ファンダム

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ファンダム(fandom)は、趣味アニメ漫画小説スポーツなどの分野の熱心なファンによって形成されたサブカルチャーである。

概要[編集]

語源は英語fandomである。オックスフォード英語辞典によるとfandomという英単語が使用されたことが確認できたもので一番古いものは1903年であり、それはスポーツを興味の対象とするfandomだった。ファンダムは人の集団を指す言葉ではなく、ある文化を指す抽象的な言葉である。

fandomという言葉は、ファンを意味する英語の fan の後ろに dom という接尾辞が付いたことにより成り立っている。dom という接尾辞が付いている英単語の例として、freedom(free + dom)、wisdom(wise + dom)、kingdom(king + dom)などがある。freedom、wisdom、kingdomのいずれも、人または人の集団を指す言葉でない。日本ではfandomがfanとkingdomのかばん語であると誤解する日本人がいるが、英語の語学力の不足による誤解である。また、ファンを集合的にfandomと呼ぶと誤解している日本人がいるが、fandomは人を指す言葉ではない。

英語においてファンダムという言葉は、特にサイエンス・フィクションファンタジーアニメ漫画といったサブカルチャージャンルで使われる事が多い。ファン達は彼らの興味の対象となるサブカルチャーの細部にも興味を示し、その興味のためなら長い時間と労力を惜しまない。通常ファンダムのメンバーはSF大会の様な様々な催しに参加し、同人誌を発表したり交換したりする。今日、これらのコミュニティーはしばしばオンラインで存在し、特に題材がよく知られていない場合はそれが顕著である。

ファンダムのメンバーへの軽蔑的な呼称に「ファンボーイ」または「ファンガール」がある。

多くのファンは彼らの選んだファンダムの世界観とキャラクターに基づいたストーリー、ファン・フィクションも書く。

ファンダムに係わる負の要素は、執着と不健康または人間関係への悪影響をもたらすほど過剰に熱狂しているファンたちがいること、それぞれ興味のあるファンダムの世界の中でしか人間関係を築けないファンたちが多いことなどである。

関連項目[編集]