イギリスグランプリ
シルバーストン・サーキット | |
![]() | |
レース情報 | |
---|---|
周回 | 52 |
コース長 | 5.891 km (3.660 mi) |
レース長 | 306.198 km (190.263 mi) |
開催回数 | 77 |
初回 | 1926年 |
最多勝利 (ドライバー) |
![]() |
最多勝利 (コンストラクター) |
![]() |
最新開催(2022年): | |
ポールポジション |
![]() フェラーリ 1:40.983[注 2] |
決勝順位 |
1. ![]() フェラーリ 1:21:20.440 2. ![]() レッドブル-RBPT +3.779s 3. ![]() メルセデス +6.225s |
ファステストラップ |
![]() メルセデス 1:30.510 |
イギリスグランプリ(イギリスGP, British Grand Prix)は、イギリスで行われるモータースポーツのレース。現在はF1のイベントとして開催されている。
1950年、F1世界選手権が初めて開催された際の第1戦がこのイギリスGPであり、F1の中ではもっとも伝統のあるレースのひとつである。
イギリス国内で行われた、イギリスGP以外の名称をもつF1レースも本項目で記述する。
概要[編集]
1926年に初開催され、1928年~1947年の中断を経て開催が続けられている。1950年以降は、同年に発足したF1に組み込まれ、F1において同一名称のグランプリが1年も欠かさず開催されているのは、このイギリスGPとイタリアGPのみである。
1950年にF1グランプリの第1戦として初開催された際にはシルバーストン・サーキットで行われた。以降、ブランズ・ハッチなどのサーキットでもイギリスGPは開催されたが、1987年以降はシルバーストンでの開催が続いている。
シルバーストンの施設の老朽化、タバコ広告禁止を含めた金銭的・興行的問題など多数の問題から、2010年はドニントンパーク・サーキットに開催が移ると一旦発表されたが、その後ドニントンパークのサーキット運営会社がコース改修資金の調達に失敗、F1開催が困難な状況となってしまった[1]。そのため2010年以降もシルバーストンでの開催が継続する可能性が高くなり[2]、2009年12月7日、シルバーストンにて2026年までのイギリスGP開催が決定した。
しかし、シルバーストン・サーキットのオーナーであるブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)は2017年のイギリスGP開催直前、開催費用の負担増加により経済的損失が大きくなりすぎることを理由に開催契約の解除条項を行使し、2019年まで契約が短縮されることになった[3]。この間、ロンドン市街地での開催も検討されたが[4]、契約が切れる2019年にシルバーストンと2024年までの開催契約が結ばれた[5]。なお、F1を経営するリバティメディアは、引き続きロンドン市街地での開催の可能性を模索するとしている[6]。
開催されたサーキット[編集]
1926年の初開催と、翌1927年はブルックランズで開催され、1928年~1947年の20年間は開催されなかったものの、1948年に場所をシルバーストンに変えて再び開催され、以降も時折開催地を変えながら現在まで毎年欠かさず開催されている。
1948年~1954年まではシルバーストンで行われた。1955・1957・1959・1961・1962年の5回はエイントリーで、1956・1958・1960・1963年はシルバーストンで開催された。
エイントリーでF1が開催されなくなって以降は、1964年から1986年までは偶数年がブランズハッチ、奇数年がシルバーストン・サーキットで交互に開催されていたが、1987年以降はシルバーストン・サーキットで開催されている。
1983年・1985年・1993年・2020年には、英国内でイギリスGPではない名称のグランプリが、イギリスGPと併催されている。詳細は後述のイギリスグランプリ以外のF1レースを参照のこと。
イギリスグランプリ以外のF1レース[編集]
英国内で実施されながら、別の名称が付与されたレースがある。1国で年内に2回の開催を行ったが、1国1開催の原則等の理由でヨーロッパGPという名称が付与された。また、2020年は70周年記念GPとして2回目の開催が行われた。
- ブランズハッチ開催
- 1983年と1985年に開催。シルバーストンにイギリスGPの名が付けられたため、ブランズ・ハッチで開催されたレースはヨーロッパGPの名が冠せられた。1983年はブラバム・BMWのネルソン・ピケ、1985年はウィリアムズ・ホンダのナイジェル・マンセルが優勝した。
- ドニントンパーク開催
- 1993年に1回のみ開催。2輪の世界選手権でよく使用されている、ドニントン・パークで開催された。マクラーレン・フォードのアイルトン・セナが優勝した。
- シルバーストン開催
- 2020年では同じシルバーストンで2週連続で開催され、1週目はイギリスGPとして、2週目は70周年記念GPとして開催されることが発表された[7]。
特筆すべき過去のレース[編集]
数多く開催されたイギリスGPの中でも、大きな出来事が起こった、または記念すべきレースをいくつか取り上げて紹介する。
- 1950年 - この年創設されたF1世界選手権の記念すべき第1戦として開催され、アルファロメオのジュゼッペ・ファリーナが優勝。以下4位までをアルファロメオが独占した。
- 1951年 - 前年から無敗を続けてきたアルファロメオを破り、フェラーリが初優勝した。チームオーナーのエンツォ・フェラーリは「私は母親を殺してしまった」との名言を残した。
- 1955年 - メルセデスに所属するスターリング・モスが地元でF1初優勝を達成。
- 1957年 - モスとトニー・ブルックスがマシンをシェアして優勝。イギリス人ドライバー2人とイギリス製マシン(ヴァンウォール)による記念すべき勝利となった。
- 1965年 - ジム・クラークがイギリスGP4連勝。
- 1968年 - ロブ・ウォーカー・レーシングチームのジョー・シフェールがロータス・49BでF1初優勝。同チームの優勝は1961年ドイツGPのモス以来7年ぶりで、かつ最後となった。
- 1973年 - レース2周目のホームストレートでジョディー・シェクターのマシンがスピン。コース上で動けなくなったマシンに8台のマシンが次々とクラッシュし、F1世界選手権では初めて赤旗でレースが中断されることとなった。この事故ではアンドレア・デ・アダミッチが脚の骨を折ってF1キャリアを断たれた。
- 1976年 - スタート直後の多重事故で赤旗再スタートとなり、中断中にマシンを修理したジェームス・ハントが優勝。しかし、フェラーリが異議を唱え、2ヵ月後にハントは失格処分となった[8]。
- 1979年 - ウィリアムズのクレイ・レガツォーニが優勝し、ウィリアムズが初優勝を達成。
- 1987年 - ホンダエンジンを使用するウィリアムズとロータスが1位から4位までを独占した。優勝したのはウィリアムズのナイジェル・マンセル、2位は同じくウィリアムズのネルソン・ピケ、3位はロータスのアイルトン・セナ、4位がロータスの中嶋悟であった。
- 1992年 - 圧倒的な戦闘力を誇るウィリアムズ・ルノーを駆り、ドライバーズランキングで首位を独走していたマンセルの凱旋レースというにふさわしかった。金曜日のフリー走行からの全てのセッションでマンセルがトップタイムを記録した。決勝レースでは全周回で首位を譲らず、2位のリカルド・パトレーゼに約40秒の差をつけて優勝。ファステストラップも記録しグランドスラムを達成した。
- 1994年 - ウィリアムズのデイモン・ヒルが地元優勝。ベネトンのミハエル・シューマッハは黒旗無視で失格となり、さらに2戦出場停止を命じられた。
- 1995年 - ジョニー・ハーバートがF1初勝利。
- 1999年 - フェラーリのシューマッハがブレーキトラブルでタイヤウォールに激突。右足を骨折し欠場を余儀なくされた。
- 2003年 - 決勝レース中、アイルランド出身の聖職者ニール・ホランが宗教的なメッセージが書かれたプラカードを掲げてコースに乱入。逮捕され禁固2か月の有罪判決を受けた。
- 2013年 - 土曜フリー走行でマクラーレンのセルジオ・ペレス、また決勝レースではメルセデスのルイス・ハミルトン、フェラーリのフェリペ・マッサ、トロ・ロッソのジャン=エリック・ベルニュ、そしてペレスの左後輪タイヤが相次いでバーストを起こす異常事態。特にベルニュがバーストした際には直後にセーフティーカーまで入った[9][10]。これを受けてタイヤを独占供給しているピレリは原因の徹底調査を行い、タイヤを左右逆に付けたり、空気圧を低めにするなどの不適切な使用方法やサーキットの縁石が原因であると結論づけた[11]。しかし一方でピレリが国際自動車連盟(FIA)や各チームに無断でタイヤの構造変更を行った、との報道もされている[12]。
- 2017年 - ハミルトンがクラーク以来のイギリスGP4連勝をグランドスラムで達成。また、イギリスGPにおける通算勝利数もクラークとアラン・プロストに並んだ[13]。
- 2019年 - ハミルトンがチームメイトのバルテリ・ボッタスに勝ち、イギリスGP単独トップとなる通算6勝目を達成。
- 2020年 - ハミルトンが最終ラップで左フロントタイヤがパンクするアクシデントに見舞われ3輪走行を強いられたが、その状態のままリードを守りきって優勝した[14]。
- 2021年 - F1史上初のスプリントレース形式による予選はマックス・フェルスタッペンが制してポールポジションを獲得するが[15]、決勝は1周目でハミルトンと接触してコース外に押し出されてタイヤバリアにクラッシュ、リタイアに終わった。このアクシデントにより赤旗が出されてレースは中断。ハミルトンはレース再開後に10秒のタイムペナルティが科せられたが、先述のアクシデントに乗じてトップに立ったシャルル・ルクレールをレース終盤にパスして逆転優勝を果たした[16]。
過去の結果と開催サーキット[編集]
イギリスGP[編集]
F1世界選手権として開催された1950年以降の結果について記載する。シルバーストン・サーキットのコースレイアウトの変遷については、シルバーストン・サーキット#改修履歴を参照。
年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 勝者 | コンストラクター | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
1950 | 5月13日 | 1 | シルバーストン | ![]() |
アルファロメオ | 詳細 |
1951 | 7月14日 | 5 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1952 | 7月19日 | 5 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1953 | 7月18日 | 6 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1954 | 7月17日 | 5 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1955 | 7月16日 | 6 | エイントリー | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
1956 | 7月14日 | 6 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1957 | 7月20日 | 5 | エイントリー | ![]() ![]() |
ヴァンウォール | 詳細 |
1958 | 7月19日 | 7 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1959 | 7月18日 | 5 | エイントリー | ![]() |
クーパー-クライマックス | 詳細 |
1960 | 7月16日 | 7 | シルバーストン | ![]() |
クーパー-クライマックス | 詳細 |
1961 | 7月15日 | 5 | エイントリー | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1962 | 7月21日 | 5 | エイントリー | ![]() |
ロータス-クライマックス | 詳細 |
1963 | 7月20日 | 5 | シルバーストン | ![]() |
ロータス-クライマックス | 詳細 |
1964 | 7月11日 | 5 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ロータス-クライマックス | 詳細 |
1965 | 7月10日 | 5 | シルバーストン | ![]() |
ロータス-クライマックス | 詳細 |
1966 | 7月16日 | 4 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ブラバム-レプコ | 詳細 |
1967 | 7月15日 | 6 | シルバーストン | ![]() |
ロータス-フォード | 詳細 |
1968 | 7月20日 | 7 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ロータス-フォード (ロブ・ウォーカー) |
詳細 |
1969 | 7月19日 | 6 | シルバーストン | ![]() |
マトラ-フォード (マトラ・インターナショナル) |
詳細 |
1970 | 7月18日 | 7 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ロータス-フォード | 詳細 |
1971 | 7月17日 | 6 | シルバーストン | ![]() |
ティレル-フォード | 詳細 |
1972 | 7月15日 | 7 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ロータス-フォード | 詳細 |
1973 | 7月14日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-フォード | 詳細 |
1974 | 7月20日 | 10 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ティレル-フォード | 詳細 |
1975 | 7月19日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-フォード | 詳細 |
1976 | 7月18日 | 9 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1977 | 7月17日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-フォード | 詳細 |
1978 | 7月16日 | 10 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1979 | 7月15日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-フォード | 詳細 |
1980 | 7月13日 | 8 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ウィリアムズ-フォード | 詳細 |
1981 | 7月19日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-フォード | 詳細 |
1982 | 7月18日 | 10 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
マクラーレン-フォード | 詳細 |
1983 | 7月17日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
ルノー | 詳細 |
1984 | 7月22日 | 10 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
マクラーレン-TAG | 詳細 |
1985 | 7月21日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-TAG | 詳細 |
1986 | 7月13日 | 9 | ブランズ・ハッチ | ![]() |
ウィリアムズ-ホンダ | 詳細 |
1987 | 7月12日 | 7 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ホンダ | 詳細 |
1988 | 7月10日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-ホンダ | 詳細 |
1989 | 7月16日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-ホンダ | 詳細 |
1990 | 7月15日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1991 | 7月14日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ルノー | 詳細 |
1992 | 7月12日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ルノー | 詳細 |
1993 | 7月11日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ルノー | 詳細 |
1994 | 7月10日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ルノー | 詳細 |
1995 | 7月16日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
ベネトン-ルノー | 詳細 |
1996 | 7月14日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ルノー | 詳細 |
1997 | 7月13日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
ウィリアムズ-ルノー | 詳細 |
1998 | 7月12日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
1999 | 7月11日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
2000 | 4月23日 | 4 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
2001 | 7月15日 | 11 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
2002 | 7月 | 7日10 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
2003 | 7月20日 | 11 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
2004 | 7月11日 | 11 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
2005 | 7月10日 | 11 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
2006 | 6月11日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
ルノー | 詳細 |
2007 | 7月 | 8日9 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
2008 | 7月 | 6日9 | シルバーストン | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
2009 | 6月21日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
レッドブル-ルノー | 詳細 |
2010 | 7月11日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
レッドブル-ルノー | 詳細 |
2011 | 7月10日 | 9 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
2012 | 7月 | 8日9 | シルバーストン | ![]() |
レッドブル-ルノー | 詳細 |
2013 | 6月30日 | 8 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2014 | 7月 | 6日9 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2015 | 7月 | 5日9 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2016 | 7月10日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2017 | 7月16日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2018 | 7月 | 8日10 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
2019 | 7月14日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2020 | 8月 | 2日4 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2021 | 7月18日 | 10 | シルバーストン | ![]() |
メルセデス | 詳細 |
2022 | 7月 | 3日10 | シルバーストン | ![]() |
フェラーリ | 詳細 |
複数回優勝したドライバー[編集]
回数 | ドライバー | 優勝年 |
---|---|---|
8 | ![]() |
2008, 2014, 2015, 2016, 2017, 2019, 2020, 2021 |
5 | ![]() |
1962, 1963, 1964, 1965, 1967 |
![]() |
1983, 1985, 1989, 1990, 1993 | |
4 | ![]() |
1986, 1987, 1991, 1992 |
3 | ![]() |
1959, 1960, 1966 |
![]() |
1976, 1982, 1984 | |
![]() |
1998, 2002, 2004 | |
2 | ![]() |
1951, 1954 |
![]() |
1952, 1953 | |
![]() |
1955, 19571 | |
![]() |
1969, 1971 | |
![]() |
1972, 1975 | |
![]() |
1996, 1997 | |
![]() |
1999, 2000 | |
![]() |
2006, 2011 | |
![]() |
2010, 2012 | |
![]() |
2009, 2018 |
- 太字は2022年のF1世界選手権に参戦中のドライバー。
- ^1 - 1957年のモスはトニー・ブルックスとヴァンウォールをシェアして優勝。
複数回優勝したコンストラクター[編集]
回数 | コンストラクター | 優勝年 |
---|---|---|
18 | ![]() |
1951, 1952, 1953, 1954, 19561, 1958, 1961, 1976, 1978, 1990, 1998, 2002, 2003, 2004, 2007, 2011, 2018, 2022 |
14 | ![]() |
1973, 1975, 1977, 1981, 1982, 1984, 1985, 1988, 1989, 1999, 2000, 2001, 2005, 2008 |
10 | ![]() |
1979, 1980, 1986, 1987, 1991, 1992, 1993, 1994, 1996, 1997 |
9 | ![]() |
1955, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2019, 2020, 2021 |
8 | ![]() |
1962, 1963, 1964, 1965, 1967, 1968, 1970, 1972 |
3 | ![]() |
2009, 2010, 2012 |
2 | ![]() |
1926, 1927 |
![]() |
1948, 1949 | |
![]() |
1959, 1960 | |
![]() |
1971, 1974 | |
![]() |
1983, 2006 |
- 太字は2022年のF1世界選手権に参戦中のコンストラクター。
- ピンク地はF1世界選手権以外で開催された年。
- グリーン地は第二次世界大戦前に行われていた世界マニュファクチャラーズ選手権[注 3]の一戦として開催された年。
- ^1 - 1956年のフェラーリはランチア・フェラーリ D50による優勝。
複数回優勝したエンジン[編集]
回数 | メーカー | 優勝年 |
---|---|---|
18 | ![]() |
1951, 1952, 1953, 1954, 1956, 1958, 1961, 1976, 1978, 1990, 1998, 2002, 2003, 2004, 2007, 2011, 2018, 2022 |
14 | ![]() |
1967, 1968, 1969, 1970, 1971, 1972, 1973, 1974, 1975, 1977, 1979, 1980, 1981, 1982 |
![]() |
1955, 1999, 2000, 2001, 2005, 2008, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2019, 2020, 2021 | |
12 | ![]() |
1983, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, 1996, 1997, 2006, 2009, 2010, 2012 |
6 | ![]() |
1959, 1960, 1962, 1963, 1964, 1965 |
4 | ![]() |
1986, 1987, 1988, 1989 |
2 | ![]() |
1926, 1927 |
![]() |
1948, 1949 | |
![]() |
1984, 1985 |
- 太字は2022年のF1世界選手権に参戦中のメーカー。
- ピンク地はF1世界選手権以外で開催された年。
- グリーン地は第二次世界大戦前に行われていた世界マニュファクチャラーズ選手権[注 3]の一戦として開催された年。
- * コスワースが製造。
- ** 1999-2005年はイルモアが製造。
- *** ポルシェが製造。
70周年記念GP[編集]
年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 勝者 | コンストラクター | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 8月9日 | 5 | シルバーストン | ![]() |
レッドブル-ホンダ | 詳細 |
ヨーロッパGP[編集]
冠スポンサー[編集]
- 王立自動車クラブ (1950-1970年、1995-1999年)
- JPS (1972-1978年)
- マールボロ (1979-1985年)
- シェル (1986-1989年)
- フォスターズ・ビール (1990-1993年、2000-2006年)
- 日立(1994年)
- サンタンデール (2007-2014年)
- ロレックス (2017-2019年)
- ピレリ (2020-2021年)[17][18]
- レノボ (2022年)[19]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 1956年のランチア・フェラーリ D50による優勝を含む。
- ^ 降雨によりウエットコンディションで実施。 “サインツJr.、雨の予選で初ポールポジション! フェルスタッペン下す。角田裕毅13番手|F1第10戦イギリスGP”. motorsport.com (2022年7月3日). 2022年7月4日閲覧。
- ^ a b 1925-1930年に行われた四輪モータースポーツにおける製造者に対する選手権。現在のF1コンストラクターズ選手権の前身にあたる。ただし、1928-1930年は対象となるレースの減少によりキャンセルされた。イギリスグランプリが選手権の一戦として開催されたのは1926-1927年。
出典[編集]
- ^ バーニー・エクレストン 「ドニントンの望みは消えた」 - F1-gate.com・2009年10月29日
- ^ シルバーストン、F1イギリスGPの開催へ近づく - F1-gate.com・2009年11月25日
- ^ “シルバーストンがF1イギリスGP開催契約を解除。多額の損失に耐えかね、条件変更を望む”. AUTOSPORTweb (2017年7月12日). 2017年7月13日閲覧。
- ^ “ロンドンF1レースは実現する? 契約交渉を続けるシルバーストンに危機感”. motorsport.com (2019年7月4日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ “シルバーストンでのF1イギリスGP、開催継続が確定。2024年までの新契約を締結”. autosport web (2019年7月11日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ “イギリスGP継続と同時にロンドンの構想も続けるF1”. ESPN F1 (2019年7月11日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ “F1、7月5日開幕。欧州8戦のカレンダー発表。イギリス2戦目は70周年記念GPに”. Motorsport.com. 2020年6月3日閲覧。
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- ^ “F1イギリス決勝:ハミルトン、フェルスタッペンと接触も”執念”の逆転優勝。角田裕毅は10位入賞”. motorsport.com (2021年7月19日). 2021年7月19日閲覧。
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- ^ “British Grand Prix 2022 - F1 Race”. The Official F1 Website. 2022年6月20日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- シルバーストン・サーキット(英語のみ)