2014年ベルギーグランプリ

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ベルギーの旗 2014年ベルギーグランプリ
レース詳細
日程 2014年シーズン第12戦
決勝開催日 8月24日
開催地 スパ・フランコルシャン
ベルギー スパ
コース長 7.004km
レース距離 44周(308.052km)
決勝日天候 晴れ
ポールポジション
ドライバー
タイム 2:05.591
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ
タイム 1:50.511(Lap 36)
決勝順位
優勝
2位
3位

2014年ベルギーグランプリは、2014年のF1世界選手権第12戦として、2014年8月24日スパ・フランコルシャンで開催された。

予選[編集]

展開[編集]

ニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトンが2番手につけた。以下ベッテル、アロンソ、リカルド、ボッタスが続く。このグランプリでケータハムの小林可夢偉に代わって、アンドレ・ロッテラーが出走しており、チームメイトのタイムをいきなり上回ってみせた[1]

結果[編集]

Pos. No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Grid
1 6 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ メルセデス 2:07.130 2:06.723 2:05.591 1
2 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 2:07.280 2:06.609 2:05.819 2
3 1 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル レッドブルルノー 2:10.105 2:08.868 2:07.717 3
4 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 2:10.197 2:08.450 2:07.786 4
5 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド レッドブルルノー 2:10.089 2:08.989 2:07.911 5
6 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 2:09.250 2:08.451 2:08.049 6
7 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン マクラーレンメルセデス 2:11.081 2:08.901 2:08.679 7
8 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 2:09.885 2:08.646 2:08.780 8
9 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 2:08.403 2:08.833 2:09.178 9
10 22 イギリスの旗 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス 2:10.529 2:09.272 2:09.776 10
11 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロロッソルノー 2:10.445 2:09.377 11
12 25 フランスの旗 ジャン=エリック・ベルニュ トロロッソルノー 2:09.811 2:09.805 12
13 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 2:10.666 2:10.084 13
14 99 ドイツの旗 エイドリアン・スーティル ザウバーフェラーリ 2:11.051 2:10.238 14
15 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ロータスルノー 2:10.898 2:11.087 15
16 17 フランスの旗 ジュール・ビアンキ マルシャフェラーリ 2:11.051 2:12.470 16
17 13 ベネズエラの旗 パストール・マルドナド ロータスルノー 2:11.261 17
18 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 2:11.267 18
19 4 イギリスの旗 マックス・チルトン マルシャフェラーリ 2:12.566 19
20 21 メキシコの旗 エステバン・グティエレス ザウバーフェラーリ 2:13.414 20
21 45 ドイツの旗 アンドレ・ロッテラー ケータハムルノー 2:13.469 21
22 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ケータハムルノー 2:14.438 22
107% time: 2:16.029

[2]

決勝[編集]

展開[編集]

決勝当日は青空と黒雲が入り交じったような天候の下で始まった。スタートではポールのロズベルグが遅れ、ハミルトン、ベッテルが抜いていく。ロズベルグは、ハミルトンに並びかけたもののレ・コンプでコースアウトしたベッテルをすぐに抜くと、翌周ハミルトンにレ・コンプで並びかけたが、ここでハミルトンの左リアタイヤとロズベルグの右翼端板が接触。ハミルトンの左リアタイヤはバーストしてしまい、ピットイン。その後も走り続けたが、ペースは上がらずリタイアしてしまった。一方のロズベルグもダメージを負ったために早めのピットインを強いられた。この間に4周目にアロンソを、5周目にベッテルを交わしていたリカルドがトップに立つ。ロズベルグはその後ベッテルを抜く際に激しくタイヤをロックさせ、2ストップ作戦を予定していたにもかかわらず、残り10周ほどで再びピットイン。30秒あったトップリカルドとの差を3秒まで縮めたものの抜くまでには至らなかった。リカルドはタイヤマネージメントに集中し、夏休み前のハンガリーに続いて優勝を飾り、2連勝を達成した。2位のロズベルグは明らかに精彩を欠き、ミスを連発して勝てるはずのレースを落としてしまった。3位はボッタス。マシン性能では劣る状況にありながら、ベッテル・ライコネンを交わしてしっかり表彰台を獲得した。4位はライコネン。予選ではアロンソの後塵を拝したが、レースではしっかり2ストップ作戦を遂行し、得意のベルギーグランプリでシーズンベストの成績を残した。5位はベッテル。3ストップ作戦で終盤に猛チャージし、バトン、アロンソ、マグヌッセンを立て続けに抜き去った結果だった[1]

結果[編集]

Pos. No. ドライバー チーム 周回数 タイム/リタイア Grid Pts.
1 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド レッドブルルノー 44 1:24:36.556 5 25
2 6 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ メルセデス 44 +3.383 1 18
3 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 44 +28.032 6 15
4 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 44 +36.815 8 12
5 1 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル レッドブルルノー 44 +52.196 3 10
6 22 イギリスの旗 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス 44 +54.580 10 8
7 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 44 +1:01.162 4 6
8 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 44 +1:04.293 13 4
9 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロロッソルノー 44 +1:05.347 11 2
10 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 44 +1:05.697 18 1
11 25 フランスの旗 ジャン=エリック・ベルニュ トロロッソルノー 44 +1:11.920 12
12 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン マクラーレンメルセデス 44 +1:14.262 7
13 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 44 +1:15.975 9
14 99 ドイツの旗 エイドリアン・スーティル ザウバーフェラーリ 44 +1:22.447 14
15 21 メキシコの旗 エステバン・グティエレス ザウバーフェラーリ 44 +1:30.825 20
16 4 イギリスの旗 マックス・チルトン マルシャフェラーリ 43 +1 lap 19
17 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ケータハムルノー 43 +1 lap 22
18 17 フランスの旗 ジュール・ビアンキ マルシャフェラーリ 39 ギアボックス 16
Ret 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 38 接触 2
Ret 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ロータスルノー 33 パワーユニット 15
Ret 45 ドイツの旗 アンドレ・ロッテラー ケータハムルノー 1 電気系 21
Ret 13 ベネズエラの旗 パストール・マルドナド ロータスルノー 1 エキゾースト 17

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ラップリーダー
  • ルイス・ハミルトン(1)
  • ニコ・ロズベルグ(2-7)
  • ダニエル・リチャルド(8-11,13-44)
  • バルテッリ・ボッタス(12)

第12戦終了時点でのランキング[編集]

[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b 鈴木賢志、高橋浩司「F1速報 2014年総集編」『F1速報』第26巻第1号、株式会社三栄書房、2015年2月5日、139,140,185。 
  2. ^ 【結果】F1第12戦ベルギーGP予選/2014年8月23日(土)”. topnews.jp. 2018年12月10日閲覧。
  3. ^ 【結果】F1第12戦ベルギーGP決勝レース/2014年8月24日(日)”. topnews.jp. 2018年12月10日閲覧。
  4. ^ F1世界選手権 2014 / ランキング”. espnf1.com. 2018年12月10日閲覧。
前戦
2014年ハンガリーグランプリ
FIA F1世界選手権
2014年シーズン
次戦
2014年イタリアグランプリ
前回開催
2013年ベルギーグランプリ
ベルギーの旗 ベルギーグランプリ 次回開催
2015年ベルギーグランプリ