マーカス・アームストロング

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マーカス・アームストロング
Marcus Armstrong
Marcus Armstrong Austria 2022.jpg
マーカス・アームストロング (2022年)
基本情報
国籍 ニュージーランドの旗 ニュージーランド
生年月日 (2000-07-29) 2000年7月29日(22歳)
出身地 ニュージーランドの旗 ニュージーランド
同・クライストチャーチ
過去参加シリーズ
2016
2016
2016
2017
2017
2017-19
2018
2019
BRDC イギリス・フォーミュラ3選手権
フォーミュラ・ルノー2.0 NEC
ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0
イタリア・F4選手権
ADAC フォーミュラ4
トヨタ・レーシング・シリーズ
FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン
FIA フォーミュラ3選手権
選手権タイトル
2017 イタリア・F4選手権

マーカス・アームストロングMarcus Armstrong, 2000年7月29日 - )は、ニュージーランド出身のレーシングドライバー

経歴[編集]

ニュージーランドクライストチャーチにて誕生。2010年よりカートを始め、翌年にメジャータイトルを獲得する。カートへ参戦しつつ2014-15年シーズンの「ニュージーランド・フォーミュラ・フォード・チャンピオンシップ英語版」へ出場、シングルシーターデビューを飾る[1]

2016年は、複数のカートレースへ出場。シングルシーターレースでは、「BRDC イギリス・フォーミュラ3BRDC British Formula 3)」「フォーミュラ・ルノー2.0 シリーズ」等へエントリーする[1]

2016年11月、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのプログラムへ参加し翌月正式なメンバーとして認可された[2]。同年12月、M2・コンペティション英語版から「トヨタ・レーシング・シリーズ英語版」への出場が決まる。3勝をマークして総合4位で終えた[3]

2017年2月、プレマ・パワーチームより「ADAC フォーミュラ4英語版」「イタリア・F4Italian F4)」への参戦が決定する。両レースでそれぞれ7勝を挙げ「ADAC フォーミュラ4」では総合2位、「イタリア・F4」ではタイトルを獲得した[4]

2018年は、「トヨタ・レーシング・シリーズ」で総合3位[5]。同年で最後となる「FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権」へプレマからエントリーし、1勝を挙げ総合5位で終えた[6]。初出場の「マカオグランプリ」では、決勝レース8位となる[7]

翌年も残留して、「FIA フォーミュラ3選手権」「トヨタ・レーシング・シリーズ」「マカオグランプリ」へエントリーした。「トヨタ・レーシング・シリーズ」にて5勝するものの、首位のリアム・ローソンへ僅か10ポイント届かず総合2位で終える[8]2019年4月、アームストロングはニコラス・トッドが主宰する「オール・ロード・マネージメント」のサポートを受ける[9]。「FIA フォーミュラ3選手権」では、第5戦ハンガロリンク、第6戦スパ・フランコルシャンのスプリントレースで優勝。第8戦ソチ・オートドロームのフィーチャーレースでも首位でフィニッシュするなどシーズン3勝を挙げた。ランキングではタイトルを獲得したロバート・シュワルツマンRobert Shwartzman)に次ぐ総合2位となる[10]。11月の「マカオグランプリ」は、決勝17番手スタートから8位まで順位を上げた[11]

2019年11月28日、ARTグランプリから「FIA フォーミュラ2選手権」へ参戦することが明らかとなる[12]。チームメイトはルノー・スポール・アカデミー英語版のメンバーであるクリスチャン・ルンガー英語版

レース戦績[編集]

略歴 [編集]

シリーズ チーム レース 勝利 PP FL 表彰台 ポイント 順位
2013-14 トヨタ・ファイナンス・86・チャンピオンシップ ニール・モータースポーツ 7 0 0 0 0 316 8位
2014-15 8 3 2 1 5 482 7位
ニュージーランド・フォーミュラ・フォード・チャンピオンシップ N/A 3 1 1 0 2 0 NC
2015-16 トヨタ・ファイナンス・86・チャンピオンシップ ニール・モータースポーツ・オークランド・シティ・トヨタ 3 0 0 1 2 150 17位
2016 BRDC イギリス・フォーミュラ3 オータム・トロフィー ダブル・R・レーシング 3 0 0 1 0 0 NC
ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0 R-エースGP 2 0 0 0 0 0 NC
フォーミュラ・ルノー2.0 NEC 2 0 0 0 0 23 24位
2017 イタリア・F4選手権 プレマ・パワーチーム 21 4 6 0 13 283 1位
ADAC フォーミュラ4選手権 21 3 2 1 11 241 2位
トヨタ・レーシング・シリーズ M2・コンペティション 15 3 1 0 8 792 4位
2018 FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権 プレマ・セオドール・レーシング 30 1 3 3 10 260 5位
マカオグランプリ SJM・セオドール・レーシング・バイ・プレマ 1 0 0 0 0 N/A 8位
トヨタ・レーシング・シリーズ M2・コンペティション 15 2 1 1 10 901 3位
2019 FIA フォーミュラ3選手権 プレマ・レーシング 16 3 1 4 7 158 2位
トヨタ・レーシング・シリーズ M2・コンペティション 15 5 2 5 10 346 2位
マカオグランプリ SJM・セオドール・レーシング・バイ・プレマ 1 0 0 0 0 N/A 8位
2020 FIA フォーミュラ2選手権 ARTグランプリ 10 0 0 0 2 34 11位
2021 DAMS 23 1 0 0 2 49 13位
2022 ハイテック・グランプリ 20 2 0 0 3 79* 11位*
  •  : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。
  • * : 今シーズンの順位。(現時点)

FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権[編集]

エントラント エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 DC ポイント
2018年 プレマ・セオドール・レーシング メルセデス PAU
1

5
PAU
2

3
PAU
3

Ret
HUN
1

Ret
HUN
2

2
HUN
3

Ret
NOR
1

1
NOR
2

2
NOR
3

3
ZAN
1

4
ZAN
2

2
ZAN
3

16
SPA
1

Ret
SPA
2

6
SPA
3

3
SIL
1

6
SIL
2

5
SIL
3

Ret
MIS
1

2
MIS
2

13
MIS
3

Ret
NÜR
1

6
NÜR
2

4
NÜR
3

5
RBR
1

4
RBR
2

2
RBR
3

5
HOC
1

Ret
HOC
2

Ret
HOC
3

Ret
5位 260

マカオグランプリ[編集]

チーム 車両 予選 予選レース 決勝レース
2018年 イタリアの旗 SJM・セオドール・レーシング・バイ・プレマ ダラーラ・F317 8位 8位 8位
2019年 ダラーラ・F3 2019 9位 17位 8位

FIA フォーミュラ3選手権[編集]

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 DC ポイント
2019年 プレマ・レーシング CAT
FEA

3
CAT
SPR

5
LEC
FEA

6
LEC
SPR

6
RBR
FEA

3
RBR
SPR

19
SIL
FEA

3
SIL
SPR

4
HUN
FEA

8
HUN
SPR

1
SPA
FEA

8
SPA
SPR

1
MNZ
FEA

21
MNZ
SPR

14
SOC
FEA

1
SOC
SPR

2
2位 158

FIA フォーミュラ2選手権[編集]

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 DC ポイント
2020年 ARTグランプリ RBR
FEA

2
RBR
SPR

Ret
RBR
FEA

7
RBR
SPR

3
HUN
FEA

Ret
HUN
SPR

9
SIL
FEA

16
SIL
SPR

10
SIL
FEA

14
SIL
SPR

14
CAT
FEA

Ret
CAT
SPR

15
SPA
FEA

15
SPA
SPR

Ret
MNZ
FEA

14
MNZ
SPR

18
MUG
FEA

9
MUG
SPR

11
SOC
FEA

9
SOC
SPR

14
BHR
FEA

7
BHR
SPR

4
BHR
FEA

11
BHR
SPR

14
13位 52
2021年 DAMS BHR
SP1

Ret
BHR
SP2

10
BHR
FEA

5
MON
SP1

10
MON
SP2

Ret
MON
FEA

Ret
BAK
SP1

7
BAK
SP2

Ret
BAK
FEA

Ret
SIL
SP1

SIL
SP2

SIL
FEA

MNZ
SP1

MNZ
SP2

MNZ
FEA

SOC
SP1

SOC
SP2

SOC
FEA

JED
SP1

JED
SP2

JED
FEA

YMC
SP1

YMC
SP2

YMC
FEA

13位 49
2022年 ハイテック・グランプリ BHR
FEA

Ret
BHR
SPR

5
JED
FEA

Ret
JED
SPR

5
IMO
FEA

IMO
SPR

CAT
FEA

CAT
SPR

MON
FEA

MON
SPR

BAK
FEA

BAK
SPR

SIL
FEA

SIL
SPR

RBR
FEA

RBR
SPR

HUN
FEA

7
HUN
SPR

6
SPA
FEA

SPA
SPR

ZAN
FEA

ZAN
SPR

MNZ
FEA

MNZ
SPR

YMC
FEA

YMC
SPR

11位* 79*

出典[編集]

  1. ^ a b Marcus Armstrong”. DRIVERDATABASE. 2020年7月8日閲覧。
  2. ^ Ferrari evaluates five young drivers, including Enzo Fittipaldi”. motorsport.com (2016年11月10日). 2020年7月8日閲覧。
  3. ^ Castrol Toyota Racing Series 2017 standings”. DRIVERDATABASE. 2020年7月8日閲覧。
  4. ^ Ferrari junior Armstrong becomes Italian F4 champion”. motorsport.com (2017年10月21日). 2020年7月8日閲覧。
  5. ^ 2018 Castrol Toyota Racing Series”. GR - TOYOTA GAZOO Racing New Zealand. 2020年7月8日閲覧。
  6. ^ 2018 STANDINGS - 2018 FIA Formula 3 European Championship - Drivers”. FiA - Federation Internationale de l'Automobile. 2020年7月8日閲覧。
  7. ^ Race - FINAL CLASSIFICATION (2018)”. GRAND PRIX MACAU (2018年11月18日). 2020年7月8日閲覧。
  8. ^ 2019 Castrol Toyota Racing Series”. GR - TOYOTA GAZOO Racing New Zealand. 2020年7月8日閲覧。
  9. ^ Ferrari-backed F3 racer Marcus Armstrong will be guided by Todt”. AUTOSPORT (2019年4月12日). 2020年7月8日閲覧。
  10. ^ STANDINGS FORMULA 3 2019”. F3 - FIA FORMULA 3 CHAMPIONSHIP™. 2020年7月8日閲覧。
  11. ^ Race - FINAL CLASSIFICATION (2019)”. GRAND PRIX MACAU (2019年11月17日). 2020年7月8日閲覧。
  12. ^ プレマ、来季のF2体制発表。シューマッハーのチームメイトにシュバルツマン起用”. motorsport.com (2019年11月28日). 2020年7月8日閲覧。