最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

最終警告!
たけしの本当は怖い家庭の医学
Medical Horror Check Show
ジャンル 教養バラエティ番組
放送時間 毎週火曜20:00 - 20:54(54分)
放送期間 2004年4月13日 -
放送国 日本
制作局 ABC
テレコムスタッフ
製作総指揮 今村俊昭
演出 鈴木コーイチ(総合演出)
プロデューサー 佐々木聰子、井口毅(チーフプロデューサー)
出演者 ビートたけし(院長)
渡辺真理(アシスタント)ほか 
音声 ステレオ放送
字幕 あり
外部リンク 公式サイト

最終警告! たけしの本当は怖い家庭の医学』(さいしゅうけいこく! たけしの ほんとうはこわい かていのいがく)は、テレビ朝日系列において毎週火曜日20:00 - 20:54に放送中のメディカル・ホラー・シミュレーションバラエティ番組字幕放送ハイビジョン制作)。制作はABCテレビ朝日放送)東京支社で、ABCをキーステーションとして放送されている。

目次

[編集] 番組概要

2002年12月30日2003年12月29日にそれぞれ特番として放送したものが好評だったため、2004年4月13日よりレギュラー番組としてスタート。

現在の最高視聴率は2006年6月13日放送の20.8%(ビデオリサーチ調べ)

キャッチコピーは『そのまま放って置くと、大変なことになりますよ』。

番組ロゴの下記には「Medical Horror Check Show」と書かれている。

[編集] 出演者

[編集] オープニング

  • まず、番組のOPでゲスト患者の紹介と症例VTRに関する3つの症状の質問がある。開始当初はサイレンを鳴らしながらブラックホスピタルに向かうCGとゲスト患者の内2人の事前コメントを放送していた(質問は2006年6月より放送されている)。
  • 番組の舞台となる『ブラックホスピタル』は普段外装がOPに登場するのみだが、たまにメディカル・ホラー・チェックで内部に入ることもありOPの質問に登場する看護師の他、2体の看護師や医師がいずれもCGで登場する。
  • 2007年以降は、特定の医者や病院を取り上げ、治療法に重点を置いて紹介する企画がスタート(多くは長時間スペシャルで放送)。オープニングでも通常の『ブラックホスピタル』ではなく『ホワイトホスピタル』と称した明るい外装の病院が登場し、スタジオ内も白を基調としたセットが用いられる(番組内でCGで登場する医師は『ブラックホスピタル』と同じ)。

[編集] 症例VTR

  • 放置しておくと恐ろしい結果になりかねない病気を、実際の症例を元に構成されたVTRにより紹介していく。
  • 症例の初期症状は、発熱、鼻づまり、倦怠感、背中の痛みなど、日常でもありがちなものが多い(稀に大きくなるホクロなど「よくわからない」もの)。ありがちなので、また痛み等はないので大したことはないだろうと放置、あるいは一応受診したものの似たような別の病気と判断された……と思い特に措置をしないでいると病巣は影で進行していて、ついに卒倒や激痛が走るなどの重大な事態に至り、精密な検査によりようやく本当の原因が分かる。というパターンが多い(この辺りが「放っておくと大変なことになりますよ」)。そしてその後、「治療の甲斐無く…」や「一命を取り留めた」「リハビリをしている」「発見が早期だったため回復した」などという結果・現状に至る。放送初期はほとんどが死に至るケースで、一命をとりとめた場合でも障害が残ってしまうことが多かったが、現在は回復傾向など明るい方向へ向かう場合が多くなっている。
  • また、病名発表前、あるいは入院前に死亡の場合のVTRは、病気になってしまった人が家族や職場の同僚等、親しい人の眼前で突然死というケースが多い。それに対して病名発表後、あるいは入院後に死亡の場合のVTRは病院のベッドの上に仰向けに寝た状態で死亡というケースが多く、家族が周囲で泣き崩れていることもある。(後者は症例が癌の場合に特に多く見られる。)
  • この後、本当の病名とどういう病気かの解説、リスクファクター等や見逃していた特徴的な点についての説明がある。
  • 発症者に多い又はリスクファクターとして認知されている性格や習慣(喫煙、掃除がおろそか、短気など)が盛り込まれていることが多いが、スティーブンス・ジョンソン症候群など原因が全く判明していないために予防の難しいものや、炎症性乳癌のように早期発見ができても生存・治癒が極めて難しいものもしばしば存在する。
  • ありがちな症状と違う特徴的な点(いつまでも鼻水が止まらない、痛みの発生状況が食後すぐに限られるなど)は必ず盛り込まれ、強調されている。
  • 体の中で変化している様子はCGによって描かれている。
  • 医学的に教科書的な進行例を挙げ、説明をしているだけではあるが、症例の表現に対し「大げさすぎる」という意見もある。
  • 「早期発見が貴方を救う」というナレーションによって各コーナーを締めくくっているが、「番組中の症例が実際の症例と全く異なっている」「いずれの症状でも早期発見は可能か」と、VTRの主旨自体を疑問視する意見も多い。

[編集] メディカル・ホラー・チェック

  • 病気のテーマごとにスタジオのゲスト患者に事前に問診や検査を受けてもらい、その検査結果などから病気にかかる危険性の低い患者からランキング形式で発表する(病気によっては発表のない場合もあり、最近その傾向が増えている)。
  • 体力などが関係する病気の場合は検査を番組中などに行うこともある。その場合はたけし院長も参加させられる。
  • ランキングのタイトルは基本的には「○○病になりやすい人ランキング」であるが、時々「子供の安全を守れないダメな親ランキング」「衛生管理が出来てない汚い人ランキング」などというタイトルになったりする事もある。(子供の場合は薬剤、衛生管理の場合は部屋の中で繁殖してるカビ・口の中の細菌などがある)
  • 発表した中で、特に注意が必要なゲスト患者は「レッドゾーン」と診断され、VIP患者席に座らされて医師からの診察を受ける。ここで「スペシャル・ホラー・チェック」がでることがある。また、まれに後述のような「ブラックゾーン」や「イエローゾーン」と診断されることもある。
  • レッドゾーン発表前にはBGMとして怖さを演出するために映画「リング」の主題歌「feels like “HEAVEN”」が流れる。
  • 該当者がいない場合には、モニターに「該当者なし」の文字が表示されると共にファンファーレが流れるが、このファンファーレは前番組世界痛快伝説!!運命のダダダダーン!Zで、正解時やトップ賞発表時に使われていたものを流用している。
  • 「レッドゾーン」に入るのは大抵最も危険度の高い1位のゲスト患者であるが、医師の裁量により1位が外れることもあったり、さほど危険度の高くないゲスト患者でも「レッドゾーン」に入ることがある。通常は発表されたランキングの1位~3位のゲストを主に1~3人が入るが、たまにゲストの過半数が入ることもある。渡辺真理が「全員該当する場合もあります」と言ってることから理論上7人(組)全員入る可能性もあるが、ゲスト患者全員が入ったのはこれまでに一度だけ(下記「ブラックゾーン」含む・後述)である。
  • 滅多にないが「レッドゾーン」だけでなく、「スペシャル・ホラー・チェック」などで「ブラックゾーン」と診断されたゲスト患者もででくることもある(既に「レッドゾーン」と診断されているゲスト患者だけでなく、「レッドゾーン」に入らなかったゲスト患者も含む)。
  • 「レッドゾーン」は、スペシャル番組の時とレギュラーに進出した当初、「○○で死んでしまうかもしれないゲスト」という名前で発表していたが、途中、「レッドゾーン」に名前を変える。その病気にかかると必ず死んでしまう、という偏見に配慮したと思われる。
  • これも滅多にないが、「レッドゾーン」、「ブラックゾーン」だけでなく、「イエローゾーン」と診断されるゲストでてくることもある。イエローゾーンは、レッドゾーンの前段階の注意である。イエローゾーンになると、名前が黄色くなる。
  • 宮崎県知事東国原英夫が、タレント「そのまんま東」として出演していた時は、ほぼ毎回レッドゾーンに入ってしまい、「不健康」のイメージがついてしまっている。一度ガダルカナル・タカが、レッドゾーンに入ったが、追加要因として姿勢の悪さを隠し撮りしたときに悪かったため、同じく悪かった国生さゆり西川かの子と一緒に追加レッドゾーンとなった。だが、ガダルカナル・タカはすでにレッドゾーン行きしているため、新しく「ブラックゾーン」に入ることになった。

[編集] VIP患者席

  • 医師の話を優先的に聞けるように、「メディカル・ホラー・チェック」でレッドゾーン入りしたゲスト患者が座らされる席。檻のような扉とドクロのオブジェで構成される。白煙とともに登場することもある。なおドクロのオブジェは当初は注射器を持っていなかった(エンディングを参照。しかし、最近ではエンディングの映像を撮りなおしたのか注射器を持っている)。なお、これが「お見合い席」と唱えるゲスト患者もいた。
  • 2005年8月9日放送(この日は子供が気をつける病気を取り上げていた)では『ダメ親席』として登場した。
  • 2005年9月20日放送の芸能人症例スペシャル及び同年12月20日放送の芸能人症例スペシャル2では「要注意患者席」という名前で登場。また同年11月15日放送の応急処置スペシャルでは、心肺蘇生テストで失格したゲストを乗せて「教育的指導シート」として登場した。
  • 2006年1月10日放送のガン撲滅スペシャルでは、「要精密検査席」として登場。胃ガン・大腸ガン問診でレッドゾーン判定されたゲスト患者が東京都江東区にある癌研有明病院にて精密検査を受けた。その際、席が患者を乗せたままスタジオ奥に退場するエフェクトがあった。
  • 2006年3月21日放送の3時間スペシャルの第1部「本当は怖い家庭料理スペシャル」では、松村邦洋西尾季隆丁半コロコロ)、内山信二の3人(別名「コレステローラーズ」)がVIP患者席に乗って登場した(この日は2部構成で、第2部として「本当は怖い薬の飲み方スペシャル」も放送された)。
  • レギュラー回では2004年7月13日放送と2006年8月15日放送で6人、2008年2月19日放送ではとうとう番組史上初のゲスト患者全員の8人がレッドゾーン以上となった(うち2人は「ブラックゾーン」と相いになった。)。
  • スペシャル回では2006年12月19日放送で番組史上最多の10人がレッドゾーンに入ってしまった。

[編集] 収録版権BGM

[編集] ゲスト患者

  • ほとんどのゲスト患者は隔週で出演することが多い。特にたけし軍団のメンバーや、肥満体といった見た目が不健康そうなタレント(内山信二松村邦洋伊集院光など)が出演することが多い。

[編集] スタッフ

  • 構成 : 中野俊成武田浩、司透、山名宏和、木村仁
  • 企画ブレーン : 関秀章
  • リサーチ : インスティテュート・ワープ
  • テーマ音楽 : 梅堀淳
  • スタジオ技術 : ニユーテレス
  • 技術プロデュース : 深谷高史
  • スイッチャー  : 遠山康之
  • カメラ  : 木俣希
  • ビデオエンジニア  : 宮本学
  • 音声 : 本間祥吾
  • 照明 : 藤井梅雄(FLT
  • ロケ技術
    • 撮影 : 高橋建樹、杉山悟、新井敏也
    • ビデオエンジニア  : 鴨川亮介、ワサンタ・グナティラカ、津圭太、上山隆司
    • 照明 : 須田道雄、高橋勇、杉岡厚治
  • 美術プロデュース : 柴田慎一郎
  • セットデザイン : きくちまさと
  • 美術進行 : 横守剛
  • 大道具製作 : 松尾茂毅
  • 大道具操作 : 伊藤善起
  • アクリル装飾 : 鳥居大吾
  • 電飾 : 石崎定義
  • 視覚効果 : 藤本茂
  • マルチモニター : 佐藤隆広(マルチバックス)
  • メイク : 金具光恵、増田聡美
  • スタイリスト : 江島モモ
  • VTR編集 : 宮森善治、渡辺健也、鈴木教文
  • MA : 遠山正、大木久雄
  • 音効 : 大山豊、岡戸久幸、上口昭雄
  • CGデザイン : NAKED INC.
  • タイムキーパー  : 小宮高子
  • 編成 : 石橋義史(ABC)
  • 営業 : 関藤智明(ABC)
  • 番組宣伝 : 太田充彦・荒木拓人(ABC)
  • デスク : 上野陽子(テレコムスタッフ)
  • アシスタントディレクター  : 鈴木洋之・島田愛・高柳峻・小川真利枝・山下英一郎(テレコムスタッフ)
  • アシスタントプロデューサー  : 小林大剛・中東昌子(テレコムスタッフ)
  • ディレクター : 坂本克仁・上野潤也・長谷川賢吾・奥田朋之・津坂健一・下村泰之(テレコムスタッフ)、吉田有志(エフロ)、ながさわ勝(tcj)、加藤伸一(アズバーズ)
  • 演出 : 柴田昌彦・石原圭祐・丸山淳也・稲垣哲也・津田克久・伊原律(テレコムスタッフ)
  • 総合演出 : 鈴木コーイチ(テレコムスタッフ)
  • プロデューサー : 佐々木聰子・吉本貴雄(ABC)、菊池俊一・竹下やすし(テレコムスタッフ)
  • チーフプロデューサー : 井口毅(ABC)
  • 技術協力 : IMAGICASPOT、権四郎、クリア
  • 美術協力 : フジアール
  • 収録スタジオ :TMC 砧スタジオ(2006年3月まではレモンスタジオ)
  • 制作協力 : オフィス北野アズバーズtcj日本映像教育社、エフロ
  • 制作 : ABC、テレコムスタッフ

[編集] 過去のスタッフ

  • チーフプロデューサー : 今村俊昭(ABC)
  • プロデューサー : 岩田潤・柴田聡・田中和也・小川隆弘・辻史彦(ABC)
  • 演出 : 山本芳宣、加藤秀章(テレコムスタッフ)
  • 編成 : 津川英子・飯田新・小林正太郎(ABC)
  • 番組宣伝 : 森本美穂・高内三恵子(ABC)
  • デスク : 中村美恵(ABC)

[編集] ネット局・放送時間

  • テレビ朝日系列以外での放送時間(いずれも日本テレビ系列)
  • 過去に放送していたネット局
    • 宮崎放送TBS系列/月曜日15:00~15:55に放送していた。2005年9月12日を最後に打ち切り)

[編集] 逸話

[編集] 演出について

  • 次回予告時に流れるエンディング曲も番組内の挿入曲と同様にクラシック音楽であったが2006年から邦楽が使用されるようになった。
  • 番組の最後の予告の後にたけしが「そのまま放って置くと、大変な事になりますよ」と言って後ろを振り向き去っていく。この映像は番組開始当初からずっと変わっておらず、放送開始から数回でたけしが髪を金髪にしたがこの映像のみ黒髪のままであった(現在は黒髪に戻している)。
  • レッドゾーンの該当者がVIP患者席に入る際に、たけしが「○○みたいだ」(三世帯住宅、ぼったくりバーなど)などといじる場合がある。

[編集] 内容について

  • 基本的にレッドゾーンに該当しVIP患者席に送られることは嫌がられているが、詳細を聞いて該当者が嫌がらなかったり該当しない方が嫌がられた例外も(2004年7月13日・2008年2月26日等)ある。
  • スキルス胃癌の権威として、泉ピン子の夫が二度出演している。
  • 2004年11月30日の1本目の症例の再現VTRにて、眼窩膿瘍で失明してしまうサラリーマンを元チャイルドマシーンの山本吉貴が演じていた。
  • 2007年4月3日の放送に出演した山田邦子が取り上げられた自己検診法を実践した際に乳癌が発覚。手術により摘出し2007年7月10日の放送回で詳細を語った。
  • 2008年2月19日の放送で、ゲスト患者全員がレッドゾーン以上になった際は、VIP患者席が定員オーバーとなったため、扉は閉めずトータルテンボスが階段の前に座った状態となった。
  • メディカルホラーチェック以外の時でもたけしが何らかの発言をした時にレットゾーン表示がされることが稀にある。(例として2005年の2月15日の放送でたけしが人生レットゾーンと言った際に画面下に【人生レットゾーン】と表示された事が挙げられる)

[編集] その他

[編集] 書籍

症例VTRが漫画で描かれている(作画:筆吉純一郎)。また、製作者は「番組制作スタッフ」名義になっている。
  1. ISBN 978-4-344-00771-0
  2. ISBN 978-4-344-01347-6

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 番組の変遷

ANN系列 火曜20時台ABC制作)
前番組 番組名 次番組
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
-----
他の言語