ツェントラールシュタディオン

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ツェントラールシュタディオン
Zentralstadion
レッドブル・アレナ
Red Bull Arena
Red Bull Arena Panorama cropped.jpg
施設情報
所在地 Am Sportforum 1, 04105 Leipzig
位置 北緯51度20分45秒 東経12度20分53秒 / 北緯51.34583度 東経12.34806度 / 51.34583; 12.34806座標: 北緯51度20分45秒 東経12度20分53秒 / 北緯51.34583度 東経12.34806度 / 51.34583; 12.34806
開場 1956年
修繕 2000年 - 2004年
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 m x 68 m
建設費 9000万ユーロ
使用チーム、大会
RBライプツィヒ(2010年 - )
FCザクセン・ライプツィヒ(2004年 - 2008年)
東ドイツ「スポーツと体操の祭典」
2006 FIFAワールドカップ
収容人員
44,345人

ツェントラールシュタディオン (Zentralstadion) は、ドイツザクセン州ライプツィヒにあるスタジアムレッドブル命名権を取得し、2010年6月以降は「レッドブル・アレナ」(Red Bull Arena)の名称でも知られる。「ツェントラール」(ドイツ語: Zentral)は、英語の“central”と同義であり、英語で言うところの「セントラル・スタジアム」であることから、日本語では「ライプツィヒ中央競技場」とも訳出される。

かつては1. FCロコモティフ・ライプツィヒFCザクセン・ライプツィヒが本拠地としていたが現在はレッドブルが出資するブンデスリーガのサッカークラブ、RBライプツィヒの本拠地。

概要[編集]

東ドイツ時代の1956年に完成、10万人を収容するスタジアムは当時ドイツ最大級のスタジアムであり、東ドイツの「スポーツと体操の祭典ドイツ語版」(Turn- und Sportfest der DDR)やサッカーの試合などで使用された。

しかし、次第に老朽化が進むにつれて1997年に改修を決定。2000年から2004年にかけて改修工事がなされ、2004年始めに新スタジアムとしてオープンした(写真で見るとおり、旧スタジアムのスタンドの傾斜が新スタジアムの周りに残ったままになっている)。改修に伴い、収容人数は44,199人となった。シュポルトフォールム・ライプツィヒにあり、隣にはスポーツやコンサートなどに使われるアレーナ・ライプツィヒ英語版がある。

地元のサッカークラブであるFCザクセン・ライプツィヒが2008-09シーズンまでホームグラウンドとしていた他、ドイツで開催された2006 FIFAワールドカップではセルビア・モンテネグロオランダイランアンゴラフランス韓国スペインウクライナのグループリーグ4試合、アルゼンチンメキシコの決勝トーナメント1試合、合計5試合が行われた。なお、この時は命名権名称を外し、「ツェントラールシュタディオン」の名称とされた。

同大会の試合会場で唯一、旧東ドイツ領にあったスタジアムである(ベルリン・オリンピアシュタディオンは旧西ベルリンの領域に所在するため、東ドイツ領ではない)。

外部リンク[編集]