シャー・ナーメ

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シャー・ナーメ

シャー・ナーメ』 (ペルシャ語: شاهنامه‎、 Šāh nāmah)とは、叙事詩人フェルドウスィーペルシア語で作詩したイラン最大の民族叙事詩。約6万対句にも及ぶ大作である。『王書』とも訳される。

980年頃より作詩に着手、30年以上の年月をかけて作詩され1010年に完成する。その内容は、古代ペルシア神話伝説歴史の集大成であり、最初の王カユーマルスからサーサーン朝滅亡に至る4王朝歴代50人のの治世が述べられている。

特に聖王ジャムシードアヴェスターのイマ王)や、暴君ザッハーク(アヴェスターのアジ・ダハーカ)、霊鳥シームルグ英雄ロスタムとその息子ソホラーブの悲劇などはよく知られている。

ただし、イランがイスラム化された以後に作詩された叙事詩なので、ゾロアスター教やそれ以前に由来する神話に関しては、一神教の教義に抵触しないような改変がなされている。

[編集] 関連項目

[編集] 邦訳

  • 『王書(シャー・ナーメ) ―ペルシア英雄叙事詩』黒柳恒男訳、平凡社東洋文庫150(1969年)
  • 『王書 ―古代ペルシアの神話・伝説』岡田恵美子訳、岩波文庫(1999年)
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