ベリト
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ベリトまたはベリス(Berith)は、悪魔学における悪魔の一柱。
[編集] 概要
ボフリ(Bofry)、ボルフライ(Bolfry)あるいはベアル(Beal)とも呼ばれる。『ゴエティア』によるとソロモン72柱の魔神の1柱で、26の軍団を率いる序列28番の地獄の公爵。
真紅の鎧または礼装に身を固め、赤い馬にまたがった兵士の姿で現れる(頭に黄金の王冠を被った姿で現れるとも)。二枚舌でよく嘘をつくとされるが、召喚者の厳命により以下の権能が得られる。
(1)錬金術に詳しく、金属を黄金に変える力を持つ。 (2)過去と未来の知識を人間に与える。 (3)揺るがぬ尊厳を与えることができる。
ベリスの名前は、旧約聖書にも登場するシケム人が偶像として崇めた神バアル・ベリト(Baal Berith)に由来すると考えられている[1]。 同じくバアル・ベリト神に由来すると考えられているバルベリト(Balberith)と同一視、または別名とされる[2]。 セバスチャン・ミカエリスによれば、バルベリトは第一階級の悪魔の一人として殺人と冒涜を司り、聖バルナバの敵対者である。堕とされる以前は智天使の君主であったという。(悪魔の分類も参照のこと)
[編集] 脚注
- ^ コラン・ド・プランシー著 床鍋剛彦訳 『地獄の辞典』 講談社 1990年 p.249
- ^ グスタフ・ディヴィッドスン著 吉永進一訳 『天使事典』 創元社 2004年 p.224 「バルベリト」の項
[編集] 参考文献
- 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、278頁。
- 山北篤、佐藤俊之『悪魔事典』新紀元社、2000年、264-265頁。
- グスタフ・ディヴィッドスン著 吉永進一訳 『天使事典』 創元社 2004年
- コラン・ド・プランシー著 床鍋剛彦訳 『地獄の辞典』 講談社 1990年
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(英文)
- Johann Weyer, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ラテン語および英文)
- S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904),p30 The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
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