ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
| ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 |
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|---|---|
| The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor | |
| 監督 | ロブ・コーエン |
| 脚本 | マイルズ・ミラー アルフレッド・ガフ |
| 製作 | スティーブン・ソマーズ ショーン・ダニエル ジェイムズ・ジャック ボブ・ダクセイ |
| 製作総指揮 | クリス・ブリガム |
| 出演者 | ブレンダン・フレイザー ジェット・リー マリア・ベロ |
| 音楽 | ランディ・エデルマン |
| 撮影 | サイモン・ダガン |
| 編集 | ジョエル・ネグロン ケリー・マツモト |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 112分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $175,000,000[1] |
| 興行収入 | $401,128,639[1] |
| 前作 | ハムナプトラ2/黄金のピラミッド |
『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(原題:The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor)は2008年のアメリカ映画である。
目次 |
概要[編集]
1999年の映画『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』、2001年の映画『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』の続編で、物語の舞台をエジプトから中国に移した。1、2作目にエヴリン・オコーネル(1作目は結婚前のカナハン)役で出演したレイチェル・ワイズは降板し、代役はマリア・ベロとなった。
あらすじ[編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
現代から、約2000年前の古代中国。五行を操る魔力と、強大な武力を持った皇帝は、全土制圧の野望に取り付かれていた。その達成の為、不死の力を必要とした皇帝は、妖術師の女ツイ・ユアンに不死の力獲得を命じ、部下のミン・グオ将軍を伴わせ遥かシルクロードに派遣した。そこでツイ・ユアンは不死の魔術を発見する。目的を果し都に戻って来た2人だが、彼女がミン・グオと愛し合うようになったことを知った皇帝は、2人に卑劣な罠を仕掛けた。愛するミン・グオが処刑される姿を目の当たりにしたツイ・ユアンは、深い悲しみと怒りから皇帝と臣下全員に呪いをかける。そして命からがら危機を脱したツイ・ユアンは、燃えさかる炎に包まれ陶器に姿を変えていく皇帝たちを後に、広大な大陸へと消えていった。
それから2000年後の1946年。オコーネル夫妻は、第二次世界大戦終結後のロンドンで幸せに暮らしていた。妻のエヴリンは、過去2回のエジプトのミイラと戦った冒険談を元に小説を出版し、作家として大成功。いっぽう、戦時中は諜報活動で数々の手柄をあげた夫のリックは、いまや魚釣りが日課という退屈な日々を送っていた。そんな彼の元に、外務省から舞い込んで来た新たな任務が、持ち主を不死の泉へ導くという伝説が宿るブルーダイヤ<シャングリラの眼>を、上海の博物館へ戻しに行く仕事だった。博物館の館長が友人のロジャー・ウィルソンであり、上海にはエヴリンの兄ジョナサンもいることから、ダイヤの移送を引き受けることにしたオコーネル夫妻。だが2人は、ハーバード大学に留学しているはずの息子のアレックスも中国にいて、2000年前の皇帝陵を発掘するという、大偉業を成し遂げたことを全く知らなかった。
上海に到着したオコーネル夫妻は、さっそくジョナサン経営のナイトクラブ、イムホテップを訪問する。そこでアレックスと鉢合わせした2人は、思い掛けない再会に驚愕。しかし、更なる驚きが彼らを待ち受けていた。翌日、アレックスが発見した皇帝のミイラを見ようと上海博物館を訪れたオコーネル夫妻は、館長ウィルソンが、中国を世界の最強国にしようと目論むヤン将軍と組んでいたことを知る。
夫妻がイギリスから運んできた<シャングリラの眼>は、皇帝復活の儀式に不可欠の品だったのだ。復活の儀式を強行するヤン将軍。リックとエヴリンは、なんとかそれを阻止しようと激しい抵抗を試みるが、将軍はブロンズの馬が率いる馬車で、息を吹き返した陶器の姿のままの皇帝を連れ去ってしまう。
キャスト[編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
|---|---|---|---|
| DVD | TV | ||
| リック・オコーネル | ブレンダン・フレイザー | 森川智之 | 堀内賢雄 |
| エヴリン・オコーネル | マリア・ベロ | 田中敦子 | 玉川砂記子 |
| アレックス・オコーネル | ルーク・フォード | 上地雄輔 | 加瀬康之 |
| ジョナサン・カナハン | ジョン・ハナー | 田原アルノ | 江原正士 |
| 林(リン) | イザベラ・リョン | 甲斐田裕子 | 高橋理恵子 |
| 紫媛(ツイ・ユアン) | ミシェール・ヨー | 塩田朋子 | 唐沢潤 |
| アー・シン・ハン皇帝 | ジェット・リー | 原語音声 | 池田秀一 |
| 郭明(グォ・ミン)将軍 | ラッセル・ウォン | 原語音声 | 小杉十郎太 |
| 楊(ヤン)将軍 | アンソニー・ウォン | 中村秀利 | 壤晴彦 |
| マグワイア | リアム・カニンガム | 仲野裕 | 安原義人 |
| ロジャー・ウィルソン教授 | デヴィッド・コールダー | 西村知道 | 大木民夫 |
| チョイ | ジェシー・メン | 原語音声 | 東條加那子 |
| 刺客 | ジャッキー・ウー | 原語音声 | |
登場人物[編集]
オコーネルファミリーとその関係者[編集]
- リック・オコーネル
- 演 - ブレンダン・フレイザー
- 大雑把だが勇猛果敢な今作の主人公。第二次世界大戦中は英国外務省に協力して各地の戦場で諜報活動などで優秀な功績を上げたが、大戦が終結した今作ではイギリスにある我が家で悠々自適だが退屈な生活を送っている。イギリス政府からの最後の依頼を受けてブルーダイヤ<シャングリラの眼>を上海まで届ける任務を受けるが、そこで、アレックスとのまさかの再会や、ヤン将軍の陰謀などの予測していなかった事態が相次ぎ、ついにはまたしてもミイラと戦う羽目になり、アレックスとはしばらく話していなかったせいで若干距離が生じてしまっており、劇中度々言い争いになる。
- シャングリラへのゲートでの戦いでアレックスを庇って、瀕死の重傷を負ってしまうが、シャングリラにてツイ・ユアンによって命を救われる。その出来事がきっかけで当初は反目し合っていたアレックスとも和解すると同時に親子の絆を再認識し、万里の長城での最終決戦ではアレックスとの連係プレイで皇帝を打ち倒すことに成功する。
- エヴリン・オコーネル
- 演 - マリア・ベロ
- リックの妻で気が強く好奇心旺盛な古代エジプト研究家。今作では前回までの2度に亘るミイラとの戦いと冒険を基に小説を執筆し、大ベストセラー作家として名を馳せるようになる。しかし、リックと同じく大戦後は冒険や諜報活動から足を洗った為、小説にする為のネタが思いつかず、スランプに陥っているが、そんな矢先にイギリス政府からの依頼を受け、<シャングリラの眼>を上海まで届ける事になるが、それがきっかけでリックと共に今回の事件に巻き込まれる事となる。
- 今作でも相変わらずの高い戦闘能力を見せ、最後の戦いではリンと連携でヤンと互角に渡り合うなどの活躍を見せる。
- アレックス・オコーネル
- 演 - ルーク・フォード
- リック、エヴリン夫妻の一人息子。父親譲りの行動力と勇猛さを見せるが若干自信過剰の気があり、背伸びをしがちな性格。
- 今作では戦争に巻き込みたくないという両親の配慮から、アメリカで留学生活を送っていたが、内緒で退学し、中国のウィルソンの下でハン皇帝の皇帝陵の発掘調査を行っていた。しかし、ウィルソンの裏切りによって発掘した皇帝をヤン将軍の手で復活させられてしまい、家族やリンと共に皇帝との戦いに挑む事となる。
- リンとは当初は目的が同じというだけでいがみ合っていたが、戦いを通じて惹かれあうようになる。
- ジョナサン・カナハン
- 演 - ジョン・ハナー
- エヴリンの兄で、今シリーズ最大のお調子者。
- 今作では、前回手に入れたアム・シェアーの黄金のピラミッドの頂上にあったダイヤを元手に、上海でナイトクラブ『イムホテップ』を経営する事業家へとのし上がった。相変わらずお宝や金儲けには目がない三枚目であるが、今回も終盤の戦いではマグワイアとコンビを組んでの空中戦でリック達を援護するなど、地味ながらも大きな活躍を見せる。
- シャングリラの塔の戦いの最中に皇帝が取りこぼした<シャングリラの眼>(この時、中に入っていた命の泉の水がなくなった為、ただのダイヤモンドになった)を入手し、戦いが終えた後、『イムホテップ』をマグワイアに譲り、ただのダイヤモンドになった<シャングリラの眼>を持って上海を飛び立ち、ペルーで新しいビジネスを開こうとする姿で本編が終了するが、その後ペルーでもミイラが発見されたという。
- マグワイア
- 演 - リアム・カニンガム
- リックのフランス外人部隊の仲間で、『マッド・ドッグ』の愛称を持つ凄腕のパイロット。
- ジョナサンのクラブで自分の女に手を出したアレックスを袋叩きにしたのがきっかけで、リックと再会、それが縁で、後に今回のリック一行の冒険の空輸役として一役買う事となる。
- 彼の保有するブリストル ボーファイターはなんとシートベルトが付いていない(本人曰く「貧乏だからつけてない」らしい)という欠陥機も甚だしい代物であり、その操縦方法も非常に荒々しいが、パイロットの腕は確かで、終盤ではジョナサンとコンビを組んで、皇帝率いる兵馬俑の軍勢に空中戦を挑む。
- 戦いが終えた後、中国に嫌気がさしたジョナサンから『イムホテップ』を譲り受けて新オーナーとなり、ラストではリンとオコーネル一家が『イムホテップ』にてダンスをする傍らで髭を剃り、青いスーツを着た清楚な姿を見せている。
ツイ・ユアンの関係者[編集]
- リン
- 演 - イザベラ・リョン
- ハン皇帝の皇帝陵を人知れず守りぬいてきた謎の少女。
- 皇帝陵を発掘したアレックスを襲撃したがウィルソンの援護が入り逃亡する。その後、アレックスと再会した際に皇帝の素性と自身の目的を話し、彼と共闘し皇帝復活を防ごうとしたがまたしても失敗、皇帝復活を阻止する為にオコーネルファミリーをシャングリラへ案内する事になるが、その過程でアレックスと少しずつ恋に落ちていき、終盤には遂に愛し合う仲となった。
- その正体は、ツイ・ユアンとミン将軍の間に生まれた一人娘で、母と同様にシャングリラで不死の力を授かっているが、ツイ・ユアンが万里の長城の死者たちを蘇らせた結果、不死の力を失った。
- ツイ・ユアン
- 演 - ミシェール・ヨー
- 2000年前、皇帝が永遠の命を得る為に探し出した妖術師の女性で、皇帝から目を付けられていた。
- 永遠の命の秘術を探し求める過程で、皇帝から自身の護衛として遣わされたミン・グオ将軍と恋に落ちる。しかし、帰国後にそれが皇帝に露見し、ミンを目の前で処刑され、その怒りから皇帝と彼の軍隊を呪いで陶器の姿に変えて、単身シャングリラへと逃れ、不死の力を授かる。それから、ミンとの間に授かった一人娘のリンを生み、2000年の時を生き続けて皇帝の復活を防いできたが、皇帝が復活した事で自らの不死の力を捨てて、再び皇帝との戦いに挑み、龍剣(皇帝を倒せる唯一の武器)を奪うことに成功するが、瀕死の傷を負ってしまい、最後はリンに龍剣を託して彼女に看取られながら息を引き取る。
- ミン・グオ将軍
- 演 - ラッセル・ウォン
- 2000年前、ハンの下に仕えていた皇帝軍の将軍。皇帝とは旧友関係にあり、非常に忠実で、皇帝からの信頼も深かったが、ツイ・ユアンの永遠の命の秘術を探す旅に護衛として同行した時に、彼女に目を付けていた皇帝からの言いつけを破り、ツイ・ユアンと恋に落ちてしまい、都に戻った時にそれが露見し、残虐な方法(八つ裂きの刑)で処刑されてしまった。
- 劇中終盤にツイ・ユアンの不死の命を捧げた呪文によって、かつて皇帝の非道な圧制時代に葬られた民達と共に蘇り、彼らにより結成された反皇帝軍を指揮して、復活した皇帝率いる兵馬俑の軍隊と戦うが、この時、風化の影響で左腕を失っている。
呪われた皇帝とその一派[編集]
- アー・シン・ハン皇帝
- 演 - ジェット・リー
- 2000年前、中国大陸の天下統一の野望を果たす為に残虐な侵略を繰り返した末に皇帝の地位を確立させた冷酷非道な男で、復活後は三つ首竜や巨大な熊のような獣に変身できる。また白兵戦も得意で、特に素手による格闘は本編冒頭では自分を狙ってきた刺客を返り討ちにし、終盤ではリックやアレックスを同時に相手にして圧倒する等、非常に高い天武の才の持ち主でもある。
- 火・水・土・木・金の5つのエレメントを操る秘術を会得した後、最後の欲望として永遠の命を求め、妖術師ツイ・ユアンと配下であり旧友のミン将軍に永遠の命の秘術を探しに行かせるが、その過程で彼らが愛し合った事を知り、激怒して、ミン将軍を処刑するが、それによってツイ・ユアンの怒りを買い、配下の軍隊と共に呪いをかけられて兵馬俑の姿にされてしまった。しかし、2000年後、アレックスの発掘とヤン将軍の陰謀でついに復活を果たし、シャングリラの力で完全復活と今度こそ永遠の命を手に入れて、中国のみならず世界を征服しようと目論むが、後一歩のところでリックに阻まれてしまう。
- その後、リックに対する怒りと彼による挑発から、オコーネル親子と一騎打ちに挑む。戦いでは終始リックを押し、途中でアレックスが加わっても一方的な戦いを展開し、ついには自らの弱点である龍剣を叩き折って一度は彼らを追い詰めるも、最後はリックとアレックスの互いの機転を利かせ合った連携によって前後から二人に折れた龍剣の両端の部分で突き刺され敗北、完全に消滅した。
- ヤン将軍
- 演 - アンソニー・ウォン
- 中国を世界最強国にするという陰謀を胸に、ウィルソンと共に皇帝復活を目論む中国人民解放軍の将校。接近格闘に長けており、その実力はアレックスを追い詰め、エヴリン、リンを同時に相手にして互角に渡り合う程。
- 終盤の戦いではジープに乗ってリック達をしつこく追うが、ジョナサンの空爆でジープごと爆破される。しかし、その後も執念で生き延びてエヴリン達に戦いを挑むが、敗北したところをカラクリの歯車に挟まれてしまい、助けようとした副官のチョイと共に歯車に引きずり込まれて死亡。
- チョイ
- 演 - ジェシー・メン
- ヤンの副官を務める女性士官で、顔に生々しい傷痕がある。基本的に無口だがヤンへの忠心は深く、彼の命令にはどんな事にも従う。
- 終盤でジープを使ってヤンと共にリック達を追うが、ジョナサンの空爆でジープごと爆破される。それでもなんとか生きていたらしく、最後はカラクリに引きずり込まれそうになったヤンを助けようとして、彼と運命を共にする事となった。
- ロジャー・ウィルソン教授
- 演 - デヴィッド・コールダー
- リックの友人の上海博物館の館長であり、大学を退学したアレックスと共にハン皇帝の皇帝陵を発掘した好人物。
- 研究のためにアレックスと共に皇帝陵を発掘したが、その真の目的はヤン将軍と組んで皇帝を復活させるものであり、<シャングリラの眼>を持ってきたリックとエヴリンの前でその邪な本性を露わにするが、この時既にヤン達からは単なる捨て駒としか見られておらず、復活した皇帝に首を切断されて死亡。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “The Mummy Tomb of the Dragon Emperor (2008)”. Box Office Mojo. 2010年1月5日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト (英語)
- ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 - allcinema
- ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 - KINENOTE
- The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor - AllMovie(英語)
- The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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