八戸市
はちのへし 八戸市 | |||
---|---|---|---|
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 東北地方 | ||
都道府県 | 青森県 | ||
市町村コード | 02203-9 | ||
法人番号 | 2000020022039 | ||
面積 |
305.56km2 | ||
総人口 |
213,919人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||
人口密度 | 700人/km2 | ||
隣接自治体 |
青森県 三戸郡:階上町、五戸町、南部町 上北郡:おいらせ町 岩手県 九戸郡:軽米町 | ||
市の木 | イチイ(オンコ) | ||
市の花 | 菊 | ||
市の鳥 市の歌 |
ウミネコ 新八戸市民の歌〜新しい風 | ||
八戸市役所 | |||
市長 | 熊谷雄一 | ||
所在地 |
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 | ||
外部リンク | 青森県八戸市 | ||
ウィキプロジェクト |
八戸市(はちのへし)は、青森県東南部に位置し、太平洋に面する特例市で、県下第2の都市である。
概要
八戸市は南部地方の中心都市であり、八戸都市圏は約33万人の人口を擁する。また商圏は隣接する岩手県北東部に及び、商圏人口は東北地方有数の約60万人を誇る。港町と工業都市の2つの性格を併せ持った街である。
伝統芸能であるえんぶり(朳)および八戸三社大祭、騎馬打毬は共に国の重要無形民俗文化財に指定されている。
2002年12月に東北新幹線が八戸駅まで延伸開業し、東京駅まで最短2時間56分で結ばれた。
『氷都八戸』八戸市はスケート、アイスホッケーが盛んで実業団体やジュニアチーム、女子チーム、素人アイスホッケーを含め加盟登録数は60チームにのぼる。
地理
歴史
古代
縄文時代の遺跡として是川遺跡や風張遺跡がある。風張遺跡からは縄文時代後期の米粒[1]が出土している。また、是川遺跡からは数々の工芸品が出土している。その後南部氏が治めるようになるまで蝦夷の土地であり、律令制の及ばない地であった。
中世
1191年(建久2年)、甲斐国の南部氏が北東北一帯を源頼朝から賜ったとされているが、南部氏が実際に北東北に移ってきたのは南北朝時代である。1334年(建武元年)、南部氏分家の南部師行が根城を築き、根城南部氏の祖となった。根城南部氏は1627年(寛永4年)、本家盛岡南部氏の命により遠野に居城を移した。1664年(寛文4年)、南部重直が世継ぎを決めずに亡くなったため南部藩は御家断絶となる。幕府は南部藩10万石を八戸2万石と盛岡8万石に分け、八戸藩を南部直房に与え八戸城が築かれた。これが八戸藩の始まりである。八戸藩の領地と現在の八戸市の領域にはかなり違いがあり、久慈市あたりまでが八戸藩であった。
八戸城は現在の三八城公園にあった。城下町には三日町、十三日町など市の立つ日を名前とした街が並んでおり、現在も市の中心地となっている。
近代
港町である八戸市は、港湾と共に発展してきた。八戸藩誕生のころ、八戸の港は鮫浦と呼ばれる漁港であった。また、新井田川河口は湊川口と呼ばれ、こちらも漁港および商港として重要な拠点であった。1915年(大正4年)、鮫浦港修築工事が開始され、1929年(昭和4年)に商港に指定されると鮫浦と湊川口を合わせて八戸港と呼ぶようになった。また、1924年(大正13年)の八戸大火により、中心街の町並みが大きく変貌を遂げた。
現代
また、八戸市には馬淵川と新井田川という二本の河川が流れているが、特に馬淵川は蛇行が激しく流量も多いため、水害の多い河川であった。特に河口部分で馬淵川が大きく曲がって新井田川と合流するような形で太平洋に注ぎ込んでいた。1937年(昭和12年)、馬淵川の改修工事(河口付近の直線化)が開始されたが難航し、戦争のために中断された。1949年(昭和24年)に工事が軌道に乗り、1961年(昭和36年)に完成した。これにより水害がなくなり、臨海地域を工業地帯として利用可能となった。
昭和36年に新産業都市に指定されると臨海部に火力発電所、製紙業、非鉄金属工業などの工場が相次いで進出し、工業港としての整備が本格化した。
2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震によって津波により港湾が壊滅。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制により三戸郡八戸町となる
- 1901年(明治34年)7月1日 - 三戸郡長者村を合併
- 1929年(昭和4年)5月1日 - 三戸郡八戸町・小中野町・湊町・鮫村が合併し、八戸市誕生。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 三戸郡下長苗代村を編入。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 三戸郡是川村を編入。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 三戸郡館村、上長苗代村、市川村を編入。
- 1955年(昭和30年)10月20日 - 三戸郡豊崎村を編入。
- 1958年(昭和33年)9月10日 - 三戸郡大館村を編入。
- 2005年(平成17年)3月31日 - 三戸郡南郷村を編入。
気候
太平洋側気候であるが、夏はやませの影響で冷涼であり、度々冷害が発生する。冬は北東北にありながら降雪量が少なく乾燥し、晴天が多いため日照時間も長い。
八戸市(1981年 - 2010年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 2.6 (36.7) |
6.2 (43.2) |
7.0 (44.6) |
13.7 (56.7) |
18.3 (64.9) |
20.6 (69.1) |
24.3 (75.7) |
26.5 (79.7) |
23.1 (73.6) |
17.9 (64.2) |
11.6 (52.9) |
5.5 (41.9) |
14.78 (58.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.2 (24.4) |
−4.0 (24.8) |
−1.3 (29.7) |
3.8 (38.8) |
8.7 (47.7) |
12.8 (55) |
17.1 (62.8) |
19.3 (66.7) |
15.2 (59.4) |
8.5 (47.3) |
2.6 (36.7) |
−1.6 (29.1) |
6.41 (43.53) |
降水量 mm (inch) | 42.8 (1.685) |
40.1 (1.579) |
52.0 (2.047) |
64.3 (2.531) |
89.3 (3.516) |
105.8 (4.165) |
136.1 (5.358) |
128.8 (5.071) |
167.6 (6.598) |
87.2 (3.433) |
62.0 (2.441) |
49.1 (1.933) |
1,025.1 (40.357) |
降雪量 cm (inch) | 77 (30.3) |
75 (29.5) |
47 (18.5) |
3 (1.2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
6 (2.4) |
40 (15.7) |
248 (97.6) |
% 湿度 | 70 | 70 | 67 | 65 | 71 | 81 | 83 | 82 | 79 | 73 | 70 | 70 | 73.4 |
平均月間日照時間 | 130.8 | 129.6 | 168.1 | 188.9 | 197.0 | 167.7 | 148.5 | 167.1 | 143.6 | 161.3 | 133.3 | 124.5 | 1,860.4 |
出典:気象庁 |
経済
産業
工業
- 三菱製紙八戸工場(同社の主力工場。国内有数の製紙工場である。)
- 八戸セメント八戸工場(かつては鉄道貨物によるセメント輸送も行っていた)
- 大平洋金属八戸本社(登記上の本店は東京)・製造所(同社の主力生産拠点)
- 高周波鋳造(日本高周波鋼業関連会社)
- MRCユニテック(三菱レイヨン子会社…元日東化学八戸工場)
- 日東石膏ボード(三菱レイヨン関連会社…元日東化学八戸工場)
- コープケミカル八戸工場(元日東化学八戸工場)
- 八戸製錬(三井金属鉱業子会社)
- 東京鐵鋼八戸工場
- 北日本造船
- 東北電力八戸火力発電所
- 合同酒精八戸工場(オエノンホールディングス子会社)
- 東北古河電工
- 多摩川精機八戸事業所
- シチズンエルシーテック(シチズングループ)
- アルバックマテリアル、アルバック東北、アルバックテクノ(アルバックグループ)
- エプソンアトミックス(セイコーエプソン子会社)
- 天馬八戸工場
漁業
- 八戸漁港
- 白浜漁港
- 深久保漁港
- 種差漁港
- 大久喜漁港
- 金浜漁港
鉱業
情報通信・ソフトウェア業
- つくばソフトウェアエンジニアリング青森事務所
- 八戸北インター工業団地
主な百貨店・商業施設
- さくら野百貨店八戸店
- 中合三春屋店
- ヴィアノヴァ
- チーノはちのへ
- ラピア(核店舗:長崎屋八戸店)
- ピアドゥ(核店舗:イトーヨーカドー八戸沼館店)
- 八食センター
- シンフォニープラザ沼館(核店舗:ケーズデンキ八戸店)
※:最近までイオングループのショッピングセンターが市内において計画されていたが、2005年の八戸市長選挙において、計画に中立を公約に掲げていた小林眞が建設反対派である前職市長を破って当選したものの、後に進出に容認しないことを表明したことにより、それ以降に新たなショッピングセンターの計画が不可能となっていたが、2010年に田向土地区画整理事業の一つとしてイオンリテールが、2012年夏を目標にイオン八戸田向店をオープンすることを発表した。
金融機関
- ※:「支店名」表記のあるものは市内に1店舗のみ置いている金融機関である。
- 八戸市の指定金融機関でもある。
- 同行が青森県内で営業を展開しているのは八戸市のみで、市内に2店舗を構える。
- 八戸市内に唯一本店を構える金融機関
- (ただし同店舗では現金などの直接取扱いやセブン銀行ATMの設置は行われていない)
- SMBCフレンド証券八戸支店
- マネックス証券八戸コンタクトセンター
- (ただし、同センターはコールセンター業務(電話取引など)のみの扱いであり、実店舗(窓口業務)は無い)
その他ATMのみ設置
かつて市内にあった金融機関
- 店舗設置当時、青森銀行八戸支店とは道路を隔てて向かい合わせの位置関係にあった。
マスメディア
- デーリー東北新聞社[2]
- 東奥日報八戸支社[3]
- 八戸テレビ放送(ケーブルテレビ局)
- Be FM(コミュニティ放送局、76.5MHz)
- NHK八戸支局(総合テレビ:9ch、教育テレビ:7ch、ラジオ第1:999kHz、ラジオ第2:1377kHz、FM:81.8MHz)
- 青森放送(RAB)八戸支社(テレビ:11ch、ラジオ:1485kHz)
- 土曜夕方(16:00~17:00)に独自編成を組んでおり、三八上北地方(八戸局&十和田局1485kHz)に向けたラジオ番組「ふれあい八戸土曜スタジオ」を八戸市から放送している。
- ※:IBC・TVI・mitは本来岩手県内のテレビ局であるが、岩手県北部の沿岸地方(久慈市)と内陸地方(二戸市)の双方に交通の便が良い八戸市に取材拠点としての支社を置いている。そのため、八戸支社は報道局の下部組織であって、営業局のそれではない(ただしmitに関しては青森県内にFNN系列のテレビ局がないこともあり、営業機能をも有している[5])。ただし、八戸周辺では越境電波でこれらの局の放送が視聴できる[6]。
補足
在青TVの八戸中継局はFM&アナログVHF(NHK青森・RAB・FM青森)とアナログUHF(ATV・ABA)とで別々の場所に置かれているのでVHF・UHFアンテナの向きが異なる(FM&アナログVHFアンテナは三戸郡南部町の天魔平へ、アナログUHFは三戸郡階上町の階上岳へ各々向けられ、市内中心部では最大90度、南郷区では最大180度の範囲で向きが異なる)。
なお地デジ中継局は在青全局がアナログUHF中継局のある階上岳に置いているので、階上岳を向いているアナログUHFアンテナで地デジ受信が可能。
また在盛TV&FMの二戸中継局が置かれている折爪岳からの電波も八戸市を含む青森県三八上北地方で直接受信可能[7]。八戸テレビ放送では青森県に無いフジテレビ系列局の岩手めんこいテレビをはじめとする在盛全局をデジタル・アナログ共に再送信している。
さらに八戸市内をはじめ岩手県境に近い三戸郡南部町・三戸町・田子町・八戸市南郷区南部、階上町南部&東部では、アンテナを折爪岳や久慈テレビ中継局方向にしか立てていない世帯や、在青局と在盛局視聴用の二組立てている世帯もある[8]。
インターネットサービス・プロバイダ
行政
- 市長 : 小林眞
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
1 | 近藤喜衛 | 1929年9月22日 | 1930年5月19日 |
2-4 | 神田重雄 | 1930年8月18日 | 1942年8月17日 |
5 | 山内亮 | 1942年10月1日 | 1946年5月17日 |
6-7 | 夏堀悌二郎 | 1946年7月20日 | 1951年4月4日 |
8 | 村井倉松 | 1951年4月25日 | 1953年10月23日 |
9-11 | 岩岡徳兵衛 | 1953年12月8日 | 1965年11月16日 |
12 | 中村拓道 | 1965年11月17日 | 1969年11月16日 |
13-17 | 秋山皐二郎 | 1969年11月16日 | 1989年11月16日 |
18-20 | 中里信男 | 1989年11月17日 | 2001年11月16日 |
21 | 中村寿文 | 2001年11月17日 | 2005年11月16日 |
22 | 小林眞 | 2005年11月17日 | 現職 |
市議会
- 定数 36人。なお、人口から求められる議員数は38人だが、条例により定数36人としている。
- 議長:吉田博司
会派名 | 計 |
---|---|
計 | 36 |
自由民主クラブ | 16 |
政風クラブ | 11 |
社民党・市民連合 | 3 |
公明党 | 2 |
日本共産党議員団 | 2 |
諸派 | 2 |
(欠員) | - |
庁舎・支所など
- 市庁本庁舎(本館・別館)
- ※:八戸市の場合、公式には「八戸市役所」ではなく「八戸市庁」と呼称する。
- ただし、読みが「八戸市長」と同じであるため混同されることも多いことから、「八戸市役所」と呼称することもある。
- 南郷区役所(旧南郷村役場)
- 市民サービスセンター(市川・大館・是川・下長・館・豊崎・八戸駅・南浜・白銀・島守)(白銀と八戸駅以外の地区は2012年3月31日までは「○○支所」の名称を用いていた。)
- 八戸駅市民センターは2010年3月までは上長支所という名称だった。
環境への取組み
- 第6回持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテストに参加。
姉妹都市・提携など
海外
- アメリカ合衆国ワシントン州フェデラルウェイ市
- アメリカ合衆国ワシントン州タコマ港
- 1995年 八戸港とタコマ港の間で「経済貿易協定」締結(姉妹港となる)
- フィリピンマニラ港
- 2000年 八戸港とマニラ港が姉妹港となる
人口
八戸市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
地域
教育
大学・短期大学
- 私立(五十音順)
高等専門学校
- 国立・独立行政法人
高等学校
- 私立(五十音順)
中学校
- 市立(五十音順)
- 八戸市・階上町学校組合立
- 私立
小学校
- 市立(五十音順)
- 八戸市・階上町学校組合立
特別支援学校
- 県立(五十音順)
学校教育以外の施設
図書館
職業訓練施設
所管警察署
郵便
集配拠点
郵便局
|
|
健康
主な公共医療機関
交通
鉄道
- なお、市の中心部への最寄り駅は本八戸駅となる。
かつて存在した鉄道
- 南部鉄道:尻内駅(現:八戸駅) - 張田駅 - 正法寺駅 - 七崎駅 - 豊崎駅
路線バス
- 2009年3月に青森県八戸市が策定した「八戸市地域公共交通総合連携計画」により、同市内を運行する八戸市交通部(八戸市営バス)、南部バス、十和田観光電鉄(十鉄バス)共通の系統番号表示がなされた。2009年に詳細が決定し、地図「バスマップはちのへ」が発行された。さらに、2010年4月1日のダイヤ改正時よりバスの方向幕への表示が開始された。
旧・南郷村エリア
- 南部バス(八戸 - 南郷 - 軽米)
- 南郷コミュニティ交通
高速バス
- 十和田観光電鉄・国際興業バス
- 南部バス・十和田観光電鉄・ジェイアールバス東北・宮城交通
- 南部バス・岩手県北バス
- 南部バス
- 軽米高速線(八戸駅 - 軽米)
関連施設
道路
高速道路
高速自動車国道
高規格幹線道路(一般国道自動車専用道路)
高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路
- 一般国道45号百石道路 : 八戸北IC
一般国道
県道
主要地方道
一般県道
市道
市道路線名については青森県から発表された「鳥獣保護区の指定」や「休猟区の指定」で公式発表された路線名を記述しています。 |
旧八戸市域
- 八戸市道白銀沼館環状線
- 八戸市道上組町湊線
- 八戸市道沼館三日町線
- 八戸市道大久喜港線
- 八戸市道厳島線
- 八戸市道南海岸五号線
- 八戸市道沢金浜線
- 八戸市道西金浜二号線
- 八戸市道大久喜線
- 八戸市道階上道線
- 八戸市道二号白浜道線
- 八戸市道白銀金吹沢道線
- 八戸市道白銀鮫線
旧南郷村域
- 八戸市道島守根子久保線
- 八戸市道十文字沢代線
- 八戸市道沢代西山線
- 八戸市道境ノ沢刈又線
- 八戸市道相畑古里線
- 八戸市道不習長代線
- 八戸市道不習楜桃沢線
- 八戸市道崎ノ木沢水吉線
- 八戸市道不習山田線
- 八戸市道島守根子久保線
- ほか
港湾
空港
定期航空路線を持つ空港はない。最も近い空港は三沢市の三沢空港である。
かつては海上自衛隊八戸航空基地に民間航空路線が就航し「八戸空港」を称していた時期がある。
名所・旧跡・観光
- 縄文遺跡。出土品等は八戸市縄文学習館で展示している。出土品は国の重要文化財に指定[3]
- 八戸市縄文学習館(是川考古館)〔是川〕[4]
- 長七谷地貝塚 〔市川町字長七谷地吹上〕国の史跡。縄文時代早期の貝塚および集落遺跡。[5]
- 丹後平古墳群〔根城字丹後平〕100基前後と推定。国の史跡。[6]
- 蕪島〔鮫町字鮫〕
- 日本の音風景100選・ウミネコ繁殖地。国の天然記念物[7]
- 国の名勝
- 舘鼻公園
- 展望台のグレットタワーがある
- 大須賀海岸
- 鳴り砂の海岸
- 八戸市博物館 〔根城字東構〕登録博物館
- 八戸市美術館〔番町〕登録博物館[8]
- 八戸ポータルミュージアム(はっち)〔三日町〕
- 八戸市立民俗史料収蔵庫(漁労用具関係)〔鮫町字大作平〕
- 根城(ねじょう)国の史跡[9]
- 前述の八戸市博物館と隣接。「史跡 根城の広場」として公開している。
- 本殿ほか:国の重要文化財[11]
- 工芸品:国宝(赤糸威鎧兜、白糸威褄取鎧兜)、重要文化財(紫糸威肩白浅黄鎧兜、唐櫃入白糸威肩赤胴丸兜、兜浅黄威肩赤大袖二枚付)
- 清水寺(是川字中居)観音堂は国の重要文化財 観音堂
- 南宗寺 〔長者〕山門(県重宝)
- 新羅神社 〔長者〕本殿、拝殿(県重宝)
- 旧八戸小学講堂 〔八幡町八幡丁、櫛引八幡宮〕県重宝[18]。明治14年竣工の木造擬洋風建築。
- 旧河内屋橋本合名会社〔八日町〕登録有形文化財[19]。大正13年竣工。ゼセッション風木造近代建築。
- 更上閣主屋〔本徒土町〕登録有形文化財[20]。泉山家邸宅、近代和風建築、明治30年大正8年増築。
- 旧旭商会〔小中野〕登録有形文化財[21]。大正6年ころ、ルネッサンス風。
- 八戸市水産科学館マリエント 〔鮫町字下松苗場〕
- 八食センター
- みろく横丁(屋台村)
- 道の駅なんごう
- 南郷サマージャズフェスティバル(7月下旬)
- 八戸のえんぶり(重要無形民俗文化財)(2月中旬)
- 八戸七夕祭り(7月中旬)中心街とむつ湊の2か所で開催
- 八戸三社大祭の山車行事(重要無形民俗文化財)(7月末 - 8月上旬)
- 南部道楽フェスティバル(9月最終週の週末)
- 騎馬打毬(重要無形民俗文化財)
- 八戸市南郷歴史民俗資料館〔南郷区大字島守字小山田〕
- カヤの木 〔南郷区島守字門前、高松寺〕県天然記念物[22]、推定樹齢約500年。
- 帆風美術館
スケート・アイスホッケー
「氷都八戸」の歴史は1947年(昭和22年)の第1回冬季国体から始まったとされている。以来、冬季国体は2009年のみちのく国体まで過去11回八戸で行われた。また、アイスホッケーは1932年(昭和7年)の第3回全日本アイスホッケー選手権大会(長根リンク)から始まり過去4回八戸で開催。60年ぶりの八戸開催となった2007年(平成19年)の第74回全日本アイスホッケー選手権大会は(八戸新井田インドアリンク)(三沢市アイスアリーナ)など各地で行われた。1948年(昭和23年)の第16回全日本アイスホッケー選手権大会(盛岡)では八戸ホワイトベアが優勝の美を飾った。アジアリーグアイスホッケーのHC日光アイスバックス、廃部になったSEIBUプリンスラビッツなどにはゆかりの選手も多い。 八戸付近には5か所のリンク場があり市民の憩いの場所になっている。
- (主なスケートリンク場)
- 長根スケートリンク、南部山アイスアリーナ、新井田インドアリンク、東アイスアリーナ(休業中)、ふくちアイスアリーナ、三沢アイスアリーナ
- (主なジュニアホッケーチーム)
- 八戸ホワイトベアJr、八戸北Jr、八戸南Jr、八戸東Jr、八戸パイレーツJr、ふくちJr、三沢Jr
- (主なホッケー実業団)
- 八戸ブルースターズ(旧八戸市庁)、八戸信用金庫、YSアイスホッケー(吉田産業)、小中野フェニックス
地元チーム
出身有名人
- 市川笑也 (歌舞伎役者)
- 伊調馨 (アマチュアレスリング選手)
- 伊調千春 (アマチュアレスリング選手)
- 上野由加里 (青森放送アナウンサー)
- 内田俊宏 (エコノミスト)
- 梅内美華子 (歌人)
- 大久保石松(競馬騎手・調教師)
- 大久保房松(競馬騎手・調教師)
- 大谷能生 (音楽家、批評家)
- 加賀ひとみ (アルト歌手)
- 勝生真沙子 (声優)
- 桂小文治 (落語家)
- 北向敏幸 (NHKアナウンサー)
- 北山陽一 (ゴスペラーズのメンバー)
- 木村千草 (歌手)
- 工藤洋子 (AV女優、風俗嬢)
- 小渡恵利子 (ソプラノ歌手)
- 近藤陽子(女子アイスホッケー選手)
- 斉藤光政(ジャーナリスト)
- 坂本襟(アマチュアレスリング選手)
- 坂本日登美 (アマチュアレスリング選手)
- 坂本真喜子 (アマチュアレスリング選手)
- 佐々木信綱 (作曲家)
- 佐藤慎悟 (クラシックピアニスト)
- 鈴木和徳 (パーカッショニスト)
- タカチャ (シンガーソングライター)
- 高橋みのる(現代玩具作家)
- 田中義剛 (タレント)
- 千葉紗子(声優)
- 富岡喜平 (自転車競技選手)
- 中村亜美(女子アイスホッケー選手)
- 名久井十九三(彫刻家)
- 馬場葉子 (ジャズピアニスト、エッセイスト)
- 花沢健吾 (漫画家)
- 羽仁もと子 (ジャーナリスト)
- 林満理子 (ソプラノ歌手)
- 福山出 (テノール歌手)
- 藤川優里 (政治家)
- 船田真妃 (歌手・読者モデル)Love to Loveのメンバー
- フルカワミキ (元SUPERCARのメンバー、シンガーソングライター)
- FORT WAYNE
- 松本コンチータ (AV女優)
- 三浦哲郎 (作家)
- 三杉磯拓也 (元力士、現年寄峰崎)
- 室井佑月 (作家)
- 山脇直司 (哲学者、東京大学教授、八戸大使)
- 百香 (ローカルタレント)
- 羅川真里茂 (漫画家)
- 類家心平 (ジャズトランペッター)
- 鈴奈 (シンガー、ダンサー)
- ユアナ(蜉蝣)
関連項目
- 糠部郡:「〜戸」の由来は諸説あるが、牧場にふられた番号だったとも、軍の駐屯地の番号だったともいわれる。
脚注
- ^ 炭素14年代でおよそ3000年前、竪穴住居の土間(床面)から炭化米粒7粒が見いだされた。八戸教育委員会が発掘調査、北海道大学の吉崎昌一のグループが明らかにした。縄文後期に属することが確実であれば、日本最古の米である。佐原真「米と日本文化」金関恕・春成秀爾編『佐原真の仕事6 考古学と現代』岩波書店 2005年
- ^ 岩手県北部(二戸・久慈地区)も取材・購読対象地域としており、地域ニュース面には「岩手県北」欄も不定期で掲載。
- ^ 青森県全域を取材・購読対象地域としており、八戸地区の地域ニュースは「上十三(かみとおさん)・下北」という題名で掲載。さらにラテ欄も在盛局は最終面に岩手めんこいテレビをフルサイズで、第二TV&ラジオ面には他の在盛民放TV局をハーフサイズで、在盛ラジオ局も在青局と同一サイズで各々掲載。加えて津軽・下北地方は在札局の越境視聴者も多いことから、在札局はテレビ北海道が最終面にフルサイズで、他の在札局は第二TV&ラジオ面にハーフサイズで、在札ラジオ局も在青局と同一サイズで各々掲載。
- ^ 地域ニュースの岩手県北(二戸地域)面は日によって「県北・八戸」という題名になる場合があり、岩手県を取材・購読対象地域とする地方紙でありながら八戸地区の話題も掲載。なお第二TV&ラジオ面は在青TVおよび在仙TVのみをハーフサイズで掲載し、ラジオは(在青局を含めた岩手県外局は非掲載で)在盛局のみ掲載。
- ^ そのためかmitは八戸地区の企業・商店・イベントCMを流す割合が在盛他局より多く、八戸地区へのアピール性が在盛他局より強い。
- ^ 特にIBCテレビの自社制作生ワイド番組「じゃじゃじゃFriday」や「じゃじゃじゃTV」では八戸市をはじめとする青森県三八上北地方在住視聴者からのハガキ・FAX・メールがよく紹介されており、かつエンドロールのプレゼント当選者発表字幕にも(八戸市をはじめとする)青森県三八上北地方の市町村名がよく登場する。加えてIBCラジオ684kHzの電波は八戸地区(三八上北地方)でも微弱ながら矢巾親局や久慈局経由で聴取可能であるため、IBCラジオ自社制作生ワイド番組では八戸市をはじめとする青森県三八上北地方在住リスナーからのハガキ・FAX・メールが紹介されることがある。
- ^ このためデーリー東北TV面には岩手めんこいテレビがフルサイズで(アナログチャンネル番号は折爪岳の「29」)、その他在盛局はハーフサイズで掲載されている(ラジオ欄でも在盛局=岩手県の局が在青局=地元青森の局と同サイズで掲載)。
- ^ 青森県三八上北地方で在青局と在盛局の地デジが両方視聴出来るよう初期設定が行われた場合、TVI・mit以外の在盛他局には3桁番号に枝番が付加される(組み合わせ:RAB「011」・NHK盛岡総合「011-1」、NHK青森教育「021」・NHK盛岡教育「021-1」、NHK青森総合「031」、TVI「041」、ABA「051」・IAT「051-1」、ATV「061」・IBC「061-1」、mit「081」)。さらに折爪岳のmit物理チャンネルは(在青局および在盛局アナログチャンネルとの混信防止のため)在盛局で唯一「ハイチャンネル"50"」が割り当てられている。
- ^ 郵便局会社 開局情報:2010年5月31日付け発表
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