ケビン・マグヌッセン

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ケビン・マグヌッセン
Kevin Magnussen 2016 Malaysia.jpg
マグヌッセン (2016年マレーシアGP)
基本情報
フルネーム ケビン・ヤン・マグヌッセン
略称表記 MAG
国籍 デンマークの旗 デンマーク
出身地 同・ロスキレ
生年月日 1992年10月5日(24歳)
F1での経歴
活動時期 2014,2015,2016-
過去の所属チーム '14,'15 マクラーレン
'16 ルノー
所属チーム ハース '17-
車番 20
出走回数 41 (40スタート)
タイトル 0
優勝回数 0
表彰台(3位以内)回数 1
通算獲得ポイント 62
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
初戦 2014年オーストラリアGP
2016年順位 16位 (7ポイント)
(記録は2016年最終戦アブダビGP終了時)
テンプレートを表示

ケビン・ヤン・マグヌッセンKevin Jan Magnussen, 1992年10月5日 - )は、デンマークのレーシングドライバー。 父親は元F1ドライバーのヤン・マグヌッセン

略歴[編集]

カートに乗り始めすぐにその才能を開花させ、フォーミュラ・フォードでシリーズチャンピオンを獲得。

2009年フォーミュラ・ルノーにMotopark Academyより参戦。フォーミュラ・ルノー・ノーザン・ヨーロピアン・カップ ではアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに次ぐシリーズ2位、ユーロカップではシリーズ7位で終わる。

2010年からはF3に参戦。ドイツF3選手権にMotopark Academyとカーリンから参戦してシリーズ3位。 2011年イギリスF3にカーリンから参戦し、シリーズ2位を獲得している。

2012年からはフォーミュラ・ルノー3.5に参戦。2年目の2013年には5勝をあげシリーズチャンピオンを獲得する。

F1[編集]

マクラーレン・MP4-29を駆るマグヌッセン。(写真は2014年モナコGP

2010年マクラーレンの育成プログラムに加わった[1]

2012年からはシミュレーターでの作業を行うなど、本格的に開発に関わる様になる。 この年のヤングドライバーテストにてマクラーレンMP4-27をドライブし、最速タイムを記録。これはテストトータルの最速タイムとなった[2]

2013年はサードドライバーとなる。第18戦アメリカGP直前である2013年11月14日に、2014年のレギュラードライバー昇格がマクラーレンから発表された[3]。デンマーク人からF1ドライバーを輩出したのは2003年ミナルディから出走したニコラス・キエーサ以来11年ぶり。

2014年、デビュー戦となる開幕戦オーストラリアGPでいきなり3位表彰台を獲得。さらに2位だったダニエル・リカルドの失格により2位に繰り上がった。デビュー戦での表彰台は、同じくマクラーレンからデビューした2007年ルイス・ハミルトン以来となる。しかし以後は同僚ジェンソン・バトン共々、表彰台に上がる事は無かった。シーズン終了後、マクラーレンはかつて仲違いした相手だったフェルナンド・アロンソと契約。これにより翌年のレギュラーシートを喪失することになった。

2015年、アロンソがテスト中に大クラッシュに遭い、代役として開幕戦に出走したが、予選最下位・決勝はコースに出た直後にホンダ製パワーユニットが白煙を上げ、決勝を出走できずに終えた。また2015年10月16日にマクラーレンを離脱することが発表された。

2016年ルノーを離脱したパストール・マルドナドに変わって、ルノーから参戦することが2016年2月3日に正式発表された[4]。チームが復帰初年度ということもあり、戦闘力が高いとは言えないマシンでありながら7ポイントを獲得した。 一方でチームは、ルノーに移籍するニコ・ヒュルケンベルグのチームメイト探しに難航した。チームはマグヌッセンのオプション行使期限を延長するなど最後まで候補に入っていたが、最終的には自ら残留オファーを断り1年限りでルノーを去ることとなった。2017年は2016年から参戦を開始したハースへ移籍することが発表されている[5]

家族[編集]

父親のヤン・マグヌッセンもマクラーレンからデビューを果たしたため、親子2代にわたりマクラーレンからのF1デビューとなる。また2015年のオーストラリアGPでは、奇しくも父と同じくマクラーレンのテストドライバーの立場から代役出走を果たした[6]

エピソード[編集]

  • シンガポールGPでは2回連続で水分補給のトラブルに悩まされている。2014年シンガポールGPではレース中にシートが異常に高熱になり、ドリンクボトルの水が沸騰してしまったが口の中を火傷しながらもそれを飲んでいたという[7]。これは後にラジエーターの異常であったことが明らかになっている[8]。さらに2回目の走行となる2016年シンガポールGPでは、ドリンクボトルから水が飲めない状況に陥ったため、30℃近い気温の中2時間近く水分を取らずにレースを走りきり10位入賞した[9]
  • 2017年にハースへ移籍することにより、マグヌッセンは2016年現在でパワーユニットを供給している全4メーカーのパワーユニットの車(2014年メルセデス、2015年ホンダ、2016年ルノー、2017年フェラーリ)を全てドライブすることとなる。ただしホンダエンジンでは決勝には出走していない(前述のとおり、代役での出場だったがフォーメションラップ中でトラブルによりマシンを止めたため)。

レース戦績[編集]

略歴[編集]

シリーズ チーム レース 勝利 PP FL 表彰台 ポイント 順位
2008 フォーミュラ・フォード デンマーク フカムニ・レーシング 15 11 6 10 12 267 1位
フォーミュラ・フォード デュラテック・ベネルクス 2 0 0 0 0 19 19位
フォーミュラ・フォード・フェスティバル - デュラテック・クラス 1 0 0 0 0 N/A 7位
フォーミュラ・フォード NEZ 1 1 1 1 1 27 4位
ADAC フォーメル・マスターズ ファン・アメルスフォールト・レーシング 4 0 0 1 2 30 12位
ポルトガル・ウィンター・シリーズ FR2.0 モトパーク・アカデミー 2 0 0 0 1 12 10位
2009 フォーミュラ・ルノー2.0 NEC 14 1 2 4 12 278 2位
ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0 14 0 0 1 1 50 7位
ルノー・クリオ・カップ デンマーク  ? 2 0 0 0 1 18 12位
2010 ドイツ・フォーミュラ3 モトパーク・アカデミー 18 3 0 0 8 96 3位
フォーミュラ3・ユーロシリーズ 2 1 0 0 1 8 12位
2011 イギリス・フォーミュラ3 カーリン・モータースポーツ 29 7 6 9 9 237 2位
マスターズ・オブ・フォーミュラ3 1 0 0 0 1 N/A 3位
マカオグランプリ 1 0 0 0 0 N/A 19位
2012 フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズ 17 1 3 0 3 106 7位
2013 DAMS 17 5 8 3 13 274 1位
2014 フォーミュラ1 マクラーレン・メルセデス 19 0 0 0 1 55 11位
2015 マクラーレン・ホンダ 1 0 0 0 0 0 NC
2016 ルノー・スポールF1チーム 18 0 0 0 0 7* 16位*
2017 ハースF1チーム - - - - - - -
  • * : 今シーズンの順位。(現時点)

フォーミュラ3・ユーロシリーズ[編集]

エントラント シャシー エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 DC ポイント
2010年 モトパーク・アカデミー ダラーラ F308/099 フォルクスワーゲン LEC
1
LEC
2
HOC
1
HOC
2
VAL
1

7
VAL
2

1
NOR
1
NOR
2
NÜR
1
NÜR
2
ZAN
1
ZAN
2
BRH
1
BRH
2
OSC
1
OSC
2
HOC
1
HOC
2
12位 8

フォーミュラ・ルノー 3.5[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 順位 ポイント
2012年 カーリン・モータースポーツ ALC
1

2
ALC
2

Ret
MON
1

Ret
SPA
1

21
SPA
2

1
NÜR
1

5
NÜR
2

8
MSC
1

16
MSC
2

10
SIL
1

Ret
SIL
2

Ret
HUN
1

2
HUN
2

23
LEC
1

6
LEC
2

24
CAT
1

5
CAT
2

4
7位 106
2013年 DAMS MNZ
1

2
MNZ
2

2
ALC
1

1
ALC
2

9
MON
1

4
SPA
1

1
SPA
2

3
MSC
1

11
MSC
2

2
RBR
1

3
RBR
2

3
HUN
1

2
HUN
2

2
LEC
1

DSQ
LEC
2

1
CAT
1

1
CAT
2

1
1位 274

F1[編集]

チーム  シャシー  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 WDC ポイント
2014年 マクラーレン MP4-29 AUS
2
MAL
9
BHR
Ret
CHN
13
ESP
12
MON
10
CAN
9
AUT
7
GBR
7
GER
9
HUN
12
BEL
12
ITA
10
SIN
10
JPN
14
RUS
5
USA
8
BRA
9
ABU
11
11位 55
2015年 MP4-30 AUS
DNS
MAL CHN BHR ESP MON CAN AUT GBR HUN BEL ITA SIN JPN RUS USA MEX BRA ABU NC 0
2016年 ルノー RS16 AUS
12
BHR
11
CHN
17
RUS
7
ESP
15
MON
Ret
CAN
16
EUR
14
AUT
14
GBR
17
HUN
15
GER
16
BEL
Ret
ITA
17
SIN
10
MAL
Ret
JPN
14
USA
12
MEX
17
BRA
14
ABU
Ret
16位 7

(key)

  •  : リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。

脚注[編集]

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  1. ^ “ケビン・マグヌッセン、マクラーレンの若手育成プログラムでF1をテスト”. F1-Gate.com. (2012年2月15日). http://f1-gate.com/mclaren/f1_14329.html 2013年12月7日閲覧。 
  2. ^ “ヤングドライバーF1テスト タイムと写真: アブダビ2012年11月6-8日”. F1通信. (2012年11月11日). http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51863734.html 2013年12月7日閲覧。 
  3. ^ “マクラーレン、ケビン・マグヌッセンの起用を正式発表”. F1-Gate.com. (2013年11月15日). http://f1-gate.com/mclaren/f1_21639.html 2013年12月7日閲覧。 
  4. ^ “ルノー、ケビン・マグヌッセンの起用を正式発表”. F1-Gate.com. (2016年2月3日). http://f1-gate.com/renault/f1_29880.html 
  5. ^ “ハース、ケビン・マグヌッセンとの契約を正式発表…グロージャンも残留”. F1-Gate.com. (2016年11月12日). http://f1-gate.com/haas/f1_33766.html 
  6. ^ 父・ヤンもかつてマクラーレンのテストドライバーを務めており、デビュー戦は病欠のミカ・ハッキネンの代役での出走だった。
  7. ^ “身体も口も熱かったマグヌッセン”. ESPN F1. (2014年9月22日). http://ja.espnf1.com/mclaren/motorsport/story/176387.html 
  8. ^ “ケビン・マグヌッセン、マシン高温化はラジエーターの密封漏れ”. F1-Gate.com. (2014年9月25日). http://f1-gate.com/kevinmagnussen/f1_25117.html 
  9. ^ “ケビン・マグヌッセン、水を飲めない状況下でポイントフィニッシュ”. F1-Gate.com. (2016年9月21日). http://f1-gate.com/kevinmagnussen/f1_32957.html 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]