スペイングランプリ
| マドリンク (2026-) | |
|
| |
| レース情報 | |
|---|---|
| 周回 | 57[1] |
| コース長 | 5.474[2] km (3.401 mi) |
| レース長 | km ( mi) |
| 開催回数 | 66 |
| 初回 | 1913年 |
| 最多勝利 (ドライバー) |
|
| 最多勝利 (コンストラクター) |
|
| 最新開催(2025年): | |
| ポールポジション |
マクラーレン-メルセデス 1:11.546 |
| 決勝順位 |
1. マクラーレン-メルセデス 1:32:57.375 2. マクラーレン-メルセデス +2.471s 3. フェラーリ +10.455s |
| ファステストラップ |
マクラーレン-メルセデス 1:15.743 |
スペイングランプリ(スペインGP、英: Spanish Grand Prix、西: Gran Premio de España、カタルーニャ語: Gran Premi d'Espanya)は、スペインで行われるF1の選手権レースの1つ。
スペイン国内で行われた、スペインGP以外の名称をもつF1レースも本項目で記述する。
概要
[編集]スペインGPはF1黎明期の1951年から1981年まで断続的に開催されていたが、1986年から1990年までアンダルシア州のヘレス・サーキットで、1991年から2025年までバルセロナ近郊のカタロニア・サーキットで継続的に開催された。2026年からはマドリードのマドリンクで10年契約で開催する予定である[3]。シーズン開幕からアジア・オセアニア地域を転戦したのち、ここからヨーロッパラウンドの戦いが始まり、マシンに大掛かりなアップデートを施すチームもある。カタロニア・サーキットはシーズン開幕前のプレシーズンテストでも使われることが多く走り慣れていることもあり、ここでの成績から中盤戦以降の力関係を予想することもできる。ヨーロッパラウンドの中でもイタリア・ポルトガルと並びもっとも南に位置する地域で行われるレースであり、開催時期もあいまって猛暑の中での開催となることも多い。マドリンクに移る2026年は建設工事などの遅れを踏まえ[4]、9月に移動された[5]。
歴史
[編集]1913年にマドリード近郊のグアダラマ山脈のロードコースで、ツーリングカーイベントとして初開催された。1923年にはカタルーニャ州のシッチェスに建設されたオーバルトラック (Autódromo de Sitges-Terramar)にて、欧州のグランプリ規定に則ったレースが開催された。1926年以降はバスク地方のラサルテ・サーキット (Circuito Lasarte) へ舞台を移したが、1936年にスペイン内戦が勃発すると長い中断期間に入った。
1950年にF1世界選手権が創設されると、1951年と1954年にバルセロナ市街地のペドラルベス公道コースで再開された。しかし、ル・マン24時間レースの大事故の影響で1955年のグランプリが中止され、以後1966年まで開催されなかった。
1967年にノンチャンピオンシップ戦として再開。1968年よりF1世界選手権に復帰し、1975年までマドリード近郊のハラマ・サーキットとバルセロナの公園内にあるモンジュイック・サーキットで交互に開催された。モンジュイックはガードレールなど施設安全面に問題があり、1975年の観客死傷事故を最後に使われなくなり、1976年から1981年まではツイスティーなハラマで連続開催された。
1986年にはアンダルシア州に新設されたヘレス・サーキットで再開され、隣国のポルトガルGPとセットで、シーズン終盤の「イベリア半島連戦」として開催された。ヘレスはハラマと似た抜き所の少ないレイアウトが歓迎されず、1991年以降はバルセロナ郊外に新設されたカタロニア・サーキットに舞台を移すことになった。
2008年からバレンシア市街地コースでヨーロッパGPの開催が始まったことにより、スペインで2つのレースが開催されることになったが[注 1]、FIAによる1国1開催の徹底やスペイン国内の経済状況も踏まえ、2014年よりカタロニアとバレンシアで隔年開催することに合意したと伝えられたが、カタロニア側は少なくとも契約期間内の2016年までは当地で開催すると主張し[6]、2013年からはカタロニアのみの開催となった。2015年、カタロニアとの開催契約を2019年まで延長することが発表された[7]。
2020年以降の開催に関しては、F1を経営するリバティメディアとの交渉は2018年から行われていたが、観客動員数の減少や同国の英雄フェルナンド・アロンソが2019年以降の動向が不透明である点から[8]、交渉に進展がなく、むしろ例年カタロニアで開催されている5月にオランダGPが復活する見込みとなったことやアロンソがF1引退という形で2019年以降参戦しないことを表明したため(当時はF1引退と見られていたが、2021年にF1復帰を果たしている)、開催継続が危ぶまれていた。主催者であるRACC(カタルーニャ・リアル自動車クラブ)は開催継続へ向けて[9]、スペイン政府などに財政支援を要請した結果[10]、カタルーニャ州は1年の開催延長を承認し、ひとまず2020年の開催にこぎつけ[11]、2021年以降の開催契約交渉についての猶予を得ることができた。だが、猶予を得て交渉を行った結果[12]、2021年は何とか開催契約を締結したものの[13]、2022年以降の契約に関しては進展がなく、メディアからは、スペインGPは、2022年以降のF1のスケジュールから脱落する候補と思われていた[14]。そんななか、2021年11月に一部メディアでカタルーニャ州政府が契約更新を承認したと報道[15]。その報道の数日後の2021年11月26日、スペインGPの開催契約を2026年まで延長したことを発表[16]。これにより、スペインGPは少なくとも2026年までカタロニアで開催される予定であったが、2026年からマドリード市内の公道及び常設コースを組み合わせた新設サーキット「マドリンク」で2035年までの開催契約が2024年1月に結ばれたことにより[17]、2026年の開催契約が重複してしまった。その結果、2026年についてはカタロニアとマドリンクの2ヶ所で開催されることが決まった[5]。ただし、スペインGPの名称で開催されるのはマドリンクであるため、カタロニアのレースについては「バルセロナ・カタルーニャGP」の名称を使用する[18][19]。
主な出来事
[編集]
- 1951年 - F1での初開催は最終戦のチャンピオン決定レースとなった。フェラーリチームがタイヤ選択を失敗し、アルファロメオのファン・マヌエル・ファンジオが自身初のタイトルを獲得した。この年限りで撤退するアルファロメオにとって、F1最後の勝利となった。
- 1969年 - 高層式ウイングの破損によりロータスのヨッヘン・リントがクラッシュして顔面を骨折。次戦モナコGPよりウィングの固定や高さ制限が導入された。
- 1975年 - 予選では安全対策の不備を理由にボイコット騒ぎが発生。レースはロルフ・シュトメレンのコースアウトにより観客4人の死亡事故が発生し赤旗終了。F1史上2人目の女性ドライバーであるレラ・ロンバルディが6位入賞して0.5ポイントを獲得し[注 2]、F1で唯一の入賞記録を持つ女性ドライバーとなった。
- 1976年 - このレースよりマシンの全高制限が施行され、当時流行した大型インダクションポッドが姿を消した。ティレルの6輪車P34がデビューした。トップチェッカーを受けたジェームス・ハント(マクラーレン)が車両寸法違反により失格し、ニキ・ラウダ(フェラーリ)が繰り上がり優勝と判定されたが、マクラーレンの抗議で2ヵ月後にハントの優勝が復活した。
- 1980年 - 国際自動車スポーツ連盟(FISA)とF1コンストラクター協会(FOCA)の政治的対立のあおりを受け、レース後にFOCAから選手権除外を通達された。
- 1981年 - ジル・ヴィルヌーヴ(フェラーリ)、ジャック・ラフィット(リジェ)、ジョン・ワトソン(マクラーレン)、カルロス・ロイテマン(ウィリアムズ)、エリオ・デ・アンジェリス(ロータス)の5人が相次いでゴールし、優勝から5位までが1.24秒差という緊張感あふれるレースが展開された。2位以下の車が、後続よりも明らかに遅い首位のフェラーリを抜くことが出来なかったことで、ハラマにおけるコース幅の狭さとストレートの短さをあらわしたレースとなった。
- 1986年 - 新設のヘレスで行われ、アイルトン・セナ(ロータス)とナイジェル・マンセル(ウィリアムズ)によりその差0.014秒というゴール前での僅少差の攻防戦が演じられた。
- 1990年 - マーティン・ドネリー(ロータス)が瀕死の重傷を負う大クラッシュが発生。
- 1994年 - ベネトンのミハエル・シューマッハは5速ギアしか使えなくなってしまったマシンを巧みに駆り、2位でフィニッシュした。
- 1996年 - シューマッハが大雨の中で独走し、フェラーリ移籍後初優勝を果たす。
- 2001年 - スペインGP4連勝を目指したミカ・ハッキネン(マクラーレン)が優勝目前の最終ラップにマシントラブルのためリタイア。
- 2004年 - ジミー・ジャンプがコースに乱入。
- 2006年 - ルノーのフェルナンド・アロンソがスペイン人ドライバーとして初の母国GP制覇。
- 2008年 - スーパーアグリの売却交渉失敗が発覚。このレースを最後にF1から撤退した。
- 2012年 - ウィリアムズのパストール・マルドナドがベネズエラ人ドライバーとしてF1初優勝。レース後、勝利を祝うウィリアムズのピット内で火災騒動が発生。
- 2016年 - スタート直後にメルセデスのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが接触しリタイアとなる。このレースからレッドブルに移籍したマックス・フェルスタッペンが18歳228日で初優勝を果たしF1最年少優勝記録を更新[20]。オランダ人初のF1ウィナーとなった。
- 2019年 - メルセデスが開幕から5戦連続の1-2フィニッシュを達成。5戦連続はF1タイ記録で[21]、開幕からの5戦連続はF1新記録[22]。
- 2020年 - アルファロメオのキミ・ライコネンが37周目でF1通算走行距離83,847km(およそ地球2周分)を記録し、フェルナンド・アロンソが保持していた最長走行記録(83,846km)を更新した[23][24][注 3]。
- 2025年 - マクラーレンが1-2フィニッシュを決め、チームとしては2005年以来20年ぶりの勝利を挙げた。唯一マクラーレン勢に対抗できたフェルスタッペンは戦略とドライビングでミスを重ねて後退し、ジョージ・ラッセルとの接触でペナルティも受け、10位に順位を下げてしまった[26]。
過去の結果と開催サーキット
[編集]- ピンク地はF1世界選手権以外で開催された年。
- グリーン地は第二次世界大戦前に行われていた世界マニュファクチャラーズ選手権[注 4]の一戦として開催された年。ラウンドの数字は同選手権のもの。
- クリーム地は第二次世界大戦前に行われていたヨーロッパ・ドライバーズ選手権[注 5]の一戦として開催された年。ラウンドの数字は同選手権のもの。
F1世界選手権レース開催前(1913年-1935年)
[編集]1913年は「RACE(スペイン王立自動車クラブ、西: Real Automóvil Club de España)グランプリ (RACE Grand Prix)」の名称でツーリングカーレースとして、1928年-1929年はスポーツカーレースとして開催された。
1936年-1950年はスペイン内戦と第二次世界大戦の影響により開催されなかった。
| 年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 勝者 | コンストラクター | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1913 (en) | 6月15日 | 非選手権 | グアダラマ | ロールス・ロイス | 詳細 (es) | |
| 1914 - 1922 |
開催されず | |||||
| 1923 (en) | 10月28日 | 非選手権 | シッチェス | サンビーム | 詳細 (es) | |
| 1924 | 開催されず | |||||
| 1925 | ||||||
| 1926 (en) | 7月25日 | 非選手権 | ラサルテ | ブガッティ | 詳細 (en) | |
| 1927 (en) | 7月31日 | 3 | ラサルテ | ドラージュ | 詳細 (en) | |
| 1928 (en) | 7月29日 | 非選手権 | ラサルテ | ブガッティ | 詳細[27][28] | |
| 1929 (en) | 7月28日 | 非選手権 | ラサルテ | アルファロメオ | 詳細[29][30] | |
| 1930 (en) | 10月5日 | 非選手権 | ラサルテ | マセラティ | 詳細 (en) | |
| 1931 | 開催されず | |||||
| 1932 | ||||||
| 1933 | 9月24日 | 非選手権 | ラサルテ | アルファロメオ | 詳細 (en) | |
| 1934 | 9月23日 | 非選手権 | ラサルテ | メルセデス・ベンツ | 詳細 (en) | |
| 1935 | 9月22日 | 7 | ラサルテ | メルセデス・ベンツ | 詳細 (en) | |
F1世界選手権レース開催後(1951年-)
[編集]| 年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 勝者 | コンストラクター (括弧内はノンワークスチーム) | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1951 | 10月28日 | 8 | ペドラルベス | アルファロメオ | 詳細 | |
| 1952 | 開催されず | |||||
| 1953 | ||||||
| 1954 | 10月24日 | 9 | ペドラルベス | フェラーリ | 詳細 | |
| 1955 - 1966 |
開催されず | |||||
| 1967 | 11月12日 | 非選手権 | ハラマ | ロータス-フォード | 詳細 | |
| 1968 | 5月12日 | 2 | ハラマ | ロータス-フォード | 詳細 | |
| 1969 | 5月4日 | 2 | モンジュイック | マトラ-フォード (マトラ・インターナショナル) | 詳細 | |
| 1970 | 4月19日 | 2 | ハラマ | マーチ-フォード (ティレル) | 詳細 | |
| 1971 | 4月18日 | 2 | モンジュイック | ティレル-フォード | 詳細 | |
| 1972 | 5月1日 | 2 | ハラマ | ロータス-フォード | 詳細 | |
| 1973 | 4月29日 | 4 | モンジュイック | ロータス-フォード | 詳細 | |
| 1974 | 4月28日 | 4 | ハラマ | フェラーリ | 詳細 | |
| 1975 | 4月27日 | 4 | モンジュイック | マクラーレン-フォード | 詳細 | |
| 1976 | 5月2日 | 4 | ハラマ | マクラーレン-フォード | 詳細 | |
| 1977 | 5月8日 | 5 | ハラマ | ロータス-フォード | 詳細 | |
| 1978 | 6月4日 | 7 | ハラマ | ロータス-フォード | 詳細 | |
| 1979 | 4月29日 | 5 | ハラマ | リジェ-フォード | 詳細 | |
| 1980 | 6月1日 | 非選手権 | ハラマ | ウィリアムズ-フォード | 詳細 | |
| 1981 | 6月21日 | 7 | ハラマ | フェラーリ | 詳細 | |
| 1982 - 1985 |
開催されず | |||||
| 1986 | 4月13日 | 2 | ヘレス | ロータス-ルノー | 詳細 | |
| 1987 | 9月27日 | 13 | ヘレス | ウィリアムズ-ホンダ | 詳細 | |
| 1988 | 10月2日 | 14 | ヘレス | マクラーレン-ホンダ | 詳細 | |
| 1989 | 10月1日 | 14 | ヘレス | マクラーレン-ホンダ | 詳細 | |
| 1990 | 9月30日 | 14 | ヘレス | フェラーリ | 詳細 | |
| 1991 | 9月29日 | 14 | カタロニア | ウィリアムズ-ルノー | 詳細 | |
| 1992 | 5月3日 | 4 | カタロニア | ウィリアムズ-ルノー | 詳細 | |
| 1993 | 5月9日 | 5 | カタロニア | ウィリアムズ-ルノー | 詳細 | |
| 1994 | 5月29日 | 5 | カタロニア | ウィリアムズ-ルノー | 詳細 | |
| 1995 | 5月14日 | 4 | カタロニア | ベネトン-ルノー | 詳細 | |
| 1996 | 6月2日 | 7 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 1997 | 5月25日 | 6 | カタロニア | ウィリアムズ-ルノー | 詳細 | |
| 1998 | 5月10日 | 5 | カタロニア | マクラーレン-メルセデス | 詳細 | |
| 1999 | 5月30日 | 5 | カタロニア | マクラーレン-メルセデス | 詳細 | |
| 2000 | 5月7日 | 5 | カタロニア | マクラーレン-メルセデス | 詳細 | |
| 2001 | 4月29日 | 5 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2002 | 4月28日 | 5 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2003 | 5月4日 | 5 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2004 | 5月9日 | 5 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2005 | 5月8日 | 5 | カタロニア | マクラーレン-メルセデス | 詳細 | |
| 2006 | 5月14日 | 6 | カタロニア | ルノー | 詳細 | |
| 2007 | 5月13日 | 4 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2008 | 4月27日 | 4 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2009 | 5月10日 | 5 | カタロニア | ブラウン-メルセデス | 詳細 | |
| 2010 | 5月9日 | 5 | カタロニア | レッドブル-ルノー | 詳細 | |
| 2011 | 5月22日 | 5 | カタロニア | レッドブル-ルノー | 詳細 | |
| 2012 | 5月13日 | 5 | カタロニア | ウィリアムズ-ルノー | 詳細 | |
| 2013 | 5月12日 | 5 | カタロニア | フェラーリ | 詳細 | |
| 2014 | 5月11日 | 5 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2015 | 5月10日 | 5 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2016 | 5月15日 | 5 | カタロニア | レッドブル-タグ・ホイヤー | 詳細 | |
| 2017 | 5月14日 | 5 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2018 | 5月13日 | 5 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2019 | 5月12日 | 5 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2020 | 8月16日 | 6 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2021 | 5月9日 | 4 | カタロニア | メルセデス | 詳細 | |
| 2022 | 5月22日 | 6 | カタロニア | レッドブル-RBPT | 詳細 | |
| 2023 | 6月4日 | 8 | カタロニア | レッドブル-ホンダ・RBPT | 詳細 | |
| 2024 | 6月23日 | 10 | カタロニア | レッドブル-ホンダ・RBPT | 詳細 | |
| 2025 | 6月1日 | 9 | カタロニア | マクラーレン-メルセデス | 詳細 | |
開催されたサーキット
[編集]
- F1世界選手権レース開催前(1913年-1935年)
- グアダラマ (1913)
- シッチェス (1923)
- ラサルテ (1926-1930, 1933-1935)
- F1世界選手権レース開催後(1951年-)
- ペドラルベス (1951, 1954)
- ハラマ (1967-1968, 1970, 1972, 1974, 1976-1981)
- モンジュイック (1969, 1971, 1973, 1975)
- ヘレス (1986-1990)
- カタロニア (1991-1994)
- カタロニア (1995-2003)
- カタロニア (2004-2006)
- カタロニア (2007-2020)
- カタロニア (2021-2022)
- カタロニア (2023-2025)
優勝回数
[編集]複数回勝利を挙げた者のみ対象とする。
ドライバー
[編集]| 回数 | ドライバー | 優勝年 |
|---|---|---|
| 6 | 1995, 1996, 2001, 2002, 2003, 2004 | |
| 2014, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021 | ||
| 4 | 2016, 2022, 2023, 2024 | |
| 3 | 1969, 1970, 1971 | |
| 1987, 1991, 1992 | ||
| 1988, 1990, 1993 | ||
| 1998, 1999, 2000 | ||
| 2 | 1928, 1933 | |
| 1972, 1973 | ||
| 1977, 1978 | ||
| 1986, 1989 | ||
| 2005, 2008 | ||
| 2006, 2013 |
- 太字は2026年のF1世界選手権に参戦中のドライバー。
- ピンク地はF1世界選手権以外で開催された年。
コンストラクター
[編集]| 回数 | コンストラクター | 優勝年 |
|---|---|---|
| 12 | 1954, 1974, 1981, 1990, 1996, 2001, 2002, 2003, 2004, 2007, 2008, 2013 | |
| 9 | 1934, 1935, 2014, 2015, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021 | |
| 1975, 1976, 1988, 1989, 1998, 1999, 2000, 2005, 2025 | ||
| 8 | 1980, 1987, 1991, 1992, 1993, 1994, 1997, 2012 | |
| 7 | 1967, 1968, 1972, 1973, 1977, 1978, 1986 | |
| 6 | 2010, 2011, 2016, 2022, 2023, 2024 | |
| 3 | 1929, 1933, 1951 | |
| 2 | 1926, 1928 |
- 太字は2026年のF1世界選手権に参戦中のコンストラクター。
- ピンク地はF1世界選手権以外で開催された年。
- クリーム地は第二次世界大戦前に行われていたヨーロッパ・ドライバーズ選手権[注 5]の一戦として開催された年。
エンジン
[編集]| 回数 | メーカー | 優勝年 |
|---|---|---|
| 15 | 1934, 1935, 1998, 1999, 2000, 2005, 2009, 2014, 2015, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2025 | |
| 13 | 1967, 1968, 1969, 1970, 1971, 1972, 1973, 1975, 1976, 1977, 1978, 1979, 1980 | |
| 12 | 1954, 1974, 1981, 1990, 1996, 2001, 2002, 2003, 2004, 2007, 2008, 2013 | |
| 11 | 1986, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, 1997, 2006, 2010, 2011, 2012 | |
| 3 | 1987, 1988, 1989 | |
| 1929, 1933, 1951 | ||
| 2 | 2023, 2024 | |
| 1926, 1928 |
- 太字は2026年のF1世界選手権に参戦中のメーカー。
- ピンク地はF1世界選手権以外で開催された年。
- クリーム地は第二次世界大戦前に行われていたヨーロッパ・ドライバーズ選手権[注 5]の一戦として開催された年。
冠スポンサー
[編集]- 2010年までは大手通信事業会社テレフォニカの名前を冠したGran Premio de España Telefónica(グラン・プレミオ・デ・エスパーニャ・テレフォニカ)が正式名称となっていた。
- 2011年と2012年はサンタンデール銀行が冠スポンサーとなりGran Premio de España Santanderと称した。
- 2013年は冠スポンサーが付かなかった。
- 2014年から2017年及び2022年はF1にタイヤを供給するピレリが冠スポンサーを務め、レース名称はGran Premio de España Pirelli(2022年はPirelli Gran Premio de España[31])に変更された。
- 2018年から2019年は冠スポンサーがエミレーツ航空となり、レース名称もGran Premio de España Emirates(2019年はEmirates Gran Premio de España)に変更された。
- 2020年から2021年及び2024年から2025年はアラムコが冠スポンサーに変わり、レース名称はAramco Gran Premio de Españaに変更された[32][33][34][35]。
- 2023年はAWSが冠スポンサーとなり、名称がAWS Gran Premio de Españaに変更された[36]。
- 2026年はタグ・ホイヤーが冠スポンサーとなり、名称がTAG Heuer Gran Premio de Españaに変更された[2]。
スペインGP以外のF1レース
[編集]ヨーロッパグランプリ
[編集]スペインGP以外にもうひとつのF1レースを開催する場合、「1国1開催」という原則を回避する手段としてヨーロッパグランプリという名称が使用された。1994年と1997年はヘレスにて開催。2000年代に入ると、スペイン出身のフェルナンド・アロンソの活躍と共に国内では高い人気と注目を集めるようになり、2008年から2012年まではバレンシア市街地コースでヨーロッパグランプリが再び開催された。
バルセロナ・カタルーニャグランプリ
[編集]2026年にカタロニア・サーキットで開催予定。カタロニア・サーキットはF1とスペインGPの開催契約を2026年まで結んでいたが[16]、2024年1月にマドリンクと2035年までスペインGPとしてF1と開催契約を結んだため、スペイン国内で2026年の開催契約が重複してしまい[17]、2026年についてはカタロニアとマドリンクによるスペイン国内で2レース開催が決まった[5]。ただし、スペインGPの開催権はマドリンクに移るため、新しいグランプリの名称を決める必要があり[37]、FIA及びF1により2026年の細かいF1スケジュールが発表された際に「バルセロナ・カタルーニャグランプリ」の名称で開催することが決まった[18][19]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ これ以前に1994年と1997年にヘレスでヨーロッパGPが開催され、2レース開催となっている。
- ↑ 2021年までレースが規定周回数の75%未満で打ち切られた場合、入賞ポイントは半分に減らされていた。
- ↑ 現在はアロンソが再び更新し、ハミルトンもライコネンを上回ったため歴代3位[25]。
- ↑ 1925-1930年に行われた四輪モータースポーツにおける製造者に対する選手権。現在のF1コンストラクターズ選手権の前身にあたる。ただし、1928-1930年は対象となるレースの減少によりキャンセルされた。スペイングランプリが選手権の一戦として開催されたのは1927年。
- 1 2 3 1931年-1932年および1935年-1939年に行われた四輪モータースポーツにおける最高峰の選手権。現在のF1世界選手権の前身にあたる。スペインGPが選手権の一戦として開催されたのは1935年。
出典
[編集]- ↑ “次期F1スペインGP開催サーキット”マドリンク”の詳細が公開。サインツJr.がアンバサダー……超高速バンクが見もの?”. motorsport.com (2025年4月26日). 2025年12月9日閲覧。
- 1 2 “Spanish Grand Prix 2026 - F1 Race”. formula1.com. 2025年12月9日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix to move from Barcelona to Madrid in 2026”. BBC Sport. 2024年1月23日閲覧。
- ↑ “2026年のF1開催に向けた準備は「計画通り」とマドリード市長は主張も、建設工事の遅延や資金調達などの問題が生じる”. autosport web (2025年1月29日). 2025年12月8日閲覧。
- 1 2 3 “2026年のF1カレンダーが発表。マドリードも入れて全24戦を予定、第3戦日本GPは3月27〜29日に開催へ”. autosport web (2025年6月10日). 2025年6月10日閲覧。
- ↑ "バルセロナ、来季のチケット販売に悪びれず". ESPN F1.(2013年6月28日)2013年6月28日閲覧。
- ↑ “スペインGP、契約を延長”. トーチュウ F1 EXPRESS (2015年5月10日). 2019年5月10日閲覧。
- ↑ “バルセロナがF1スペインGP契約延長の交渉開始。王者不在と政情不安による影響を憂慮する声も”. mwww.as-web.jp (2018年5月15日). 2021年11月30日閲覧。
- ↑ “F1スペインGP開催契約延長交渉がスタート”. TOPNEWS (2019年3月23日). 2019年5月10日閲覧。
- ↑ “F1スペインGP主催者、カレンダー脱落阻止のためグランプリへの介入と開催支援を政府に促す”. www.as-web.jp (2019年6月3日). 2021年11月30日閲覧。
- ↑ “F1スペインGPのカレンダー存続が正式決定、2020年の開催契約を締結”. formula1-data.com (2019年8月28日). 2019年8月3日閲覧。
- ↑ F1スペインGP開催継続を望むバルセロナ「9月から本格交渉を開始」www.topnews.jp(2020年8月13日)2021年11月30日閲覧。
- ↑ 2021年F1スペインGP開催に向け、地域政府がゴーサイン。継続に必要な契約締結を承認へwww.as-web.jp(2021年1月5日)2021年11月30日閲覧。
- ↑ F1マイアミGPの開催決定により、既存のグランプリがカレンダーから消滅か。スペインが脱落候補にwww.as-web.jp(2021年4月26日)2021年11月30日閲覧。
- ↑ カタルーニャ州政府がF1スペインGP開催契約更新にゴーサインとの報道www.topnews.jp(2021年11月24日)2021年11月30日閲覧。
- 1 2 “カタロニア・サーキット、F1スペインGPの開催契約を2026年まで延長”. formula1-data.com (2021年11月26日). 2021年11月30日閲覧。
- 1 2 “マドリード、2026年からF1スペインGP開催を決定。経済効果は700億円以上と見積もる……マドリード市長「F1は単なるレースではない」”. motorsport.com (2024年1月23日). 2024年1月23日閲覧。
- 1 2 “2026 FIA FORMULA 1 START TIMES” (英語). FIA (2025年9月16日). 2025年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月27日閲覧。
- 1 2 “F1 Schedule 2026 - Official Calendar of Grand Prix Races” (英語). formula1.com. 2025年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月9日閲覧。
- ↑ フェルスタッペンJr. 18歳228日で最年少優勝 - スポニチアネックス、2016年5月16日掲載、2016年8月6日閲覧
- ↑ “史上初の開幕4連続ワンツー……メルセデスがこれまで破った記録、これから破るべき記録”. motorsport.com (2019年5月1日). 2019年5月11日閲覧。
- ↑ “F1スペイン決勝:『メルセデス帝国』前人未到の開幕5連続ワンツー! フェルスタッペン、3位表彰台獲得”. motorsport.com (2019年5月13日). 2019年5月13日閲覧。
- ↑ “https://twitter.com/f1/status/1295315435684995074”. Twitter. 2020年8月17日閲覧。
- ↑ “地球2周分―ライコネンがF1最長の走行距離記録を更新”. www.afpbb.com. 2020年8月17日閲覧。
- ↑ “Statistics Drivers - Grands Prix - Km raced”. STATS F1. 2025年6月3日閲覧。
- ↑ “強者ピアストリが今季5勝目。フェルスタッペンはミスとペナルティで後退【決勝レポート/F1第9戦】”. autosport web (2025年6月1日). 2025年6月3日閲覧。
- ↑ “1928 Grands Prix”. speedfreaks.org. 2015年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
- ↑ “1928 Spanish Grand Prix winner, full results and reports”. Motor Sport Magazine. 2024年1月25日閲覧。
- ↑ “Cómo se desarrolló el GP de España 1929” (スペイン語). Mundo Deportivo (1929年7月29日). 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ↑ “Rigal, sobre Alfa Romeo, fue el ganador de la carrera” (スペイン語). Mundo Deportivo (1929年7月29日). 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix 2022 - F1 Race”. formula1.com. 2023年5月29日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix 2020 - F1 Race”. formula1.com. 2023年5月29日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix 2021 - F1 Race”. formula1.com. 2023年5月29日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix 2024 - F1 Race”. formula1.com. 2024年1月23日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix 2025 - F1 Race”. formula1.com. 2025年5月31日閲覧。
- ↑ “Spanish Grand Prix 2023 - F1 Race”. formula1.com. 2023年5月29日閲覧。
- ↑ “スペインGPを失うバルセロナ、開催権料が40億円上昇も2027年以降の契約確保に動く”. autosport web (2025年5月30日). 2025年12月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- フォーミュラ1公式ウェブサイト(英語)
- マドリンク公式ウェブサイト(英語)