世界の中心で、愛をさけぶ
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関連項目
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『世界の中心で、愛をさけぶ』(せかいのちゅうしんで、あいをさけぶ)は、日本の小説家・片山恭一の青春恋愛小説である。小学館より2001年4月に刊行。通称「セカチュー」。
2004年以降、漫画化、映画化、テレビドラマ化、ラジオドラマ化、舞台化されている。
目次 |
[編集] 概要
2001年、初版刊行。初版8000部と発売当初はさほど話題にならなかったが、小学館の新入社員だった営業マン[1]の目に留まり、彼が売り込んだことから、一部の書店販売員らの手書きのPOP広告と口コミにより、徐々に話題になっていった。
2002年に女優の柴咲コウが、雑誌ダ・ヴィンチに投稿した書評のコメント「泣きながら一気に読みました。私もこれからこんな恋愛をしてみたいなって思いました」が書籍の帯に採用され、ブレイクのきっかけとなる。
2003年に、100万部を突破。2004年、東宝にて映画化。映画版も大ヒットし、相乗効果で映画公開後300万部突破、大ベストセラーに。「セカチュー」と略され流行語にもなり、「セカチューブーム」として社会現象になった。その後テレビドラマ化、2005年に舞台化された。
小学館では、これまで文芸書のヒット作が少なかったが、本作や同じ恋愛路線の『いま、会いにゆきます』などのベストセラーで、出版社のイメージを変えた。2006年に小学館文庫から、文庫版も発売された。
「ズームイン朝!」での小説ベスト10で長い間、1位に君臨した小説でもある。
[編集] 発行部数の推移
- 2003年2月 3万部
- 2003年4月 10万部
- 2003年6月 36万部
- 2003年11月 100万部到達
- 2004年3月 171万部
- 2004年5月7日 251万部 - 『ノルウェイの森(上巻)』を超え日本国内小説の最大発行部数を記録。
- 2004年5月20日 306万部
- 2004年12月2日 321万部以上
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
オーストラリアに向かう旅の途中、朔太郎は死んだ恋人アキのことを思い出していた。ある地方都市、中学校でたまたま同じクラスになった朔太郎とアキは、高校生になり、互いに恋に落ちていく。だが出会って3年目、アキは白血病にかかり、日ごとに衰弱していった。朔太郎は、入院中のアキが行けなかった修学旅行のオーストラリアにアキを連れて行くために走る。そして二人は出発する。
舞台の地方都市がどこかについて、作中では明確には触れられていないが、「小池」「石応(こくぼ)」「城山」など宇和島市の地名が登場するほか、真珠の養殖がさかんであるなど片山の故郷である愛媛県宇和島市の特徴が随所に描かれている。また原作で「コーヒーが不味い」と名指しされてしまった(第一章7)喫茶店が「大名庭園」そばに実在し、サクの自宅は市立図書館に併設している洋館(宇和島市立歴史資料館とみられる)と設定されている[2]。しかし原作に登場する動物園の描写は、かつて松山市の道後温泉の近くにあった愛媛県立道後動物園(昭和62年に移転)のものであったり、廃墟となった遊園地のある無人島(夢島)に類似する場所のモデルとされる場所が明らかでなかったり、クライマックスに登場する空港について、描写は宇和島市から松山空港に至る道程に近いがオーストラリアへの直行便は過去になく、片山が九州大学在学時から住む現住地である福岡市の福岡空港あたりを想定したものと考えられるなど、舞台の地方都市は、片山にゆかりのある複数の街にまつわる情景や構想を、適宜ミックスさせている[3]と考えられる。
映画やドラマでは物語の提示手法が異なり、現代を生きる朔太郎が10年以上昔の高校時代を回想している姿を描いている。また映画でのロケ高校は愛媛県立伊予高等学校である。成人した朔太郎が過去に執着している姿が描かれるが、原作にはない。また映画・ドラマとも、宇和島市内ではロケを行っていない。
[編集] 主要登場人物
- サク / 松本朔太郎(まつもと さくたろう) - 主人公。アキからはサクちゃんと呼ばれている。名前は詩人の萩原朔太郎に由来している。おじいちゃん子。
- アキ / 廣瀬亜紀(ひろせ あき)(映画では『広瀬亜紀』と表記されている) - サクの高校時代の恋人。白血病により17歳で短い生涯を終える。亜紀の名前は白亜紀から取られた。原作では朔太郎は物語の終盤まで亜紀のことを季節の「秋」と思い込んでいた。
- リュウ / 大木龍之介(おおき りゅうのすけ) - サク、アキの同級生。名前は芥川龍之介に由来している。恋するサクのために何かと骨を折る[4]。あだ名は「スケちゃん」。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] タイトルについて
タイトルは編集者の助言によるもので、もともと作者は『恋するソクラテス』という題名を考えていた(英語への翻訳版では、この題が生かされている:後出)。 ハーラン・エリスンのSF小説『世界の中心で愛を叫んだけもの』(The Beast that shouted Love at The Heart of The World 1969年)や、同作のタイトルを参考にした庵野秀明監督のSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の最終話サブタイトル「世界の中心でアイを叫んだけもの」(1996年)から引用された可能性がある[5]。
[編集] 漫画『世界の中心で、愛をさけぶ』
原作を女性の解釈で世界観を壊さずに描いている。
[編集] 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』
| 世界の中心で、愛をさけぶ | |
|---|---|
| 監督 | 行定勲 |
| 脚本 | 坂元裕二 伊藤ちひろ 行定勲 |
| 製作 | 本間英行 |
| 出演者 | 大沢たかお 柴咲コウ 長澤まさみ 森山未來 山崎努 他 |
| 音楽 | めいなCo. |
| 主題歌 | 「瞳をとじて」平井堅 |
| 撮影 | 篠田昇 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | 2004年5月8日 |
| 上映時間 | 138分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 85億円 |
2004年5月東宝系にて公開。興行収入85億円、観客動員数620万人を記録し、この年の実写映画No.1になった。主題歌の『瞳をとじて』も大ヒットした。
映画版では、大人になってからの朔太郎の視点から物語が描かれ、故郷を旅しながら過去と現在を行き来するストーリーに改変されている。
[編集] ストーリー
律子は、台風が接近していた引越準備中のある日、ダンボールの中から一本のカセットテープを見つける。家電店でカセットウォークマンを購入し、そのテープを聴くと、聞き覚えのある少女の声が流れて、律子は街の喧騒の中を立ち止まり思わず涙を流す。
一方、サクは律子がいなくなったとリュウに伝えるが、台風のニュース映像で律子が高松にいることを知ったサクは、彼の故郷である高松へと向かう。その中で、高校時代の恋人、アキの思い出が甦る。
[編集] キャスト
- 松本朔太郎:大沢たかお / 森山未來(高校生時代)
- 藤村律子:柴咲コウ / 菅野莉央(少女時代)
- 廣瀬亜紀:長澤まさみ
- 重蔵(重じぃ):山崎努
- 大木龍之介:宮藤官九郎 / 高橋一生(高校生時代)
- ジョニー:津田寛治
- ラジオのDJ(Dragonの客):渡辺美里
- 亜紀の父:杉本哲太
- 亜紀の母:長野里美
- 出井先輩(朔太郎の上司):天海祐希
- 松本綾子(朔太郎の母):木内みどり
- 朔太郎の姉(高校時代):尾野真千子
- 律子(少女)の母:田中美里
- 國村晴子校長(遺影):草村礼子・堀北真希(20歳)
- 映画監督:森田芳光
- 蜷川先生:近藤芳正
- 英語教師:ダンディ坂野
- 家電店の店員:マギー
- 写真館の客:市川しんぺー
- 空港搭乗カウンター社員:大森南朋
- 台風情報のTV番組アナウンサー:斎藤哲也、小林麻耶
- 入院患者:谷津勲
- 学級委員長:(松本朔太郎の高校時代の席の前)西原亜希
[編集] スタッフ
- 監督:行定勲
- 製作:本間英行
- プロデューサー:市川南、春名慶
- 協力プロデューサー:濱名一哉
- 原作:片山恭一/『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館刊)
- 脚本:坂元裕二、伊藤ちひろ、行定勲
- 撮影:篠田昇
- 美術:山口修
- 編集:今井剛
- 音楽:めいなCo.
- 照明:中村裕樹
- 製作統括:島谷能成、近藤邦勝、安永義郎、亀井修、細野義朗、伊東雄三
- 録音:伊藤裕規
- 助監督:蔵方政俊、兼重淳
[編集] テーマ曲
[編集] 雑記
- 高校生の朔太郎は伊藤つかさのファン。
- 亜紀のリクエストはがきに井上陽水の「いっそ セレナーデ」。
- 登場する路面電車は松山市内ロケにおける伊予鉄道。
- 愛媛県庁本館が病院の廊下の設定で使用された。
- 渡辺美里の「きみに会えて」は、西武ドームライブのTV告知用としても使用された。
- ブランコ、港のシーンの背景に出てくる対岸の台形状の山は、屋島の戦い(治承・寿永の乱)で有名な「屋島」で、ロケ地となった庵治町から眺めることができる。
- ロケ地である高松市庵治町の皇子神社(ブランコに乗ってサクとアキが写真館の主である重じいの恋愛について話す場所)の金網には、恋人たちや若い女性が恋愛の願いことを祈願した南京錠がつけられている。この南京錠に関して神社の関係者は、新たな縁結びの神様として神社へ来てもらうことを歓迎している。
- サクとアキの制服は香川県立高松北中学校・高等学校の夏服を使用している
- 大木龍之介がマスターで、高松にいる律子をテレビのニュースで発見するカフェは港区芝浦のバイカーズカフェ。
- 校長先生の少女時代のポートレートは堀北真希。
- 過去(高校時代)の描写は晴天、現代は曇天、クライマックスの空港のシーンは嵐天で描くのは行定の構想による[6][7]。
[編集] 映画版の評価
各映画賞では長澤まさみが新人賞を独占した以外に、作品そのものについての目立った評論はなかったが、この作品が遺作となった名カメラマン篠田昇の撮影、種田陽平の美術、行定勲監督の演出など各スタッフの技量は、批評家筋からも高く評価されている。
[編集] 書籍
[編集] 主なロケ地
[編集] 金曜ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』
| 世界の中心で、愛をさけぶ | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 放送時間 | 金曜日22:00~22:54(54分) |
| 放送期間 | 2004年7月2日~9月10日(11回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | TBS |
| 演出 | 堤幸彦 |
| 脚本 | 森下佳子 |
| プロデューサー | 石丸彰彦 |
| 出演者 | 山田孝之、綾瀬はるか他 |
| 音声 | ステレオ放送 |
|
特記事項: 最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。 |
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2004年7月2日から9月10日までTBS系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送(最終回は15分拡大)。全11回。平均視聴率15.9%。2004年9月17日には、その後の物語を描いたオリジナル特別編を放送。
映画版同様、大人になった主人公を重ね合わせたドラマ版独自のストーリー展開をしている。ザテレビジョンの第42回ドラマアカデミー賞(2004年夏クール)で最優秀作品賞を含む9冠を達成 (主演男優賞:山田孝之、助演女優賞:綾瀬はるか、主題歌賞、新人俳優賞:田中幸太朗、脚本賞:森下佳子、監督賞:堤幸彦、石井康晴、平川雄一朗、キャスティング賞、タイトルバック賞)。また、第1回ソウル・ドラマアワーズ2006のシリーズドラマ部門の優秀賞・演出監督賞を受賞。
亜紀役を好演した綾瀬はるかの出世作となり、P&Gの「パンテーン」のCM出演やグラビアアイドルとしての露出はあったものの放送時にはまだ無名に近かったことから、ウェブのサーチエンジンの検索ワードのトップをキープしつづけた。
主演の山田孝之は恋愛ドラマの主役としても注目された。この作品から約1年後、オフィスクレッシェンドのメンバーを除いた同じスタッフで山田孝之主演、綾瀬はるかヒロインの白夜行でコンビを組む。
ロケ地となった松崎町は、ドラマで描かれた風景を求め、訪れる者が絶えない。道の駅伊豆のへそにはこれに関連して、他の伊豆方面でロケ撮影の行われた作品とともに、作中の小道具・大道具などの展示が行われている(2008年6月現在)。
なお、これは翌2005年へと続く夏純愛ドラマ三部作の第一作となり、その後、『いま、会いにゆきます』、『タイヨウのうた』と2006年まで続いた。
[編集] キャスト
[編集] 17年前
- 松本朔太郎(17):山田孝之 - 成績も運動もごく平凡な高校2年生。
- 廣瀬亜紀(17):綾瀬はるか - 朔太郎のクラスメイトで恋人。学級委員。陸上部
- 大木龍之介(17):田中幸太朗 - 朔太郎の幼なじみ、漁師の息子、あだ名はスケちゃん。朔太郎のことを「おまえさん」と呼ぶ
- 中川顕良(17):柄本佑 - 朔太郎の幼なじみであり、クラスメイト。実家は寺でアダ名はボウズ、亜紀に思いを寄せる。
- 上田智世(17):本仮屋ユイカ - 朔太郎の幼なじみであり、亜紀の友人であり、クラスメイト。陸上部。龍之介に恋心を抱く
- 松本芙美子(13):夏帆 - 朔太郎の妹。原作では「亜紀も僕(朔太郎)と同じ一人っ子」と言う記述がある。
- 安浦正(17):田中圭 - 学級委員。亜紀に思いを寄せる。
- 黒沢千尋(17):水野はるか(水野友加里)
- 池田久美(17):浅香友紀
- 真島順平:鳥羽潤 - 亜紀と同じ稲代総合病院の白血病患者
- 上田薬局店主:おかやまはじめ - 智世の父
- 稲代総合病院の佐藤医師:浅野和之
- 谷田部敏美(35):松下由樹 - クラス担任国語教師。陸上部顧問
- 松本潤一郎(47):高橋克実 - 朔太郎の父。農協に勤めていたが謙太郎の没後、写真館を継ぐ。
- 松本富子(43):大島さと子 - 朔太郎の母。漁協に勤めている。
- 廣瀬綾子(43):手塚理美 - 亜紀の母
- 廣瀬真(48):三浦友和 - 亜紀の父、建築士事務所経営、一級建築士
- 松本謙太郎(72):仲代達矢 - 朔太郎の祖父、松本写真館創業者
- たこ焼き屋店主:武野功雄
- 禅海寺の住職: 野添義弘 - 中川の父
[編集] 現在
- 松本朔太郎(34):緒形直人 - 大学病院研究医
- 小林明希(34):桜井幸子 - 朔太郎の大学時代からの親友、シングルマザー。保険外交員をしながら一樹を育てる。
- 小林一樹:仲條友彪 - 明希の息子
- 松本潤一郎(64):高橋克実
- 松本富子(60):大島さと子
- 廣瀬綾子(60):手塚理美
- 廣瀬真(65):三浦友和
- 谷田部敏美(52):松下由樹 - 教師を続けている。
- 芸プロ
- トライアル
- 劇団ひまわり
- 松崎町のみなさん
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌・サウンドトラック
[編集] サブタイトル
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2004年7月2日 | 恩師からの手紙 | 堤幸彦 | 18.5% |
| 第2話 | 2004年7月9日 | 微妙な距離 | 15.7% | |
| 第3話 | 2004年7月16日 | 永遠の別れ | 石井康晴 | 15.2% |
| 第4話 | 2004年7月23日 | 最後の日 | 平川雄一朗 | 13.9% |
| 第5話 | 2004年7月30日 | 忍び寄る影 | 堤幸彦 | 16.5% |
| 第6話 | 2004年8月6日 | 生への旅路 | 15.0% | |
| 第7話 | 2004年8月13日 | 明けない夜 | 平川雄一朗 | 14.5% |
| 第8話 | 2004年8月20日 | プロポーズ | 石井康晴 | 15.4% |
| 第9話 | 2004年8月27日 | 最期の選択 | 平川雄一朗 | 15.9% |
| 第10話 | 2004年9月3日 | たすけてください… | 堤幸彦 | 15.2% |
| 最終話 | 2004年9月10日 | かたち あるもの(15分拡大版) | 19.1% | |
| 特別編 | 2004年9月17日 | 17年目の卒業 | 石井康晴 | 15.3% |
| ※平均視聴率15.9%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | ||||
[編集] 書籍
- 世界の中心で、愛をさけぶ MEMORIES(角川書店・2004年09月)- ドラマの公式ビジュアルブック。
- ピアノ・ソロ 世界の中心で、愛をさけぶ/TVオリジナル・サウンドトラック(ドレミ楽譜出版社・2004年8月)- ドラマの公式楽譜集、初級者・中級者向けの2種、巻頭に石丸プロデューサーへのインタビュー記事がある。
[編集] 主なロケ地
- フィルム・コミッション:フィルム・コミッション伊豆
- 静岡県
- 賀茂郡松崎町:堤防、港、川沿い、橋、あぜ道、たこ焼パパさん、宮浦高校、学校帰り道、亜紀の家、松本写真館、中川の寺…禅海寺、上田薬局…須田薬局、港近くの稲荷神社、あじさいの丘…牛原山(1、2、7)、松本潤一郎の勤務先農協…JA伊豆太陽岩科支店(3)、骨をまこうとした山・寺(3)、自転車の練習をした河原(3)、介ちゃんがバイトする弁当屋…さつまあげ屋はやま(4)、智世にキャンプを断られた広場…オートキャンプ場ピア101(5)、廣瀬真の勤務先建設会社(7)、一樹と遊びにきた川(8)、お百度参りした神社(8)、病院へ急いだ道(8)、朔・明希・一樹が自転車に乗っていた道(終)
- 賀茂郡西伊豆町:火葬場(3、終)、堤防(ポスター他)
- 賀茂郡東伊豆町:朔が帰郷した駅(2)、スケちゃんを見送った宮浦南駅…伊豆大川駅(4)、陸上競技場まで走った橋…しらなみ橋(4)、亜紀が入院した稲代総合病院…アスド会館(5 - )、病院までの坂道(6)、明希が事故にあった駅前(9,終)、タクシーを拾った道(10)、東京へ向かった宮浦駅…片瀬白田駅(特)
- 伊豆の国市(旧:田方郡韮山町):航空券を買った旅行店(10)、空港へ行く途中の稲代駅…伊豆長岡駅(10)
- 伊豆市:朔の家(1 - )、フェリーのりば…土肥港(5)、オーストラリアで泊まったホテル(8)、明希が入院した病院(10,終)
- 富士市:陸上競技場…富士総合運動公園(4)、智世が転んだ坂道(4)
- 下田市:朔が入ろうとした海…九十浜(6、7)、亜紀が入ろうとした海(7)
- 東京都
- 新宿区:ラジオスタジオ前…新宿国際ビルディング(1)、一樹が歩いた線路際…高田馬場-新大久保間(7)
- 渋谷区:明希の勤務先…カシオ本社(2)
- 八王子市:朔の勤務先…東海大学医学部付属八王子病院(1)、朔が入院した病院(1)
- 武蔵野市:一樹が通っている幼稚園…武蔵野中央第二幼稚園(6)
- 千葉県
- 福島県
- オーストラリア
|
| TBS系 金曜10時 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
ホームドラマ!
(2004.4.16 - 2004.6.25) |
世界の中心で、愛をさけぶ(テレビドラマ)
(2004.7.2 - 2004.9.10) |
3年B組金八先生(第7シリーズ)
(2004.10.15 - 2005.3.25) |
[編集] 舞台『世界の中心で、愛をさけぶ』
2005年8月5日から9月4日にかけて、世田谷パブリックシアターをはじめとする全国7か所で公演を行った。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
[編集] ラジオドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』CD Book
TOKYO FMで2004年05月に放送されたラジオドラマをCDに収録し、ブックレットにシナリオ、イメージ写真を収めた構成となっている。
[編集] スタッフ
- 原作:片山恭一
- 脚本、演出:飯村聖美
- 出版:TOKYO FM出版(2004年07月)
[編集] 出演
[編集] 映画『僕の、世界の中心は、君だ。』
| 僕の、世界の中心は、君だ。 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: | 파랑주의보 |
| 片仮名: 現地語読み |
パランジュイボ |
| 英題: | My Girl and I (Pah-rang-ju-eui-bo)[8] |
2005年製作の韓国映画。日本では2006年8月に松竹・東急系にて公開(配給はワーナー・ブラザーズ)。
映画版の『世界の中心で、愛をさけぶ』の、韓国版リメイクという形を取っているため、出てくるエピソード等も映画版をなぞっている。ただし、ストーリー展開自体は原作の形を踏襲しているため、映画版での藤村律子に相当する役はほとんど活躍しない。また、いくつかの設定が韓国風に置き換えられている(例:スホの祖父の職業)。
なお、このタイトルは邦題であり、原題は「파랑주의보」(波浪注意報)、英語題は「MY GIRL AND I / PARANG LOVE」である。
ちなみに、エンドロールの際に流れる『瞳をとじて』の韓国語バージョンは、日本公開版にのみ採用されたものである。
[編集] スタッフ
- 製作総指揮:テディ・チョン
- 製作:テディ・チョン
- 監督:チョン・ユンス
- 脚本:ファン・ソング
- 脚色:チョン・ユンス、チャン・ムニル
- 撮影:パク・ヒジュ
- 音楽:イ・ドンジュン
- 上映時間:97分
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え |
|---|---|---|
| キム・スホ(松本朔太郎に相当) | チャ・テヒョン | 関智一 |
| ペ・スウン(廣瀬亜紀に相当) | ソン・ヘギョ | 赤間麻里子 |
| キム・マングム | イ・スンジェ | 平野稔 |
| ソンジン | パク・ヒョジュン | 木村雅史 |
| ヒソン | キム・ヨンジュン | 佐藤淳 |
| ジョング | ソン・チャンウィ | 羽多野渉 |
[編集] 書籍
[編集] 諸外国語への翻訳
- Socrates in Love(Viz Communications, 2005年),Akemi Wegmuller 訳 ISBN 1421501546 (小説、英語)
- Socrates in Love (Viz Communications, 2005年),Kazumi Kazui 絵 ISBN 1421501996 (漫画版、英語)
- Un cri d'amour au centre du monde (Presses de la Citr, 2006年) Vincent Brochard 訳 ISBN 2258069084 (小説、フランス語)
- Gridare amore dal centro del mondo (Salani, 2006年), Marcella Mariotti 訳 ISBN 8884518474 (小説、イタリア語)
- Gridare amore dal centro del mondo(Kappa Edizioni, 2006年), Rebecca Suter 訳 ISBN 8874711298 (漫画版、イタリア語)
- Cry out for love (Egmont Ehapa, Berlin, 2005年),Kazumi Kazui 絵 ISBN 3770463676 (漫画版、ドイツ語)
- 『在世界的中心呼喚愛情』(時報文化,2004年),楊嵐 訳 ISBN 9571341339 (小説、台湾版)
- 『세상의 중심에서 사랑을 외치다』,안중식訳 ISBN 8990054206 (小説、韓国語)
- 『在世界中心呼唤爱』(青島出版社,2004年),林少華 訳 ISBN 7543630508 (小説、中国(大陸)版)
- 『在世界中心大聲呼喊:我愛你』(天地図書有限公司,2004年),林少華 訳 ISBN 9789882018679 (小説、中国(香港)版)
- Das Gewicht des Glücks,Thomas Eggenberg 訳 (Goldmann, 2007年) ISBN 3442460611 (小説、ドイツ語)
- 『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館,2001年),片山恭一 ISBN 978-4093860727 (小説、国語)
[編集] 原作と派生作品との相違点
主要登場人物の3名以外の登場人物や物語の提示方法については、各派生作品ごとに比較的自由に改変されている。映画版では高校生のサクとアキがWALKMANで交換日記をおこなう設定が効果的に利用されたが、原作ではWALKMANそのものが登場せず中学時代にノートで交換日記を行っている。サクの祖父は原作では元政治家でマンション住まい。祖父との対話は原作において重要な構成であり、ここでのサクは多弁である。映像版では物語のモチーフにかかわる重要なせりふの多くがアキや重蔵(原作には登場しない、写真撮影のくだりもない)らのせりふに振り替えられている。
[編集] 批評
商業的に大成功した作品に関わらず、公式な批評が充分なされていない作品の一つである。プロットの通俗性が取り上げられることが多い。白血病の少女をめぐる「喪失(と再生)の物語」である点、アボリジニの死生観や散骨など。タイトルの「セカチュー」と「ジコチュー(流行語)」との類似から世相を批評するなど。年配者には「白血病の少女の物語」は1970年代に流行した山口百恵の「赤いシリーズ」を連想させ、散骨やアボリジニの死生観は20世紀末から21世紀初頭の流行を想起させることなど。また「高校生が習作として書いたもののようで」「日本人全体がガキとしてふるまうことをよしとしている」[9]時代の風潮を寓喩したものだとするものなど。
[編集] 電子書籍
[編集] その他
- 映画版で松本朔太郎を演じた森山未來と、テレビドラマ版で同役だった山田孝之は、映画版、並びにテレビドラマ版が公開される前年にフジテレビのテレビドラマ「ウォーターボーイズ」で共演。なお、テレビドラマ版で学級委員の安浦役だった田中圭も、同ドラマで両名と共演している。また、テレビドラマ版で大木龍之介、舞台版では松本朔太郎役であった田中幸太朗も映画版の「ウォーターボーイズ」に出演しているほか、テレビドラマ版で通称『ボウズ』こと中川顕良役だった柄本佑も、後に「WATER BOYS 2005夏」に出演した。
- 映画版の長澤まさみ、ドラマ版の綾瀬はるか共に、リアリティを出すため劇中、剃髪している。特に綾瀬はP&G「パンテーン」のCMをドラマ前から出演、美髪で売っていたので(彼女の思い切りの良さや真偽含めて)その反響は大きかった。その後しばらく、彼女はドラマやCMではウィッグやエクステンションを駆使、普段はベリーショート(この頃「あいくるしい」に出演)から、ショートまで伸びた「ポカリスエット」夏バージョンでようやくウィッグから解放されたが、この時は「綾瀬はるかショートヘアーに」と誤った報道をされた。その後はセミロング→アレンジヘアとしていた。そのためパンテーンについては彼女はイメージキャラクターとしてのみ残っていたが、2006年、CM復活。また同社のマックスファクターのイメージキャラにも抜擢。
- 映画「ラフ」のイベントで長澤まさみはスキマスイッチと映画版の話になり、「坊主にすると頭がかゆくて…」と苦笑いしながら発言した。また綾瀬はるかは普段日記を欠かさないが、父の薦めで髪の伸びゆくさまを記録した「坊主日記」を併せてつけていたという。禿げないか心配でたまらなかったらしい(「はなまるマーケット」より)。
- テレビドラマ版で廣瀬亜紀を演じた綾瀬はるかと、舞台版で同役だった佐藤めぐみは、2004年のフジテレビヤングシナリオ大賞・P&Gパンテーン ドラマスペシャル「冬空に月は輝く」で共演した。
- 2004年度の第42回ゴールデン・アロー賞では、映画賞に映画版で廣瀬亜紀を演じた長澤まさみと、新人賞受賞者の一人としてテレビドラマ版で同役だった綾瀬はるかが選ばれ、授賞式の記念撮影の際に、長澤と綾瀬が同じフレームに映るというハプニングがあったが、「二人の廣瀬亜紀」のツーショット会見は実現しなかった。
- テレビドラマ版で朔太郎の父親、潤一郎役であった高橋克実は、後にセイコーエプソンのカラープリンター、「カラリオ」のCMで、映画版で廣瀬亜紀を演じた長澤まさみの父親役として登場。一方、テレビドラマ版で朔太郎の妹、芙美子役であった夏帆は、キヤノンのカラープリンター、「PIXUS」のCMに起用されている。
- 映画版が1986年が舞台なのに対して、ドラマ版ではそれより1年新しい1987年が舞台になっている。
- 韓国版のスウンを演じたソン・ヘギョは「秋の童話」でやはり白血病で命を落とす主人公を演じている。
- 映画・ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」の公開により日本骨髄バンク新規ドナー登録者数が増加した[10]。
- 映画版に登場する高松空港のシーンは国際線ターミナルで撮影が行われた。ちなみに撮影に使われた高松市香南町にある高松空港は1989年に出来たもので、舞台となった1986年当時は現在地より北部にある高松市林町にあり、まだ工事中だった。
[編集] 脚注
- ^ 「青山学院大学法学部2006」卒業生の現在(いま)-輝き続ける卒業生達-[1]
- ^ [2]ただし、元は宇和島警察署であり、宇和島市立図書館に隣接していたことはない。宇和島市立図書館に隣接していた洋館としては旧渡部精神神経科医院がある(現財団法人正光会)。
- ^ 「故郷の地の愛媛と、現在住んでいる福岡をミックスした町を舞台にしました」(「Oggi」 2003年12月号 片山恭一インタビュー)
- ^ 原作では文字通り「骨を折る」ことでサクとアキの出会いを演出している
- ^ 『「話のネタ」のタネ500』日本博学倶楽部(PHP研究所)P.469[3]
- ^ 「世界の中心で、愛をさけぶ(巻末 解説)」(小学館文庫)
- ^ [4]
- ^ 파랑주의보 (波浪注意報) KMDb 2011年8月10日閲覧。
- ^ 茂木健一郎「クオリア日記」[5]2003.12.23-24
- ^ 「MOHTHLY REPORT」骨髄移植推進財団事務局(平成17年4月15日)[6]
[編集] 文献情報
- 2004年5月の月間インターネット利用動向調査結果 ネットレイティングス株式会社(2004年6月21日)[7]
- 「『セカチュウ』の迷惑」中田實 (愛知江南短期大学ライブラリー情報No.30 2005.2)[8]
- 「僕の私の読書感想文」澤野孝一朗(名古屋市立大学院経済学研究科准教授 2006/01/05)[9]
- 「純愛物語論」高橋与四男(東海大学紀要海洋学部第3巻第3号77-85頁 2005)[10]
- 「闇に光を求める者たち-少年ホールデン、青年フランク、そして中年トミー-」関戸冬彦(文京学院大学外国語学部文京学院短期大学紀要第5号)[11]
- 「ローカル・フィルムコミッションフォーラム新潟 報告書」にいがたロケネット(2004.2.14,15)PDF-P.12~13[12]
- 「「世界の中心を見せたい」純愛ゆえの行動が白血病死の原因」小守ケイ(宮崎滋・監修)(モダンメディア55巻3号2009「シネマをいろどる病と医療」)[13]
- 「現代日本におけるココロとモノ」香山リカ(第6回物学研究会レポートvol.90 20059.6)[14]
- 「「銀河鉄道の夜」と「世界の中心で、愛をさけぶ」における死生観」秋枝(青木)美穂(福山大学人間文化学部紀要2008-03 )[15][16]
- 「『世界の中心で、愛をさけぶ』論」大沢正善(岐阜聖徳学園大学国語国文学2007-03-15)[17][18]
[編集] 関連項目
- 白血病
- 急性白血病
- ウォークマン
- ウルル - 通称:『エアーズロック』。また、『世界の中心』という意味合いで、『大地の臍』とも呼ばれることがある。
- 散骨
- (物語のプロットについて)
- 秘密のケンミンSHOW - 『県民の中心で、愛をさけぶ 』というパロディドラマがあった。
- フィルム・コミッション
- 骨髄バンク
[編集] 外部リンク
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