2010年のF1世界選手権
2010年のFIAフォーミュラ1 世界選手権 |
|||
前年: | 2009 | 翌年: | 2011 |
一覧: 開催国 | 開催レース |
F1関連記事 |
---|
関連リスト |
2010年のF1世界選手権は、FIAフォーミュラ1世界選手権の第61回大会として開催された。
概要
[編集]2009年中の出来事
[編集]予算制限を巡る対立
[編集]2010年に新たに導入されるレギュレーションとしては、予算制限が大きなポイントとなっていた。2009年3月17日、国際自動車連盟 (FIA) はチームの年間予算を3,000万ユーロ(後に4,000万ユーロまで増額)に制限して技術的障壁を取り除くか、予算無制限で2009年のレギュレーションと同程度の制限を受けるかのどちらかをチーム側が選択できるようにするとした[1]。
この2段階のレギュレーションに対して、チーム側の組織であるフォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション (FOTA) から反対意見が噴出した[2][3][4]。特に予算制限の有無によって2種類のレギュレーションが存在することが非難され、さらに制度の見直し(金額の増額)などを訴えた[4][1]。特にフェラーリは、規約が変更されない限り2010年のF1世界選手権には参戦しないと主張した[3]。しかし、FIAは4月29日の世界モータースポーツ評議会の場で、4,000万ポンドの予算キャップを含めた2010年のF1レギュレーションを正式発表した[1]。
FOTAに所属している全10チームのうち、ウィリアムズとフォース・インディアはFOTAとは別に2010年のエントリーを提出した[5][6]。そのため、ウィリアムズとフォース・インディアはFOTAから一時除名処分を受けた[7][8]。
6月19日に、ウィリアムズとフォース・インディアを除いた8チームは、新シリーズを立ちあげる予定であることを発表した[9]。
分裂回避
[編集]しかし、最終的に分裂は避けられ、6月24日に、今後チームは2年以内にチャンピオンシップ参戦コストを1990年代初期のレベルに削減することと、マニュファクチャラー・チームは2010年の新規参入チームを技術的に支援することで同意した[10]。マックス・モズレーは次期FIA会長選挙に出馬しないことを表明した[10]。
この合意にもかかわらず、24時間後の25日には、FOTAが「FIA議会のミシェル・ボエリ議長が今やF1の責任者であり、モズレーには権限がなく、10月に引退した後にはFIAでのポストはなくなる」と述べた事に関して、モズレーが「これがマスコミを欺こうとする「意図的な試み」であったため、将来の選択肢をオープンにする」と述べた[11]。また、モズレーは、世界中からFIA会長の再選を要請されていることも明かしている[12]。
結局、モズレーが改めて次回のFIA会長選挙に立候補しないことを表明して事態は落ち着いた[13]。
8月1日に、新コンコルド協定が締結された[14]。2012年3月31日まで有効なもので[14]、新規参戦チームのUSF1も締結した[15]。さらに、6月24日の合意を受けて、FOTAはFIAの予算制限案に替わるものとして、リソース制限協定 (Resouce Restriction Agreement,RRA) を締結した[14]。
その後、分裂騒動が一段落した9月9日にウィリアムズとフォース・インディアのFOTA再加入が認められた[16]。
相次ぐ撤退とメルセデスワークスの復活
[編集]FIAとFOTAの対立は解決され、2010年に向けてコンコルド協定の調印が進められていたが、7月29日にBMWが突如F1撤退を発表した[17]。これにより、当初決まっていた13チームの枠がひとつ空き、その1枠をめぐっていくつかのチームが噂にあがっていたが、最終的にマレーシア企業主体のロータスF1チーム(現ケータハム)がその枠を確保した[18]。
BMWザウバーはスイスの投資会社であるカドバックに売却され[19]、FIAから14番目のチームとして発表された[19]。この14番目のチームというのは、なんらかの理由で参戦できなくなったチームが出てきた場合の補欠候補とされた。FIAは既存チームに参戦可能台数を26台から28台まで拡大できるように働きかけていると表明した。最終的に、チームは創始者であるペーター・ザウバーへ売却されることで合意した[20]。
11月2日には、ワンメイクのタイヤサプライヤーとなっていたブリヂストンが、2010年シーズンを最後にF1から撤退することを発表した。更にその2日後には、トヨタがF1から完全撤退することを発表した[21][22]。トヨタの撤退により、2009年に参戦していた10チームの内2チームが撤退する形となる。また、以前から撤退の噂があった[23]ルノーは、ジェラルド・ロペスが率いるジニー・キャピタルに株式の大半を売却し、両社共同でチームを運営していくことを発表した[24]。
そんな中、ダイムラーは自動車メーカー撤退の流れに逆行するかのように、11月16日にブラウンGPの株式の75.1%を買収したと発表[25]。撤退した1955年以来、55年ぶりにフルワークス「メルセデス・グランプリ」としてF1シーンに復活することになった。
2010年シーズンの展開
[編集]前年のチャンピオンであるジェンソン・バトンがブラウンGPからマクラーレンへ移籍、ルノーで2度のチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソがフェラーリへ移籍、2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネンがWRCに転身してF1を離れ、そして2006年に引退したミハエル・シューマッハがメルセデスから現役復帰と、大物ドライバーの移動を経てシーズン開幕を迎えた。
2010年シーズンはポイントリーダーが度々入れ替わる混戦となり、マクラーレンのルイス・ハミルトンとバトン、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバー、フェラーリのアロンソという5名がチャンピオンの座を賭けて争った。この中からバトンが脱落し、最終戦アブダビGPを迎えた時点で4人のドライバーがチャンピオン獲得の可能性を持っていた。ポイントリーダーのアロンソは2位でフィニッシュすれば自力でタイトルを決定できたが、まさかの7位に沈み、F1参戦4年目のベッテルが逆転で自身初となるドライバーズチャンピオンを獲得した。23歳134日での戴冠は、2008年のハミルトンを更新する史上最年少記録となった。また、所属するレッドブルもチーム設立6年目で初のコンストラクターズチャンピオンを獲得した。
各者の実力が拮抗する中で、チームメイトの人間関係が注目された。トルコGPでは、レッドブルのベッテルとウェバーがトップ争いの最中に同士討ちを演じ、イギリスGPでは優勝したウェバーがチーム無線で「ナンバー2にしては悪くないだろ?」と皮肉を述べた[26]。ドイツGPではフェラーリがフェリペ・マッサに対して"婉曲的に"アロンソにトップを譲るよう指示したことから、違法なチームオーダーではないかと騒動になった。フェラーリはこの件で罰金10万ドルを課せられたが[27]、この問題を契機に2011年からチームオーダー禁止条項は撤廃されることになる。
技術面では、前年に登場したVノーズやマルチディフューザーが普及すると同時に、今季マクラーレンが導入したFダクト(リアウィングのドラッグ削減装置)や、レッドブルが導入したブロウンディフューザーが新たなトレンドアイテムとなった。
レギュレーションの変更
[編集]当初の案
[編集]2009年4月29日にFIAが発表した2010年レギュレーションは以下の通り。
- レース途中での給油禁止[28]。これに伴い、予選を軽タンクで走行することが可能になった。
- 車体最低重量620kg(以前は605kg)[29]。
- 2009年の運動エネルギー回収システム (KERS) 導入により、特に背の高いドライバーは重量面で不利になっていた。そこで2010年からはマシンの最低重量が15kg引き上げられることで、ドライバーによる格差を減少させる。
- タイヤウォーマーの禁止[30]。
- KERSは300km/h以上での作動は禁止。また、エネルギー貯蔵部(バッテリーやフライホイール)は、ドライバーシートとエンジン前部の間に収納しなければならない[30]。
- 2010年からの新規参加チームにマシン輸送費などに対する補助を行う[31]。
- 各F1チームには4,000万ポンドの予算キャップ導入のオプションが与えられる。予算キャップを選択しないチームは、これまでのテクニカルレギュレーションが導入されるが、予算キャップを導入したチームには、技術的に大きな自由が与えられることになる。
項目 | バジェットキャップ選択 | バジェットキャップ非選択 |
---|---|---|
テスト | 日数と走行距離無制限 | 1月1日から開幕戦までの間で15,000kmのみ |
風洞 | スケール、流速の無制限 | 60%スケール、流速は50m/sまで |
エンジン | 無制限 | 1シーズン8基 |
ギヤボックス | 無制限 | 4レース1ギヤボックス |
フロントウイング | 10度の角度調整可能、回数は無制限 | 6度の角度調整可能、回数は1周あたり2回まで |
リヤウイング | ドライバーの操作で可変可能 | 可変禁止 |
KERS出力 | 160kW | 80kW |
KERS対象 | 4輪 | 後輪のみ |
駆動方式 | 4輪駆動可 | 2輪駆動のみ |
正式案
[編集]2009年8月に正式にFIAから発表された2010年のレギュレーションは
が当初の案と同じであるが、タイヤウォーマーの使用は許可された[32]。レース途中での給油が禁止されたことから、燃料タンクの容量は拡大せざるを得なくなる。そのため、チームによって大小はあれど、2009年シーズンのマシンに比べてホイールベースおよびマシン全長が延長されている。
参戦台数の増加に伴い、予選も若干変更を受けている。Q1,Q2,Q3の3セッションに分かれていることは従来と同じであるが、各セッションでの脱落台数に変更がある。26台参戦の場合を例に挙げる。カッコ内は24台参戦の場合。
- Q1は14時00分から20分まで20分間実施。26位から19位まで(24位から18位まで)確定[32]。
- Q2は14時27分から42分まで15分間実施。18位から11位まで(17位から11位まで)確定[32]。
- Q3は14時50分から15時00分まで10分間実施。10位から1位まで確定[32]。
また、参戦予定台数が、2009年の20台から26台までに増加したことを受け、ポイントシステムの見直しが行われた[33]。入賞圏内は従来の「8位まで」から「10位まで」に拡大、これに伴って各順位のポイント配分も大幅に改訂された[33]。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位以降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント(2009年まで) | 10 | 8 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | ||
ポイント(2010年から) | 25 | 18 | 15 | 12 | 10 | 8 | 6 | 4 | 2 | 1 | 0 |
追加項目
[編集]12月17日にFIAから2010年のレギュレーションの改訂版が発表された[35]。
追加された変更点は以下の通り
- ピット・スペースは「厳密に平等に」割り当てられる。
- チームはピットレーンでマシンを持ち上げるために動力装置を使ってはならない。
- タイヤ・ウォーマーは合法のままだが、加熱部品はタイヤの表面にしか作用してはならない。
- チームがテストできるタイヤ数の削減
- 週末にさらに2基のエンジンを使用するドライバーは、そのレースと次のレースでグリッド10番降格ペナルティを受ける。
- フォーメーションラップを低速でスタートし、指定されたスターティング・ポジションからスタートできないドライバーは、ピットレーンからレースをスタートしなければならない。
- セイフティカー出動中は、ドライバーはマシンに表示される指定ラップタイムより遅く走行しなければならない。
- ブリヂストン側からの要請によるフロントタイヤ幅縮小の実施[36]。
タイヤ幅縮小に関しては、スリックタイヤが再び採用された2009年もブリヂストンは要請したが、チームの車両開発との兼ね合いで[37]変更が2010年になった。グルーブドタイヤと同じ外寸のスリックタイヤでは、フロントの方がリヤに比べてグリップ力が強く、極端なオーバーステア状態になるからである[37]。
また、2009年のシーズン中にドライバーが交代したのを受け、代役のドライバーに限りテストを許可する旨をFIAが発表した。これは、新人ドライバーへの安全面やF1マシンへの慣れを考慮したためである。
新たな規約では、代役ドライバーは代役レース前後に14日間のテストを行うことが可能となる。テストは過去2シーズンにF1レースに出走したことのないドライバーに限られ、使用するサーキットはチャンピオンシップで使用されないサーキットに限定される。
ただし、ドライバーの交代を宣言し、代役ドライバーがテストを行ったにもかかわらず、結果的に代役ドライバーがレースに出走しなかったチームには、プレシーズンのテストを1日削減するというペナルティが科せられる。
さらに、シーズン中にはいくつかの変更が加えられた。
- スペインGPより、リアビューミラーをサイドポッドに取り付けることが禁止された(後方視認性確保のため)。
- ベルギーGPより、フロントウィングの静止加重テストが強化された。従来は50kg重で10mmまでのたわみが認められていたが、100kg重で20mmまでに変更された[38]。レッドブルやフェラーリのフレキシブルウィング疑惑に対応したもの。
- イタリアGPより、フロア前端部分への静止加重テストも強化され、1000mm未満の底板(スキッドブロック)の使用も禁止された。
参戦チーム・ドライバー
[編集]新規チームのエントリー
[編集]2010年から参戦可能台数が13チーム26台となったことや、予算制限案が設けられた[39]こともあり、15ものチームが新たにエントリーを申請した[40]。
- チーム US F1
- カンポス・メタ
- マノー・グランプリ
- チーム・ロータス
- ブラバム・グランプリ
- マーチ
- 現在マーチの名称権を保有するアンドリュー・フィットンがエントリーを提出[45]。
- Nテクノロジー
- チーム・スーパーファンド
- 投資会社であるスーパーファンドが資金を提供し、アレクサンダー・ヴルツがチーム代表を務める[47]。
- ローラ
- エプシロン・ユースカディ
- iSport
- レイ・マロック・リミテッド (RML)
- プロドライブ
- ステファンGP
- myf1dream.com[51]
- ファンが創設し、寄付で成り立っているとされるチーム。詳細は不明。
2008年の参戦を断念した経緯をもつプロドライブのほか、ローラ、エプシロン・ユースカディなど実績のあるチームが有力候補と目された。最終的にはUS F1、カンポス・メタ(HRT F1チームに改称)、マノー・グランプリ(ヴァージン・レーシングに改称[52])の3チームが選定された。
その後BMWザウバーの撤退にともない13番目のチームの再選考が行われ、エプシロン・ユースカディ、ザウバー、(チーム・ロータス改め)ロータスF1チームがエントリー。スーパーファンドは予算制限がなくなってしまったことや、アナウンスが時期的に遅すぎることなどによりエントリーを断念した[53]。この3チームの中からロータスF1チームが選ばれた(その後ロータス・レーシングに改称)。さらに、トヨタの撤退によりザウバーの追加エントリーが認められた(登録上、2010年はBMWザウバー名義のままで参戦)。
しかし、US F1は当初予定していたスポンサーと決裂。運営資金が用意できなくなり、参戦前に活動が停止した。ステファンGPが代替参戦をアピールしたがFIAはこれを認めず、2011年に改めて残り1枠の選考を行うとした。
新車発表
[編集]当初は、経費削減のために全チームがバレンシアで合同新車発表会を開催する計画があった[54]。しかし、それに反対するチームもあり[55]、2009年までと同様に、各チームごとに新車発表会を開催することとなった[56]。
コンストラクター | マシン | 日程 | 場所 |
---|---|---|---|
メルセデス | MGP W01 | 1月25日[57] | シュトゥットガルト, ドイツ[57] |
フェラーリ | F10 | 1月28日[58] | マラネロ, イタリア |
マクラーレン | MP4-25[59] | 1月29日[59] | ニューベリー, イギリス[60] |
ルノー | R30[61] | 1月31日[61] | バレンシア, スペイン[61] |
ザウバー | C29[62] | 1月31日[63] | バレンシア, スペイン |
トロ・ロッソ | STR5[64] | 2月1日[64] | バレンシア, スペイン |
ウィリアムズ | FW32[65] | 2月1日[66] | バレンシア, スペイン |
ヴァージン | VR-01 | 2月3日[67] | (インターネット上で発表) |
フォース・インディア | VJM03 | 2月9日[68] | (インターネット上で発表[69]) |
レッドブル | RB6 | 2月10日[70] | ヘレス, スペイン |
ロータス | T127 | 2月12日[71] | ロンドン,イギリス |
HRT | F110 | 3月4日[72] | ムルシア,スペイン |
エントリーリスト
[編集]エントラント・コンストラクター・ドライバーラインナップ・カーナンバーは2010年3月3日に発表されたエントリーリストをベースとしたもの[73]。
- BMWザウバーは2009年限りでF1撤退を表明したが、最終的にチームは創始者であるペーター・ザウバーに売却することで合意したと発表した[20]。また、参戦が実現した場合のマシン名称が『C29』となることも発表された[126]。トヨタF1も2009年限りでF1撤退を表明しているが、同年7月に2012年までのF1参戦を義務付けたコンコルド協定にサインしているため、FIAではエントリーリスト発表に際し「リストには掲載していないが、トヨタは2010年もチームとして参戦する」と異例の注釈をつけていた[127]。その後、ザウバーがトヨタF1の参戦枠を引き継ぎ、コンコルド協定への署名を条件にエントリーを承認することが発表された[128]。
- メルセデス・グランプリについては当初、エントリーリスト上ではブラウンGPの名称のままとし、「2010年シーズンを前にメルセデス・グランプリへ名称を変更する」との注釈がついていた[127]。
- 2009年11月30日に発表されたエントリーリスト[127]ではカンポスが掲載されていたが、ホセ・ラモン・カラバンテがチームを買収した[129]ため、チーム名を「HRT F1チーム(ヒスパニア・レーシング・F1チーム)」に変更した[130]。
- 2009年11月30日に発表されたエントリーリスト[127]ではUSF1が掲載されていたが、2010年シーズンの参戦が不可能とのことで、参戦を取り消した。当初、カーナンバーは、USF1が22,23でザウバーが26,27を使用することになっていた。また、ステファンGPのエントリーは認められなかった。
- ニック・ハイドフェルドは第12戦までテストドライバーとして登録。その後ピレリのテストドライバー就任のために契約解除となった[131]。
ドライバー変更
[編集]- HRTのNo.20は、第11戦から第14戦と第16戦から最終戦まで山本がドライブ。
- HRTのNo.20は、第15戦のみクリエンがドライブ。
- HRTのNo.21は、第10戦のみ山本がドライブ。
- ザウバーのNo.22は、第15戦から最終戦までハイドフェルドがドライブ。
開催地
[編集]- 正式カレンダーは2009年12月11日に開催されたWMSC(世界モータースポーツ評議会)において決定された。[132]。
- 暫定カレンダーは2009年8月30日および9月21日にFIAから発表され、10月9日および10月21日に若干の変更があった。8月30日に発表されたカレンダーには韓国GPは載っていなかったが、9月21日発表のものでは掲載され、初開催となる。
- 12月11日の正式発表により、最終戦はブラジルGPからアブダビGPに変更された。また、日本GPは10月10日、ブラジルGPは11月7日(ブラジル大統領選挙との衝突を避けるため)にそれぞれ変更された。イギリスGPは、当初ドニントンパーク・サーキットでの開催予定だったが、定められた期限(2009年10月26日)までにサーキットの運営会社はコース改修に必要な費用を調達できなかったため、新たにシルバーストーン・サーキット側と17年契約を結んだ。また、カナダGPは2010年から5年、ドイツGPは2018年までホッケンハイムリンクとニュルブルクリンクの交互開催によりそれぞれ契約締結している。オーストラリアGPは、ヨーロッパでのテレビ視聴率の考慮して17時スタートのトワイライトレースとなる。
Round | レース名称 | GP名 | 開催サーキット | 都市 | 決勝開催日 | 決勝スタート時刻 | 周回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
現地時間 | 協定世界時 | |||||||
1 | Gulf Air Bahrain Grand Prix | バーレーンGP | バーレーン・インターナショナル・サーキット | サヒール | 3月14日 | 14:00 | 12:00 | 49 |
2 | Qantas Australian Grand Prix | オーストラリアGP | アルバート・パーク・サーキット | メルボルン | 3月28日 | 17:00 | 06:00 | 58 |
3 | Petronas Malaysian Grand Prix | マレーシアGP | セパン・インターナショナル・サーキット | セパン | 4月4日 | 16:00 | 08:00 | 56 |
4 | Chinese Grand Prix | 中国GP | 上海インターナショナルサーキット | 上海 | 4月18日 | 14:00 | 06:00 | 56 |
5 | Gran Premio de España Telefónica | スペインGP | カタロニア・サーキット | バルセロナ | 5月9日 | 14:00 | 12:00 | 66 |
6 | Grand Prix de Monaco | モナコGP | モンテカルロ市街地コース | モンテカルロ | 5月16日 | 14:00 | 12:00 | 78 |
7 | Turkish Grand Prix | トルコGP | イスタンブール・パーク | イスタンブール | 5月30日 | 14:00 | 11:00 | 58 |
8 | Grand Prix du Canada | カナダGP | ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット | モントリオール | 6月13日 | 12:00 | 16:00 | 70 |
9 | Telefónica Grand Prix of Europe | ヨーロッパGP | バレンシア市街地コース | バレンシア | 6月27日 | 14:00 | 12:00 | 57 |
10 | Santander British Grand Prix | イギリスGP | シルバーストーン・サーキット | ノーサンプトンシャー | 7月11日 | 13:00 | 12:00 | 60 |
11 | Grosser Preis Santander von Deutschland | ドイツGP | ホッケンハイムリンク | ホッケンハイム | 7月25日 | 14:00 | 12:00 | 67 |
12 | Eni Magyar Nagydíj | ハンガリーGP | ハンガロリンク | ブダペスト | 8月1日 | 14:00 | 12:00 | 70 |
13 | Belgian Grand Prix | ベルギーGP | スパ・フランコルシャン | スパ | 8月29日 | 14:00 | 12:00 | 44 |
14 | Gran Premio Santander d'Italia | イタリアGP | モンツァ・サーキット | モンツァ | 9月12日 | 14:00 | 12:00 | 53 |
15 | SingTel Singapore Grand Prix | シンガポールGP | シンガポール市街地コース | シンガポール | 9月26日 | 20:00 | 12:00 | 61 |
16 | Japanese Grand Prix | 日本GP | 鈴鹿サーキット | 鈴鹿 | 10月10日 | 15:00 | 06:00 | 53 |
17 | Korean Grand Prix | 韓国GP | 韓国インターナショナルサーキット | 霊岩郡 | 10月24日 | 14:00 | 05:00 | 55 |
18 | Grande Prêmio Petrobras do Brasil | ブラジルGP | インテルラゴス・サーキット | サンパウロ | 11月7日 | 14:00 | 16:00 | 71 |
19 | Etihad Airways Abu Dhabi Grand Prix | アブダビGP | ヤス・マリーナ・サーキット | アブダビ | 11月14日 | 17:00 | 13:00 | 55 |
シーズン結果
[編集]レース
[編集]ドライバーズ・ワールド・チャンピオンシップ(選手部門)
[編集](key)
順位 | ドライバー | BHR |
AUS |
MAL |
CHN |
ESP |
MON |
TUR |
CAN |
EUR |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
JPN |
KOR |
BRA |
ABU |
ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン・ベッテル | 4 | Ret | 1 | 6 | 3 | 2 | Ret | 4 | 1 | 7 | 3 | 3 | 15 | 4 | 2 | 1 | Ret | 1 | 1 | 256 |
2 | フェルナンド・アロンソ | 1 | 4 | 13 | 4 | 2 | 6 | 8 | 3 | 8 | 14 | 1 | 2 | Ret | 1 | 1 | 3 | 1 | 3 | 7 | 252 |
3 | マーク・ウェバー | 8 | 9 | 2 | 8 | 1 | 1 | 3 | 5 | Ret | 1 | 6 | 1 | 2 | 6 | 3 | 2 | Ret | 2 | 8 | 242 |
4 | ルイス・ハミルトン | 3 | 6 | 6 | 2 | 14 | 5 | 1 | 1 | 2 | 2 | 4 | Ret | 1 | Ret | Ret | 5 | 2 | 4 | 2 | 240 |
5 | ジェンソン・バトン | 7 | 1 | 8 | 1 | 5 | Ret | 2 | 2 | 3 | 4 | 5 | 8 | Ret | 2 | 4 | 4 | 12 | 5 | 3 | 214 |
6 | フェリペ・マッサ | 2 | 3 | 7 | 9 | 6 | 4 | 7 | 15 | 11 | 15 | 2 | 4 | 4 | 3 | 8 | Ret | 3 | 15 | 10 | 144 |
7 | ニコ・ロズベルグ | 5 | 5 | 3 | 3 | 13 | 7 | 5 | 6 | 10 | 3 | 8 | Ret | 6 | 5 | 5 | Ret | Ret | 6 | 4 | 142 |
8 | ロバート・クビサ | 11 | 2 | 4 | 5 | 8 | 3 | 6 | 7 | 5 | Ret | 7 | Ret | 3 | 8 | 7 | Ret | 5 | 9 | 5 | 136 |
9 | ミハエル・シューマッハ | 6 | 10 | Ret | 10 | 4 | 12 | 4 | 11 | 16 | 9 | 9 | 11 | 7 | 9 | 13 | 6 | 4 | 7 | Ret | 72 |
10 | ルーベンス・バリチェロ | 10 | 8 | 12 | 12 | 9 | Ret | 14 | 14 | 4 | 5 | 12 | 10 | Ret | 10 | 6 | 9 | 7 | 14 | 12 | 47 |
11 | エイドリアン・スーティル | 12 | Ret | 5 | 11 | 7 | 8 | 9 | 10 | 6 | 8 | 17 | Ret | 5 | 16 | 9 | Ret | Ret | 12 | 13 | 47 |
12 | 小林可夢偉 | Ret | Ret | Ret | Ret | 12 | Ret | 10 | Ret | 7 | 6 | 11 | 9 | 8 | Ret | Ret | 7 | 8 | 10 | 14 | 32 |
13 | ヴィタリー・ペトロフ | Ret | Ret | Ret | 7 | 11 | 13 | 15 | 17 | 14 | 13 | 10 | 5 | 9 | 13 | 11 | Ret | Ret | 16 | 6 | 27 |
14 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 14 | Ret | 10 | 15 | 16 | Ret | 17 | Ret | 13 | 10 | 13 | 6 | 14 | 7 | 10 | Ret | 10 | 8 | 16 | 22 |
15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | 9 | 7 | Ret | Ret | 15 | 9 | 13 | 9 | 16 | 11 | 16 | 13 | 10 | 12 | Ret | Ret | 6 | Ret | Ret | 21 |
16 | セバスチャン・ブエミ | 16 | Ret | 11 | Ret | Ret | 10 | 16 | 8 | 9 | 12 | Ret | 12 | 12 | 11 | 14 | 10 | Ret | 13 | 15 | 8 |
17 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | Ret | 12 | DNS | Ret | Ret | Ret | 11 | Ret | 12 | Ret | 14 | 7 | 14 | 11 | 6 | |||||
18 | ニック・ハイドフェルド | Ret | 8 | 9 | 17 | 11 | 6 | ||||||||||||||
19 | ハイメ・アルグエルスアリ | 13 | 11 | 9 | 13 | 10 | 11 | 12 | 12 | 13 | Ret | 15 | Ret | 13 | 15 | 12 | 11 | 11 | 11 | 9 | 5 |
20 | ヘイキ・コバライネン | 15 | 13 | NC | 14 | DNS | Ret | Ret | 16 | Ret | 17 | Ret | 14 | 16 | 18 | Ret | 12 | 13 | 18 | 17 | 0 |
21 | ヤルノ・トゥルーリ | 17 | DNS | 17 | Ret | 17 | 15 | Ret | Ret | 21 | 16 | Ret | 15 | 19 | Ret | Ret | 13 | Ret | 19 | Ret | 0 |
22 | カルン・チャンドック | Ret | 14 | 15 | 17 | Ret | 14 | 20 | 18 | 18 | 19 | 0 | |||||||||
23 | ブルーノ・セナ | Ret | Ret | 16 | 16 | Ret | Ret | Ret | Ret | 20 | 19 | 17 | Ret | Ret | Ret | 15 | 14 | 21 | 19 | 0 | |
24 | ルーカス・ディ・グラッシ | Ret | Ret | 14 | Ret | 19 | Ret | 19 | 19 | 17 | Ret | Ret | 18 | 17 | 20 | 15 | DNS | Ret | Ret | 18 | 0 |
25 | ティモ・グロック | Ret | Ret | Ret | DNS | 18 | Ret | 18 | Ret | 19 | 18 | 18 | 16 | 18 | 17 | Ret | 14 | Ret | 20 | Ret | 0 |
26 | 山本左近 | 20 | Ret | 19 | 20 | 19 | 16 | 15 | 0 | ||||||||||||
27 | クリスチャン・クリエン | Ret | 22 | 20 | 0 | ||||||||||||||||
順位 | ドライバー | BHR |
AUS |
MAL |
CHN |
ESP |
MON |
TUR |
CAN |
EUR |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
JPN |
KOR |
BRA |
ABU |
ポイント |
コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンシップ(製造者部門)
[編集]順位 | コンストラクター | 車番 | BHR |
AUS |
MAL |
CHN |
ESP |
MON |
TUR |
CAN |
EUR |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
JPN |
KOR |
BRA |
ABU |
ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | レッドブル-ルノー | 5 | 4 | Ret | 1 | 6 | 3 | 2 | Ret | 4 | 1 | 7 | 3 | 3 | 15 | 4 | 2 | 1 | Ret | 1 | 1 | 498 |
6 | 8 | 9 | 2 | 8 | 1 | 1 | 3 | 5 | Ret | 1 | 6 | 1 | 2 | 6 | 3 | 2 | Ret | 2 | 8 | |||
2 | マクラーレン-メルセデス | 1 | 7 | 1 | 8 | 1 | 5 | Ret | 2 | 2 | 3 | 4 | 5 | 8 | Ret | 2 | 4 | 4 | 12 | 5 | 3 | 454 |
2 | 3 | 6 | 6 | 2 | 14† | 5 | 1 | 1 | 2 | 2 | 4 | Ret | 1 | Ret | Ret | 5 | 2 | 4 | 2 | |||
3 | フェラーリ | 7 | 2 | 3 | 7 | 9 | 6 | 4 | 7 | 15 | 11 | 15 | 2 | 4 | 4 | 3 | 8 | Ret | 3 | 15 | 10 | 396 |
8 | 1 | 4 | 13† | 4 | 2 | 6 | 8 | 3 | 8 | 14 | 1 | 2 | Ret | 1 | 1 | 3 | 1 | 3 | 7 | |||
4 | メルセデス | 3 | 6 | 10 | Ret | 10 | 4 | 12 | 4 | 11 | 15 | 9 | 9 | 11 | 7 | 9 | 13 | 6 | 4 | 7 | Ret | 214 |
4 | 5 | 5 | 3 | 3 | 13 | 7 | 5 | 6 | 10 | 3 | 8 | Ret | 6 | 5 | 5 | 17† | Ret | 6 | 4 | |||
5 | ルノー | 11 | 11 | 2 | 4 | 5 | 8 | 3 | 6 | 7 | 5 | Ret | 7 | Ret | 3 | 8 | 7 | Ret | 5 | 9 | 5 | 163 |
12 | Ret | Ret | Ret | 7 | 11 | 13† | 15 | 17 | 14 | 13 | 10 | 5 | 9 | 13 | 11 | Ret | Ret | 16 | 6 | |||
6 | ウィリアムズ-コスワース | 9 | 10 | 8 | 12 | 12 | 9 | Ret | 14 | 14 | 4 | 5 | 12 | 10 | Ret | 10 | 6 | 9 | 7 | 14 | 12 | 69 |
10 | 14 | Ret | 10 | 15 | 16 | Ret | 17 | 13 | Ret | 10 | 13 | 6 | 14 | 7 | 10 | Ret | 10 | 8 | 16 | |||
7 | フォース・インディア- メルセデス |
14 | 12 | Ret | 5 | 11 | 7 | 8 | 9 | 10 | 6 | 8 | 17 | Ret | 5 | 16 | 9 | Ret | Ret | 12 | 13 | 68 |
15 | 9 | 7 | Ret | Ret | 15† | 9 | 13 | 9 | 16 | 11 | 16 | 13 | 10 | 12 | Ret | Ret | 6 | Ret | Ret | |||
8 | ザウバー-フェラーリ | 22 | Ret | 12 | DNS | Ret | Ret | Ret | 11 | Ret | 12 | Ret | 14 | 7 | 11 | 14 | Ret | 8 | 9 | 17 | 11 | 44 |
23 | Ret | Ret | Ret | Ret | 12 | Ret | 10 | Ret | 7 | 6 | 11 | 9 | 8 | Ret | Ret | 7 | 8 | 10 | 14 | |||
9 | トロ・ロッソ-フェラーリ | 16 | 16† | Ret | 11 | Ret | Ret | 10 | 16 | 8 | 9 | 12 | Ret | 12 | 12 | 11 | 14 | 10 | Ret | 13 | 15 | 13 |
17 | 13 | 11 | 9 | 13 | 10 | 11 | 12 | 12 | 13 | Ret | 15 | Ret | 13 | 15 | 12 | 11 | 11 | 11 | 9 | |||
10 | ロータス-コスワース | 18 | 17† | DNS | 17 | Ret | 17 | 15† | Ret | Ret | 21 | 16 | Ret | 15 | 19 | Ret | Ret | 13 | Ret | 19 | 21† | 0 |
19 | 15 | 13 | NC | 14 | DNS | Ret | Ret | 16 | Ret | 17 | Ret | 14 | 16 | 18 | 16† | 12 | 13 | 18 | 17 | |||
11 | HRT F1-コスワース | 20 | Ret | 14 | 15 | 17 | Ret | 14† | 20† | 18 | 18 | 19 | Ret | 19 | 20 | 19 | Ret | 16 | 15 | 22 | 20 | 0 |
21 | Ret | Ret | 16 | 16 | Ret | Ret | Ret | Ret | 20 | 20 | 19 | 17 | Ret | Ret | Ret | 15 | 14 | 21 | 19 | |||
12 | ヴァージン-コスワース | 24 | Ret | Ret | Ret | DNS | 18 | Ret | 18 | Ret | 19 | 18 | 18 | 16 | 18 | 17 | Ret | 14 | Ret | 20 | Ret | 0 |
25 | Ret | Ret | 14 | Ret | 19 | Ret | 19 | 19 | 17 | Ret | Ret | 18 | 17 | 20 | 15 | DNS | Ret | NC | 18 | |||
順位 | コンストラクター | 車番 | BHR |
AUS |
MAL |
CHN |
ESP |
MON |
TUR |
CAN |
EUR |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
JPN |
KOR |
BRA |
ABU |
ポイント |
† リタイアしたがレース距離の90%以上を走行していたため完走扱い。
脚注
[編集]- ^ a b c “F1分裂の危機”. F1-Gate.com. (2009年6月20日) 2009年6月20日閲覧。
- ^ “フラビオ・ブリアトーレ、予算制限を非難”. F1-Gate.com. (2009年3月19日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ a b “フェラーリ、2010年のF1撤退を示唆”. F1-Gate.com. (2009年5月13日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ a b “フェラーリ、予算キャップ導入を警告”. F1-Gate.com. (2009年5月3日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ “ウィリアムズ、2010年のF1エントリーを提出”. F1-Gate.com. (2009年5月26日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ “フォース・インディア、無条件での2010年F1エントリーを提出”. F1-Gate.com. (2009年6月5日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ “FOTA、ウィリアムズを一時除名処分に”. F1-Gate.com. (2009年5月27日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ “フォース・インディア、将来はまだ未決定(注:原文ママ)”. F1-Gate.com. (2009年6月20日) 2009年6月20日閲覧。
- ^ “FOTA、新シリーズ設立を発表”. F1-Gate.com. (2009年6月19日) 2009年6月20日閲覧。
- ^ a b “Press Release World Motor Sport Council 24/06/2009”. FIA. (2009年6月24日) 2009年6月25日閲覧。
- ^ “Mosley rethinks future over FOTA claims”. Autosport.com. (2009年6月25日) 2009年7月13日閲覧。
- ^ “マックス・モズレー 「世界中から再選を迫られている」”. F1-Gate.com. (2009年6月28日) 2009年7月13日閲覧。
- ^ “マックス・モズレー再出馬断念、ジャン・トッドを後任に推薦”. F1-Gate.com. (2009年7月15日) 2009年7月16日閲覧。
- ^ a b c “F1:新コンコルド協定が合意”. F1-Gate.com. (2009年8月1日) 2009年8月11日閲覧。
- ^ “USF1 コンコルド協定にサイン”. F1-Gate.com. (2009年8月8日) 2009年8月11日閲覧。
- ^ “Williams and Force India rejoin FOTA”. Autosport.com. (2009年9月9日) 2009年9月10日閲覧。
- ^ “BMW will quit F1 at the end of 2009”. Autosport.com. (2009年7月29日) 2009年9月15日閲覧。
- ^ a b “ロータスの2010年F1参戦が決定”. F1-Gate.com. (2009年9月15日) 2009年12月12日閲覧。
- ^ a b “BMW、F1チームをQadbakに売却”. F1-Gate.com. (2009年9月15日) 2009年9月15日閲覧。
- ^ a b “BMW sells F1 team back to Peter Sauber”. autosport.com. (2009年11月27日) 2009年11月27日閲覧。
- ^ “トヨタ、F1撤退を正式発表”. F1-Gate.com. (2009年11月4日) 2009年11月4日閲覧。
- ^ “トヨタ、F1からの撤退を発表”. トヨタ自動車. (2009年11月4日) 2009年11月4日閲覧。
- ^ “ルノー、F1撤退を検討”. F1-Gate.com. (2009年11月5日) 2009年12月21日閲覧。
- ^ “ルノー、株式の大半を売却もF1活動継続!”. ESPN F1. (2009年12月16日) 2009年12月21日閲覧。
- ^ “メルセデスGP誕生!メルセデス・ベンツがブラウンGPを買収”. F1-Gate.com. (2009年11月17日) 2009年11月17日閲覧。
- ^ "ウエーバー「No.2にしては悪くないだろ?」と皮肉". オートスポーツ.(2010年7月12日)2013年1月9日閲覧。
- ^ "フェラーリにペナルティなし". ESPN F1.(2010年9月9日)2013年1月9日閲覧。
- ^ “2010年よりレース中の再給油が禁止”. Gp Update. (2009年4月30日) 2009年5月1日閲覧。
- ^ “クルマの最少重量が引き上げ”. Gp Update. (2009年5月1日) 2009年5月2日閲覧。
- ^ a b c “F1 2010年 レギュレーション”. F1-Gate.com. (2009年5月2日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “新規参入チームに補助金を支給”. Gp Update. (2009年4月30日) 2009年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “2010年F1レギュレーション:予選手順などが変更”. F1-Gate.com. (2009年8月20日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ a b “ポイントシステムに大幅変更”. ESPN F1. (2009年12月11日) 2009年12月12日閲覧。
- ^ “F1:2010年から新ポイントシステム導入が決定”. F1-Gate.com. (2009年12月12日) 2009年12月12日閲覧。
- ^ “F1 2010年 レギュレーション”. F1-Gate.com. (2009年12月20日) 2009年12月21日閲覧。
- ^ “ブリヂストン、タイヤスペックを微調整”. ESPN F1. (2009年12月9日) 2009年12月12日閲覧。
- ^ a b “浜島裕英の「F1 レース直前レポート」2010”. Bridgestone Motorsport. (2010年3月10日) 2010年3月25日閲覧。
- ^ "新フレキシブルウイング・テスト、大部分のF1チームに影響か". F1-Gate.com.(2010年8月4日)2013年1月9日閲覧。
- ^ “来シーズンは26台のクルマがグリッドへ”. Gp Update. (2009年4月30日) 2009年5月1日閲覧。
- ^ “F1:2010年の新規エントリー提出は15チーム”. F1-Gate.com. (2009年6月12日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “ライトスピード、F1へエントリー”. F1-Gate.com. (2009年5月15日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “ロータス社 「ライトスピードのF1エントリーとは無関係」”. F1-Gate.com. (2009年6月11日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ a b “ブラバムがF1に復活か”. F1-Gate.com. (2009年6月3日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ "ブラバム家、名称使用に関しフォームテックへの告訴を決定". オートスポーツ.(2009年6月12日)2013年1月9日閲覧。
- ^ “マーチ、2010年F1にエントリー”. F1-Gate.com. (2009年5月31日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ a b “N.Technology hits out at the FIA”. Autosport.com. (2009年6月19日) 2009年6月20日閲覧。
- ^ “アレキサンダー・ブルツ、F1チーム「スーパーファンド」設立”. F1-Gate.com. (2009年6月1日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ a b “Lola pulls off 2010 FIA reserve list”. onestopstrategy.com. (2009年6月17日) 2009年6月20日閲覧。
- ^ a b “Stefan GP and Mike Coughlan”. Pitpass.com. (2009年8月2日) 2009年8月4日閲覧。
- ^ “ステファンGP、トヨタと技術サポート契約”. F1-Gate.com. (2010年1月30日) 2010年3月1日閲覧。
- ^ Autosport Magazine, June 18 2009, p13
- ^ “ヴァージン・レーシング、正式発表”. F1-Gate.com. (2009年12月15日) 2009年12月15日閲覧。
- ^ “Superfund not eyeing vacant 2010 team spot”. onestopstrategy.com. (2009年8月10日) 2009年8月11日閲覧。
- ^ “2010年F1マシン、1月30日にバレンシアで合同発表か”. F1-Gate.com. (2009年12月10日) 2010年1月15日閲覧。
- ^ “F1合同新車発表会の計画に暗雲”. F1-Gate.com. (2009年12月19日) 2010年1月15日閲覧。
- ^ “F1合同新車発表会は中止”. F1-Gate.com. (2009年12月22日) 2010年1月15日閲覧。
- ^ a b Elizalde, Pablo (2010年1月15日). “Mercedes GP reveals car launch date”. autosport.com (Haymarket Publications) 2010年1月15日閲覧。
- ^ “Ferrari to unveil new car on 28 January”. autosport.com (Haymarket Publications). (2010年1月13日) 2010年1月13日閲覧。
- ^ a b Elizalde, Pablo (2010年1月14日). “McLaren announces car launch date”. autosport.com (Haymarket Publications) 2010年1月14日閲覧。
- ^ “マクラーレン、MP4-25を発表”. F1-Gate.com. (2010年1月29日) 2010年1月29日閲覧。
- ^ a b c Elizalde, Pablo (2010年1月14日). “Renault sets date for R30 launch”. autosport.com (Haymarket Publications) 2010年1月14日閲覧。
- ^ “Exclusive Peter Sauber Q&A: Ferrari-powered C29 on schedule”. formula1.com (Formula One Administration). (2009年11月30日) 2009年12月3日閲覧。
- ^ “Sauber to launch car on 31 January”. autosport.com (Haymarket Publications). (2010年1月6日) 2010年1月6日閲覧。
- ^ a b “STR plans to roll out new car at first test”. itv-f1.com (ITV Sport). (2010年1月14日) 2010年1月14日閲覧。
- ^ Elizalde, Pablo (2009年6月12日). “Williams 'pleased' with F1 entry”. autosport.com (Haymarket Publications) 2009年6月12日閲覧。
- ^ “Barrichello to test on 1 February in Spain”. motorsport.com (GMM). (2010年1月12日) 2010年1月12日閲覧。
- ^ “ヴァージン、VR-01を発表”. F1-Gate.com. (2010年2月3日) 2010年2月13日閲覧。
- ^ “フォース・インディア、新車を発表!”. ESPN F1. (2010年2月9日) 2010年2月13日閲覧。
- ^ “フォース・インディア、VJM03を発表”. F1-Gate.com. (2010年2月9日) 2010年2月13日閲覧。
- ^ “レッドブル、RB6を発表”. F1-Gate.com. (2010年2月10日) 2010年2月20日閲覧。
- ^ Elizalde, Pablo (2010年1月14日). “Lotus reveals 2010 car launch date”. autosport.com (Haymarket Publications) 2010年1月14日閲覧。
- ^ “HRT:ヒスパニア・レーシング 発表会 (動画)”. F1-Gate.com. (2010年3月5日) 2010年3月25日閲覧。
- ^ “FIA Formula One World Championship - Entry List”. FIA公式サイト. (2010年3月3日) 2010年3月4日閲覧。
- ^ “VODAFONE McLAREN MERCEDES SIGNS REIGNING WORLD CHAMPION JENSON BUTTON TO MULTI-YEAR DEAL”. McLaren.com. (2009年11月18日) 2009年11月18日閲覧。
- ^ “Paffett to stay on as McLaren tester”. autosport.com. (2010年1月16日) 2010年1月16日閲覧。
- ^ “Lewis extends McLaren stay until 2012”. Manipe F1. (2008年1月18日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “メルセデスGPのタイトルスポンサーにペトロナス”. ESPN F1. (2009年12月21日) 2009年12月21日閲覧。
- ^ “メルセデスGP、1月25日に新車を発表。”. F1-Gate.com. (2010年1月7日) 2010年1月7日閲覧。
- ^ “メルセデスGP、ミハエル・シューマッハの起用を正式発表”. F1-Gate.com. (2009年12月23日) 2009年12月23日閲覧。
- ^ “Schumacher to race for Mercedes in 2010”. Formula1.com. (2009年12月23日) 2009年12月23日閲覧。
- ^ “メルセデスGP、ロズベルグ加入を正式発表”. F1トップニュース. (2009年11月23日) 2009年11月23日閲覧。
- ^ “Red Bull Not Switching to RB6 Development... Yet!”. autoevolution.com. (2009年8月20日) 2009年10月7日閲覧。
- ^ “レッドブル、2010年もルノーエンジンを継続使用”. F1-Gate.com. (2009年11月2日) 2009年11月2日閲覧。
- ^ “レッドブル、ベッテルとの長期契約を希望”. F1-Gate.com. (2009年5月12日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “レッドブル 「ベッテルとBMWとの2011年のオプションはない」”. F1-Gate.com. (2009年4月29日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ a b c d “レッドブル&トロロッソのリザーブにリチャードとハートレー”. AUTOSPORTweb. (2010年1月26日) 2010年1月26日閲覧。
- ^ “レッドブル、マーク・ウェバーとの契約を2010年まで延長”. F1-Gate.com. (2009年7月23日) 2009年7月27日閲覧。
- ^ “Massa extends Ferrari stay until 2010”. Manipe F1. (2007年10月16日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “ジャンカルロ・フィジケラ、2010年はフェラーリのリザーブドライバー”. F1-Gate.com. (2009年9月4日) 2009年9月4日閲覧。
- ^ “フィジケラ 2010年はフェラーリのテストドライバーに”. Gp Update. (2009年9月4日) 2009年9月4日閲覧。
- ^ a b “バドエルとジェネ、テストドライバーとしてフェラーリに残留”. AUTOSPORTweb. (2010年1月29日) 2010年1月30日閲覧。
- ^ “フェラーリ アロンソ加入を正式発表”. Gp Update. (2009年9月30日) 2009年10月1日閲覧。
- ^ “ウィリアムズ、2010年F1参戦承認に満足”. F1-Gate.com. (2009年6月12日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ “ウィリアムズ コスワース搭載が決定”. Gp Update. (2009年10月30日) 2₳₳009-10-31閲覧。
- ^ a b “ウィリアムズ、2010年ドライバーを発表:バリチェロ&ヒュルケンベルグ”. F1-Gate.com. (2009年11月2日) 2009年11月2日閲覧。
- ^ “ボッタス、ウィリアムズのテストドライバーに就任”. ESPN F1. (2010年1月29日) 2010年1月29日閲覧。
- ^ “ルノー R30の開発に着手”. F1-Gate.com. (2009年8月26日) 2009年8月26日閲覧。
- ^ “ルノー クビサ加入を正式発表”. Gp Update. (2009年10月7日) 2009年10月7日閲覧。
- ^ “タン・ホー・ピン、ルノーのサードドライバーに就任”. F1-Gate.com. (2010年2月1日) 2010年2月12日閲覧。
- ^ “フォース・インディア、VJM03のデビューは2月10日のヘレステスト”. F1-Gate.com. (2010年1月16日) 2010年1月16日閲覧。
- ^ a b “Force India retains Sutil and Liuzzi”. autosport.com. (2009年11月27日) 2009年11月28日閲覧。
- ^ “トロ・ロッソ、STR5をバレンシアでデビュー”. F1-Gate.com. (2010年1月15日) 2010年1月15日閲覧。
- ^ “Toro Rosso confirms same drivers for 2010”. Motorsport.com. (2009年10月1日) 2009年10月7日閲覧。
- ^ “ハイメ・アルグエルスアリ、トロ・ロッソとの契約を更新”. F1-Gate.com. (2009年11月26日) 2009年11月28日閲覧。
- ^ 当初、FIAエントリーリスト内では「TBA」となっていた
- ^ a b “コスワース、F1に復帰”. F1-Gate.com. (2009年6月12日) 2009年6月14日閲覧。
- ^ a b “コスワース エンジンのパフォーマンスに自信”. F1-Gate.com. (2009年7月21日) 2009年9月15日閲覧。
- ^ a b c “ロータス、ラインアップを発表!”. ESPN F1. (2009年12月14日) 2009年12月14日閲覧。
- ^ “カルン・チャンドック、ヒスパニア・レーシングと契約”. F1-Gate.com. (2010年3月4日) 2010年3月5日閲覧。
- ^ “山本左近、ヒスパニア・レーシングとテスト契約”. F1-Gate.com. (2010年4月17日) 2010年4月22日閲覧。
- ^ “クリスチャン・クリエン、HRTとテスト兼リザーブ契約”. F1-Gate.com. (2010年5月5日) 2010年5月9日閲覧。
- ^ “山本左近、カルン・チャンドックに代わってドイツGPに参戦”. F1-Gate.com. (2010年7月17日) 2010年7月17日閲覧。
- ^ “山本左近、食中毒でシンガポールGPを欠場 … 代役はクリエン”. F1 Gate.com. (2010年9月24日) 2010年9月26日閲覧。
- ^ “カンポス、ブルーノ・セナとの契約を記者会見で正式発表”. F1-Gate.com. (2009年11月11日) 2009年12月12日閲覧。
- ^ “山本左近、ブルーノ・セナに代わってイギリスGPに参戦”. F1-Gate.com. (2010年7月9日) 2010年7月9日閲覧。
- ^ “ザウバー、デ・ラ・ロサと契約!”. ESPN F1. (2010年1月19日) 2010年1月20日閲覧。
- ^ “ザウバー、エステバン・グティエレスと育成ドライバー契約”. F1 Gate.com. (2010年2月27日) 2010年10月16日閲覧。
- ^ “ザウバー、若手テストにエステバン・グティエレスを起用”. TopNews.com. (2010年9月21日) 2010年10月16日閲覧。
- ^ “ザウバー、ハイドフェルド獲得を発表!”. ESPN F1. (2010年9月14日) 2010年9月14日閲覧。
- ^ “小林可夢偉、ザウバーと2010年のレースドライバーとして契約”. F1-Gate.com. (2009年12月17日) 2009年12月17日閲覧。
- ^ “ヴァージン・レーシング、初F1マシン名は『VR-01』”. F1-Gate.com. (2009年12月16日) 2009年12月16日閲覧。
- ^ “マノー、ティモ・グロックとの契約を発表”. F1-Gate.com. (2009年11月17日) 2009年11月17日閲覧。
- ^ “ヴァージン、アンディ・ソウセックとのリザーブ契約を発表”. F1-Gate.com. (2010年2月23日) 2010年2月23日閲覧。
- ^ “ヴァージン・レーシングが誕生!”. ESPN F1. (2009年12月15日) 2009年12月16日閲覧。
- ^ “ヴァージン ディ・グラッシと契約”. Gp Update. (2009年12月15日) 2009年12月15日閲覧。
- ^ “ザウバー,マシン名称は「C29」”. Formula web. (2009年11月30日) 2009年12月1日閲覧。
- ^ a b c d “2010 FIA Formula One World Championship Entry List”. FIA公式サイト. (2009年11月30日) 2009年12月1日閲覧。
- ^ “FIA、ザウバーチームの2010年F1参戦を正式発表”. TOP NEWS. (2009年12月4日) 2009年12月4日閲覧。
- ^ “カンポス、ホセ・ラモン・カラバンテへのチーム売却を発表”. F1-Gate.com. (2010年2月20日) 2010年3月4日閲覧。
- ^ “カンポスの新チーム名は"ヒスパニア・レーシング"”. ESPN F1. (2010年3月2日) 2010年3月5日閲覧。
- ^ “FIA、ニック・ハイドフェルド、ピレリの公式テストドライバーに就任”. F1-Gate. (2010年8月17日) 2010年8月17日閲覧。
- ^ “FIA World Motor Sport Council Press Release 11/12/2009”. FIA. (2009年12月12日) 2009年12月12日閲覧。