Mr.シャチホコ
Mr.シャチホコ | |
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本名 | 前田 晃克(まえだ てるよし) |
ニックネーム | もっと木山[1] |
生年月日 | 1993年3月19日(29歳) |
出身地 |
![]() (出生は名古屋市)[2]。 |
血液型 | O型 |
身長 | 179 cm[3] |
最終学歴 | 日本体育大学卒業 |
芸風 | ものまね |
事務所 | ・オフィスK・株式会社ボンド |
活動時期 | 2015年 - |
配偶者 | みはる(2018年 - ) |
受賞歴 | |
2021年 Mr.−1グランプリ 第4位(45点) |
Mr.シャチホコ(ミスターシャチホコ、1993年3月19日 - )は、日本のものまねタレント。所属事務所はオフィスKと株式会社ボンド。
愛知県あま市(旧・海部郡甚目寺町)出身。愛知県立中村高等学校、日本体育大学体育学部卒業。妻は同じくものまねタレントのみはる[3]。
来歴[編集]
デビューまで[編集]
本人曰く、小学生の頃から目立ちたがり屋で、この頃はB'z、サザンオールスターズのものまねでクラスのヒーロー的存在だった[4]。当時は学校の先生のものまねを始め、高校生になった時には歌マネもするようなり、Mr.Childrenの桜井和寿のものまねはその頃からやっていた[2]。当時は高校の体育の教員になるのを目指していたことから、2010年4月、日本体育大学に進学[5]。
入学直後はボクシング部に所属したが大学2年時に退部、時間に余裕が出来たためにYouTubeにMr.Childrenの桜井和寿とサザンオールスターズの桑田佳祐の「奇跡の地球」を一人二役で物真似する動画をアップした。すると動画再生回数が2万回を突破したことをきっかけに、ものまね番組からスカウトされてデビューした[5]。
スカウトされたのは大学3年生時で、ものまね番組の収録日程と教育実習期間が重なった。最終的に親に内緒でものまね番組出演の方を選び、教員免許取得を諦めた[4]。
2013年8月10日放送の日本テレビ系列『サタデーバリューフィーバー 熱唱!歌まね自慢』で桑田佳祐&Mr.Childrenの「奇跡の地球」を歌い、78.5%という得点を獲得し合格した[6]。
大学卒業後、本格的に芸人を目指すことを決意[5]。周囲の人間からは無謀な夢だと笑われていたという。そっくり館キサラのオーディションには3回目で合格[4]。
和田アキ子のマネでブレイク[編集]
元々はMr.Childrenの桜井の歌真似を得意としていたが[7]、2018年後半に和田アキ子のしゃべりものまね[8]でブレイクした。従来の和田のものまねは歌まねが多く、バラエティ番組でしゃべっているときのものまねは斬新なアプローチだった[9]。和田のしゃべりものまねの練習を始めた頃に、みはるの友達だったまちゃまちゃが経営する会員制の飲み屋で披露したところ、客にも好評で、和田に詳しいまちゃまちゃからも色々と情報を仕入れていき磨かれていった[7]。
2018年9月には『林先生が驚く初耳学!』(毎日放送、TBS系列)で和田本人との共演を果たしている[10]。この時はシャチホコのものまねなど認めないと激怒しているという登場の仕方だったが、結局これはドッキリで実際は和田から快く「公認」してもらえた[5]。ただ、それまで「酔った和田アキ子」は見たことが無く、そのことを和田に直接話したところ、和田から誘われて飲み会に参加。そこで「酔った和田」を見ることが叶っている[11]。
2020年4月に自身のYouTubeチャンネルを開設した後、同年7月6日に投稿した動画内にてチャンネル名を「Mr.シャチホコの世界」と改題。以降は趣味の「遊戯王」カードゲームのほか様々なゲーム実況や、声優ものまね、「歌ってみた」などのバラエティに富んだ動画をアップしている。
2022年4月10日の『アッコにおまかせ!』ではモノマネ対象にしている和田が新型コロナウイルスに感染して番組を欠席したことに伴い、代理司会として出演した。モノマネタレントがモノマネ対象にしている本家司会者の番組でモノマネで司会をする異例の展開となった。そして和田本人から「シャチホコくん、今日は、あなたが私です。いつもの私のように、おしとやかで上品に、そしてエレガントにお願いします」とメッセージが届き、宇内梨沙アナウンサーが代読した。このメッセージにシャチホコは「これはね、脅迫メールだと思います。震えています」と戦々恐々に答えていた[12][13]。
人物[編集]
芸名はMr.Children「Tomorrow never knows」の仮タイトル「金のシャチホコ」と[2]、自身が愛知県の出身ということで名古屋城の金の鯱から由来する[4]。
趣味はテレビゲーム、カードゲーム[4]。特に遊戯王OCGへの造詣は深く、コナミ主催の芸能人プレイヤーによるデュエルリンクス大会に出場している。また、YouTubeチャンネルは2020年4月の開設当初、「Mr.シャチホコの遊戯王におまかせ」というチャンネル名で、その名の通り遊戯王専門チャンネルであった。
かつらを取った素顔は20代の時点で頭髪の生え際がかなり後退気味というもので、妻のみはるには「すでに30歳は超えているように見える」と思われている[14]。2021年12月29日放送の「千鳥の鬼レンチャン」に出演した際は、かつらを被らず地毛の状態で木山裕策のモノマネを披露した。
身長179cm、体重85kg(2018年頃)、足のサイズは27cm。和田アキ子から靴をもらったこともある[注釈 1](ちなみに和田のサイズは26.5cmとされるが、シャチホコは「もらった靴はピッタリ合った」としている)[5][3]。
アドリブに強く、前述の通り和田アキ子が新型コロナウイルス陽性になった際は司会経験がなく自分の番組を持ったことすらないにも関わらず、長寿番組である「アッコにおまかせ!」の代役でMCを務め生放送を最後までやりきった[15]。
芸風[編集]
シャチホコは和田のしゃべりものまねを得意としているが、歌ものまねもものまねグランプリで披露したことがある。また、和田の他に以下のものまねレパートリーがある。
ものまねレパートリー[編集]
- ATSUSHI
- ASKA
- 伊集院光
- 稲葉浩志
- 池田秀一
- 上杉昇
- 江原正士
- 大橋卓弥
- 尾崎豊
- 小野正利
- 大塚明夫
- 大塚芳忠
- 桂歌丸
- 加山雄三
- 影山ヒロノブ
- 北川悠仁
- 木山裕策
- 桑田佳祐
- クリス・ハート
- グッチ裕三
- 草野マサムネ
- コウメ太夫
- コブクロ
- コロッケ
- 桜井和寿
- 沢田研二
- 斎藤志郎
- 清水翔太
- 鈴木雅之
- スティーヴン・タイラー
- 高橋克典
- 高橋茂雄
- 玉置浩二
- 田村正和
- 立木文彦
- 津川雅彦
- つんく♂︎
- デーブ・スペクター
- 所ジョージ
- 中島美嘉
- 秦基博
- 板東英二
- 浜田省吾
- バックストリート・ボーイズ
- ヒロミ
- 比嘉栄昇
- 平田広明
- 氷室京介
- 平井堅
- 福山雅治
- 藤原聡
- 布施明
- 藤井フミヤ
- 布袋寅泰
- 槇原敬之
- 松崎しげる
- 前田亘輝
- マイケル・ジャクソン
- 前川清
- 水木一郎
- 森友嵐士
- 矢沢永吉
- 山下達郎
- 八奈見乗児
- 米津玄師
- 和田アキ子
- 若本規夫
他多数
出演[編集]
- アッコにおまかせ!(2022年4月10日 、TBS)- 和田アキ子の代役MCとして出演
- オールスター後夜祭(2018年10月7日、2019年4月7日[16]、TBS)
- ものまねグランプリ(日本テレビ)- トーナメント'18準優勝。
- 千鳥の鬼レンチャン(フジテレビ) - 第2回(2021年2月12日)、第3回(2021年7月4日)、第4回(2021年12月29日)、レギュラー第1回 - (2022年5月1日)、レギュラー第9回 - (2022年9月25日)
脚注[編集]
- ^ ““もっと木山”ことMr.シャチホコ、本家・木山裕策とコラボ!”. TVerプラス (株式会社TVer). (2022年4月30日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ a b c “和田アキ子のモノマネで人気急上昇中! 「Mr.シャチホコ」が語る“私の履歴書”(1/3)”. デイリー新潮 (2018年11月30日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ a b c “和田アキ子のモノマネで人気急上昇中! 「Mr.シャチホコ」が語る“私の履歴書”(3/3)”. デイリー新潮 (2018年11月30日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ a b c d e 日経エンタテインメント! 2019年5月号 p.44「バラエティびとNEO」
- ^ a b c d e “和田アキ子のモノマネで人気急上昇中! 「Mr.シャチホコ」が語る“私の履歴書”(2/3)”. デイリー新潮 (2018年11月30日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ “サタデーバリューフィーバー 2013/08/10(土)13:30 の放送内容”. TVでた蔵 (2013年8月10日). 2023年1月14日閲覧。
- ^ a b “2019 新春「笑」芸人解体新書「共演は? Mr.シャチホコは和田アキ子を“しゃべり”で料理」(2/3)”. 日刊ゲンダイ (2019年1月10日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ 「あなたは何をされてる方なの?」「キャメラ」など。吉村明宏らが行うような誇張した声ではなく、和田の本来の声質に極力近づけているのが特徴である。
- ^ Mr.シャチホコの和田アキ子のモノマネはなぜ、笑えるのか
- ^ “2019 新春「笑」芸人解体新書「共演は? Mr.シャチホコは和田アキ子を“しゃべり”で料理」(3/3)”. 日刊ゲンダイ (2019年1月10日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ “Mr.シャチホコ、念願の“和田アキ子飲み会”に参加 酔ったアッコは「滅茶苦茶かわいかった」”. スポーツニッポン (2019年5月3日). 2019年5月3日閲覧。
- ^ 和田アキ子、コロナ陽性で「アッコにおまかせ」Mr.シャチホコが代役 アッコの激励に「これは脅迫メール…震えてます」2022年4月10日閲覧。
- ^ 『アッコにおまかせ!』コロナ休演・和田アキ子の代役はMrシャチホコエンタメRBB.2022年4月10日閲覧。
- ^ “Mr.シャチホコ アッコカツラ脱ぎ捨てスタジオ騒然 25歳とは…”. スポーツニッポン (2019年2月9日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ “【代役】アッコがコロナ陽性・・・Mr.シャチホコ出演の裏側”. TBS (2022年4月16日). 2022年5月6日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “有吉MC「オールスター後夜祭'19春」あかつ、コウメ、ジョイマン、ザコシ集結” (日本語). お笑いナタリー. 2019年4月10日閲覧。
注釈[編集]
- ^ 2018年にデビュー50周年を迎えた和田アキ子の「ワダフェス」の場内アナウンスを依頼され、当日のライブ終了後に彼女から靴をもらった。
外部リンク[編集]
- 株式会社オフィスKでのプロフィール
- 株式会社ボンドでのプロフィール
- Mr.シャチホコ (@Mrshachihoko) - Twitter
- Mr.シャチホコ (@mr_shachihoko) - Instagram
- Mr.シャチホコの世界 - YouTubeチャンネル
- Mr.シャチホコオフィシャルブログ「年の差夫婦もシャチホコにおまかせ!」