・コミックス社[編集]

アカデミー・コミックス[68]社は、1994年から1996年までロボテックの漫画を販売した。 同社はマリブ社からロボテック・シリーズのライセンスを入手すると同時に、ウォルトリップ兄弟と、長い間ロボテックの漫画のライター(原作・脚本を担当)を務めてきたビル・スパングラー[69]を引き入れた。 アカデミー社は、エターニティ社の当時の最新のロボテック漫画シリーズを全て再発売し、同時に自社独自の新構想を幾つか始めた。

センチネルズ・シリーズ漫画は、エターニティ社が中断した箇所から引き継いで再開し、このときからウォルトリップ兄弟は描画だけでなく物語の執筆も手掛けるようになった。

アカデミー社の『センチネルズ』の漫画は好評を博したが、他の漫画は文章とアートワークに調和が欠けることが多かった。

Aftermath」と「Clone」は担当のライターとアーティスト(日本の漫画家同様に、下書きとペン入れを双方行える漫画作業者をこう呼ぶ)の退社によって早期に中断した。

1996年10月末、ハーモニーゴールド USA 社はアカデミー社のロボテックのライセンスを突然取り消し、南極出版社[70]にライセンスを与えた。理由は発表されていないが、最も予想され得る取り消し理由として業界関係者は、南極出版社がハーモニーゴールド USA 社に対して「より多くのライセンス料を支払うことを申し出た」とみている。

アキッド・レイン・スタジオ[71]による「ゴシック小説」から題材を採った吸血鬼シリーズなど、他分野の漫画の出版も開始し、経営の多角化を目指していたとはいえ、総売上の過半数を占めていたフラグシップ・シリーズであるロボテック・シリーズのライセンス取消しの影響は大きく、アカデミー社はその後直ぐに(同年11月)事業を閉じた。

題名 邦訳例 解説 巻数 備考
Robotech II: The Sentinels ロボテック II:センチネルズ ジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟によるオリジナル長編漫画シリーズ。第三冊 第9巻から第22巻を完結させ、第四冊第0巻から第13巻時点で、上記理由により中断。続きは、ワイルドストーム社の『シャドウ・クロニクルへの序曲』に於いて、かなり要約されて描かれ、一応当初の構成を完結した。 第三冊 第9巻から第22巻完結。第四冊第0巻から第13巻中断。
Robotech II: Halloween Special ロボテック II:センチネルズ「ハロウィン特別篇」 エターニティ社時代の「豪華水着ショー」[72]と同様の企画意図に基づくグラビア集。 全1巻
Robotech II: Winter Wonderland Swimsuit Issue ロボテック II:センチネルズ「冬の絶景水着特集号」 エターニティ社時代の「豪華水着ショー」と同様の企画意図に基づくグラビア集 全1巻
Worlds of Robotech ロボテックの各世界 ヴァリヴェール恒星系のそれぞれの星の異星人達(センチネル達)の各惑星世界でのエピソード。各1巻で1つの世界を描く。
  • アマゾン世界:「惑星プラクシスからの脱出」[73]
  • インビッド世界:「惑星オプテラへの強襲」[74]
  • スミス世界:「惑星カーバラのサボタージュ」[75]
  • 電脳世界:「ハイドン IV の秘密」[76]
  • 野生世界:「惑星ガルーダの悪夢」[77]
  • 水晶世界:「天球の捕囚達」[78]
全6巻
Return to Macross マクロスへの帰着 SDF-1 マクロス落下以前から進宙式までの過去話。続きが第13巻から第37巻まで描かれ、この長編シリーズは遂に完結した。 第13巻から第37巻完結
Robotech: Macross Tempest マクロス暴風雨 Return to Macross」第25話から第26話までの内容の番外篇。 全1巻
War Of The Believers 戦争の信奉者 エミール・ラング工学博士[79]の姉妹、ニーナ・ラング[80]を主役にした「Return to Macross」のスピンオフ作品。 全1巻
Civil War Stories 統合戦争物語 統合戦争を描く「Return to Macross」のスピンオフ作品。 全1巻
Robotech Zero
"What's Past is Prelude,"
ロボテック ゼロ
過去は未来への前奏曲
1994年の作品であり、マクロス ゼロとは無関係。三次に渡る大戦の後、2043年に平和を取り戻した地球のある一家で、両親が息子と娘達に語り聞かせる三世代の物語。ビル・スパングラー[81]とウィリアム・ジャング[82]の円熟期の作品で作画水準も高い。小説版のジャック・マッキニー[83]という共同筆名を持つ、ジェームズ・ルセーノ[84]と故ブライアン・デイリー[85]へのインタビューを収録。 全1巻
Invid War: Aftermath インビッド戦争:余波 エターニティ社の物語を引き継ぎ、第7巻から第13巻まで出版した時点で、担当のライターとアーティストの退社によって、多くの伏線を残したまま、いわゆる「第1部・完」の形で強制的に完結させられた。こちらも大半は独自の新登場人物により物語が展開し、映像との繋がりは薄い。第11巻よりブルース・レーウィス[86]とデイヴ・ランフィアー[87]による、少女漫画風絵柄の、スコット・バーナードを隊長とするメガロード[88]調査隊の企画が描かれたが、上記の理由で未完に終わった。 全13巻
Thread-bare Heart 擦り切れた心(感情) 上記作品中 第7巻から第9巻まで ローゼリク・リッキー[89]とタビーシャ・ウルフガース[90]夫妻により描かれた三部作をグラフィックノベル化したもの。但し作画には難がある。 全1巻
Hohsq's Story ホスクの物語 Invid War: Aftermath」中の登場人物、元ゼントラーディ兵士ガンツ・ホスク・マルドゥーク[91]のスピンオフ作品。ロボテック・ロマンスシリーズと呼ばれる、ロボテック版ハーレクイン・ロマンスレーベルを目指し、女性ファン向けにブルース・レーウィスとデイヴ・ランフィアーによる、少女漫画風絵柄を特色とする。アカデミー社に対するロボテック・ライセンス取り消しにより、レーベル・タイトルは本作と後述の3タイトルの合計4作品のみに終わった。 全1巻
Academy Blues 士官学校ブルース リサ・ハイエス、クラウディア・グラント[92]や、ブリッジ・オペレーター達の士官学校時代話。若き日々のロルフ・エマーソン[93]キム・ヤング[94]の「恋のお相手役」で登場する。ロボテック・ロマンスシリーズと呼ばれる、ロボテック版ハーレクイン・ロマンスレーベルを目指した。 全6巻 第0巻から第5巻
Breaking Point: Cadet Lisa Hayes Special 限界点:士官候補生リサ・ハイエス[95]特別篇 上記作品中、リサ・ハイエスのスピンオフ作品。ロボテック・ロマンスシリーズと呼ばれる、ロボテック版ハーレクイン・ロマンスレーベルを目指した。 全1巻
Romance ロマンス
  • 「星々と涙」[96]
  • 「スカートチェイサーを混ぜた2杯のビール」[97]
  • 「時代が困難になると、真の勇者が(世直しのために)動きだす」[98]

の三篇を収録したロボテック・ロマンスシリーズと呼ばれる、ロボテック版ハーレクイン・ロマンスレーベル。作画に難あり。

全1巻
Robotech: Star Runners: Carpenter's Journey 星界よりの使者 ジョン・カーペンター少佐[99]によるサザンクロス軍支援のためのトクガワ級 超時空空母 2番艦 SCV-02 UES ハンニバル[100]の旅路と出来事。 全1巻
Mech angel 機甲天使 人類サイズにマイクロン化した、元ゼントラーディ女性兵士リス・グルアカ[101]の暗殺者としての「仕事人」稼業。リュック・ベッソン監督のニキータや、そのアメリカナイズのリメイク版アサシン 暗・殺・者のようなロボテック版悪女(バッド・ガール)物語を目指した。機甲天使のタイトル由来は、彼女の自己改造(カスタマイズ)された飛行能力を持つ有翼ハードスーツの形状から。 全4巻 第0巻から第3巻
Clone (Mordecai) クローン(後に『モルデカイ』改題。) 第0巻から第5巻までの全6巻とモルデカイ改題後の2巻の全8巻。不老不死の技術 ザロン[102]酵素処理の考案と秘密思想結社モルデカイ教団加入信者のみへの上記施術という手法で、ハワード・ヒューズ 並みの巨万の富を得た医学博士ジル・ボーデル[103]は、宗教的なカリスマの妻デモント・テリル[104]と共にインビッド戦争の孤児を引き取り構成員とした。その後、地球統合政府の干渉を避けるために財力にものをいわせて超時空要塞モルデカイ[105]を建造し、信者のみを乗船させ、教義に従いアンドロメダ銀河の目的地を目指して進宙する。 全8巻 第0巻から第6巻/第0巻と第1巻[* 34]
Youth Inertia[* 35] 思春期 上記作品中の登場人物一等航宙士 ヴィヴィ・アヴァ[106]のスピンオフ作品。巻末に初期スケッチと設定画集と年表が附属し特別編集版の表示があるが、廉価通常版は存在しない。 全1巻
Warriors 戦士達 ブリタイの過去話。 全5巻 第0巻から第4巻
Metal Swarm 鉄塊 ブリタイの番外篇。 全1巻
Destroid (Macross Missions) デストロイドSDF-1 マクロス護衛任務) SDF-1 マクロス護衛に関わるトマホーク操縦士の「佐藤 健伍長ケン・サトウ[107]と新入りだが士官学校出のために、いきなり上司として配属されたクリス・ヒラリー少尉[108]間の反発と男女間の友情がテーマ。後に「Destroids」から「Macross Missions」に改題。 全3巻 第0巻から第2巻
Robotech The Movie
Untold Story
劇場版ロボテック
『語られざる物語』
メガゾーン23(パートI)を翻案元とする映画映像の漫画化。 全2巻
The Misfits 不適合者たち 1962年の同名映画「The Misfits」、邦題『荒馬と女』を下敷きにした。諸事情により1話のみでキャンセル。 全1巻
The 1996 Robotech Comic Calendar 1996年版ロボテック漫画カレンダー アカデミー社の作家とアーティストのオールスター出演の全描き下ろしカレンダー。1995年末に発売されたが、ハーモニーゴールド USA 社のライセンス取り消しに伴う廃業により、皮肉にもこれがアカデミー社の遺作になった。 全1包

南極出版社(Antarctic Press)[編集]

南極出版社(アンタクティック・プレス / Antarctic Press)社は、1997年から1998年までロボテックの漫画を販売した。主に、ロボテック・シリーズのマクロス・サーガの登場人物による独立したサイドストーリーやスピンオフ作品が企画の主流である。 殆どの物語は非常に修正主義的で、自らの個性に従って行動する確立した登場人物により、テーマは時に大時代的(おおじだいてき)[* 36]になることさえあった。 なお一覧表中、「解説」欄の冒頭、及び「巻数」欄に「カラー漫画」と記載の無い作品は全て白黒線画の作品である。

センチネルズ・ルビコン(Sentinels Rubicon[* 37]はセンチネルのストーリーが結末を迎えた後の長い年月を取り上げるという名目の作品。
2巻発売されたが、過去の(または次の)ロボテックの作品に全く似ていないし、一番売りのアートは殆ど理解できない。
" Rubicon "の第2巻は突然終了し、仕切り直しとして全7巻のシリーズ案が発表された。

題名 邦訳例 解説 巻数 備考
Annual 年鑑 新たな読者とファンを獲得するため、原典三部作の世界からそれぞれ1作品ずつ番外編オリジナル・ストーリーを創作し、まとめたもの。 全1巻
Megastorm 巨大嵐 SDF-1 マクロスの地球帰還航宙時の番外編話。木星付近での戦闘。
時代設定はリック・ハンター、リサ・ハイエス、ベン・ディクソン(柿崎速雄)たちがブリタイ・アド級艦隊の捕虜としてドルザのフルブス・バレンツ要塞にて尋問中で不在の間の出来事とされているが、テレビシリーズの設定と異なり「マックス・スターリング」が登場する。
この矛盾については、日本の原作者の劇中劇設定発言(より正確な表現はメタフィクション)に基づき、本作ではブリタイ・アド級艦隊の捕虜獲得作戦という「マクロス世界の歴史的事実」に関して後世の歴史家の一部が主張する「マックスのみが捕獲を免れ帰還し、グローバル艦長に事実報告をした」という異説に基づいた漫画化のためであると説明している。
全3巻
Rolling Thunder 雷轟 全カラー漫画。Dana Sterling(コミリア・ファリーナ・ジーナス)=〔ジャンヌ・フランセーズ〕の後日談。
旧・第15分隊々員達は従来通りサザンクロス軍を呼び合うが、組織としては消滅した後のために、よくみると揚陸艇等のステンシル表記は「地球統合陸軍義勇部隊」(U.N.ARMY Volunteer Corps)となっている。
全4巻
全カラー漫画
Prototype 001 Tigercat
(initially a back-up story, re-titled as Variants)
試作機 001 タイガーキャット 全カラー漫画。架空戦記『ルフトヴァッフェ 1946』(Luftwaffe: 1946)で有名な、テッド野村(Ted Nomura)のアートと、" Distant Soil "(遠き土壌)がベストセラーになったライター及び新規描き下ろし分キャラクターデザイン担当のコーリン・ドーラン[* 38](Colleen Doran)による作品。VF-1 バルキリー以前の従来型ターボファンエンジン搭載の試作機の実戦投入物語。
初期には『巨大嵐』(Megastorm) や 『雷轟』(Rolling Thunder)冊子内の 1/3 ほどを使わせてもらう形のバックアップ物語だった。後に独立した際に「試作機 001 派生型」と改題。
ロイ・フォッカー(Roy Fokker) 大尉(当時)と後部座席の航法&電子戦士官の リサ・ハイエス(Lisa Hayes)少尉(当時)が主役。
従来型ターボファンエンジン搭載のいわゆるガウォーク・ファイター形態の2形態を持つ試作可変戦闘機・YVF-14「タイガーキャット」(Tigercat)や、そのライバルとなるマクシミリアン・フォッケ(Maximilian Focke)が搭乗する反統合同盟側のロシア可変戦闘機である  YVM-29 (МиГ - 29 бис)「ラースタチュカ・ビース」が登場するが、マクロス ゼロに登場するVF-0 フェニックスとは無関係。

なお本作品は、原作者の「メタフィクション(または劇中劇)」発言を逆手に取った二次的連続性作品の別分岐であり、「ブリッジ・バニー」(ヴァネッサ・キム・シャミー)とクローディアは日本版同様生存し、更には独自設定としてロイ・フォッカーが生存し、ウォルトリップ兄弟のセンチネルズ漫画では夫婦で提督の役職に就いていたハンター夫妻に代わり、生存し続けていれば本来就任していたであろう、海軍(宇宙軍)遠征艦隊提督(Fleet Admiral)に就任している。

リサ(日本版での早瀬未沙)は改マクロス級 " SDFN-02 Admiral Lisa Hayes" (「海軍提督(大将)リサ・ハイエス」の意味)[* 39]艦長として就任し、初恋の彼氏許婚者だった「カール・ライバー」(Karl Liber)が彼女の夫として火星基地に赴任しており、長女まで誕生している。またこの別分岐(パラレルワールド)に於いては、リック・ハンターはキーロン(カムジン)のマクロス・シティ襲撃の後にリン・ミンメイと結ばれ軍を退役している。
全7巻+4巻
全カラー漫画
Vermillion ヴァーミリオン小隊 マクロス地球帰還時ヴァーミリオン小隊の番外編。 全4巻
Unsung Heroes 報われない英雄 ヴァーミリオン小隊の第2巻から第4巻の冊子内の 1/3 程を使わせて貰う形のバックアップ物語。
インビッド戦争中の報われない、名前すら明らかにされないレジスタンス兵士の物語。全3話。
Vermillion 2話〜4話に同居
Final Fire 最後の発砲 第一次星間大戦決戦「リン・ミンメイ作戦」後の地上戦を生き抜いたVF-1A バルキリーパイロットの回想記。 全1巻
Crystal Dreams 水晶の夢 開発者GameTekが破産したために、1998年の発売前に製作が中止された同名のNINTENDO64ゲームの漫画化。 全1巻
Wings of Gibraltar ジブラルタルの翼 ベン・ディクソン(Ben Dixon)戦死後のリック・ハンター (Rick Hunter) と マクシミリアン・スターリング(Maximilian Sterlings)による第一次星間大戦中の小惑星帯ジブラルタル基地」に於ける番外編。 全2巻
Covert operations 秘密作戦 巨大嵐(Megastorm) の続編。木星衛星タイタン付近での秘密作戦。
非公式ながらデザイン関係は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』準拠の番外編。
全2巻
Class Reunion 同窓会 ニュー・ジェネレーション(モスピーダ)編の番外編。
作画は低調。
全1巻
Escape 脱出 人間型インビッドであるコーグ(Corg)(バットラー)のスピンオフ物語。現在のところ、唯一のインビッド主役作品。 全1巻。
Sentinels: Rubicon センチネルズ:ルビコン 上記南極出版社(Antarctic Press)本解説参照。
全2巻で中断し、仕切り直しとして全7巻のシリーズ案が発表されたが、この構想案が出版されることはなかった。
全2巻。

ワイルドストーム(Wildstorm)社[編集]

DCコミック社の子会社、ワイルドストーム(Wildstorm)社は、2002年にロボテックの漫画の販売を始めた。

同社はジム・リーを始めとする1997年の香港返還後に大量に流入し、アメリカン・コミック界に参加した多くの中国系アーティストを積極的に採用し、ネーム (漫画)の構成力や画力に優れた作家を大量に起用し質の向上を図ると共に、漫画制作ソフトによる制作のデジタル化を推し進め、英語圏以外、特にロボテックに販売対象外とされている日本国での非公式のファンを獲得し、米国では完全新規の映像の新作「シャドウクロニクル」を製作する原動力となった。

しかし、DCコミックの子会社に過ぎなかった同社は、アメリカ東部夏時間2010年9月21日、DCコミック本社の西海岸のロサンゼルスへの移転に伴い、子会社(いわゆる「インプリント」" imprint" レーベル)のジム・リー主宰の「ワイルドストーム(WildStorm)」 としての命脈を絶たれた。[109]

このため、ロボテック・シリーズの同社に於けるグラフィックノベルの刊行は「発祥本国であるにも関わらず、志半ばで中断'」し、皮肉にも中華人民共和国の「シンファ・ウィンシェア」(中文 新華文軒出版伝媒 、英文 Xinhua Winshare Publishing and Media Co. Ltd)[110]で全レーベルのグラフィックノベル化が実現することとなった。

題名 邦訳例 解説 巻数 備考
From The Stars 星界から SDF-1 マクロスが進宙する前の、若き日のロイ・フォッカー(Roy Fokker)と、プロジェクト・バルキリー(YVF-1 バルキリー 開発計画)を描く一方、プロジェクト・エクスキャリヴァー(デストロイド開発計画)を何としてでも推進したい、アナトール・エリ・レオナルド(Anatole Eli Leonard)はバルキリー計画を中止させるための様々な陰謀を画策する。
他にも、飛行曲技団(エア・サーカス)時代のリック・ハンター(Rick Hunter)や、反統合同盟空軍との戦闘、ロイ・フォッカークローディア・グラント(Claudia Grant)、歌手ジャン・モリス(Jan Morris)[* 40]、トーマス・リリイ・エドワード大佐(Colonel T.R.Edwards) との関係も描く。
また、OTMによるロボット工学ROBOTECH nology)の研究開発描写と、トーマス・リリイ・エドワード大佐(Colonel T.R.Edwards)のデザインが異なる。
1997年の香港返還後に大量に流入し、アメリカン・コミック界に参加した多くの中国系アーティストが中心となった作画で、それ以前の漫画よりも日本的な絵柄で、作画レベルも高い。
本篇全6巻と、資料本("Source Book") 全1巻が出版され、後にグラフィックノベル版が出版された。
全6巻 グラフィックノベル版あり。
"Source Book" 資料本 "From The Stars" に登場する、YVF-1、YF-1R、VF-4 ライトニング(ロボテック版)、試作型 FAST パック、VF-X6「ジニーア」(Genia)等の各種機体や、トミー・ユン(Tommy Yune)による艦長制服のリサ・ハイエス(Lisa Hayes)の描き下ろしスケッチ、各種漫画やイラスト・アーティストによる競作画集を備えた資料本。
この本の資料や画集の大半(一部収録漏れあり)は、『星界から』("From The Stars")のグラフィックノベル版巻末附録にて収録されている。
全1巻 グラフィックノベル版巻末にも収録あり。
Love & War 愛と戦争 インビッド(Invid)に敗北した地球からジョナサン・ウルフ(Jonathan Wolfe)大佐の用意した、マラソン(Marathon)級 遠距離高速輸送艦に乗船しての緊急撤退前、ダーナ(Dana)はボゥイ(Bowie)に父母の昔の話を始める・・・。
SDF-1 マクロスの進宙前にマクロス島にいた頃のマクシミリアン・スターリング (Maximilian Sterlings)ベン・ディクソン(Ben Dixon)の友情、マックスとミリヤ・パリナ(Miriya Parina)の馴れ初め等を描く。リン・ミンメイ(Linn Minmei)の女優デビュー映画についてのコンパニオン・ストーリーである『小白竜』(Little White Dragon)を含む。グラフィックノベル版は2010年12月14日に発売。
全6巻 グラフィックノベル版は、2010年12月14日発売。
Invasion 侵略 若き日のランサー・ベルモント(Lancer Belmont)の第10火星分遣師団(The 10th. Mars Division)での第一次奪還軍の地球降下作戦を詳しく描き、カーラ(Carla)との関係を広げる。
直属の上司だったオリビア・スタール(Olivia Stahl)元少佐との再会と、カーラ(Carla)との三角関係、さらに元少佐が仲間を人体実験材料としてインビッド側へ売り渡していたという裏切り、レジスタンス運動によるインビッドの巣(Hive)の一つの破壊までを描く。
XboxPlayStation 2のゲームの物語構成の漫画化ではないが、Robotech 遠征軍艦隊の第一次地球奪還降下作戦による最初の地球解放の試みを描き、スコット・バーナード(Scott Bernard)の導入部描写と、彼の所属する第21火星分遣師団(The 21st. Mars Division)の誕生で終る。
コンパニオン・ストーリー「第1号火星基地」(Mars Base 1)では、リサ・ハイエス(Lisa Hayes)の初恋の人カール・ライバー(Karl Riber)の地球でのリサとの逢瀬と火星基地での勤務とその最期を詳しく描く。
オリジナルの『モスピーダ』でキャラクターデザインを担当した天野嘉孝と、トミー・ユン(Tommy Yune)による各々の巻の2種類の表紙絵を持つことが最大の特徴。
全6巻 グラフィックノベル版予定あり。
Prelude to the Shadow Chronicles シャドウ・クロニクルへの序曲 ウォルトリップ兄弟が執筆。「ロボテック II:センチネルズ」のジャック・マッキーニ(Jack McKinney)[* 41]による小説版や、同兄弟による漫画版等、「二次的連続性」作品と公式設定で定義された派生作品の多くの要素を取り上げている。
厳密に言えば、ウォルトリップ兄弟が以前描いた「ロボテック II:センチネルズ」の漫画との連続性はない。
後付け設定で公式の新しい連続性に合わせ、アニメ版『ロボテック: シャドウ・クロニクル』への導入部としている。
またリック・ハンター提督や、リサ・ハイエス(Lisa Hayes)SDF-3 パイオニア(Pioneer)艦長(艦隊司令官でもある)、ダーナ・スターリング(Dana Sterling)=(コミリア・ファリーナ・ジーナス)=〔ジャンヌ・フランセーズ〕少佐など、旧シリーズの人物達も登場。
アニメ本編でのリック・ハンターの顎(あご)の傷は、この漫画シリーズの中で描写される戦闘で負傷した事実が判明する。
2010年6月1日にグラフィックノベル版が発売された。
全6巻 グラフィックノベル版あり。

小説[編集]

デル・レイ・ブックスはロボテックを小説化した。小説版の作者名「ジャック・マッキーニ」(Jack McKinney)は共同ペンネームで、最初はジェームズ・ルセーノ(James Luceno)のチームが実際に執筆した。後に仕事を受け継いだブライアン・デイリー(Brian Daley)は、架空の引用を使うという『デューン』のスタイルで、ロボテックの年代記を肉付けした。
アニメに基づくハーモニーゴールド USA 社公認の2002年以降の後付けで公式作品とされた「現在の正典との大きな違いがあり、例えば、小説版はテレビシリーズで言及されていない「プロトカルチャーの形態」の概念を作品に取り入れている。
以下の一覧は、デル・レイ社が出版した小説を年代順に並べたものである。

単行本
Individual Editions
組本
Omnibus Collected Editions
  1. Genesis
  2. Battle Cry
  3. Homecoming
  4. Battle Hymn
  5. Force of Arms
  6. Doomsday
  7. Zentraedi Rebellion
  8. The Devil's Hand
  9. Dark Powers
  10. Death Dance
  11. World Killers
  12. Rubicon
  13. The Masters Gambit
  14. Southern Cross
  15. Metal Fire
  16. The Final Nightmare
  17. Before the Invid Storm
  18. Invid Invasion
  19. Metamorphosis
  20. Symphony of Light
  21. The End of the Circle
  • The Macross Saga: Battlecry (#1-3)
  • The Macross Saga: Doomsday (#4-6)
  • Southern Cross 3-in-1 (#7-9)
  • The Sentinels 3-in-1 (#13-15)

これらの小説は正典とみなされていないにもかかわらず、近年本来の出版元のデル・レイ・ブックス社ではなく、ライセンス元のハーモニーゴールド USA 社から再出版された。

TRPG[編集]

ロボテックのTRPGは、原典の映像上の三部作である「ロボテック・シリーズ」と、「ロボテック II:センチネルズ・シリーズ」の (当時の)公式設定に基づき、1986年から2001年に掛けてパラディウム・ブックス社によって発表された。

原版を改良、或いはシステムの不備(バグ)を補正した新改訂版は、ハーモニーゴールド USA社の映像作品の新作ロボテック:シャドウ・クロニクルに基づく「ロールプレイングゲーム」の資料本と共に、2008年から開始された。

TRPG 原版 (1986–2001)[編集]

原版の ロボテック ロールプレイングゲームは、以下の巻で構成される。

中核本(コア・ブックス)[編集]

中核本(コア・ブックス)は、別名「資料本」(ソース・ブック)とも俗称で呼称される。

冒険/脚本(シナリオ)本[編集]

槍騎兵Lancerランサー)とは、物語設定上の終着年の2066年に存在している月面都市「ベルモント」の初代にして現市長「ランサー・ベルモント」(Lance "Lancer" Belmont) こと芸名イエロー・ベルモント」の兵士としての別名。 槍騎兵ランサー)と彼の本名「ランサー(ランス)」との二重の掛詞になっている。

設定自体はインビッド(Invid)との大戦後の体験に基づくテレビドラマにヒントを得たという劇中劇設定の冒険の書(アドベンチャー・シナリオブック)である。 「イエロー・ベルモント」こと本名「ランス(ランサー)・ベルモント」が、ロック歌手兼ダンサーであることから、展開には「歌」が戦乱の後遺症で疲弊しきった各都市の市民の協力を得られるかどうかの鍵になるなど、独特のシステムがみられる。

構成[編集]

中核本の第1巻から第5巻まではテレビシリーズとして放送されたロボテックの基本三部作をカバーした。

『ロボテック II』(Robotech II)『歩哨(センチネルズ)』と『統合軍(RDF)戦場教本』はセンチネルズ(Sentinels)のパイロット版映画[111]をカバーしたが、素材資料は決して枯渇することなく開発発展した。

第6巻「マスターズの反撃」とRobotech RPG 冒険の書: 槍騎兵ランサー)のロッカーのシリーズが発生し終結して、第7巻「新世界秩序」と第8巻「強襲部隊」、そして残りの「冒険の書」は、第一部「マクロス・サーガ」時代の最中から直後に掛けて開始された。

これらの本はケビン・シエンヴィーダ(Kevin Siembieda)と他のパラディウム社正社員によって、そして一部は、特に後半の本及び資料本(ソースブック)はフリーランスの作家によって掛かれた。

図解や設定画稿は特に中核本(コアブック)に於いて、部分的に最初の日本の原資料から引用され、そして、部分的に新規の白黒の設定線画がパラディウム社の正社員と、ケヴィン・ロング(Kevin Long)のようなフリーランスのアーティストによってなされた。

パラディウム社も『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』のOVAアニメに基づく別に分離独立した「ロールプレイングゲーム」の資料本を発表したが、しかしこれはハーモニーゴールド USA社 の公式のロボテック・シリーズの各作品との連続性とは全く無関係だった。

筋書進行(Storyline)[編集]

原版のロボテック・ロールプレイングゲームの出版は、概してテレビシリーズ筋書に追随したが、ジャック・マッキニー(Jack McKinney)による ロボテック・シリーズ小説版がまさにそうしたように、自らの独自の手法でテレビシリーズの間隙を埋めようと試みた。

資料本の幾つかは拡張性のための多くの領域がある『マクロス・サーガ』時代か、或いはその直後のロボテック世界の異なる部分をカバーした。

しかし、ロボテック・テレビ・シリーズをカバーした出来事の後、パラディウム・ブックスロールプレイングゲーム出版本は、ジャック・マッキニー(Jack McKinney)の物語から分岐して独自の展開を歩み始めた。

ジャック・マッキニー(Jack McKinney)ロボテック・シリーズ 小説版が「スコット・バーナード」(Scott Bernard)と他の仲間達が平和に満ちた惑星となった地球を後にして「リック・ハンター」提督(Admiral Rick Hunter)らを乗せた SDF-3 「パイオニア」(Pioneer)の捜索へと筆を進めたのに対して、パラディウム・ブックスロールプレイングゲーム出版本は、インビッド(Invid)が彼らが追い払われた2、3か月後に地球に戻ってくるという独自の設定を行った。

第6巻「マスターズの反撃」と冒険の書「槍騎兵ランサー)のロッカー」は、この2回目のインビッド(Invid)侵入の時代に設定され、元の資料によって暗示されない概念と出来事を導入した。

「マスターズの反撃」は、東南アジアに地域を設定し「メカ・スー・ダイ」と呼ばれる機動兵器メカ)による剣闘士的な格闘技マーシャルアーツ戦闘のシステムを特徴とする

槍騎兵のロッカーズは、「ニュー・ジェネレーション(新世代)」(機甲創世記モスピーダ)の第三世代のロック歌手&ダンサーのランサーこと芸名「イエロー・ベルモント」の巡業公演(コンサート及びライブツアー)の足取りに随行する、プロトカルチャー(資源)で駆動される二つ折に折り畳み可能な、強力な武器でもある楽器を持ち運ぶ演奏者(performer)の情報交換網を描写する。これらの楽器の効果と描写は日本国のマクロスシリーズの続編『マクロス7』(Macross 7 )の「歌エネルギー(チバソング)」に類似した発展を遂げたが、しかし一方で前記のシリーズとは無関係である。

『ロボテック II:センチネルズ』の ロールプレイングゲーム本も幾つかの点で、同センチネルズロボテック・シリーズ 小説版とジェイソンとジョンのウォルトリップ兄弟(Jason Waltrip and John Waltrip brothers)の漫画本でカバーされる物語から分岐した。

そしてこれらもまた、ハーモニーゴールド USA 社から提供される同じ不完全な原資料素材に基づいて独自に開発された。

2つの主要な違いは、SDF-3 パイオニア(Pioneer)が彼らに同行している遠征艦隊軍(Expeditionary Force)Robotech Expeditionary Force: 2044-onward)艦船の全艦隊が去ったという点、そして、遠征艦隊軍(Expeditionary Force)とセンチネルズ(Sentinels)[112]の非人類型異星人達がインビッド(Invid)摂政「リージェント」(Regent)との長引いた戦いに参加するという構想である。

このゲーム資料本もセンチネルズ(Sentinels)の非人類型異星人達が遠征艦隊軍(Expeditionary Force)にインビッド(Invid)の摂政「リージェント」(Regent)との長引いた戦いに公然と参加することを示唆した。

ゲーム・システム[編集]

詳細は「メガバーサル・システム(Megaversal system)」を参照

ロボテック・ロールプレイングゲームは、同ゲーム資料本よりも数年早く導入された、パラディウム社 ファンタジー・ロールプレイングゲーム(Palladium Fantasy Role-Playing Game)に於いて用いられたゲーム規則システムの修正版を使用した。

明らかに世界で最初かつ最大のファンタジーテーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)である (Dungeons & Dragons : 略称"D&D") に倣って製作されたパラディウム社のファンタジーテーブルトークRPGは、ゲームシナリオ進行用「3D6」(3個の6面のロールプレイングゲーム用多面体サイコロ)と戦闘場面用の「D20」(1個の正20面体ロールプレイングゲーム用多面体サイコロ)を転がすことによって発生する肉体値、及び精神値等の公平な乱数統計値に基づく、非常に類似したゲーム規則システムを使用した。

2個の10面体のサイコロ、1つの「目」読みで10の値(column / 「カラム」または「コラム」)とも、一方でゲーム規則によっては1つの値とも解釈されるゾッキヘドロンZocchihedron)と呼ばれる100面体のダイス(Percentile dice)が、能力値の決定に使われる。

ロボテック・ロールプレイングゲームは、百名の標準的なゲームキャラクターのヒットポイント(耐久値)[113]が、擬似的に重装甲メカの耐久力に匹敵するという大打撃(mega-damage)の概念を導入した。

この概念はパラディウム・ブックス社の他の作品「リフト(Rifts)」ゲームに於いて広範囲に採用された。

ゲーム批評家達は、規模拡大に見合うだけの適切な規模の新規のゲームシステム設計を選択せず、安易に『 (Dungeons & Dragons : 略称" D&D ")』のようなゲーム・システム上へアニメ風の巨大ロボットをボルト締めするようなシステム構成の試みが、ゲーム製作企画上の愚かな選択であると告発した。

パラディウム・ブックス社のゲーム規則の複雑さ(各々の本で参照されるメカの全体的な耐久力と同様に戦闘値と能力値の確認に時折困惑するような、長い、まるでFASA社社が製作したウォー・シミュレーションゲームバトルテックBattleTech)のような苦痛に満ちた情況が発生しうることを意味した。

これらのパラディウム社のゲームシステムの決定に関しては、ロボテックのアニメ本編での板野サーカス[* 42]立体的超高速戦闘アクション演出)を始めとする「矢継ぎ早の戦闘動作」をシミュレーションするにはあまり適したものではなく、むしろこれらの作品の特性と演出に沿った形での役割演技(ロールプレーイング)の過程とゲーム進行を阻害するFASA社のバトルテック・シリーズの模倣であると、利用者側の一部からは批判の意見がある。

これらのゲームもまた、中核本(コアブックス)第6巻「マスターズの反撃」を除いて、印刷物に対するいかなる改訂も決して行われず、利用者は、ゲームに関する訂正もしくは新しいゲーム規則に関して、以降に出版されたゲーム規則集(ルールブック)或いはオンライン(大半はインターネットで提供された)上のよくある質問とその回答(FAQ)で補わなければならなかった。

この原版 (1986–2001)の第二刷以降の再印刷に関して、いかなる活字の訂正も行なわず、別途に発売されるゲーム規則集(ルールブック)やオンライン上の回答集等の原版資料本以外の外部に訂正を頼るというアフターサービスの企業態度は、利用者達を更なる混乱と困惑に導いた。

もう一つの一般批判は百分率を基礎とする登場人物の特殊技能又は技術値システムの欠陥に関してのものだった。ゲームの進行において、利用者が演じる登場人物が、その選択やシステム上で発生する任意の制約に従い、ゲームの終了まで全く使用しない特殊技能や技術の項目が存在したとしても、登場人物の「技量を発揮できる領域」のあらゆる特殊技能又は技術値は、得られる各々の登場人物の水準(「キャラクターレベル)に設定された百分率の値によって自動的に向上し、利用者が演じる登場人物に対して「使用不可能にも関わらず、不要な技術向上値が配分される」という不公平が生じて、ゲーム管理者(ゲームマスター)は各自でこの問題を解決する手段を考案しなければならなくなった。

連名ペンネーム小説家ジャック・マッキニー(Jack McKinney)によるロボテック・シリーズ小説版と同様に、ロボテック・ロールプレイングゲームの創作者達は、当初よりその設定の基礎となる資料の大半を自らの検索や日本国の知人友人を介しての再発見と、独自の調査研究に基づく製作環境を強いられた結果、日本国の完全な原資料への接触の可用性が、その製作開始当初より欠如していて、大変な苦労を強いられた。

資料の多くは解像度が低く、必要とする特定の登場人物やメカ画像の詳細に関して非常に不正確で、彼らは利用可能な限られた原資料の不十分な品質の翻訳物とテレビ放映された使い古しのフイルム或いはそれらを複製した劣化したビデオテープを、切断するまで一時停止する等して参照しながら締切最終期限ぎりぎりまで働かねばならなかった。 [* 43]

原典の不完全な紙上資料と複製に伴うエラー劣化のあるアニメ映像及び静止画像の複合的な可用性の不足の結果として、ロボテック・テレビシリーズに関する「ロボテック・ロールプレイングゲーム資料本」の記載の多くの部分に関して—誤った兵器と装備、更には他のメカ航空機軍用車輌全体に関して、幾つかの場合において混乱した記述がみられる。

これは特にサザンクロス軍に関する書籍にとって当てはまり、その記載の中では機甲師団の多くの人型戦闘ロボット(区分に従いバトロイド、あるいはデストロイドと総称される)と アーミング・ダブレット(A.D)と呼称される動力付き軽甲冑(装甲服)は相互に於いて、ロボットを装甲服又はパワードスーツと記載したり、その反対に装甲服やパワードスーツの大きさや機能の説明を誤解釈して戦闘ロボット、つまりメカと紹介記載する混乱がみられる。

最も顕著な例のうちの1つに、200メートル級の バンシー(Banshee)級・駆逐艦および グレムリン(Gremlin)級・誘導ミサイル駆逐艦] は、明らかに形状や大きさが異なるにも関わらず、(架空の開発企業設定による)ロッキード・マーティン社 開発の2連装の荷電粒子砲を装備した単座の宇宙戦闘機SF-3A ランサーII」として、『 Robotech ® RPG本 1: マクロス』、つまり第1巻で誤って定義・紹介される。 [* 44]

キャンセル企画[編集]

当時のハーモニーゴールド USA社の挫折し中止となった"Robotech 3000"計画に関して生じた商標権契約上の諸問題に加えて、ライセンス料の支払い必要としないパラディウム社の独自企画、かつ同社のフラグシップシリーズである「 リフト(Rifts)」シリーズの出版物が米国社会の世間一般から再注目されたという事実は、パラディウム社がロボテックの商標権の許可を再開することを控える原因となった

ロボテックロールプレイングゲームの原版は、2001年6月30日付けで絶版となった。

TRPG 改訂版 (2008– )[編集]

The Shadow Chronicles[編集]

2006年10月26日、パラディウム社フォーラムの投稿記事より。(On August 26, 2006, a post on the company forums.)[* 45] 完全新作の続編Robotech: The Shadow Chroniclesの製作に伴い、ロボテック・シリーズの商標権ライセンスの再許可を得るパラディウム社の意図を述べた。 2007年2月19日時点で、ケビン・シエンヴィーダ(Kevin Siembieda)、契約の協議が未だパラディウム社、及びハーモニーゴールド USA社の間で進行中であると述べた。[* 46] 新作「シャドウ・クロニクル」に基づく新しいロールプレングゲーム本について、2007年第三四半期に発売が計画された。 しかしながら、契約交渉は予想よりも長引き、パラディウム社が取引が成立したと発表可能な日付は、2007年9月6日にまでずれこんだ。 「シャドウ・クロニクル」のロールプレイングゲームは過去の全ての刊行物の「8.5 × 11インチ」の寸法より小型化された日本国の漫画単行本の大きさの出版形態で発行された。[* 47] この措置は、パラディウム社の出版物のファンの間で幾つかの論争を生じさせた。[* 48], そして、底本(ていほん, そこぼん。参照元となった本。或いは原本の意味)の完全サイズの「豪華版」の発表を促した。 [* 49]「豪華版」ハードカバー版は漫画単行本サイズのロールプレイングゲーム(RPG)資料本の初版における誤りによって正誤表(errata)を含んでいる。 また「豪華版」ハードカバー 版はゲームにおける大型航空宇宙機や宇宙艦船の使用のための戦闘規則とステイタスを含んでいる。 しかしながらそれらには、より新しいロボテック:シャドウ・クロニクル(影の年代記) 時代の航空宇宙機の技術と派生型が除かれていた。

改訂新規資料本[編集]

マクロス・サーガ(The Macross Saga) 資料本(ソースブック)は、2008年10月下旬に発売された。 マスターズ・サーガ(The Masters Saga)超時空騎団サザンクロス)を 含む資料本(ソースブック)は、2009年4月に発売された。 ニュー・ジェネレーション(The New Generation )機甲創世記モスピーダ)を 含む資料本(ソースブック)は、2011年10月6日に発売された。 [* 50]

  • Robotech® Macross Saga Sourcebook
  • Robotech®: The Masters Saga Sourcebook
  • Robotech® Shadow Chronicles® RPG
  • Robotech®: The New Generation Sourcebook

出版予定[編集]

[4]

  • Robotech® Genesis Pits Sourcebook (邦訳例:「進化の実験坑」資料本 ):2012年第三・四半期(9月頃)発売予定

[5]

TRPGに関する注釈[編集]

  1. ^ 『ヒーマンの戦い』として日本でも玩具を販売
  2. ^ : Matchbox
  3. ^ : Robotech II: The Sentinels}
  4. ^ : Codename: Robotech
  5. ^ Animerica
  6. ^ : Best Robot-theme Anime of all time
  7. ^ : Worldcon
  8. ^ : ConCascadia Con
  9. ^ [1]
  10. ^ : Mecha
  11. ^ : SDF-1 Macross
  12. ^ : Protoculture
  13. ^ : First Robotech War
  14. ^ Robotech Masters
  15. ^ : Tirol
  16. ^ : SDF-3
  17. ^ : Pioneer
  18. ^ Dana Starling
  19. ^ : Army of the Southern Cross、ASC
  20. ^ : Second Robotech War
  21. ^ : Invid
  22. ^ : United-Earth Expeditionary Force、UEEF
  23. ^ Reflex Point
  24. ^ Third Robotech War
  25. ^ : shadow technology
  26. ^ : Haydonites
  27. ^ : Trojan Horse
  28. ^ Harmony Gold announces special theatrical screening of Carl Macek's Robotech Universe : Harmony Gold to open its doors to a select number of anime fans to see the documentary about the making of Robotech on the big screen at one of Hollywood’s premiere screening venues! Author: Kevin McKeever
  29. ^ [[http://www.robotech.com/news/viewarticle.php?id=488 PRESS RELEASE: ROBOTECH: 2-MOVIE COLLECTION, New Adventure Love Live Alive Arrives For The First Time Along With Fan Favorite The Shadow Chronicles In New DVD Set Available July 23 From Lionsgate Home Entertainment Author: Lionsgate]]
  30. ^ McKeever, Kevin (2011年). “Robotech Mospeada Love Live Alive”. Harmony Gold. 2011年10月21日閲覧。
  31. ^ : Robotech: Academy
  32. ^ PRESS RELEASE: Robotech on A+E DVD! This October, A+E Networks Home Entertainment will unleash a legendary anime series - one of the earliest and most influential imports - in a deluxe collector's set featuring never-before-seen bonus material
  33. ^ Robotech DVD news Announcement for Robotech - The Complete Original Series TV Shows On DVD.com
  34. ^ : Michael Bradley
  35. ^ : George Sullivan
  36. ^ [ROBOTECH:It's You - Limited Edition EP http://www.robotech.com/store/viewproduct.php?id=396]
  37. ^ Meadows, Chris (2007年9月9日). “Live-Action Movie Talk with Kevin McKeever (mp3)”. Space Station Liberty. 2007年9月12日閲覧。
  38. ^ : Comico
  39. ^ : Dana's Story
  40. ^ : Graphic Novel Robotech: "Genesis"
  41. ^ : Legend of Zor
  42. ^ : Eternity
  43. ^ : Jack McKinney
  44. ^ : Jason
  45. ^ John
  46. ^ : Waltrip brothers
  47. ^ : Malibu Comics
  48. ^ : Academy Comics
  49. ^ Jason WaltripJohn Waltrip
  50. ^ : Rick Hunter
  51. ^ : Lisa Hayes
  52. ^ : Valivarre
  53. ^ : Zor Derelda
  54. ^ : Arla-Non
  55. ^ : Breetai Kridanik
  56. ^ Breetai Kridanik
  57. ^ : Genia
  58. ^ : Amy Deborah Pollard
  59. ^ : Dana Sterling
  60. ^ : Anatole Eli Leonard
  61. ^ : Nova Satori
  62. ^ : Scott Bernard
  63. ^ : Scott Bernard
  64. ^ : Rook Bartley
  65. ^ : Houquet et Rose
  66. ^ : Bekka Cade
  67. ^ : Lancer Belmont
  68. ^ : Academy comics
  69. ^ : Bill Spangler
  70. ^ : Antarctic Press
  71. ^ : Acid Rain Studio
  72. ^ : Swimsuit Spectacular
  73. ^ : Amazon World: Escape From Praxis #1
  74. ^ : Invid World: Assault on Optera #1
  75. ^ : Smith World: Sabotage on Karbarra #1
  76. ^ : Cyber World: " Secrets of Haydon IV" #1
  77. ^ : Feral World "Nightmare on Garuda" #1
  78. ^ : Crystal World: "Prisoners of Spheris" #1
  79. ^ : Dr. Emil Lang
  80. ^ : Nina Lang
  81. ^ : Bill Spangler
  82. ^ : William Jang
  83. ^ : Jack McKinney
  84. ^ : James Luceno
  85. ^ : Brian Daley
  86. ^ : Bruce Lewis
  87. ^ : Dave Lanphear
  88. ^ : MEGARoad
  89. ^ : Rosearik Rikki
  90. ^ : Tavisha Wolfgarth
  91. ^ : GanZ Hohsq Ma'alduk
  92. ^ : Claudia Grant
  93. ^ : Rolf Emerson
  94. ^ : Kim Young
  95. ^ : Lisa Hayes
  96. ^ : The Stars and the Tears
  97. ^ : Two Beers With a Skirt Chaser
  98. ^ : When the Going Gets Tough , the tough get going.
  99. ^ : Major John Carpenter
  100. ^ Hannibal
  101. ^ : Lyss Gruaca
  102. ^ : XALON
  103. ^ : Gilles Vaudell
  104. ^ : Demont Terril
  105. ^ : SDF Mordecai
  106. ^ : Bibi Ava
  107. ^ : Corporal Ken Sato
  108. ^ : Lt. Chris Hillary
  109. ^ IGN NEWS:The Wild Storm of DC Entertainment http://comics.ign.com/articles/112/1122604p1.html DC's execs speak out on moving to LosAngeles, closing Wildstorm, competingwith Marvel and digital comics.September 21, 2010 by Richard George
  110. ^  新華文軒出版伝媒,シンファ・ウィンシェア,Xinhua Winshare Publishing and Media Co., Ltd.中国株の会社情報,銘柄一覧 http://www.beer-selection.com/orosi/sichuanxinhua.html
  111. ^ 1986年にカ-ル・メイセックが企画したものの、その品質と玩具会社の撤退、日本の下請け会社に関する急激な円高問題に起因する諸般の事情により、試験番組ムービー(約80分ものパイロット・フイルム)以上には、決して結局開発されることにならなかった未完成作品
  112. ^ ヴァリヴェール(Valivarre)恒星系衛星ティロルTirol)の人類を除く他のヒューマノイド異星人たちの総称。
  113. ^ ゲーム内のプレイヤーキャラクターノンプレイヤーキャラクターが攻撃として与えるダメージ量を数値データとして表現したものである。転じて、キャラクターが耐えることができるダメージを表す値

コンピュータゲーム[編集]

『ロボテック』のライセンスを受けたコンピュータゲームは5つあるが、そのうち4つのみが発売された。 XboxPlayStation 2 の海外ゲームは、そのまま日本のハードで動くものがあるが、『ロボテック』のゲーム作品はゲームボーイアドバンス以外のゲーム・プラットフォームリージョンコードが設定されており、日本版のハード(ゲーム・プラットフォーム)で遊ぶことはできない。

題名 邦訳例 解説 プラットフォーム 発売年月日
Robotech: Crystal Dreams ロボテック:水晶夢 舞台は、マクロス・サーガ最終話のSDF-1の破壊から、センチネル編のSDF-3 パイオニア(Pioneer)の進宙式までの期間。連続性が滅茶苦茶で、シリーズでは平和だとされている時期にゼントラーディ軍が襲来する。
開発者 GameTek が破産したために、発売前の1998年に製作が中止された。 
 
後に南極出版社(アンタクティック・プレス / Antarctic Press)社より、ゲームの構成を参考にした同名の漫画版が出版されたために、発売中止となったにもかかわらず知名度は高い。
なお、形態としては3Dシューティングにあたり、日本国でも、これをトミー(現タカラトミー)が「超時空要塞マクロス アナザーディメンション(別次元世界)」 として日本で発売する予定が一時あった。しかしながらGameTek倒産により開発が停止され、日の目を見ることはなかった。
 ・NINTENDO64 1998年発売中止(未発売)
Robotech: Battlecry[* 51] ロボテック:鬨の声(ときのこえ) 『マクロス・サーガ』の27話以降のいわゆる「戦後編」の時代を舞台に、アニメで描かれた出来事に平行してゲームが進行する。複数人プレイは1対1の対戦のみ可能。なお、VF-1 バルキリーの米国独自の新作デザインによる派生型であるVF-1Rは本作品で初登場した。  ・Xbox
 ・PlayStation 2
 ・ニンテンドーゲームキューブ
2002年2002年9月23日
Robotech: The Macross Saga ロボテック:マクロス・サーガ 横スクロール形式のシューティングゲーム  ・ゲームボーイアドバンス 2002年10月27日
Robotech: Invasion ロボテック:侵略 ジャンルはファーストパーソン・シューティングゲーム。ニュー・ジェネレーションのストーリーで、一人プレイのミッションと複数人プレイのオンライン対戦が可能。
 パワードスーツに変形する可変バイク、サイクロンが出てくる。
 ・Xbox
 ・PlayStation 2
2004年10月6日
Robotech: The New Generation

Robotech: The New Generation mobile 
ロボテック:新世代(ニュー・ジェネレーション) 携帯端末事業者によって、日本国内での待受アプリや、着信メロディ着信ボイス着うたフルプラスをも含めたモバイルコンテンツ(mobile contents)に当たるものとして提供される、VFA-6 レギオス の単純な縦スクロールシューティングゲーム携帯電話ゲーム移植。  ・AT&T
(AT&T Robotech mobile)
 ・ロジャース・コミュニケーションズ
(Rogers Communications)
  ・スプリント・ネクステル
(Sprint Nextel Corporation)
の各アプリケーション対応端末。
2007年5月7日

   

カードゲーム[編集]

2006年、ヒーローファクトリー社(Hero Factory)は、いわゆるベータ版の公開市場調査期間を踏まえた後に、アニメ・エキスポ(Anime Expo)において、ロボテック・トレーディングカードゲーム (Robotech Collectible Card Game/RCCG)を発売した。
ゲームシステムは、基本的にマジック:ザ・ギャザリングのもので、主要なカードは劇中で搭乗機を乗り換えるように交換可能である。

カード種別とデッキ[* 52]

三種類の基本的なカード種別がある。

  • キャラクターカード(Character)は、それぞれのロボテック世界の人々と英雄的個人を表す。
  • メカカード(Mecha)は、様々なものがあり、ベリテック戦闘機(可変戦闘機)を含む。
  • アクション(Action)カードは、戦闘中の行動又は出来事を表し、例えば機体は回避機動を行う事も可能な拡張性がある
  • 艦船カード(Vessel)は、各種機体や人員の移動拠点となる。拡張デッキで、アゾニア(ラプラミズ)艦隊のゲーム進行に不具合が発生した。
  • 居住地カード(Location)は、 ロボテック・マスターズの居留地(ヴァリヴェール恒星系)という地球外の舞台展開が必要になったので、マスターズ編の拡張デッキから導入された。
各々のプレーヤーのデッキは最低50枚を含まなければならず、いわゆる「基本」(ベーシック、任意の枚数で使用可能な非固有の流動性のある)カードを各々の項目で3枚以上含まれなければならない。
以下の拡張デッキが発売された。
  • アゾニア(ラプラミズ)・デッキ
  • 青の飛行中隊(マックス・スターリング)・デッキ
  • ブリタイ・デッキ
  • SDF-1 デッキ
  • ロボテック・マスターズ・デッキ
  • ニュー・ジェネレーション・デッキ

「ベータ版」デッキは公的に販売され、カードの四隅が角落ちされておらず、鋭角のままである特徴で容易に識別可能だった。そして、それはゲームシステムの不具合の確認と市場動向調査のために、コアなカードゲーム・ユーザーを対象としてRPGゲーム専門店や通信販売で頒布され、標準発売カードのようには流通されない。

脚注[編集]

  1. ^ 以上の2作品は日本の広告代理店ビックウエストとの共同制作作品。
  2. ^ 超時空シリーズ」の『超時空世紀オーガス』は東京ムービー新社製作で放送権が異なる、また、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』はライセンスの売却に含まれていない。
  3. ^ ROBOTECH.COM(公式サイト):タツノコプロとハーモニーゴールド社の間のライセンス契約上の問題で、オンラインショップの発送先として日本を選ぶことは出来ない。
  4. ^ 1985年に策定「アジア地域・日本国を除く」と条件が付してあるが日本語版を禁止する文言はない。現実には中華民国、中華人民共和国で放送契約が交わされた。(出典源については記事編集者の身分上、公開出来ないのは容赦願いたい。)
  5. ^ : Protoculture Addicts、プロトカルチャー中毒者達の意味。
  6. ^ empsfm.org - EXHIBITIONS - Science Fiction Hall of Fame
  7. ^ ウディ・アレンが日本の映画を面白おかしく再編集して作った映画 「What's Up Tiger Lily?」のように。
  8. ^ 但しスタートレック・シリーズの例をみるまでもなく、ベリテック(Veritech)など、ファンダムによる創作が後に公式設定とされる例や、作品のライセンス保持企業や団体の都合により時代によって正史に編入され、或いは除外される例は幾つか存在する。
  9. ^ The "secondary continuity" ―that is, that their events exist inthe continuity of Robotech, but "don'tcount" when conflicts arise with the"main continuity".
  10. ^ アメリカ東部夏時間 2010年9月21日、DCコミックの報道担当は、西海岸のロサンゼルスへの移転に伴い、子会社のジム・リー主宰のワイルドストーム(: Wildstorm)を閉じると発表した。IGN NEWS:The Wild Storm of DC Entertainment http://comics.ign.com/articles/112/1122604p1.html DC's execs speak out on moving to LosAngeles, closing Wildstorm, competingwith Marvel and digital comics.September 21, 2010 by Richard George
  11. ^ 外部リンク Robotech UN 60th Anniversary PSA http://www.theshadowchronicles.com/info.php?id=un
  12. ^ マックス夫妻の長女のダーナ・スターリング(Dana Sterling=コミリア・ファリーナ・ジーナス=ジャンヌ・フランセーズ)の直系の妹である。
  13. ^ マレーン・ラッシュ(Marlene Rush)〈マリーン〉の弟。ウルフ飛行中隊所属。同隊壊滅後にスカル飛行大隊編入。
  14. ^ Executive Producer(製作総指揮)は、映画監督とは、必ずしも一致しない。 映画製作において具体的な実務内容が定められておらず、一般には、映画監督に対して社会的経済的信用を付与する存在(日本的に言えば「後見人」)と理解されている。
  15. ^ 海外向けのゲーム制作に関わり、海外展開まで視野に入れて制作されたアニメ『FIRESTORM』で監督を手がけた経歴を持つ脚本家。なお寺田は『機甲創世記モスピーダ』にも脚本で参加している。
  16. ^  Amazon.com Video Playback Not Authorized
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    Due to licensing to restrictions Amazon Video On Demand customers must be in the United-States when viewing vidoes online.
  17. ^ 公式URL http://www.talkshoe.com/tc/5988
  18. ^ コンベンション開催過去情報出典 FanimeCon 2000 Information @ AnimeCons.com
  19. ^ ジェイソン・ネッター(Jason Netter) のプロフィール - allcinema
  20. ^ Robotech Academy (Canceled) by Harmony Gold Productions ― Kickstarter  2014年07月05日閲覧。
  21. ^  Robotech Academy 2014年07月05日閲覧。
  22. ^  UPDATE #30: THANK YOU FOR YOUR SUPPORT 2014年08月03日閲覧。
  23. ^ 保有していた各作品のライセンスの大半はファニメーション・エンタテインメントに移譲。
  24. ^ Maguire, WB attack the big screen with 'Robotech' (html)”. Your Comic Book, Fantasy, SciFi, Horror & Anime Source - Mania.com (2007年9月7日). 2010年12月30日閲覧。
  25. ^ Moody, Annemarie (2007-09-09 at 12:00 am). “Lawrence Kasdan To Write Robotech Adaptation Live-Action Movie (html)”. [2]. 2010年12月30日閲覧。
  26. ^ Dong, Bamboo (2008年6月5日). “Anime Expo 2008: Robotech (html)”. Anime News Network. 2010年12月30日閲覧。
  27. ^ アルフレッド・ガフ(Alfred Gough) のプロフィール - allcinema
  28. ^ マイルズ・ミラー(Miles Millar) のプロフィール - allcinema
  29. ^ Spider-Man & Smallville Writers for Robotech
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  32. ^ Cinema Preview Cinema Topics”. シネマプレヴュー>シネマトピックス. 2012年1月23日閲覧。
  33. ^ ファミリーネームの「レオナルド」をフランス語読みした「レナード」とする資料もある。
  34. ^ Robotech: Clone RPG Sourcebook
  35. ^ 「{Youth Inertia」とは、思春期を意味する英語。
  36. ^ 時代遅れで古めかしいこと。また、時代がかって大げさなこと。
  37. ^ ルビコン川を渡る」の省略形で、以後の運命を決め、後戻りのできないような重大な決断と行動をすることの例えとして使われている。
  38. ^ Colleenとはアイルランド語で少女或いは娘を意味する言葉。
  39. ^ 存命中の将官の名前を冠し、かつその艦長に本人が就任する特異な設定
  40. ^ 正式な氏名(フルネーム)は「ジャネット・モリス」(Janet Morris)。詳細は英語人名の短縮形を参照。
  41. ^ ジェームズ・ルセーノ(James Luceno)とブライアン・デイリー(Brian Daley)の共同筆名。
  42. ^ Itano Circus mod for Freelancer - Mod DB
  43. ^ Meadows, Chris (2007年2月19日). “Kevin Siembieda Interview, Part 1 (mp3)”. http://terrania.us/liberty Space Station Liberty. 2007年2月20日閲覧。
  44. ^ Bundy, Stan; Brian Myers, Robert McDaniel, Dustin Ramsey, Rodney Stott, et al. (2002年9月1日). “Section 5: The Anime-Based Games: Robotech & Macross II”. The Palladium FAQ. 2007年2月20日閲覧。
  45. ^ Siembieda, Kevin (2006年8月26日). “Palladium Survival Strategies”. Forums of the Megaverse. 2007年2月20日閲覧。
  46. ^ Meadows, Chris (2007年2月19日). “Kevin Siembieda Interview, Part 1 (mp3)”. Space Station Liberty. 2007年2月20日閲覧。
  47. ^ Meadows, Chris (2007年9月14日). “Robotech RPG Talk with Tommy Yune & Kevin Siembieda, Part 1 (mp3)”. Space Station Liberty. 2007年9月22日閲覧。
  48. ^ Rali (2007年9月20日). “Manga Sized Manuals?”. Forums of the Megaverse. 2007年9月22日閲覧。
  49. ^ Siembieda, Kevin (2008年6月13日). “Palladium Books Press Release- 6-13-08”. Palladium Books. 2008年6月25日閲覧。
  50. ^ ICv2 - 'Robotech New Generation Sourcebook'
  51. ^ "Battlecry"とは鬨の声(ときのこえ)の意味。古代の合戦で、士気を鼓舞し、敵に対して戦闘の開始を告げるために発する叫び声。また、戦勝の喜びの表現としても発した。転じて単に「戦闘開始」という意味でも使われる。
  52. ^ カードゲームのカード1セット。トランプなどでは決まっているが、トレーディングカードゲームでは各プレイヤーが集めたカードを所定の制約の範囲内で自由に組み合わせる。カードゲームのプレイ中に場に積んである山札。

出典・脚注[編集]

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 * McKeever, Kevin (2011年). “Robotech Mospeada Love Live Alive”. Harmony Gold. 2011年10月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]