オールスター合唱バトル

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オールスター合唱バトル
ジャンル 音楽
構成 大平将貴
演出 鈴木一休(FCC、総合演出)
監修 木島タロー(国立音楽大学、音楽監修)
司会者
出演者 後述
審査員 宮本亞門
ナレーター
アナウンサー
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 加藤大(FCC)
制作 FCC
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間
放送時間
  • 土曜 16:30 - 17:25
  • 日曜 19:00 - 21:00
  • 木曜 19:00 - 21:54
放送分
  • 55分
  • 120分
  • 144分
回数3
公式サイト

特記事項:
パイロット版の際のタイトルは「芸能人合唱バトル」。
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オールスター合唱バトル(オールスターがっしょうバトル)は、2022年からフジテレビ系列で不定期で放送されている音楽番組[1]

概要[編集]

パイロット版:
2022年12月3日 16:30 - 17:25に放映された。この時のタイトルは「芸能人合唱バトル」(審査員:辻秀幸、ラニー・ラッカー、藤田彩歌)。
狩野英孝率いる歌ウマ芸人合唱団 vs さくらまや率いる演歌合唱団の2チーム対抗で、各2曲ずつ4曲(芸人:残酷な天使のテーゼ。演歌:ミックスナッツ川の流れのように)の合唱であった。

第1回:
「平成令和ヒット曲を100人が熱唱!」というキャッチフレーズで、各20人で構成される5つの「合唱団」(合計100名)が、各2曲ずつの演目を合唱で披露し、3名の審査員が点数をつける形で競われた。

視聴率は同週の音楽番組としては1位を記録し、放映時間の半分近くはTwitterトレンド1位を記録した(大河ドラマどうする家康』放映開始の20:00ころ以降は大差をつけられ2位へ下降した)。

なお、オールスター合唱バトルは2006年にテレビ東京系で制作・放映された『輝け!オールスター合唱コンクール』とは全く関係がない別番組であるが、この回には一部、重複している出演者がいる(伊藤かずえ西村知美)。

第2回:
2023年12月28日 19:00 - 21:54
「オールスター合唱バトル 今年を彩ったヒット曲を140人が熱唱!年末3時間SP」として放送。

各20人で構成される7つの「合唱団」(合計140名)が、各2曲ずつの演目を合唱で披露し、5名の審査員が点数をつける形で競われた。10月4日に収録があったことが公式SNS上で発表され、放映までに3ヶ月近くの間があった。その間、TikTokを中心としたSNSでリハーサルの様子などが継続的に発表された。

前回第1回からは合唱団に入れ替えが見られた。80年代アイドル合唱団の参加がなく、龍玄とし率いる最強ボーカリスト合唱団(男声合唱)、ギャル曽根率いるママ合唱団、Mr.シャチホコ率いるものまね合唱団が追加となり、前回は男声を含んでいたZ世代アイドル合唱団が女声合唱となった。

楽曲とスタイル[編集]

第1回
  • 第1ラウンド
紅蓮華DiamondsHabit負けないで新時代
  • 第2ラウンド
栄光の架橋First LoveSHAKEPretender川の流れのように

歌唱順番は各ラウンドとも、アスリート合唱団、Z世代合唱団、歌ウマ芸人合唱団、80年代合唱団、演歌合唱団。

伴奏は生ピアノと最小限の打楽器(カホンジャンベタンバリンなど)。日本の合唱コンクールなどで行われている昭和平成教育型の頭声的合唱ではなく、ゴスペルやポップアカペラを想起させる地声の含まれた合唱である。指揮者は立てず、リーダーが歌いながら合図を出す形をとった。

審査員の岡本知高の「本当の合唱の姿を見せていただいた」というコメントがエンディングでフィーチャーされた。

第2回
  • 第1ラウンド
ちゅ、多様性。第ゼロ感リンダリンダアイノカタチfeat.HIDE (GReeeeN)Love so sweetDEPARTURESアイドル
  • 第2ラウンド
I DON’T WANT TO MISS A THINGHero未来予想図II家に帰ろうSubtitleオリジナル スマイル世界に一つだけの花

歌唱順番は各ラウンドとも、最強ボーカリスト合唱団、アスリート合唱団、Z世代アイドル合唱団、ママ合唱団、ものまね合唱団、歌ウマ芸人合唱団、演歌合唱団。

伴奏は変わらず生ピアノと最小限の打楽器だが、演歌合唱団の演目には、伴奏に平太鼓の奏者が見られた。

ここまで全回の合唱アレンジと本番までの指導は木島タローが担当し、歌唱指導の補佐をDreamers Union Choirが行なっている。

各合唱団のピアノ伴奏は国立音楽大学の学生とその卒業生によって行われている。

結果[編集]

パイロット版

  • 優勝:演歌合唱団

第1回

  • 優勝:演歌合唱団
  • 準優勝:歌ウマ芸人合唱団

ただし歌ウマ芸人合唱団の楽曲「SHAKE」が番組中唯一の300点満点を記録し、エンディングも同曲での番組振り返りとなった。

第2回

  • 優勝:演歌合唱団・歌ウマ芸人合唱団(同点優勝)

ただし番組中最高得点を記録したのは最強ボーカリスト合唱団の「I Don't Want To Miss A Thing」であり、エンディングも同曲での番組振り返りとなった。

出演者[編集]

MC[編集]

審査員[編集]

ナレーション[編集]

合唱団員[編集]

第1回[編集]

アスリート合唱団[編集]
Z世代合唱団[編集]
歌ウマ芸人合唱団[編集]
80年代アイドル合唱団[編集]
演歌合唱団[編集]

第2回[編集]

アスリート合唱団[編集]
Z世代アイドル合唱団[編集]
ママ合唱団[編集]
歌ウマ芸人合唱団[編集]
  • 加島ちかえ
  • 狩野英孝
  • 河邑ミク
  • が〜(にくだわら)
  • きったん(キャロパン)
  • こがけん
  • 斉藤アー(マタンゴ)
  • 斎藤司トレンディエンジェル
  • 高田ぽる子
  • チャンス大城
  • 斗澤やすあき
  • 那須晃行(なすなかにし)
  • 二代目ちくわぶ
  • 平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)
  • 平野うなぎ(オタサーのヒメ)
  • プリマ・リエ
  • ベルサイユ
  • ほしのディスコ(パーパー)
  • 餅田コシヒカリ
  • ゆめちゃん
最強ボーカリスト合唱団[編集]
演歌合唱団[編集]
  • 青山新
  • 一条貫太
  • 大滝ひかる(はやぶさ)
  • 小川みすず
  • 木川尚紀
  • 木村徹二
  • さくらまや
  • 椎名佐千子
  • 駿河ヤマト(はやぶさ)
  • 竹川美子
  • 田中あいみ
  • 徳永ゆうき
  • 戸子台ふみや
  • 中西りえ
  • 羽山みずき
  • 二見颯一
  • 舞乃空
  • 水城なつみ
  • 山川豊
  • 山西アカリ
ものまね合唱団[編集]

その他[編集]

  • パイロット版「芸能人合唱バトル」には演歌合唱団と歌ウマ芸人合唱団の2チームのみが出演していたが、オールスター合唱バトルでは各チーム4名ずつ入れ替わっている(出演者名後に*のある歌い手)。
  • 歌ウマ芸人合唱団のきったん、ゆめちゃん、河邑ミクはパイロット版の放映後に「歌うま三姉妹」というユニットを結成し、ライブでほしのディスコとともに合唱を披露している。
  • アスリート合唱団ほぼ全員がオンエア後にプライベートで銀座に集って打ち上げを行い、栄光の架橋を再び熱唱したことがYahooニュースになった。
  • ベヒシュタインジャパンが第2回についてピアノを提供していることを発表している。

放送リスト[編集]

  • 2022年12月3日 16:30 - 17:25(パイロット版「芸能人合唱バトル」)
  • 2023年5月14日 19:00 - 21:00(第1回)
  • 2023年12月28日 19:00 - 21:54(第2回)

脚注[編集]

  1. ^ 公式サイト
  2. ^ a b 第1回はZ世代合唱団から出場。
  3. ^ 第1回は歌ウマ芸人合唱団から出場。

外部リンク[編集]