11世紀

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千年紀: 2千年紀
世紀: 10世紀 - 11世紀 - 12世紀
10年紀: 1000年代 1010年代 1020年代 1030年代 1040年代
1050年代 1060年代 1070年代 1080年代 1090年代
カノッサの屈辱。ハインリヒ4世(中央)、トスカーナ女伯マティルデ(右)、クリュニー修道院長(左)。
バイユーのタペストリーに描かれたヘイスティングズの戦いにおけるイングランド王ハロルド2世の死。この戦いに勝利したノルマンディー公ギョーム2世がイングランド王ウィリアム1世になる。
宇治平等院鳳凰堂阿弥陀仏極楽浄土に往生すること(浄土思想)を願う関白藤原頼通によって建てられた。
山西省応県の仏宮寺釈迦塔(応県木塔)。遼の章聖皇太后の弟蕭孝穆により建立された中国最古の木造の塔。
北宋の宰相・王安石。慢性的な財政難を克服するため神宗皇帝の熙寧年間に大改革を行った王安石だったが、司馬光らとの党争を惹起し、国内を混乱させることともなった。
カジュラーホーのパールシュバナータ寺院の塔(シカラ)。チャンデーラ朝のダンガ王と続く歴代の王によって建立された。
サファヴィー朝時代の『シャー・ナーメ』の写本。11世紀初めにフェルドウスィーによってまとめられた長大なペルシア民族叙事詩。
キリストと東ローマ皇帝コンスタンティノス9世と皇后ゾエの肖像。この皇帝の時代に東西教会分裂につながる相互破門事件が発生した。画像はハギア・ソフィア大聖堂内のモザイク画。
トゥーラ=シココティトラン。10世紀から11世紀に栄えたメキシコ後古典期の遺跡で、伝承ではトルテカ帝国の都だとされている。

11世紀(じゅういちせいき、じゅういっせいき)とは、西暦1001年から西暦1100年までの100年間を指す。2千年紀における最初の世紀である。

11世紀の歴史[編集]

イスラム圏[編集]

11世紀は、西アジアトルコ系のイスラム王朝ガズニ朝セルジューク朝の台頭が著しく、前者は北インドに侵入しインドのイスラム化の契機をつくり、後者は東ローマ帝国を打ち破って、小アジアにまで勢力を伸ばした。北アフリカモロッコ近辺ではムラービト朝などベルベル人のイスラム王朝の台頭が始まって、レコンキスタを停滞させる一方、サハラ交易で繁栄したガーナ王国を滅ぼした。

ヨーロッパ[編集]

東ヨーロッパでは東ローマ帝国が第一次ブルガリア帝国を征服してバルカン半島全土を回復して最盛期を迎えるが、11世紀後半に入ると衰退に転じ、国内の反乱やセルジューク朝、ノルマン人などの外敵に悩まされることになる。西ヨーロッパでは教皇権が伸長する一方、東西教会の分裂が起こっている。また、東ローマ帝国皇帝アレクシオス1世コムネノスローマ教皇ウルバヌス2世に救援を依頼したことが発端で、十字軍の遠征が開始された。

東アジア・東南アジア[編集]

東南アジア南インドでは、1025年を境にシュリーヴィジャヤの衰退と、チョーラ朝クディリ王国が全盛を極めた。東アジアでは、北宋の経済的繁栄は続くものの、西夏への歳幣の負担と社会的格差の進行が重くのしかかり、王安石の改革が始まった。

日本では平安時代中期から後期の初めにあたる。院政の開始以降を中世に区分する場合がある。11世紀の前半から中葉にかけては、藤原北家による摂関政治が全盛を極めたが、地方では国司苛政上訴が行なわれ、小領主の有力武士が台頭していた。名目的な寄進荘園に課税するなど税の公平さを保つために荘園整理令が行なわれた。11世紀の後半になると藤原氏の力が及ばない後三条天皇の親政が契機となり、院政がはじまった(院政時代)。荘園公領制はこの院政期を通じて発展していくことになる。

できごと[編集]


人物[編集]

キリスト教世界[編集]

神聖ローマ帝国[編集]

イタリア[編集]

フランス[編集]

イングランド・スコットランド[編集]

北欧[編集]

東ローマ帝国[編集]

東欧[編集]

十字軍国家[編集]

イベリア半島[編集]

イスラム世界[編集]

南アジア・チベット[編集]

東南アジア[編集]

東アジア[編集]

北宋[編集]

[編集]

西夏[編集]

大越[編集]

日本[編集]

10年紀と各年[編集]

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