レッドブル・レーシング
エントリー名 |
アストンマーティン・レッドブル・レーシング Aston Martin Red Bull Racing |
---|---|
チーム国籍 | オーストリア |
チーム本拠地 |
イギリス ( イングランド)バッキンガムシャー州ミルトン・キーンズ |
チーム代表者 |
ヘルムート・マルコ(レッドブルGmbHアドバイザー) クリスチャン・ホーナー(チーム代表) ディートリヒ・マテシッツ(創業者) |
テクニカルディレクター |
エイドリアン・ニューウェイ(チーフテクニカルオフィサー) ピエール・ヴァッヘ[1] 田辺豊治(ホンダF1) |
ドライバー | {{{2024ドライバー}}} |
テストドライバー | {{{2024テストドライバー}}} |
シャーシ | {{{2024シャーシ}}} |
エンジン | {{{2024エンジン}}} |
タイヤ | {{{2024タイヤ}}} |
F1世界選手権におけるチーム履歴 | |
参戦年度 | 2005- |
出走回数 | 304(303スタート) |
コンストラクターズ タイトル | 4 (2010, 2011, 2012, 2013) |
ドライバーズ タイトル | 4 (2010, 2011, 2012, 2013) |
優勝回数 | 64 |
通算獲得ポイント | 5,043.5 |
表彰台(3位以内)回数 | 183 |
ポールポジション | 63 |
ファステストラップ | 68 |
F1デビュー戦 | 2005年オーストラリアGP |
初勝利 | 2009年中国GP |
2020年順位 | 2位 (319ポイント) |
(記録は2020年最終戦アブダビGP終了時) |
レッドブル・レーシング・リミテッド(Red Bull Racing Limited)は、2005年からF1に参戦しているレーシングコンストラクター。母体はオーストリアの飲料メーカー「レッドブルGmbH」。本拠地はイギリス ミルトン・キーンズ。チーム代表はクリスチャン・ホーナーが務める。
概要
オーストリア資本の飲料メーカー レッドブルGmbHは、1995年から2004年までザウバーの、2002年はアロウズのスポンサーとしてF1との関わりを深めていた。特にメインスポンサーであったザウバーでは1995年から2001年までチームエントリー名はレッドブル・ザウバー・ペトロナスであった。
元ワールドチャンピオンのジャッキー・スチュワートが率いて1997年からF1に参戦していたスチュワートからの歴史を持つジャガー・レーシングは、2004年11月15日にフォードグループの再編によりF1から撤退することを宣言した。フォードはチームをレッドブルに売却し(金額は1ドルと言われた)、チーム代表に当時31歳の若さでクリスチャン・ホーナーを起用してレッドブル・レーシングが設立された。
プライベートチームながら、限られたF1のエントリー枠を、兄弟チームであるスクーデリア・トロ・ロッソとともに2つも占有するなど、F1界の新興勢力として新進著しい存在となっている。親会社であるレッドブルの豊富な資金力を背景に、トップドライバーや有力デザイナーを獲得して短期間でチームの戦力を上げつつ、多数ある下部組織(F3などのジュニアチーム)から若手の育成ドライバーを参戦させるチーム方針を執っている。そのため、自動車メーカーが闊歩するモータースポーツ界でも異色の存在となっている。
2009年にトロ・ロッソからセバスチャン・ベッテルの加入と同年のレギュレーション変更に合わせたマシン開発の成功(詳細はレッドブル・RB5)をきっかけにチームは常に優勝を争うレベルまで向上する。エイドリアン・ニューウェイが手掛ける斬新な空力設計、ルノーエンジンとの強固なパートナーシップなどを武器に、2010年から2013年にかけてドライバーズ・コンストラクターズ両部門4連覇を達成した。2019年からはホンダ製パワーユニットを搭載する。
歴史
2005年 - 2009年
F1参戦初年度となる2005年は、旧ジャガーから引き続きコスワースエンジンを搭載、シャシも旧ジャガーで「R6」として開発されたものを「RB1」と名称を変えて使用した。
ドライバーは、2004年までマクラーレンに在籍していたデビッド・クルサードをエース待遇で獲得。セカンドドライバーには、旧ジャガーから残留のクリスチャン・クリエンと共に、レッドブル社のスポンサードのもと2004年国際F3000チャンピオンを獲得したヴィタントニオ・リウッツィとも契約。第3戦のバーレーンGPまではクリエンが出走し、リウッツィはサードドライバーとして金曜日のフリー走行に参加、第4戦サンマリノGPから4戦はリウッツィが出走し、クリエンがサードドライバーとしてフリー走行に参加し、その後も交互に参戦レースを決めることとしていた。しかし2005年レギュレーションでは、前戦に出走していないドライバーは予選セッションの走行順が1番目となることから不利になるとして、第8戦以降は開幕時と同様にクリエンをレースに出走させ、リウッツィはサードドライバーの役目を務めた。ただし、マーケティング上の理由からカナダ・アメリカの両GPではサードドライバーに、同じくレッドブルのスポンサードを受けているアメリカ人のスコット・スピードを起用した。
2004年シーズンオフ、レッドブルは買収に関する話題はともかく、マシン性能面においてはほとんど注目されていなかったが、開幕からクルサードは3戦連続、クリエンは2戦連続でポイントを獲得。その後もクルサードを中心にシーズンを通してコンスタントにポイント獲得を続け、最終的にB・A・Rの38ポイントに迫る34ポイントを獲得し、コンストラクターズランキング7位となった。
2006年からはフェラーリと2年間のエンジン供給契約を結んだ。ドライバーは前年からのクルサード、クリエンに加え、ロバート・ドーンボスを起用しサードドライバーに据えた。また、マクラーレンより移籍したエイドリアン・ニューウェイがチーフテクニカルオフィサーに就いた。シャシーはフェラーリV8エンジンに対応して製作された「RB2」を投入。
第7戦モナコGPにおいてクルサードが3位に入り、チーム初の表彰台を獲得した。第16戦から残り3戦はセカンドドライバーをクリエンからドーンボスに代えた(クリエンはレッドブル陣営から離脱し、2007年からホンダF1のテストドライバーとなった)。それと同時に、レッドブルの育成ドライバーとして、テストドライバーを務めながらGP2に参戦していたミハエル・アメルミューラーがドーンボスに代わってサードドライバーに昇格した。
2007年はフェラーリとのエンジン供給の契約が継続していたが、これをジュニアチームであるトロ・ロッソヘ移譲。レッドブルはルノーのエンジンを搭載した。マシンは「RB3」。この年からワンメイクとなったブリヂストンタイヤを使用。レギュラードライバーはクルサードに加え、新たにマーク・ウェバーを起用。リザーブドライバーには、テストドライバーのアマミューラー、ドーンボス、セバスチャン・ブエミを、各レース毎に変則起用した。
今季途中から導入したクイックシフトタイプのトランスミッションなどの信頼性不足もあって、決勝ではトラブルに泣かされ、予選で見せた速さを結果につなげられないという状態が続いていた。しかし、第10戦ヨーロッパGPでは、豪雨で赤旗中断などの混乱の中で見事に走り切り、ウェバーがレッドブルで初めての表彰台3位(チームとしては2度目)、クルサードも5位に入賞した。
ドライバーは引き続きクルサードとウェバーが務め、テストドライバー兼リザーブドライバーにブエミを起用。マシンは「RB4」。カナダGPでは、クルサードが2008年シーズン唯一となる表彰台(3位)を獲得したが、シーズンを通しては弟チームのトロ・ロッソに遅れを取り、この年はコンストラクターズランキングでトロ・ロッソに敗れたばかりか初優勝もトロ・ロッソに先を越されてしまった。
クルサードはこの年をもって現役を引退することを7月3日にシルバーストンで発表した。最終戦となる第18戦ブラジルGPでは、脊髄損傷を受けた人々をサポートするチャリティー団体「Wings for Life」の特別カラーリングを纏ったマシンをドライブした。その後、2009年以降もアドバイザーとしてチームに残留することが発表された。
2008年イタリアGPで史上最年少で初優勝を遂げたセバスチャン・ベッテルがトロ・ロッソから移籍。ウェバーは残留。リザーブドライバーにはブレンドン・ハートレイを起用する予定だったが、スーパーライセンスが発給されなかったため、第2戦までは2008年いっぱいで引退したクルサードが登録される。
マシンは「RB5」。少々タイヤに厳しいマシンとの評価があるが、スタートから終盤まで安定した速さをもっているのが特徴であった。この年はワークス勢がKERS開発に注力する中、敢えて空力開発を優先させた決断が幸いする結果になる。
第3戦中国GPにおいてウェットコンディションの中、ベッテルがポール・トゥ・ウィンで自身2勝目、チームに初優勝をもたらした[2]。また、ニュルブルクリンクで開催されたドイツGPではマーク・ウェバーが自身にとって初優勝を獲得した。
第15戦日本GPにおいて、セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィン。マーク・ウェバーはピットスタートで最下位に終わったが、ファステストラップを記録するなど、最終的にベッテル4勝、ウェバー2勝と、ブラウンGPに次ぐコンストラクターズランキング2位と好成績を収めた。
2010年 - 2014年
マシンは「RB6」。RB6に採り入れられた「ブロウンディフューザー」(吹き付けディフューザー)は、マクラーレンのMP4-25が搭載したFダクトとともに2010年のトレンドとなった。
第7戦トルコGPにおいて、チームメイト同士のクラッシュを演じた(ベッテルはリタイア、ウェバーは3位)。この件を巡るチームの対応をきっかけにドライバー間の緊張状態が目立つようになり[3]、それが表れたのが第10戦イギリスGPである。このGPに合わせ、チームは新型のフロントウイングを2つ用意していたが、そのうちの1つをベッテルが金曜日のフリー走行時に破損させ、決勝でチームは残り1つの新型ウイングをウェバー車から外しベッテル車に装着する。しかし、結果はポールのベッテルをスタート後の1コーナーでパスしたウェバーが優勝。レース後のウィニングランで「ナンバー2ドライバーにとっては悪くない結果だね」と無線で皮肉った。
マレーシアGP、モナコGP、日本GP、ブラジルGPの計4回のワンツーフィニッシュを達成。また第18戦ブラジルGPにおいて、チーム初となるコンストラクターズタイトル獲得を決めた。続く最終戦アブダビGPにてセバスチャン・ベッテルがポールトゥウィンを達成。チャンピオン争いで前戦まで首位に立っていたフェルナンド・アロンソが7位入賞に終わった為、最終戦でポイントランキングを逆転する形となり、同時にベッテルがドライバーズチャンピオンに輝き、ダブルタイトルを獲得した。
ドライバーは変わらずウェバーとベッテル。マシンはRB7を使用する。
シーズン開幕前には、エンジン供給元のルノーと連合を組む日産自動車の高級車ブランド・インフィニティとマーケティング契約を交わしたことを発表した。当初噂されていた「エンジン名のバッジネーム」契約ではなかったものの、マシンやドライバーのレーシングスーツ等に「Infiniti」のロゴが掲出される[4]。将来的にはレッドブル・テクノロジーとインフィニティの研究開発部門との間での技術供与等に発展する可能性も示唆した[5]。
シーズンだが、前半戦はベッテルがオーストラリアGPとマレーシアGPをポール・トゥ・ウィンで連勝し勢いに乗り、ウェバーも勝ち星はなかったものの安定して2桁ポイントを獲得したため、両タイトルはレッドブルが独走する形となった。折り返しとなる第10戦ドイツGP以降はライバル勢が戦闘力を増して追撃を開始するが、ライバルの一つフェラーリは前半戦の段階でタイトル争いから脱落。もう一つのライバルマクラーレンは同チーム所属のジェンソン・バトンが最後までベッテルを追撃する形となった。タイトル争い自体は、前半戦で独走態勢を築いたベッテルが安定して勝利を重ね日本GPで史上最年少2年連続ワールドチャンピオンを獲得。韓国GPでチームの2年連続コンストラクターズチャンピオンが決定した。ウェバーも最終戦ブラジルGPで念願の優勝を果たし、ドライバーズランキング3位を獲得した。
この年は優勝12回(ベッテル11回、ウェバー1回)、表彰台18回(ベッテル17回、ウェバー10回)と前年を大きく上回る好成績を残した。
この年もドライバーはベッテルとウェバーで、マシンは段差ノーズが特徴のRB8を使用する。この年からエンジン排気の空力的利用(ブロウンディフューザー)が規制され、この分野をリードしていたレッドブルは不利になった。
シーズンの半分となる第10戦までの成績だが、ベッテルは1勝を含めた表彰台3回ながらも着実にポイントを獲得しており、ノーポイントは2戦のみと大きく後れを取ったわけではなかったが、ポイントリーダーには一時的には立つものの、それを維持できなかった。一方で、ウェバーは開幕戦オーストラリアGPから4戦連続4位入賞を果たすなど、調子の上がらないベッテルを尻目に安定した走りを見せ、第6戦モナコGPではポールスタートからロズベルグやアロンソらの追撃を振り切り、シーズン初勝利かつモナコ2勝目を達成した。また、モナコで2勝以上達成した初のオーストラリア人ドライバーとなった。イギリスGPではトップのアロンソを残り5周で抜きシーズン2勝目を挙げたが、これがウェバーのF1での最終勝利となる。そのため、サマーブレイク直前の第11戦の段階では、コンストラクターズ争いでは優勢であったが、ドライバーズタイトル争いではフェルナンド・アロンソが暫定のポイントリーダーであり、それをウェバーと共に追うという展開となった。だが、後半戦は第14戦シンガポールGPから投入したアップグレードの成功も手伝い、一気に復調。ウェバーもさらに調子を上げるが、ベッテルはそこから前年のような速さが復活し猛追。アロンソが巻き込まれ事故などの第3者が原因で失速した間、ベッテルが差を詰める形となり、最終的にベッテルがアロンソとのタイトル争いに競り勝ち、ベッテルの3連覇という形で決着がついた。また、コンストラクターズも第19戦でチームの3年連続コンストラクターズチャンピオンが決定した。
最終的に優勝7回(ベッテル5回、ウェバー2回)と前年より成績は落としたものの、安定した入賞が効いてタイトルを死守することとなった。
ドライバーはこの年もウェバーとベッテルで、マシンは段差ノーズを隠す短いバニティパネルが装着されたRB9を使用する。
ベッテルは第11戦ベルギーGPから最終戦ブラジルGPまでのグランプリ9連勝という記録を打ち立てた。第9戦ドイツGPでは悲願の母国初制覇を果たした。 第2戦マレーシアGPでは終盤に差し掛かりピット戦略でベッテルをかわし首位を走行。レッドブルの2台に争わないようチームオーダーが出るが、従ったウェバーに対し無視したベッテルが暖まらないタイヤで走るウェバーに勝負を仕掛け、ウェバーは優勝をさらわれる。
ウェバーはイギリスGP前に今シーズン限りの引退・及び来年からポルシェからWECに参戦する事を発表。その後は度々表彰台に上るも勝利には至らず、終盤9連勝を達成したベッテルの影に隠れる形でF1のキャリアを終えた。ラストレースとなった最終戦ブラジルGPではレース後のインラップでヘルメットを外して走行し、観衆の声援に応えた。
ドライバーはベッテルとトロ・ロッソから昇格したダニエル・リカルドで、マシンはレギュレーションの大幅改訂で26年ぶりのターボ復活となるV6シングルターボ付きパワーユニットが搭載されたRB10を使用する。
しかし、ルノー製パワーユニットの戦闘力および信頼性の低さが露呈したことで前年までの勢いは一気に失われ、対照的に戦闘力を向上させたメルセデスの後塵を拝することとなった。ベッテルにおいては終盤にはエンジン交換ペナルティを受けるなど、レッドブル加入以来初の未勝利に終わった。一方のリカルドは母国での開幕戦オーストラリアGPで2位を獲得しながら失格となる屈辱も味わいながらも、カナダGPで初優勝。その後さらに2勝をあげる活躍をみせ、この年のメルセデス以外のドライバーで唯一勝利をあげた。最終的にリカルドはランキング3位、ベッテルはランキング5位となった。コンストラクターズランキングは2位を確保したものの、メルセデスには大きく差をつけられた。
この年限りでベッテルはレッドブルを離脱、フェラーリへ移籍した。
2015年 - 2019年
ドライバーはリカルドとトロ・ロッソから昇格したダニール・クビアトで、マシンはRB11を使用する。
前年以上にルノー製パワーユニットのパフォーマンス不足と信頼性の低さに悩まされる。前年にメルセデス以外のドライバーで唯一勝利をあげたリカルドでさえ優勝はおろか表彰台にも立てないレースが続き、早くも第8戦オーストリアGP(レッドブルのホームグランプリ)でリカルドとクビアトの両者ともこの年の規定を超える5基目のエンジンに交換したため、グリッド降格ペナルティを受けた[6]。ハンガリーGPで2人揃って表彰台に上るレースもあったが、このほかの表彰台はシンガポールGPのリカルドの2位表彰台のみに留まり、最終的に未勝利でコンストラクターズ4位でシーズンを終えた。
パワーユニットに改善の兆しは見られなかったことからルノーとの関係も悪化の一途を辿り[7][8]、ルノーとの供給契約をこの年一杯で打ち切ることを決断[9]したが、メルセデスからは供給を拒否された上にフェラーリからは前年型しか供給しないと通告されたため[10]、兄弟チームのトロ・ロッソとともに一時はF1からの撤退も検討するまでに至り[11]、結局ルノー製パワーユニットに「タグ・ホイヤー」のバッジネームを付けてイルモアが同PUを改良する形で2016年シーズンを戦うことが決定した[12]。なおトロ・ロッソは2015年型のフェラーリPUを搭載する。この件についてはバーニー・エクレストンの介入があったとされ、自社ブランドでのパワーユニット供給を行わないという条件でルノー側が引き受けたことによる苦肉の策であった[13]。そのまたこの年限りでインフィニティが翌年から活動を再開するルノーワークスチームへ移籍する形でタイトルスポンサー契約を終えた。
ドライバーはリカルドとクビアトが残留。マシンは「タグ・ホイヤー」ブランドのルノー製PUを搭載したRB12を使用する。インフィニティに代わってアストンマーティンとパートナー契約を結び、高性能スポーツカー「アストンマーティン・ヴァルキリー」を共同開発することになる。
マシン性能は前年と比較すると向上し、予選ではフェラーリをしばしば上回り第3戦中国GPではクビアトが3位表彰台を獲得した。しかしクビアトは母国グランプリとなる第4戦ロシアGPで1コーナーでベッテルに追突、その弾みでベッテルがリカルドにも接触したことにより、レッドブル勢は共倒れに終わる。この結果にレッドブル首脳陣はクビアトに対して激怒、翌戦のスペインGPでクビアトと入れ替わりにトロ・ロッソからマックス・フェルスタッペンを昇格させるという采配を見せ大きな物議を醸した。そんな中フェルスタッペンは移籍初戦のスペインGPでいきなり初優勝を成し遂げて史上最年少記録(18歳227日)を樹立。チームにとっても2014年ベルギーGP以来となる優勝を果たした。モナコGPではアップデートしたルノーエンジンを搭載したリカルドが自身初のポールポジションを獲得。しかし決勝ではピットのミスでハミルトンに逆転され2位に終わった。それでもリカルド、フェルスタッペン共に安定したパフォーマンスを見せ、マレーシアGPでは3年ぶりのワン・ツー・フィニッシュを果たした(リカルドは2年ぶりの勝利)。コンストラクターズランキングはフェラーリを抜いて2位となった。
5月にレッドブルは、ルノーのパワーユニットの進歩を評価し、ルノーとパワーユニット供給契約を2018年まで結んだと発表した[14][15]。なお、最終戦アブダビGPでタグ・ホイヤーとの契約を2018年まで延長、引き続き「タグ・ホイヤー」のバッジネームを使用する[16]。12月1日、チームパートナー、公式燃料パートナー、公式潤滑油パートナー、公式モーターオイルパートナーとしてエクソンモービルと契約したことを発表した[17]。
ドライバーはリカルドとフェルスタッペンの両名が残留。マシンはRB13を使用する。アゼルバイジャンGPでリカルドが優勝を達成。しかし、度重なるトラブルに見舞われ、第8戦の段階[18]では全チーム中最も周回数が少ないチームとなってしまった。特にフェルスタッペンはカナダGPからオーストリアGPまで3戦連続リタイアを喫した。秋以降はメルセデスやフェラーリと互角に戦えるほどに復調し、フェルスタッペンはマレーシアGPとメキシコGPで優勝した。しかしフェルスタッペンが復調すると今度はリカルドにトラブルが続出。終盤の4戦中3戦をトラブルでリタイアするなど最後まで信頼性の問題に悩まされる1年となった。ドライバーズランキングはリカルドが5位、フェルスタッペンが6位となった。9月25日、前年からスポンサーとして参画のイギリスの自動車メーカー・アストンマーティンと2018年からのタイトルスポンサー契約の締結を発表[19]。アストンマーティン側は将来的にF1にエンジンサプライヤーとして参入することにも関心を寄せているとコメントした。
ドライバーはリカルドとフェルスタッペンが残留、マシンはRB14を使用する。この年も特にリカルド側にマシントラブルが続発する中、リカルドは第3戦中国GPで逆転勝利を果たし、第6戦モナコGPはMGU-Kのトラブルに見舞われながらもベッテルを抑えきり、ポール・トゥ・ウィンを飾った。フェルスタッペンは第9戦オーストリアGPおよび第19戦メキシコGPで勝利を収める。一方で第4戦アゼルバイジャンGPはリカルドとの激しいバトルの末に同士討ちとなってしまったが、その後は走りの荒さは影を潜め、シーズン終盤にはリカルドとフェルスタッペンのいずれかが6戦連続で「ドライバー・オブ・ザ・デイ」に選出された。年間ランキングは3位のままで終わったが、メルセデスとフェラーリとのポイント差は縮小した。
ルノーとのパワーユニット供給契約がこの年までであること、ジュニアチームのトロ・ロッソがホンダ製パワーユニット使用を開始したことで、翌年以降のパワーユニット選択に関する決断がルノー側[20]から迫られたが、交渉の一貫でもあるが、早期決断をしないなど[21][22][23]、これ以上両者の関係が継続しないことは示唆されていた。そして、6月19日にホンダと2020年までのパワーユニット供給契約を発表、ルノーとの関係は延べ12年で終止符が打たれることになった[24]。クリスチャン・ホーナーは「今シーズンのホンダには大きな進歩が見られた。カナダGPで投入されたルノーとホンダの各新パワーユニットへの調査の結果、パワーユニット変更への決心が付いた」「ルノーの意向もあり、予定を繰り上げて発表した」「純粋に技術的な理由により、これが将来に向けて正しい動きであるという結論に達した」[25]「初めて自動車メーカーと緊密に連携することになり、当初から車体とパワーユニットの融合を考慮したマシン造りができる」[26]とコメントしている。なお、アストンマーティンとのタイトルスポンサー契約は継続する意向を示し、日英の自動車メーカーの名前が「1つのチームに並び立つ」予定である[27][28]。一方でルノーとは、ドイツGPでリカルドのパワーユニット交換の際に一部のパーツの交換しか許可されなかったこと[29]や、ハンガリーGPでのフェルスタッペンのパワーユニットが故障したことに、「標準以下のパワーユニット」とコメントした[30]のに対し、ルノー側は「2015年以降、彼らが語ることには目を通していない」「我々がもう彼らとは何の関係もないことは非常にはっきりとしている」[31]と反論するなど、両者の関係は険悪なままであった。
8月3日、直前まで翌年への残留交渉を進めていた[32]リカルドが一転してルノーへ移籍することを発表[33]。その後、8月21日にリカルドの後任としてトロ・ロッソからピエール・ガスリーの昇格が発表された[34]。
マシンは本年のRB15からホンダ製PUを搭載した。
プレシーズンテストで目立ったマシントラブルはなかったが、ガスリーが2度のクラッシュによりテスト計画に狂いが生じ、不安を残した[35]。
開幕戦オーストラリアGPではフェルスタッペンが3位を獲得。ホンダとしては2008年イギリスGPのルーベンス・バリチェロ以来となる11年ぶりの表彰台を飾った[36]。一方でヘルムート・マルコが「我々(のクルマ)はダウンフォースが小さすぎる。(前年のルノーエンジンの)パワー不足を補う必要があったからだ」「それは我々の想像の中には存在していなかった」と、ホンダ製PUのパワーを受け止めきれていないシャシーの問題もあると認めた[37]。第2戦バーレーンGPでは終始マシンのセッティングが決まらずに2台とも表彰台圏外に終わり、ホンダの山本雅史は「(エイドリアン・)ニューウェイも「どうしてこうなんだ」と首を傾げている」と述べた[38]。
第5戦スペインGPではフェルスタッペンが「メルセデスだけが今年のマシンを速く走らせる方法を理解している」と考察し[39]、同GP終了後には「いたるところでメルセデスの方が僕らよりも速い」とシャシー性能の面でもレッドブルの不利を認め[40]、信頼性は上がったものの戦闘力としてはメルセデスおよびフェラーリ勢に続く3番手の地位に留まる序盤戦となった。
オーストリアGPでフェルスタッペンが逆転勝利を飾り、ホンダに13年ぶりかつ第4期としては初の勝利を獲得し、ドイツGPでは目まぐるしく変わるコンディションをフェルスタッペンが制し勝利した。ハンガリーGPではフェルスタッペンが自身初であり、ホンダにとっては13年ぶりポールポジションを獲得。決勝ではタイヤ戦略で賭けに出たメルセデスのルイス・ハミルトンに最終的に敗れはしたものの、名勝負を繰り広げ2位表彰台を獲得した。
サマーブレイク期間の8月12日、スクーデリア・トロロッソで走っていたアレクサンダー・アルボンがドライバーとして昇格し、ガスリーがトロロッソに入れ替わりの降格となったと発表された[41]。これはフェルスタッペンとクビアトのトレードを彷彿とさせたが、アルボンのF1参戦期間及び出走回数を考慮すればそれを超える異例の判断[42]となった。チーム側は「2020年以降のフェルスタッペンのチームメイトとして誰を起用するべきか決定するために、アルボンのパフォーマンスの評価を目的としている」とコメントし、2020年のフェルスタッペンのチームメイト選定[43]と位置づけた。ちなみに、2005年にクリスチャン・クリエンとヴィタントニオ・リウッツィを交代で走らせた件と類似している。
後半戦は一時、精彩を欠いたレースが続いたがブラジルGPでフェルスタッペンが2度目のポールポジションを獲得すると決勝でも快走し、シーズン3勝目を自身初のポールトゥウィンであげた。最終的にコンストラクターズは前年と同ポイントの3位となったが、フェルスタッペンはドライバーズランキングでフェラーリの2人を上回る3位を獲得した。レッドブル加入後のアルボンも表彰台獲得こそはなかったが、終盤に2位走行中にハミルトンに追突され後退したブラジルGPを除いた全戦で4位~6位でフィニッシュするなど安定した結果を残した。また昨年まではPUを中心にマシントラブルでのリタイアが少なくなかったが、この年のマシントラブルが原因でのリタイアは第4戦のガスリーのトラブルのみであった。
2020年 -
マシンはホンダPU搭載としては2年目となるRB16を投入。ドライバーはフェルスタッペンとアルボンが残留。
この節の加筆が望まれています。 |
エピソード
- 2009年からの活躍は目覚ましいものがあるが、ニューウェイが2014年にフェラーリから巨額のオファーを受けた際に「不振だからと言って去りたくはない、だが同じくらい、エンジン部門に片手を縛られているような状況にもいたくなかった」と率直に発言したり[44]、2015年にはレッドブル側がルノー首脳陣を公然と批判する[45]など、提携相手に容赦ない態度を示すことがしばし見られる。ルノーとの供給契約が切れる2018年にはトロ・ロッソへパワーユニット供給を開始したホンダへの変更が検討されたことに対し、ルノー側は変更のための最終期限を当初の5月15日から5月末まで伸ばしたものの、レッドブルは最短でも6月と応じず、痺れを切らしたルノーのシリル・アブテブールは「サプライヤーへのロイヤリティとコミットメントがない」と批判した[46]。
- ルノーとはPU導入後関係が険悪化したのとは対照的に、2019年からタッグを組むホンダとの関係は良好なものを構築しつつあり、先述のように2019年開幕戦後にシャシー側の問題がある事を認めたこともある[37]。
- ベッテルやフェルスタッペンを輩出する高い水準の青田買いを達成する一方で、成績の出せないドライバーは容赦なく解雇することから「大虐殺[47]だ」という意見もあった。なお、参戦開始した2005年から現在に至るまでレギュラードライバーはほぼレッドブル傘下のドライバーを起用し続けており、直接のスポンサードを受けていないドライバーは、チーム発足時に加入したクルサード、2007年に移籍してきたウェバー、2021年のドライバーとして起用されたセルジオ・ペレス[48]のみ。トロ・ロッソを含めても2008年に在籍したセバスチャン・ボーデのみである。ただし近年ではジュニアの切りすぎによる若手ドライバーが不足していると懸念の声も上がっており、2018年はトロ・ロッソにかつて解雇したブレンドン・ハートレイを再度起用、またレッドブルで走りながらトロ・ロッソに降格した後、不振が続き2017年に解雇されたダニール・クビアトや、更に2012年にジュニアプログラムから外されたアレクサンダー・アルボンも、それぞれ2019年からトロ・ロッソに起用している。
- 2016年1月、オーストリアのスキーコースで雪上デモ走行を行った[49]。ドライバーはマックス・フェルスタッペン。
- レッドブル公式サイトで、自社保有の2チームの活動を紹介しているのはもちろんのこと、無関係のチームやドライバーに関する記事も度々アップしている。例として2019年にマクラーレンから10代F1デビューを果たしたランド・ノリスを特集した記事をアップしている[50]
戦績
年 | シャシー | エンジン | タイヤ | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | ドライバーズポイント | ポイント | ランキング |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005年 | RB1 | コスワース TJ2005 3.0L V10 |
M | AUS | MAL | BHR | SMR | ESP | MON | EUR | CAN | USA | FRA | GBR | GER | HUN | TUR | ITA | BEL | BRA | JPN | CHN | 34 | 7位 | ||||
クルサード | 4 | 6 | 8 | 11 | 8 | Ret | 4 | 7 | DNS | 10 | 13 | 7 | Ret | 7 | 15 | Ret | Ret | 6 | 9 | 24 | ||||||||
クリエン | 7 | 8 | Ret | 8 | DNS | Ret | 15 | 9 | Ret | 8 | 13 | 9 | 9 | 9 | 5 | 9 | ||||||||||||
リウッツィ | 8 | Ret | Ret | 9 | 1 | |||||||||||||||||||||||
2006年 | RB2 | フェラーリ Tipo056 2.4L V8 |
M | BHR | MAL | AUS | SMR | EUR | ESP | MON | GBR | CAN | USA | FRA | GER | HUN | TUR | ITA | CHN | JPN | BRA | 16 | 7位 | |||||
クルサード | 10 | Ret | 8 | Ret | Ret | 14 | 3 | 12 | 8 | 7 | 9 | 11 | 5 | 15 | 12 | 9 | Ret | Ret | 14 | |||||||||
クリエン | 8 | Ret | Ret | Ret | Ret | 13 | Ret | 14 | 11 | Ret | 12 | 8 | Ret | 11 | 11 | 2 | ||||||||||||
ドーンボス | 12 | 13 | 12 | 0 | ||||||||||||||||||||||||
2007年 | RB3 | ルノー RS27 2.4L V8 |
B | AUS | MAL | BHR | ESP | MON | CAN | USA | FRA | GBR | EUR | HUN | TUR | ITA | BEL | JPN | CHN | BRA | 24 | 5位 | ||||||
クルサード | Ret | Ret | Ret | 5 | 14 | Ret | Ret | 13 | 11 | 5 | 11 | 10 | Ret | Ret | 4 | 8 | 9 | 14 | ||||||||||
ウェバー | 13 | 10 | Ret | Ret | Ret | 9 | 7 | 12 | Ret | 3 | 9 | Ret | 9 | 7 | Ret | 10 | Ret | 10 | ||||||||||
2008年 | RB4 | ルノー RS27-2008 2.4L V8 |
B | AUS | MAL | BHR | ESP | TUR | MON | CAN | FRA | GBR | GER | HUN | EUR | BEL | ITA | SIN | JPN | CHN | BRA | 29 | 7位 | |||||
クルサード | Ret | 9 | 18 | 12 | 9 | Ret | 3 | 9 | Ret | 13 | 9 | 17 | 11 | 16 | 7 | Ret | 10 | Ret | 8 | |||||||||
ウェバー | Ret | 7 | 7 | 5 | 7 | 4 | 12 | 6 | 10 | Ret | 11 | 12 | 8 | 8 | Ret | 8 | 14 | 10 | 21 | |||||||||
2009年 | RB5 | ルノー RS27 2.4L V8 |
B | AUS | MAL | CHN | BHR | ESP | MON | TUR | GBR | GER | HUN | EUR | BEL | ITA | SIN | JPN | BRA | ABU | 153.5 | 2位 | ||||||
ウェバー | 12 | 6 | 2 | 11 | 3 | 5 | 2 | 2 | 1 | 3 | 9 | 9 | Ret | Ret | 17 | 1 | 2 | 69.5 | ||||||||||
ベッテル | 13 | 15 | 1 | 2 | 4 | Ret | 3 | 1 | 2 | Ret | Ret | 3 | 8 | 4 | 1 | 4 | 1 | 84 | ||||||||||
2010年 | RB6 | ルノー RS27 2.4L V8 |
B | BHR | AUS | MAL | CHN | ESP | MON | TUR | CAN | EUR | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | JPN | KOR | BRA | ABU | 498 | 1位 | ||||
ベッテル | 4 | Ret | 1 | 6 | 3 | 2 | Ret | 4 | 1 | 7 | 3 | 3 | 15 | 4 | 2 | 1 | Ret | 1 | 1 | 256 | ||||||||
ウェバー | 8 | 9 | 2 | 8 | 1 | 1 | 3 | 5 | Ret | 1 | 6 | 1 | 2 | 6 | 3 | 2 | Ret | 2 | 6 | 242 | ||||||||
2011年 | RB7 | ルノー RS27 2.4L V8 |
P | AUS | MAL | CHN | TUR | ESP | MON | CAN | EUR | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | JPN | KOR | IND | ABU | BRA | 650 | 1位 | ||||
ベッテル | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | Ret | 2 | 392 | ||||||||
ウェバー | 5 | 4 | 3 | 2 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 2 | Ret | 3 | 4 | 3 | 4 | 4 | 1 | 258 | ||||||||
2012年 | RB8 | ルノー RS27 2.4L V8 |
P | AUS | MAL | CHN | BHR | ESP | MON | CAN | EUR | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | JPN | KOR | IND | ABU | USA | BRA | 460 | 1位 | |||
ベッテル | 2 | 11 | 5 | 1 | 6 | 4 | 4 | Ret | 3 | 5 | 4 | 2 | 22 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 | 6 | 281 | |||||||
ウェバー | 4 | 4 | 4 | 4 | 11 | 1 | 7 | 4 | 1 | 8 | 8 | 6 | 20 | 11 | 9 | 2 | 3 | Ret | Ret | 4 | 179 | |||||||
2013年 | RB9 | ルノー RS27 2.4L V8 |
P | AUS | MAL | CHN | BHR | ESP | MON | CAN | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | KOR | JPN | IND | ABU | USA | BRA | 596 | 1位 | ||||
ベッテル | 3 | 1 | 4 | 1 | 4 | 2 | 1 | Ret | 1 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 397 | ||||||||
ウェバー | 6 | 2 | Ret | 7 | 5 | 3 | 4 | 2 | 7 | 4 | 5 | 3 | 15† | Ret | 2 | Ret | 2 | 3 | 2 | 199 | ||||||||
2014年 | RB10 | ルノー エナジーF1-2014 1.6L V6ターボ |
P | AUS | MAL | BHR | CHN | ESP | MON | CAN | AUT | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | JPN | RUS | USA | BRA | ABU | 405 | 2位 | ||||
ベッテル | Ret | 3 | 6 | 5 | 4 | Ret | 3 | Ret | 5 | 4 | 7 | 5 | 6 | 2 | 3 | 8 | 7 | 5 | 8 | 167 | ||||||||
リカルド | DSQ | Ret | 4 | 4 | 3 | 3 | 1 | 8 | 3 | 6 | 1 | 1 | 5 | 3 | 4 | 7 | 3 | Ret | 4 | 238 | ||||||||
2015年 | RB11 | ルノー エナジーF1-2015 1.6L V6ターボ |
P | AUS | MAL | CHN | BHR | ESP | MON | CAN | AUT | GBR | HUN | BEL | ITA | SIN | JPN | RUS | USA | MEX | BRA | ABU | 187 | 4位 | ||||
リカルド | 6 | 10 | 9 | 6 | 7 | 5 | 13 | 10 | Ret | 3 | Ret | 8 | 2 | 15 | 15† | 10 | 5 | 11 | 6 | 92 | ||||||||
クビアト | DNS | 9 | Ret | 9 | 10 | 4 | 9 | 12 | 6 | 2 | 4 | 10 | 6 | 13 | 5 | Ret | 4 | 7 | 10 | 95 | ||||||||
2016年 | RB12 | タグ・ホイヤー (ルノーR.E.16) 1.6L V6ターボ |
P | AUS | BHR | CHN | RUS | ESP | MON | CAN | EUR | AUT | GBR | HUN | GER | BEL | ITA | SIN | MAL | JPN | USA | MEX | BRA | ABU | 468 | 2位 | ||
リカルド | 4 | 4 | 4 | 11 | 4 | 2 | 7 | 7 | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 | 5 | 2 | 1 | 6 | 3 | 3 | 6 | 5 | 256 | ||||||
クビアト | DNS | 7 | 3 | 15 | 21 | |||||||||||||||||||||||
フェルスタッペン | 1 | Ret | 4 | 8 | 2 | 2 | 5 | 3 | 11 | 7 | 6 | 2 | 2 | Ret | 4 | 3 | 4 | 191 | ||||||||||
2017年 | RB13 | タグ・ホイヤー (ルノーR.E.17) 1.6L V6ターボ |
P | AUS | CHN | BHR | RUS | ESP | MON | CAN | AZE | AUT | GBR | HUN | BEL | ITA | SIN | MAL | JPN | USA | MEX | BRA | ABU | 368 | 3位 | |||
リカルド | Ret | 4 | 5 | Ret | 3 | 3 | 3 | 1 | 3 | 5 | Ret | 3 | 4 | 2 | 3 | 3 | Ret | Ret | 6 | Ret | 200 | |||||||
フェルスタッペン | 5 | 3 | Ret | 5 | Ret | 5 | Ret | Ret | Ret | 4 | 5 | Ret | 10 | Ret | 1 | 2 | 4 | 1 | 5 | 5 | 168 | |||||||
2018年 | RB14 | タグ・ホイヤー (ルノーR.E.18) 1.6L V6ターボ |
P | AUS | BHR | CHN | AZE | ESP | MON | CAN | FRA | AUT | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | RUS | JPN | USA | MEX | BRA | ABU | 419 | 3位 | ||
リカルド | 4 | Ret | 1 | Ret | 5 | 1 | 4 | 4 | Ret | 5 | Ret | 4 | Ret | Ret | 6 | 6 | 4 | Ret | Ret | 4 | 4 | 170 | ||||||
フェルスタッペン | 6 | Ret | 5 | Ret | 3 | 9 | 3 | 2 | 1 | 15† | 5 | Ret | 3 | 5 | 2 | 5 | 3 | 2 | 1 | 2 | 3 | 249 | ||||||
2019年 | RB15 | ホンダ RA619H 1.6L V6ターボ |
P | AUS | BHR | CHN | AZE | ESP | MON | CAN | FRA | AUT | GBR | GER | HUN | BEL | ITA | SIN | RUS | JPN | MEX | USA | BRA | ABU | 417 | 3位 | ||
フェルスタッペン | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 1 | 5 | 1 | 2 | Ret | 8 | 3 | 4 | Ret | 6 | 3 | 1 | 2 | 278 | ||||||
ガスリー | 11 | 8 | 6 | Ret | 6 | 5 | 8 | 10 | 7 | 4 | 14† | 6 | 63 | |||||||||||||||
アルボン | 5 | 6 | 6 | 5 | 4 | 5 | 5 | 14 | 6 | 76 | ||||||||||||||||||
2020年 | RB16 | ホンダ RA620H 1.6L V6ターボ |
P | AUT | AUT | HUN | GBR | GBR | ESP | BEL | ITA | ITA | RUS | GER | PRT | ITA | TUR | BHR | BHR | ABU | 319 | 2位 | ||||||
フェルスタッペン | Ret | 3 | 2 | 2 | 1 | 2 | 3 | DNF | DNF | 2 | 2 | 3 | DNF | 6 | 2 | DNF | 1 | 214 | ||||||||||
アルボン | 13 | 4 | 5 | 8 | 5 | 8 | 6 | 15 | 3 | 10 | DNF | 12 | 15 | 7 | 3 | 6 | 4 | 105 | ||||||||||
2021年 | RB16B | ホンダ RA620H 1.6L V6ターボ |
P | AUS |
- 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
- † 印はリタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。
- 2009年第2戦マレーシアGPは雨天で赤旗中断となり規定周回数の75%を満たさなかったため、獲得ポイントは半分となる。
ギャラリー
- ハイノーズ型(2005年 - 2013年)
- パワーユニット型(2014年 - )
レッドブル・テクノロジー
同チームの開発部門は法人格上は「レッドブル・テクノロジー」という別会社となっており、最高技術責任者(CTO)のエイドリアン・ニューウェイを始め開発部門の主だったスタッフの大半は名目上同社所属という扱いになっている。
これは元々コンコルド協定において、あるF1チームが開発したシャシーに関する設計情報などを他チームと共有することが認められないのに対し、F1チーム以外の企業が持つシャシー設計情報を複数のF1チームが利用することにはかつて制限がなかった、という一種の抜け道を利用することが狙いで、同チームと兄弟チームのトロ・ロッソはレッドブル・テクノロジーを介することでシャシー設計を事実上共有していた(実際スーパーアグリF1チームも、似たような手法でホンダF1のシャシー設計を流用していた)。2010年よりこのような抜け道的なシャシー設計の共有は明確に禁じられたため、トロ・ロッソは自社設計製造の「コンストラクター」化を余儀なくされた。
現在は同社からレッドブル・レーシングやトロ・ロッソ以外のF1チームへのパーツ供給も行っており、その第1弾として、2011年からはレッドブルと同じルノーエンジンを使用するチーム・ロータス(後のケータハムF1チーム)に対しギアボックスや油圧システム等を供給していた[51]。
メディアプロモーション
レッドブルは豊富な資金力とユニークな発想で、広報活動においても注目を集めている。
- 2005年はスター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐とのタイアップ。ゲストとしてジョージ・ルーカスが招かれただけでなく、ダース・ベイダー、C-3POらキャラクター達もパドックに全員集合した。さらに、ピットクルーは全員帝国軍兵士のコスプレをする念の入れようであった。
- 2006年はスーパーマン リターンズとのタイアップ。ドライバーのレーシングスーツのデザインがスーパーマンのスーツに合わせる演出が施され、決勝でも上位陣が次々と脱落する中でクルサードが3位表彰台を勝ち取り、スーパーマンの赤いマントを翻して登壇した。
- パドックで招待客をもてなすモーターホームは、レッドブルとトロ・ロッソの駐車スペースに総3階立ての巨大な建造物を設営して他チームを圧倒した(すでに「モーターホーム」ではないという声もある)。2006年のモナコGPでは、ヨットハーバーの艀の上に設営する特別仕様まで用意した。
- 参戦当初、毎レースパドックに印刷機材を持ち込み、「The RED BULLETIN」(レッドブリティン—Red Bull+Bulletin(速報)の造語)という日刊紙を発行して、F1関係者にパドックで無料配布していた。実際には安価ではあるものの有料なのだが、ディートリヒ・マテシッツ会長が全数買い取った上で配布するという形が取られているため、実質的に無料である。日本グランプリでは、各日レッドブルのブースでレッドブル購入者に先着順でプレゼントされる。なお、Web上でもPDF形式で公開している。なお「The RED BULLETIN」は、2009年からレッドブルがスポンサードするスポーツ活動全般をカバーする広報誌としてリニューアルされており、F1のパドックでの発行は2008年シーズンで終了した[52]。
- F1においては「女性蔑視[53]に当たる」との理由から他チームがレースクイーン等の起用に及び腰な中、毎レース「フォーミュラ・ウナ(Formula Una)」と題して開催国の美女を集め、自チームのモーターホームにおいてコンテストを実施していた。ただし経費節減策の一環として、「フォーミュラ・ウナ」も2008年一杯で終了した[52]。
- F1マシンのデモ走行や、イベント「Red Bull Showrun」が日本でも行われている。2007年には東京都台東区の浅草寺で、2009年は9月20日に大阪府の大阪城公園[54]、同月22日に埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmoriで、同月30日は三重県鈴鹿スポーツガーデンで開催された。同月29日には、明治神宮野球場で行われていたプロ野球の阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズの試合で走行を披露した[55]。
- プレイステーション3用ゲームソフト「グランツーリスモ5」に収録された架空のレーシングカー「レッドブル・X2010」の開発に全面協力している。「レギュレーションの枠にとらわれない、地上最速のレーシングカー」を実現するため、エイドリアン・ニューウェイが空力システムについて全面的にアイディア[56][57]を出している。テストドライブはベッテルが担当。
脚注
- ^ “エイドリアン・ニューウェイのレッドブルRB14開発への関与は!?”. motorsport.com (2018年4月2日). 2019年5月1日閲覧。
- ^ 前身の前身であるスチュワート・グランプリが1999年のヨーロッパGPで優勝を果たしている。
- ^ ウェーバーとレッドブル、その関係の”終焉”が始まった日:2010年トルコGPjp.motorsport.com(2020年6月2日)2020年6月5日閲覧
- ^ レッドブル、インフィニティとのスポンサー契約を発表 - F1-Gate.com・2011年3月1日
- ^ レッドブル、ニッサンのバッテリー技術をKERSに応用 - オートスポーツWEB・2011年3月1日
- ^ レッドブルの2台、エンジン交換でグリッド降格 - F1-gate.com・2015年6月19日
- ^ レッドブル、ルノーとの契約解消を検討 - F1-gate.com・2015年8月23日
- ^ レッドブル&ルノーの離別は決定的か - ESPN F1・2015年9月7日
- ^ “レッドブルの決別 「ルノーの失敗は資金を投入しなかったこと」”. F1-Gate.com. (2015年9月13日) 2015年9月28日閲覧。
- ^ “レッドブル、“タグ・ホイヤー”エンジンを搭載?”. F1-Gate.com. (2015年12月3日) 2015年12月12日閲覧。
- ^ F1-Gate (2015年10月14日). “レッドブルがF1撤退なら、トロ・ロッソも撤退”. 2016年5月28日閲覧。
- ^ “レッドブル、“タグ・ホイヤー”パワーユニットでの参戦を正式発表”. F1-Gate.com. (2015年12月4日) 2015年12月12日閲覧。
- ^ F1-Gate (2018年6月29日). “ルノーF1 「レッドブルにルノーブランドのPUは使わせられなかった」”. 2018年8月5日閲覧。
- ^ これに併せて、2015年のフェラーリ製パワーユニットを使用していたトロ・ロッソもルノーに戻すことが発表された。
- ^ “レッドブルとトロ・ロッソ、ルノーと2018年までのF1エンジン契約を締結”. F1-Gate.com. (2016年5月29日) 2016年6月1日閲覧。
- ^ “レッドブルF1、タグ・ホイヤーとのエンジン・ネーミングライツ契約を延長”. AUTOSPORTweb (2016年11月26日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ “【正式】マクラーレン、長年のパートナー、エクソンモービルを失う。レッドブルとの契約が発表”. AUTOSPORTweb (2016年12月2日). 2016年12月3日閲覧。
- ^ “レッドブル、レース周回数でマクラーレン・ホンダ以下の最下位”. F1-gate.com (2017年6月29日). 2017年7月4日閲覧。
- ^ 【F1】 アストンマーティン・レッドブル・レーシングが誕生! F1-Gate 2017年9月25日、2018年6月20日閲覧。
- ^ “ルノーF1、レッドブルに5月15日のエンジン回答期限の延長を認めず”. F1-Gate.com. (2018年5月4日) 2018年6月19日閲覧。
- ^ “レッドブル 「ホンダとルノーのどちらを搭載するか選べる立場にいる」”. F1-Gate.com. (2018年4月25日) 2018年6月19日閲覧。
- ^ “ルノーF1、レッドブルへのエンジン契約の回答期限を5月31日まで延期”. F1-Gate.com. (2018年5月9日) 2018年6月19日閲覧。
- ^ “レッドブル 「F1カナダGPでルノーとホンダのパフォーマンスを比較する」”. F1-Gate.com. (2018年5月31日) 2018年6月19日閲覧。
- ^ “ホンダ・レッドブルF1が誕生。2019年から2年間のパワーユニット供給で合意”. AUTOSPORTweb (2018年6月19日). 2018年6月20日閲覧。
- ^ 目指すはF1タイトル獲得、優秀な若手ドライバーと技術陣を擁した2019年のレッドブル・ホンダ体制 AUTO SPORT Web 2018年6月20日。
- ^ https://www.as-web.jp/f1/402795/3 レッドブルF1代表、ホンダを選択したのは「純粋に技術的な面で優れていたから」。アップグレードの効果を見て発表を早める] F1速報 2018年8月23日。
- ^ レッドブル、12年にわたるパートナー、ルノーに別れ。アストンマーチンとのタイトルスポンサー契約は継続へ autosport 2018年6月19日、同20日閲覧。
- ^ ただし、過去に分配金の都合から「BMWザウバー・フェラーリ(2010年)」のように複数の自動車メーカーの名前のチームは前例がある。
- ^ “レッドブルとルノー、ダニエル・リカルドのPU交換を巡って新たな火種”. F1-Gate.com (2018年7月26日). 2018年7月31日閲覧。
- ^ “レッドブル、ルノーの故障連発に激怒 「標準以下のパワーユニット」”. F1-Gate.com (2018年7月31日). 2018年7月31日閲覧。
- ^ ルノー「レッドブルのPUトラブルは彼らにも責任がある」 TOPNEWS 2018年8月2日、同22日閲覧。
- ^ リカルド、レッドブルとの契約延長は夏休み後のベルギーGPまでに発表か motorsport.com 2018年8月1日、同22日閲覧。
- ^ リカルド、来季ルノー移籍 レッドブル・ホンダの後任にはサインツ有力/F1 サンケイスポーツ 2018年8月4日、同15日閲覧。
- ^ 【F1】2019年レッドブル・ホンダのドライバーが決定…ガスリーが加わり、フェルスタッペンと組む レスポンス 2018年8月21日、同22日閲覧。
- ^ 【レッドブル密着】不完全燃焼に終わったF1テスト最終日。2度のクラッシュを演じたガスリーは苦しい立場に autosport web 2018年3月2日、同23日閲覧。
- ^ ホンダF1、11年ぶりの3位表彰台を獲得! フェルスタッペンがベッテルを見事なオーバーテイク。開幕戦優勝はボッタス autosport web 2019年3月17日、同31日閲覧。
- ^ a b 【レッドブル・ホンダ】近いうちにエンジンパワーがさらにアップ。課題はシャシー側に TOP NEWS 2019年3月19日、同21日閲覧。
- ^ ホンダF1山本MD 決勝日インタビュー:「ニューウェイも『どうしてこうなんだ』と、首をかしげてたそうですよ」(2/3) wutosport web 2019年4月2日。
- ^ “メルセデス以外全チーム、マシンを速くする方法を見出せず? フェルスタッペンの考察”. motorsport.com (2019年5月12日). 2019年5月14日閲覧。
- ^ “メルセデスの方がどのコーナーでも速かった……フェルスタッペン脱帽。チームは逆襲誓う”. motorsport.com (2019年5月13日). 2019年5月14日閲覧。
- ^ “レッドブル、後半戦ドライバー変更を発表。アルボンが昇格し、ガスリーはトロロッソへ”. motorsport.com. 2019年8月12日閲覧。
- ^ フェルスタッペンは交代時点でもフル参戦2年目を迎え23戦出走していたのに対し、アルボンはフル参戦1年未満(約半年)かつ12戦出走の段階での起用という差がある。
- ^ F1 Topic:なぜレッドブルはアルボンを選択したのか。『ガスリー降格人事』に見えるチームの思惑 www.as-web.jp (2019年8月15日)2019年8月16日閲覧
- ^ ニューウェイ、“あり得ないほど巨額のオファー”を提示したフェラーリF1よりレッドブルを選ぶ auto sport web 2018年1月12日、同6月15日閲覧。
- ^ レッドブル「ルノー批判は“警鐘”」と正当性主張 F1速報 2015年12月18日、2019年3月1日閲覧。
- ^ F1-Gate (2018年5月24日). “ルノーF1 「レッドブルにはサプライヤーへの忠誠とコミットがない」”. 2018年6月19日閲覧。
- ^ 外部リンク
- ^ レッドブルF1、セルジオ・ペレスとの契約締結を発表。アルボンはリザーブにjp.motorsport.com(2020年12月18日)2020年12月19日閲覧。
- ^ F1マシンがスキーコースを疾走
- ^ ランド・ノリスについて知っておくべきこと レッドブル公式サイト日本語版 2019年5月14日閲覧。
- ^ LOTUS GETS A LITTLE RED BULL TECHNOLOGY FOR 2011 - 同社プレスリリース・2010年10月5日
- ^ a b Red Bulletin to close down? - grandprix.com
- ^ これを受けたFIAは、モナコGPではグリッドガールならぬグリッドボーイを配置し、物議を醸した。
- ^ クルサードが大阪城をバックに疾走!(F1-Live.com)
- ^ レッドブルF1と日本プロ野球のコラボ!(F1-Live.com)
- ^ レッドブルはコンピュータによるシミュレーションを重視しており、マックス・フェルスタッペンは幼少時からテレビゲームで感を鍛えていた。
- ^ 外部リンク
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- レッドブリティンWeb版(閲覧はPDF方式)
- Aston Martin Red Bull Racing (@redbullracing) - X(旧Twitter)
レッドブル | メルセデス | フェラーリ | マクラーレン | アストンマーティン | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マックス・フェルスタッペン | 63 | ジョージ・ラッセル | 16 | シャルル・ルクレール | 81 | オスカー・ピアストリ | 18 | ランス・ストロール |
11 | セルジオ・ペレス | 44 | ルイス・ハミルトン | 55 | カルロス・サインツ | 4 | ランド・ノリス | 14 | フェルナンド・アロンソ |
アルピーヌ | ウィリアムズ | RB | キック・ザウバー | ハース | |||||
31 | エステバン・オコン | 23 | アレクサンダー・アルボン | 3 | ダニエル・リカルド | 77 | バルテリ・ボッタス | 20 | ケビン・マグヌッセン |
10 | ピエール・ガスリー | 2 | ローガン・サージェント | 22 | 角田裕毅 | 24 | 周冠宇 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ |
その他参戦したドライバー | 38 | オリバー・ベアマン | |||||||