ハースF1チーム

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アメリカ合衆国の旗 ハース・フェラーリ
エントリー名 ハースF1チーム
Haas F1 Team
チーム国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
チーム本拠地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州カナポリス(本部)
イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランド
オックスフォード州バンベリー(ヨーロッパ部署)
チーム代表者 ジーン・ハース
(チームオーナー&チーム会長・創設者)
ジョー・カスター
(COO)
ギュンター・シュタイナー
(チーム代表)
テクニカルディレクター ロブ・テイラー
(チーフデザイナー)
ベン・アガサンジェロー
(チーフエアロダイナミシスト)
2017年のF1世界選手権
ドライバー 8. フランスの旗 ロマン・グロージャン
20. デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン
テストドライバー 50. イタリアの旗 アントニオ・ジョヴィナッツィ
アメリカ合衆国の旗 サンティノ・フェルッチ
シャーシ VF-17
エンジン フェラーリ
タイヤ ピレリ
F1世界選手権におけるチーム履歴
参戦年度 2016-
出走回数 31
コンストラクターズ
タイトル
0
ドライバーズ
タイトル
0
優勝回数 0
通算獲得ポイント 58
表彰台(3位以内)回数 0
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
F1デビュー戦 2016年オーストラリアGP
2016年順位 8位 (29ポイント)
(記録は2017年第10戦イギリスGP終了時)
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ハースF1チームHaas F1 Team)は、2016年からF1に参戦しているアメリカ合衆国のレーシングチーム。

概要[編集]

NASCARスプリントカップシリーズの有力チームであるスチュアート・ハース・レーシング(en:Stewart-Haas Racing)の創設者でありオーナーを務めるジーン・ハースen:Gene Haas)が創設したチーム。チーム本拠地はスチュアート・ハース・レーシングの隣に置かれるが、ヨーロッパでの拠点として以前マルシャF1チームが使用していた旧ファクトリーを買収して使用する。シャシーはダラーラに依頼し製造した。

なお、かつて1980年代にF1に参戦していたチーム・ハース及び同チームのオーナーだったカール・ハース(en:Carl Haas)とは全く関係はない[1]

歴史[編集]

NASCARチームの共同所有者であるジーン・ハースが2014年1月、F1チームの設立を目指していると発表。当初は2015年からの参戦を目指して準備を進めていた。2014年4月に国際自動車連盟(FIA)から、ハースの参戦が承認されたが、より確実な準備を行ってから参戦するため参戦を2016年に延期した。2014年9月に2016年からの参戦を正式発表。またフェラーリと技術提携を行うことが発表され、フェラーリ製パワーユニット、トランスミッションが供給されることとなった。

2016年[編集]

VF-16(2016年)

2015年9月に、ロータスよりエースドライバーとしてロマン・グロージャンが移籍することが発表。またセカンドドライバーにはフェラーリのリサーブドライバーを務めていたエステバン・グティエレスを迎えた。

ハースF1最初のレースとなった2016年オーストラリアGPでは予選こそ2人ともQ1で敗退したものの、決勝では波乱絡みのレースをかいくぐったグロージャンが6位に入賞。チーム初参戦ながらポイントを獲得する快挙を達成。次戦で5位に連続入賞するも、次の中国GPにてタイヤ最低内圧の前年からの変更に対しグロージャンが不満を訴え[2]、これ以後チームは勢いを落としたが、グロージャンはオーストリアGPで7位、ホームグランプリとなるアメリカGPで10位に入賞した。最終的にグロージャンがチームの全得点を獲得し、コンストラクターズランキング8位と健闘した。

2017年[編集]

2016年11月12日、グロージャンの残留とルノーよりケビン・マグヌッセンが移籍することが発表された[3]。エンジニアの小松礼雄は、レギュレーションの変化によるマシン開発が追いついていないため、2017年に関しては苦戦を覚悟していると語っていたが、いざシーズンが始まってみれば、グロージャンが開幕戦オーストラリアGPで予選6位を獲得、そして中国GPでマグヌッセンが、バーレーンGPでグロージャンがそれぞれ8位入賞を達成しており、中団グループでの争いには充分入れる力を示している。モナコGPでチーム初のダブル入賞を果たした。アゼルバイジャンGPでは荒れたレースを生き残りマグヌッセンが7位入賞。第9戦オーストリアGPではグロージャンが6位入賞で2017年のベストリザルトを獲得するとともに、前年のポイントに並んだ。終盤にはトロ・ロッソとルノーとのポイント差を詰めていきランキング6位まで見えていたが、結局逆転には至らず前年と同じ8位でシーズンを終えた。しかしポイント自体は2人で順調に入賞を重ねたこともあり前年を大きく上回る47ポイントを獲得し成績は向上している。

戦績[編集]

シャシー エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 ポイント ランキング
2016 VF-16 フェラーリ 061
1.6L V6ターボ
P AUS BHR CHN RUS ESP MON CAN EUR AUT GBR HUN GER BEL ITA SIN MAL JPN USA MEX BRA ABU 29 8位
フランスの旗 グロージャン 6 5 19 8 Ret 13 14 13 7 Ret 14 13 13 11 DNS Ret 11 10 20 DNS 11
メキシコの旗 グティエレス Ret Ret 14 17 11 11 13 16 11 16 13 11 12 13 11 Ret 20 Ret 19 Ret 12
2017 VF-17 フェラーリ 062
1.6L V6ターボ
P AUS CHN BHR RUS ESP MON CAN AZE AUT GBR HUN BEL ITA SIN MAL JPN USA MEX BRA ABU 47 8位
フランスの旗 グロージャン Ret 11 8 Ret 10 8 10 13 6 13 Ret 7 15 9 13 9 14 15 15 11
デンマークの旗 マグヌッセン Ret 8 Ret 13 14 10 12 7 Ret 12 13 15 11 Ret 12 8 16 8 Ret 13

脚注[編集]

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外部リンク[編集]