ガミジン

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ゴエティア』に記されたサミジナ(Samigina) のシジル

ガミジン (Gamigin) またはガミュギュン (Gamygyn) は、悪魔学における悪魔の一人。

概要[編集]

サミジナ(Samigina)とも呼ばれる[1]。『ゴエティア』によると序列4番の地獄の大侯爵。30の悪魔の軍団を率いるという。

召喚されると、小さなウマもしくはロバの姿で現れる。人間の姿を取ると、しわがれた声で話す。諸学問に関する知識を与え、罪に死した者の魂を呼び寄せる力を持つ[2]。召喚者の質問に明瞭に答えようとし、また、召喚者の望みを叶えるまでその元に留まるとも言われている[3]

脚注[編集]

  1. ^ The Lesser Key of Solomon, p22
  2. ^ Pseudomonarchia Daemonum (『悪魔の偽王国』)および『地獄の辞典』では、海で死した者の魂を呼び寄せるという。
  3. ^ Pseudomonarchia Daemonum および『地獄の辞典』

参考文献[編集]