ヤング・スーパーマン

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ヤング・スーパーマン
ジャンル SF冒険アクション
ラブストーリー
放送期間 2001年10月16日 - 2011年5月13日
放送国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
制作局 The WB(第1 - 5S放送)
The CW(第6 - 10S放送)
Warner Bros. TV(制作)
企画 Alfred Gough
Miles Millar
出演者 トム・ウェリング
クリスティン・クルック
マイケル・ローゼンバウム
ジョン・グローヴァー
ジョン・シュナイダー
アネット・オトゥール
アリソン・マック
サム・ジョーンズ三世
エリカ・デュランス
ジャスティン・ハートリー
ローラ・ヴァンダーヴォート
ジェンセン・アクレス
オープニング Remy Zeroの「Save Me」(サビ部分のみ使用)
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ヤング・スーパーマン(原題:Smallville)は、2001年10月アメリカThe WB系列で放送開始された後、The WBとUPNが合併したThe CW系列で継続放送されたテレビドラマ。本国ではファイナルシーズンである第10シーズン2011年5月に放送終了した[1]。同11月29日、北米版コンプリートDVDボックスが発売予定[2]

日本では2003年~2004年に、NHK教育テレビにて第1シーズンが30分枠(1話分を前後編に分けた)で全国放映後、地方局の深夜枠やCS放送で放映されている。AXNでは、2009年12月9日より日本初放送となる第6シーズンを、2011年12月13日からはシーズン8を放送開始する。2013年からファイナルシーズンの放送が開始される。

概要[編集]

アメリカン・コミックス出版社DCコミックの代表作である『スーパーマン』を原作としているが、これまでの映像化作品が原作同様にスーパーヒーローとしてのスーパーマンを描いていたのに対し、本作はスーパーマンになる前のクラーク・ジョセフ・ケントを主人公に、超能力を持つことで苦悩する少年の恋と青春、そして成長を描いている。

本編はクラークの高校時代に始まり、大学時代、そしてデイリー・プラネット社での活動と、長期にわたる[3]

時代設定は本国での番組放送に合わせたリアルタイム。つまり、第1シーズンの本編は2001年秋から2002年の初夏頃までが舞台である。それに合わせ、隕石落下が描かれるプロローグは1989年に設定されている。

当初は「隕石の影響を受けた異常能力者と対決する」という1話完結方式だったが、次第に、クラークの出自や宿命などをめぐる連続ドラマの要素が加わっていった。

途中でレギュラー・キャラクターが何度か入れ替わっており、最初から最後までレギュラーだったのはクラーク・ケントのみである[4]

本作オリジナルのクロエ・サリバンやライオネル・ルーサーといったキャラクターの他、DCコミック・ヒーローたちも時折、ゲストで登場し[5]ジャスティス・リーグの誕生経緯なども描かれているほか、Legion of Super-Heroesのヒーローたちが1000年の未来から時を超えて現れるエピソードもある。

あらすじ[編集]

1989年10月、カンザス州の田舎町「スモールビル」[6]に多数の隕石と一機の宇宙船が落下する事件が発生する。宇宙船の墜落現場に遭遇したケント夫妻は、その中から現れた裸の男の子をクラークと名付け、自分たちの息子として育てることにする。

2001年秋、クラークは怪力や超スピード、頑丈な肉体といったスーパーパワーを持つ高校生へと成長していた。しかし、養父ジョナサンとの約束でそれらの力を人前で使うことを固く禁じられ、同級生たちからは「さえないヤツ」と馬鹿にされる日々を送っていた。片思いの相手であるラナ・ラングに対しても、彼女の持つ緑色の石(クリプトナイト)のペンダントの影響でまともに話すことも出来ず、ただ見守るだけであった。

だが、自分が地球人ではなく、隕石と共に落ちてきた異星人であると知ったクラークは、隕石の影響で多発する異常能力者や異常現象に対しての責任を自覚し、怪事件に立ち向かう。また、スモールビル周辺の地下遺跡などから、クラークの過去が次第に明らかになっていく。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

クラーク・ジョセフ・ケント (演:トム・ウェリング[7]、声:野島健児
スモールビルへ落下した小型宇宙船に乗せられていたクリプトン人の少年[8]
クリプトン人としての名前は「カル・エル」。
地球人を超える様々なスーパーパワーを秘めているが、その全てが覚醒しているわけではなく、物語の進行にしたがって透視能力やヒートビジョン能力などに気づくことになる。眠っている間に浮遊していて、目が覚めるとともにベッドに落下することもあるが、空はまだ飛べない[9]。普段は優しく控え目だが、正義感が強く、スモールビルで多発する怪事件をそのスーパーパワーで人知れず解決する。ラナに気があるが、シャイですれ違うことが多いため、いい友人同士にとどまっている。
自分を地球に運んだ宇宙船と共に降り注いだ隕石(クリプトナイト)が原因とはいえ、それが自分の犯した罪であるかのように隕石によって被害に遭った人々に謝罪を繰り返す。クラークの秘密を知る人も知らない人も窘めるのだが、罪の意識を強めるばかりで改善される兆しは見えないらしい。
やがて、地球を征服するために実父ジョー・エルが自分を地球に送り込んだ[10]ことを知ってショックを受け、血の繋がりはなくとも愛する両親のケント夫妻や友人たちを想い苦悩する。
どんな相手だろうと決して殺さないが、相手が自業自得で死んでしまうことはある。
ジミーの死後はその責任が人間を信用し過ぎた自分の甘さにあったと思うようになる。
ファイナルシーズン最終回でスーパーマンの代名詞ともいえるコスチュームを纏う。
ラナ・ラング[11] (演:クリスティン・クルック、声:甲斐田裕子
クラークの同級生であり、憧れの女性。
スモールビルを襲った隕石落下事件で両親を失っており、おばによって育てられた。学生時代はアメリカン・フットボール部のホイットニーという恋人がいたが、徐々にクラークと親しくなっていき、シーズン5で遂に結ばれる。しかし、結局、彼の秘密が原因で破局してしまう。程なくして、クラークを人質に脅されレックスと結婚するが、自らの死を偽装することにより彼から逃れることに成功する。そして、再びスモールビルに戻り、クラークと一緒に暮らし始めるが、自分たちに次々と降りかかる様々な災難、困難を顧み、互いの幸せのために彼を愛しながらも再び別れを告げる。しかし、実はそれはレックスに強要されたものであり、彼女の本意ではなかった。レックスからの逃亡後は彼が肉体の再生のために開発した技術によりクラークと同等の力を身につけ、再会したクラークと愛し合うようになるが、吸収したクリプトナイトと同じ性質を持ってしまったため、またもやクラークと別れなければならなくなる。
元来は高潔な人格だが、自身や両親の復讐のために我を忘れて暴走してしまうこともある。
レックス・ルーサー (演:マイケル・ローゼンバウム[12]、声:福田賢二
スモールビルを支配する大企業「ルーサー・コーポレーション」の経営者の息子。
9歳の時に隕石落下に遭遇したが、その際に頭髪が全て抜け落ちて禿頭となった。冷酷な父親のライオネルに反発心を抱いているが、その影響も受け、やり手で度胸が据わっており、若くして辣腕の実業家の片鱗を見せる。その父がかなりあくどい手段で土地を取得したため、町の住民からの印象は悪い。
唯一の肉親である父親との確執はかなり深いものだったが、同時に家族の愛に飢えてもいた。そのため、自らのクローンから「弟」を作りだしたこともあった。
善良でお人よしともいえるクラークとは、水と油のように対照的ではあるが、そのクラークに事故から救われたのをきっかけに友人となる。
のちにスーパーマンの宿敵となる悪の天才レックス・ルーサーその人であるが、本作の序盤では冷徹で押しが強い面があるものの、友人への信義は守る、むしろ好青年である。その彼が、なぜ悪の道に走りクラークの宿敵となるか、というのも本作の謎の一つであった[13]
「視力を失った代わりに、未来予知能力を得た」隕石超能力者である老婦人カサンドラは、レックスの未来を見たが、スーパーマンの宿敵なった姿を見て、ショック死してしまう。このエピソードからは、将来の冷酷なレックス像が暗示されていた。
クラークの秘密を探るために、どんな犠牲も厭わず、あらゆる手段を使った。そして、シーズン7でついに彼の正体を突き止めることに成功し、北極にある要塞で彼と対峙し、友人でもあった彼に対する愛憎入り混じった心情を爆発させた。
レックスはシーズン7までレギュラー[14]だったが、その後、要塞の崩壊とともに行方不明になる。
生き延びてはいたものの、重傷を負っていた。スーパーパワーを得たラナとクラークが結ばれた際、両者を引き裂いた後で、オリバーに殺されている。以後、何度かクローンが登場したが、年齢が違う(つまり役者が違う)。ファイナルシーズン最終回には、複数のクローンを合成し、ダークサイドと契約したライオネルを犠牲にして元のレックスとして再生する。しかし、死に際のテスにより過去の記憶を消し去られてしまった。2018年には次期大統領候補に選出されている。
クロエ・サリバン[15] (演:アリソン・マック、声:永田亮子
デイリープラネットの記者。
隕石の影響で傷を癒す能力を持っている。
クラークとはスモールビル高校のクラスメイトで、親友でもある。
隕石落下事件以降にスモールビルで多発している怪事件についての情報を収集しており、超常現象に関する知識が深い。
長年クラークに好意を抱いていたが、当の本人にはまったく気付いてもらえず、また、彼がラナを何よりも愛していることを悟り、思いを残しながらも身を引いた。その後、就職したデイリー・プラネットの同僚であるジミー・オルセンと付き合い結婚する。
スモールビル高校時代は学校新聞「トーチ」の編集長を務めていた。シーズン3では「ロイス・レイン」というペンネームでデイリー・プラネットに記事を書いた。ロイスとクロエは従姉妹同士だが、クロエいわく、「ロイスはジャーナリズムには縁がない(ので無断借用しても問題ない)」とのことである。
ロイス・レイン (演:エリカ・デュランス、声:園崎未恵
クロエの従姉妹。原作、映画などを通してスーパーマンを代表するヒロインの一人。
シーズン4からのレギュラー。
厳格な軍人の父に育てられた。正義感・好奇心・探究心が強く、どこにでも忍び込む特技も持っている。
学生時代にクロエを手伝ったことから、ジャーナリズムに興味を持つようになり、記者を志すようになる。
オリヴァー・クィーンと付き合っていたことがある。
本作ではクラークより1学年上という設定。
オリバー・クィーン (演:ジャスティン・ハートリー、声:加瀬康之
クィーン工業を率いる若き大富豪で、レックスのかつての同級生。
表の顔は実業家だが、英雄グリーンアローとしての別の顔も持っている。
超能力は有していないが、弓術に長けており、特殊仕様の矢を使いこなす。
初登場はシーズン6の「新しい能力」。
子どもの頃にライオネルにより両親を失い、クィーン工業を継いだ。
一時期、ロイス・レイン、テス・マーサーと恋人関係だった。
次第にクラークと仲良くなっていき、彼を助けるようになる。
オリバー・クイーン/アロー(演 :スティーヴン・アメル)を主人公とするテレビドラマARROW/アロー』が2012年秋に放送開始となったが[16]、本作との関連性はない。
ジミー・オルセン (演:アーロン・アシュモア[17]、声:佐藤拓也
デイリー・プラネット社のカメラマン。
本人が登場するのはシーズン6の第1話からだが、名前だけはシーズン4のクロエのセリフの中にあった[18]
クロエと付き合い結婚するが、彼女とクラークやデイビスとの関係などから次第にすれ違うようになり、結局別れてしまう。別離後は職にあぶれ薬にも手を出し、その金欲しさにクロエやオリバーから金を盗ろうとするなど荒んだ生活を送っていたが、クラークやデイビスの正体を知ったことにより、クロエの真意を理解し再び彼女との愛を取り戻す。しかし、その矢先、そのことに逆上したデイビスに襲われたクロエを庇い、彼と相打ちという形で命を落とす。
漫画や映画のジミーとは異なり、クラークを「ミスター・ケント」ではなく「CK」(Clark Kentの頭文字)と呼ぶなど、ほぼ対等の立場にある。ただし、従来の作品でのジミーと同一人物ではないことを示唆する描写が、葬儀のシーンであった(弟が登場し、カメラを受け継いだ)。最終回では、プラネットの新米カメラマンとして登場(7年後の設定なので、弟の成長した姿と思われる)。
テス・マーサー (演:キャシディ・フリーマン[19]
シーズン8以降のレギュラー。オリバー・クィーンのかつての恋人。姿をくらましたレックス・ルーサーに代わってルーサー・コープの指揮を執り、同社の傘下に加わることになったデイリー・プラネットの編集長も兼任する。
レックスの行方を追うかたわら、クラークの正体にも興味を抱き、次第に彼を予言の地球の救世主だと信じるようになり暴走し出す。
かつては地球環境保護に情熱を向ける海洋学者でオリバーとは恋人関係だった。
デイビス・ブルーム (演:サム・ウィットワー
シーズン8のレギュラー。メトロポリス病院の救急隊員で好青年。だが、実は彼には本人も知らない出生の秘密があり、やがてクラークと対決しなければならない宿命を負っていた。
その正体は対クラーク用に生み出された生物兵器ドゥームズデイで激しい殺人、破壊衝動を持つ怪物である。クラークと同時に地球に飛来してきており、そのとき旅人だと勘違いされライオネルに拉致監禁されてしまう。この時期にレックスと交流を育むが、間違いに気付いたライオネルによって突如道端に捨てられてしまう。その後は孤児として過酷な生活を強いられる。
クロエに好意を抱き、彼女と一緒にいるときのみドゥームズディの暴走を抑えられる。そのため、彼女に固執し一緒に逃亡生活を送るが、人間を殺したくないクラークによりドゥームズディと分離させられる。その後、ジミーと愛し合うクロエの本心を知り絶望、逆上し、二人を襲うがジミーと相打ちと形で命を落とす。

ケント一家[編集]

ジョナサン・ケント (演:ジョン・シュナイダー、声:加藤亮夫
ケント農場の経営者で、クラークの養父。クラークのスーパーパワーの使用を禁じるなど、かなり厳格に育てているが、それは息子を守ろうとする愛情から来ている。ルーサー・コーポレーションを嫌っている。
時が来ればクラーク(カル・エル)を実父ジョー・エルに返すと密約を交わしてはいたが、一時的に超人的パワーを得て自暴自棄に陥ったクラークを救ったものの、彼と共に洞窟を訪れた際、ジョーに連れ去られそうになったクラークを守ろうとして昏睡状態に陥ってしまう。
マーサ・ケント (演:アネット・オトゥール[20]、声:服部幸子
ジョナサンの妻で、クラークの養母。かつて、自分たちに子供がいないことを悩んでいたためか、クラークを本物の息子同然に優しく育てている。のちに、命令する宇宙船(おそらくは実父ジョーと思われる)を破壊しようとした爆発により、身籠りながらも流産してしまう。

ルーサー・コーポレーション[編集]

ライオネル・ルーサー[21] (演:ジョン・グローヴァー、声:諸角憲一
レックス・ルーサーの父で、ルーサー・コーポレーションの会長兼経営者。様々な事件の黒幕であり、息子のレックスにもクラークにも全く信用されていない。一時、マーサを秘書として雇う。また、レックスに内緒でクラークの秘密を執拗に探っていた。
だが、クラークの父であるジョー-エルの意識がライオネルに憑依し、彼の知識を得たことにより、やがてクラークを助けるようになった。
しかし、その後、「旅人」の秘密を追う息子レックスにビルから突き落とされ、死亡する。

クリプトン人[編集]

ジョー・エル
高度な文明を誇りながらも滅亡した惑星クリプトンの執政官。クラークことカル・エルの実父。
母星クリプトンの滅亡から我が子だけでも救おうと、カル・エルを宇宙船に乗せて送り出した。
だが、クリプトナイトによって得た超人的パワーを悪事に使う人間たちより、愛する息子の幸福を願った筈のジョー自身がクラークの行く末に大きな影を落としている。地球を征服するためにクラークを送り込んだというのは事実なのか。
カーラ (演:ローラ・ヴァンダーヴォート
クリプトン人。クラークことカル・エルの従姉妹で、シーズン7より登場。実はクラークと同時に別の小型宇宙船で地球にやって来ていたが、宇宙船ごと地中に埋もれたため、長い間、冬眠状態にあった。クラークとほぼ同じスーパーパワーを持っているだけでなく、すでに飛行能力も身に着けている。ジミーに好意を抱く一方で、レックスにも興味を持たれる。スーパーガール (スーパーマン)#『ヤング・スーパーマン』も参照。

スモールビル高校[編集]

ピート・ロス[22] (演:サム・ジョーンズ三世、声:林勇
クラークとは幼い頃からの親友同士。しかし、父の経営していた工場がルーサー・コーポレーションに乗っ取られた過去があるため、クラークがレックスと友人になったことは快く思っていない。クロエに好意を抱く。
シーズン2のエピソード3でクラークが異星人であることを知り、最初は親友の自分にそれを隠していたことに怒るが、宇宙船の持ち主を突き止めようとした科学者に拉致された事件を機に、迂闊に秘密を打ち明けることの危険を悟る。クラークと和解した後はケント一家の良き理解者となり、クリプトナイトによって得た力を悪事に利用する者たちが起こす事件の解決に臨むクラークに協力する。クリプトナイトはクラークに対しては毒性があるため、その害毒からクラークを守るピートは心強い存在である。
ホイットニー・フォードマン (演:エリック・ジョンソン[23]、声:大水忠相
シーズン1の第1話からラナのボーイフレンドとして登場。フットボール部のスターだったが、ラナの「友だち」のクラークには辛く当たっていた。父の病気により自家業を手伝うことになるが、やがて不良の仲間入りをするなど、紆余曲折の末、シーズン1の最後に海兵隊に志願するかたちでスモールヴィルを去る。
ジェイソン・ティーグ (演:ジェンセン・アクレス[24]、声:白熊寛嗣
シーズン4のレギュラー。ヨーロッパに夏季留学していたラナとパリで知り合い、好意を抱く。帰国するラナを追いかけて来て、スモールヴィル高校フットボール部の副コーチに就任するが、生徒であるラナとの恋愛関係がバレて、クビになる。もっとも、ジェイソンには、ラナへの想いとは別に、スモールヴィルに興味を抱く、密かな理由があった。

その他の人物[編集]

ブレイニアック
機械生命体。
他人に化けるなど高度な能力を有する。
クラークの前に度々立ちふさがり対決することになる。
一時はクラークに電撃を浴びせられ破壊されたかと思われたが、実はクロエに寄生し生き延びていた。
ゾッド (演:カラム・ブルー
シーズン9のレギュラーで、それ以前に登場したゾッドとは別人。かつてクリプトンを滅亡に導いたゾッド将軍のクローンだが、クリプトン人の新ユートピアを地球上に築くため、さまざまな陰謀を巡らす。

隕石[編集]

クラークの乗っていた宇宙船と共に降り注いだ隕石(後に「クリプトナイト」と命名される。)は、地球人に様々な超能力を与える効果(これは本作オリジナルの設定)もあり、これによってスモールビルでは怪事件が頻発することになる。

クリプトナイトはクリプトン人の精神や肉体能力に影響を与え、その色によって効果も異なる。緑色のクリプトナイトはクラークを身動き不能にし、赤色のクリプトナイトはモラルをなくさせるという具合である。ちなみに、クラークは黒いクリプトナイトの影響を受けた際に空を飛んだが、正気に戻ると飛べなくなった。

エピソード[編集]

シーズン1
邦題 原題
01. 「クラークの秘密」 Pilot
02. 「虫になった男」 Metamorphosis
03. 「怒りの炎」 Hothead
04. 「透視能力」 X-Ray
05. 「温もりを奪う男」 Cool
06. 「不吉な予言」 Hourglass
07. 「恐怖のダイエット」 Craving
08. 「レベル3の闇」 Jitters
09. 「脅しの切り札」 Rogue
10. 「姿なき侵入者」 Shimmer
11. 「偽りの握手」 Hug
12. 「パワー喪失」 Leech
13. 「魔のタトゥー」 Kinetic
14. 「レックスの過去」 Zero
15. 「死を呼ぶ花」 Nicodemus
16. 「小さなヒーロー」 Stray
17. 「死神になった男」 Reaper
18. 「ライバルは女王ばち」 Drone
19. 「報復のスケッチ」 Crush
20. 「衝撃のビジョン」 Obscura
21. 「嵐の予感」 Tempest (1)
シーズン2
邦題 原題
22. 「嵐のあとで」 Vortex
23. 「熱い視線」 Heat
24. 「打ち明けられた秘密」 Duplicity
25. 「赤い宝石」 Red
26. 「闇からの訪問者」 Nocturne
27. 「家族の過去」 Redux
28. 「もつれた絆」 Lineage
29. 「捕らわれたヒーロー」 Ryan
30. 「エリートの影」 Dichotic
31. 「ナマンの伝説」 Skinwalker
32. 「淋しい帰郷」 Visage
33. 「摩天楼の人質」 Insurgence
34. 「容疑者はジョナサン」 Suspect
35. 「死への跳躍」 Rush
36. 「兄と弟」 Prodigal
37. 「地下室の悪魔」 Fever
38. 「彼方からの伝言」 Rosetta
39. 「二人の異邦人」 Visitor
40. 「怒りの代価」 Precipice
41. 「かみ合わない歯車」 Witness
42. 「よみがえった少女」 Accelerate
43. 「天空からの呼び声」 Calling
44. 「運命の日」 Exodus
シーズン3
邦題 原題
45. 「大都会の闇で」 Exile
46. 「つかの間の和解」 Phoenix
47. 「憎しみの銃弾」 Extinction
48. 「地底へ招く者」 Slumber
49. 「止められない力」 Perry
50. 「その手に過去を」 Relic
51. 「操られた ラナ」 Magnetic
52. 「砕け散った心」 Shattered
53. 「親友の記憶」 Asylum
54. 「灰色のささやき」 Whisper
55. 「殺意のメール」 Delete
56. 「恐るべき接触」 Hereafter
57. 「暴走の行方」 Velocity
58. 「ゆがんだ愛」 Obsession
59. 「帰ってきた男」 Resurrection
60. 「未来からの叫び」 Crisis
61. 「博士との対決」 Legacy
62. 「解き放たれた真実」 Truth
63. 「封じられた悲しみ」 Memoria
64. 「聖なる剣」 Talisman
65. 「決意の時」 Forsaken
66. 「別れの誓約」 Covenant
シーズン4
邦題 原題
67. 「宇宙からの呼び声」 Crusade
68. 「回り出す運命の歯車」 Gone
69. 「毒のキス」 Facade
70. 「危ない媚薬」 Devoted
71. 「世界一速い男」 Run
72. 「入れ替わった魂」 Transference
73. 「言霊を操る男」 Jinx
74. 「よみがえった魔女」 Spell
75. 「消えたピアス」 Bound
76. 「心の底の悪夢」 Scare
77. 「孤独なふたり」 Unsafe
78. 「哀しい偏見」 Pariah
79. 「スターへの誘惑」 Recruit
80. 「新たな親友」 Krypto
81. 「博士の遺言」 Sacred
82. 「裏切られても」 Lucy
83. 「光と影」 Onyx
84. 「ティアラの罠」 Spirit
85. 「消えた時間」 Blank
86. 「はかない命」 Ageless
87. 「閉ざされた世界」 Forever
88. 「隕石群 再来」 Commencement
シーズン5
邦題 原題
89. 「クリプトンからの客」 Arrival
90. 「レベル3の超人」 Mortal
91. 「大きな代償」 Hidden
92. 「新たな盟友」 Aqua
93. 「恐怖のソロリティ」 Thirst
94. 「秘密クラブの罠」 Exposed
95. 「銀の石」 Splinter
96. 「ゾッドからの密命」 Solitude
97. 「もうひとつの人生」 Lexmas
98. 「行きすぎた崇拝」 Fanatic
99. 「打ち明けられずに」 Lockdown
100. 「永遠の別離」 Reckoning
101. 「復讐の天使」 Vengeance
102. 「壁の中の怨念」 Tomb
103. 「サイボーグ」 Cyborg
104. 「青い宝石の誘惑」 Hypnotic
105. 「亡き人のもとへ」 Void
106. 「ガラスの心」 Fragile
107. 「非情なゲーム」 Mercy
108. 「必殺請負人」 Fade
109. 「父からの警告」 Oracle
110. 「仇敵の復活」 Vessel
シーズン6
邦題 原題
111. 「ゾッド」 Zod
112. 「新しい能力」 Sneeze
113. 「体内に巣食うタネの恐怖」 Wither
114. 「グリーン・アロー」 Arrow
115. 「苦い再会」 Reunion
116. 「運命の受容」 Fallout
117. 「不死身の薬」 Rage
118. 「極秘プロジェクト」 Static
119. 「地中の悪魔」 Subterranean
120. 「水人間」 Hydro
121. 「正義の同盟」 Justice
122. 「迷宮」 Labyrinth
123. 「すれ違う想い」 Crimson
124. 「つきまとう視線」 Trespass
125. 「陰からの触手」 Freak
126. 「苦渋の選択」 Promise
127. 「殺人ファイト・クラブ」 Combat
128. 「母の愛」 Progeny
129. 「エリーズ計画」 Nemesis
130. 「大いなる秘密」 Noir
131. 「スーパー・ソルジャー」 Prototype
132. 「最後のファントム」 Phantom
シーズン7
邦題 原題
133. 「謎の天使」 Bizarro
134. 「クリスタルの行方」 Kara
135. 「収穫祭のクイーン」 Fierce
136. 「永遠の孤独」 Cure
137. 「ヒーローの宿命」 Action
138. 「ラーラ」 Lara
139. 「噴き出した怒り」 Wrath
140. 「青いクリプトナイト」 Blue
141. 「ジェミニ計画」 Gemini
142. 「もう一人の自分」 Persona
143. 「ブラック・カナリア」 Siren
144. 「レックスの深層」 Fracture
145. 「親友との再会」 Hero
146. 「旅人」 Traveler
147. 「二つの鍵」 Veritas
148. 「善との決別」 Descent
149. 「遙かなる故郷」 Sleeper
150. 「恐るべき未来」 Apocalypse
151. 「刻まれたしるし」 Quest
152. 「崩壊」 Arctic
シーズン8
邦題 原題
153. 「新たな旅の始まり」 Odyssey
154. 「光る瞳」 Plastique
155. 「オリバーとテス」 Toxic
156. 「魅惑のくちびる」 Instinct
157. 「心に秘めた真実」 Committed
158. 「影の怪物」 Prey
159. 「衝撃の一枚」 Identity
160. 「ゾッドの息子」 Bloodline
161. 「消される記憶」 Abyss
162. 「さらわれた花嫁」 Bride
163. 「31世紀の同志」 Legion
164. 「ストリートの王者」 Bulletproof
165. 「プロメテウス計画」 Power
166. 「愛するがゆえに」 Requiem
167. 「花形記者の逆襲」 Infamous
168. 「すれ違う信頼」 Turbulence
169. 「本当の自分」 Hex
170. 「旅人と破壊者」 Eternal
171. 「正義のヒロイン」 Stiletto
172. 「逃避行」 Beast
173. 「裏切りのゆくえ」 Injustice
174. 「ドゥームズデイ」 Doomsday
シーズン9
邦題 原題
175. 「未来からの刺客」 Savior
176. 「緑の心臓」 Metallo
177. 「恐怖のオフィス」 Rabid
178. 「心の声」 Echo
179. 「ルーレット」 Roulette
180. 「ロイス&クラーク」 Crossfire
181. 「カンドール」 Kandor
182. 「影はアイドル」 Idol
183. 「パンドラの箱」 Pandora
184. 「秘密結社の掟」 Disciple
185. 「正義の結社(前編)」 Absolute Justice1
186. 「正義の結社(後編)」 Absolute Justice2
187. 「呪いのコミック」 Warrior
188. 「説得能力」 Persuation
189. 「消えたカンドール人」 Conspiracy
190. 「波乱の週末」 Escape
191. 「チェックメイト」 Checkmate
192. 「アップグレード」 Upgrade
193. 「言えぬ真実」 Charade
194. 「宣戦布告」 Sacrifice
195. 「赤のクイーン」 Hostage
196. 「新世界へ」 Salvation

スタッフ[編集]

音楽[編集]

本作のBGMは基本的にマーク・スノウ[25]が作曲・編曲したが、多数のポピュラー音楽も挿入歌として使用された[26]サウンドトラックCDに収録されているのは、Remy ZeroによるOP曲「Save Me」と挿入歌ばかりであり、BGMはCD化されていない。

なお、劇場版『スーパーマン』シリーズのテーマ曲や愛のテーマ(ジョン・ウィリアムズ作曲)をマーク・スノウがアレンジしたBGMも時折使用された。特に最終回では、アレンジ曲だけでなく、ほぼオリジナル版そのままの曲も使用された。

脚注[編集]

  1. ^ 第10シーズン開始前のプロモ映像などで、すでに「ファイナルシーズン」の宣言がされていた。
  2. ^ 全62枚のディスクに加え、ガイドブックやDCコミック社特製の『デイリー・プラネット』紙などが同梱される(Smallville: WBshop.comより)。Blu-ray盤については2011年9月現在、未発表である。
  3. ^ ただし、大学に関しては、一年生の頃には大学キャンパスや学生寮が登場するが、いつの間にか、誰も大学に通っている様子がなくなり、卒業に関する言及もなく、うやむやになってしまう。
  4. ^ OP映像も基本的に、シーズン毎に差し替えられた。最終シーズンでは、レギュラーであるはずのクロエが登場しないエピソードも多かったため、2種類(クロエあり・クロエなし)のOP映像が使い分けられた。
  5. ^ シーズンによってはグリーンアローがレギュラーである。
  6. ^ スモールビル(スモールヴィル)はDCコミック関連作品にのみ登場する架空の町である。近隣に、やはり架空のグランビル(Granville)がある。
  7. ^ クラークは通常、怪我をしない、つまり日焼けもしないはずなので、トム・ウェリングは私生活でも日焼け防止に気を配っていた。
  8. ^ 本作の放送が始まった時点で、クラーク役のトム・ウェリングはすでに24歳だった。
  9. ^ 本作を企画し、第6シーズンまで製作総指揮を行ったAlfred GoughMiles Millarの「no tights, no flights」という基本方針により、本作のクラークは、高いジャンプはできても(正気である限り)決して空を飛ベない。
  10. ^ この設定はのちに変更され、ジョー・エルはクラークことカル・エルを鍛えるために試練を与えているのだということになる。
  11. ^ 原作コミックや劇場版『スーパーマン』シリーズにも登場する、クラークの「実らぬ初恋」の女性。
  12. ^ ローゼンバウムはレックス役を演じるにあたり、「もし番組がヒットすれば、6~7年は髪を生やせないことになる」と悩んだが、結局、頭を剃る決心をしたと、番組開始当初のインタビューで語った。本作の出演期間中に他作品(劇場映画など)に出演する際にはカツラを使用した。なお、ローゼンバウムはアニメ版ジャスティス・リーグではザ・フラッシュを演じているが、そちらではコメディ・リリーフで、本作のレックスとはイメージが異なる。
  13. ^ 第1シーズン放送中、本作に「バットマンことブルース・ウェインをゲストで登場させ、似たような環境で育ったはずのレックスとの対比を描くつもり」という発表があったが、ブルース・ウェインは最後まで、登場しなかった。ただし、バットマンに設定が似ているとされるグリーンアローことオリバー・クィーンは何度も登場している。また、クロエがバットマンやワンダーウーマンと遭遇したことを示唆するセリフが最終シーズンにある。
  14. ^ マイケル・ローゼンバウム自身の希望により、降板。なお、降板時の手紙[1]で、ローゼンバウムは「Oh,シェリー」(スティーヴ・ペリーの歌)のミュージック・ビデオのことで同ビデオの監督に感謝しているが、詳細は不明(ローゼンバウムが同ビデオに出演していたとしても子供の頃なので、画面では確認できない)。その後、ローゼンバウムは最終回に特別ゲストで登場。
  15. ^ クロエは原作には登場しない本作オリジナルキャラクターである。
  16. ^ The CW Orders Arrow, Carrie Diaries, Beauty and the Beast, First Cut, Cult to Series TVGuide.com 2012年5月11日付
  17. ^ アーロン・アシュモアは映画『X-メン』シリーズでアイスマンを演じるショーン・アシュモアの双子の兄弟である。
  18. ^ クロエがデイリー・プラネット社でインターンとして働いた時に出会ったというもの。
  19. ^ 「Tess Mercer」という名前は『スーパーマン』作品に登場するEve TeschmacherMercy Gravesへのオマージュである。
  20. ^ マーサ役のアネット・オトゥールは1983年の劇場映画『スーパーマンIII 電子の要塞』でラナ・ラングを演じた。
  21. ^ ライオネルは原作には登場しない本作オリジナルキャラクターである。
  22. ^ 本作では黒人だが、原作では白人。また、原作では後にラナと結婚している。
  23. ^ エリック・ジョンソンは当初、クラーク役およびレックス役のオーディションに参加していた。
  24. ^ ジェンセン・アクレスは元々、クラーク役の第2候補だった。シーズン4にラナの新しいボーイフレンドを出すという企画が持ち上がった際、プロデューサーたちが真っ先に思いついたのが彼だったという。ただし、翌シーズンから『スーパーナチュラル』の出演が決まったこともあり、本作は1シーズン限りで降板となる。
  25. ^ Xファイル』『ゴースト 〜天国からのささやき』『ミレニアム』『ゴッサム・シティ・エンジェル』などの音楽を担当。
  26. ^ The WB系列やThe CW系列の番組はこのパターンが多く、特に後者の公式サイトでは、各番組の各エピソードで使用された楽曲がダウンロード購入できるようになっている。

外部リンク[編集]

NHK教育テレビ 木曜19時後半枠
前番組 番組名 次番組
ヤングスーパーマン
NHK教育 木曜19時前半枠
学園戦記ムリョウ
ヤングスーパーマン