武尊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
武尊 Kickboxing pictogram.svg
基本情報
本名 世川 武尊(せがわ たける)
通称 ナチュラル・ボーン・クラッシャー
階級 フェザー級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1991-07-29) 1991年7月29日(26歳)
出身地 鳥取県米子市
身長 168cm
体重 55kg→57.5kg
スタイル 空手キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 32
勝ち 31
KO勝ち 18
敗け 1
引き分け 0
無効試合 0
テンプレートを表示

武尊(たける、1991年7月29日[1] - )は、日本キックボクサー鳥取県米子市出身[2]。K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属。現K-1 WORLD GPフェザー級王者。元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者。元Krush -58kg王者。

アグレッシブに攻め続ける攻撃的なファイトスタイルが持ち味。『ナチュラル・ボーン・クラッシャー』の異名を持つ。

来歴[編集]

1991年、鳥取県米子市に生まれる。

小学2年生の頃、TVで見たK-1選手に憧れ空手道場に入門。

素行が悪く、高校を三か月で退学になる。

K-1甲子園に出場するため、定時制高校へ再入学。

高校進学後キックボクシングに転向。

2008年にはアルバイトで貯めたお金でタイに単身武者修行し、様々なアマチュア大会に出場。経験を積む。

2009年、念願のK-1甲子園出場を果たす。

2010年、前田憲作会長と出会い、高校卒業後すぐに「チームドラゴン」に入門。

2011年9月24日、Krush.12にてプロデビュー。

Krush王座獲得[編集]

2013年5月12日、Krush.28にてKrush -58kg初代王者決定トーナメント決勝で寺戸伸近と対戦し、3-0の判定勝ちで王座獲得。

2014年3月8日、Krush.39にてKrush -58kg王座の防衛戦で神戸翔太と対戦し3-0の判定勝ちで初防衛に成功。

2014年8月9日、Krush.44にてKrush -58kg王座の防衛戦で鈴木雄三と対戦し、3-0の判定勝ちで2度目の王座防衛に成功。

2014年11月3日、新生K-1の旗揚げ戦となったK-1 WORLD GP 2014 ~-65kg初代王座決定トーナメント~にて現役王者同士の対決が実現した。階級を-55kg級に落とし、Krush -55kg王者・大雅と対戦、試合は18歳で無敗の大雅の若さと怖いもの知らずの勢いに押され序盤から劣勢が続いたが、カウンターの右バックブローで3ラウンド逆転KO勝ちを収めた。

2015年2月6日、Krush.51にてKrush -58kg王座の防衛戦で大滝裕太と対戦し、3-0の判定勝ちで3度目の王座防衛に成功。

K-1 WORLD王座獲得[編集]

2015年4月19日、K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~-55kg初代王座決定トーナメント~に出場し、一回戦でアレクサンダー・プリリップに2ラウンドKO勝ち。続く準決勝で瀧谷渉太に1ラウンドKO勝ちを収めると、決勝は大雅との再戦となり、お互いに真っ向勝負の壮絶な殴り合いを繰り広げ、激闘の末に3-0の判定勝ちでトーナメント優勝を飾り、初代K-1 WORLD GP -55kg王座を獲得した。

2015年8月5日、K-1 WORLD GP -55kg王座の防衛に専念するため、Krush -58kg王座を返上。

2015年11月21日、K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~にてK-1 WORLD GP -55kg王座の防衛戦でチャールズ・ボンジョバーニと対戦し、1ラウンドにダウンを奪われるが、2ラウンドに3度のダウンを奪い返して逆転KO勝ちで初防衛に成功。試合後、「僕、大晦日めっちゃ暇なのでよろしくお願いします」と大晦日のRIZIN参戦をアピールした。

2015年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞にて57kg契約・K-1ルールで中国選手、ヤン・ミンに2RKO勝ち。

2016年6月24日、K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント~にて57kg契約で小澤海斗と対戦。試合が決定してからは小澤が挑発を繰り返したあげく、公開会見で武尊に掴みかかる乱闘騒動を起こしたことで、K-1史に残る因縁の対戦となった。序盤から試合の流れを引き寄せ、3Rでは分かりやすく有効打を当て続ける。結果、3-0で判定勝利。武尊は後のインタビューで、この試合の1週間前の最後の追い込み中に肋骨を2本骨折してしまい、それ以降は練習が出来なかった為ほとんど食事をせずに減量をするしかなく、試合当日に痛み止めの注射を打つも痛みが治まらなかったので、得意の右のパンチをほとんど打てない酷いコンデションの中での試合だったことを明かしている[3]

2016年8月28日、「守る試合ではなく挑戦する試合をしていきたい」として、K-1 WORLD GPスーパーバンタム級(-55kg)王座を返上し、階級を上げフェザー級に転向することが発表された[4][5]

2016年10月1日、大半の所属選手とともにチームドラゴンを離脱。新チーム「Krest」に移籍することが正式に発表された[6]

K-1 WORLD王座2階級制覇[編集]

2016年11月3日、K-1 WORLD GPフェザー級(-58kg)初代王者決定トーナメントに出場。一回戦でイギリスジェイミー・ウィーランからダウンを奪い3-0の判定勝利。準決勝では中国ユン・チーに乱打戦の末2度のダウンを奪いKO勝ちを収めると、決勝で小澤海斗に大差で判定勝利を収め、K-1史上初の2階級制覇を成し遂げた。試合後、右拳を試合中に骨折していたことがわかった。

2017年4月22日、K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~でビクトー・サラビアと対戦。武尊は試合を優勢に進めるが、3ラウンドにサラビアの右バックスピンキックが下腹部を直撃すると、うずくまるように倒れ込み試合が中断される。ローブローのダメージにより武尊は嘔吐し全身に痙攣も見られたため、試合続行不可能によりドクターストップとなってもおかしくない状況だったが、気力で立ち上がり試合を続行した。試合は再開されたが短時間ではダメージは回復せず、武尊は足の踏ん張りが効かなくなっていた。しかし、アグレッシブに前に出て打ち合いを仕掛けた結果、全力の右ストレートがサラビアを捉え、最後は左フックを叩き込んで失神させての3RKO勝利を収めた。この武尊のアクシデントを乗り越えた劇的な勝利を解説の魔娑斗は「自分の時よりも武尊は今のK-1を背負っている」と称え、武尊は「(反則のローブローであっても)これが殺し合いなら負けているので、早く立ちたかった。試合中断は、見てるお客さんには無駄な時間なんで」と語った[7][8]

人物[編集]

  • 鳥取県米子市首都圏観光大使およびとっとりふるさと大使を務める。
  • 入場曲は3OH!3のTouchin On Myである。
  • 芸能界の友人が多く、特にONE OK ROCKのTakaやUVERworldのTAKUYA∞は非常に仲が良い。

戦績[編集]

キックボクシング 戦績
32 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
31 18 13 0 0 0
1 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ワン・ジュングァン 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~【フェザー級タイトルマッチ】 2017年9月18日
ブバイサ・パスハエフ 3R 1:17 KO(左ボディ) K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~ 2017年6月18日
ビクトー・サラビア 3R 2:23 KO(左フック) K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~ 2017年4月22日
小澤海斗 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 初代フェザー級王座決定トーナメント決勝戦】
2016年11月3日
ユン・チー 2R 2:31 TKO(右フック) K-1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝】
2016年11月3日
ジェイミー・ウィーラン 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 初代フェザー級王座決定トーナメント1回戦】
2016年11月3日
小澤海斗 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント~ 2016年6月24日
ヨーセンチャイ・ソー・ソーピット 3R 0:48 KO K-1 WORLD GP 2016 ~-60kg日本代表決定トーナメント~ 2016年4月24日
ヤン・ミン 2R 3:00 KO(右ストレート) RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS 2015年12月31日
チャールズ・ボンジョバーニ 2R 2:16 KO(左フック) K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~THE CHAMPIONSHIP~
【K-1 WORLD GP -55kgタイトルマッチ】
2015年11月21日
ハキム・ハメッシュ 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP IN JAPAN ~-70kg初代王座決定トーナメント 2015年7月4日
大雅 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~-55kg初代王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント決勝戦】
2015年4月19日
瀧谷渉太 1R 1:31 KO(パンチ連打) K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~-55kg初代王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント準決勝】
2015年4月19日
アレクサンダー・プリリップ 2R 1:48 KO(パンチ連打) K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~-55kg初代王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント1回戦】
2015年4月19日
大滝裕太 3R終了 判定3-0 Krush.51
【Krush -58kgタイトルマッチ】
2015年2月6日
大雅 3R 0:13 KO(右バックブロー) K-1 WORLD GP 2014 ~-65kg初代王座決定トーナメント~ 2014年11月3日
鈴木雄三 3R終了 判定3-0 Krush.44
【Krush -58kgタイトルマッチ】
2014年8月9日
神戸翔太 3R終了 判定3-0 Krush.39
【Krush -58kg級タイトルマッチ】
2014年3月8日
後藤勝也 1R 2:33 KO(右ストレート) Krush.35 2013年12月14日
イ・ソルビン 2R 2:11 KO(左ボディブロー) Krush.30 2013年8月11日
寺戸伸近 3R終了 判定3-0 Krush.28
【Krush -58kg級初代王座決定戦】
2013年5月12日
鈴木雄三 3R終了 判定3-0 Krush.27
【Krush -58kg級初代王座決定トーナメント準決勝】
2013年3月20日
八神剣太 1R 2:21 KO(右ストレート) Krush.26
【Krush -58kg級初代王座決定トーナメント1回戦】
2013年1月26日
榊克樹 1R 1:43 KO Krush.25 2012年12月14日
鈴木優也 2R 2:58 KO Krush-EX 2012 vol.5 2012年10月21日
結城将人 3R終了 判定3-0 Krush YOUTH GP 2012 開幕戦I 2012年9月9日
× 京谷祐希 1R 3:00 TKO(ドクターストップ) Krush.19 2012年6月8日
嶋田将典 1R 2:03 KO Krush.18 2012年5月3日
田中一輝 2R 2:54 KO Krush.17 2012年3月17日
稼頭徳 1R 2:58 KO Krush.15 2012年1月9日
増田勝海 3R終了 判定3-0 Krush-EX 2011 Final 2011年12月10日
鎌田裕史 2R 2:17 KO Krush.12 2011年9月24日

獲得タイトル[編集]

  • 全中国アマチュアキックボクシングトーナメント2007 バンタム級 優勝[1]
  • 西日本プロアマキックボクシングトーナメント2009 ライト級 優勝
  • 第114回、第115回、 第116回、第160回新空手道交流大会K-2トーナメント 軽量級(-60kg) 優勝
  • 第22回 全日本新空手道大会K-2グランプリ BUDO-RA賞
  • 初代Krush -58kg級王座[9](防衛3度)
  • 初代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王座
  • 初代K-1 WORLD GPフェザー級王座

出演[編集]

テレビ[編集]

  • TBS SASUKE RISING 第30回記念大会

ウェブテレビ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

前王者
王座新設
初代Krush -58kg王者

2013年5月12日 - 2015年8月5日

空位
次タイトル獲得者
小澤海斗
前王者
王座新設
初代K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者

2015年4月19日 - 2016年8月28日

空位
次タイトル獲得者
武居由樹
前王者
王座新設
初代K-1 WORLD GPフェザー級王者

2016年11月3日 - 現在

次王者
N/A